JP2002354443A - 映像配信システム、映像配信方法 - Google Patents

映像配信システム、映像配信方法

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JP2002354443A JP2001155173A JP2001155173A JP2002354443A JP 2002354443 A JP2002354443 A JP 2002354443A JP 2001155173 A JP2001155173 A JP 2001155173A JP 2001155173 A JP2001155173 A JP 2001155173A JP 2002354443 A JP2002354443 A JP 2002354443A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理やサービス形態に対応して、ユーザ
からの様々な要求を満たすことができ、映像集配信の効
果を高めることができると共に、その配信をシステムの
改変等を要さず効率的に行うことができる映像配信シス
テム等を得る。 【解決手段】 映像表示装置5から少なくとも映像コン
テンツ及び映像変換に関する要求をユーザオリエンテッ
ド処理部4に送信すると、ユーザオリエンテッド処理部
4は複数の映像変換配信サーバ3Aから所定の映像変換
サーバを選択し、それに対応する制御プログラムを映像
表示装置5にダウンロードさせる。映像表示装置5にダ
ウンロードされたプログラムに基づいて、映像変換サー
バ3Aが映像の所定の変換を行い映像表示装置5に送信
すると共に、映像表示装置5が映像変換サーバ3Aから
の映像を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像配信システム
等に関し、特に監視カメラやモニタカメラ等の撮像装置
で撮影された映像を配信するに際して、ユーザ端末から
の種々の映像要求に応じて配信できるようにした映像配
信システム及びそれに用いられる映像表示装置並びに撮
像装置、映像配信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、映像配信システムとして、P
HSを利用したワイヤレスによる動画配信等が知られて
いる。これはインターネット接続サービスを用いてサー
バから高速データ通信により映像コンテンツ(動画、静
止画)のストリーミング及びダウンロードを可能とした
ものであり、PHS等の端末にはデジタルカメラを内蔵
し、撮影した動画及び静止画を添付したメールの送信が
可能とされたものも知られている。また、簡易ブラウザ
を搭載し、インターネット上にあるコンテンツの閲覧が
可能とされたものも知られている。
【0003】そして、このようなシステムの中には、例
えば映像チャネルを50チャネル以上、130以上の番
組を用意しており、映画やテレビ、音楽等のエンターテ
インメント情報からニュース、スポーツ、生活便利情報
に至るあらゆるジャンルで暮らしやビジネスに役立つ情
報を提供しているものも知られる。
【0004】また、他の従来技術としては、設置したW
ebカメラのリアルタイム画像をインターネット経由で
携帯電話に配信するサービスシステムが知られている。
これは配信サーバの運用管理をHubのインターネット
データセンタで行い、システムを構築したり、サーバを
分散したりして運用費等や構築期間等の問題点を解消し
ている。
【0005】このシステムでは、管理者画面からはコン
テンツの切り替えもでき、どのカメラからの画像をどの
ようなコンテンツとして配信するのかという設定が可能
であり、その設定情報を入力するだけで、カメラと配信
するコンテンツとの関係を選択し、好きなときにメニュ
ーを追加したり削除したりできる。また、ID、パスワ
ード毎にコンテンツが切り替えられるので、コンテンツ
にアクセスできる人を制限することもできる。さらにロ
グインID毎にグループ分けし、そのグループのカテゴ
リー毎に閲覧できる画像の内容を変えることができる。
例えば無料でユーザが閲覧できる画像と、利用料金を払
っているユーザのみ閲覧可能な画像とを区別することが
でき、また、画像の一部を拡大して見たい場合には、画
像を分割し、その一部を拡大して閲覧することができ、
さらに連続した画像を3コマのアニメーションとして見
ることもでき、また、携帯電話からの操作でWebカメ
ラの方向や倍率を変えることもできる。
【0006】さらに、このシステムをセキュリティ管理
に応用した場合、玄関等にカメラを設置した場合、来客
等で画像が変化した場合等にメールを自動で送信するこ
とができる。その際には、メールにURLが貼られて送
られてくるので、それをクリックして現場の状況が携帯
電話から確認できる。それにより誰が訪問してきている
のか、もしくは不審人物が来ているのか等が確認でき、
セキュリティ用途にも活用可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の技術においては、ユーザからの端末の種別、アク
セス回線の種別に関する要求に応じる手段を有しておら
ず、従って、予め定められた画質の画像を予め定められ
た端末のアクセス回線を介して配信を行うのみであり、
ユーザが使用する様々な有線を含むアクセス回線や端末
を混用する場合、あるいは、時代の進展と共にアクセス
回線や端末の機能/性能が向上する場合等に、プラット
フォームとしてのシステム構成や、映像情報を表示する
ための処理の構造を変えることを必要としないで、回線
や端末に適した機能/性能の映像表示を実現することは
できない。従って、従来の技術においては、無線アクセ
ス回線の状態やユーザ側のサービス要求条件の変化に対
応して、表示内容や表示性能をサービスの途中でダイナ
ミックに切り替えることもできない。
【0008】このため、例えば現在注目されているセキ
ュリティ分野での監視・モニタ関連サービスにおいて
は、その一例として、家庭用の防犯・防災セキュリティ
から一般公衆を対象とした公共事業用監視・モニタシス
テムまでの幅の広いアプリケーションが考えられている
が、この場合、映像情報に要求される条件は、システム
の構成要素や要求されるサービスの形態によって大きく
異なり、例えば、表示する画面によって、「その内
容」、「画質」「動画ならば時間当たりのコマ数」、
「表示するまでの時間」、「リアルタイムでの表示が必
要か否か」、あるいは「一旦蓄積した情報を表示するの
か否か」といったような様々なサービス形態が予想され
るが、従来の技術において、これらの要望を全て満たす
には至っていない。
【0009】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、画像処理やサービス形態に対応して、ユ
ーザからの様々な要求を満たすことができ、映像集配信
の効果を高めることができると共に、その配信をシステ
ムの改変等を要さず効率的に行うことができる映像配信
システム、映像配信方法及びそれに用いられる映像表示
装置並びに撮像装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、映像入力手段に入力される映像を通信
回線を用いて映像表示手段に配信する映像配信システム
