JP2008148347A - 画像蓄積配信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ネットワーク2を介して画像の受信及び配信を行うネットワーク型画像蓄積配信装置1で、有効な表示を行う。
【解決手段】 WebカメラA1〜Anから受信手段11がネットワーク2を介して画像を受信する。蓄積手段12が画像を蓄積する。クライアント端末B1〜Bmに対して配信手段11がネットワーク2を介して画像を配信する。また、情報を表示出力する表示手段(例えば、表示パネル)を備え、表示制御手段が当該ネットワーク型画像蓄積配信装置1に関する識別情報と、画像の受信状況に関する情報と、画像の配信状況に関する情報を表示手段により表示出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク型の画像蓄積配信装置に関し、特に、有効な表示を行うネットワーク型画像蓄積配信装置に関する。
例えば、ネットワーク型の画像蓄積配信装置について、種々な検討が為されている(例えば、特許文献1参照。)。
ネットワーク型画像蓄積配信装置では、ネットワークを介して画像(映像)の取得と配信を行い、また、設定の変更や取得状況や配信状況といった内部状態情報の取得を、ネットワークを介した設定用のクライアントマシンから行う。接続カメラ数を多数として配信クライアント数を多数としたシステムを組む場合には、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置を用いたシステムを運用する。
特開2003−274383号公報
しかしながら、上記のようなシステムのメンテナンス時に、ネットワークを介して内部状態情報の取得を行っても、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置が並ぶ中で、物理的にいずれの装置の内容を見ているのかを把握することが困難であった。特に、従来では、例えば、ネットワーク型画像蓄積配信装置の前面パネルに、識別用にIPアドレスと、画像の取得状態と、配信状態を含めて表示するような表示方式は存在しなかった。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、有効な表示を行うことができるネットワーク型画像蓄積配信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るネットワーク型画像蓄積配信装置では、次のような構成により、ネットワークを介して画像の受信及び配信を行う。
すなわち、受信手段がネットワークを介して画像を受信し、蓄積手段が画像を蓄積し、配信手段がネットワークを介して画像を配信する。また、情報を表示出力する表示手段を備え、表示制御手段が当該ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する識別情報と、画像の受信状況に関する情報と、画像の配信状況に関する情報を前記表示手段により表示出力する。
従って、ネットワーク型画像蓄積配信装置では、ネットワークを介して画像の受信や配信を行うに際して、有効な表示を行うことができ、例えば、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置が設けられた状況でいずれかのネットワーク型画像蓄積配信装置の動作状態を確認することなどを行う人(ユーザ)の作業効率を向上させることができる。
ここで、ネットワーク型画像蓄積配信装置は、例えば、ネットワークを介して1又は複数の画像送信装置と接続され、画像送信装置からネットワークを介して送信される画像を受信する。画像送信装置としては、カメラ或いはカメラを備えた装置などを用いることができる。また、1つの画像送信装置から、1種類の画像データが送信されてもよく、或いは、2種類以上の画像データが送信されてもよい。
また、ネットワーク型画像蓄積配信装置は、例えば、ネットワークを介して1又は複数の画像受信装置と接続され、画像受信装置に対してネットワークを介して画像を送信(配信)する。画像受信装置としては、クライアント端末の装置などを用いることができる。また、1つの画像受信装置に対して、1種類の画像データを送信してもよく、或いは、2種類以上の画像データを送信してもよい。
また、ネットワーク型画像蓄積配信装置では、例えば、音声やテキストなどのように、画像以外のデータを受信や蓄積や配信などしてもよい。
また、ネットワークとしては、有線のネットワークが用いられてもよく、或いは、無線のネットワークが用いられてもよい。
また、蓄積手段としては、例えば、画像のデータを記憶するメモリを用いて構成することができる。
ネットワーク型画像蓄積配信装置では、例えば、ネットワークを介して受信した画像のデータを蓄積手段により蓄積し、必要に応じて、蓄積手段に蓄積された画像のデータを読み出して配信する。
また、表示手段としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、パネルや、画面などを用いることができる。
また、ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する識別情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、識別名の情報や、IP(Internet Protocol)アドレスの情報などを用いることができる。
また、画像の受信状況に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、受信状況の良し悪しの情報や、受信の有無の情報や、受信の待機状態であること或いは受信中であることを示す情報や、各種のモード毎に定められた情報などを用いることができ、また、エラーに関する情報を表示することもできる。また、複数のチャネルの画像を受信する場合には、それぞれのチャネル毎に、画像の受信状況に関する情報を表示することが好ましい。
また、画像の配信状況に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、現在において画像の配信先となっている装置の数の情報などを用いることができ、また、エラーに関する情報を表示することもできる。
また、複数の情報を1つのパネルなどに表示出力する態様としては、例えば、複数の情報をまとめて表示出力する態様が用いられてもよく、或いは、人(ユーザ)により操作されるスイッチなどにより、表示出力する情報が切り替えられるような態様が用いられてもよい。
本発明に係るネットワーク型画像蓄積配信装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、画像受信状況判定手段が、画像の受信状況を判定する。前記表示制御手段は、前記画像の受信状況に関する情報として、前記画像受信状況判定手段による判定結果に対応した記号の情報を前記表示手段により表示出力する。
従って、画像の受信状況に関する情報が記号を用いて表示されるため、例えば、人(ユーザ)にとって一目で把握し易い態様で情報を提示することができる。
ここで、画像の受信状況を判定する態様としては、種々な態様が用いられてもよく、例えば、1又は複数の閾値を用いて、画像の受信状況の良し悪しを判定して、予め定められた複数の受信状況レベルの内のいずれに該当するかを判定するような態様を用いることができる。
また、記号の情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、前記複数の受信状況レベルのそれぞれ毎に異なる記号が割り当てられたような情報を用いることができる。
また、記号の情報としては、例えば、1文字のように少ない記号の情報が用いられると見易くて好ましいが、2文字以上が用いられてもよい。
本発明に係るネットワーク型画像蓄積配信装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、設定内容記憶手段が当該ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する設定内容を記憶し、また、設定内容変更手段が、外部の装置からネットワークを介してアクセスされて前記外部の装置から受信する情報に基づいて、前記設定内容記憶手段に記憶された設定内容を変更する。前記表示制御手段は、前記外部の装置からのアクセスの状況に関する情報を前記表示手段により表示出力する。
