JP2008071242A - 施工現場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】施工現場への作業員の入退場、個々の作業員の実績及びその職能ランクを効率的かつ正確に管理することができる施工現場管理システムを提供する。
【解決手段】作業員IDと生体情報データとを対応付けて予め登録し、作業箇所と作業員IDとを対応付けて予め登録し、就労日毎に担当した作業箇所と出来高と作業員IDとを対応付けて記録し、入退場の際に入力された生体情報データを予め登録された生体情報データと照合し適合するか否かを判断し、入場時刻及び退場時刻を記録し、退場の際に作業箇所を示すデータを表示させ出来高の入力を要求し、入力された当該就労日の出来高を作業員IDと対応付けて記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、施工現場への作業員の入場及び退場、作業時間、出来高及び作業員の職能ランク等を管理する施工現場管理システムに関する。
特許文献1には、建築施工現場における管理システムの従来例が開示されている。現場管理者等の所持する携帯電話機から管理サーバと通信することにより、各作業員の現場への入退場、その時刻、その作業者の作業箇所と作業内容等の実績データを管理サーバへ送信する。管理サーバは予め作成された当該現場の作業計画データを保有すると共に、現場から送信された実績データを記録し、それらの対比により進捗状況を管理する。
また、特許文献2には、個人の生体情報を取得し、予め記憶された当該個人の生体情報と照合することにより本人であることを認証する生体情報認証装置が記載されている。生体情報としては、指紋、瞳孔静脈パターン、掌静脈パターン等があり、近年は多様な分野において利用が進んでいる。
特開2002−169857号公報 特開2006−175159号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、現場での実績データ(作業員の入退場、作業内容等)の管理サーバへの送信が、現場管理者等による携帯電話への入力操作のみに依存することになるため、現場管理者等の負担が非常に大きくなる。また、現場管理者等の入力操作によってのみ行われるため、作業員の入退場の記録も不正確となるおそれがあり、セキュリティ上も問題が多い。
また、作業員への報酬については、作業開始前に出来高または就労時間等を想定して支払金額を契約することが慣行としてしばしば行われているが、個々の作業員の出来高等の実績を的確に把握できなければ事前の契約金額が妥当であったか否かを判断できない。
さらに、個々の作業員の職能ランクには差異があるが、それらを客観的に把握して契約金額の設定に利用したり、各作業箇所への配置を考慮したり、発注者に対して情報開示したりすることへの要望もある。
以上の現状に鑑み、本発明は、施工現場への作業員の入退場、個々の作業員の実績及びその職能ランクを効率的かつ正確に管理することができる施工現場管理システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は以下の構成を提供する。
(1)請求項1に係る施工現場管理システムは、施工現場に設置され生体情報データを入力可能な生体情報入力装置を付設した現場端末と、該現場端末と通信ネットワークにより接続された管理サーバとにより前記施工現場への作業員の入場及び退場を管理する施工現場管理システムであって、前記管理サーバが、
(a)個々の作業員に固有に割り当てられた作業員IDとその生体情報データとを対応付けて予め登録した作業員マスタテーブルと、
(b)就労日毎に施工現場における個々の作業箇所とその作業箇所を担当する作業員の前記作業員IDとを対応付けて予め登録した日次作業計画データテーブルと、
(c)個々の作業員毎及び就労日毎にその作業員が担当した作業箇所とその作業箇所において行った作業の量を示す出来高と前記作業員IDとを対応付けて記録する日次作業実績データテーブルと、
(d)入場する際及び退場する際に前記生体情報入力装置に入力された生体情報データを前記作業員IDと共に前記現場端末から受信し、前記作業員マスタテーブルに予め登録された生体情報データと照合し適合するか否かを判断する手段と、
(e)前記入力された生体情報データが適合すると判断された場合に入場時刻及び退場時刻を前記作業員IDと対応付けて前記日次作業実績データテーブルにそれぞれ記録する手段と、
(f)退場する際において前記入力された生体情報データが適合すると判断された場合に前記日次作業計画データテーブルを参照することによりその作業員IDに対応付けられた当該就労日の作業箇所を抽出し、抽出された該作業箇所を示すデータを前記現場端末に送信し表示させると同時にその作業員によるその作業箇所における当該就労日の出来高の入力を要求する手段と、
(g)入力された前記当該就労日の出来高を受信し、その出来高をその作業箇所及び前記作業員IDと対応付けて前記日次作業実績データテーブルに記録する手段とを備えたことを特徴とする。
(2)請求項2に係る施工現場管理システムは、請求項1において、前記施工現場における個々の作業箇所と、該作業箇所の図面ファイルとを対応付けて予め登録した作業箇所図面マスタテーブルをさらに備え、
前記抽出された作業箇所を示すデータを前記現場端末に送信し表示させる手段が、前記作業箇所図面マスタテーブルから取得した前記図面ファイルを前記現場端末に送信し表示させることを特徴とする。
(3)請求項3に係る施工現場管理システムは、請求項1または2において、
一定期間に前記日次作業実績データテーブルに記録された個々の作業員の前記入場時刻及び前記退場時刻を参照して、該一定期間における作業員毎の総作業時間を算出する手段を備えたことを特徴とする。
(4)請求項4に係る施工現場管理システムは、請求項3において、個々の作業員について将来の一定期間の予想総作業時間に基づいた契約金額を前記作業員IDと対応付けて予め登録した作業員契約マスタテーブルと、
実際に算出された前記総作業時間と前記予想総作業時間とを比較し、その比較結果において予め設定した範囲を超える差が存在する作業員IDのみを抽出する手段とをさらに備えたことを特徴とする。
(5)請求項5に係る施工現場管理システムは、請求項1〜4のいずれかにおいて、一定期間に前記日次作業実績データテーブルに記録された個々の作業員の出来高を参照して、該一定期間における作業員毎の総出来高を算出する手段を備えたことを特徴とする。
(6)請求項6に係る施工現場管理システムは、請求項5において、個々の作業員毎に将来の一定期間の予想総出来高に基づいた契約金額を前記作業員IDと対応付けて予め登録した作業員契約マスタテーブルと、
