JP2002261787A - Lan用信号確認判定装置及びlan用信号確認判定方法並びにlan用信号確認判定プログラム - Google Patents

Lan用信号確認判定装置及びlan用信号確認判定方法並びにlan用信号確認判定プログラム

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JP2002261787A
JP2002261787A JP2001060530A JP2001060530A JP2002261787A JP 2002261787 A JP2002261787 A JP 2002261787A JP 2001060530 A JP2001060530 A JP 2001060530A JP 2001060530 A JP2001060530 A JP 2001060530A JP 2002261787 A JP2002261787 A JP 2002261787A
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lan
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Koji Kobayashi
浩二 小林
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Allied Telesis KK
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LANを構成する機器間において送受される
所定の信号が正常であるか否か、如何なる動作モードに
あるかを容易に確認することができるようにする。 【解決手段】 第1又は第2のコネクタ1,2及びパル
ストランス15を介してネットワーク機器から出力され
たノーマル・リンク・パルス等の信号がフィジカルデバ
イス16に入力されると、フィジカルデバイス16にお
いては、入力信号に応じて所定のレジスタの内容が設定
され、中央処理回路52によってその内容が読み込ま
れ、ネットワーク機器の動作モードが判定されて、その
判定結果に応じて、第1乃至第6のLED17〜22が
LED表示回路53を介して中央処理回路52によって
点灯されるようになっており、ネットワーク機器の動作
の良否、動作モードが確認判定できるようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LAN(Local Are
a Network)を構築する機器相互間において送受される信
号の確認等を行う装置に係り、特に、確認作業の容易
化、効率化等を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるLAN(Local Area Network)
は、データ伝送速度の違い等によって種々の規格がIEEE
802委員会等によって標準化されている。上述のように
標準化された規格に基づくLANにおいては、ケーブル
接続された個々の機器が相互に通信可能な状態となる際
には、それぞれの規格において定められた所定の信号の
送受が行われて、その正常なことの確認がなされた後
に、データの送受等が開始されるようになっている。L
ANを新たに構築する際や、拡張する際等においては、
LANを構成する機器を相互に接続する場合、上述のよ
うな所定の信号がその機器の入力端に確実に到達するか
否かの確認をすることが必要となることがあるが、この
ような信号確認には、通常、例えば、オシロスコープを
用いて行われることが大半である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LAN
を構成する種々の機器には、通常、そのような所定の信
号を確認するための測定端子のようなものが設けられて
はいないため、オシロスコープで所定の信号の確認を行
うにしても、例えば、その機器に接続されるケーブルの
コネクタ端に、抵抗器を終端して疑似的に機器が接続さ
れた状態にして観測を行ったり、また、その機器のケー
スを開けて、内部の適宜な箇所にオシロスコープのプロ
ーブを当てて観測する等の何らかの工夫が必要であり、
確認作業が繁雑であるという問題があった。本発明は、
上記実状に鑑みてなされたもので、LANを構成する機
器間において送受される所定の信号が正常であるか否か
を容易に確認することができるLAN用信号確認装置及
びLAN用信号確認判定方法並びにLAN用信号確認判
定プログラムを提供するものである。本発明の他の目的
は、LANを構成する機器の動作モードの確認を簡易に
行うことのできるLAN用信号確認装置及びLAN用信
号確認判定方法並びにLAN用信号確認判定プログラム
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記発明の目的を達成す
るため、本発明に係るLAN用信号確認装置は、LAN
を構成する機器間においてデータの送受に先立って出力
される相互の動作状態を確認するための所定の信号を入
力可能とし、当該所定の信号が入力された場合に、その
入力された信号の種類に応じて、所定のレジスタにおけ
る2値データの設定がなされるよう構成されてなるネッ
トワーク・インターフェイス回路と、前記ネットワーク
・インターフェイス回路の前記所定のレジスタの内容を
入力し、前記LANを構成する機器の動作モードを判定
すると共に、当該判定結果に応じた信号を出力する中央
処理回路と、前記LANを構成する機器の動作モードに
対応して設けられた点灯素子を、前記中央処理回路から
出力された前記信号に応じて点灯せしめる表示回路と、
を具備してなるものである。
【0005】かかる構成においては、LANを構成する
機器が出力する信号を入力することで、中央処理回路に
より自動的にその動作モードが判定され、その動作モー
ドに対応した点灯素子が点灯されるので、LANを構成
する機器が出力する信号が正常であるか否か、いかなる
動作モードにあるかを視認により即座に認識することが
でき、機器間の接続作業を容易、確実なものとすること
ができるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図4を参照しつつ説明する。なお、以下に