従って、外部の装置からネットワーク型画像蓄積配信装置にアクセスして設定内容を変更する際の状況に関する情報が表示されるため、例えば、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置が設けられた状況でいずれかのネットワーク型画像蓄積配信装置にアクセスして設定内容を変更することなどを行う人(ユーザ)の作業効率を向上させることができる。
ここで、ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する設定内容としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、画像の受信に関するレートやモードなどの設定内容や、画像の配信に関するレートやモードやアクセス権限などの設定内容や、設定内容の変更に関するアクセス権限などの設定内容や、情報の表示に関する閾値や表示内容などの設定内容などを用いることができる。
また、設定内容記憶手段としては、例えば、メモリを用いて構成することができる。
また、設定内容を変更するためにアクセスする外部の装置としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、クライアント端末の装置などを用いることができる。
また、設定内容の変更を行う外部の装置からのアクセスの状況に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、設定内容の変更を行うためにアクセスしている装置の数の情報や、設定内容の変更を行うためにアクセスしている装置の有無の情報などを用いることができる。
なお、本発明は、方法や、プログラムや、記録媒体などとして提供することも可能である。
本発明に係る方法では、ネットワーク型画像蓄積配信装置において各手段が各種の処理を実行する。
本発明に係るプログラムでは、ネットワーク型画像蓄積配信装置を構成するコンピュータに実行させるものであって、各種の機能を当該コンピュータにより実現する。
本発明に係る記録媒体では、ネットワーク型画像蓄積配信装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記録したものであって、当該プログラムは各種の処理を当該コンピュータに実行させる。
以上説明したように、本発明に係るネットワーク型画像蓄積配信装置によると、ネットワークを介して画像の受信及び配信を行うに際して、当該ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する識別情報と、画像の受信状況に関する情報と、画像の配信状況に関する情報を表示出力するようにしたため、当該ネットワーク型画像蓄積配信装置について各種の作業を行うような人(ユーザ)に対して、利便性の高い有効な表示を行うことができる。
本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する。
図1には、本発明に係る表示用パネルを適用したネットワーク型画像蓄積配信装置1を含む、画像蓄積配信システムの全体構成の一例を示してある。
本例の画像蓄積配信システムは、画像(音声を含む)データを蓄積するためのディスク装置12を備えた画像蓄積配信サーバ11と、インターネットなどのネットワーク2と、ネットワーク2を介して画像蓄積配信サーバ11に接続された複数(本例では、n個)のネットワークカメラであるWebカメラ(Webエンコーダ)A1〜Anと、ネットワーク2を介して画像蓄積配信サーバ11に接続された複数(本例では、m個)のクライアント端末B1〜Bmから構成されている。
本例では、画像蓄積配信サーバ11とディスク装置12を一つの筐体に入れた物を、ネットワーク型画像蓄積配信装置1とする。
また、本例では、1つのネットワーク型画像蓄積配信装置1を示すが、本例の画像蓄積配信システムでは、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置1が設けられて並列に運用される。
また、ディスク装置12は、それぞれチャネル番号CH1〜CHnに対応した複数(本例では、n個)の循環記録領域C1〜Cnを有している。
WebカメラA1〜Anは、それぞれチャネル番号CH1〜CHnを有しており、撮影した画像(映像)の各フレームを例えばJPEG等の画像圧縮方式で圧縮し、圧縮された画像データをIPパケット形式で画像蓄積配信サーバ11へ送信する。
画像蓄積配信サーバ11は、WebカメラA1〜Anからネットワーク2を介して受信した各パケットから圧縮画像データ(以下、画像データと言う)を抽出し、ディスク装置12に予め確保されたチャネル別の循環記録領域C1〜Cnに記録する。
各クライアント端末B1〜Bmは、画像蓄積配信サーバ11に対して、チャネル番号とフレーム番号を指定して画像データの配信を要求する。
画像蓄積配信サーバ11は、クライアント端末B1〜Bmからの要求に応じて、ディスク装置12に蓄積された指定チャネルの画像データを読み出し、IPパケット形式で要求元のクライアント端末B1〜Bmへ配信サービスする。
本例では、画像蓄積配信サーバ11によるWebカメラA1〜Anからの画像取得方法としては、通常モードによる受信(通常モード受信)とアラームモードによる受信(アラームモード受信)の2種類がある。
通常モード受信では、WebカメラA1〜Anから、設定で与えられた数値のフレームレートで、常に画像を取得し、記録する。
アラームモード受信では、WebカメラA1〜Anにアラーム信号が入った際における前後一定時間分の画像を設定で与えられた数値のフレームレートで取得し、記録する。
なお、他の構成例として、通常モード受信とアラームモード受信とを組み合わせたようなモードなどが用いられてもよい。一例として、WebカメラA1〜Anから、普段は設定で与えられた第1の数値のフレームレートで常に画像を取得し、そして、アラーム信号が入った時だけ、アラーム信号が入った際における前後所定時間分の画像を第2の数値のフレームレート(第1の数値のフレームレートよりも高いレート)で取得し、記録するモードなどを用いることができる。
本例では、クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11へのアクセス方法としては、視聴モードと、設定変更モードの2種類がある。
視聴モードでは、クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11にアクセスして、要求された画像データを取り出し、配信を行う。
設定変更モードでは、クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11の設定情報の変更を行う。
図2には、ネットワーク型画像蓄積配信装置1の筐体の外観例を示してある。
本例では、ネットワーク型画像蓄積配信装置1の筐体は、その前面に、状態情報表示用の表示パネル21を有している。
本例では、文字列2行ないし3行分の表示スペースを持つ表示パネル21を用いている。
なお、表示パネル21は、筐体の前面に限られず、側面等のように、前面以外の場所に設けられてもよい。
図3には、画像蓄積配信サーバ11のブロック構成例を示してある。
本例の画像蓄積配信サーバ11は、プロセッサ31と、プロセッサ31が実行する各種のプログラムを記憶したプログラム格納メモリ32と、送受信画像フレームのバッファ領域及び書込み/読出し画像データのディスクキャッシュ領域として利用されるデータ格納メモリ33から成る。
また、画像蓄積配信サーバ11には、ネットワーク2に接続するためのネットワークインタフェース34と、ディスク装置12に接続するためのディスクインタフェース35と、プロセッサ31が実行するプログラムからの指示で情報を表示する表示パネル21が備えられている。
図4には、定常状態時における表示パネル21による表示情報の一例を示してある。
定常状態時では、識別名(図では、表示位置を示す)41と、IPアドレス(図では、表示位置を示す)42と、画像受信状態(図では、表示位置を示す)43と、クラアイントアクセス数(図では、表示位置を示す)44を表示する。
識別名41は、ネットワーク型画像蓄積配信装置1毎に付与する識別名を示し、例えば「REC001」などを用いる。
IPアドレス42は、ネットワーク型画像蓄積配信装置1のネットワークインタフェース34のIPアドレスを示し、例えば「192.168.1.100」などを用いる。
