JPH06118320A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
- Publication number
- JPH06118320A JPH06118320A JP4268454A JP26845492A JPH06118320A JP H06118320 A JPH06118320 A JP H06118320A JP 4268454 A JP4268454 A JP 4268454A JP 26845492 A JP26845492 A JP 26845492A JP H06118320 A JPH06118320 A JP H06118320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- photosensitive material
- image recording
- scanning direction
- light
- Prior art date
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Fax Reproducing Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】常に感光材料の所定の位置に正確に光ビームを
入射することができ、色ムラや濃度ムラ等のない高画質
なカラー画像を安定して記録することができる画像記録
装置を提供する。 【構成】複数の光ビームによってカラー感光材料を2次
元的に走査露光する画像記録装置であって、各光ビーム
の感光材料への主走査方向および/または副走査方向の
入射位置を検出する検出手段と、この検出手段による光
ビームの入射位置の検出結果に応じて、光ビームの進行
方向を調整する調整手段とを有することにより前記目的
を達成する。
入射することができ、色ムラや濃度ムラ等のない高画質
なカラー画像を安定して記録することができる画像記録
装置を提供する。 【構成】複数の光ビームによってカラー感光材料を2次
元的に走査露光する画像記録装置であって、各光ビーム
の感光材料への主走査方向および/または副走査方向の
入射位置を検出する検出手段と、この検出手段による光
ビームの入射位置の検出結果に応じて、光ビームの進行
方向を調整する調整手段とを有することにより前記目的
を達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光材料の分光感度分
布に応じた波長の複数の光ビームによって、カラー感光
材料を走査露光してカラー画像を得る画像記録装置に関
する。詳しくは、各光ビームを感光材料上の所定の位置
に正確に入射して、色ムラや濃度ムラのない高画質な画
像記録を行うことができる画像記録装置に関する。
布に応じた波長の複数の光ビームによって、カラー感光
材料を走査露光してカラー画像を得る画像記録装置に関
する。詳しくは、各光ビームを感光材料上の所定の位置
に正確に入射して、色ムラや濃度ムラのない高画質な画
像記録を行うことができる画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント、印刷、複写等において
は、カラー画像を記録再生するために分光感度に波長依
存性を有するカラー感光材料を、ラスタースキャンによ
って走査露光する画像記録装置が用いられている。この
ような画像記録装置では、感光材料に形成される3原色
の各感光層、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)の各発色に対応する相異なる狭帯域波長を
有し、記録画像に応じて変調された3つまたは4つの光
ビームによって、感光材料を2次元的に走査露光するこ
とによって感光材料に画像記録を行う。
は、カラー画像を記録再生するために分光感度に波長依
存性を有するカラー感光材料を、ラスタースキャンによ
って走査露光する画像記録装置が用いられている。この
ような画像記録装置では、感光材料に形成される3原色
の各感光層、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イ
エロー(Y)の各発色に対応する相異なる狭帯域波長を
有し、記録画像に応じて変調された3つまたは4つの光
ビームによって、感光材料を2次元的に走査露光するこ
とによって感光材料に画像記録を行う。
【0003】より具体的には、感光材料の各色に応じた
狭帯域波長の光ビームを射出する3個または4個の光源
を用い、この光源の駆動のパルス幅を記録画像に応じて
変調することにより、あるいは各光源より射出された光
ビームの強度を記録画像に応じて変調することにより、
記録画像に応じて変調された光ビームを得る。この光ビ
ームをポリゴンミラー等の光偏向器によって主走査方向
に偏向して、fθレンズによって感光材料上の所定の位
置に所定のビーム径で結像するように調整して、感光材
料の所定の走査位置に入射する。
狭帯域波長の光ビームを射出する3個または4個の光源
を用い、この光源の駆動のパルス幅を記録画像に応じて
変調することにより、あるいは各光源より射出された光
ビームの強度を記録画像に応じて変調することにより、
記録画像に応じて変調された光ビームを得る。この光ビ
ームをポリゴンミラー等の光偏向器によって主走査方向
に偏向して、fθレンズによって感光材料上の所定の位
置に所定のビーム径で結像するように調整して、感光材
料の所定の走査位置に入射する。
【0004】ここで、感光材料は露光ドラムとニップロ
ーラ、2組のニップローラ対等の搬送装置によって、前
記主走査方向と略直交する副走査方向に搬送されている
ので、感光材料は記録画像に応じて変調され、主走査方
向に偏向された光ビームによって2次元的に走査露光さ
れ、画像記録が行われる。
ーラ、2組のニップローラ対等の搬送装置によって、前
記主走査方向と略直交する副走査方向に搬送されている
ので、感光材料は記録画像に応じて変調され、主走査方
向に偏向された光ビームによって2次元的に走査露光さ
れ、画像記録が行われる。
【0005】このようなカラー画像の画像記録装置にお
いて、色ムラや濃度ムラ等のない高画質画像を記録する
ためには、各光ビームを走査線上の所定の位置に正確に
入射する必要がある。例えば、主走査方向85μm、副
走査方向55μmの楕円形の光ビームによって感光材料
を走査露光する際には、1つ光ビームの入射位置が副走
査方向に55μm狂うと、この光ビームは他の光ビーム
とは全く異なる位置を走査することになるので、大きな
色ムラや濃度ムラを生じてしまう。また、1つの光ビー
ムの入射位置が狂って、他の光ビームと入射位置が若干
ズレた場合でも色味の変化が生じてしまい、色ムラが目
視できる画像となってしまう。そのため、色ムラや濃度
ムラのない高画質な画像記録を実現するためには、感光
材料上の各光ビームの入射位置には、サブミクロンオー
ダの極めて高い精度が要求される。
いて、色ムラや濃度ムラ等のない高画質画像を記録する
ためには、各光ビームを走査線上の所定の位置に正確に
入射する必要がある。例えば、主走査方向85μm、副
走査方向55μmの楕円形の光ビームによって感光材料
を走査露光する際には、1つ光ビームの入射位置が副走
査方向に55μm狂うと、この光ビームは他の光ビーム
とは全く異なる位置を走査することになるので、大きな
色ムラや濃度ムラを生じてしまう。また、1つの光ビー
ムの入射位置が狂って、他の光ビームと入射位置が若干
ズレた場合でも色味の変化が生じてしまい、色ムラが目
視できる画像となってしまう。そのため、色ムラや濃度
ムラのない高画質な画像記録を実現するためには、感光
材料上の各光ビームの入射位置には、サブミクロンオー
ダの極めて高い精度が要求される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような画像記録装