説明する部材、配置等は本発明を限定するものではな
く、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができる
ものである。最初に、図1を参照しつつ本発明の実施の
形態におけるLAN用信号確認装置(以下「本装置」と
言う)Sの構成について説明することとする。まず、本
装置Sは、特に、IEEE802.3に規定されている10BA
SE-T及び100BASE-TXに基づくLAN(Local
Area Network)における個々の機器(以下、LANを構
成する個々の機器を「ネットワーク機器」と言う)相互
の通信開始の際に、相互の通信機能が正常か否かの確認
等に用いられるリンク・パルス信号等の確認(詳細は後
述)に適するものである。本装置Sは、波形観測部10
1と、信号確認判定部102とに大別されて構成された
ものとなっているものである。波形観測部101は、第
1及び第2のコネクタ1,2と、両者の接続状態を切り
換える(詳細は後述)第1乃至第4の切換スイッチ3〜
6と、第1及び第2の終端抵抗器7,8及び第1及び第
2の終端スイッチ9,10とを主たる構成要素として構
成されたものとなっている。
【0007】第1及び第2のコネクタ(図1において
は、それぞれ「J1」、「J2」と表記)1,2は、よ
り具体的には、ISO8877に準拠したRJ-45コネクタの
8ピン・モジュラ・ジャックが好適である。そして、こ
の第1及び第2のコネクタ1,2間は、次述するように
配線されたものとなっている。すなわち、まず、第1の
コネクタ1の第1ピンは、第1の切換スイッチ3の切換
子3a及び第1の観測用端子11に接続されると共に、
第1の終端抵抗器7の一端に接続されたものとなってい
る。第1の切換スイッチ3は、切換子3aが第1の接点
3b又は第2の接点3cへ選択的に接続可能に構成され
てなるもので、いわゆる機械的スイッチであっても、半
導体を用いてなる半導体スイッチに代表される電気的な
スイッチであってもいずれでもよいものである。この第
1の切換スイッチ3の第1の接点3bは、第2のコネク
タ2の第1のピンに接続されると共に、第3の切換スイ
ッチ5の第2の接点5c及び後述するパルストランス
(図1においては「PT」と表記)15の入力側に接続
されたものとなっている。また、第1の切換スイッチ3
の第2の接点3cは、第2のコネクタ2の第3のピンに
接続されると共に、第3の切換スイッチ5の第1の接点
5b及びパルストランス15の入力側に接続されたもの
となっている。そして、先の、第1の終端抵抗器7の他
端は、第1の終端スイッチ9の一端に接続されたものと
なっている。
【0008】第1のコネクタ1の第2のピンは、第2の
切換スイッチ4の切換子4a及び第2の観測用端子12
に接続されると共に、第1の終端スイッチ9の他端に接
続されたものとなっており、第1の終端スイッチ9を閉
成することで、第1のコネクタ1の第1及び第2のピン
間に第1の終端抵抗器7を終端できるようになってい
る。なお、第1及び第2の終端抵抗器7,8は、本装置
Sが先に述べたように10BASE-T又は100BA
SE-TXのLAN環境においての信号検査を想定して
いることから、具体的には、100Ωのものが好適であ
る。一方、第2の切換スイッチ4は、先の第1の切換ス
イッチ3と同様な構成を有してなるもので、第1の接点
4bは第2のコネクタ2の第2のピンに接続されると共
に、第4の切換スイッチ6の第2の接点6c及び後述す
るパルストランス15の入力側に接続されたものとなっ
ている。また、第2の切換スイッチ4の第2の接点4c
は、第2のコネクタ2の第6のピンに接続されると共
に、第4の切換スイッチ6の第1の接点6b及びパルス
トランス15の入力側に接続されたものとなっている。
【0009】第1のコネクタ1の第3のピンは、先の第
1の切換スイッチ3と同様な構成を有してなる第3の切
換スイッチ5の切換子5a及び第3の観測用端子13に
接続されると共に、第2の終端抵抗器8の一端に接続さ
れており、第2の終端抵抗器8の他端は、第2の終端ス
イッチ10の一端に接続されたものとなっている。ま
た、第1のコネクタ1の第6のピンは、先の第1の切換
スイッチ3と同様な構成を有してなる第4の切換スイッ
チ6の切換子6a及び第4の観測用端子14に接続され
ると共に、第2の終端スイッチ10の他端に接続された
ものとなっている。したがって、第2の終端スイッチ1
0を閉成することで、第1のコネクタ1の第3及び第6
のピン間に第2の終端抵抗器8が終端できるようになっ
ている。なお、第1乃至第4の切換スイッチ3〜6は、
同時に開閉成されるように構成されたものとなってお
り、上述のように接続されることで、図1に示されたよ
うに第1乃至第4の切換スイッチ3〜6のそれぞれの切
換子3a〜6aが、それぞれの第1の接点3b〜6bと
接続された状態にあって、かつ、第1及び第2の終端ス
イッチ9,10が開成された状態にある場合には、第1
及び第2のコネクタ1,2の第1、第2、第3及び第6
のピンが相互に接続された状態(以下、この接続状態を
「ストレート接続状態」と言う)となる。一方、第1乃
至第4の切換スイッチ3〜6のそれぞれの切換子3a〜
6aが、それぞれの第2の接点3c〜6cと接続された
状態にあって、かつ、第1及び第2の終端スイッチ9,
10が開成された状態にある場合には、第1のコネクタ
1の第1及び第2のピンと第2のコネクタ2の第3及び
第6のピンがそれぞれ接続される一方、第1のコネクタ
1の第3及び第6のピンと第2のコネクタ2の第1及び
第3のピンがそれぞれ接続された状態(以下、この接続
状態を「クロス接続状態」と言う)となる。
【0010】また、本発明の実施の形態における第1及
び第2のコネクタ1,2としては、既に述べたようにR
J-45コネクタが用いられるが、この場合、第1及び
第2のコネクタ1,2の第1及び第2のピンは、ネット
ワーク機器から外部へ出力されるいわゆる送信信号の印
加用として、また、第1及び第2のコネクタ1,2の第
3及び第6のピンは、ネットワーク機器が外部から受信
するいわゆる受信信号の印加用として、それぞれ規定さ
れたものであることは公知・周知の通りである。換言す