画像受信状態43は、1文字が1つのWebカメラA1〜Anの状態を示し、例えば「◎◎○○:◎◎◎◎:××−−:−a@−」などを用いる。ここで、状態を示す文字が連続すると、何個目の文字であるかを判別し難いため、本例では、4文字毎に「:」文字で区切りを入れている。
本例の画像受信状態43では、左から1文字目がチャネル1(CH1)用のWebカメラA1からの受信状態を示しており、左から2文字目がチャネル2(CH2)用のWebカメラA2からの受信状態を示しており、以降も同様に、(「:」の区切り記号を除いて)n文字目がチャネルn(CHn)用のWebカメラAnからの受信状態を示している。
また、「◎」(二重丸)は、通常モード受信のWebカメラA1〜Anからの受信において、取得フレームレートの指定値に対して、所定の「◎○」閾値が示す割合以上のフレームレートで受信ができている場合に表示する。
また、「○」(一重丸)は、通常モード受信のWebカメラA1〜Anからの受信において、取得フレームレートの指定値に対して、所定の「○×」閾値が示す割合以上であって所定の「◎○」閾値が示す割合未満のフレームレートで受信ができている場合に表示する。
また、「@」(アットマーク)は、アラーム受信モードのWebカメラA1〜Anから画像データを受信中である場合に表示する。
また、「a」は、アラーム受信モードのWebカメラA1〜Anから画像受信するチャネルで、アラームが発生しておらず画像データの受信を行っていない場合(アラーム待機中である場合)に表示する。
また、「×」(バツ)は、WebカメラA1〜Anと通信が行えない状態である場合に、又は、取得フレームレートに対して、所定の「○×」閾値が示す割合未満のフレームレートでしか受信ができていない場合に、表示する。
また、「−」(横線)は、該当チャネルに、接続するWebカメラA1〜Anの設定が行われていない場合(未設定である場合)に表示する。
なお、画像受信状態43における区切り「:」は、上述のように、何個目の文字であるか、すなわち、いずれのWebカメラA1〜Anであるかを判別し易くするための目印の一例であり、他の構成例として、各WebカメラA1〜Anに対応する番号等を、状態を示す記号の上などに表示するような態様を用いることもできる。
クライアントアクセス数44は、ネットワーク型画像蓄積配信装置1にアクセスしているクライアント端末B1〜Bmの数(クライアント数)を示し、例えば「A1 U4」などを用いる。
本例では、「U」に続く数字は、「視聴モード」でアクセスしているクライアント数を示す。視聴モードでアクセスしているクライアントが無い場合には「U0」と表示する。
また、「A」に続く数字は、「設定変更モード」でアクセスしているクライアント数を示す。設定変更モードでアクセスしているクライアントが無い場合には表示しない。
具体例として、設定変更モードアクセスが0であり視聴モードアクセスが1であるの時には「U1」と表示し、また、設定変更モードアクセスが1であり視聴モードアクセスが0である時には「A1 U0」と表示する。
なお、本例では、通常、設定変更モードでのアクセスは頻繁に行われるものではないため、設定変更モードでアクセスしているクライアント端末B1〜Bmがある場合にのみ表示すれば十分であるとして、設定変更モードでアクセスしているクライアント端末B1〜Bmが無い場合には表示しない構成としたが、他の構成例として、設定変更モードでアクセスしているクライアント端末B1〜Bmが無い場合には「A0」と表示するようなこともできる。
図5及び図6には、異常状態時における表示パネル21による表示情報の例を示してある。
図5には、ディスクインタフェース35を介して記録装置(ディスク装置12)にアクセスができなくなった場合(主に、記録装置が故障した場合)における表示状態の一例を示してあり、記録装置にアクセスできないことを「HDD ACCESS ERROR」というメッセージによりディスクアクセスエラー表示(図では、表示位置を示す)51として表示している。
ここで、記録装置にアクセスすることができない理由の詳細情報を取得することができる場合には、ディスクアクセスエラー表示51として、その詳細情報も記述するのが好ましい。
本例では、表示スペースの関係上、詳細情報は文字列で表示させず、予め決めておいた詳細情報に対応する番号を、「HDD ACCESS ERROR」というメッセージの後に表示する。具体的には、予めエラーの種類に応じて決めておいた番号を装置の表示パネル21に表示し、また、別途、番号と、各番号に対応するエラーの種類とをマニュアルなどに記載しておき、そして、人(ユーザ)により、表示パネル21に表示された番号に基づいて、エラーの種類をマニュアルなどで確認する。
図6には、ネットワークインタフェース34を介してネットワーク2にアクセスすることができない場合(例えば、IPアドレスの設定が間違っている場合や、ネットワークケーブルが抜けている場合など)における表示状態の一例を示してあり、ネットワーク2にアクセスすることができないことを「NETWORK ERROR」というメッセージによりネットワークアクセスエラー表示(図では、表示位置を示す)61として表示している。
ここで、ネットワーク2にアクセスすることができない理由の詳細情報を取得することができる場合には、ネットワークアクセスエラー表示61として、その詳細情報も記述するのが好ましい。
図5について述べたのと同様に、本例では、表示スペースの関係上、詳細情報は文字列で表示させず、予め決めておいた詳細情報に対応する番号を、「NETWORK ERROR」というメッセージの後に表示する。
図7には、1台のWebカメラA1〜Anから2種類のデータを画像蓄積配信サーバ11が取得するシステムにおける表示情報の一例を示してある。
例えば、1台のWebカメラA1〜Anから、2種類のデータを取得する場合があり、例えば、画像データと音声データを取得するといったように異なるメディアのデータを取得する場合や、低フレームレートの通常モードのデータと高フレームレートのアラームモードのデータを取得するといったように異なるレートのデータを取得する場合や、JPEG方式の画像データとMPEG方式の画像データといったように異なる符号化方式によるデータを取得する場合などがある。ここでは、説明の便宜上から、各出力のデータに番号を付けることとし、第1出力データ及び第2出力データと呼称して説明する。
このような場合には、図7に示される画像受信状態(図では、表示位置を示す)71のように、表示パネル21に二行にわたる画像受信状態71の表示を行い、一行目に各WebカメラA1〜Anからの第1出力データの受信状態を記述し、二行目に各WebカメラA1〜Anからの第2出力データの受信状態を記述する。ここで、それぞれのデータの受信状態は、例えば、図4に示されるのと同様な記号「◎、○、×、−、a、@、:」を用いて記述される。
なお、本例では、1台のカメラから2種類のデータを取得する場合に、画像受信状態71を2段構成(1行目と2行目)で表示する例を示したが、更に、1台のカメラから3種類以上のデータを取得する場合に、画像受信状態を3段以上の構成で表示するようなこともできる。
図8には、本発明に係る表示の方法を適用した画像蓄積配信サーバ11における、表示パネル21に出力する情報を扱う部分に関する機能ブロックの構成例を示してある。
本例では、データ格納メモリ33に、チャネル数nと対応した複数の受信フレームバッファ81(それぞれのチャネル用D1〜Dn)及びディスク書込みキャッシュ83(それぞれのチャネル用F1〜Fn)が形成される。すなわち、チャネル番号1〜nの別に、受信フレームバッファ81とディスク書込みキャッシュ83が形成される。
また、データ格納メモリ33に、クライアント端末B1〜Bmの数mと対応した複数の送信フレームバッファ88(それぞれのクライアント用M1〜Mm)及びディスク読出しキャッシュ87(それぞれのクライアント用K1〜Km)が形成される。
受信スレッド82(それぞれのチャネル用E1〜En)の実体は、プログラム格納メモリ32に用意された受信画像フレーム処理用のプログラムである。本例では、受信スレッド82はチャネル毎に存在する。
各受信スレッド82は、設定ファイル92から当該スレッド向けの情報である、WebカメラA1〜AnのIPアドレス、フレームレートの情報を読み取る。
各受信スレッド82は、チャネル番号に対応したWebカメラA1〜Anに対して画像データの要求を行い、画像データを受信し、チャネル番号に対応するディスク書込みキャッシュ83に画像データを格納する。この時、各受信スレッド82は、フレーム取得時刻と、設定ファイル92に指定されていたフレームレートを、受信状態情報テーブル93の当該スレッドの項目欄に登録する。また、ネットワーク2にアクセス失敗した場合には、エラー内容をネットワークアクセス状態情報テーブル95の当該スレッドの項目欄に登録する。
WebカメラA1〜Anは、各受信スレッド82からの要求に応答して、画像データを送信する。
WebカメラA1〜Anから送信された画像フレームパケットは、ネットワークインタフェース34で受信され、チャネル番号と対応した受信フレームバッファ81に入力される。受信フレームバッファ81に入力された画像フレームは、チャネル番号と対応した受信スレッド82によって、チャネル番号と対応したディスク書込みキャッシュ83に転送される。
本例では、各チャネル対応の各ディスク書込みキャッシュ83は、複数のキャッシュ領域で構成される。
各受信スレッド82は、1つのキャッシュ領域内に、キャッシュ領域のサイズに収まるだけの、複数の画像データを、受信順に詰め込む。各受信スレッド82は、1つのキャッシュ領域に画像データを詰め込み終えると、その後の受信画像データを別のキャッシュ領域に詰め込んでいく。各受信スレッド82は、画像データで満たしたキャッシュ領域の識別子を、書込み待ちブロックキュー84に登録する。
ディスク書込みスレッド85(LはL<nの自然数として、L個のスレッドI1〜IL)の実体は、プログラム格納メモリ32に用意されたデータブロック処理用のプログラムであり、それぞれ書込み待ちブロックキュー84から、キャッシュ領域の識別子を読み出し、該当キャッシュ領域内の画像データをディスク装置12に書き込む。この時、ディスク書込みエラーをディスク書込みスレッド85が検知した場合には、エラー内容をディスクアクセス状態情報テーブル96に登録する。
配信スレッド86(それぞれのクライアント用J1〜Jm)の実体は、プログラム格納メモリ32に用意された送信データ処理用のプログラムである。
クライアント端末B1〜Bmからの画像フレーム配信要求を受信すると、配信スレッド86はアクセス権があるクライアント端末B1〜Bmからの要求であるか否かの確認を行い、アクセス権がある場合には、配信状態情報デーブル94に格納された当該クライアント端末B1〜Bmの最終アクセス時刻を現在時刻で更新し、ディスク読出しキャッシュ87又はディスク装置12から、下記の手順で、要求された画像データを読み出し、送信フレームバッファ88へ転送する。
すなわち、ディスク読出しキャッシュ87に要求された画像データが存在する場合には、当該ディスク読出しキャッシュ87からその画像データを読み出し、送信フレームバッファ88へ転送する。また、ディスク読出しキャッシュ87に要求された画像データが存在しない場合には、ディスク装置12からその画像データを読み出し、ディスク読出しキャッシュ87へ転送し、更に、送信フレームバッファ88へ転送する。
送信フレームバッファ88に入力された画像データは、ネットワークインタフェース34を介してネットワーク2へ送信される。
状態管理スレッド91の実体は、プログラム格納メモリ32に用意された状態情報処理用のプログラムである。
本例では、状態管理スレッド91は、表示パネル21への表示処理と、ログインユーザのタイムアウト監視を行う。
図9には、設定ファイル92の内容の一例を示してある。
なお、本例では、視聴モードによるログインを視聴ログインと言い、設定変更モードによるログインを設定管理者ログインと言う。
設定ファイル92は、接続Webカメラ情報101、視聴ログイン上限数102、タイムアウト時間103、視聴ログインユーザ情報104、設定管理者情報105、ネットワークインタフェースIPアドレス106、サーバ識別名107、「◎○」閾値108、「○×」閾値109から成る。
接続Webカメラ情報101は、画像蓄積配信サーバ11により接続する各WebカメラA1〜Anの情報を示し、各WebカメラA1〜An毎に、カメラ番号1011、IPアドレス1012、フレームレート1013、取得モード1014、の項目を持つ。
カメラ番号1011は、接続するWebカメラA1〜Anに付けた便宜的な番号(本例では、1〜n)であり、画像蓄積配信サーバ11上に記録するチャネル番号に符合する。
IPアドレス1012は、接続するWebカメラA1〜AnのIPアドレスを示す。
フレームレート1013は、WebカメラA1〜Anから取得する画像のレートの情報を示す。例えば、この欄に「30fps」が指定されていた場合には、画像蓄積配信サーバ11は秒間30枚(1秒間に30フレーム)の画像をWebカメラA1〜Anから取得する。
取得モード1014で示す値には、本例では、「通常モード」と「アラームモード」の2種類がある。この欄が「通常モード」に指定されている場合には、画像蓄積配信サーバ11は常にフレームレート1013で指示されたフレームレートで、WebカメラA1〜Anから画像を取得する。この欄が「アラームモード」に指定されている場合には、WebカメラA1〜Anからアラーム情報が入った時に、当該WebカメラA1〜Anから画像を取得する。
ここで、WebカメラA1〜Anからのアラーム情報には、取得レートと取得枚数の値が含まれており、WebカメラA1〜Anから画像蓄積配信サーバ11にアラーム情報が入ると、画像蓄積配信サーバ11は当該WebカメラA1〜Anから指示されたフレームレートで指示された枚数分の画像を取得する。
ネットワークインタフェースIPアドレス106は、ネットワークインタフェース34が使用するIPアドレスを示し、すなわち、画像蓄積配信サーバ11のIPアドレスを示す。
サーバ識別名107は、画像蓄積配信サーバ11の識別名を示す。
「◎○」閾値108は、各WebカメラA1〜Anからの受信状態を表示する画像受信状態43、71における「◎」と「○」との閾値を示す。この値は0以上1以下の値である。
「○×」閾値109は、各WebカメラA1〜Anからの受信状態を表示する画像受信状態43、71における「○」と「×」との閾値を示す。この値は0以上1以下の値である。
視聴ログイン上限数102は、視聴モードによって同時に視聴するために接続するクライアント端末B1〜Bmの数の上限値を示す。
タイムアウト時間103は、クライアント端末B1〜Bmのタイムアウトの時間を示す。視聴ログイン中のクライアント端末B1〜Bmからのアクセスが、タイムアウト時間の値が示す時間の間だけ無ければ視聴は終了したものと判断し、画像蓄積配信サーバ11は当該クライアント端末B1〜Bmとの通信を終了する。
視聴ログインユーザ情報104は、画像蓄積配信サーバ11に対して視聴ログイン可能なユーザの一覧を示す。各ユーザ毎に、アカウント番号1041、アカウント名1042、パスワード1043、の項目を持つ。
アカウント番号1041は、アカンウント管理用に付けた便宜上の番号である。本例では、1から始まって1ずつ増加する連番である。
アカウント名1042は、アカウント名(ユーザ名)を示す。
パスワード1043は、アカウントに対応するパスワードを示す。
設定管理者情報105は、画像蓄積配信サーバ11に対して設定変更モードにより設定管理者ログイン可能なユーザの一覧を示す。各ユーザ毎に、アカウント番号1051、アカウント名1052、パスワード1053、の項目を持つ。
アカウント番号1051は、アカンウント管理用に付けた便宜上の番号である。本例では、1から始まって1ずつ増加する連番である。
アカウント名1052は、アカウント名(ユーザ名)を示す。
パスワード1053は、アカウントに対応するパスワードを示す。
図10には、受信状態情報テーブル93の内容の一例を示してある。
受信状態情報テーブル93は、受信状態情報表111と、フレーム取得時刻テーブル配列領域数112から成る。
受信状態表111は、各チャネルCH1〜CHn毎に、チャネル番号1111と、受信状態情報1112と、フレーム取得時刻テーブル1113と、取得フレーム番号1114と、最終フレームレート変更時フレーム番号1115から成る。
チャネル番号1111は、チャネル番号を示す。例えば、1台のWebカメラA1〜Anから上記した2種類のデータを取得する構成のシステムでは、これら2種類のデータをそれぞれ別のチャネルに記録する。
受信状態情報1112は、チャネルの受信状態の値を示す。本例では、この値としては、「未設定」、「接続失敗」、「通常受信中」、「アラーム受信中」、「アラーム待機中」の5つある。
「未設定」は、接続Webカメラ情報101の該当するWebカメラ情報が未設定(例えば、IPアドレスがすべて0、又は、フレームレートが0)であることを示す。