置は、多数の光学部材、例えば、光ビームの光源、光ビ
ームを整形するコリメータレンズ、光量調整用のフィル
タ、面倒れ補正光学系を構成するシリンドリカルレンズ
およびシリンドリカルミラー、ポリゴンミラー等の光偏
向器、光路調整用のミラー等の各種の光学部材が配備さ
れて構成されている。
置は、多数の光学部材、例えば、光ビームの光源、光ビ
ームを整形するコリメータレンズ、光量調整用のフィル
タ、面倒れ補正光学系を構成するシリンドリカルレンズ
およびシリンドリカルミラー、ポリゴンミラー等の光偏
向器、光路調整用のミラー等の各種の光学部材が配備さ
れて構成されている。
【0007】光学部材の取り付け位置や角度が若干でも
狂うと、感光材料への光ビームの入射位置に誤差が生じ
てしまう。そのため、画像記録装置ではこれらの光学部
材の取り付け位置や角度には、非常に厳しい精度での調
整および確認がなされ、各光ビームが感光材料上の所定
の位置に正確に入射するように調整される。
狂うと、感光材料への光ビームの入射位置に誤差が生じ
てしまう。そのため、画像記録装置ではこれらの光学部
材の取り付け位置や角度には、非常に厳しい精度での調
整および確認がなされ、各光ビームが感光材料上の所定
の位置に正確に入射するように調整される。
【0008】ところが、画像記録装置の製造時に光学部
材の取り付け位置や角度を高精度に組み立てを行い、さ
らに出荷時に高精度な調整を行って、感光材料への光ビ
ームの入射を正確な位置に調整しても、装置の設置地域
や季節によっては、輸送および保管時、さらには使用環
境において氷点下から室温以上までの広い範囲にわたる
環境温度変化を受けることがあり、この熱履歴によって
光学部材の取り付け位置や角度が変化して、感光材料へ
の光ビームの入射位置が狂ってしまう。また、装置の搬
送や使用中に衝撃や振動を加えられることによって、感
光材料への光ビームの入射位置が狂ってしまうこともあ
る。
材の取り付け位置や角度を高精度に組み立てを行い、さ
らに出荷時に高精度な調整を行って、感光材料への光ビ
ームの入射を正確な位置に調整しても、装置の設置地域
や季節によっては、輸送および保管時、さらには使用環
境において氷点下から室温以上までの広い範囲にわたる
環境温度変化を受けることがあり、この熱履歴によって
光学部材の取り付け位置や角度が変化して、感光材料へ
の光ビームの入射位置が狂ってしまう。また、装置の搬
送や使用中に衝撃や振動を加えられることによって、感
光材料への光ビームの入射位置が狂ってしまうこともあ
る。
【0009】そのため、カラー画像の画像記録装置で
は、輸送や保管、また使用環境によって、容易に光ビー
ムの入射位置が狂ってしまい、色ムラや濃度ムラ等が発
生して高画質画像の記録を行うことができなくなってし
まう。また、その度にサービスマンによる調整を行う必
要があり、非常に手間がかかる。
は、輸送や保管、また使用環境によって、容易に光ビー
ムの入射位置が狂ってしまい、色ムラや濃度ムラ等が発
生して高画質画像の記録を行うことができなくなってし
まう。また、その度にサービスマンによる調整を行う必
要があり、非常に手間がかかる。
【0010】さらに、サービスマンによる光ビーム入射
位置調整のためには画像記録装置の光学系を開放する必
要がある。ここで、画質劣化を招くために光学系へのゴ
ミやホコリ等の異物混入は極力避ける必要があるが、調
整のための開放時には、光学系へのこれらの異物の混入
を避けることが非常に困難であり、これに起因する記録
画像の画質劣化を招いてしまう可能性もある。
位置調整のためには画像記録装置の光学系を開放する必
要がある。ここで、画質劣化を招くために光学系へのゴ
ミやホコリ等の異物混入は極力避ける必要があるが、調
整のための開放時には、光学系へのこれらの異物の混入
を避けることが非常に困難であり、これに起因する記録
画像の画質劣化を招いてしまう可能性もある。
【0011】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、常に感光材料の所定の位置に正確
に光ビームを入射することができ、色ムラや濃度ムラ等
のない高画質なカラー画像を安定して記録することがで
きる画像記録装置を提供することにある。
解決することにあり、常に感光材料の所定の位置に正確
に光ビームを入射することができ、色ムラや濃度ムラ等
のない高画質なカラー画像を安定して記録することがで
きる画像記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画像情報に応じて変調した複数の光ビー
ムを主走査方向に偏向して感光材料に入射することによ
り、前記主走査方向と略直交する副走査方向に相対的に
移動する前記感光材料を2次元的に走査露光する画像記
録装置であって、各光ビームの前記感光材料への主走査
方向および/または副走査方向の入射位置を検出する検
出手段と、前記検出手段による光ビームの入射位置の検
出結果に応じて、前記光ビームの進行方向を調整する調
整手段とを有することを特徴とする画像記録装置を提供
する。
に、本発明は、画像情報に応じて変調した複数の光ビー
ムを主走査方向に偏向して感光材料に入射することによ
り、前記主走査方向と略直交する副走査方向に相対的に
移動する前記感光材料を2次元的に走査露光する画像記
録装置であって、各光ビームの前記感光材料への主走査
方向および/または副走査方向の入射位置を検出する検
出手段と、前記検出手段による光ビームの入射位置の検
出結果に応じて、前記光ビームの進行方向を調整する調
整手段とを有することを特徴とする画像記録装置を提供
する。
【0013】また、前記本発明の画像記録装置におい
て、前記調整手段が、各光ビームの光路中に配備される
光学部材と、その光学部材の角度あるいは位置を調節す
る手段とより構成されるのが好ましい。
て、前記調整手段が、各光ビームの光路中に配備される
光学部材と、その光学部材の角度あるいは位置を調節す
る手段とより構成されるのが好ましい。
【0014】
【発明の作用】本発明の画像記録装置は、カラー感光材
料の3原色の各色の発色に対応する狭帯域波長の複数の
光ビームを、記録画像に応じて変調して主走査方向に偏
向し、副走査方向に相対的に移動するカラー感光材料を
2次元的に走査露光する、いわゆるラスタースキャンに
よる画像記録装置であって、光ビームの感光材料への入
射位置の誤差が生じても、検出手段によって副走査方向
あるいは主走査方向、さらには両方向の感光材料への光
ビームの入射位置を検出し、その検出結果に応じて調整
手段によって光ビームの進行方向を調整、好ましくは光
学部材の角度あるいは配置位置を調整することにより、
この光学部材を通過する光ビームの角度を調整して、各
光ビームの感光材料への入射位置を正確に調整する。
料の3原色の各色の発色に対応する狭帯域波長の複数の
光ビームを、記録画像に応じて変調して主走査方向に偏
向し、副走査方向に相対的に移動するカラー感光材料を
2次元的に走査露光する、いわゆるラスタースキャンに
よる画像記録装置であって、光ビームの感光材料への入
射位置の誤差が生じても、検出手段によって副走査方向
あるいは主走査方向、さらには両方向の感光材料への光
ビームの入射位置を検出し、その検出結果に応じて調整
手段によって光ビームの進行方向を調整、好ましくは光
学部材の角度あるいは配置位置を調整することにより、
この光学部材を通過する光ビームの角度を調整して、各
光ビームの感光材料への入射位置を正確に調整する。
【0015】そのため、本発明の画像記録装置によれ
ば、輸送や保管、また使用環境によって光ビームの入射
位置が狂ってしまった際においても、例えばメイン電源
をオンした際に光ビームの検出および調整を行うことに
より、感光材料への光ビームの入射位置が正確な状態で