前記作業員契約マスタテーブルを参照することにより個々の作業員毎に前記予想総出来高と実際に算出された前記総出来高とを比較し、その比較結果において予め設定した範囲を超える差が存在する作業員IDのみを抽出する手段とをさらに備えたことを特徴とする。
(7)請求項7に係る施工現場管理システムは、請求項5において、一定期間における一人当たりの総出来高を複数の出来高ランクに分類した出来高ランクマスタテーブルと、
前記出来高ランクマスタテーブルを参照することにより個々の作業員毎に前記複数の出来高ランクと実際に算出された前記総出来高とを比較し、その比較結果に基づいて個々の作業員の出来高ランクを決定し、該決定された出来高ランクを前記作業員マスタテーブルに記録する手段とをさらに備えたことを特徴とする。
(8)請求項8に係る施工現場管理システムは、請求項1〜7のいずれかにおいて、一定期間における一人当たりの不具合発生件数を複数の不具合発生ランクに分類した不具合発生ランクマスタテーブルと、
不具合の生じた作業箇所とその作業を行った就労日を記録した不具合発生データテーブルと、
前記不具合発生データテーブル及び前記日次作業実績データテーブルを参照することにより該一定期間における作業員毎の不具合発生件数を算出する手段と、
前記不具合発生ランクマスタテーブルを参照することにより個々の作業員毎に前記複数の不具合発生ランクと実際に算出された不具合発生件数とを比較し、その比較結果に基づいて個々の作業員の不具合発生ランクを決定し、該決定された不具合発生ランクを前記作業員マスタテーブルに記録する手段とをさらに備えたことを特徴とする。
(9)請求項9に係る施工現場管理システムは、請求項1〜8のいずれかにおいて、個々の前記作業箇所に設置され前記管理サーバと通信ネットワークで接続されたカメラ装置と、
個々の前記カメラ装置に固有に割り当てられたカメラIDと撮影日と撮影された画像データとを対応付けて記録した画像データテーブルとをさらに備えたことを特徴とする。
(A)本発明の施工現場管理システムでは、管理サーバが、作業員IDと作業員の生体情報データを対応付けて予め登録した作業員マスタテーブルを備える。そして、作業員が施工現場に入場及び退場する際に施工現場に設置した生体情報入力装置に生体情報データを入力し、現場端末から管理サーバへ送信することにより、管理サーバは予め登録された生体情報データと照合し、適合するか否かを判断する。これにより、作業員の本人認証を確実に行うことができ、セキュリティを向上させることができる。同時に、作業員の入場時刻及び退場時刻を効率的かつ正確に記録することができ、安全衛生管理上の業務工数を削減できる。
就労日毎に作業箇所と担当する作業員とを対応付けて予め登録した日次作業計画データテーブルを作成し、退場する際に作業箇所を示すデータを現場端末に送信し表示させることにより、作業員に対し自分の担当した当該就労日の作業箇所を容易に確認させることができる。また、当該作業箇所における出来高を入力させ記録することにより、作業員毎及び就労日毎の出来高を把握することが可能となる。
(B)本システムにおいては、作業員の作業箇所を示すデータを現場端末に送信し表示させる際に、その作業箇所の図面ファイルを併せて送信し表示させることにより、作業員が自分の担当した作業箇所を視覚的に容易に確認することができる。
(C)本システムにおいては、日次作業実績データテーブルに記録された入場時刻及び退場時刻から一日の作業時間を算出でき、さらに一定期間に含まれる作業時間を加算して総作業時間を算出できる。これにより、効率的かつ自動的に個々の作業員の一定期間における総作業時間を把握できる。
(D)本システムにおいては、個々の作業員について将来の一定期間の予想総作業時間に基づいた契約金額を作業員IDと対応付けて予め登録した作業員契約マスタテーブルを備える。この予想作業時間と実際の総作業時間とを比較し、その差が予め設定した範囲を超える場合は作業員IDを抽出する。これにより、契約金額が妥当であったか否かを見直すことができ、適正な発注金額を検討することができる。
(E)本システムにおいては、一定期間に日次作業実績データテーブルに記録された個々の作業員の出来高を加算して一定期間における作業員毎の総出来高を算出できる。これにより、効率的かつ自動的に個々の作業員の一定期間における総出来高を把握できる。
(F)本システムにおいては、個々の作業員毎に将来の一定期間の予想総出来高に基づいた契約金額を前記作業員IDと対応付けて予め登録した作業員契約マスタテーブルを備える。この予想総出来高と実際の総出来高とを比較し、その差が予め設定した範囲を超える場合は作業員IDを抽出する。これにより、契約金額が妥当であったか否かを見直すことができ、適正な発注金額を検討することができる。
(G)本システムにおいては、一定期間における一人当たりの総出来高を複数の出来高ランクに分類した出来高ランクマスタテーブルを備え、個々の作業員の実際の総出来高に基づいて出来高ランクマスタテーブルを参照してその作業員の出来高ランクを決定し、作業員マスタテーブルに記録する。これにより、個々の作業員の職能レベルのランク付けが可能となり、優秀な作業員の確保を図ることができる。その作業員の所属する業者のランク付けも可能となる。また、施工される建築物の事業主や購入者に対して作業員及び業者のランク付けを公表することにより、信頼性を向上させることができる。
(H)本システムにおいては、一定期間における一人当たりの不具合発生件数を複数の不具合発生ランクに分類した不具合発生ランクマスタテーブルと、不具合の生じた作業箇所とその作業を行った就労日を記録した不具合発生データテーブルとを備え、一定期間における個々の作業員の不具合発生件数を算出し、不具合発生ランクマスタテーブルを参照してその作業員の不具合発生ランクを決定し、作業員マスタテーブルに記録する。これによっても、上記の出来高ランクと同様に個々の作業員の職能レベルのランク付けが可能となり、同様の効果を奏する。
(I)本システムにおいては、個々の作業箇所に設置され管理サーバと通信ネットワークで接続されたカメラ装置と、そのカメラにより撮影された画像データとを対応付けて記録した画像データテーブルとを備える。これにより、施工管理者等は、作業員の入力した出来高データが適切であるか否かを画像データと照合して検証でき、必要であれば出来高データを修正する。また、画像データによって施工の進捗状況を容易に把握できるため、事業主や購入者に閲覧させることにより信頼性を向上させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の施工現場管理システムの実施の形態を説明する。