において、前記通信回線を用いて前記映像入力手段及び
前記映像表示手段と接続される映像蓄積手段と映像変換
手段と映像処理手段とを備え、前記映像表示手段の映像
表示形態と映像表示機能及び前記映像表示手段が利用す
るアクセス回線の種類に応じて配信することを特徴とす
るものである。
【0011】このような構成によれば、映像表示装置の
アクセス回線や映像の表示形態によらず、ユーザからの
様々な映像配信要求を満たすことができ、映像集配信の
効果を高めることができると共に、その配信をシステム
の改変等を要さず効率的に行うことができる。
【0012】また、本発明において、前記映像蓄積手段
は前記映像入力手段でディジタル化された所定の解像度
や所定のフレームレートを有する映像を蓄積し、前記映
像変換手段は前記映像蓄積手段に蓄積された映像を前記
映像表示手段の映像表示形態と映像表示機能及び前記映
像表示手段が利用するアクセス回線の種類に応じて変換
し、前記映像処理手段は前記映像表示手段からの要求に
応じて前記映像変換部の負荷状況をモニタリングするこ
とを特徴とするものである。
【0013】このような構成によれば、所定の解像度や
所定のフレームレートを有する映像を蓄積することによ
り映像を豊富に持つことができると共に、種々の映像表
示手段に対応できると共に、映像変換手段により映像を
変換することにより、全ての映像信号形態についての映
像を蓄積しておく必要がない。従って、ユーザが要求す
る様々な映像信号形態を容易に提供できる。
【0014】また、本発明において、前記映像変換手段
は複数備えられ、前記映像処理手段は前記映像表示手段
からの要求に応じて対応可能な映像変換部を選択するこ
とを特徴とするものである。
【0015】このような構成によれば、ある映像変換部
に負担が集中するのを防止でき、効率的にユーザに映像
配信を行うことが可能となる。
【0016】また、本発明において、前記映像処理手段
は前記映像入力手段を制御するプログラムを複数有し、
前記映像表示手段へ該映像表示手段が制御する前記映像
入力手段に対応したプログラムをダウンロードし、前記
映像表示手段からダウンロードしたプログラムを用いて
前記映像入力手段の制御を行うことを特徴とするもので
ある。
【0017】このような構成によれば、映像表示手段と
映像入力手段の制御に関する処理の映像処理手段への集
中が防止できる。
【0018】また、本発明において、前記映像処理手段
は前記映像変換手段で行う制御をユーザ志向で行うため
のプログラムを複数有し、前記映像表示手段へ該映像表
示手段及び前記映像表示手段が制御する前記映像変換手
段に対応したプログラムをダウンロードし、前記映像表
示手段からダウンロードしたプログラムを用いて前記映
像変換手段の制御を行うことを特徴とするものである。
【0019】このような構成によれば、映像表示手段の
制御をユーザ志向で行うに際して、映像処理手段にその
制御に関する処理の映像処理手段への集中が防止でき
る。
【0020】また、本発明において、前記映像処理手段
は、新しい機能を持った映像入力手段に対して、該映像
入力手段に対応するダウンロードプログラムを追加でき
る機能と、新しい機能を持った映像表示手段に対して、
該映像表示手段に対応するダウンロードプログラムを追
加できる機能を有することを特徴とするものである。
【0021】このような構成によれば、新しい機能を持
った映像入力手段や映像表示手段が出現した場合に、容
易にその対応を低コストでとることができる。
【0022】また、本発明において、前記映像入力手段
は複数備えられると共に、前記映像処理手段は、前記映
像表示手段が要求する映像がどの映像入力手段から入手
できるかの情報を持つ手段を有し、前記映像表示手段へ
の映像送信を前記映像入力手段に指示すると共に前記映
像入力手段に対応したプログラムを前記映像表示手段に
ダウンロードすることを特徴とするものである。
【0023】このような構成によれば、映像入力手段の
映像処理手段の制御について映像処理手段に処理が集中
するのを防止でき、また、ユーザの希望に最適な映像入
力手段を選択できる。
【0024】また、本発明において、前記映像変換手段
は、前記映像表示手段の要求に応じた解像度で映像を送
信するため、画像を高解像度から低解像度まで変換する
機能と、前記映像表示手段の要求に応じた画像圧縮フォ
ーマットで映像を送信するため、画像圧縮フォーマット
変換機能と、前記映像表示手段の要求に応じたビットレ
ートで映像を送信するため、ビットレートを低速から高
速まで変換する機能と、前記映像蓄手段で蓄積した映像
を変換し出力する機能とを有することを特徴とするもの
である。
【0025】このような構成によれば、ユーザの要求に
応じた解像度、画像圧縮フォーマット、及びビットレー
トで映像を配信することができる。
【0026】また、本発明は、映像入力手段で得られる
映像を、管理サーバと複数の映像変換サーバとを用いて
映像表示手段に配信する映像配信方法であって、映像表
示手段から少なくとも映像コンテンツ及び映像変換に関
する要求を前記管理サーバに送信する第1ステップと、
前記映像表示手段からの要求に基づいて、前記管理サー
バが複数の映像変換サーバから所定の映像変換サーバを
選択し、それに対応する制御プログラムを前記映像表示
手段にダウンロードさせる第2ステップと、前記映像表
示手段にダウンロードされたプログラムに基づいて、前
記映像変換サーバが映像の所定の変換を行い前記映像表
示手段に送信すると共に、前記映像表示手段が前記映像
変換サーバからの映像を受信する第3ステップとを備え
てなるものである。
【0027】このような方法によれば、映像表示装置の
アクセス回線や映像の表示形態によらず、ユーザからの
様々な映像配信要求を満たすことができ、映像集配信の
効果を高めることができると共に、その配信をシステム
の改変等を要さず効率的に行うことができる。
【0028】また、本発明は、通信回線に接続され、入
力された映像をディジタル圧縮しパケット化するカメラ
サーバと、映像を格納蓄積し蓄積した映像を配信する映
像蓄積配信サーバと、通信回線に接続されたサーバの情
報を管理し、ユーザの利用する端末の能力や映像利用の
目的等に応じてソフトウェアダウンロード等を行うディ
レクトリサーバと、映像の解像度、画像圧縮フォーマッ
ト、ビットレートの変換を行い配信を行う複数の映像変
換配信サーバと、ユーザの認証を行う認証サーバと、端
末管理課金を行う端末管理サーバと、ユーザの要求映像
と前記映像蓄積配信サーバに蓄積された映像の対応付け
を行う検索サーバとを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0029】今後の発展が予想される映像配信サービス
では、業務内容や設備状況に応じてユーザのサービス要
求条件や端末からのアクセス条件、解像度やアクセスの
ビットレートの高低、あるいは要求画面としての動画又
は静止画等々において、種々のバライティが出てくると
予想される。この要求に対応するため、本発明において
は、映像変換部に画面のサイズ、圧縮率、フレームレー
ト、及び圧縮方式等の変換機能を設けて、前記のような
サービス・グレードのバライティに対応可能な機能を設
ける。このサービス・グレードに対応可能な性質を本明