画像記録を行うことができるので、色ムラや濃度ムラ等
のない高画質な画像記録を安定して行うことができる。
ば、輸送や保管、また使用環境によって光ビームの入射
位置が狂ってしまった際においても、例えばメイン電源
をオンした際に光ビームの検出および調整を行うことに
より、感光材料への光ビームの入射位置が正確な状態で
画像記録を行うことができるので、色ムラや濃度ムラ等
のない高画質な画像記録を安定して行うことができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の画像記録装置について、添付
の図面に示される好適実施例をもとに詳細に説明する。
の図面に示される好適実施例をもとに詳細に説明する。
【0017】図1に、本発明の画像記録装置の一例の概
略斜視図が示される。図1に示される画像記録装置10
は、それぞれC(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)を発色させるための狭帯域波長および光出力を有
する光ビームLC、LMおよびLYを主走査方向(図中
矢印a方向)に偏向して、副走査方向(図中矢印b方
向)に搬送される感光材料Aを2次元的に走査露光して
画像記録を行うものである。
略斜視図が示される。図1に示される画像記録装置10
は、それぞれC(シアン)、Y(イエロー)、M(マゼ
ンタ)を発色させるための狭帯域波長および光出力を有
する光ビームLC、LMおよびLYを主走査方向(図中
矢印a方向)に偏向して、副走査方向(図中矢印b方
向)に搬送される感光材料Aを2次元的に走査露光して
画像記録を行うものである。
【0018】このような画像記録装置は、3種の光ビー
ムをポリゴンミラー12の反射面の略同一点に少しずつ
異なる角度で入射して、主走査方向に偏向し、銀塩写真
感光材料等の感光材料A上の同一の主走査線上に異なる
位置に結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線上を
順次走査する異角入射光学系(非合波方式の光学系)
と、感光材料Aを副走査搬送する搬送手段と、図示しな
い異角入射光学系の制御手段と、さらに、本発明の特徴
的な部材である、光ビームの検出手段である光ビーム検
出センサ50と、光ビームの進行方向の調整手段を構成
する処理装置52および各光ビームLのシリンドリカル
凹レンズ20のそれぞれに対応して配置される移動手段
54(54C,54M,54Y)とより構成される。
ムをポリゴンミラー12の反射面の略同一点に少しずつ
異なる角度で入射して、主走査方向に偏向し、銀塩写真
感光材料等の感光材料A上の同一の主走査線上に異なる
位置に結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線上を
順次走査する異角入射光学系(非合波方式の光学系)
と、感光材料Aを副走査搬送する搬送手段と、図示しな
い異角入射光学系の制御手段と、さらに、本発明の特徴
的な部材である、光ビームの検出手段である光ビーム検
出センサ50と、光ビームの進行方向の調整手段を構成
する処理装置52および各光ビームLのシリンドリカル
凹レンズ20のそれぞれに対応して配置される移動手段
54(54C,54M,54Y)とより構成される。
【0019】このような画像記録装置10は、光ビーム
の光源とポリゴンミラー12との間に光路折返し用の折
返しミラー24が配置され、3本の光ビームL(LC、
LM、LY)はこの折返しミラー24によって所定の方
向に反射されて(折返されて)ポリゴンミラー12に入
射する。また、画像記録装置10においては、光源から
折返しミラー24までの光ビームLの光路と、ポリゴン
ミラー12によって主走査方向に偏向された光ビームL
の光路とが同一平面で交差するように、光源、折返しミ
ラー24、ポリゴンミラー12等の各光学部材が配置さ
れて光ビームの光路を構成することにより、装置の小型
化を計っている。
の光源とポリゴンミラー12との間に光路折返し用の折
返しミラー24が配置され、3本の光ビームL(LC、
LM、LY)はこの折返しミラー24によって所定の方
向に反射されて(折返されて)ポリゴンミラー12に入
射する。また、画像記録装置10においては、光源から
折返しミラー24までの光ビームLの光路と、ポリゴン
ミラー12によって主走査方向に偏向された光ビームL
の光路とが同一平面で交差するように、光源、折返しミ
ラー24、ポリゴンミラー12等の各光学部材が配置さ
れて光ビームの光路を構成することにより、装置の小型
化を計っている。
【0020】さらに、光ビーム検出センサ50によっ
て、各光ビームの感光材料への入射位置の副走査方向の
誤差を検出し、処理装置52および移動手段54によっ
てこれを補正することにより、各光ビームLを感光材料
上の所定の位置に正確に入射して、色ムラや濃度ムラの
ない高画質画像を安定して記録できる。
て、各光ビームの感光材料への入射位置の副走査方向の
誤差を検出し、処理装置52および移動手段54によっ
てこれを補正することにより、各光ビームLを感光材料
上の所定の位置に正確に入射して、色ムラや濃度ムラの
ない高画質画像を安定して記録できる。
【0021】画像記録装置10は、光ビームの光源とし
て所定の狭帯域波長の光を射出す光ビーム光源として、
3つの半導体レーザ(以下、LDとする)14C、14
Y、および14Mを有する。例えば、感光材料A上のC
色素を発色させるためのLD14Cは波長750nmの
光ビームLCを射出するものを、感光材料AのY色素を
発色させるためのLD14Yは波長810nmの光ビー
ムLYを射出するものを、感光材料AのM色素を発色さ
せるためのLD14Mは波長670nmのビームLMを
射出するものを使用している。これらのLD14(14
C、14M、14Y)は、図示しない電気制御系によっ
て制御される。
て所定の狭帯域波長の光を射出す光ビーム光源として、
3つの半導体レーザ(以下、LDとする)14C、14
Y、および14Mを有する。例えば、感光材料A上のC
色素を発色させるためのLD14Cは波長750nmの
光ビームLCを射出するものを、感光材料AのY色素を
発色させるためのLD14Yは波長810nmの光ビー
ムLYを射出するものを、感光材料AのM色素を発色さ
せるためのLD14Mは波長670nmのビームLMを
射出するものを使用している。これらのLD14(14
C、14M、14Y)は、図示しない電気制御系によっ
て制御される。
【0022】前述のように、本発明の画像記録装置10
は異角入射光学系によるものであるので、各光ビームL
C、LM、およびLYは互いに少しずつ異なる角度でポ
リゴンミラー22の反射面の略同一点に入射する。その
ため、LD14C、14Y、および14Mは自らが射出
した各光ビームLが所定の角度でポリゴンミラー12に
入射し、感光材料A上の同一の主走査線上に異なる角度
で結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線上を順次
走査するように、互いに若干異なる角度で配置される。
は異角入射光学系によるものであるので、各光ビームL
C、LM、およびLYは互いに少しずつ異なる角度でポ
リゴンミラー22の反射面の略同一点に入射する。その
ため、LD14C、14Y、および14Mは自らが射出
した各光ビームLが所定の角度でポリゴンミラー12に
入射し、感光材料A上の同一の主走査線上に異なる角度
で結像し、時間的に間隔をあけて同一主走査線上を順次
走査するように、互いに若干異なる角度で配置される。
【0023】LD14より射出された各光ビームは、そ
れぞれに対応して配置されるコリメータレンズ16(1
6C、16M、16Y)に入射する。コリメータレンズ
16は、LD14から射出された各光ビームLをそれぞ
れ整形して平行光とする。
