JP2008148347A - 画像蓄積配信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 WebカメラA1〜Anから受信手段11がネットワーク2を介して画像を受信する。蓄積手段12が画像を蓄積する。クライアント端末B1〜Bmに対して配信手段11がネットワーク2を介して画像を配信する。また、情報を表示出力する表示手段(例えば、表示パネル)を備え、表示制御手段が当該ネットワーク型画像蓄積配信装置1に関する識別情報と、画像の受信状況に関する情報と、画像の配信状況に関する情報を表示手段により表示出力する。
【選択図】 図1
Description
ネットワーク型画像蓄積配信装置では、ネットワークを介して画像(映像)の取得と配信を行い、また、設定の変更や取得状況や配信状況といった内部状態情報の取得を、ネットワークを介した設定用のクライアントマシンから行う。接続カメラ数を多数として配信クライアント数を多数としたシステムを組む場合には、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置を用いたシステムを運用する。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、有効な表示を行うことができるネットワーク型画像蓄積配信装置を提供することを目的とする。
すなわち、受信手段がネットワークを介して画像を受信し、蓄積手段が画像を蓄積し、配信手段がネットワークを介して画像を配信する。また、情報を表示出力する表示手段を備え、表示制御手段が当該ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する識別情報と、画像の受信状況に関する情報と、画像の配信状況に関する情報を前記表示手段により表示出力する。
従って、ネットワーク型画像蓄積配信装置では、ネットワークを介して画像の受信や配信を行うに際して、有効な表示を行うことができ、例えば、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置が設けられた状況でいずれかのネットワーク型画像蓄積配信装置の動作状態を確認することなどを行う人(ユーザ)の作業効率を向上させることができる。
また、ネットワーク型画像蓄積配信装置は、例えば、ネットワークを介して1又は複数の画像受信装置と接続され、画像受信装置に対してネットワークを介して画像を送信(配信)する。画像受信装置としては、クライアント端末の装置などを用いることができる。また、1つの画像受信装置に対して、1種類の画像データを送信してもよく、或いは、2種類以上の画像データを送信してもよい。
また、ネットワーク型画像蓄積配信装置では、例えば、音声やテキストなどのように、画像以外のデータを受信や蓄積や配信などしてもよい。
また、蓄積手段としては、例えば、画像のデータを記憶するメモリを用いて構成することができる。
ネットワーク型画像蓄積配信装置では、例えば、ネットワークを介して受信した画像のデータを蓄積手段により蓄積し、必要に応じて、蓄積手段に蓄積された画像のデータを読み出して配信する。
また、表示手段としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、パネルや、画面などを用いることができる。
また、画像の受信状況に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、受信状況の良し悪しの情報や、受信の有無の情報や、受信の待機状態であること或いは受信中であることを示す情報や、各種のモード毎に定められた情報などを用いることができ、また、エラーに関する情報を表示することもできる。また、複数のチャネルの画像を受信する場合には、それぞれのチャネル毎に、画像の受信状況に関する情報を表示することが好ましい。
また、画像の配信状況に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、現在において画像の配信先となっている装置の数の情報などを用いることができ、また、エラーに関する情報を表示することもできる。
また、複数の情報を1つのパネルなどに表示出力する態様としては、例えば、複数の情報をまとめて表示出力する態様が用いられてもよく、或いは、人(ユーザ)により操作されるスイッチなどにより、表示出力する情報が切り替えられるような態様が用いられてもよい。
すなわち、画像受信状況判定手段が、画像の受信状況を判定する。前記表示制御手段は、前記画像の受信状況に関する情報として、前記画像受信状況判定手段による判定結果に対応した記号の情報を前記表示手段により表示出力する。
従って、画像の受信状況に関する情報が記号を用いて表示されるため、例えば、人(ユーザ)にとって一目で把握し易い態様で情報を提示することができる。
また、記号の情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、前記複数の受信状況レベルのそれぞれ毎に異なる記号が割り当てられたような情報を用いることができる。
また、記号の情報としては、例えば、1文字のように少ない記号の情報が用いられると見易くて好ましいが、2文字以上が用いられてもよい。