「接続失敗」は、画像蓄積配信サーバ11からWebカメラA1〜Anにアクセスすることができなかったことを示す。この理由としては、例えば、WebカメラA1〜Anの電源が入ってないことや、接続Webカメラ情報101のIPアドレス1012の情報に間違いがあることなどがある。
「通常受信中」は、該当するWebカメラA1〜Anの取得モード1014が「通常モード」であり且つ画像受信を行っている場合を示す。
「アラーム受信中」は、該当するWebカメラA1〜Anの取得モード1014が「アラームモード」であり且つ当該WebカメラA1〜Anからアラーム情報が入って画像を受信中であることを示す。
「アラーム待機中」は、該当するWebカメラA1〜Anの取得モード1014が「アラームモード」であり且つWebカメラA1〜Anからのアラーム情報を待っている状態(アラーム情報待ちの状態)であることを示す。
フレーム取得時刻テーブル1113は、各画像の取得時刻などを保持するため、時刻情報1113aと、フレームレート設定情報1113bを、フレーム取得時刻テーブル配列領域数112に設定された値と同じ数個分持つ配列である。時刻情報1113aはフレームを取得した時刻を保持し、その時におけるフレームレートの指定値をフレームレート設定情報1113bが保持する。
取得フレーム番号1114は、該当するチャネルについて通算して取得されたフレームの数を示す。
最終フレームレート変更時フレーム番号1115は、「通常モード受信」ではフレームレートの指定が変わった際における取得フレーム番号1114を保持し、「アラームモード受信」ではアラーム信号が入った際における取得フレーム番号1114、つまり、今回のアラームにより記録が開始されるフレームの番号を保持する。
フレーム取得時刻テーブル配列領域数112は、フレーム取得時刻テーブル111の配列数を示す。例えば、フレーム取得時刻テーブル配列領域数112として、「8」が設定されている場合には、フレームレートの変更が生じていない状況であれば、過去8フレーム分の取得画像の情報に基づいて後述する受信状態(本例では、図15のステップS20の処理で求められるフレーム取得の理論値と実測値との比)の計算が行われる。
受信状態情報テーブル93の値の更新は、チャネル番号が符合する受信スレッド82が行う。
例えば、WebカメラAi(iは、1以上n以下の自然数)からの画像を取得する受信スレッドEiは、画像を取得する度に、現在時刻と現在のフレームレート指定を、フレーム取得時刻テーブル1113の配列[(チャネル番号iの取得フレーム番号1114)mod(フレーム取得時刻テーブル配列領域数112)]の時刻情報1113aとフレームレート設定情報1113bに記録し、チャネル番号iの取得フレーム番号1114を1だけ加算する。
図11には、配信状態情報テーブル94の内容の一例を示してある。
配信状態情報テーブル94は、視聴ログインユーザ情報テーブル121と、視聴ログイン数122と、設定管理者ログイン情報テーブル123から成る。
視聴ログインユーザ情報テーブル121は、視聴モードによりアクセス中のクライアント端末B1〜Bmの情報を示し、ログインクライアント情報1211、ログイン状態情報1212、アクセス権情報1213、ログインアカウント名1214、最終アクセス時刻1215から成る。
ログインクライアント番号1211は、ログイン中のクライアント端末B1〜Bmの番号を示す。
ログイン状態情報1212は、「空き」又は「ログイン中」を示す値を持つ。「空き」は対応するログインクライアント番号1211でのアクセスが現在行われていないことを示し、「ログイン中」は対応するログインクライアント番号1211が通信で使用中であることを示す。
アクセス権情報1213は、アクセスの権限に関する情報を示し、ユーザのログイン時の時刻を元に作成した値である。非ログイン時の値は0とする。
ログインアカウント名1214は、ログイン中のユーザのアカウント名を示す。
最終アクセス時刻1215は、ログイン中のユーザの最終アクセス時刻を示す。
視聴ログイン数122は、視聴モードにより現在ログイン中のユーザの数を示す。
設定管理者ログイン情報テーブル123は、設定変更モードによりアクセス中の設定管理者の情報を示し、ログイン状態情報1231、アクセス権情報1232、ログインアカウント名1233、最終アクセス時刻1234から成る。
ログイン状態情報1231は、「空き」又は「ログイン中」を示す値を持つ。「空き」は設定管理者としてのアクセスは現在行われていないことを示し、「ログイン中」は設定管理者としてのアクセスが行われていることを示す。なお、本例では、設定管理者としてのアクセスは、同時には1ユーザのみしかできないこととしている。
アクセス権情報1232は、アクセスの権限に関する情報を示し、ユーザのログイン時の時刻を元に作成した値である。非ログイン時の値は0とする。
ログインアカウント名1233は、ログイン中のユーザのアカウント名を示す。
最終アクセス時刻1234は、ログイン中の設定管理者ユーザの最終アクセス時刻を示す。
図12には、ネットワークアクセス状態情報テーブル95の内容の一例を示してある。
ネットワーク状態情報テーブル95は、ネットワークアクセスエラーテーブル131と、ネットワークエラー発生回数132から成る。
ネットワークアクセスエラーテーブル131は、ネットワークエラー番号1311と、発生時刻1312と、エラー種類1313と、エラーレベル1314の項目を持ち、H個の欄を持つテーブルである。
ネットワークエラー番号1311は、この欄のエラー情報が、何回目に発生したエラーの情報であるのかを示す。
発生時刻1312は、エラーの発生時刻を示す。
エラー種類1313は、「IPカメラ接続エラー」や「ネットワークインタフェースエラー」などのように、エラーの種類を示す情報を記載する。
エラーレベル1314は、エラーの深刻度を示す値であり、本例では、「停止レベル」又は「継続レベル」を示す値を持つ。「停止レベル」は画像蓄積配信サーバ11の運用に支障が生じるエラーを示し、「継続レベル」はエラーを検知したが画像蓄積配信サーバ11の運用としては支障の無いエラーを示す。
ネットワークエラー発生回数132は、画像蓄積配信サーバ11のサーバプログラムの起動時を0として、ネットワークエラーの発生回数を示す。
受信スレッド82又は配信スレッド86が、ネットワーク通信を行う際に、エラーを検知した場合には、ネットワークアクセスエラーテーブル131の[(ネットワークエラー発生回数132) mod H]の欄に、エラー内容を記述し、ネットワークエラー発生回数132を1だけ加算する。なお、Hは、図12に示されるように、ネットワークアクセスエラーテーブル131の配列数を示す。
ここで、IPカメラ接続エラーの検知方法の具体例を示す。
ネットワークレコーダー(ネットワーク型画像蓄積配信装置1)はネットワーク2を介して複数のIPカメラ(WebカメラA1〜An)と接続するが、IPカメラ接続エラーは、その中の特定のIPカメラと接続できない時のエラーである。主な原因は、IPカメラの電源が入っていないこと、或いは、IPカメラのネットワークケーブルが抜けていることである。プログラム上からの検知方法としては、該当するIPカメラに通信を試みると失敗し、当該IPカメラのIPアドレスに接続することができない旨のエラーが戻ることにより検知可能である。
また、ネットワークインタフェースエラーの検知方法の具体例を示す。
ネットワークインタフェースエラーは、ネットワークレコーダー(ネットワーク型画像蓄積配信装置1)が、ネットワーク2に接続できない時のエラーである。この場合、ネットワークレコーダーから全てのIPカメラ(WebカメラA1〜An)及びクライアント端末B1〜Bmに接続することができない。主な原因は、ネットワークレコーダーのネットワークケーブルが抜けていること、或いは、何らかの原因で、ネットワークインタフェース34が故障していること、或いは、ネットワークレコーダーのネットワーク設定が間違えていることである。プログラム上からの検知方法としては、ネットワーク2を経由して外部へ通信を試みると失敗し、ネットワーク2が使用不可を示すエラーが戻ることにより検知可能である。
図13には、ディスクアクセス状態情報テーブル96の内容の一例を示してある。
ディスクアクセス状態情報テーブル96は、ディスクアクセスエラーテーブル141と、ディスクアクセスエラー発生回数142から成る。
ディスクアクセスエラーテーブル141は、ディスクアクセスエラー番号1411と、発生時刻1412と、エラー種類1413と、エラーレベル1414の項目を持ち、G個の欄を持つテーブルである。
ディスクアクセスエラー番号1411は、この欄のエラー情報が、何回目に発生したエラーの情報であるのかを示す。
発生時刻1412は、エラーの発生時刻を示す。
エラー種類1413は、「ディスクアクセスエラー」などのように、エラーの種類を示す情報を記載する。
エラーレベル1414は、エラーの深刻度を示す値であり、本例では、「停止レベル」又は「継続レベル」を示す値を持つ。「停止レベル」は画像蓄積配信サーバ11の運用に支障が生じるエラーを示し、「継続レベル」はエラーを検知したが画像蓄積配信サーバ11の運用としては支障の無いエラーを示す。
ディスクアクセスエラー発生回数142は、画像蓄積配信サーバ11のサーバプログラムの起動時を0として、ディスクアクセスエラーの発生回数を示す。
ディスク書込みスレッド85又は配信スレッド86が、ディスクアクセスを行う際に、エラーを検知した場合には、ディスクアクセス状態情報テーブル96の[(ディスクアクセスエラー発生回数142) mod G]の欄に、エラー内容を記述し、ネットワークエラー発生回数142を1だけ加算する。なお、Gは、図13に示されるように、ディスクアクセスエラーテーブル141の配列数を示す。
ここで、ディスクアクセスエラーの検知方法の具体例を示す。
ディスクアクセスエラーは、ディスク装置12ヘの書き込み又はディスク装置12からの読み込みが行えない時のエラーである。主な原因は、ハードディスクの破損である。記録装置(ディスク装置12)が外部接続される場合には、接続ケーブルに異常がある原因もあり得る。プログラム上からの検知方法としては、ディスク装置12ヘのデータの書き込み又はディスク装置12からのデータの読み込みを行おうとした際に、書き込み又は読み込みの関数で失敗し、ディスク装置12にエラーがあることを示すエラーが戻ることにより検知可能である。
ここで、図11に示されるアクセス権情報1213は、クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11へ視聴モードでアクセスを開始するときに発効する。
クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11へアクセスを開始するときに、クライアント端末B1〜Bmの画面上でアカウント名とパスワードの入力を促し、この情報をログイン要求と共に画像蓄積配信サーバ11へ送信する。
配信スレッド86のクライアント用スレッドJ1〜Jmの内、スレッドJiがこのログイン要求とアカウント名とパスワードの情報を取得する。クライアント用スレッドJiは、配信状態情報テーブル94に記述された視聴ログイン数122と、設定ファイル92に記述された視聴ログイン上限数102とを比較し、「視聴ログイン数122<視聴ログイン上限数102」の条件を満たすことを確認する。満たしていなければ、「混雑中」を示すエラーメッセージをログイン要求のあったクライアント端末B1〜Bmへ送信して通信を終了する。
配信スレッド86のクライアント用スレッドJiは、設定ファイル92上のアカウント名1042とパスワード1043の情報と、送信されてきた情報とが一致するか否かを確認する。一致しなければ「権限なし」を示すエラーメセージをクライアントに送信し通信を終了する。
クライアント用スレッドJiは、配信状態情報テーブル94の視聴ログインユーザ情報テーブル121を探索し、ログイン状態情報1212の欄が「空き」を示している欄を探す。ここで見つかった欄をクライアント番号jの欄とする。
次に、アクセス権を示す数字を時刻から作成し、クライアント番号とアクセス権の情報をログイン成功メッセージと共にログイン要求のあったクライアント端末B1〜Bmへ送信し、視聴ログインユーザ情報テーブル121のログインクライアント番号1211のj欄にアクセス権を示す数値を登録し、同欄のログイン状態情報1212を「ログイン中」とし、視聴ログイン数122を1つ加算し、現在時刻を数値化してアクセス権情報1213の値とする。
以後、視聴ログインしたクライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11に画像データの要求を行う時には、ログイン時に得たアクセス権情報1213を付与して、アクセスを行う。なお、画像蓄積配信サーバ11は、アクセス権情報の無い画像データ要求に対しては、「権限なし」のエラーを戻す。
アクセス権の終了処理は、視聴ログインしているクライアント端末B1〜Bmからログアウト要求を配信スレッド86が受信した時に、又は、設定ファイル92に記載されたタイムアウト時間の間アクセスが無かった時に行う。アクセス権終了処理は、配信状態情報テーブル94の該当するクライアント情報のログイン状態情報1212を「空き」状態とする処理や、同欄のアクセス権情報1213を消去する処理や、視聴ログイン数122を1つ減算する処理で構成する。
視聴ログインしているクライアント端末B1〜Bmからログアウト要求を配信スレッド86が受信した時には、配信スレッド86がアクセス権終了処理を行う。
タイムアウトの監視は状態管理スレッド91が行う。
状態管理スレッド91は、配信状態情報テーブル94を定期的に監視し、現在時刻と、ログイン中の状態にある各クライアント端末B1〜Bmの最終アクセス時刻1215とを比較し、設定ファイル92に記載されたタイムアウト時間103以上の間アクセスが無ければ、タイムアウトとして、当該状態管理スレッド91がアクセス権終了処理を行う。
なお、上記では、クライアント端末B1〜Bmから視聴モードによりログイン(視聴ログイン)して必要な処理後にログアウトする場合の動作例を示したが、クライアント端末B1〜Bmから設定変更モードによりログイン(設定管理者ログイン)して必要な処理後にログアウトする場合の動作としても、同様である。設定管理者ログインの場合には、配信状態情報テーブル94の設定管理者ログイン情報テーブル123の情報が用いられる。
次に、図14を参照して、状態管理スレッド91が一定時間毎に定期的に行う表示パネル21への表示処理の手順の一例を示す。本例では、図4、図5、図6に示されるような表示パネル21への表示情報の出力を、状態管理スレッド91が行う。
まず、表示パネル21に対して、ネットワークインタフェースIPアドレス106を所定の表示位置42に表示し、サーバ識別名107を所定の表示位置41に表示する(ステップS1)。
次に、条件分岐を行う(ステップS2)。すなわち、ディスクアクセスエラー発生回数142が1以上であり、且つ、ディスクアクセスエラーテーブル141の[(ディスクアクセスエラー発生回数142−1) mod G]の欄のエラーレベル1414が「停止レベル」の条件を満たす場合には、その欄のエラー種類1413を所定の表示位置51に表示して、表示処理を終了する(ステップS6)。この場合、図5のような表示が為される。
一方、前記条件分岐において(ステップS2)、前記条件を満たさない場合には、条件分岐を行う(ステップS3)。すなわち、ネットワークアクセスエラー発生回数132が1以上であり、且つ、ネットワークアクセスエラーテーブル131の[(ネットワークアクセスエラー発生回数132−1) mod H]の欄のエラーレベル1314が「停止レベル」の条件を満たす場合には、その欄のエラー種類1313を所定の表示位置61に表示して、表示処理を終了する(ステップS7)。この場合、図6のような表示が為される。
一方、前記条件分岐において(ステップS3)、前記条件を満たさない場合には、接続Webカメラ情報101と受信状態情報テーブル93を元に、受信状況情報を示す文字列の作成処理を行い、作成した文字列を所定の表示位置43に表示する(ステップS4)。
また、配信状態情報テーブル94の視聴ログイン数122と、設定管理者ログイン情報テーブル123のログイン状態情報1231から、配信状況を示す文字列を作成し、作成した文字列を所定の表示位置44に表示して、表示処理を終了する(ステップS5)。この場合、図4のような表示が為される。
ここで、本例では、ディスクアクセスエラーテーブル141のエラーレベル1414或いはネットワークアクセスエラーテーブル131のエラーレベル1314が「停止レベル」を示したことに応じてその「停止レベル」のエラーから復帰した場合には、そのエラーレベル1414、1314を「停止レベル」から「継続レベル」へ変更する処理が行われる。
これにより、図14に示される処理フローでは、ステップS2やステップS3に係る条件分岐の処理において、エラーテーブル141、131中の最新のエラー情報を参照したときに、「停止レベル」のエラーが発生している場合にはいったん図5或いは図6のような表示が為され、その後、そのエラーから復帰して正常な動作に戻った場合には、「継続レベル」へ変更されることから、同じことでの再度のエラー判定が回避される。
次に、図15を参照して、受信状況情報文字列作成処理の手順の一例を示す。なお、この処理は、図14に示されるステップS4において為される処理である。
まず、チャネル番号用カウンタChを1に初期化する(ステップS11)。
次に、条件判定を行う(ステップS12)。すなわち、「チャネル数n<チャネル番号用カウンタCh」の条件を満たす場合には、全て(本例では、n個)のチャネル分の表示処理を行ったこととなるため、表示処理を終了する。
一方、前記条件を満たさない場合には、下記の処理へ移る。
次の処理では、条件分岐を行う(ステップS13)。すなわち、受信状態情報1112_Ch(ここで、「_Ch」はテーブル内のチャネル番号Chに相当する行を示し、以下も同様である)が、「未定義」であれば出力文字に「−」をセットし(ステップS14)、「接続失敗」であれば出力文字に「×」をセットし(ステップS15)、「アラーム待機中」であれば出力文字に「a」をセットする(ステップS16)。そして、出力文字のセット後に、表示パネル21における画像受信状態の表示位置43内のチャネル番号Chに対応する位置に、出力文字を表示出力し(ステップS29)、チャネル番号を示すChの値を1だけ加算し(ステップS30)、前記最初の条件判定の処理へ戻る(ステップS12)。なお、本例では、出力文字は、一文字分の文字を保持する変数である。
また、受信状態情報1112_Chが「通常受信中」又は「アラーム受信中」である場合には、変数F_nowに取得フレーム番号1114_Chの値をセットし、変数F_cntに(F_now−最終フレームレート変更時フレーム番号1115_Ch)の値をセットする(ステップS17)。ここで、F_cntは現在のフレームレートで取得したフレームの数を表す。
次に、条件判定を行う(ステップS18)。すなわち、F_cntがフレーム取得時刻テーブル配列領域数112の値以上である場合には、F_cntをフレーム取得時刻テーブル配列領域数112の値とする(ステップS19)。従って、F_cntは、現在のフレームレートで取得したフレーム数のうち、フレーム取得時刻テーブル1113に保持されているフレームの数を表す。
この処理の終了後(ステップS19)、或いは、前記条件判定においてF_cntがフレーム取得時刻テーブル配列領域数112の値未満であった場合には(ステップS18)、変数T_oldにフレーム取得時刻テーブル1113の[(F_now−F_cnt) mod フレーム取得時刻テーブル配列領域数]の欄の時刻情報1113aをセットし、変数Tに(現在時刻−T_old)の値をセットし、変数FBTに(現在のフレームレートでの各フレームの時間間隔の値)をセットし、変数Pに{(FBT×F_cnt)/T}の値をセットする(ステップS20)。
ここで、T_oldは、現在のフレームレートで取得したフレームについて、フレーム取得時刻テーブル1113に保持されている中で最古のフレームの取得時刻を示す。また、Tは、T_oldを取得した時刻から現在時刻までの差分に相当し、フレーム取得の実時間であり、フレーム数F_cntを取得した実時間を示す。また、Pは、フレーム取得の理論値(理想値)と実測値との比を示し、1に近いほど理想値に近く、0に近いほど理想値より時間を要していることを示す。
次に、条件分岐を行う(ステップS21)。すなわち、受信状態情報1112_Chが、「通常受信中」である場合には、次のような処理を行う。
条件分岐として(ステップS22)、Pの値が「○×」閾値109未満である場合には出力文字に「×」をセットし(ステップS23)、Pの値が「○×」閾値109以上であり「◎○」閾値108未満である場合には出力文字に「○」をセットし(ステップS24)、Pの値が「◎○」閾値108以上である場合には出力文字に「◎」をセットする(ステップS25)。そして、出力文字のセット後に、表示パネル21における画像受信状態の表示位置43内のチャネル番号Chに対応する位置に、出力文字を表示出力し(ステップS29)、チャネル番号を示すChの値を1だけ加算し(ステップS30)、前記最初の条件判定の処理へ戻る(ステップS12)。
また、上記した条件分岐(ステップS21)において、受信状態情報1112_Chが、「アラーム受信中」である場合には、次のような処理を行う。
条件分岐として(ステップS26)、Pの値が「○×」閾値109未満である場合には出力文字に「×」をセットし(ステップS27)、Pの値が「○×」閾値109以上である場合には出力文字に「@」をセットする(ステップS28)。そして、出力文字のセット後に、表示パネル21における画像受信状態の表示位置43内のチャネル番号Chに対応する位置に、出力文字を表示出力し(ステップS29)、チャネル番号を示すChの値を1だけ加算し(ステップS30)、前記最初の条件判定の処理へ戻る(ステップS12)。
ここで、図15に示される処理フローでは、図4に示されるような表示を実現する際の処理の一例を示した。他の構成例として、1台のWebカメラA1〜Anから2種類のデータを受信して、図7に示されるように2種類のデータの受信状態を2段構成で表示する場合には、別途、いずれのチャネルの領域といずれのチャネルの領域が同一のWebカメラA1〜Anからの2種類のデータを記憶している領域であるのかを管理し、図7に示されるように上下の段を用いて表示する処理を行う。また、1台のWebカメラA1〜Anから3種類以上のデータを受信する場合についても、同様に、それぞれのデータとそれぞれのデータの受信状態との対応関係が把握されるように表示を行う。
また、本例では、図4〜図7に示されるように、文字列表示用の表示パネル21を用いて表示を行う構成を示したが、例えば、表示解像度が高い表示パネルを用いるような場合には、更に詳細で多数の情報を表示するようなことも可能である。
以上のように、本例の画像蓄積配信システムにおけるネットワーク型画像蓄積配信装置1では、情報表示可能な表示パネル21を設け、当該表示パネル21に、装置を識別するための識別名41やIPアドレス42の情報と、画像の取得状況の情報(画像受信状態43)と、画像の配信状況の情報(クライアントアクセス数44)を表示する。また、画像の取得状況を、チャネル毎に表示する。また、各チャネルにおける画像の取得状況は、画像の取得に関する設定値と実際に取得することができたフレーム数の比などによって検出し、当該検出値に応じて表示記号を変えて表示する。また、表示パネル21に、設定変更権限(設定変更モード)でアクセスされていること、或いは、視聴権限(視聴モード)でアクセスされていることを識別して表示する。
このように、本例のネットワーク型画像蓄積配信装置1では、ネットワーク2を介して複数の時系列データを蓄積する処理と同時に、複数の相手へ時系列データを配信する処理を行うに際して、ネットワーク型画像蓄積配信装置1の各筐体に表示パネル21を設け、識別名41や、IPアドレス42や、WebカメラA1〜Anからの画像入力状態(画像受信状態43)や、クライアント端末B1〜Bmへの画像出力状態(クライアントアクセス数44)を表示することにより、ユーザは、筐体毎の識別情報と入出力状態を容易に知ることができる。
例えば、従来では、ネットワーク型画像蓄積配信装置を複数設置して並列に運用するような構成において、ネットワーク経由でのみ設定変更や状態情報の取得を行う場合には、物理的にいずれの筐体(ネットワーク型画像蓄積配信装置)の設定を変更しているのか、或いは、いずれの筐体の状態を示しているのかなどを、複数の筐体を前にして保守を行う際に判断し難かったが、本例では、このような問題が解消される。
具体的には、例えば、図2に示されるようなネットワーク型画像蓄積配信装置1の筐体が複数設けられて、これらのように外観が同じである(或いは、類似する)筐体が何段にも重ねられて複数並べられるような構成が用いられる場合には、何らかの識別情報が表示されていないと、それぞれの筐体がいずれのネットワーク型画像蓄積配信装置1に相当するのかが全くわからなくなってしまうが、本例では、このような問題を解消することができる。また、このような筐体(ネットワーク型画像蓄積配信装置1)の設定を変更する場合などには、当該筐体にアクセスするためにIPアドレスが必要となるため、本例のように、識別情報としてIPアドレス42を当該筐体の表示パネル21に表示させるのが好ましい。
また、本例のように、「◎、○、×、@」などの記号を用いた程度で受信状態表示を行えば、詳細はわからないまでも、いずれのWebカメラA1〜Anからの受信状態が良いのか或いは悪いのかが一目でわかるため、メンテナンスの際には非常に便利である。
また、受信状態などの詳細な情報(例えば、「◎、○、×、@」などではなく、具体的な数値等の情報)については、ネットワーク型画像蓄積配信装置1の表示パネル21に表示する構成とすることも可能であるが、本例では、当該ネットワーク型画像蓄積配信装置1の表示パネル21からではなく、別途、メンテナンス用の端末から当該ネットワーク型画像蓄積配信装置1にアクセスして詳細に確認することができる構成としてある。
このように、本例では、限られた表示スペースを有する表示パネル21に何を表示させるのが便利であるかといった点も考慮して、その表示情報の例を示してあるが、表示パネル21に表示する情報としては特に限定は無く種々な情報が用いられてもよい。
なお、本例のネットワーク型画像蓄積配信装置では、画像蓄積配信サーバ11によりネットワーク2を介してWebカメラA1〜Anから画像を受信する機能により受信手段が構成されており、画像蓄積配信サーバ11により受信した画像をディスク装置12に蓄積する機能により蓄積手段が構成されており、画像蓄積配信サーバ11によりディスク装置12に蓄積された画像を読み出して要求のあったクライアント端末B1〜Bmに対してネットワーク2を介して送信する機能により配信手段が構成されており、表示パネル21の機能により表示手段が構成されており、状態管理スレッド91により表示出力を制御する機能により表示制御手段が構成されており、閾値を用いて画像の受信状況の良し悪しを判定する機能により画像受信状況判定手段が構成されており、設定ファイル92などにより各種の設定内容を記憶する機能により設定内容記憶手段が構成されており、記憶された設定内容を変更する機能により設定内容変更手段が構成されている。
ここで、本発明に係る画像蓄積配信システムやネットワーク型画像蓄積配信装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々な装置やシステムとして提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る画像蓄積配信システムやネットワーク型画像蓄積配信装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る画像蓄積配信システムの構成例を示す図である。 ネットワーク型画像蓄積配信装置の構成例を示す図である。 画像蓄積配信サーバの構成例を示す図である。 表示パネルの定常表示状態の一例を示す図である。 表示パネルのハードディスクエラー表示の一例を示す図である。 表示パネルのネットワークエラー表示の一例を示す図である。 表示パネルのチャンネル数増時の表示例を示す図である。 画像蓄積配信サーバのプログラム動作の構成例を示す図である。 設定ファイルの一例を示す図である。 受信状態情報テーブルの一例を示す図である。 配信状態情報テーブルの一例を示す図である。 ネットワークアクセス状態情報テーブルの一例を示す図である。 ディスクアクセス状態情報テーブルの一例を示す図である。 表示パネルの表示処理の手順の一例を示す図である。 受信状況情報文字列作成処理の手順の一例を示す図である。
符号の説明
1・・ネットワーク型画像蓄積配信装置、 2・・ネットワーク、 11・・画像蓄積配信サーバ、 12・・ディスク装置、 A1〜An・・Webカメラ(エンコーダ)、 B1〜Bm・・クライアント端末、 C1〜Cn・・循環記録領域、 21・・表示パネル、 31・・プロセッサ、 32・・プログラム格納メモリ、 33・・データ格納メモリ、 34・・ネットワークインタフェース、 35・・ディスクインタフェース、 41・・識別名、 42・・IPアドレス、 43、71・・画像受信状態、 44・・クライアントアクセス数、 51・・ディスクアクセスエラー表示、 61・・ネットワークアクセスエラー表示、 81、D1〜Dn・・受信フレームバッファ、 82、E1〜En・・受信スレッド、 83、F1〜Fn・・ディスク書込みキャッシュ、 84・・書込み待ちブロックキュー、 85、I1〜IL・・ディスク書込みスレッド、 86、J1〜Jm・・配信スレッド、 87、K1〜Km・・ディスク読出しキャッシュ、 88、M1〜Mm・・送信フレームバッファ、 91・・状態管理スレッド、 92・・設定ファイル、 93・・受信状態情報テーブル、 94・・配信状態情報テーブル、 95・・ネットワークアクセス状態情報テーブル、 96・・ディスクアクセス状態情報テーブル、 101・・接続Webカメラ情報、 102・・視聴ログイン上限数、 103・・タイムアウト時間、 104・・視聴ログインユーザ情報、 105・・設定管理者情報、 106・・ネットワークインタフェースIPアドレス、 107・・サーバ識別名、 108・・◎○閾値、 109・・○×閾値、 1011・・カメラ番号、 1012・・IPアドレス、 1013・・フレームレート、 1014・・取得モード、 1041、1051・・アカウント番号、 1042、1052・・アカウント名、 1043、1053・・パスワード、 111・・受信状態表、 112・・フレーム取得時刻テーブル配列領域数、 1111・・チャンネル番号、 1112・・受信状態情報、 1113・・フレーム取得時刻テーブル、 1113a・・時刻情報、 1113b・・フレームレート設定情報、 1114・・取得フレーム番号、 1115・・最終フレームレート変更時フレーム番号、 121・・視聴ログインユーザ情報テーブル、 122・・視聴ログイン数、 123・・設定管理者ログイン情報テーブル、 1211・・ログインクライアント番号、 1212、1231・・ログイン状態情報、 1213、1232・・アクセス権情報、 1214、1233・・ログインアカウント名、 1215、1234・・最終アクセス時刻、 131・・ネットワークアクセスエラーテーブル、 132・・ネットワークエラー発生回数、 1311・・ネットワークエラー番号、 1312、1412・・発生時刻、 1313、1413・・エラー種類、 1314、1414・・エラーレベル、 141・・ディスクアクセスエラーテーブル、 142・・ディスクアクセスエラー発生回数、 1411・・ディスクアクセスエラー番号、

Claims (3)

  1. ネットワークに接続された1つ又は複数のカメラと、当該カメラからネットワークを介して画像を受信して蓄積する画像蓄積配信装置と、ネットワークに接続されて前記画像蓄積配信装置に蓄積された画像をネットワークを介して配信要求する1つ又は複数の端末とから成る画像蓄積配信システムにおいて、
    前記カメラが、それぞれチャネルを有しており、撮影した画像フレームを所定の画像圧縮方式で圧縮し、圧縮された画像データをIPパケット形式で送信するカメラであり、
    前記画像蓄積配信装置が、前記カメラからネットワークを介して受信した各パケットから圧縮画像データを抽出し、記録装置に予め確保されたチャネル別の循環記録領域に記録する画像蓄積配信装置であり、
    前記端末が、チャネル番号とフレーム番号を指定して前記画像蓄積配信装置に画像データの配信を要求する端末であって、
    前記画像蓄積配信装置は、前記端末からの要求に応じて、前記記録装置に蓄積された指定チャネルの画像データを読み出し、IPパケット形式で要求元の端末に画像データを配信することを特徴とする画像蓄積配信システム。
  2. 請求項1に記載の画像蓄積配信システムにおいて、
    前記画像蓄積配信装置は、画像の取得状況をチャネル毎に表示することを特徴とする画像蓄積配信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像蓄積配信システムにおいて、
    前記画像蓄積配信装置は、前記端末からのアクセスに関して、当該画像蓄積配信装置の設定変更を行う設定変更モードでアクセスされているか或いは当該画像蓄積配信装置から画像データを取り出す視聴モードでアクセスされているかを識別して表示することを特徴とする画像蓄積配信システム。
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