れぞれに対応して配置されるコリメータレンズ16(1
6C、16M、16Y)に入射する。コリメータレンズ
16は、LD14から射出された各光ビームLをそれぞ
れ整形して平行光とする。
【0024】平行光とされた各光ビームは、次いで、そ
れぞれに対応して配置されるシリンドリカルレンズに入
射する。シリンドリカルレンズは、後述するシリンドリ
カルミラー18と共に、ポリゴンミラー12の面倒れを
補正する面倒れ補正光学系を構成する。
れぞれに対応して配置されるシリンドリカルレンズに入
射する。シリンドリカルレンズは、後述するシリンドリ
カルミラー18と共に、ポリゴンミラー12の面倒れを
補正する面倒れ補正光学系を構成する。
【0025】図示例の画像記録装置10において、シリ
ンドリカルレンズは副走査方向(図1矢印b方向)に対
応する方向(図1では各LD14の配列方向と垂直方
向)にレンズパワーを有する2つレンズによって構成さ
れる。また図示例においては、2つのレンズは、ポリゴ
ンミラー12によって偏向された光ビームを挟んで配置
されている。具体的には、光ビームの進行方向に対して
上流側(以下、上流あるいは下流とする)に配置される
シリンドリカル凹レンズ(以下、凹レンズとする)20
と下流側のシリンドリカル凸レンズ(以下、凸レンズと
する)22とを組み合わせて構成される。つまり、光ビ
ームLCに対応して凹レンズ20Cおよび凸レンズ22
Cが、光ビームLMに対応して凹レンズ20Mおよび凸
レンズ22Mが、光ビームLYに対応して凹レンズ20
Yおよび凸レンズ22Yが配置されて、それぞれシリン
ドリカルレンズが構成される。
ンドリカルレンズは副走査方向(図1矢印b方向)に対
応する方向(図1では各LD14の配列方向と垂直方
向)にレンズパワーを有する2つレンズによって構成さ
れる。また図示例においては、2つのレンズは、ポリゴ
ンミラー12によって偏向された光ビームを挟んで配置
されている。具体的には、光ビームの進行方向に対して
上流側(以下、上流あるいは下流とする)に配置される
シリンドリカル凹レンズ(以下、凹レンズとする)20
と下流側のシリンドリカル凸レンズ(以下、凸レンズと
する)22とを組み合わせて構成される。つまり、光ビ
ームLCに対応して凹レンズ20Cおよび凸レンズ22
Cが、光ビームLMに対応して凹レンズ20Mおよび凸
レンズ22Mが、光ビームLYに対応して凹レンズ20
Yおよび凸レンズ22Yが配置されて、それぞれシリン
ドリカルレンズが構成される。
【0026】このように、シリンドリカルレンズを凹レ
ンズ20および凸レンズ22等、複数に分離された組レ
ンズによって構成することにより、凹レンズ20と凸レ
ンズ22との間隔を調整して、両者で構成されるシリン
ドリカルレンズの焦点距離やレンズパワーを任意に調整
することができる。しかも、凹レンズ20と凸レンズ2
2との間隔を調整して、個々の光ビームLに応じた最適
なレンズパワーや焦点距離を得ることができるので、2
種のレンズしか用いない安価な構成で、各光ビームLに
応じて最適な面倒れ補正を行って高画質画像の記録が可
能である。
ンズ20および凸レンズ22等、複数に分離された組レ
ンズによって構成することにより、凹レンズ20と凸レ
ンズ22との間隔を調整して、両者で構成されるシリン
ドリカルレンズの焦点距離やレンズパワーを任意に調整
することができる。しかも、凹レンズ20と凸レンズ2
2との間隔を調整して、個々の光ビームLに応じた最適
なレンズパワーや焦点距離を得ることができるので、2
種のレンズしか用いない安価な構成で、各光ビームLに
応じて最適な面倒れ補正を行って高画質画像の記録が可
能である。
【0027】また、各凹レンズ20は、それぞれ対応す
る光ビームLの進行方向を調整する調整手段を構成する
移動手段54C,54M,および54Y上に保持されて
おり、各凹レンズ20は後述する光ビームの位置検出結
果に応じて、副走査方向に対応する方向(凹レンズ20
の配列方向に対して垂直方向)に移動され、凹レンズ2
0を通過する光ビームの角度を調整して進行方向を調整
し、感光材料A上における副走査方向の光ビームLの入
射位置を調整する。この移動手段54については後に詳
述する。
る光ビームLの進行方向を調整する調整手段を構成する
移動手段54C,54M,および54Y上に保持されて
おり、各凹レンズ20は後述する光ビームの位置検出結
果に応じて、副走査方向に対応する方向(凹レンズ20
の配列方向に対して垂直方向)に移動され、凹レンズ2
0を通過する光ビームの角度を調整して進行方向を調整
し、感光材料A上における副走査方向の光ビームLの入
射位置を調整する。この移動手段54については後に詳
述する。
【0028】なお、本発明の画像記録装置においては、
シリンドリカルレンズは分離して配置される凹レンズ2
0および凸レンズ22より構成するものには限定はされ
ず、一体的な組レンズあるいは1枚のレンズによってシ
リンドリカルレンズを構成してもよいのはもちろんであ
る。
シリンドリカルレンズは分離して配置される凹レンズ2
0および凸レンズ22より構成するものには限定はされ
ず、一体的な組レンズあるいは1枚のレンズによってシ
リンドリカルレンズを構成してもよいのはもちろんであ
る。
【0029】凹レンズ20Mの光ビームL進行方向の下
流側(以下、下流側とする)には光ビームLMの光量を
調整するNDフィルタ26Mが、凹レンズ20Yの下流
側には光ビームLYの光量を調整するNDフィルタ26
Yが配置されている。また、凸レンズ22C(折返しミ
ラー24)の下流側には光ビームLCの光量を調整する
NDフィルタ26Cが配置される。
流側(以下、下流側とする)には光ビームLMの光量を
調整するNDフィルタ26Mが、凹レンズ20Yの下流
側には光ビームLYの光量を調整するNDフィルタ26
Yが配置されている。また、凸レンズ22C(折返しミ
ラー24)の下流側には光ビームLCの光量を調整する
NDフィルタ26Cが配置される。
【0030】図示例のNDフィルタ26は、好ましい態
様として、クサビ型の形状を有するものであり、フィル
タ層はNDフィルタ26の本体に対して1°の角度を有
して形成されている。通常の平行平板のNDフィルタで
は、NDフィルタに入射した光ビームがNDフィルタ内
部で多重反射してしまい、この多重反射に起因する光ビ
ームへの干渉によって、記録画像に悪影響が生じてしま
う、これに対し、クサビ状のNDフィルタ26を用いる
ことにより、NDフィルタ26における多重反射を防止
することができ、これに起因する悪影響を好適に排除す
ることができる。
様として、クサビ型の形状を有するものであり、フィル
タ層はNDフィルタ26の本体に対して1°の角度を有
して形成されている。通常の平行平板のNDフィルタで
は、NDフィルタに入射した光ビームがNDフィルタ内
部で多重反射してしまい、この多重反射に起因する光ビ
ームへの干渉によって、記録画像に悪影響が生じてしま
う、これに対し、クサビ状のNDフィルタ26を用いる
ことにより、NDフィルタ26における多重反射を防止
することができ、これに起因する悪影響を好適に排除す
ることができる。
【0031】各NDフィルタ26の配置位置は図示例に
は限定はされず、装置のサイズや構成、設計上の都合に
応じて、すべてのNDフィルタ26を凹レンズ20の下
流に配置してもよく、あるいはすべてのNDフィルタ2
6を凸レンズ22の下流に配置してもよい。また、ND
フィルタ26Yのみや、NDフィルタ26Mのみを凸レ
ンズ22の下流に配置したものであってもよく、2つの
NDフィルタ26を凸レンズ22の下流に配置したもの
であってもよい。なお、シリンドリカルレンズが一体的
に配置されるものである場合には、NDフィルタ26は
シリンドリカルレンズの上流側あるいは下流側のいずれ
に配置されるものであってもよい。
は限定はされず、装置のサイズや構成、設計上の都合に