細書では、スケーラビリティ性と呼ぶこととする。
【0030】次にユーザが映像情報にアクセスするに際
して、そのときのサービス要求条件やアクセス回線の状
況に適したグレードを設定する機能をユーザオリエンテ
ッド処理部に備える。この機能の具体的内容は、映像デ
ィレクトリ管理、映像リソース管理、端末管理等であ
る。映像ディレクトリ管理はユーザの要求するサービス
・グレードの映像情報を表示できるように撮像装置の制
御(例えばカメラ雲台の制御)や映像情報変換処理の選
択を行う。リソース管理部は撮像装置や映像変換部の負
荷状況等の管理を行う。なお、端末管理部は端末のサー
ビス・プロファイルのチェックや課金等の管理を行うこ
とも可能である。端末管理部は選択した撮像装置及び映
像変換部を制御できるJAVA(登録商標)アプレット
等のソフトウェアを映像表示装置にダウンロードして端
末を制御する。
【0031】以下の実施の形態で示すシステムでは、撮
像装置(カメラ及びその制御装置を含む:映像入力部)
と映像表示装置(ユーザ端末)とを端末とし、映像蓄積
部、映像変換部及びユーザオリエンテッド処理部をIP
ネットワーク(IPv6/IPv4の双方に対応)で接
続した構成を採っている。ここにおいては、ユーザから
の映像要求(ビットレート、圧縮率、画面サイズ、フレ
ームレート、画像圧縮方式の組合せ)はユーザオリエン
テッド処理部に入力され、ユーザオリエンテッド処理部
では、ユーザの要求に対応できる撮像装置及び映像変換
部を選択する。また、ユーザオリエンテッド処理部で
は、選択した撮像装置及び映像変換部に対応したJAV
Aアプレットを映像表示装置(ユーザ端末)にダウンロ
ードさせ、このプログラムに基づいて、映像表示装置
(ユーザ端末)は、撮像装置を制御し、拡大・縮小及び
方向を合わせる。
【0032】さらに、映像蓄積部は、撮像装置で得られ
るデジタル化された解像度やフレームレートができる限
り高品質な映像を蓄積しており、映像表示装置(ユーザ
端末)は、映像変換部を制御し、映像要求(ビットレー
ト、圧縮率、画面サイズ、フレームレート、画像圧縮方
式の組合せ)通りの変換を映像蓄積部から得られる映像
信号に対して行わせる。映像変換部は、映像蓄積部より
取り出した映像を映像表示装置の要求通りに変換し、映
像表示装置に映像を配信する。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。 実施の形態1.図1は実施の形態を示す概略ブロック
図、図2は図1の構成をより詳細に示したブロック図、
図3は図1もしくは図2の機能を示す機能ブロック図、
図4は実施の形態の全体構成を示す全体構成図、図5は
映像蓄積部を示すブロック図である。
【0034】本実施の形態における映像配信システム
は、図1に示すように、撮像装置(映像入力部)1と、
撮像装置1からの映像を蓄積する映像蓄積部2と、映像
蓄積部2からの映像を変換する映像変換部3と、端末か
らの要求に応じて映像配信制御を行うユーザオリエンテ
ッド処理部4と、配信された映像を表示する例えば端末
に設けられた映像表示装置(もしくはユーザ端末)5か
らなる。これらは適宜IPネットワークにより通信状態
とされる。
【0035】撮像装置1は複数の適所に設けられ、それ
ぞれがカメラ11とカメラサーバ12とからなる。カメ
ラサーバ12とIPネットワーク間は、LAN等の有線
やPIAFS(PHS)等の無線で接続され得る。カメ
ラサーバ12は、図3に示すように映像をデジタル圧縮
しパケット化して(M1)、映像蓄積部2に送る。配信
プロトコルはフレーム単位の圧縮データをHTTP等に
載せて行う。
【0036】映像蓄積部2は、基本単位としては図2に
示す蓄積部21と配信部22から構成され得るが、本実
施の形態においてはこれらを統合して、図5に示される
構成を採り、蓄積部21と配信部22をそれぞれ組みと
して有する複数の映像蓄積配信サーバ2Aと、これらの
負荷を分散するための負荷分散装置2Bと、各映像蓄積
配信サーバ2Aにより共有される共有レイドHD2Cと
からなる。なお、図3においては、負荷分散装置2Bと
共有レイドHD2Cとは省略して図示している。
【0037】映像蓄積配信サーバ2Aは、図示されるよ
うに、大きく分けて蓄積部21で構成される蓄積処理部
と配信部22により構成される配信処理部との2処理部
構成となっている。各処理部はそれぞれLANインター
フェイスを持ち、それぞれが独立したプロセス空間で動
作する(場合によっては、マルチCPUあるいはマルチ
マシン構成となる)。複数の映像蓄積配信サーバ2Aが
負荷分散装置2Bによって、クラスタリングされて、1
つの仮想的なサーバを構築する。負荷分散装置2Bはサ
ーバ外からの要求を受信し、複数ある映像蓄積配信サー
バ2Aの負荷を見て要求タスクを適切なサーバに伝達す
る。データは複数コントローラを持つ共有レイドHD2
Cに格納される。
【0038】そして、蓄積部21により行われる蓄積処
理において、カメラサーバ12から送られてくる映像を
格納・蓄積する。単なるデジタルデータを扱うだけなの
で、データの種類や圧縮フォーマット等には拘わらず格
納可能である。なお、蓄積される映像は解像度やフレー
ムレートにおいて所定の品質を有するものとすることが
できる(M2)。配信部22により行われる配信処理
は、変換・配信サーバや直接の配信要求(M9)に対し
て、映像を配信する。プロトコルにはHTTP等が用い
られる。
【0039】映像変換部3は映像変換配信サーバ3Aと
して構成され、解像度変換部31、画像圧縮フォーマッ
ト変換部32、ビットレート変換部33からなる変換部
30と、配信部34とからなる。変換部30は、映像配
信を要求した端末に応じた解像度、画像圧縮フォーマッ
ト、ビットレート(以下映像プロパティ)に与えられた
映像信号を変換して(M3〜M5)、配信部34が変換
された映像の配信を行う。これにより、ダイナミックな
映像プロパティの変更にも応じられる。
【0040】ユーザオリエンテッド処理部4は、カメラ
スケジューリング部411、映像リソース管理部41
2、端末管理部413からなるディレクトリサーバ41
と、映像ディレクトリ管理部421を有する検索サーバ
42とからなる。ディレクトリサーバ41はネットワー
ク上に接続された各サーバの情報を管理し、対応できる
映像変換配信サーバ3Aを案内する(ディレクトリ管理
M6)。また、どの映像変換配信サーバ3Aが対応でき
るか案内する手段として、映像変換配信サーバ3Aの負
荷に応じてアサインするのか等の映像リソース管理を行
う(M7)。
【0041】さらにJAVAアプレットを利用して、ユ
ーザとカメラ間の制御をフレキシブルに行わせる機能を
有している。ユーザが利用する端末の能力や業務内容、
映像利用の目的等に応じて、カメラの制御、圧縮率、画
面サイズ、フレームレート、圧縮方式等の制御を行わせ
る(端末管理M8)。検索サーバ42は、ユーザが希望
する(M9)映像に関する情報、例えば、記録日時や撮
影カメラ等の情報を受け取り、合致した映像素材のID
を結果として送信する。
【0042】映像表示装置5は、各種表示端末(様々な
アクセス回線や表示能力)、アクセス網としては、有線
(アナログ、ISDN、FTTH、CATV、xDSL