すなわち、設定内容記憶手段が当該ネットワーク型画像蓄積配信装置に関する設定内容を記憶し、また、設定内容変更手段が、外部の装置からネットワークを介してアクセスされて前記外部の装置から受信する情報に基づいて、前記設定内容記憶手段に記憶された設定内容を変更する。前記表示制御手段は、前記外部の装置からのアクセスの状況に関する情報を前記表示手段により表示出力する。
従って、外部の装置からネットワーク型画像蓄積配信装置にアクセスして設定内容を変更する際の状況に関する情報が表示されるため、例えば、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置が設けられた状況でいずれかのネットワーク型画像蓄積配信装置にアクセスして設定内容を変更することなどを行う人(ユーザ)の作業効率を向上させることができる。
また、設定内容記憶手段としては、例えば、メモリを用いて構成することができる。
また、設定内容を変更するためにアクセスする外部の装置としては、種々なものが用いられてもよく、例えば、クライアント端末の装置などを用いることができる。
また、設定内容の変更を行う外部の装置からのアクセスの状況に関する情報としては、種々な情報が用いられてもよく、例えば、設定内容の変更を行うためにアクセスしている装置の数の情報や、設定内容の変更を行うためにアクセスしている装置の有無の情報などを用いることができる。
本発明に係る方法では、ネットワーク型画像蓄積配信装置において各手段が各種の処理を実行する。
本発明に係るプログラムでは、ネットワーク型画像蓄積配信装置を構成するコンピュータに実行させるものであって、各種の機能を当該コンピュータにより実現する。
本発明に係る記録媒体では、ネットワーク型画像蓄積配信装置を構成するコンピュータに実行させるプログラムを当該コンピュータの入力手段により読み取り可能に記録したものであって、当該プログラムは各種の処理を当該コンピュータに実行させる。
図1には、本発明に係る表示用パネルを適用したネットワーク型画像蓄積配信装置1を含む、画像蓄積配信システムの全体構成の一例を示してある。
本例の画像蓄積配信システムは、画像(音声を含む)データを蓄積するためのディスク装置12を備えた画像蓄積配信サーバ11と、インターネットなどのネットワーク2と、ネットワーク2を介して画像蓄積配信サーバ11に接続された複数(本例では、n個)のネットワークカメラであるWebカメラ(Webエンコーダ)A1〜Anと、ネットワーク2を介して画像蓄積配信サーバ11に接続された複数(本例では、m個)のクライアント端末B1〜Bmから構成されている。
また、本例では、1つのネットワーク型画像蓄積配信装置1を示すが、本例の画像蓄積配信システムでは、複数のネットワーク型画像蓄積配信装置1が設けられて並列に運用される。
また、ディスク装置12は、それぞれチャネル番号CH1〜CHnに対応した複数(本例では、n個)の循環記録領域C1〜Cnを有している。
画像蓄積配信サーバ11は、WebカメラA1〜Anからネットワーク2を介して受信した各パケットから圧縮画像データ(以下、画像データと言う)を抽出し、ディスク装置12に予め確保されたチャネル別の循環記録領域C1〜Cnに記録する。
各クライアント端末B1〜Bmは、画像蓄積配信サーバ11に対して、チャネル番号とフレーム番号を指定して画像データの配信を要求する。
画像蓄積配信サーバ11は、クライアント端末B1〜Bmからの要求に応じて、ディスク装置12に蓄積された指定チャネルの画像データを読み出し、IPパケット形式で要求元のクライアント端末B1〜Bmへ配信サービスする。
通常モード受信では、WebカメラA1〜Anから、設定で与えられた数値のフレームレートで、常に画像を取得し、記録する。
アラームモード受信では、WebカメラA1〜Anにアラーム信号が入った際における前後一定時間分の画像を設定で与えられた数値のフレームレートで取得し、記録する。
なお、他の構成例として、通常モード受信とアラームモード受信とを組み合わせたようなモードなどが用いられてもよい。一例として、WebカメラA1〜Anから、普段は設定で与えられた第1の数値のフレームレートで常に画像を取得し、そして、アラーム信号が入った時だけ、アラーム信号が入った際における前後所定時間分の画像を第2の数値のフレームレート(第1の数値のフレームレートよりも高いレート)で取得し、記録するモードなどを用いることができる。
視聴モードでは、クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11にアクセスして、要求された画像データを取り出し、配信を行う。
設定変更モードでは、クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11の設定情報の変更を行う。
本例では、ネットワーク型画像蓄積配信装置1の筐体は、その前面に、状態情報表示用の表示パネル21を有している。
本例では、文字列2行ないし3行分の表示スペースを持つ表示パネル21を用いている。
なお、表示パネル21は、筐体の前面に限られず、側面等のように、前面以外の場所に設けられてもよい。