応じて、すべてのNDフィルタ26を凹レンズ20の下
流に配置してもよく、あるいはすべてのNDフィルタ2
6を凸レンズ22の下流に配置してもよい。また、ND
フィルタ26Yのみや、NDフィルタ26Mのみを凸レ
ンズ22の下流に配置したものであってもよく、2つの
NDフィルタ26を凸レンズ22の下流に配置したもの
であってもよい。なお、シリンドリカルレンズが一体的
に配置されるものである場合には、NDフィルタ26は
シリンドリカルレンズの上流側あるいは下流側のいずれ
に配置されるものであってもよい。
【0032】シリンドリカルレンズ(凹レンズ20およ
び凸レンズ22)、およびNDフィルタ26を通過した
各光ビームLは、次いで、折返しミラー24の互いに異
なる位置に入射し、次いで互いに少しずつ異なる角度で
光偏向器であるポリゴンミラー12の反射面の略同一点
に入射して反射され、主走査方向に偏向される。なお、
光ビームLCは折返しミラー24によって所定の方向に
反射された後に、NDフィルタ26Cを通過してポリゴ
ンミラー12に入射する。
び凸レンズ22)、およびNDフィルタ26を通過した
各光ビームLは、次いで、折返しミラー24の互いに異
なる位置に入射し、次いで互いに少しずつ異なる角度で
光偏向器であるポリゴンミラー12の反射面の略同一点
に入射して反射され、主走査方向に偏向される。なお、
光ビームLCは折返しミラー24によって所定の方向に
反射された後に、NDフィルタ26Cを通過してポリゴ
ンミラー12に入射する。
【0033】本発明に用いられる光偏向器は、図示例の
ポリゴンミラー12に限定はされず、ガルバノメータミ
ラー、レゾナントスキャナー等、公知の光偏向器がいず
れも適用可能である。
ポリゴンミラー12に限定はされず、ガルバノメータミ
ラー、レゾナントスキャナー等、公知の光偏向器がいず
れも適用可能である。
【0034】fθレンズ36は、各光ビームLを主走査
線上のいずれの位置においても正しく結像させるための
ものであり、レンズ36a、36b(組みレンズ)およ
び36cの複数のレンズが組み合わされることにより構
成される。fθレンズ36を通過した光ビームLは、次
いで、長尺のシリンドリカル18によって所定の方向に
反射される。シリンドリカルミラー18は前述のシリン
ドリカルレンズ(凹レンズ20および凸レンズ22)と
共に面倒れ補正光学系を構成する他、各光ビームLを上
方に反射して、長尺の立ち下げミラー38に入射させ
る。
線上のいずれの位置においても正しく結像させるための
ものであり、レンズ36a、36b(組みレンズ)およ
び36cの複数のレンズが組み合わされることにより構
成される。fθレンズ36を通過した光ビームLは、次
いで、長尺のシリンドリカル18によって所定の方向に
反射される。シリンドリカルミラー18は前述のシリン
ドリカルレンズ(凹レンズ20および凸レンズ22)と
共に面倒れ補正光学系を構成する他、各光ビームLを上
方に反射して、長尺の立ち下げミラー38に入射させ
る。
【0035】ここで、画像記録装置10は、LD14か
ら折返しミラー24に至るまでの光ビームLの光路と、
ポリゴンミラー12によって主走査方向に偏向された光
ビームLの光路が交差するように構成され、図示例にお
いては、fθレンズ36とシリンドリカルミラー18と
の間で光ビームLが交差する。従って、この光学系に配
備される光学部材、特にLD14C、14Y、14M、
折返しミラー24、およびポリゴンミラー12はこれを
満たすように画像記録装置10に配備される。
ら折返しミラー24に至るまでの光ビームLの光路と、
ポリゴンミラー12によって主走査方向に偏向された光
ビームLの光路が交差するように構成され、図示例にお
いては、fθレンズ36とシリンドリカルミラー18と
の間で光ビームLが交差する。従って、この光学系に配
備される光学部材、特にLD14C、14Y、14M、
折返しミラー24、およびポリゴンミラー12はこれを
満たすように画像記録装置10に配備される。
【0036】前述のように、異角入射光学系による画像
記録装置において、LD14からポリゴンミラー12ま
での光ビームLの光路中に折返しミラー24を配置し、
この間の光ビーム光路を直線的ではなく折返した状態と
することにより、従来の装置に比べ大幅に装置を小型化
することができるが、さらに、図示例の画像記録装置1
0のように、LD14から折返しミラー24までの光ビ
ームLと、ポリゴンミラー12によって偏向された光ビ
ームLとが交差するように光ビームLの光路を設定する
ことにより、画像記録装置10(その光学系)の空間を
無駄なく使用することができ、より小型化された画像記
録装置を実現することができる。
記録装置において、LD14からポリゴンミラー12ま
での光ビームLの光路中に折返しミラー24を配置し、
この間の光ビーム光路を直線的ではなく折返した状態と
することにより、従来の装置に比べ大幅に装置を小型化
することができるが、さらに、図示例の画像記録装置1
0のように、LD14から折返しミラー24までの光ビ
ームLと、ポリゴンミラー12によって偏向された光ビ
ームLとが交差するように光ビームLの光路を設定する
ことにより、画像記録装置10(その光学系)の空間を
無駄なく使用することができ、より小型化された画像記
録装置を実現することができる。
【0037】シリンドリカルミラー18によって斜め上
方に反射された光ビームLは、立ち下げミラー38によ
って下方に反射され、fθレンズ36の下流側を光ビー
ムLを横切って進行し、感光材料A上の所定の位置に入
射して走査線SLを画成する。感光材料Aは光ビームL
の走査線SLを挟んで配置される1対のニップローラ
対、露光ドラムと走査線SLを挟んでこの露光ドラムに
押圧されるニップローラ等の副走査搬送手段によって副
走査方向(矢印b方向)に搬送されているので、主走査
方向(矢印a方向)に偏向された光ビームLは、結果的
に2次元的に感光材料Aを走査露光し、画像記録を行
う。
方に反射された光ビームLは、立ち下げミラー38によ
って下方に反射され、fθレンズ36の下流側を光ビー
ムLを横切って進行し、感光材料A上の所定の位置に入
射して走査線SLを画成する。感光材料Aは光ビームL
の走査線SLを挟んで配置される1対のニップローラ
対、露光ドラムと走査線SLを挟んでこの露光ドラムに
押圧されるニップローラ等の副走査搬送手段によって副
走査方向(矢印b方向)に搬送されているので、主走査
方向(矢印a方向)に偏向された光ビームLは、結果的
に2次元的に感光材料Aを走査露光し、画像記録を行
う。
【0038】また、各光ビームLは、感光材料Aの走査
と共に、走査線SLに対応して配置された光ビーム検出
センサ50(以下、センサ50とする)を走査する。図
示例の画像記録装置10においては、このセンサ50で
光ビームLの副走査方向の位置を検出し、処理装置52
によってこの検出結果を処理して、光ビームの位置に誤
差が生じている場合には、処理装置52が移動手段54
を駆動して凹レンズ20の位置を副走査方向に対応する
方向(LD14の配列方向と直交する方向、図3矢印c
方向)に移動することにより、凹レンズ20を通過する
光ビームLの角度を調整して光ビームLの進行方向を調
整し、光ビームLの感光材料Aへの入射位置を正規の位
置とする。
と共に、走査線SLに対応して配置された光ビーム検出
センサ50(以下、センサ50とする)を走査する。図
示例の画像記録装置10においては、このセンサ50で
光ビームLの副走査方向の位置を検出し、処理装置52
によってこの検出結果を処理して、光ビームの位置に誤
差が生じている場合には、処理装置52が移動手段54
を駆動して凹レンズ20の位置を副走査方向に対応する
方向(LD14の配列方向と直交する方向、図3矢印c
方向)に移動することにより、凹レンズ20を通過する