れば、第1及び第2のピンは、送信信号用ピンであり、
第3及び第6のピンは、受信信号用ピンということがで
きるものである。
【0011】一方、信号確認判定部102は、ネットワ
ーク・インターフェイス回路51と、中央処理回路52
と、LED表示回路53とに大別されて構成されたもの
となっており、後述するようにネットワーク機器が正常
にデータの送受を行える状態か否かを所定の信号有無に
より確認判定できるようになっている。まず、ネットワ
ーク・インターフェイス回路51は、パルストランス1
5と、フィジカルデバイス16とを主たる構成要素とし
て構成されたものとなっている。パルストランス15
は、本装置Sに接続されるネットワーク機器(図示せ
ず)と本装置Sとの間の電気的な絶縁を確保するために
設けられるものである。このパルストランス15は、よ
り具体的には、10BASE-T又は100BASE-T
X仕様の例えばNIC(Network Interface Cardd)など
の入力段等において用いられている公知・周知のもので
ある。
【0012】フィジカルデバイス(図1においては「P
HY」と表記)16は、いゆわるOSI参照モデルの物
理層の機能を有する公知・周知の構成を有してなる物理
層LSI(Large Scale Integration)である。このフィ
ジカルデバイス16は、その機能を概括すれば、ネット
ワーク機器間で送受される信号を受信することにより、
その信号を判断し、必要に応じて所定のレジスタのビッ
トを「1」に設定する等を行うと共に、OSI参照モデ
ルにおける上位の層であるデータリンク層での処理に必
要となる信号を出力可能としてなるものである。本発明
の実施の形態におけるフィジカルデバイス16は、もっ
ぱら、次述する中央処理回路52において上述したフィ
ジカルデバイス16内のレジスタのデータを基に、ネッ
トワーク機器から所定の信号が出力されているか否かを
判定(詳細は後述)するために用いられるものとなって
いる。
【0013】中央処理回路(図1においては「CPU」
と表記)52は、本装置全体の動作制御を行うと共に、
後述するように本装置Sに入力された信号に対する判定
結果に応じて、LED表示回路(図1においては「LE
D DIS」と表記)53を介して第1乃至第6のLE
D17〜22の点灯制御を行うものである。この中央処
理回路52は、具体的には、例えば、公知・周知の集積
回路化されたいわゆるマイクロプロセッサを用いて構成
するのが好適である。LED表示回路53は、中央処理
回路52からの制御信号に応じて、第1乃至第6のLE
D(図1においては、それぞれ「LED1」、「LED
2」、「LED3」、「LED4」、「LED5」、
「LED6」と表記)17〜22を適宜選択して点灯す
るための回路である。ここで、第1のLED17のアノ
ードは、第1のLED用抵抗器23を介して、第2のL
ED18のアノードは、第2のLED用抵抗器24を介
して、第3のLED19のアノードは、第3のLED用
抵抗器25を介して、第4のLED20のアノードは、
第4のLED用抵抗器26を介して、第5のLED21
のアノードは、第5のLED用抵抗器27を介して、第
6のLED22のアノードは、第6のLED用抵抗器2
8を介して、それぞれ電源電圧Vccが印加されるように
なっている一方、第1乃至第6のLED17〜22のカ
ソード側は、LED表示回路53によりその電位が制御
されて、後述するように必要に応じて点灯状態とされる
ようになっている。なお、本装置Sの電源は、いわゆる
バッテリを用いて本装置Sを携帯可能にしても良いし、
また、本装置Sに必要な電源電圧を商用電源を基に発生
する電源装置から供給するようにしても良いし、さら
に、これらいずれの使用も可能なように構成しても良い
ものである。なお、このような構成は、公知・周知の回
路構成であるので、ここでの具体的な回路構成について
の説明は省略することとする。
【0014】次に、かかる構成における本装置Sの使用
方法、動作等について説明する。最初に、波形観測部1
01による信号の波形観測方法について、図1乃至図3
を参照しつつ説明する。まず、信号波形の観測の第1の
例として、いわゆるストレートケーブルによって相互に
接続されるネットワーク機器間において送受される信号
の波形観測の例について、パーソナルコンピュータ(P
C)とリピータ・セット(中継装置)、すなわち、いわ
ゆるハブ(HUB)間の波形観測の場合を例に採り、以
下、図1及び図2を参照しつつ説明する。観測開始に当
たって、まず、波形観測部101の第1乃至第4の切換
スイッチ3〜6を、第1の接点3b〜6b側へ切り換え
ると共に、第1及び第2の終端スイッチ9,10を開成
状態として、第1のコネクタ1と第2のコネクタ2間の
接続状態をストレート接続状態とする(図1参照)。
【0015】この後、パーソナルコンピュータ31と本
装置Sの第1のコネクタ1とを第1の接続ケーブル33
aによって相互に接続すると共に、ハブ32と第2のコ
ネクタ2とを第2の接続ケーブル33bによって相互に
接続する(図2参照)。ここで、第1及び第2の接続ケ
ーブル33a,33bは、10BASE-Tや100B
ASE-TXのLANにおいて使用されるケーブルとし
て規定されている非シールドツイストペア・ケーブル
(UTP;Unshielded Twisted Pair Cable)であって、
特に、この場合にはケーブル両端のコネクタのピン番号
の同一のもの同士が接続された状態(いわゆるストレー
ト状態)のUTPストレートケーブルと称されるもので
ある。なお、この第1及び第2の接続ケーブル33a,
33bの両端には、勿論、本装置の第1及び第2のコネ
クタ1,2並びにパーソナルコンピュータ31及びハブ
32の図示されないRJ-45コネクタ(モジュラ・ジ
ャック)に嵌合するコネクタ、すなわち、ISO8877準拠
のRJ-45コネクタのモジュラ・プラグ(図示せず)
が接続されたものとなっている。
【0016】次いで、パーソナルコンピュータ31及び
ハブ32へそれぞれ電源電圧を供給し、双方を動作状態
とする。かかる状態において、オシロスコープ(図示せ
ず)により、第1及び第2の観測用端子11,12間を
観測する場合には、パーソナルコンピュータ31からハ