図1は、本発明の施工現場管理システムの概略構成図である。システムの主幹となる管理サーバ1は、適宜のコンピュータにより実施可能であり、図示しないCPUを備えた制御部がハードディスク等の補助記憶装置に導入されたプログラムをメモリに読み込み実行する。図1では、プログラムにより実現される主要な各機能を符号11〜15で模式的に示している。さらに、管理サーバ1は、データベース100を構築し適宜の補助記憶装置に記憶し、その登録/更新等の制御も行っている。データベース100は、本システムの処理に関連する種々のデータを格納するための複数のマスタテーブル及びデータテーブル(詳細は後述)から構成されており、各機能の実行と連動している。
図1を参照すると、管理サーバ1は、インターネットを好適とする通信ネットワークを介して本システムに関連する各端末装置と接続されている。
各端末装置の概要を説明する。現場端末20は、管理サーバ1の管理対象である複数の施工現場の各々に配置される。現場端末20は、典型的には適宜のコンピュータが好適であり、インターネットへ接続するための通信装置と、ウェブページへアクセスして所望するデータをダウンロードし入出力装置の表示装置に表示させるブラウザソフトウェアとを具備する。本発明では入力操作を簡易とするために入出力装置はタッチパネル装置とすることが好適である。現場端末20は、通信装置により管理サーバ1へ電子データをアップロードすることができる。このアップロードはウェブページを介して行うようにしてもよい。現場端末20は、就労日毎の施工現場への個々の作業員の入退場並びに作業実績を記録するために用いられる。現場端末20は、作業員の個人情報を初期登録するためにも用いられる。
本システムでは、現場端末20に生体情報入力装置21が付設されている。生体情報入力装置21は、例えば、指紋、瞳孔静脈パターン、掌静脈パターン等の本人固有の生体情報を検知するセンサ(赤外線センサ等)と、検知したデータ信号を送信する通信装置を備えている。データ信号は現場端末20へ送信され、現場端末20から管理サーバ1へ送信される。
携帯端末30もまた、インターネットへ接続するための通信装置と、ウェブページへアクセスして所望するデータをダウンロードし入出力装置の表示装置に表示させるブラウザソフトウェアとを具備し、施工現場に入退場する作業員の初期登録をするために用いることができる。但し、生体情報入力装置を備えていないため、生体情報以外の登録情報に限られる。
ネットワークカメラ40は、施工現場における所定の作業箇所に設置される。ネットワークカメラ40は、通信装置を備え、管理サーバ1と通信ネットワークを介して接続されており、設定された所定の時刻または所定の間隔で撮影し、その画像データを管理サーバ1へ送信する。
モニター端末50は、施工現場における建築物等を発注した事業主(マンション業者)や、この事業主の顧客であるエンドユーザ(マンション購入者)等により用いられるコンピュータであり、インターネットへ接続するための通信装置と、ウェブページへアクセスして所望するデータをダウンロードし表示装置に表示させるブラウザソフトウェアとを具備する。管理サーバ1のウェブページへアクセスすることにより施工現場の進捗状況等を確認することができる。
次に、図1に示す管理サーバ1の各機能の概要を説明する。
管理サーバ1に設けたマスターデータ登録部11は、施工現場に入退場する作業員の個人情報、施工業者情報等のデータの初期登録及び更新、本システムの運用上の基本データの登録及び更新を行う機能を具備する。これらのデータは、主として現場端末20または携帯端末30において入力され管理サーバ1へ送信される。あるいは図示しない管理サーバ1の操作用端末から入力してもよい。
図2A及び図2Bに幾つかのマスタテーブルを例示する。これらのマスタテーブルのほとんどは、基本的に施工現場での施工開始前に予め作成される。但し、施工途中であっても新たな登録情報があれば追加され、変更があれば更新されるる。
図2Aに示す業者マスタテーブル101は、固有に割り当てられた「施工業者ID」に加えて、「名称」、「住所」、「連絡先」等の基本情報が格納される。
図2Aに示す作業員マスタテーブル102は、個々の作業員に固有に割り当てられた「作業員ID」に加えて、「氏名」、「生年月日」及び「住所」等の個人情報、並びに「区分コード」、「所属業者ID」、「職種コード」、「血液型コード」、「保有資格コード」等に対応するコードやIDがそれぞれの項目フィールドに格納される。各項目に格納されるコードは、区分マスタテーブル103、職種マスタテーブル104、血液型マスタテーブル105、資格マスタテーブル106等に予め定義されている。さらに、「平常時血圧」、「健康診断受信日」及び/または「経験年数」等の項目を適宜作成してもよい。例えば、「所属業者ID」については、その作業員が特定の施工業者に所属している場合は、業者マスタテーブル101における該当する業者IDを格納する。施工業者に所属していない作業員は、無所属を示す適宜のコードを格納する。
作業員マスタテーブル102のその他の項目として、「不具合発生ランク」がある。「不具合発生ランク」は、施工現場で発生した不具合に関与した件数に基づいて決定されたその作業員のランク付けを示している。不具合発生ランクは、不具合ランクマスタテーブル107に定義されており、一定期間における一人当たりの不具合発生件数(例えば、1か月あたり0〜3件等)を、複数の不具合発生ランク(例えば、A、B等)に分類している。図示の例では、不具合発生ランク「A」が最も不具合発生が少なく優れた職能であることを示す。
作業員マスタテーブル102のその他の項目として、「出来高ランク」がある。「出来高ランク」は、その作業員の一定期間における総出来高に基づいて決定されたランク付けを示している。出来高ランクは、出来高ランクマスタテーブル108に定義されており、一定期間における一人当たりの総出来高(例えば、1か月あたりの作業面積等)を、複数の出来高ランク(例えば、A、B等)に分類している。図示の例では、出来高ランク「A」が最も出来高が多く優れた職能であることを示す。
なお、上記の不具合発生ランク及び出来高ランクは、作業員の職能を示すランク付け項目の一例であり、これらに限られない。あるいは、複数のランク付け項目を適当に数値換算して加算または減算して総合的な職能ランクを決定してもよい。
作業員マスタテーブル102の必須項目として、「掌静脈データファイル名」がある。これは、現場端末20に付設された生体情報入力装置21により読み取られた作業員の生体情報データ(この場合は、掌静脈パターン)を格納したファイル名である。
図2Bに示す物件マスタテーブル121は、個々の施工現場における建築物等の物件の情報が格納されている。例えば、1つの施工現場に固有に有り当てられた「物件ID」に加えて、「物件名」、「施工業者ID」、「住所」、「予定工期」の基本情報が格納される。
図2Bに示す作業箇所マスタテーブル122は、施工現場における作業箇所(通常は複数存在する)を識別する「作業箇所コード」を定義する。施工現場は「物件ID」で特定され、その施工現場に含まれる全ての作業箇所(例えば、「玄関」、「1階床」等)の各々に対して作業箇所コード「P1」、「P2」等が設定される。
図2Bに示す作業内容マスタテーブル123は、施工現場における作業内容(通常複数存在する)を識別する「作業内容コード」を定義する。施工現場は「物件ID」で特定され、その施工現場で行われる全ての作業内容(例えば、「基礎」、「内装」等)の各々に対して作業内容コード「T1」、「T2」等が設定される。
図2Bに示す作業箇所図面マスタテーブル124は、各作業箇所コードと、その作業箇所の図面を格納した「図面ファイル名」とを対応付けている。各図面ファイル名には固有の「図面コード」を定義する。
図2Bに示す工程管理表マスタテーブル125は、施工前に作成される工程管理表をデータ化して格納したテーブルである。施工現場は「物件ID」で特定され、その施工に関連する全ての作業箇所コードと、その作業内容コードと、担当する施工業者IDとが対応付けられ、個々の作業について開始予定日と完了予定日が設定される。この工程管理表マスタテーブル125に基づいてカレンダー形式の表示用レポートを作成することができる。
図2Bに示す作業員契約マスタテーブル126は、施工前に締結される各作業員との契約内容をデータ化して格納したテーブルである。慣行として、作業員への報酬額を施工前に決定することがしばしば行われており、その場合、一般的に予想される総出来高に基づいて決定され、個々の作業員の能力とは無関係に決定されることが多い。また従来は、施工完了後に個々の作業員の実際の総出来高を把握することは難しかったため、契約金額が妥当であったか否かを見直すことはできなかった。本発明では、施工前の作業員との契約内容をデータ化しておき、施工開始後のその作業員の実績と照合するために用いる。なお、図示の例では、「予想総出来高」を契約金額の根拠とした例であるが、「予想総作業時間」を根拠としてもよい。
図2Bに示す不具合工事マスタテーブルは、種々の不具合内容(例えば、「溶接不良」、「クロス剥がれ」等)を識別する「不具合コード」を定義する。
図2Bに示すカメラ設置マスタテーブルは、施工現場における1または複数のネットワークカメラの設置状況を示すテーブルである。各カメラに固有に割り当てた「カメラID」とその設置箇所に該当する「作業箇所コード」とを対応付けている。
再び図1を参照する。管理サーバ1に設けた日次作業計画作成部12は、就労日毎の施工現場における作業計画を作成する機能を具備し、具体的には後述する図2Cの日次作業計画データテーブル131を作成する。
また、管理サーバ1に設けた入退場データ処理部13は、就労日毎の作業員の入退場及び個々の作業員の作業実績(出来高)の記録及び修正を行う機能を具備する。入退場データ処理部13は、一定期間(例えば1か月)毎の入退場データの集計処理を行う。さらに、現場端末20、携帯端末30またはモニター端末50からの要求に応じて随時、種々の形式のレポートを作成してダウンロードする。
図2Cに幾つかのデータテーブルを例示する。これらのデータテーブルは、施工の進捗に伴って毎日新たに作成されたり、新たなデータが蓄積されたりする動的テーブルである。
図2Cに示す日次作業計画データテーブル131は、就労日毎に作業開始までに作成され、図2Bに示した工程管理表マスタテーブル125に基づいて作成される。この作成作業は、施工管理者や現場責任者等が行い、管理サーバ1へアクセス可能な端末コンピュータであれば任意の端末を用いてよく、現場端末20を用いてもよい。
日次作業計画データテーブル131の作成では、先ず、対象とする就労日の日付を指定することにより、工程管理表マスタテーブル125から該当する作業箇所コード、作業内容コード、施工業者ID等のデータを抽出する。抽出されたデータは、適宜のレポート形式で端末の表示装置に表示される。施工管理者等は、必要に応じて抽出されたデータを修正する。例えば、工程管理表の予定より遅れている場合や進んでいる場合に作業箇所や作業内容の変更が必要となる場合がある。
さらに、その作業箇所及び作業内容について当該就労日の目標とする「予定量」を設定(例えば、その工程全体に対する割合や作業面積等)し、その作業を担当する予定の作業員を選択する。選択された作業員の作業員IDがテーブルに格納される。なお、日次作業計画データテーブル131の別の作成方法として、前日に作成したものを呼び出して必要な部分のみを変更するようにしてもよい。このようにして作成された日次作業計画データテーブル131は保存される。
日次作業計画データテーブル131は、例えば、作業員が入場する際にその日の作業箇所及び作業内容を確認できるように現場端末20に表示させたり、作業員が退場する際にその日の出来高を入力するにあたり確認のために現場端末20に表示させたりする。日次作業計画データテーブル131は作業箇所コードを含むので、図2Bの作業箇所図面マスタテーブル124を参照してその作業箇所の図面を取得し、併せて表示させることもできる。
図2Cに示す日次作業実績データテーブル132は、就労日毎に個々の作業員の「入場時刻」と「退場時刻」を記録し、また個々の作業員が担当した作業箇所及び作業内容並びにその「出来高」を記録する。入場時刻及び退場時刻は、図1の生体情報入力装置を用いた本人認証処理を行った時刻として記録される。「作業箇所コード」及び「作業内容コード」は、上記の日次作業計画データテーブル131のものと同じであるので基本的には複写される。しかしながら、作業員の退場時に現場端末20に表示して確認させ、実際に行った作業箇所及び作業内容と異なっていれば修正される。「出来高」は、退場時に作業員が現場端末20に入力する。なお、施工管理者等は、作業員の退場後に作業員が入力した「出来高」が適切であるかを確認し、不適切であれば修正するようにしてもよい。これらの処理の詳細については後にフロー図を用いて説明する。
図2Cに示す作業員別月次集計データテーブル133は、一定期間(例えば1か月等)毎に、上記の日次作業実績データテーブル132に記録されたデータを個々の作業員毎に集計したデータを格納している。例えば、「入場時刻」と「退場時刻」からその日の「作業時間」が算出され、一定期間の全就労日の「作業時間」の総計として「総作業時間」が算出される。また、一定期間の全就労日の「出来高」の総計として「総出来高」が算出される。なお、「出来高」の表現形式(面積、重量等)は、作業内容によって異なる場合があり得る。その場合、そのままでは加算できないので、加算可能な共通の表現形式に換算した上で集計する。例えば、面積や重量等をそれぞれ適宜のポイントに換算する。この総出来高は、図2Aの作業員マスタテーブル102の「出来高ランク」を決定するために用いられる。
図2Cに示す不具合発生データテーブル134は、図2Aの不具合工事マスタテーブル127に含まれるいずれかの不具合が発生した場合に、一件ずつ詳細を記録する。不具合が発見された日を「発生日」とする。「発生箇所コード」及び「作業内容コード」に基づいて上記の日次作業実績データテーブル132を参照することにより、その作業を行った「作業日」及び「作業員ID」を特定し、また「施工業者ID」も特定する。
図2Cに示す作業員別不具合発生データテーブル135は、上記の不具合発生データテーブル134に基づき作業員毎に一定期間の不具合発生件数を集計した結果を格納している。この作業員毎の不具合発生件数の集計結果は、図2Aの作業員マスタテーブル102の「不具合発生ランク」を決定するために用いられる。
図2Cに示す画像データテーブル136は、個々のネットワークカメラにより撮影された画像に関するデータを記録している。「カメラID」により図2Bのカメラ設置マスタテーブルを参照すれば、設置された作業箇所を特定できる。撮影日及び撮影時刻が記録され、撮影された画像データを格納した「画像ファイル名」と対応付ける。
上記の図2A〜図2Cに示した各テーブルにおける共通するデータ項目(例えば、業者マスタテーブル101における「業者ID」と、作業員マスタテーブル102における「所属業者ID」と、工程管理表マスタテーブル125における「施工業者ID」等)は関連付けられており、互いに参照可能である。
なお、これらのテーブルは一例であり、本システムに関連する諸データを保存するデータベース構造はこの例に限られない。各データ間の関連づけが適切に行われる限りにおいて多様なデータベース構造が考えられる。
再び図1を参照する。管理サーバ1に設けた画像データ処理サーバ14は、生体情報入力装置21により入力され現場端末20からアップロードされた生体情報の画像データ、並びにネットワークカメラ40により撮影されアップロードされた作業箇所の画像データを適宜の形式に変換処理し、画像ファイルとして保存する機能を具備する。
また、管理サーバ1に設けたウェブサーバ15は、現場端末20、携帯端末30またはモニター端末50からのアクセスに対して、要求されたデータをデータベース100から抽出し、ウェブページを形成するHTML文書を作成し、各端末へ送信する。これにより、各端末では、所望するデータをいつでも閲覧することができる。さらに、ウェブサーバ15は、現場端末20、携帯端末30またはネットワークカメラ40から送信される登録情報等のデータや画像データ等を受信し、関連する各処理部11〜13へ引き渡す機能を備えている。
以下、図3〜図7のフロー図を参照し、本システムの処理の流れの一例を説明する。なお、図1及び図2A〜図2Cに示した各構成要素の符号を用いる場合がある。
図3は、施工現場に入退場する作業員の初期登録フローの一例を示す図である。初期登録フローについては、完全な登録を行うには生体情報入力装置21を付設した現場端末20から行わなければならないが、生体情報の登録を除いた部分的な登録であれば携帯端末30や通常端末(生体情報入力装置21を付設していないがインターネット接続可能な端末)からも行うことができる。
先ず、図3においてステップ301〜310の現場端末20を用いた初期登録フローを説明する。生体情報を入力する必要があるため、現場端末20の操作は作業員自身が行う。
・ステップ301:現場端末20から管理サーバ1のウェブサーバが構築した所定のウェブページにアクセスし、ログインする。初期登録の際には作業員IDは未だ割り当てられていないため、ログイン画面上で未登録である旨の通知を選択し送信する。現場端末20の入出力装置はタッチパネル装置が好適である。タッチパネル装置による入力操作は、画面に表示された文字及び数字にタッチすることにより行うか、あるいは画面に表示された複数の選択肢の中の該当するものにタッチすることにより行う。別の例として液晶ディスプレイ等の表示装置の画面及びキーボードやマウス等の入力装置を用いて入力してもよい。
・ステップ302:管理サーバ1は、初期登録の要求を承認し、アクセスを許可する。
・ステップ303:管理サーバ1は、作業員の個人情報データを入力するための入力用画面を現場端末20へ送信する。
・ステップ304:現場端末20のタッチパネル装置上に入力用画面が表示される。この入力用画面には、図2Aの作業員マスタテーブル102の各項目のうち作業員が入力すべき個人情報に関する項目(「氏名」、「住所」、「職種」、「保有資格」等)が表示され、画面の指示に従って各項目のデータを入力する。必要なデータを全て入力し終えたならば管理サーバ1へアップロード(送信)する。
・ステップ305:管理サーバ1は、作業員の個人情報データを受信すると、図2Aの作業員マスタテーブル102に新規レコードを作成し、受信したデータを所定の項目フィールドに格納する。なお、この時点では、生体情報データを取得していないので登録処理は完全に完了しておらず、作業員IDは未だ割り当てられない。
・ステップ306:管理サーバ1は、生体情報の登録を除く個人情報の登録が完了した通知を現場端末20へ送信する。併せて、生体情報データの入力を要求する通知も送信する。
・ステップ307:現場端末20のタッチパネル装置上に生体情報を除く個人情報の登録が完了した通知及び生体情報データの入力を要求する通知が表示される。作業員は、生体情報入力装置21のセンサ上に掌をかざして静脈パターンを検知させる。生体情報入力装置21は検知した掌静脈パターンを電子データ化し、データ信号を現場端末20へ送信する。現場端末20はこの生体情報データを管理サーバ1へ送信する。
・ステップ308:管理サーバ1は、作業員の生体情報データを受信すると、新規ファイルとして所定の記憶装置に保存すると共に、図2Aの作業員マスタテーブル102に作成された当該作業員のレコード中にそのファイル名を登録する。
・ステップ309:管理サーバ1は、必須の初期登録情報が全て得られたことを確認した後、当該作業員に固有の新規の作業員IDを割り当て、これも作業員マスタテーブル102に格納する。その後、作業員IDの通知とともに、登録処理が全て完了した旨の通知を現場端末20へ送信する。
・ステップ310:現場端末20のタッチパネル装置上に新規の作業員ID及び登録処理完了の通知が表示される。この作業員IDは、当該作業員がその後施工現場に入退場する毎に現場端末20に入力するものであり、セキュリティ上重要であるから作業員はこれを守秘する。作業員が作業員IDを確認した後、現場端末20は管理サーバ1へのアクセスをログオフ(所定時間経過後、自動的に初期画面に戻るようにしてもよい)する。
次に、図3においてステップ301a〜307aの携帯端末30または通常端末を用いた初期登録フローを説明する。この場合は、登録は未完となり作業員IDも割り当てられない。生体情報を入力しないため、端末操作は必ずしも作業員自身が行う必要がなく管理責任者等が行ってもよい。
・ステップ301a、302、303、304a、305:これらのステップは、上記の現場端末20による初期登録フローと同じである。
・ステップ306a:管理サーバ1は、生体情報の登録を除く個人情報の登録が完了した通知を携帯端末30または通常端末へ送信する。併せて、当該登録処理は完全ではなく、現場端末20を用いた生体情報の登録がさらに必要である旨の通知も送信する。
・ステップ307a:携帯端末30または通常端末の画面上に管理サーバ1からの通知が表示される。操作者がその内容を確認した後、管理サーバ1へのアクセスをログオフする。
なお、携帯端末30または通常端末を用いて生体情報を除く個人情報のみの初期登録を行った場合、その後、現場端末20を用いて管理サーバ1へアクセスしたときには再び個人情報を入力する必要はない。その場合は、ログイン後にステップ306〜310のみが実行されることになる。
図4は、作業員が施工現場に入場する際の入場時フローを示す図である。
・ステップ401:現場端末20から管理サーバ1のウェブサーバが構築した所定のウェブページにアクセスし、ログインする。作業員は、ログイン画面において固有の作業員IDを入力する。
・ステップ402:管理サーバ1は、現場端末20から送信された作業員IDを受信すると、図2Aの作業員マスタテーブル102を参照して照合することによりログインを承認し、アクセスを許可する。
・ステップ403:管理サーバ1は、「入場」または「退場」のいずれかの選択を要求する通知を現場端末20へ送信する。併せて、生体情報データの入力を要求する通知も送信する。
・ステップ404:現場端末20のタッチパネル装置上に、「入場」または「退場」の選択要求並びに生体情報データの入力要求が表示される。作業員は、「入場」を選択し送信する。
・ステップ405:さらに作業員は、生体情報入力装置21のセンサ上に掌をかざして静脈パターンを検知させる。現場端末20は、検知された掌静脈パターンのデータ信号を管理サーバ1へ送信する。
・ステップ406:管理サーバ1は、作業員の生体情報データを受信すると、図2Aの作業員マスタテーブル102を参照し、初期登録で保存された掌静脈パターンと照合する。適合する場合は、本人認証の完了及び入場許可の通知を現場端末20へ送信する。一方、適合しない場合は本人認証できなかった旨及び警告を現場端末20へ送信し、アクセスを終了させる。
・ステップ407:生体情報が適合した場合は、現場端末20に入場許可の通知が表示される。
・ステップ408:入場許可の送信に続いて管理サーバ1は、図2Cに示す日次作業実績データテーブル132に新規レコードを作成し、日付と当該作業員の当該就労日の作業に関する情報を格納すると共に、入場時刻を記録する。当該就労日の作業に関する情報は、日次作業計画データテーブル131から取得する。
・ステップ409:好適例では、引き続き管理サーバ1が、日次作業計画データテーブル131に格納されている当該作業員の当該就労日の作業箇所及び作業内容の情報データを現場端末20へ送信する。この際、図2Bの作業箇所図面マスタテーブル124も参照し、作業箇所の図面ファイルを抽出し、併せて送信してもよい。
・ステップ410:現場端末20に、当該作業員の当該就労日の作業箇所及び作業内容が図面と共に表示される。これにより作業員は、当該就労日に担当するべき作業の詳細を確認することができる。作業員による確認後、ログオフする。
図5は、作業員が施工現場から退場する際の退場時フローを示す図である。
・ステップ501:現場端末20から管理サーバ1のウェブサーバが構築した所定のウェブページにアクセスし、ログインする。作業員は、ログイン画面において固有の作業員IDを入力する。
・ステップ502:管理サーバ1は、現場端末20から送信された作業員IDを受信すると、図2Aの作業員マスタテーブル102を参照して照合することによりログインを承認し、アクセスを許可する。
・ステップ503:管理サーバ1は、「入場」または「退場」のいずれかの選択を要求する通知を現場端末20へ送信する。併せて、生体情報データの入力を要求する通知も送信する。
・ステップ504:現場端末20のタッチパネル装置上に、「入場」または「退場」の選択要求並びに生体情報データの入力要求が表示される。作業員は、「退場」を選択し送信する。
・ステップ505:さらに作業員は、生体情報入力装置21のセンサ上に掌をかざして静脈パターンを検知させる。現場端末20は、検知された掌静脈パターンのデータ信号を管理サーバ1へ送信する。
・ステップ506:管理サーバ1は、作業員の生体情報データを受信すると、図2Aの作業員マスタテーブル102を参照し、初期登録で保存された掌静脈パターンと照合する。適合する場合は、本人認証の完了及び退場許可の通知を現場端末20へ送信する。一方、適合しない場合は本人認証できなかった旨及び警告を現場端末20へ送信し、アクセスを終了させる。
・ステップ507:生体情報が適合した場合は現場端末20に退場許可の通知が表示される。
・ステップ508:退場許可の送信に続いて管理サーバ1は、図2Cの日次作業実績データテーブル132に退場時刻を記録する。
・ステップ509:続いて管理サーバ1が日次作業計画データテーブル131に格納されている当該作業員の当該就労日の作業箇所及び作業内容の情報データを現場端末20へ送信する。この際、図2Bの作業箇所図面マスタテーブル124も参照し、作業箇所の図面ファイルを抽出し、併せて送信してもよい。同時に、これらの当該就労日の作業箇所、作業内容及び図面が、実際に当該作業員が当該就労日に行った作業と一致するか否かの確認を要求する通知も送信する。
・ステップ510:現場端末20のタッチパネル装置上に作業箇所、作業内容及び図面が表示される。図面を表示することにより作業員は視覚的に容易に確認することができる。作業員は、表示された内容が当該就労日に行った作業と一致している場合は、「確認」を入力し、現場端末20は管理サーバ1へ送信する。一方、表示された内容が当該就労日に行った作業と一致しない場合はその旨を入力し、現場端末20は管理サーバ1へ送信する。図2Cの日次作業計画データテーブル131は、当該就労日の作業開始前に作成されたものであるから、事情により実際に行った作業が予定と異なる場合も生じ得る。この場合、管理サーバ1は、例えば図2Bの作業箇所マスタを参照して施工現場における全ての作業箇所の一覧表を作成して、現場端末20へ送信し表示させ、その一覧表の中から作業員が実際に作業を行った作業箇所を選択するように要求する。作業内容が異なる場合についても同様して実際に行った作業内容を選択させる。このようにして、作業員が当該就労日に実際に行った作業箇所及び作業内容が特定される。
・ステップ511:管理サーバ1は、当該就労日の実際の作業箇所及び作業内容が確認された通知を受信すると、続いて、その作業における当該就労日の出来高の入力を要求する通知を送信する。
・ステップ512:作業員は、出来高入力画面が表示されると、出来高を入力する。この入力画面は、容易に入力できるように作成することが好適である。例えば数値を入力する場合、直接数値を入力してもよいが、複数の数値を表示してその中から選択させるようにしてもよい。出来高は、作業量を示す面積や重量であってもよく、また、その作業箇所及び作業内容の工程全体を100%としそれに対する当該就労日に行った作業量の割合でもよい。入力された出来高データは、管理サーバ1へ送信される。
・ステップ513:管理サーバ1は出来高データを受信すると、図2Cの日次作業実績データテーブル132にその出来高データを記録する。
図6は、日次管理フローの一例を示す図である。日次管理は、施工管理者または現場責任者等が現場端末20もしくは通常端末または管理サーバ1の操作用端末等を用いて管理サーバ1にアクセスして行う。図6のフロー図では、操作に用いる端末は図示を省略している。この日次管理は、例えば、全ての作業員が施工現場から退場した終業後に行う。
・ステップ601:端末からの要求に応じて管理サーバ1は、図2Cの日次作業実績データテーブル132及び画像データテーブル136から指定された日付のデータを抽出し、端末に送信し表示させる。例えば、施工管理者等は、日次作業実績データテーブル132に記録された出来高データと、画像データテーブル136に記録された撮影画像とを、画面上で比較する。そして作業員の入力した出来高データが適切であるか否かを判断する。適切でない場合は修正データを管理サーバ1に送信する。管理サーバ1は、修正データに基づいて日次作業実績データテーブル132の出来高データを更新する。
・ステップ602:施工現場において不具合が発生した日には、図2Cの不具合発生データテーブル134に新規レコードを作成する。そして、端末から入力されたデータを「発生日」、「発生箇所コード」、「作業内容コード」及び「不具合内容コード」の各項目フィールドに格納する。さらに、「発生箇所コード」と「作業内容コード」に基づいて図2Cの日次作業実績データテーブル132等を参照することによりその作業を行った「作業日」、「作業員」及び「施工業者ID」等を抽出することができる。
・ステップ603:管理サーバ1は、端末からの要求に応じて図2Bの工程管理表マスタテーブル125から翌日(または次の就労日)の作業に関するデータを抽出し、端末に表示させる。施工管理者等は、実際の進捗状況を考慮して必要に応じて表示データを修正し、図2Cの日次作業計画データテーブル131を作成する。工程管理表の通りでよい場合は、工程管理表のデータがそのまま日次作業計画データテーブル131のデータとなる。管理サーバ1は、作成された日次作業計画データテーブル131を保存する。
図7は、月次集計フローの一例を示す図である。この例では一定期間を一か月としてその間に蓄積されたデータの集計処理を行っている。月次集計処理は、管理サーバ1が一定期間の経過後に自動的に行ってもよく、所定の端末からの指示を受信することに応じて行ってもよい。
・ステップ701:月次集計処理を行うにあたって、図2Cの作業員別月次集計データテーブル133の新規レコードが作成される。作成した新規レコードの各項目フィールドに、図2Cの日次作業実績データテーブル132に蓄積されたデータ(入場時刻、退場時刻、出来高等)を読み込む。次に、個々の作業員について、一か月間に記録された「出来高」を加算することにより1か月間における作業員毎の「総出来高」を算出する。作業内容によって出来高の表現形式が異なるためにそのままでは加算できない場合は、ポイント等の共通の表現形式に換算して集計する。また、作業時間については、就労日の入場時刻と退場時刻から1日の作業時間を算出し、全就労日の作業時間を加算することにより1か月間における「総作業時間」を算出する。
・ステップ702:次に、図2Bの作業員契約マスタテーブル126を参照し、作業員毎に「予想総出来高」と実際の「総出来高」を比較する。そして、これらの間の差が予め設定した範囲以上(例えば、予想総出来高の±5%以上)である場合は、その作業員IDを抽出する。抽出された作業員IDをもつ作業員は、契約金額が妥当であるか否かを見直す対象となる。予想総出来高と実際の総出来高の差が所定の量未満の場合は承認する。なお、契約の見直し対象となる作業員IDの抽出方法はこの例に限定されない。
・ステップ703:続いて、作業員毎に総出来高に基づいて図2Aの出来高ランクマスタテーブル108を参照し、「出来高ランク」を決定する。決定された出来高ランクは、図2Aの作業員マスタテーブル102に保存される。作業員マスタテーブル102の出来高ランクは毎月更新してもよいし、累積保存してもよい。
なお、別の例として、総出来高の替わりに総作業時間を評価基準としてもよい。この場合、図2Bの作業員契約マスタテーブル126に「予想総作業時間」とそれに基づく「契約金額」が予め格納されている。そして、「予想総作業時間」を実際の「総作業時間」と比較する。これらの間の差が予め設定した範囲以上であればその作業員IDを抽出し、契約金額の見直し対象とする。
・ステップ704:また、図2Cの不具合発生データテーブル134を参照し、作業員毎に1か月の不具合発生件数を集計する。この集計結果は、図2Cの作業員別不具合発生データテーブル135に記録される。
・ステップ705:続いて、作業員毎に不具合発生件数に基づいて図2Aの不具合ランクマスタテーブル107を参照し、「不具合発生ランク」を決定する。決定された不具合発生ランクは、図2Aの作業員マスタテーブル102の保存される。作業員マスタテーブル102の不具合発生ランクは毎月更新してもよいし、累積保存してもよい。
以上に説明した本システムでは、データベース100に種々のデータが蓄積される。これらのデータは、直接またはネットワークを介して管理サーバ1に接続された端末装置の画面上に種々のレポート形式で表示させることにより、その内容を閲覧させることができる。
例えば、特定の物件、特定の日付及び特定の施工業者を指定し、それらに該当する作業員の入退場データを抽出し、一覧表示させることができる。
また、例えば、特定の物件について全ての入退場時刻の記録を抽出しタイムチャート形式で表示させることができる。
また、例えば、特定の物件についての進捗状況をカレンダー形式で表示させたり、各作業箇所の現状を画像データで表示させたりすることができる。
また、現場端末20、携帯端末30及び通常端末等に表示される画面デザインは任意であるが、ボタン表示、チェック表示、メニュー選択、プルダウン表示等の周知の技術を用いることにより、できるだけ視覚的に把握し易くかつ少ない操作またはタッチのみで入力できるように実施することが好ましい。