光ビームLの角度を調整して光ビームLの進行方向を調
整し、光ビームLの感光材料Aへの入射位置を正規の位
置とする。
【0039】図2にセンサ50を概念的に示す。図示例
のセンサ50は、フォトセンサ、フォトダイオード等の
光検出器の光ビームの検出口に、三角形の開口56を有
する遮光部材を装填したもの、すなわち三角形の検出口
を有する光検出器である。
のセンサ50は、フォトセンサ、フォトダイオード等の
光検出器の光ビームの検出口に、三角形の開口56を有
する遮光部材を装填したもの、すなわち三角形の検出口
を有する光検出器である。
【0040】センサ50において、光ビームL(一点鎖
線)が正規の位置を走査した際のセンサ50からの出力
は、光ビームLがセンサ50の開口56に達した位置で
出力が立ち上がり、開口56から外れた際に出力が立ち
下がる。つまり、グラフaに示されるように、規定時間
tの間だけ検出信号Rが発せられる。これに対して、光
ビームの入射位置が副走査方向(矢印b方向)に距離x
だけ狂って、図2の光ビームLx(2点鎖線)で示され
る位置となってしまった場合には、センサ50からの検
出信号Rは、グラフbに示されるように、その走査位置
における開口56の主走査方向の幅に応じた時間、すな
わち時間tx だけ発せられる。
線)が正規の位置を走査した際のセンサ50からの出力
は、光ビームLがセンサ50の開口56に達した位置で
出力が立ち上がり、開口56から外れた際に出力が立ち
下がる。つまり、グラフaに示されるように、規定時間
tの間だけ検出信号Rが発せられる。これに対して、光
ビームの入射位置が副走査方向(矢印b方向)に距離x
だけ狂って、図2の光ビームLx(2点鎖線)で示され
る位置となってしまった場合には、センサ50からの検
出信号Rは、グラフbに示されるように、その走査位置
における開口56の主走査方向の幅に応じた時間、すな
わち時間tx だけ発せられる。
【0041】つまり、開口56は三角形であるので、セ
ンサ50から検出信号Rが発生する時間tx は副走査方
向(矢印b方向)の位置に応じたものとなり、例えば、
光ビームLの走査位置が副走査方向の下流側に移動した
場合には時間tx は規定時間tより長くなり、逆に同上
流側に移動した場合においては時間tx は規定時間tよ
り短くなる。従って、光ビームLによってセンサ50を
走査して検出信号Rが発生する時間tx を計測すること
により、現状における光ビームLの副走査方向の位置を
検出することができる。
ンサ50から検出信号Rが発生する時間tx は副走査方
向(矢印b方向)の位置に応じたものとなり、例えば、
光ビームLの走査位置が副走査方向の下流側に移動した
場合には時間tx は規定時間tより長くなり、逆に同上
流側に移動した場合においては時間tx は規定時間tよ
り短くなる。従って、光ビームLによってセンサ50を
走査して検出信号Rが発生する時間tx を計測すること
により、現状における光ビームLの副走査方向の位置を
検出することができる。
【0042】図示例の画像記録装置10においては、セ
ンサ50からの検出信号Rより処理装置52が時間tx
を検出し、図3に示されるように、この時間tx に応じ
て処理装置52が移動手段54を駆動して凹レンズ20
を副走査方向に対応する矢印c方向に移動することによ
り、凹レンズ20への光ビームLの入射位置を調整し、
凹レンズ20を通過する光ビームLの角度を調節して、
感光材料Aへの光ビームの入射位置を所定の走査線SL
上とする。
ンサ50からの検出信号Rより処理装置52が時間tx
を検出し、図3に示されるように、この時間tx に応じ
て処理装置52が移動手段54を駆動して凹レンズ20
を副走査方向に対応する矢印c方向に移動することによ
り、凹レンズ20への光ビームLの入射位置を調整し、
凹レンズ20を通過する光ビームLの角度を調節して、
感光材料Aへの光ビームの入射位置を所定の走査線SL
上とする。
【0043】なお、センサ50に形成される開口は、図
示例のような三角形の開口56に限定されるものではな
く、台形等の副走査方向に向かって主走査方向の開口幅
が連続的に変化する各種の形状が利用可能である。
示例のような三角形の開口56に限定されるものではな
く、台形等の副走査方向に向かって主走査方向の開口幅
が連続的に変化する各種の形状が利用可能である。
【0044】センサ50による光ビームLの検出からの
検出信号Rは、処理手段52に送られる。センサ50か
らの検出信号Rを受けた処理装置52は、例えばパルス
数のカウント等によって検出信号Rが発生した時間tx
を検出する。ここで、処理装置52には、検出した時間
tx に応じた移動手段54の駆動量、すなわち光ビーム
Lを屈折させて、感光材料A上の光ビームLの副走査方
向の入射位置を所定位置とするように凹レンズ20を移
動する移動手段54の駆動量が、検出した時間tx に応
じて設定されている。
検出信号Rは、処理手段52に送られる。センサ50か
らの検出信号Rを受けた処理装置52は、例えばパルス
数のカウント等によって検出信号Rが発生した時間tx
を検出する。ここで、処理装置52には、検出した時間
tx に応じた移動手段54の駆動量、すなわち光ビーム
Lを屈折させて、感光材料A上の光ビームLの副走査方
向の入射位置を所定位置とするように凹レンズ20を移
動する移動手段54の駆動量が、検出した時間tx に応
じて設定されている。
【0045】つまり、処理装置52は、センサ50から
の検出信号Rより検出した時間txおよび設定された駆
動量に応じて、移動手段54を駆動して凹レンズ20を
移動して、光ビームLの進行方向、図示例においては凹
レンズ20を通過する光ビームLの角度を調節して、感
光材料A上における光ビームLの副走査方向の入射位置
を所定の位置とする。具体的には、検出した時間tx が
規定時間tよりも短い場合(光ビームLが副走査方向の
上流側にズレた場合)には光ビームLが下流側に移動す
るように凹レンズ20を上方に移動して、逆に、時間t
x が規定時間tよりも長い場合には凹レンズ20を下方
に移動して、凹レンズ20への光ビームLの入射位置を
調整して、凹レンズ20を通過する光ビームLの角度を
調節することにより、感光材料Aへの光ビームの入射位
置を所定の走査線SL上とする。図示例の画像記録装置
10においては、このような光ビームLの(副走査方向
の)位置検出および感光材料への位置調整を、光ビーム
LC、LMおよびLYのそれぞれに付いて行うことによ
り、感光材料A上における光ビームの入射位置を正確な
ものとし、色ムラおよび濃度ムラのない高画質な画像記
録を行うことができる。
の検出信号Rより検出した時間txおよび設定された駆
動量に応じて、移動手段54を駆動して凹レンズ20を
移動して、光ビームLの進行方向、図示例においては凹
レンズ20を通過する光ビームLの角度を調節して、感
光材料A上における光ビームLの副走査方向の入射位置
を所定の位置とする。具体的には、検出した時間tx が
規定時間tよりも短い場合(光ビームLが副走査方向の
上流側にズレた場合)には光ビームLが下流側に移動す
るように凹レンズ20を上方に移動して、逆に、時間t
x が規定時間tよりも長い場合には凹レンズ20を下方
に移動して、凹レンズ20への光ビームLの入射位置を
調整して、凹レンズ20を通過する光ビームLの角度を
調節することにより、感光材料Aへの光ビームの入射位
置を所定の走査線SL上とする。図示例の画像記録装置
10においては、このような光ビームLの(副走査方向
の)位置検出および感光材料への位置調整を、光ビーム
LC、LMおよびLYのそれぞれに付いて行うことによ
り、感光材料A上における光ビームの入射位置を正確な
ものとし、色ムラおよび濃度ムラのない高画質な画像記
録を行うことができる。
【0046】移動手段54には特に限定はなく、ピエゾ