等)、無線(PHS(PIAFS)、PDC、無線LA
N、IMT−2000、FWA、衛星通信)がある。表
示能力としては、携帯電話の画面のように小さいものか
ら、テレビ画面のように高精細なものまである。
【0043】以上の構成において、映像変換部3(映像
変換配信サーバ3A)、ユーザオリエンテッド処理部
4、及び映像蓄積部2(又は映像蓄積配信サーバ2A)
は、本発明の処理部の一形態を構成している。
【0044】以下、実施の形態の動作について説明す
る。 (映像蓄積までの動作の流れ:図6) (1)システム運用者からの要求により、カメラ11が
稼動して映し出すカメラ11の方向、ズーム等を指定
し、映像を配信する時間の設定を行えるように、ユーザ
オリエンテッド処理部4のディレクトリサーバ41のカ
メラスケジューリング部411では、カメラ11、カメ
ラサーバ12、方向、ズーム、稼働時間を登録する(S
1)。
【0045】(2)この登録機能は、所定のデータベー
スを持ち、システム運用者からの登録内容を登録する。
所定のデータベースの一例を図7に示す。登録内容に
は、カメラ番号、カメラサーバ番号、方向、ズーム、稼
働時間、日付、解像度等がある。また登録手段として、
WWWサーバ機能を持ち合わせており、システム運用者
はブラウザを用いて登録することができる。この情報は
日付時間が現時点よりも古くなったものが消去され得
る。
【0046】(3)また、ID、パスワードでこの登録
機能を制限することで、スケジューリングができるカメ
ラをIDによって分離することが可能である。例えば、
システム運用者が設定できるカメラと、無料でサービス
を受けたい映像表示装置から設定できるカメラを区別す
ることが可能になる。IDだけでなく、IDと時間、日
時も組み合わせれば、きめ細かい登録区分を行うことが
可能となる。
【0047】(4)カメラスケジューリング部411の
他の機能としては、映像蓄積部2(2A)からのスケジ
ュールの問い合わせ(S2)に応じる機能がある。これ
は、映像蓄積部2が定期的に撮像装置1(又はカメラ1
1)のスケジューリングの問い合わせを行い、蓄積すべ
きかどうかの判断を行うために設けられる。
【0048】(5)映像蓄積部2からのスケジュールの
問い合わせに応じる機能は、問い合わせの日、時間にカ
メラから映像を取り込まなければならないか、カメラス
ケジューリング部411は、先ほどのデータベース(図
7参照)を検索し、その日時、時間にマッチするカメラ
があれば、報告を行う。
【0049】(6)映像蓄積部2または映像蓄積配信サ
ーバ2Aの蓄積部21では、定期的にユーザオリエンテ
ッド処理部4のディレクトリサーバ41のカメラスケジ
ューリング部411に問い合わせを行う(S2)。問い
合わせの結果として、上述したカメラスケジューリング
部411の登録機能が持っている、所定のデータベース
の登録内容がカメラスケジューリング情報として得られ
る。
【0050】(7)そして、この情報に基づく情報を、
カメラサーバ12に渡し、その情報の中のスケジュール
に従って、カメラ11から入力した映像を映像蓄積部2
に送信するよう指示する(S3)。
【0051】(8)カメラサーバ12は、送信指示に従
って、カメラ11を制御し、カメラサーバ12より映像
を入力し、送信指示で指定された解像度、ビットレート
でデジタル圧縮を行い、デジタル化された映像を映像蓄
積部2(映像蓄積配信サーバ2A)に送信する(S
4)。
【0052】(9)映像蓄積配信サーバ2Aは、上述し
たように、負荷分散装置2Bによってクラスタリングさ
れて、1つの仮想的なサーバを構築している。負荷分散
装置2Bは、サーバ外(今回カメラサーバ)からの要求
を受信し、複数ある映像蓄積配信サーバ2Aの負荷を見
て、適切なサーバに伝達する。伝達されたサーバは、デ
ータを共有レイドHD(共通の格納場所)2Cに圧縮フ
ァイルとして格納する。
【0053】(10)映像蓄積配信サーバ2Aは、格納
した映像に関する情報(格納位置、撮影日時、場所やカ
メラ番号等の映像コンテンツ情報)や映像の品質に関す
る情報(解像度、圧縮フォーマット、ビットレート)を
例えば一定時間毎に検索サーバ42に登録する(S
5)。
【0054】(11)検索サーバ42では、映像蓄積配
信サーバ2Aから格納した映像に関する情報を映像用デ
ータベースに登録する。映像用データベースの登録内容
としては、例えば図8に示すように、カメラ番号、カメ
ラサーバ名、場所、方向、ズーム、稼働時間、日付、解
像度等がある。
【0055】(12)また、図9に示すように、映像用
データベースのカメラ番号に対して所定のキーワードを
登録したキーワード用データベースを用意しておき、映
像表示装置5からのキーワードによる映像コンテンツ検
索に利用する。このキーワードの例としては、カメラ番
号1に対するキーワードとして、冨士山、山、日本一、
…等、カメラ番号2に対するキーワードとして、琵琶
湖、湖、日本一、…、等が挙げられる。
【0056】(映像変換、配信までの制御の流れ:図1
0、図11) <配信映像の選択1> (1)まず、映像表示装置5からの要求(映像コンテン
ツ、解像度、画像圧縮フォーマット、ビットレート)を
ユーザオリエンテッド処理部のディレクトリサーバ41
の映像リソース管理部412が受ける(S1)。 (2)映像リソース管理部412は、この要求の情報を
元に、検索サーバ42に映像コンテンツに相当する映像
情報が蓄積されているか否かを問い合わせる(S2)。
【0057】(3)検索サーバ42の映像ディレクトリ
管理部421では、映像蓄積配信サーバ2Aから格納し
た映像に関するキーワード用データベース(図9参照)
において、キーワード検索を行い、検索結果を映像コン
テンツ情報I3(図11)として映像リソース管理部4
12に通知する(S2)。
【0058】(4)映像リソース管理部412は、検索
結果を映像表示装置5に直接返信するか、あるいは、図
示のように端末管理部413にその検索結果を通知し
(S3)、端末管理部413がその検索結果を映像表示
装置5へ通知する(S4)。 (5)映像表示装置5では、検索結果から希望するコン
テンツを選択し、これにより、映像変換する情報の選択
が可能となる(S1′)。
【0059】<配信映像の選択2> (1)映像表示装置5からの要求(どんなコンテンツが
サービスできるか)をユーザオリエンテッド処理部4の
ディレクトリサーバ41の映像リソース管理部412が
受ける(S1)。 (2)映像リソース管理部412は、検索サーバにどん
な映像情報が蓄積されているか問い合わせる(S2)。 (3)検索サーバ42の映像ディレクトリ管理部421
では、映像蓄積配信サーバ2Aから格納した映像に関す
る映像用データベース(図8参照)から検索を行い、検
索結果を映像コンテンツ情報I3として映像リソース管
理部412に通知する(S2)。 (4)映像リソース管理部412は、検索結果を映像表
示装置5に直接返信するか、あるいは、図示のように端
末管理部413を介して(S3)検索結果を映像表示装
置5へ通知する(S4)。 (5)映像表示装置5では、検索結果の内、サービスし
て欲しい映像コンテンツを選択し、これにより、映像変
換する情報の選択が可能となる(S1′)。
【0060】<映像変換部の選択> (1)映像リソース管理部412は、ネットワークに接