本発明の施工現場管理システムの概略構成図である。 本システムのデータベースを構成する複数のマスタテーブルの一例である。 本システムのデータベースを構成する複数のマスタテーブルの一例である。 本システムのデータベースを構成する複数のデータテーブルの一例である。 本システムの初期登録フローの一例を示す図である。 本システムの入場時フローの一例を示す図である。 本システムの退場時フローの一例を示す図である。 本システムの日次管理フローの一例を示す図である。 本システムの月次集計フローの一例を示す図である。
符号の説明
1 管理サーバ
11 マスターデータ登録部
12 日次作業計画作成部
13 入退場データ処理部
14 画像データ処理サーバ
15 ウェブサーバ
20 現場端末
21 生体情報入力装置
30 携帯端末
40 ネットワークカメラ
50 モニター端末

Claims (9)

  1. 施工現場に設置され生体情報データを入力可能な生体情報入力装置を付設した現場端末と、該現場端末と通信ネットワークにより接続された管理サーバとにより前記施工現場への作業員の入場及び退場を管理する施工現場管理システムであって、前記管理サーバが、
    (a)個々の作業員に固有に割り当てられた作業員IDとその生体情報データとを対応付けて予め登録した作業員マスタテーブルと、
    (b)就労日毎に施工現場における個々の作業箇所とその作業箇所を担当する作業員の前記作業員IDとを対応付けて予め登録した日次作業計画データテーブルと、
    (c)個々の作業員毎及び就労日毎にその作業員が担当した作業箇所とその作業箇所において行った作業の量を示す出来高と前記作業員IDとを対応付けて記録する日次作業実績データテーブルと、
    (d)入場する際及び退場する際に前記生体情報入力装置に入力された生体情報データを前記作業員IDと共に前記現場端末から受信し、前記作業員マスタテーブルに予め登録された生体情報データと照合し適合するか否かを判断する手段と、
    (e)前記入力された生体情報データが適合すると判断された場合に入場時刻及び退場時刻を前記作業員IDと対応付けて前記日次作業実績データテーブルにそれぞれ記録する手段と、
    (f)退場する際において前記入力された生体情報データが適合すると判断された場合に前記日次作業計画データテーブルを参照することによりその作業員IDに対応付けられた当該就労日の作業箇所を抽出し、抽出された該作業箇所を示すデータを前記現場端末に送信し表示させると同時にその作業員によるその作業箇所における当該就労日の出来高の入力を要求する手段と、
    (g)入力された前記当該就労日の出来高を受信し、その出来高をその作業箇所及び前記作業員IDと対応付けて前記日次作業実績データテーブルに記録する手段とを備えたことを特徴とする施工現場管理システム。
  2. 前記施工現場における個々の作業箇所と、該作業箇所の図面ファイルとを対応付けて予め登録した作業箇所図面マスタテーブルをさらに備え、
    前記抽出された作業箇所を示すデータを前記現場端末に送信し表示させる手段が、前記作業箇所図面マスタテーブルから取得した前記図面ファイルを前記現場端末に送信し表示させることを特徴とする請求項2に記載の施工現場管理システム。
  3. 一定期間に前記日次作業実績データテーブルに記録された個々の作業員の前記入場時刻及び前記退場時刻を参照して、該一定期間における作業員毎の総作業時間を算出する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の施工現場管理システム。
  4. 個々の作業員について将来の一定期間の予想総作業時間に基づいた契約金額を前記作業員IDと対応付けて予め登録した作業員契約マスタテーブルと、
    実際に算出された前記総作業時間と前記予想総作業時間とを比較し、その比較結果において予め設定した範囲を超える差が存在する作業員IDのみを抽出する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の施工現場管理システム。
  5. 一定期間に前記日次作業実績データテーブルに記録された個々の作業員の出来高を参照して、該一定期間における作業員毎の総出来高を算出する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の施工現場管理システム。
  6. 個々の作業員毎に将来の一定期間の予想総出来高に基づいた契約金額を前記作業員IDと対応付けて予め登録した作業員契約マスタテーブルと、
    前記作業員契約マスタテーブルを参照することにより個々の作業員毎に前記予想総出来高と実際に算出された前記総出来高とを比較し、その比較結果において予め設定した範囲を超える差が存在する作業員IDのみを抽出する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の施工現場管理システム。
  7. 一定期間における一人当たりの総出来高を複数の出来高ランクに分類した出来高ランクマスタテーブルと、
    前記出来高ランクマスタテーブルを参照することにより個々の作業員毎に前記複数の出来高ランクと実際に算出された前記総出来高とを比較し、その比較結果に基づいて個々の作業員の出来高ランクを決定し、該決定された出来高ランクを前記作業員マスタテーブルに記録する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項5に記載の施工現場管理システム。
  8. 一定期間における一人当たりの不具合発生件数を複数の不具合発生ランクに分類した不具合発生ランクマスタテーブルと、
    不具合の生じた作業箇所とその作業を行った就労日を記録した不具合発生データテーブルと、
    前記不具合発生データテーブル及び前記日次作業実績データテーブルを参照することにより該一定期間における作業員毎の不具合発生件数を算出する手段と、
    前記不具合発生ランクマスタテーブルを参照することにより個々の作業員毎に前記複数の不具合発生ランクと実際に算出された不具合発生件数とを比較し、その比較結果に基づいて個々の作業員の不具合発生ランクを決定し、該決定された不具合発生ランクを前記作業員マスタテーブルに記録する手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の施工現場管理システム。
  9. 個々の前記作業箇所に設置され前記管理サーバと通信ネットワークで接続されたカメラ装置と、
    個々の前記カメラ装置に固有に割り当てられたカメラIDと撮影日と撮影された画像データとを対応付けて記録した画像データテーブルとをさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の施工現場管理システム。
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