素子等の電歪あるいは磁歪素子を用いたアクチュエータ
であってもよく、あるいはカム機構、リンク機構等の機
械的な手段によって凹レンズ20の位置を調節するもの
であってもよい。
素子等の電歪あるいは磁歪素子を用いたアクチュエータ
であってもよく、あるいはカム機構、リンク機構等の機
械的な手段によって凹レンズ20の位置を調節するもの
であってもよい。
【0047】また、あらかじめ時間tx に応じた移動手
段54の駆動量を設定しないで、規定時間tに対する検
出した時間tx のプラスあるいはマイナスより、それ
(すなわち副走査方向の上下流)に応じた方向に凹レン
ズ20を移動して、再度光ビームの検出を行い、時間t
x が所定の時間tと等しくなるまで光ビームLの検出を
繰り返す構成であってもよい。
段54の駆動量を設定しないで、規定時間tに対する検
出した時間tx のプラスあるいはマイナスより、それ
(すなわち副走査方向の上下流)に応じた方向に凹レン
ズ20を移動して、再度光ビームの検出を行い、時間t
x が所定の時間tと等しくなるまで光ビームLの検出を
繰り返す構成であってもよい。
【0048】光ビームLの位置を検出するセンサは、上
述のような三角形の開口56を有するものには限定はさ
れず、例えば、図4に示されるような2分割センサ60
を利用するものであってもよい。図4に示される例にお
いて、2分割センサ60は図1のセンサ50と同位置に
配置されるものであり、副走査方向に所定の間隔をもっ
て配置されるプラス側センサ60aとマイナス側センサ
60bとより構成され、それぞれ処理装置52に接続さ
れている。
述のような三角形の開口56を有するものには限定はさ
れず、例えば、図4に示されるような2分割センサ60
を利用するものであってもよい。図4に示される例にお
いて、2分割センサ60は図1のセンサ50と同位置に
配置されるものであり、副走査方向に所定の間隔をもっ
て配置されるプラス側センサ60aとマイナス側センサ
60bとより構成され、それぞれ処理装置52に接続さ
れている。
【0049】感光材料A上における光ビームLの副走査
方向の径が55μmであったとすれば、プラス側センサ
60aとマイナス側センサ60bとは55μmの間隔を
もって、光ビームLが感光材料Aの副走査方向の所定位
置を走査した際に両センサの間を通過するように配置さ
れる。そのため、光ビームが正確に所定位置を走査した
際には、2分割センサ60には光ビームが検出されるこ
とはない。しかしながら、図示例においては、感光材料
Aへの光ビームの入射位置が副走査方向の下流側に移動
した際にはプラス側センサ60aに光ビームLが検出さ
れ、逆に同上流側に移動した際にはマイナス側センサ6
0bに光ビームLが検出される。
方向の径が55μmであったとすれば、プラス側センサ
60aとマイナス側センサ60bとは55μmの間隔を
もって、光ビームLが感光材料Aの副走査方向の所定位
置を走査した際に両センサの間を通過するように配置さ
れる。そのため、光ビームが正確に所定位置を走査した
際には、2分割センサ60には光ビームが検出されるこ
とはない。しかしながら、図示例においては、感光材料
Aへの光ビームの入射位置が副走査方向の下流側に移動
した際にはプラス側センサ60aに光ビームLが検出さ
れ、逆に同上流側に移動した際にはマイナス側センサ6
0bに光ビームLが検出される。
【0050】従って、処理装置52は、いずれのセンサ
にどれだけの光量が検出されたかより、感光材料A上に
おける副走査方向の位置を検出することができ、処理装
置52は前述例に応じて、この検出結果に応じて移動手
段54を駆動して、感光材料A上における光ビームLの
位置を調節して、光ビームが所定の走査線SL上を走査
するようにする。
にどれだけの光量が検出されたかより、感光材料A上に
おける副走査方向の位置を検出することができ、処理装
置52は前述例に応じて、この検出結果に応じて移動手
段54を駆動して、感光材料A上における光ビームLの
位置を調節して、光ビームが所定の走査線SL上を走査
するようにする。
【0051】光ビームの進行方向(角度)を調節する方
法も、前述の凹レンズを移動する方法に限定はされず、
例えば、図5に示されるようなクサビ型の光路調整部材
62を用い、これを矢印d方向に回転することによっ
て、この光路調整部材62を通過する光ビームの角度を
調整し、光ビームLの感光材料Aへの入射位置を調整す
るものであってもよい。なお、図示例の画像記録装置1
0においては、好ましい態様として光量調整用にくさび
型のNDフィルタ26を用いているので、これを回動し
て光ビームLの感光材料Aへの入射位置を調整してもよ
い。また光路調整用のミラー等を設けてもよい。
法も、前述の凹レンズを移動する方法に限定はされず、
例えば、図5に示されるようなクサビ型の光路調整部材
62を用い、これを矢印d方向に回転することによっ
て、この光路調整部材62を通過する光ビームの角度を
調整し、光ビームLの感光材料Aへの入射位置を調整す
るものであってもよい。なお、図示例の画像記録装置1
0においては、好ましい態様として光量調整用にくさび
型のNDフィルタ26を用いているので、これを回動し
て光ビームLの感光材料Aへの入射位置を調整してもよ
い。また光路調整用のミラー等を設けてもよい。
【0052】以上説明した例は、感光材料A上における
光ビームLの副走査方向の入射位置を検出および調整す
るものであったが、本発明の画像記録装置10はこれに
は限定はされず、光ビームLの主走査方向(矢印a方
向)の入射位置誤差の調整を行ってもよい。
光ビームLの副走査方向の入射位置を検出および調整す
るものであったが、本発明の画像記録装置10はこれに
は限定はされず、光ビームLの主走査方向(矢印a方
向)の入射位置誤差の調整を行ってもよい。
【0053】主走査方向の調整を行う際には、例えば、
図6に示されるように長方形の(副走査方向に平行な)
開口64を有する光検出器であるセンサ66を光ビーム
Lの走査線SLに対応した位置に配置し、光ビームLに
よってこのセンサ66を走査して光ビームLの検出を行
い、ポリゴンミラー12の回転と光ビームLが開口64
を通過したタイミングを検出することにより、各光ビー
ムLの主走査方向の入射位置の誤差を検出することがで
きる。
図6に示されるように長方形の(副走査方向に平行な)
開口64を有する光検出器であるセンサ66を光ビーム
Lの走査線SLに対応した位置に配置し、光ビームLに
よってこのセンサ66を走査して光ビームLの検出を行
い、ポリゴンミラー12の回転と光ビームLが開口64
を通過したタイミングを検出することにより、各光ビー
ムLの主走査方向の入射位置の誤差を検出することがで
きる。
【0054】また、光ビームLの入射位置の主走査方向
の調整は、光ビームLの変調タイミングを調整すること
によって電気的に行ってもよく、あるいは光路を主走査
方向に調整するクサビ状の調整部材やミラー等を設け、
その角度の調整等によって行えばよい。
の調整は、光ビームLの変調タイミングを調整すること
によって電気的に行ってもよく、あるいは光路を主走査
方向に調整するクサビ状の調整部材やミラー等を設け、
その角度の調整等によって行えばよい。
【0055】なお、このような光ビームの入射位置の調
整は、主走査方向あるいは副走査方向のみを行うもので
あっても良く、また両方を行うものであっても良い。
整は、主走査方向あるいは副走査方向のみを行うもので
あっても良く、また両方を行うものであっても良い。
【0056】本発明の画像記録装置において、光ビーム
の入射位置の調整を行う時期(タイミング)には特に限
定はないが、例えば、記録画像に色ムラや濃度ムラが発
生した際にオペレータの入力によって、メインの電源を
入れた際に自動的に、設置場所の移動等の際に、所定枚
数の画像記録あるいは所定期間毎に定期的に行うように