本例の画像蓄積配信サーバ11は、プロセッサ31と、プロセッサ31が実行する各種のプログラムを記憶したプログラム格納メモリ32と、送受信画像フレームのバッファ領域及び書込み/読出し画像データのディスクキャッシュ領域として利用されるデータ格納メモリ33から成る。
また、画像蓄積配信サーバ11には、ネットワーク2に接続するためのネットワークインタフェース34と、ディスク装置12に接続するためのディスクインタフェース35と、プロセッサ31が実行するプログラムからの指示で情報を表示する表示パネル21が備えられている。
定常状態時では、識別名(図では、表示位置を示す)41と、IPアドレス(図では、表示位置を示す)42と、画像受信状態(図では、表示位置を示す)43と、クラアイントアクセス数(図では、表示位置を示す)44を表示する。
識別名41は、ネットワーク型画像蓄積配信装置1毎に付与する識別名を示し、例えば「REC001」などを用いる。
IPアドレス42は、ネットワーク型画像蓄積配信装置1のネットワークインタフェース34のIPアドレスを示し、例えば「192.168.1.100」などを用いる。
画像受信状態43は、1文字が1つのWebカメラA1〜Anの状態を示し、例えば「◎◎○○:◎◎◎◎:××−−:−a@−」などを用いる。ここで、状態を示す文字が連続すると、何個目の文字であるかを判別し難いため、本例では、4文字毎に「:」文字で区切りを入れている。
また、「◎」(二重丸)は、通常モード受信のWebカメラA1〜Anからの受信において、取得フレームレートの指定値に対して、所定の「◎○」閾値が示す割合以上のフレームレートで受信ができている場合に表示する。
また、「○」(一重丸)は、通常モード受信のWebカメラA1〜Anからの受信において、取得フレームレートの指定値に対して、所定の「○×」閾値が示す割合以上であって所定の「◎○」閾値が示す割合未満のフレームレートで受信ができている場合に表示する。
また、「a」は、アラーム受信モードのWebカメラA1〜Anから画像受信するチャネルで、アラームが発生しておらず画像データの受信を行っていない場合(アラーム待機中である場合)に表示する。
また、「×」(バツ)は、WebカメラA1〜Anと通信が行えない状態である場合に、又は、取得フレームレートに対して、所定の「○×」閾値が示す割合未満のフレームレートでしか受信ができていない場合に、表示する。
また、「−」(横線)は、該当チャネルに、接続するWebカメラA1〜Anの設定が行われていない場合(未設定である場合)に表示する。
なお、画像受信状態43における区切り「:」は、上述のように、何個目の文字であるか、すなわち、いずれのWebカメラA1〜Anであるかを判別し易くするための目印の一例であり、他の構成例として、各WebカメラA1〜Anに対応する番号等を、状態を示す記号の上などに表示するような態様を用いることもできる。
本例では、「U」に続く数字は、「視聴モード」でアクセスしているクライアント数を示す。視聴モードでアクセスしているクライアントが無い場合には「U0」と表示する。
また、「A」に続く数字は、「設定変更モード」でアクセスしているクライアント数を示す。設定変更モードでアクセスしているクライアントが無い場合には表示しない。
具体例として、設定変更モードアクセスが0であり視聴モードアクセスが1であるの時には「U1」と表示し、また、設定変更モードアクセスが1であり視聴モードアクセスが0である時には「A1 U0」と表示する。
なお、本例では、通常、設定変更モードでのアクセスは頻繁に行われるものではないため、設定変更モードでアクセスしているクライアント端末B1〜Bmがある場合にのみ表示すれば十分であるとして、設定変更モードでアクセスしているクライアント端末B1〜Bmが無い場合には表示しない構成としたが、他の構成例として、設定変更モードでアクセスしているクライアント端末B1〜Bmが無い場合には「A0」と表示するようなこともできる。
図5には、ディスクインタフェース35を介して記録装置(ディスク装置12)にアクセスができなくなった場合(主に、記録装置が故障した場合)における表示状態の一例を示してあり、記録装置にアクセスできないことを「HDD ACCESS ERROR」というメッセージによりディスクアクセスエラー表示(図では、表示位置を示す)51として表示している。
本例では、表示スペースの関係上、詳細情報は文字列で表示させず、予め決めておいた詳細情報に対応する番号を、「HDD ACCESS ERROR」というメッセージの後に表示する。具体的には、予めエラーの種類に応じて決めておいた番号を装置の表示パネル21に表示し、また、別途、番号と、各番号に対応するエラーの種類とをマニュアルなどに記載しておき、そして、人(ユーザ)により、表示パネル21に表示された番号に基づいて、エラーの種類をマニュアルなどで確認する。
ここで、ネットワーク2にアクセスすることができない理由の詳細情報を取得することができる場合には、ネットワークアクセスエラー表示61として、その詳細情報も記述するのが好ましい。
図5について述べたのと同様に、本例では、表示スペースの関係上、詳細情報は文字列で表示させず、予め決めておいた詳細情報に対応する番号を、「NETWORK ERROR」というメッセージの後に表示する。
例えば、1台のWebカメラA1〜Anから、2種類のデータを取得する場合があり、例えば、画像データと音声データを取得するといったように異なるメディアのデータを取得する場合や、低フレームレートの通常モードのデータと高フレームレートのアラームモードのデータを取得するといったように異なるレートのデータを取得する場合や、JPEG方式の画像データとMPEG方式の画像データといったように異なる符号化方式によるデータを取得する場合などがある。ここでは、説明の便宜上から、各出力のデータに番号を付けることとし、第1出力データ及び第2出力データと呼称して説明する。
なお、本例では、1台のカメラから2種類のデータを取得する場合に、画像受信状態71を2段構成(1行目と2行目)で表示する例を示したが、更に、1台のカメラから3種類以上のデータを取得する場合に、画像受信状態を3段以上の構成で表示するようなこともできる。
本例では、データ格納メモリ33に、チャネル数nと対応した複数の受信フレームバッファ81(それぞれのチャネル用D1〜Dn)及びディスク書込みキャッシュ83(それぞれのチャネル用F1〜Fn)が形成される。すなわち、チャネル番号1〜nの別に、受信フレームバッファ81とディスク書込みキャッシュ83が形成される。
また、データ格納メモリ33に、クライアント端末B1〜Bmの数mと対応した複数の送信フレームバッファ88(それぞれのクライアント用M1〜Mm)及びディスク読出しキャッシュ87(それぞれのクライアント用K1〜Km)が形成される。
各受信スレッド82は、設定ファイル92から当該スレッド向けの情報である、WebカメラA1〜AnのIPアドレス、フレームレートの情報を読み取る。
各受信スレッド82は、チャネル番号に対応したWebカメラA1〜Anに対して画像データの要求を行い、画像データを受信し、チャネル番号に対応するディスク書込みキャッシュ83に画像データを格納する。この時、各受信スレッド82は、フレーム取得時刻と、設定ファイル92に指定されていたフレームレートを、受信状態情報テーブル93の当該スレッドの項目欄に登録する。また、ネットワーク2にアクセス失敗した場合には、エラー内容をネットワークアクセス状態情報テーブル95の当該スレッドの項目欄に登録する。
WebカメラA1〜Anから送信された画像フレームパケットは、ネットワークインタフェース34で受信され、チャネル番号と対応した受信フレームバッファ81に入力される。受信フレームバッファ81に入力された画像フレームは、チャネル番号と対応した受信スレッド82によって、チャネル番号と対応したディスク書込みキャッシュ83に転送される。
本例では、各チャネル対応の各ディスク書込みキャッシュ83は、複数のキャッシュ領域で構成される。
各受信スレッド82は、1つのキャッシュ領域内に、キャッシュ領域のサイズに収まるだけの、複数の画像データを、受信順に詰め込む。各受信スレッド82は、1つのキャッシュ領域に画像データを詰め込み終えると、その後の受信画像データを別のキャッシュ領域に詰め込んでいく。各受信スレッド82は、画像データで満たしたキャッシュ領域の識別子を、書込み待ちブロックキュー84に登録する。
クライアント端末B1〜Bmからの画像フレーム配信要求を受信すると、配信スレッド86はアクセス権があるクライアント端末B1〜Bmからの要求であるか否かの確認を行い、アクセス権がある場合には、配信状態情報デーブル94に格納された当該クライアント端末B1〜Bmの最終アクセス時刻を現在時刻で更新し、ディスク読出しキャッシュ87又はディスク装置12から、下記の手順で、要求された画像データを読み出し、送信フレームバッファ88へ転送する。
すなわち、ディスク読出しキャッシュ87に要求された画像データが存在する場合には、当該ディスク読出しキャッシュ87からその画像データを読み出し、送信フレームバッファ88へ転送する。また、ディスク読出しキャッシュ87に要求された画像データが存在しない場合には、ディスク装置12からその画像データを読み出し、ディスク読出しキャッシュ87へ転送し、更に、送信フレームバッファ88へ転送する。
状態管理スレッド91の実体は、プログラム格納メモリ32に用意された状態情報処理用のプログラムである。
本例では、状態管理スレッド91は、表示パネル21への表示処理と、ログインユーザのタイムアウト監視を行う。
なお、本例では、視聴モードによるログインを視聴ログインと言い、設定変更モードによるログインを設定管理者ログインと言う。
設定ファイル92は、接続Webカメラ情報101、視聴ログイン上限数102、タイムアウト時間103、視聴ログインユーザ情報104、設定管理者情報105、ネットワークインタフェースIPアドレス106、サーバ識別名107、「◎○」閾値108、「○×」閾値109から成る。
接続Webカメラ情報101は、画像蓄積配信サーバ11により接続する各WebカメラA1〜Anの情報を示し、各WebカメラA1〜An毎に、カメラ番号1011、IPアドレス1012、フレームレート1013、取得モード1014、の項目を持つ。
IPアドレス1012は、接続するWebカメラA1〜AnのIPアドレスを示す。
フレームレート1013は、WebカメラA1〜Anから取得する画像のレートの情報を示す。例えば、この欄に「30fps」が指定されていた場合には、画像蓄積配信サーバ11は秒間30枚(1秒間に30フレーム)の画像をWebカメラA1〜Anから取得する。
ここで、WebカメラA1〜Anからのアラーム情報には、取得レートと取得枚数の値が含まれており、WebカメラA1〜Anから画像蓄積配信サーバ11にアラーム情報が入ると、画像蓄積配信サーバ11は当該WebカメラA1〜Anから指示されたフレームレートで指示された枚数分の画像を取得する。
サーバ識別名107は、画像蓄積配信サーバ11の識別名を示す。
「◎○」閾値108は、各WebカメラA1〜Anからの受信状態を表示する画像受信状態43、71における「◎」と「○」との閾値を示す。この値は0以上1以下の値である。
「○×」閾値109は、各WebカメラA1〜Anからの受信状態を表示する画像受信状態43、71における「○」と「×」との閾値を示す。この値は0以上1以下の値である。
タイムアウト時間103は、クライアント端末B1〜Bmのタイムアウトの時間を示す。視聴ログイン中のクライアント端末B1〜Bmからのアクセスが、タイムアウト時間の値が示す時間の間だけ無ければ視聴は終了したものと判断し、画像蓄積配信サーバ11は当該クライアント端末B1〜Bmとの通信を終了する。
視聴ログインユーザ情報104は、画像蓄積配信サーバ11に対して視聴ログイン可能なユーザの一覧を示す。各ユーザ毎に、アカウント番号1041、アカウント名1042、パスワード1043、の項目を持つ。
アカウント番号1041は、アカンウント管理用に付けた便宜上の番号である。本例では、1から始まって1ずつ増加する連番である。
アカウント名1042は、アカウント名(ユーザ名)を示す。
パスワード1043は、アカウントに対応するパスワードを示す。
アカウント番号1051は、アカンウント管理用に付けた便宜上の番号である。本例では、1から始まって1ずつ増加する連番である。
アカウント名1052は、アカウント名(ユーザ名)を示す。
パスワード1053は、アカウントに対応するパスワードを示す。
受信状態情報テーブル93は、受信状態情報表111と、フレーム取得時刻テーブル配列領域数112から成る。
受信状態表111は、各チャネルCH1〜CHn毎に、チャネル番号1111と、受信状態情報1112と、フレーム取得時刻テーブル1113と、取得フレーム番号1114と、最終フレームレート変更時フレーム番号1115から成る。
チャネル番号1111は、チャネル番号を示す。例えば、1台のWebカメラA1〜Anから上記した2種類のデータを取得する構成のシステムでは、これら2種類のデータをそれぞれ別のチャネルに記録する。
「未設定」は、接続Webカメラ情報101の該当するWebカメラ情報が未設定(例えば、IPアドレスがすべて0、又は、フレームレートが0)であることを示す。
「接続失敗」は、画像蓄積配信サーバ11からWebカメラA1〜Anにアクセスすることができなかったことを示す。この理由としては、例えば、WebカメラA1〜Anの電源が入ってないことや、接続Webカメラ情報101のIPアドレス1012の情報に間違いがあることなどがある。
「通常受信中」は、該当するWebカメラA1〜Anの取得モード1014が「通常モード」であり且つ画像受信を行っている場合を示す。
「アラーム受信中」は、該当するWebカメラA1〜Anの取得モード1014が「アラームモード」であり且つ当該WebカメラA1〜Anからアラーム情報が入って画像を受信中であることを示す。
「アラーム待機中」は、該当するWebカメラA1〜Anの取得モード1014が「アラームモード」であり且つWebカメラA1〜Anからのアラーム情報を待っている状態(アラーム情報待ちの状態)であることを示す。
取得フレーム番号1114は、該当するチャネルについて通算して取得されたフレームの数を示す。
最終フレームレート変更時フレーム番号1115は、「通常モード受信」ではフレームレートの指定が変わった際における取得フレーム番号1114を保持し、「アラームモード受信」ではアラーム信号が入った際における取得フレーム番号1114、つまり、今回のアラームにより記録が開始されるフレームの番号を保持する。
受信状態情報テーブル93の値の更新は、チャネル番号が符合する受信スレッド82が行う。
例えば、WebカメラAi(iは、1以上n以下の自然数)からの画像を取得する受信スレッドEiは、画像を取得する度に、現在時刻と現在のフレームレート指定を、フレーム取得時刻テーブル1113の配列[(チャネル番号iの取得フレーム番号1114)mod(フレーム取得時刻テーブル配列領域数112)]の時刻情報1113aとフレームレート設定情報1113bに記録し、チャネル番号iの取得フレーム番号1114を1だけ加算する。
配信状態情報テーブル94は、視聴ログインユーザ情報テーブル121と、視聴ログイン数122と、設定管理者ログイン情報テーブル123から成る。
視聴ログインユーザ情報テーブル121は、視聴モードによりアクセス中のクライアント端末B1〜Bmの情報を示し、ログインクライアント情報1211、ログイン状態情報1212、アクセス権情報1213、ログインアカウント名1214、最終アクセス時刻1215から成る。
ログインクライアント番号1211は、ログイン中のクライアント端末B1〜Bmの番号を示す。
ログイン状態情報1212は、「空き」又は「ログイン中」を示す値を持つ。「空き」は対応するログインクライアント番号1211でのアクセスが現在行われていないことを示し、「ログイン中」は対応するログインクライアント番号1211が通信で使用中であることを示す。
アクセス権情報1213は、アクセスの権限に関する情報を示し、ユーザのログイン時の時刻を元に作成した値である。非ログイン時の値は0とする。
ログインアカウント名1214は、ログイン中のユーザのアカウント名を示す。
最終アクセス時刻1215は、ログイン中のユーザの最終アクセス時刻を示す。
設定管理者ログイン情報テーブル123は、設定変更モードによりアクセス中の設定管理者の情報を示し、ログイン状態情報1231、アクセス権情報1232、ログインアカウント名1233、最終アクセス時刻1234から成る。
ログイン状態情報1231は、「空き」又は「ログイン中」を示す値を持つ。「空き」は設定管理者としてのアクセスは現在行われていないことを示し、「ログイン中」は設定管理者としてのアクセスが行われていることを示す。なお、本例では、設定管理者としてのアクセスは、同時には1ユーザのみしかできないこととしている。
アクセス権情報1232は、アクセスの権限に関する情報を示し、ユーザのログイン時の時刻を元に作成した値である。非ログイン時の値は0とする。
ログインアカウント名1233は、ログイン中のユーザのアカウント名を示す。
最終アクセス時刻1234は、ログイン中の設定管理者ユーザの最終アクセス時刻を示す。
ネットワーク状態情報テーブル95は、ネットワークアクセスエラーテーブル131と、ネットワークエラー発生回数132から成る。
ネットワークアクセスエラーテーブル131は、ネットワークエラー番号1311と、発生時刻1312と、エラー種類1313と、エラーレベル1314の項目を持ち、H個の欄を持つテーブルである。
ネットワークエラー番号1311は、この欄のエラー情報が、何回目に発生したエラーの情報であるのかを示す。
発生時刻1312は、エラーの発生時刻を示す。
エラー種類1313は、「IPカメラ接続エラー」や「ネットワークインタフェースエラー」などのように、エラーの種類を示す情報を記載する。
エラーレベル1314は、エラーの深刻度を示す値であり、本例では、「停止レベル」又は「継続レベル」を示す値を持つ。「停止レベル」は画像蓄積配信サーバ11の運用に支障が生じるエラーを示し、「継続レベル」はエラーを検知したが画像蓄積配信サーバ11の運用としては支障の無いエラーを示す。
受信スレッド82又は配信スレッド86が、ネットワーク通信を行う際に、エラーを検知した場合には、ネットワークアクセスエラーテーブル131の[(ネットワークエラー発生回数132) mod H]の欄に、エラー内容を記述し、ネットワークエラー発生回数132を1だけ加算する。なお、Hは、図12に示されるように、ネットワークアクセスエラーテーブル131の配列数を示す。
ネットワークレコーダー(ネットワーク型画像蓄積配信装置1)はネットワーク2を介して複数のIPカメラ(WebカメラA1〜An)と接続するが、IPカメラ接続エラーは、その中の特定のIPカメラと接続できない時のエラーである。主な原因は、IPカメラの電源が入っていないこと、或いは、IPカメラのネットワークケーブルが抜けていることである。プログラム上からの検知方法としては、該当するIPカメラに通信を試みると失敗し、当該IPカメラのIPアドレスに接続することができない旨のエラーが戻ることにより検知可能である。
また、ネットワークインタフェースエラーの検知方法の具体例を示す。
ネットワークインタフェースエラーは、ネットワークレコーダー(ネットワーク型画像蓄積配信装置1)が、ネットワーク2に接続できない時のエラーである。この場合、ネットワークレコーダーから全てのIPカメラ(WebカメラA1〜An)及びクライアント端末B1〜Bmに接続することができない。主な原因は、ネットワークレコーダーのネットワークケーブルが抜けていること、或いは、何らかの原因で、ネットワークインタフェース34が故障していること、或いは、ネットワークレコーダーのネットワーク設定が間違えていることである。プログラム上からの検知方法としては、ネットワーク2を経由して外部へ通信を試みると失敗し、ネットワーク2が使用不可を示すエラーが戻ることにより検知可能である。
ディスクアクセス状態情報テーブル96は、ディスクアクセスエラーテーブル141と、ディスクアクセスエラー発生回数142から成る。
ディスクアクセスエラーテーブル141は、ディスクアクセスエラー番号1411と、発生時刻1412と、エラー種類1413と、エラーレベル1414の項目を持ち、G個の欄を持つテーブルである。
ディスクアクセスエラー番号1411は、この欄のエラー情報が、何回目に発生したエラーの情報であるのかを示す。
発生時刻1412は、エラーの発生時刻を示す。
エラー種類1413は、「ディスクアクセスエラー」などのように、エラーの種類を示す情報を記載する。
エラーレベル1414は、エラーの深刻度を示す値であり、本例では、「停止レベル」又は「継続レベル」を示す値を持つ。「停止レベル」は画像蓄積配信サーバ11の運用に支障が生じるエラーを示し、「継続レベル」はエラーを検知したが画像蓄積配信サーバ11の運用としては支障の無いエラーを示す。
ディスク書込みスレッド85又は配信スレッド86が、ディスクアクセスを行う際に、エラーを検知した場合には、ディスクアクセス状態情報テーブル96の[(ディスクアクセスエラー発生回数142) mod G]の欄に、エラー内容を記述し、ネットワークエラー発生回数142を1だけ加算する。なお、Gは、図13に示されるように、ディスクアクセスエラーテーブル141の配列数を示す。
ディスクアクセスエラーは、ディスク装置12ヘの書き込み又はディスク装置12からの読み込みが行えない時のエラーである。主な原因は、ハードディスクの破損である。記録装置(ディスク装置12)が外部接続される場合には、接続ケーブルに異常がある原因もあり得る。プログラム上からの検知方法としては、ディスク装置12ヘのデータの書き込み又はディスク装置12からのデータの読み込みを行おうとした際に、書き込み又は読み込みの関数で失敗し、ディスク装置12にエラーがあることを示すエラーが戻ることにより検知可能である。
クライアント端末B1〜Bmから画像蓄積配信サーバ11へアクセスを開始するときに、クライアント端末B1〜Bmの画面上でアカウント名とパスワードの入力を促し、この情報をログイン要求と共に画像蓄積配信サーバ11へ送信する。
配信スレッド86のクライアント用スレッドJ1〜Jmの内、スレッドJiがこのログイン要求とアカウント名とパスワードの情報を取得する。クライアント用スレッドJiは、配信状態情報テーブル94に記述された視聴ログイン数122と、設定ファイル92に記述された視聴ログイン上限数102とを比較し、「視聴ログイン数122<視聴ログイン上限数102」の条件を満たすことを確認する。満たしていなければ、「混雑中」を示すエラーメッセージをログイン要求のあったクライアント端末B1〜Bmへ送信して通信を終了する。
クライアント用スレッドJiは、配信状態情報テーブル94の視聴ログインユーザ情報テーブル121を探索し、ログイン状態情報1212の欄が「空き」を示している欄を探す。ここで見つかった欄をクライアント番号jの欄とする。
次に、アクセス権を示す数字を時刻から作成し、クライアント番号とアクセス権の情報をログイン成功メッセージと共にログイン要求のあったクライアント端末B1〜Bmへ送信し、視聴ログインユーザ情報テーブル121のログインクライアント番号1211のj欄にアクセス権を示す数値を登録し、同欄のログイン状態情報1212を「ログイン中」とし、視聴ログイン数122を1つ加算し、現在時刻を数値化してアクセス権情報1213の値とする。
アクセス権の終了処理は、視聴ログインしているクライアント端末B1〜Bmからログアウト要求を配信スレッド86が受信した時に、又は、設定ファイル92に記載されたタイムアウト時間の間アクセスが無かった時に行う。アクセス権終了処理は、配信状態情報テーブル94の該当するクライアント情報のログイン状態情報1212を「空き」状態とする処理や、同欄のアクセス権情報1213を消去する処理や、視聴ログイン数122を1つ減算する処理で構成する。
タイムアウトの監視は状態管理スレッド91が行う。
状態管理スレッド91は、配信状態情報テーブル94を定期的に監視し、現在時刻と、ログイン中の状態にある各クライアント端末B1〜Bmの最終アクセス時刻1215とを比較し、設定ファイル92に記載されたタイムアウト時間103以上の間アクセスが無ければ、タイムアウトとして、当該状態管理スレッド91がアクセス権終了処理を行う。
まず、表示パネル21に対して、ネットワークインタフェースIPアドレス106を所定の表示位置42に表示し、サーバ識別名107を所定の表示位置41に表示する(ステップS1)。
次に、条件分岐を行う(ステップS2)。すなわち、ディスクアクセスエラー発生回数142が1以上であり、且つ、ディスクアクセスエラーテーブル141の[(ディスクアクセスエラー発生回数142−1) mod G]の欄のエラーレベル1414が「停止レベル」の条件を満たす場合には、その欄のエラー種類1413を所定の表示位置51に表示して、表示処理を終了する(ステップS6)。この場合、図5のような表示が為される。
また、配信状態情報テーブル94の視聴ログイン数122と、設定管理者ログイン情報テーブル123のログイン状態情報1231から、配信状況を示す文字列を作成し、作成した文字列を所定の表示位置44に表示して、表示処理を終了する(ステップS5)。この場合、図4のような表示が為される。
これにより、図14に示される処理フローでは、ステップS2やステップS3に係る条件分岐の処理において、エラーテーブル141、131中の最新のエラー情報を参照したときに、「停止レベル」のエラーが発生している場合にはいったん図5或いは図6のような表示が為され、その後、そのエラーから復帰して正常な動作に戻った場合には、「継続レベル」へ変更されることから、同じことでの再度のエラー判定が回避される。
まず、チャネル番号用カウンタChを1に初期化する(ステップS11)。
次に、条件判定を行う(ステップS12)。すなわち、「チャネル数n<チャネル番号用カウンタCh」の条件を満たす場合には、全て(本例では、n個)のチャネル分の表示処理を行ったこととなるため、表示処理を終了する。
一方、前記条件を満たさない場合には、下記の処理へ移る。
次に、条件判定を行う(ステップS18)。すなわち、F_cntがフレーム取得時刻テーブル配列領域数112の値以上である場合には、F_cntをフレーム取得時刻テーブル配列領域数112の値とする(ステップS19)。従って、F_cntは、現在のフレームレートで取得したフレーム数のうち、フレーム取得時刻テーブル1113に保持されているフレームの数を表す。
ここで、T_oldは、現在のフレームレートで取得したフレームについて、フレーム取得時刻テーブル1113に保持されている中で最古のフレームの取得時刻を示す。また、Tは、T_oldを取得した時刻から現在時刻までの差分に相当し、フレーム取得の実時間であり、フレーム数F_cntを取得した実時間を示す。また、Pは、フレーム取得の理論値(理想値)と実測値との比を示し、1に近いほど理想値に近く、0に近いほど理想値より時間を要していることを示す。
条件分岐として(ステップS22)、Pの値が「○×」閾値109未満である場合には出力文字に「×」をセットし(ステップS23)、Pの値が「○×」閾値109以上であり「◎○」閾値108未満である場合には出力文字に「○」をセットし(ステップS24)、Pの値が「◎○」閾値108以上である場合には出力文字に「◎」をセットする(ステップS25)。そして、出力文字のセット後に、表示パネル21における画像受信状態の表示位置43内のチャネル番号Chに対応する位置に、出力文字を表示出力し(ステップS29)、チャネル番号を示すChの値を1だけ加算し(ステップS30)、前記最初の条件判定の処理へ戻る(ステップS12)。
条件分岐として(ステップS26)、Pの値が「○×」閾値109未満である場合には出力文字に「×」をセットし(ステップS27)、Pの値が「○×」閾値109以上である場合には出力文字に「@」をセットする(ステップS28)。そして、出力文字のセット後に、表示パネル21における画像受信状態の表示位置43内のチャネル番号Chに対応する位置に、出力文字を表示出力し(ステップS29)、チャネル番号を示すChの値を1だけ加算し(ステップS30)、前記最初の条件判定の処理へ戻る(ステップS12)。
また、本例では、図4〜図7に示されるように、文字列表示用の表示パネル21を用いて表示を行う構成を示したが、例えば、表示解像度が高い表示パネルを用いるような場合には、更に詳細で多数の情報を表示するようなことも可能である。
また、受信状態などの詳細な情報(例えば、「◎、○、×、@」などではなく、具体的な数値等の情報)については、ネットワーク型画像蓄積配信装置1の表示パネル21に表示する構成とすることも可能であるが、本例では、当該ネットワーク型画像蓄積配信装置1の表示パネル21からではなく、別途、メンテナンス用の端末から当該ネットワーク型画像蓄積配信装置1にアクセスして詳細に確認することができる構成としてある。
このように、本例では、限られた表示スペースを有する表示パネル21に何を表示させるのが便利であるかといった点も考慮して、その表示情報の例を示してあるが、表示パネル21に表示する情報としては特に限定は無く種々な情報が用いられてもよい。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係る画像蓄積配信システムやネットワーク型画像蓄積配信装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
Claims (3)
- ネットワークに接続された1つ又は複数のカメラと、当該カメラからネットワークを介して画像を受信して蓄積する画像蓄積配信装置と、ネットワークに接続されて前記画像蓄積配信装置に蓄積された画像をネットワークを介して配信要求する1つ又は複数の端末とから成る画像蓄積配信システムにおいて、
前記カメラが、それぞれチャネルを有しており、撮影した画像フレームを所定の画像圧縮方式で圧縮し、圧縮された画像データをIPパケット形式で送信するカメラであり、
前記画像蓄積配信装置が、前記カメラからネットワークを介して受信した各パケットから圧縮画像データを抽出し、記録装置に予め確保されたチャネル別の循環記録領域に記録する画像蓄積配信装置であり、
前記端末が、チャネル番号とフレーム番号を指定して前記画像蓄積配信装置に画像データの配信を要求する端末であって、
前記画像蓄積配信装置は、前記端末からの要求に応じて、前記記録装置に蓄積された指定チャネルの画像データを読み出し、IPパケット形式で要求元の端末に画像データを配信することを特徴とする画像蓄積配信システム。 - 請求項1に記載の画像蓄積配信システムにおいて、
前記画像蓄積配信装置は、画像の取得状況をチャネル毎に表示することを特徴とする画像蓄積配信システム。 - 請求項1又は請求項2に記載の画像蓄積配信システムにおいて、
前記画像蓄積配信装置は、前記端末からのアクセスに関して、当該画像蓄積配信装置の設定変更を行う設定変更モードでアクセスされているか或いは当該画像蓄積配信装置から画像データを取り出す視聴モードでアクセスされているかを識別して表示することを特徴とする画像蓄積配信システム。
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