ブ32へ送信される信号の波形を観測することができ
る。一方、第3及び第4の観測用端子13,14間をオ
シロスコープにより観測する場合には、ハブ32からパ
ーソナルコンピュータ31へ送信される信号の波形を観
測することができることとなる。また、パーソナルコン
ピュータ31からハブ32へ向けて出力される信号を抵
抗終端した状態で観測したい場合には、まず、第1の終
端スイッチ9を閉成状態とし(図1参照)、次いで、第
2のコネクタ2には、なにも接続しない状態とする一
方、第1のコネクタ1には、第1の接続ケーブル33a
を介してパーソナルコンピュータ31を接続した状態と
する。なお、この場合、第1乃至第4の切換スイッチ3
〜6の開閉成状態は、任意である。
【0017】かかる状態においては、第1の観測用端子
11において、パーソナルコンピュータ31から出力さ
れる信号の波形を、抵抗終端状態で観測できることとな
る。さらに、ハブ32からパーソナルコンピュータ31
へ向けて出力される信号を抵抗終端した状態で観測した
い場合には、まず、第2の終端スイッチ10を閉成状態
とする一方、第1乃至第4の切換スイッチ3〜6を、第
1の接点3b〜6b側に設定された状態とする。そし
て、第1のコネクタ1には、なにも接続しない状態とす
る一方、第2のコネクタ2には、第2の接続ケーブル3
3bを介してハブ32を接続した状態とする。かかる状
態においては、第3の観測用端子13において、ハブ3
2から出力される信号の波形を、抵抗終端状態で観測で
きることとなる。なお、ハブ32からパーソナルコンピ
ュータ31へ向けて出力される信号の波形観測は、第2
のコネクタ2に代えて第1のコネクタ1へハブ32を接
続するようにすることで、同様に第3の観測用端子13
において観測可能である。そして、この場合、第1乃至
第4の切換スイッチ3〜6の設定は、任意の状態でよ
い。
【0018】ここで、本発明の実施の形態において、こ
の波形観測部101による波形観測の対象として想定さ
れる信号は、より具体的には、まず、10BASE-T
のLANを構成するネットワーク機器であって、通信方
式が半二重モード固定のものにあっては、ノーマル・リ
ンク・パルス(Normal Link Puluse)信号であり、100
BASE-TXのLANを構成するネットワーク機器で
あって、通信方式が半二重モード固定のものにあって
は、アイドル(Idle)信号である。また、オート・ネゴシ
エーション機能を有するネットワーク機器にあっては、
FLP(Fast LinkPulse)バースト信号である。これらの
信号は、いずれもネットワーク機器同士がデータの送受
を行う前に、相互に通信可能であるか否かを確認するた
めに相互に送信されるものであり、その詳細は、IEEE80
2.3に規定されているものであるので、ここでの詳細な
説明は省略することとする。
【0019】次に、信号波形の観測の第2の例として、
いわゆるクロスケーブルによって相互に接続されるネッ
トワーク機器間において送受される信号の波形観測の例
について、ハブ相互間の波形観測の場合を例に採り、以
下、図1及び図3を参照しつつ説明する。なお、以下の
例においても、具体的な信号については、先の第1の例
で述べたと同様であるので、その詳細な説明は省略する
こととする。図3には、本装置Sと2つのハブ(図3に
おいては、それぞれ「HUB1」、「HUB2」と表
記)32A,32Bの接続状態が模式的に示されている
が、まず、本装置Sと第1及び2のハブ32A,32B
を接続する前に、第1及び第2の終端スイッチ9,10
を開成状態とすると共に、第1乃至第4の切換スイッチ
3〜6を、第2の接点3c〜6c側に設定された状態、
すなわち、クロス接続状態とする(図1参照)。
【0020】次いで、第1のハブ32Aと本装置Sの第
1のコネクタ1とを第1の接続ケーブル33aにより、
また、第2のハブ32Bと本装置Sの第2のコネクタ2
とを第2の接続ケーブル33bにより、それぞれ接続す
る(図3参照)。そして、第1及び第2のハブ32A,
32Bを動作状態とする。かかる状態において、オシロ
スコープ(図示せず)により、第1及び第2の観測用端
子11,12間を観測する場合には、第1のハブ32A
から第2のハブ32Bへ向けて出力された信号の波形観
測ができることとなる。また、オシロスコープにより第
3及び第4の観測用端子13,14間を観測する場合に
は、第2のハブ32Bから第1のハブ32Aへ向けて出
力された信号の波形観測ができることとなる。
【0021】次に、第1のハブ32Aから第2のハブ3
2Bへ向けて出力される信号(又は第2のハブ32Bか
ら第1のハブ32Aへ向けて出力される信号)を、抵抗
終端状態で観測する場合について説明すれば、この場
合、まず、第1の終端スイッチ9を閉成状態として、第
1のコネクタ1に第1の接続ケーブル33aを介して第
1のハブ32A(又は第2のハブ32B)を接続する一
方、第2のコネクタ2には、なにも接続しない状態とす
る。なお、この場合、第1乃至第4の切換スイッチ3〜
6の設定は、任意の状態でよい。そして、第1のハブ3
2A(又は第2のハブ32B)を動作状態とすれば、第
1の観測用端子11において、第1のハブ32Aから出
力される信号の波形(又は第2のハブ32Bから出力さ
れる信号の波形)を、抵抗終端状態で観測できることと
なる。
【0022】なお、第2のハブ32Bから第1のハブ3
2Aへ向けて出力される信号の波形を抵抗終端状態で観
測する場合、次述するようにしても、波形観測が可能で
ある。すなわち、まず、第2の終端スイッチ10を閉成
状態とする一方、第1乃至第4の切換スイッチ3〜6
を、第2の接点3c〜6c側に設定し、クロス接続状態
とする。次いで、第1のコネクタ1には、なにも接続し
ない状態とする一方、第2のコネクタ2には、第2の接
続ケーブル33bを介して第2のハブ32Bを接続す
る。そして、第2のハブ32Bを動作状態とすれば、第
3の観測用端子13において、第2のハブ32Bから出
力される信号の波形を、抵抗終端状態で観測できること
となる。
【0023】次に、信号確認判定部102の動作につい
て、図1及び図4を参照しつつ説明する。信号確認判定
部102によるネットワーク機器の出力信号の確認判定
を行うに際しては、まず、第1及び第2の終端スイッチ
9,10を開成状態とする(図1参照)。次いで、出力
信号の確認判定を所望するネットワーク機器(図示せ
ず)を第1のコネクタ1又は第2のコネクタ2へ接続す
るが、第1のコネクタ1に接続する場合には、第1乃至
第4の切換スイッチ3〜6を第1の接点3b〜6b側に
設定した状態とする一方、第2のコネクタ2に接続する
場合には、第1乃至第4の切換スイッチ3〜6の設定
は、任意でよい。次いで、図示されないネットワーク機
器を動作状態とすると共に、本装置Sを動作状態とする
ことで、中央処理回路52による動作制御が開始され、
最初に、信号入力が行われることとなる(図4のステッ
プ100参照)。すなわち、図示されないネットワーク
機器から出力された信号が第1のコネクタ1又は第2の
コネクタ2を介してパルストランス15へ入力され、さ
らに、パルストランス15を介してフィジカルデバイス
16へ入力されることとなる。
【0024】ここで、ネットワーク機器から本装置Sへ
入力される信号として想定しているものとしては、より
具体的には、まず、10BASE-TのLANを構成す
るネットワーク機器であって、通信方式が半二重モード
固定のものにあっては、ノーマル・リンク・パルス(Nor
mal Link Puluse)信号であり、100BASE-TXの
LANを構成するネットワーク機器であって、通信方式
が半二重モード固定のものにあっては、アイドル(Idle)
信号である。また、オート・ネゴシエーション機能を有
するネットワーク機器にあっては、FLP(Fast Link P
ulse)バースト信号である。これらの信号は、いずれも
ネットワーク機器同士がデータの送受を行う前に、相互
に通信可能であるか否かを確認するために相互に送信さ
れるものであり、その詳細は、IEEE802.3に規定されて
いるものであるので、ここでの詳細な説明は省略するこ
ととする。
【0025】フィジカルデバイス16においては、上述
のいずれかの信号が受信されると、受信された信号に応
じて所定のレジスタのビットが所定値、例えば「1」に
設定されるようになっている。中央処理回路52におい
ては、所定のタイミングで、フィジカルデバイス16の
所定のレジスタの内容が読み込まれ、そのレジスタの内
容から、まず、本装置Sに接続されたネットワーク機器
(図示せず)が10BASE-T規格のもので、かつ、
通信方式が半二重モード固定のものであるか否かが判定
されることとなる(図4のステップ102参照)。な
お、図4のステップ102における「10M半固」の表
記は、ネットワーク機器が10BASE-T規格のもの
で、かつ、通信方式が半二重モード固定のものであるこ
とを意味し、特に、「10M」の表記は、10BASE
-Tにおけるデータ伝送速度の10Mbpsを意味し、「半
固」の表記は、通信方式の半二重モード固定を意味した
ものである。
【0026】そして、このステップ102の処理におい
て、ネットワーク機器が10BASE-T規格のもの
で、かつ、通信方式が半二重モード固定のものであると
判定された場合(YESの場合)には、第1のLED1
7を点灯状態とすべく、中央処理回路52からLED表
示回路53へ対して制御信号が出力され、その結果、L
ED表示回路53により第1のLED17が点灯状態と
されて、先のステップ100へ戻ることとなる(図4の
ステップ104参照)。一方、ステップ102の処理に
おいて、ネットワーク機器が10BASE-T規格のも
ので、かつ、通信方式が半二重モード固定状態にあるも
のではないと判定された場合(NOの場合)には、ネッ
トワーク機器が100BASE-TX規格のもので、か
つ、通信方式が半二重モード固定のものか否かが判定さ
れることとなる(図4のステップ106参照)。なお、
図4のステップ106における「100M半固」の表記
は、ネットワーク機器が100BASE-TX規格のも
ので、かつ、通信方式が半二重モード固定のものである
ことを意味し、特に、「100M」の表記は、100B
ASE-TXにおけるデータ伝送速度の100Mbpsを意
味し、「半固」の表記は、通信方式の半二重モード固定
を意味したものである。
【0027】ステップ106の処理において、ネットワ
ーク機器が100BASE-TX規格のもので、かつ、
通信方式が半二重モード固定のものであると判定された
場合(YESの場合)には、第2のLED18を点灯状
態とすべく、中央処理回路52からLED表示回路53
へ制御信号が出力され、その結果、LED表示回路53
により第2のLED18が点灯状態とされて、先のステ
ップ100へ戻ることとなる(図4のステップ108参
照)。一方、ステップ106の処理において、ネットワ
ーク機器が100BASE-TX規格のもので、かつ、
通信方式が半二重モード固定状態にあるものではないと
判定された場合(NOの場合)には、ネットワーク機器
がオート・ネゴシエーション機能を有するものであるか
否かが判定されることとなる(図4のステップ110参
照)。
【0028】そして、ステップ110の処理において、
ネットワーク機器がオート・ネゴシエーション機能を有
するものではないと判定された場合(NOの場合)に
は、先のステップ100へ戻り、一連の処理が再度繰り
返される一方、ネットワーク機器がオート・ネゴシエー
ション機能を有するものであると判定された場合(YE
Sの場合)には、フィジカルデバイス16の所定のレジ
スタの内容からさらに、ネットワーク機器が10BAS
E-T規格のもので、かつ、通信方式が半二重モードで
動作可能なものであるか否かが判定されることとなる
(図4のステップ112参照)。なお、図4のステップ
112における「10M半二重」の表記は、ネットワー
ク機器が10BASE-T規格のもので、かつ、通信方
式が半二重モードで動作可能であることを意味し、特
に、「10M」の表記は、10BASE-Tにおけるデ
ータ伝送速度の10Mbpsを意味し、「半二重」の表記
は、通信方式の半二重モードを意味したものである。ス
テップ112の処理において、ネットワーク機器が10
BASE-T規格のもので、かつ、通信方式が半二重モ
ードで動作可能なものではないと判定された場合(NO
の場合)には、次述するステップ116の処理へ進む一
方(図4のステップ112参照)、ネットワーク機器が
10BASE-T規格のもので、かつ、通信方式が半二
重モードで動作可能なものであると判定された場合(Y
ESの場合)には、第3のLED19を点灯状態とすべ
く、中央処理回路52からLED表示回路53へ制御信
号が出力され、その結果、LED表示回路53により第
3のLED19が点灯状態とされて次のステップ116
の処理へ進むこととなる(図4のステップ114参
照)。
【0029】ステップ116の処理においては、ネット
ワーク機器が10BASE-T規格のもので、かつ、通
信方式が全二重モードで動作可能なものか否かが判定さ
れることとなる。なお、図4のステップ116における
「10M全二重」の表記は、ネットワーク機器が10B
ASE-T規格のもので、かつ、通信方式が全二重モー
ドで動作可能であることを意味し、特に、「10M」の
表記は、10BASE-Tにおけるデータ伝送速度の1
0Mbpsを意味し、「全二重」の表記は、通信方式の全
二重モードを意味したものである。そして、ステップ1
16の処理において、ネットワーク機器が10BASE
-T規格のもので、かつ、通信方式が全二重モードで動
作可能なものではないと判定された場合(NOの場合)
には、次述するステップ120の処理へ進む一方、ネッ
トワーク機器が10BASE-T規格のもので、かつ、
通信方式が全二重モードで動作可能なものであると判定
された場合(YESの場合)には、第4のLED20を
点灯状態とすべく、中央処理回路52からLED表示回
路53へ制御信号が出力され、その結果、LED表示回
路53により第4のLED20が点灯状態とされて次の
ステップ120の処理へ進むこととなる(図4のステッ
プ118参照)。
【0030】ステップ120の処理においては、ネット
ワーク機器が100BASE-TX規格のもので、か
つ、通信方式が半二重モードで動作可能なものか否かが
判定されることとなる。なお、図4のステップ120に
おける「100M半二重」の表記は、ネットワーク機器
が100BASE-TX規格のもので、かつ、通信方式
が半二重モードで動作可能であることを意味し、特に、
「100M」の表記は、100BASE-TXにおける
データ伝送速度の100Mbpsを意味し、「半二重」の
表記は、通信方式の半二重モードを意味したものであ
る。そして、ステップ120の処理において、ネットワ
ーク機器が100BASE-TX規格のもので、かつ、
通信方式が半二重モードで動作可能なものではないと判
定された場合(NOの場合)には、次述するステップ1
24の処理へ進む一方、ネットワーク機器が100BA
SE-TX規格のもので、かつ、通信方式が半二重モー
ドで動作可能であると判定された場合(YESの場合)
には、第5のLED21を点灯状態とすべく、中央処理
回路52からLED表示回路53へ制御信号が出力さ
れ、その結果、LED表示回路53により第5のLED
21が点灯状態とされて次のステップ124の処理へ進
むこととなる(図4のステップ122参照)。
【0031】ステップ124の処理においては、ネット
ワーク機器が100BASE-TX規格のもので、か
つ、通信方式が全二重モードで動作可能なものか否かが
判定されることとなる。なお、図4のステップ124に
おける「100M全二重」の表記は、ネットワーク機器
が100BASE-TX規格のもので、かつ、通信方式
が全二重モードで動作可能であることを意味し、特に、
「100M」の表記は、100BASE-TXにおける
データ伝送速度の100Mbpsを意味し、「全二重」の
表記は、通信方式の全二重モードを意味したものであ
る。そして、ステップ124の処理において、ネットワ
ーク機器が100BASE-TX規格のもので、かつ、
通信方式が全二重モードで動作可能なものではないと判
定された場合(NOの場合)には、先のステップ100
へ戻り一連の処理が繰り返されることとなる。一方、ネ
ットワーク機器が100BASE-TX規格のもので、
かつ、通信方式が全二重モードで動作可能であると判定
された場合(YESの場合)には、第6のLED22を
点灯状態とすべく、中央処理回路52からLED表示回
路53へ制御信号が出力され、その結果、LED表示回
路53により第6のLED22が点灯状態とされて一連
の処理が終了し、先のステップ100の処理へ戻ること
となる(図4のステップ126参照)。
【0032】なお、第1乃至第6のLED17〜22の
内、第3乃至第6のLED19〜22は、上述した動作
から解るように、ネットワーク機器がオート・ネゴシエ
ーション機能を有するものである場合にはいずれかが点
灯されることとなるため、第1及び第2のLED17,
18と第3乃至第6のLED19〜22の物理的な配置
や本装置Sの図示されない筐体の表面のこれら第1乃至
第6のLED17〜22近傍に表記される表示文字等に
工夫をして、本装置Sに接続したネットワーク機器がオ
ート・ネゴシエーション機能の状態にあるか否かを容易
に視認できるようにすると好適である。
【0033】例えば、物理的な配置として、第1及び第
2のLED17,18と、第3乃至第6のLED19〜
22との間をそれぞれのLEDの間隔よりやや広めとし
て、第1のLED17又は第2のLED18の点灯と、
第3乃至第6のLED19〜22のいずれかの点灯との
区別が即座に認識できるようにすると好適である。さら
に、第3乃至第6のLED19〜22の近傍に、例えば
「Auto-Nego」(又は「オート・ネゴ」)等の文字表示
を行うようにしても好適である。
【0034】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
LANを構成する機器の出力する信号を入力し、その信
号の種類が自動的に判定されるようにしたので、LAN
を構成する機器が出力する信号が正常であるか否か、い
かなる動作モードにあるかを知ることができ、特に、判
定された動作モードに応じた点灯表示を行うようにする
ことで、動作モードを視認により即座に認識することが
でき、機器間の接続作業を容易、かつ、確実なものとす
ることができるという効果を奏するものである。また、
特に、LANを構成する機器が接続できるコネクタを設
けて、信号波形を観測するための端子、さらには、終端
抵抗器を設けるような構成とすることで、従来と異な
り、それら機器が出力する信号の波形観測を極めて簡易
に行うことができ、機器の動作を試験する際等の作業の
効率化を図ることができるという効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるLAN用信号確認
装置の回路構成を示す回路図である。
【図2】図1に示されたLAN用信号確認装置を用いて
パーソナルコンピュータとハブ間における信号の波形観
測を行う場合の接続状態を模式的に示す模式図である。
【図3】図1に示されたLAN用信号確認装置を用いて
2つのハブ間における信号の波形観測を行う場合の接続
状態を模式的に示す模式図である。
【図4】図1に示されたLAN用信号確認装置を用いて
ネットワーク機器から出力される信号の確認判定を行う
場合のLAN用信号確認装置における一連の処理手順を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…第1のコネクタ 2…第2のコネクタ 3…第1の切換スイッチ 4…第2の切換スイッチ 5…第3の切換スイッチ 6…第4の切換スイッチ 7…第1の終端抵抗器 8…第2の終端抵抗器 9…第1の終端スイッチ 10…第2の終端スイッチ 15…パルストランス 16…フィジカルデバイス 52…中央処理回路 53…LED表示回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 LANを構成する機器間においてデータ
    の送受に先立って出力される相互の動作状態を確認する
    ための所定の信号を入力可能とし、当該所定の信号が入
    力された場合に、その入力された信号の種類に応じて、
    所定のレジスタにおける2値データの設定がなされるよ
    う構成されてなるネットワーク・インターフェイス回路
    と、 前記ネットワーク・インターフェイス回路の前記所定の
    レジスタの内容を入力し、前記LANを構成する機器の
    動作モードを判定すると共に、当該判定結果に応じた信
    号を出力する中央処理回路と、 前記LANを構成する機器の動作モードに対応して設け
    られた点灯素子を、前記中央処理回路から出力された前
    記信号に応じて点灯せしめる表示回路と、 を具備してなることを特徴とするLAN用信号確認装
    置。
  2. 【請求項2】 ネットワーク・インターフェイス回路
    は、ノーマル・リンク・パルス信号、アイドル信号又は
    FLPバースト信号のいずれかが入力された際に、所定
    のレジスタにおける2値データの設定がなされるように
    構成されてなり、 中央処理回路は、前記ネットワーク・インターフェイス
    回路の所定のレジスタの内容により、ノーマル・リンク
    ・パルス信号が受信されたと判定された場合には、ネッ
    トワーク機器が、10BASE-T規格のものであっ
    て、通信方式が半二重モード固定状態にあるとして、表
    示回路に第1のLEDを点灯せしめ、 前記ネットワーク・インターフェイス回路の所定のレジ
    スタの内容により、アイドル信号が受信されたと判定さ
    れた場合には、ネットワーク機器が、100BASE-
    TX規格のものであって、通信方式が半二重モード固定
    状態にあるとして、表示回路に第2のLEDを点灯せし
    め、 前記ネットワーク・インターフェイス回路の所定のレジ
    スタの内容により、FLPバースト信号が受信されたと
    判定された場合には、ネットワーク機器がオート・ネゴ
    シエーション動作状態にあると判定する共に、さらに、
    前記レジスタの内容により、 ネットワーク機器が、10BASE-T規格のもので、
    かつ、通信方式が半二重モードで動作可能であると判定
    された場合には、表示回路に第3のLEDを点灯せし
    め、 ネットワーク機器が10BASE-T規格のもので、か
    つ、通信方式が全二重モードで動作可能であると判定さ
    れた場合には、表示回路に第4のLEDを点灯せしめ、 ネットワーク機器が100BASE-TX規格のもの
    で、かつ、通信方式が半二重モードで動作可能であると
    判定された場合には、表示回路に第5のLEDを点灯せ
    しめ、 ネットワーク機器が100BASE-TX規格のもの
    で、かつ、通信方式が全二重モードで動作可能であると
    判定された場合には、表示回路に第6のLEDを点灯せ
    しめるよう構成されてなることを特徴とする請求項1記
    載のLAN用信号確認装置。
  3. 【請求項3】 複数のピンを有してなる第1のコネクタ
    と、複数のピンを有してなる第2のコネクタと、切換ス
    イッチとが設けられ、 前記第1のコネクタの複数のピンと前記第2のコネクタ
    の複数のピンは、前記切換スイッチを介して、ストレー
    ト接続とクロス接続とに切換可能に配線接続され、 前記ストレート接続は、 前記第1及び第2のコネクタにおいて送信信号用ピンと
    して予め規定された所定のピン同士を接続する共に、前
    記第1及び第2のコネクタにおいて受信信号用ピンとし
    て予め規定された所定のピン同士を接続するものであ
    り、 前記クロス接続は、 前記第1のコネクタにおいて送信信号用ピンとして予め
    規定された所定のピンと、前記第2のコネクタにおいて
    受信信号用ピンとして予め規定された所定のピンとを接
    続すると共に、前記第1のコネクタにおいて受信信号用
    ピンとして予め規定された所定のピンと、前記第2のコ
    ネクタにおいて送信信号用ピンとして予め規定された所
    定のピンとを接続するものであり、 前記第1又は第2のコネクタにおいて送信信号用ピンと
    して予め規定された所定のピンの間及び前記第1又は第
    2のコネクタにおいて受信信号用ピンとして予め規定さ
    れた所定のピンの間には、それぞれ終端抵抗器が、当該
    終端抵抗器と直列接続された終端スイッチの開閉成によ
    り接続可能に設けられ、 前記第1のコネクタの複数のピンと前記第2のコネクタ
    の複数のピンとをそれぞれ接続するそれぞれの配線に、
    それぞれ波形観測用の端子が接続されてなることを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のLAN用信号確認装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のLAN用信号確認装置に
    おいて、 ネットワーク・インターフェイス回路への入力信号は、
    第1のコネクタ又は第2のコネクタを介して入力可能に
    配線接続されてなることを特徴とするLAN用信号確認
    装置。
  5. 【請求項5】 LANを構成する機器間においてデータ
    の送受に先立って出力される相互の動作状態を確認する
    ための所定の信号に基づいて前記機器の動作モードを確
    認判定するLAN用信号確認判定方法であって、 前記LANを構成する機器から出力された信号を入力
    し、当該出力信号が、ノーマル・リンク・パルス信号、
    アイドル信号又はFLPバースト信号のいずれであるか
    を判定し、 前記出力信号がノーマル・リンク・パルス信号であると
    判定された場合には、前記機器が、10BASE-T規
    格のものであって、通信方式が半二重モード固定状態に
    あるとして第1の所定の表示を行い、 前記出力信号がアイドル信号であると判定された場合に
    は、前記機器が、100BASE-TX規格のものであ
    って、通信方式が半二重モード固定状態にあるとして第
    2の所定の表示を行い、 前記出力信号がFLPバースト信号であると判定された
    場合には、さらに、前記FLPバースト信号の内容に基
    づいて、前記機器の動作可能なモードの判定を行い、当
    該判定により、 前記機器が、10BASE-T規格のもので、かつ、通
    信方式が半二重モードで動作可能であると判定された場
    合には、オート・ネゴシエーションにおける当該動作モ
    ードで動作可能であることを示す第3の所定の表示を行
    い、 前記機器が、10BASE-T規格のもので、かつ、通
    信方式が全二重モードで動作可能であると判定された場
    合には、オート・ネゴシエーションにおける当該動作モ
    ードで動作可能であることを示す第4の所定の表示を行
    い、 前記機器が、100BASE-TX規格のもので、か
    つ、通信方式が半二重モードで動作可能であると判定さ
    れた場合には、オート・ネゴシエーションにおける当該
    動作モードで動作可能であることを示す第5の所定の表
    示を行い、 前記機器が、100BASE-TX規格のもので、か
    つ、通信方式が全二重モードで動作可能であると判定さ
    れた場合には、オート・ネゴシエーションにおける当該
    動作モードで動作可能であることを示す第6の所定の表
    示を行うことを特徴とするLAN用信号確認判定方法。
  6. 【請求項6】 LANを構成する機器間においてデータ
    の送受に先立って出力される相互の動作状態を確認する
    ための所定の信号を入力可能とし、当該所定の信号が入
    力された場合に、その入力された信号の種類に応じて、
    所定のレジスタにおける2値データの設定がなされるよ
    う構成されてなるネットワーク・インターフェイス回路
    と、 前記ネットワーク・インターフェイス回路の前記所定の
    レジスタの内容に基づいて、前記LANを構成する機器
    の動作モードの判定処理を行うマイクロコンピュータと
    を具備してなるLAN用信号確認判定装置における前記
    マクロコンピュータに、前記LANを構成する機器の動
    作モードの判定処理を行わしめるLAN用信号確認判定
    プログラムであって、 前記マイクロコンピュータに、前記ネットワーク・イン
    ターフェイス回路の前記所定のレジスタの内容を読み込
    ませ、 当該レジスタの内容に基づいて、前記LANを構成する
    機器から出力された信号が、ノーマル・リンク・パルス
    信号、アイドル信号又はFLPバースト信号のいずれで
    あるかを判定させ、 前記出力された信号がノーマル・リンク・パルス信号で
    あると判定された場合には、前記機器が、10BASE
    -T規格のものであって、通信方式が半二重モード固定
    状態にあるとする信号を外部へ出力せしめ、 前記出力信号がアイドル信号であると判定された場合に
    は、前記機器が、100BASE-TX規格のものであ
    って、通信方式が半二重モード固定状態にあるとする信
    号を外部へ出力せしめ、 前記出力信号がFLPバースト信号であると判定された
    場合には、さらに、前記所定のレジスタの内容に基づい
    て、前記機器の動作可能なモードの判定を行わしめて、 前記機器が、10BASE-T規格のもので、かつ、通
    信方式が半二重モードで動作可能であると判定された場
    合には、オート・ネゴシエーションにおける当該動作モ
    ードで動作可能であるとする信号を外部へ出力せしめ、 前記機器が、10BASE-T規格のもので、かつ、通
    信方式が全二重モードで動作可能であると判定された場
    合には、オート・ネゴシエーションにおける当該動作モ
    ードで動作可能であるとする信号を外部へ出力せしめ、 前記機器が、100BASE-TX規格のもので、か
    つ、通信方式が半二重モードで動作可能であると判定さ
    れた場合には、オート・ネゴシエーションにおける当該
    動作モードで動作可能であるとする信号を外部へ出力せ
    しめ、 前記機器が、100BASE-TX規格のもので、か
    つ、通信方式が全二重モードで動作可能であると判定さ
    れた場合には、オート・ネゴシエーションにおける当該
    動作モードで動作可能であるとする信号を外部へ出力せ
    しめることを特徴とするLAN用信号確認判定プログラ
    ム。
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