続されている複数の映像変換配信サーバ3A(映像変換
部3)の負荷状況を定期的にモニタリングする(S
5)。負荷状況は、CPUの使用率、メモリの使用率等
を示している。 (2)このモニタリング情報I1(図11)は映像リソ
ース管理部412の格納場所に格納される。モニタリン
グ情報I1の一例を下表に示す。
【0061】 サーバ名 CPU使用率 メモリ使用率 … サーバ1 80% 90% サーバ2 10% 20% … … …
【0062】(3)このモニタリング情報I1と映像変
換配信サーバ機能情報I2を用いて、映像リソース管理
部412は、映像表示装置5からの要求S1通りの変換
を行わせる映像変換配信サーバ3Aの選択を行う。映像
変換配信サーバ機能情報の一例を図12に示す。 (4)また、映像リソース管理部412は、映像表示装
置5からの要求(映像コンテンツ、解像度、画像圧縮フ
ォーマット、ビットレート)S1を満たす映像変換配信
サーバ3Aを映像変換配信サーバ機能情報I2を検索し
て選択し、その中で、例えば一番負荷の小さい映像変換
配信サーバ3Aをモニタリング情報I1を検索すること
で選択する。
【0063】<ダウンロードプログラムの選択> (1)<映像変換部の選択>において、選択した映像変
換配信サーバ3Aと要求のあった解像度、画像圧縮フォ
ーマット、ビットレートと、(配信映像の選択)で選択
した映像コンテンツの情報をディレクトリサーバ41の
端末管理部413に渡す(S3′)。 (2)端末管理部413では、選択した映像変換配信サ
ーバ3Aに対応したダウンロードプログラムを選択する
(S6)。 (3)端末管理部413では、ダウンロードプログラム
を要求のあった映像表示装置5にネットワークを介して
ダウンロード(S4′)する。 (4)ダウンロードプログラムには、映像変換配信サー
バ3Aと通信を行い制御するためのものであり、映像を
再生する機能も持たせれば、どのような映像表示装置に
でもサービスを供給できる。 (5)ダウンロードプログラムは、映像変換配信サーバ
の機能が変更になったときや、設置されたときに予めユ
ーザオリエンテッド処理部4の端末管理部413に格納
しておく。
【0064】<映像変換・配信> (1)端末管理部413は、映像表示装置5にダウンロ
ードしたプログラムに映像コンテンツの情報を渡す。 (2)映像表示装置5のダウンロードプログラムは、ユ
ーザオリエンテッド処理部4のディレクトリサーバ41
の端末管理部413から受け取った映像コンテンツの情
報を用いて、選択された映像変換配信サーバ3Aから必
要な映像を入手する(S7,S11)。
【0065】(3)すなわち、映像表示装置5のダウン
ロードプログラムは、選択された映像変換配信サーバ3
Aにディレクトリサーバ41の端末管理部413から受
け取った映像コンテンツの情報及び変換の指示を渡し配
信要求を行う(S7)。 (4)映像変換配信サーバ3Aは、受信した映像コンテ
ンツの情報を基に、映像蓄積配信サーバ2Aに対して蓄
積されている映像の配信を要求する(S8)。 (5)映像蓄積配信サーバ2Aでは、映像コンテンツ情
報にある格納場所から映像情報を取り出して、配信部よ
り映像変換配信サーバ3Aに対して映像ファイルを配信
する(S9)。
【0066】(6)映像変換配信サーバ3Aは、映像フ
ァイルを受信し、映像表示装置5のダウンロードプログ
ラムからの変換指示により、解像度変換部31、画像圧
縮フォーマット変換部32、ビットレート変換部33で
映像変換を行い(S10)、配信部34から映像の配信
を行う(S11)。 (7)映像表示装置5のダウンロードプログラムは、こ
の配信された映像を映像表示装置に渡し、映像を再生さ
せる。以上の説明においては、予め映像表示装置5に映
像を再生する機能があるものとして、説明を行ってい
る。 (8)なお、予め映像表示装置のダウンロードプログラ
ムに映像を再生する機能がある場合には、映像表示装置
5のダウンロードプログラムが受信した映像を再生す
る。これにより、映像表示装置5は予め再生する機能を
持たなくても良く、必要なとき、必要な機能だけをダウ
ンロードするすることができる。
【0067】以上のように、映像表示装置5の機能が異
なる場合は、要求内容が同じでも、機能毎にダウンロー
ドプログラムを用意することで対応可能となる。また、
新しい機能を持った映像表示装置が出現したときでも、
同様に新機能に対応するダウンロードプログラムを用意
することで対応できる。
【0068】(9)ここで、機能毎のダウンロードプロ
グラムを選択するため、ディレクトリサーバの映像リソ
ース管理部412では、ユーザ要求時に端末のプロファ
イルも入手するようにして、その情報を端末管理部41
3に渡すことができる。 (10)また、端末管理部413では、その情報を基に
図13に示すダウンロードプログラム機能情報を用いて
端末機能に応じたダウンロードプログラムを選択させる
こともできる。
【0069】<ダウンロードプログラムの細分化> (1)映像変換配信サーバ3Aの機能を細分化して、そ
れに対応してダウンロードプログラムを生成し、登録す
れば、沢山の機能を持った映像変換配信サーバに対応し
た大規模なプログラムではなく、必要最低限のプログラ
ムをダウンロードすることにより、ネットワークの回線
コストやプログラムを使用するリソースを少なくできる
という効果もある。細分化した時のダウンロードプログ
ラム機能情報を図14に示す。
【0070】<映像配信中の解像等の変更> (1)ダウンロードプログラムあるいは映像変換配信サ
ーバ3Aで対応できる範囲の変換であれば、映像表示装
置5からの変換要求に応じて映像変換配信サーバ3Aで
ダイナミックに切替を行う。 (2)ダウンロードプログラムあるいは映像変換配信サ
ーバ3Aで対応できる範囲の変換でない場合であって
も、映像表示装置からの変換要求に対して、ダウンロー
ドプログラムよりディレクトリサーバの映像リソース管
理部へ再度変更した内容の要求を出せば要求通りの映像
を配信できることは記述の説明より明らかである。
【0071】<ダウンロードプログラムとその実行に関
する実現例>ダウンロードプログラムとその実行につい
ては、例えば、JAVAにより実現でき、各種サーバに
はWWWサーバの機能を持たせる。ディレクトリサーバ
のダウンロードプログラムはJAVAアプレットを動作
させることができるブラウザを搭載する。これにより、
プラットフォームに依存しないオンデマンド・ローディ
ング可能な分散ネットワークを構築することができる。
つまり、従来のプログラム言語で作成したプログラム
は、予めハードディスクにインストールしておかなけれ
ばならなかったが、必要なときに必要なだけネットワー
ク(ディレクトリサーバ)から持ってくればよい。認証
によって、出所が明確なJAVAアプレットは、ダウン
ロードされたサーバばかりでなく、他のサーバ(例えば
映像変換配信サーバ)にアクセスすることもできる。
【0072】(リアルタイムカメラの制御の流れ:図1
5)上述したカメラ制御の流れは、撮像信号を一旦蓄積
する場合について説明したが、ここでは、リアルタイム
にカメラを制御して配信を行う場合について説明する。 <カメラサーバの選択>カメラサーバ12の選択につい
ては、上述した(配信映像の選択)と同様に行える。
【0073】<ダウンロードプログラムの選択>ダウン
ロードプログラムは、カメラサーバ12と通信を行い、
カメラ11を制御するためのものであり、カメラ11及
びカメラサーバ12が設置されたときに予めユーザオリ
エンテッド処理部4の端末管理部413に格納してお
く。 (1)カメラスケジューリング部411は(配信映像の
選択)で選択した映像コンテンツを出力するカメラサー
バ12及びカメラ11の情報を端末管理部413に渡す
(T1)。映像コンテンツを出力するカメラサーバ12
及びカメラ11の情報は、検索サーバによる検索により
得られている(T2)。 (2)端末管理部413では、選択したカメラサーバ1
2及びカメラ11に対応したダウンロードプログラムを
選択する。 (3)端末管理部413は、ダウンロードプログラムの
要求のあった映像表示装置5にネットワークを介してダ
ウンロードする。 (4)これにより、複数の異なるカメラを持った映像変
換配信サーバ3Aに対応した大規模なプログラムではな
く、必要最低限のプログラムをダウンロードすることに
より、ネットワークの回線コストやプログラムを使用す
るリソースを少なくでき、大きな効果を得られる。
【0074】<カメラ制御・配信> (1)映像表示装置5はダウンロードプログラムを用い
てカメラ11の方向やズームの設定を行う(T3)。 (2)カメラサーバ12は、カメラ11を制御して、映
像表示装置5の要求するカメラ11の方向やズーム等の
制御を行い(T4)、その結果を映像表示装置にモニタ
させる(T5)。 (3)その後、映像表示装置5はダウンロードプログラ
ムを用いて、カメラサーバ12に対して配信要求を行う
(T3′)。 (4)カメラサーバ12はカメラ11を制御して、撮影
を開始するよう指示し(T4′)、入力された映像を配
信する。
【0075】(映像変換データの流れ:図16) (1)撮像装置1のカメラ11から入力された画像をカ
メラサーバ12にてエンコードする(U1)。この際、
最も高いビットレート、最も高い解像度でエンコードす
る。 (2)撮像装置1でエンコードされた映像は、映像蓄積
部2の映像蓄積配信サーバ2Aの蓄積部に圧縮ファイル
として蓄積される(U2)。 (3)蓄積された映像は映像表示装置5の要求により、
映像変換部3によって取り出されて、解像度変換、画像
フォーマット変換、ビットレート変換(U3)を施した
後、映像表示装置5に配信される(U4)。
【0076】実施の形態2.上述した実施の形態1にお
いては、公衆のインターネットをネットワークとして用
いた場合について説明したが、構内のLANをネットワ
ークとして構築する用にしても良いことは明白である。
図17はそのような実施の形態を示した全体構成図であ
り、LANをルータ171やHUB172で構成し、P
HS173の構内システムや無線LAN174等のモバ
イルアクセスと、PC175やTV176のような有線
アクセスを行う表示端末が接続されている。各サーバは
図4に示したものと同じである。勿論、これらはISD
Nルータ177等を用いて外部の公衆のインターネット
178やISDN公衆網179と接続され得るものであ
り、構内LANのネットワークと公衆のインターネット
等を併用しても良いことは言うまでもない。
【0077】実施の形態3.実施の形態1では、端末か
らタスクオリエンテッドな要求を受けて圧縮方式やビッ
トレートを設定するようにしたが、端末ごとの特性やタ
スクオリエンテッドな情報(業務内容、映像利用の目的
など)をディレクトリサーバに入れておいて参照するこ
とで、最適な圧縮方式や最適なビットレートを自動的に
選択させるようにしても良い。そこで実施の形態3は、
実施の形態1で述べた<配信映像の選択>における他の
形態について説明する。
【0078】すなわち、映像を配信して、リアルタイム
に端末を表示させるための情報量は、アクセス回線の速
度と端末の特性(画面サイズ、処理スピード、色の数
等)と映像利用の目的などで決定される。アクセス回線
のビットレート以上の映像を配信すると、データがネッ
トワークの途中、あるいは端末で捨てられて、悪い品質
の映像になってしまう。1コマ当たりの映像の情報量は
解像度と圧縮方式で決まり、1コマでは静止画となり動
画とするためには、1秒間に数コマ配信されることにな
る。この場合、コマ数が多いほど滑らかな映像になる。
つまり、アクセス回線として必要な容量は、1コマ当た
りの情報量×コマ数となり、図18に示すようになる。
【0079】図18の右端の数値がアクセス回線に必要
な容量となっている。逆にアクセス回線が決まっていれ
ば、解像度や圧縮方式やコマ数を調節して映像配信する
ビットレート(bps)を決定することとなる。図4に
記載のPIAFSは32kbps又は64kbpsであ
り、図17に示される無線LANは1〜2Mbpsであ
る。そこで、PIAFSの場合は、画面サイズを小さく
して高圧縮方式で、更にコマ数も少なくしなければアク
セス回線以下とすることができない。32Kbpsの場
合を図19に示しているが、PIAFSを用いたPHS
端末に高性能な大画面のノートPCを接続しても、16
0×120の小さな画面で1秒間0.4〜1コマという
コマ送り映像しか出すことができない。
【0080】一方、無線LANの場合は、図20に示す
ように、PIAFSよりはかなり良い映像を表示するこ
とができる。しかし、PIAFSとは逆に表示端末がP
DAのように小さな画面では、アクセス回線に高解像度
のデータを伝送する能力があっても、端末側で表示を行
うことはできない。そこで、アクセス回線と端末の表示
特性と映像の利用目的から最適な解像度や圧縮方式やビ
ットレート(コマ数)をネットワーク側でインテリジェン
トに決めることとしている。
【0081】<配信映像の選択(別実施の形態)>以下
に、本実施の形態の動作について、図21〜図25を用
いて説明する。なお、図21において、符号41Aは本
実施の形態におけるディレクトリサーバを示している。 (1)まず、予め、例えば図22に示すような端末毎の
特性の情報(処理スピード、画面サイズ、画素数等)を登
録する(K1:これは、ユーザがサービス提供申し込み
時等に登録し、システム管理者が行う)。 (2)登録した内容を元に、表示可能な解像度、圧縮方
式、ビットレート(コマ数)の組合せの候補を決定しす
べて登録する(K2)。これは、端末処理スピードから
1秒間に処理できる情報量を算出し、画面サイズ/画素
数から表示できる解像度を算出し、算出した結果を用い
て、圧縮方式とビットレート(コマ数)の組を図23に
示すような映像サービスグレード表(サービスグレード
情報a4)を参照してサービス可能な映像の候補を決定
し、先ほどの端末毎の特性情報に登録する。これは項番
1でシステム管理者が端末毎の特性の情報を登録すると
ディレクトリサーバで自動的に行われる。なお、K1に
おいては、システム管理者が行う場合を示したが、ユー
ザが直接登録したり、あるいは、<配信映像の選択1,
2>の要求を自主的にサーバ側で保存しておき、ユーザ
毎、端末毎に解像度と圧縮方式とビットレートの学習を
して、あのユーザのこの要求画像なら、サービスグレー
ドはこれだというような判断を行うようにしても良い。 (3)また、予め業務内容や映像利用の目的に対して適
用可能な解像度、圧縮方式、ビットレート(コマ数)とそ
れらに応じた映像サービスグレード表を用いてその候補
を図24に示すようにタスク情報に登録する(K3:シ
ステム管理者が行う)。タスク情報の登録は、例えば、
映像の細かい部分まで見たい場合は、フレームレート、
ビットレートを下げて解像度を上げる。また動きに意味
のある場合には、その逆にするようにサービスグレード
候補を決めるようにする。 (4)また、予めアクセス回線の種類に応じた許容でき
る伝送容量(ビットレート)とそれに応じた映像サービス
グレードを映像サービスグレード表を用いてその候補を
図25に示すようにアクセス回線情報に登録する(K
4)。 (5)映像表示装置5からの要求として、ユーザID又
は端末ID、アクセス回線、映像利用目的等をユーザオ
リエンテッド処理部のディレクトリサーバ41Aの映像
リソース管理部412Aが受ける(K5)。受け方は、
メニュー形式でユーザが選択するような方法が考えられ
る。 (6)映像リソース管理部412Aは、端末毎の特性情
報a1及びタスク情報a2及びアクセス回線情報a3の
映像サービスグレード候補の論理積をとり、サービス可
能な解像度、圧縮方式、ビットレート(コマ数)を決定す
る(K6)。例えば、ユーザIDで、アクセス回線が無
線LANで利用目的がプラントの監視であれば、映像サ
ービスグレードの候補が「2」,「3」となり、映像サービ
スグレードの良い「2」を選択する(映像サービスグレー
ドは昇順とする)。 (7)映像リソース管理部は、この決定した情報を元
に、以降実施の形態1で示した<配信映像の選択1>の
(2)からの処理を行う。
【0082】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明の実施の形態における適用分野としては、
コンシューマ(公衆)向けとして、家庭内セキュリティ
システムへの適用や観光地季節情報提供サービス等があ
る。前者については、警備会社や常時接続ネットワーク
による留守宅情報、ペット情報等の情報伝送、リモート
制御等に適用され得る。後者については、各種映像を使
ったサービスとして遠隔地から行楽地の状況(積雪、開
花状況等)や道路情報(道路混雑状況)、災害情報等の
画像を目視確認したいとのニーズに応じたインターネッ
ト上でのサービス提供が行われ得る。また、業務用とし
ては、プラント設備保全点検に適用して、鉄鋼、石油、
電力等各社プラント設備部門、サービス会社等で遠隔監
視、故障診断保全サービス等が提供できる。また航空機
等の整備支援として、航空機会社整備、航空機製造会社
等で整備部門への外部情報支援サービスが提供できる。
例えば、空港での故障発見、機体現状画像確認、解析、
部品調達、修復技法支援等、各ステップで航空会社、製
造会社間での故障情報収集、部品DB、修理支援を有機
的双方向に結合させることができる。さらに、ダム監視
等において、水位、ゲート状況、侵入者監視等が行え
る。
【0083】特にプラント設備点検業務に本発明を適用
した場合は、プラントの監視、環境監視や支援において
は、例えば、従来、中央管理室にて専任係員が24時間
体制で監視対応しており、この場合に場所は固定され、
且つ専任者を必要としたが、本発明を適用することによ
り、例えばモバイルオペレーションで何処でも、誰でも
が必要な情報を入手でき、監視管理が可能となる。ま
た、場所も中央管理室に固定されることもなく、さらに
リモート管理アウトソーシングも可能となる。
【0084】また、設備保全、管理支援においては、従
来、作業時には現場と中央管理室に分かれて配置が必要
で、現場作業員としては点検交換作業や作業記録を要
し、また管理者としてはスケジュール管理、履歴管理、
予備品の発注管理、報告書作成等を要したが、本発明に
よれば、現場と作業と管理を完結させることができ、巡
回点検の一人作業化、点検時現地でDB参照判断がで
き、さらに全て現場作業において、点検交換作業、スケ
ジュール管理、履歴管理、予備品発注管理、報告書作成
等が可能となる。
【0085】また緊急、防災対応支援としては、従来作
業は現場で、指示は中央管理室で行い、専門メーカへは
電話又はFAXで相談を行っており、このような体制下
では、情報のやり取り等で対応に遅れが生じていた。本
発明によれば、現場にて状況確認を行えて詳細情報が入
手でき、作業・対策を完結できることで、対応時間を短
縮でき、省人化、効率化を図ることができるなどその効
果は大きい。
【0086】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、画像
処理やサービス形態に対応して、ユーザからの様々な要
求を満たすことができ、映像集配信の効果を高めること
ができると共に、その配信をシステムの改変等を要さず
効率的に行うことができる映像配信システム、映像配信
方法及びそれに用いられる映像表示装置並びに撮像装置
を提供することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す概略ブロック図で
ある。
【図2】図1の構成をより詳細に示したブロック図であ
る。
【図3】図1もしくは図2の機能を示す機能ブロック図
である。
【図4】実施の形態の全体構成を示す全体構成図であ
る。
【図5】映像蓄積部を示すブロック図である。
【図6】映像蓄積までの制御動作の流れを示す図であ
る。
【図7】システム運用者からの登録内容の一例を示す図
である。
【図8】検索サーバにおいて映像蓄積配信サーバから格
納した映像に関する情報のデータベースを示す図であ
る。
【図9】キーワードのデータベースを示す図である。
【図10】映像変換から配信までの制御動作の流れを示
す図である。
【図11】映像変換から配信までの制御動作の流れにお
いて、端末管理機能の詳細を示す図である。
【図12】映像変換配信サーバ機能情報の構成を示す図
である。
【図13】ダウンロード機能情報を示す図である。
【図14】細分化されたダウンロード機能情報を示す図
である。
【図15】リアルタイムカメラ制御動作の流れを示す図
である。
【図16】映像変換データの流れを示す図である。
【図17】本発明の実施の形態2を示す全体構成図であ
る。
【図18】アクセス回線として必要な容量を示す図であ
る。
【図19】32Kbpsにおけるアクセス回線の容量に
対して送信可能なコマ数を示す図である。
【図20】無線LANにおけるアクセス回線の容量に対
して送信可能なコマ数を示す図である。
【図21】実施の形態3におけるディレクトリサーバを
示す図である。
【図22】端末毎の特性の情報を示す図である。
【図23】サービスグレード情報を示す図である。
【図24】タスク情報を示す図である。
【図25】アクセス回線情報を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像装置、2 映像蓄積部、2A 映像蓄積配信サ
ーバ、2B 負荷分散装置、2C 共有レイドHD、3
映像変換部、3A 映像変換配信サーバ、4ユーザオ
リエンテッド処理部、5 映像表示装置、11 カメ
ラ、12 カメラサーバ、21 蓄積部、22、34
配信部、30 変換部、31 解像度変換部、32 画
像圧縮フォーマット変換部、33 ビットレート変換
部、41,41A ディレクトリサーバ、42 検索サ
ーバ、411 カメラスケジューリング部、412,4
12A 映像リソース管理部、413 端末管理部、4
21映像ディレクトリ管理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 博唯 東京都中野区東中野三丁目14番20号 株式 会社日立国際電気内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB65 5C053 FA17 FA23 GA11 GA14 GB06 GB21 LA01 LA06 LA15 5C054 AA02 AA05 CG03 DA07 DA08 EA03 EA05 EG01 GA01 GB01 HA01 HA16 HA18 5C064 BA07 BB05 BC10 BC18 BC23 BD02 BD08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像入力手段に入力される映像を通信回
    線を用いて映像表示手段に配信する映像配信システムに
    おいて、 前記通信回線を用いて前記映像入力手段及び前記映像表
    示手段と接続される映像蓄積手段と映像変換手段と映像
    処理手段とを備え、 前記映像表示手段の映像表示形態と映像表示機能及び前
    記映像表示手段が利用するアクセス回線の種類に応じて
    配信することを特徴とする映像配信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像配信システムにおい
    て、 前記映像蓄積手段は前記映像入力手段でディジタル化さ
    れた所定の解像度や所定のフレームレートを有する映像
    を蓄積し、前記映像変換手段は前記映像蓄積手段に蓄積
    された映像を前記映像表示手段の映像表示形態と映像表
    示機能及び前記映像表示手段が利用するアクセス回線の
    種類に応じて変換し、前記映像処理手段は前記映像表示
    手段からの要求に応じて前記映像変換部の負荷状況をモ
    ニタリングすることを特徴とする映像配信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の映像配信システムにおい
    て、 前記映像変換手段は複数備えられ、前記映像処理手段は
    前記映像表示手段からの要求に応じて対応可能な映像変
    換部を選択することを特徴とする映像配信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の映像配信システムにおいて、 前記映像処理手段は前記映像入力手段を制御するプログ
    ラムを複数有し、前記映像表示手段へ該映像表示手段が
    制御する前記映像入力手段に対応したプログラムをダウ
    ンロードし、前記映像表示手段からダウンロードしたプ
    ログラムを用いて前記映像入力手段の制御を行うことを
    特徴とする映像配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の映像配信システムにおいて、 前記映像処理手段は前記映像変換手段で行う制御をユー
    ザ志向で行うためのプログラムを複数有し、前記映像表
    示手段へ該映像表示手段及び前記映像表示手段が制御す
    る前記映像変換手段に対応したプログラムをダウンロー
    ドし、前記映像表示手段からダウンロードしたプログラ
    ムを用いて前記映像変換手段の制御を行うことを特徴と
    する映像配信システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の映像配信システムにおい
    て、 前記映像処理手段は、新しい機能を持った映像入力手段
    に対して、該映像入力手段に対応するダウンロードプロ
    グラムを追加できる機能と、 新しい機能を持った映像表示手段に対して、該映像表示
    手段に対応するダウンロードプログラムを追加できる機
    能を有することを特徴とする映像配信システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    の映像配信システムにおいて、 前記映像入力手段は複数備えられると共に、前記映像処
    理手段は、前記映像表示手段が要求する映像がどの映像
    入力手段から入手できるかの情報を持つ手段を有し、前
    記映像表示手段への映像送信を前記映像入力手段に指示
    すると共に前記映像入力手段に対応したプログラムを前
    記映像表示手段にダウンロードすることを特徴とする映
    像配信システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載
    の映像配信システムにおいて、 前記映像変換手段は、 前記映像表示手段の要求に応じた解像度で映像を送信す
    るため、画像を高解像度から低解像度まで変換する機能
    と、 前記映像表示手段の要求に応じた画像圧縮フォーマット
    で映像を送信するため、画像圧縮フォーマット変換機能
    と、 前記映像表示手段の要求に応じたビットレートで映像を
    送信するため、ビットレートを低速から高速まで変換す
    る機能と、 前記映像蓄手段で蓄積した映像を変換し出力する機能と
    を有することを特徴とする映像配信システム。
  9. 【請求項9】 映像入力手段で得られる映像を、管理サ
    ーバと複数の映像変換サーバとを用いて映像表示手段に
    配信する映像配信方法であって、 映像表示手段から少なくとも映像コンテンツ及び映像変
    換に関する要求を前記管理サーバに送信する第1ステッ
    プと、 前記映像表示手段からの要求に基づいて、前記管理サー
    バが複数の映像変換サーバから所定の映像変換サーバを
    選択し、それに対応する制御プログラムを前記映像表示
    手段にダウンロードさせる第2ステップと、 前記映像表示手段にダウンロードされたプログラムに基
    づいて、前記映像変換サーバが映像の所定の変換を行い
    前記映像表示手段に送信すると共に、前記映像表示手段
    が前記映像変換サーバからの映像を受信する第3ステッ
    プとを備えてなる映像配信方法。
  10. 【請求項10】 通信回線に接続され、入力された映像
    をディジタル圧縮しパケット化するカメラサーバと、映
    像を格納蓄積し蓄積した映像を配信する映像蓄積配信サ
    ーバと、通信回線に接続されたサーバの情報を管理し、
    ユーザの利用する端末の能力や映像利用の目的等に応じ
    てソフトウェアダウンロード等を行うディレクトリサー
    バと、映像の解像度、画像圧縮フォーマット、ビットレ
    ートの変換を行い配信を行う複数の映像変換配信サーバ
    と、ユーザの認証を行う認証サーバと、端末管理課金を
    行う端末管理サーバと、ユーザの要求映像と前記映像蓄
    積配信サーバに蓄積された映像の対応付けを行う検索サ
    ーバとを備えたことを特徴とする映像配信システム。
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