構成したものであってもよい。
の入射位置の調整を行う時期(タイミング)には特に限
定はないが、例えば、記録画像に色ムラや濃度ムラが発
生した際にオペレータの入力によって、メインの電源を
入れた際に自動的に、設置場所の移動等の際に、所定枚
数の画像記録あるいは所定期間毎に定期的に行うように
構成したものであってもよい。
【0057】以上、本発明の画像記録装置について詳細
に説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の変
更および改良等を行ってもよいのはもちろんである。
に説明したが、本発明はこれに限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の変
更および改良等を行ってもよいのはもちろんである。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像記録装置によれば、装置の使用環境や熱履歴等によら
ず、カラー画像記録を行うための複数の光ビームを安定
して感光材料上の所定位置に正確に入射することができ
るので、色ムラや濃度ムラ等のない高画質な画像記録を
安定して行うことができる。
像記録装置によれば、装置の使用環境や熱履歴等によら
ず、カラー画像記録を行うための複数の光ビームを安定
して感光材料上の所定位置に正確に入射することができ
るので、色ムラや濃度ムラ等のない高画質な画像記録を
安定して行うことができる。
【図1】 本発明の画像記録装置の一実施例の概略斜視
図である。
図である。
【図2】 本発明の画像記録装置に用いられる光ビーム
の検出手段の一例およびその作用を模式的に示す図であ
る。
の検出手段の一例およびその作用を模式的に示す図であ
る。
【図3】 本発明の画像記録装置に用いられる光ビーム
の調整手段の一例を模式的に示す図である。
の調整手段の一例を模式的に示す図である。
【図4】 本発明の画像記録装置に用いられる光ビーム
の検出手段の別の例をを模式的に示す図である。
の検出手段の別の例をを模式的に示す図である。
【図5】 本発明の画像記録装置に用いられる光ビーム
の調整手段の別の例を模式的に示す図である。
の調整手段の別の例を模式的に示す図である。
【図6】 本発明の画像記録装置に用いられる光ビーム
の検出手段の別の例をを模式的に示す図である。
の検出手段の別の例をを模式的に示す図である。
10 画像記録装置 12 ポリゴンミラー 14(14C,14Y,14M) 半導体レーザ(L
D) 16(16C,16M,16Y) コリメータレンズ 18 シリンドリカルミラー 20(20C,20M,20Y) シリンドリカル凹レ
ンズ 22(22C,22M,22Y) シリンドリカル凸レ
ンズ 24 折返しミラー 26(26C,26M,26Y) NDフィルタ 36 fθレンズ 38 立ち下げミラー 40,42 ニップローラ 50,66 センサ 52 処理装置 54 移動手段 56,64 開口 60 2分割センサ 60a プラス側センサ 60b マイナス側センサ 62 調節部材 L(LC,LM,LY) 光ビーム A 感光材料
D) 16(16C,16M,16Y) コリメータレンズ 18 シリンドリカルミラー 20(20C,20M,20Y) シリンドリカル凹レ
ンズ 22(22C,22M,22Y) シリンドリカル凸レ
ンズ 24 折返しミラー 26(26C,26M,26Y) NDフィルタ 36 fθレンズ 38 立ち下げミラー 40,42 ニップローラ 50,66 センサ 52 処理装置 54 移動手段 56,64 開口 60 2分割センサ 60a プラス側センサ 60b マイナス側センサ 62 調節部材 L(LC,LM,LY) 光ビーム A 感光材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 104 A 7251−5C 1/23 103 A 9186−5C
Claims (2)
- 【請求項1】画像情報に応じて変調した複数の光ビーム
を主走査方向に偏向して感光材料に入射することによ
り、前記主走査方向と略直交する副走査方向に相対的に
移動する前記感光材料を2次元的に走査露光する画像記
録装置であって、 各光ビームの前記感光材料への主走査方向および/また
は副走査方向の入射位置を検出する検出手段と、 前記検出手段による光ビームの入射位置の検出結果に応
じて、前記光ビームの進行方向を調整する調整手段とを
有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】前記調整手段が、各光ビームの光路中に配
備される光学部材と、その光学部材の角度あるいは位置
を調節する手段とより構成される請求項1に記載の画像
記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268454A JPH06118320A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4268454A JPH06118320A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118320A true JPH06118320A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17458734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4268454A Withdrawn JPH06118320A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06118320A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337287A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-12-07 | Noritsu Koki Co Ltd | レーザビーム走査ユニット及び写真処理装置 |
JP2007127911A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Canon Inc | 光偏向装置の偏心測定装置及び偏心調整装置及びそれらを用いた走査光学装置及び画像形成装置 |
JP2007156150A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4268454A patent/JPH06118320A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001337287A (ja) * | 2000-03-21 | 2001-12-07 | Noritsu Koki Co Ltd | レーザビーム走査ユニット及び写真処理装置 |
JP2007127911A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Canon Inc | 光偏向装置の偏心測定装置及び偏心調整装置及びそれらを用いた走査光学装置及び画像形成装置 |
JP4745796B2 (ja) * | 2005-11-07 | 2011-08-10 | キヤノン株式会社 | 光偏向装置の偏心測定装置及び偏心調整装置及びそれらを用いた走査光学装置及び画像形成装置 |
JP2007156150A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4727402B2 (ja) * | 2005-12-06 | 2011-07-20 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |