JP2004227398A - 外注管理方法および外注管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外注就労者の就労実績を正確に把握できるようにする。
【解決手段】登録手段28は、モード指定手段25によって登録モードが指定されているときに、生体情報読取装置21によって読み取られた外注就労者の生体情報をその就労者の個人情報とともに記憶装置29に登録する。生体情報認証手段30は、モード指定手段25によって就労管理モードが指定されているときに生体情報読取装置21によって読み取られた生体情報が記憶装置29に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定されたとき、就労情報記録手段32がそのときの日時情報を就労者の施工現場への入場日時または退場日時として記憶装置29に記録する。集計処理手段33はモード指定手段25によって登録モードが指定されているときに、記憶装置29に記録されている各就労者の日時情報に基づいて就労実績やその集計処理を行ない表示出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外注就労者の就労状況を正確に把握するための外注管理方法および管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の工事を外注業者に発注して行なう場合、通常は、その施工現場において、発注元の管理者が外注就労者の人数や就労時間等をチェックしている。
【0003】
ところが、大掛かりな工事で複数の外注業者に所属する多数の者が就労しているような現場では、発注元の管理者が各外注業者の就労者の人数や就労時間を正確に把握することは困難である。
【0004】
これを解決する方法として、各就労者が就労の開始時や終了時にタイムカードをタイムレコーダに入れてその時刻を記録し、そのタイムカードを発注元の管理者がチェックすることが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようにタイムカードとタイムレコーダによる管理方法では、就労者自身にタイムカードの記録操作を任せている場合が多いため、工数単価が高い就労者になりすました工数単価の低い就労者を就労させたり、実際に就労していない者のタイムカードの記録操作を他の就労者が行なう等の不正やごまかしがあっても、容易に見つけることができず、発注元業者側に大きな損害を与えてしまう。
【0006】
また、このような不正やごまかしのために、工期や施工に必要な最終コストの予測等を正確に行なうことができなくなる。
【0007】
本発明は、これらの問題を解決して、外注就労者の就労状況を正確に把握することができる外注管理方法および外注管理システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の外注管理方法は、
所定の施工現場で就労する可能性のある外注就労者固有の生体情報を記憶装置に登録する段階と、
前記施工現場で就労を開始する者の生体情報を読み取る段階と、
前記読み取った生体情報が、前記記憶装置に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定したときにその日時を現場入場日時として前記記憶装置に記録する段階と、
前記施工現場で就労を終了する者の生体情報を読み取る段階と、
前記読み取った生体情報が、前記記憶装置に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定したときにその日時を現場退場日時として前記記憶装置に記録する段階と、
前記記憶装置に記録した現場入場日時および現場退場日時の情報に基づいて外注就労者の就労実績を集計する段階とを含んでいる。
【0009】
また、本発明の外注管理システムは、
個人毎に固有の生体情報を読み取るための生体情報読取手段(21)と、
登録モード、就労管理モードおよび集計モードのいずれかを指定するためのモード指定手段(25)と、
記憶装置(29)と、
前記モード指定手段によって登録モードが指定されているときに、前記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報を、所定の施工現場で就労が予定されている外注就労者を識別するための情報として前記記憶装置に登録する登録手段(28)と、
前記モード指定手段によって就労管理モードが指定されているときに、前記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報が、前記記憶装置に登録されているか否かを判定する生体情報認証手段(30)と、
現日時の情報を出力する日時情報発生手段(31)と、
前記読み取られた生体情報が前記記憶装置に登録されていると判定されたとき、その日時を現場入場日時または現場退場日時として前記記憶装置に記録する就労情報記録手段(32)と、
前記モード指定手段によって集計モードが指定されているときに、前記記憶装置に記録されている日時情報に基づいて外注就労者の就労実績の集計処理を行なう集計処理手段(33)とを備えている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態の外注管理システム20の構成を示している。
【0011】
この外注管理システム20は発注元の管理者が管理操作するものであり、本発明の生体情報読取手段を構成する生体情報読取装置21、操作部22、表示器23および制御部24とによって構成されている。
【0012】
生体情報読取装置21は、個人毎に固有の生体情報Pを読み取って制御部24に出力する。
【0013】
ここで生体情報読取装置21としては、例えば手の甲皮膚下の静脈を赤外線によって検知してパターン化する静脈パターン読取装置、特定の指の指紋を光学イメージセンサで読み取ってパターン化する指紋読取装置、左右の目の網膜を電子式カメラで読み取ってパターン化する網膜読取装置、あるいはマイクから入力された特定の言葉の音声信号の周波数分布や包絡線波形をパターン化する声紋読取装置等を用いることができる。
【0014】
なお、静脈や指紋を読み取る装置の場合、温度センサ等を併用して手の甲や指先の温度も検出し、その温度が人の平熱に対して異常に低い場合や高い場合には、生体情報の読取を規制する機能を有している。
【0015】
制御部24は、例えば操作部22および表示器24とともにノート型のパーソナルコンピュータ(デスクトップ型でもよい)で構成されており、図1ではその内部機能をブロック化して表示している。
【0016】
即ち、モード指定手段25は、操作部22の操作や鍵の操作等により、システム全体の動作モードを、登録モード、就労管理モード、集計モードのいずれかに指定するためのものである。
【0017】
外注業者情報入力手段26は、モード指定手段25によって登録モードが指定されているときに、外注業者の名称、担当者名、就労予定期間、就労時間帯等の外注業者毎の情報を所定の形式で入力するためのものである。
【0018】
個人情報入力手段27は、モード指定手段25によって登録モードが指定されているときに、外注就労予定者の生体情報以外の個人情報(所属業者名、氏名、血液型、生年月日、資格、工数単価等)を所定の形式で入力するためのものである。
【0019】
登録手段28は、登録モードが指定されているときに、外注業者情報入力手段26によって入力された外注業者情報Gを記憶装置29の所定領域に登録し、また、生体情報読取装置21によって読み取られた外注就労者の生体情報Pと個人情報入力手段27によって入力された外注就労者の個人情報Qとを対応付けて、記憶装置29の所定領域に登録する。
【0020】
ここで、記憶装置29は、内蔵型あるいは着脱自在な不揮発性の半導体メモリやハードディスク等の磁気記憶装置、また、着脱自在なCD−R、CD−RW、DVD等を記憶媒体とする光記憶装置やMO等を記録媒体とする磁気光記憶装置のいずれであってもよく、これらを併用したものであってもよい。
【0021】
生体情報認証手段30は、就労管理モードが指定されているときに生体情報読取装置21によって読み取られた生体情報Pxが、記憶装置29に登録されていか否かを判定する。
【0022】
日時情報発生手段31は現在の日時情報tnを順次出力する。
就労情報記録手段32は、就労管理モードが指定されているときに、生体情報読取装置21によって読み取られた生体情報Pxが記憶装置29に登録されていると判定されたとき、日時情報発生手段31が出力している日時情報tnを、その生体情報に対応する就労者の現場入場日時(就労開始日時)あるいは現場退場日時(就労終了日時)として記憶装置29に記録する。
【0023】
集計処理手段33は、モード指定手段25によって集計モードが指定されたとき、記憶装置29に登録されている各外注就労者毎の就労実績(即ち、各日の就労開始時刻から就労終了時刻までの実働時間、その累計時間、累計時間に対応する賃金累計等)や、各外注業者毎の就労工数の累計、工事全体の就労工賃の累計等を求め、これらの各情報のうち、指定された任意の情報を表示器23に表示出力する。
【0024】
なお、ここでは、外注管理システム20のハードウエア構成が、生体情報読取装置21と、操作部22、表示器23および制御部24からなるパーソナルコンピュータとで構成されている場合について説明しているが、生体情報読取装置21、操作部22、表示器23および制御部24が一つの筐体に収容された一体型のハードウエア構成でもよい。
【0025】
また、後述するように、生体情報読取装置21と、登録手段28のうちの生体情報を登録する機能、生体情報を記憶するための記憶装置29の一部、生体情報認証手段30とが生体情報認証装置として一体化され、その他の構成要素がパーソナルコンピュータで構成されたものであってもよい。
【0026】
また、この外注管理システム20は、前記したように発注元の管理者による特定操作、即ち、管理者が所持する特定カードに記憶されている情報の図示しないカード読取装置を介しての読取操作、操作部22による管理者の暗証コードの入力操作や特定の鍵の操作等によってのみ、システムの起動やモードの切り換え、生体情報等の各情報の登録操作が行なえるように構成されている。
【0027】
次にこの外注管理システム20を用いた外注管理方法を図2〜図5のフローチャートに基づいて説明する。ただし、上記の発注元の管理者による特定操作については省略する。
【0028】
図2のフローチャートは、システム全体の処理手順を示すものであり、システム起動後に、発注元の管理者がモード指定手段25によって登録モードを指定すると登録処理を実行し、就労管理モードを指定する就労管理処理を実行し、集計モードを指定すると集計処理を実行する(S1〜S6)。
【0029】
登録処理に移行した場合、図3のフローチャートに示すように、表示器23に「業者登録」と「個人登録」を選択させるための画面を表示し、操作部22の操作により「業者登録」が選択された場合には、「外注業者名」、「業者ID」、「担当者名」、「施工業種」、「就労時間帯」等の業者情報を入力するための画面を表示して、それらの各情報の入力を促す(S11〜S13)。
【0030】
その表示に対して管理者が操作部22の操作によって各情報を入力して、登録のための操作を行なうと、その業者情報が、記憶装置28の記憶領域のうち、業者IDによって予め決められた領域に登録される(S14〜S16)。
【0031】
また、「個人登録」が選択された場合には、登録しようとする外注就労者の生体情報の読み取りを指示し、その指示にしたがって、外注就労者の生体情報の読み取りが行なわれ、その生体情報が入力されると、システムはその読み取られた生体情報が記憶装置29に登録されているか否かを判定し、登録されていなければ、その就労者についての「氏名」、「所属業者名」、「個人ID」、「緊急連絡先」、「血液型」、「資格」等の個人情報を入力するための画面を表示させ、それらの各情報の入力を促す(S17〜S21)。
【0032】
そして、管理者が、操作部22の操作によって外注就労者の各情報を入力して、登録のための操作を行なうと、それらの生体情報と個人情報とが記憶装置29の記憶領域のうち、「個人ID」によって決まる領域に登録される(S22〜S24)。なお、生体情報の読み取りと個人情報の入力の順序は逆であってもよい。
【0033】
また、登録のために読み取った生体情報が既に記憶装置29に登録されている場合には、重複登録であることを示すアラーム表示を行ない、情報の登録を行なわずに登録処理を終了する(S25)。
【0034】
上記の外注業者や外注就労者についての登録処理を、所定の外注対象の工事の施工を依頼した業者およびその施工を実際に行なう可能性のある者全員について行なう。
【0035】
上記登録処理は、該当する施工現場で行なってもよいし、発注元の管理者が上記外注管理システム20を持参して各外注業者に出向いて行なってもよい。
【0036】
このようにして、所定の施工現場で就労する可能性のある者についての生体情報、個人情報や業者情報を登録した後、この外注管理システム20の少なくとも生体情報読取装置21を施工現場の特定位置(例えば出入り口等)に設置し、システムを就労管理モードに設定しておく。
【0037】
なお、前記したように、記憶装置29の記憶媒体が着脱自在型のものであれば、その各種情報が登録されている記憶装置29の記憶媒体のみを現場に設置されている外注管理システムに装填して、就労管理モードに設定しておけばよい。
【0038】
この就労管理モードでは、図4のフローチャートに示すように、外注就労者がその施工現場に入場する際や退場する際に、生体情報読取装置21によって自分の生体情報を読み取らせると、その読み取られた生体情報Pxが、記憶装置29に予め登録されている全ての生体情報Pと比較され、一致する生体情報が登録されている場合には、その生体情報に対応する外注就労者のその日の就労情報に入場時刻が既に記録されているか否かを調べ、入場時刻の記録がない場合には、そのときの日時情報tnがその生体情報に対応する外注就労者の現場入場日時としてその就労者の個人IDに対応付けされて記憶装置29に記録される(S31〜S34)。
【0039】
また、読み取られた生体情報に対応する外注就労者のその日の就労情報に入場時刻が既に記録されている場合に、そのときの日時情報tnがその生体情報に対応する外注就労者の現場退場日時としてその就労者の個人IDに対応付けされて記憶装置29に記録される(S35)。
【0040】
他の外注就労者についても同様に、その生体情報についての認証とその現場入場日時や退場日時の記録がなされるが、読み取られた生体情報Pxが記憶装置29に登録されていない場合には、未登録であることを示すアラーム表示がなされる(S36)。なお、アラーム表示以外に図示しないブザー音発生器からブザー音を発生させたり、ランプを点滅させてもよい。
【0041】
管理者はこのアラームを確認し、現場での登録が必要であれば前記した登録処理に移行してその就労者の情報を登録する。その登録作業が行なわれない限り、未登録者が就労してもその就労の記録はなされない。
【0042】
上記就労管理処理は施工期間中継続され、記憶装置29には各外注就労者の施工現場への入場日時、退場日時が記録されていくが、その集計結果等を把握したい場合には、発注元の管理者が集計モードを指定する。
【0043】
集計モードが指定されると、図5のフローチャートに示すように、「個人データ」、「業者データ」、「全体データ」のいずれかを選択させるための画面が表示され、例えば、「個人データ」が選択された場合には、登録されている外注就労者の「個人ID」と「氏名」のリストを表示器23に表示させ、そのいずれかを選択するように促す(S41〜S43)。
【0044】
そして、管理者がリストから操作部22の操作で外注就労者の一人を選択すると、その就労者の各日毎の就労実績(入場時刻、退場時刻、拘束時間等)やその集計等の情報が表示器23に一覧表示される(S44、S45)。また、その外注就労者の規定の就労時間帯情報と実際の入場時刻、退場時刻を比較して、遅刻回数、早退回数等も合わせて表示する。この表示から各就労者の就労状況を正確に把握することができる。
【0045】
また、「会社データ」が選択された場合には、登録されている「外注業者名」のリストを表示器23に表示させ、そのいずれかを選択するように促す(S46、S47)。
【0046】
そして、管理者がリストから操作部22の操作で一つの外注業者を選択すると、その外注業者に所属する全ての就労者の各日毎の実績(規定時間就労した者の総数)の一覧や、それらの累計数、累計コスト等を表示器23に表示させる(S48、S49)。この表示から、各外注業者単位の就労状況やコストを正確に把握することができる。
【0047】
また、「全体データ」が選択された場合、その施工現場で就労した全ての就労者の各日毎の合計工数の累計および各日毎の合計工賃の累計をグラフ化して表示器23に表示させる(S50、S51)。この表示から施工の全体実績の推移を正確に把握でき、コストと工期との関係等を正確に把握できる。
【0048】
また、戻るためのキー操作を行なうことで、データ選択画面(S41)に戻ることができ、終了のためのキー操作を行なうことで処理S1に戻ることができる(S52、S53)。
【0049】
このように、実施形態の外注管理システム20および外注管理方法では、外注就労者の生体情報を記憶装置29に予め登録しておき、その生体情報の認証を行なって施工現場への入場日時と退場日時とを記憶装置29に記録し、その記録された日時情報に基づいて、就労実績の集計を行なうようにしている。
【0050】
このため、例えば工数単価の高い他の外注就労者になりすまして就労したり、就労人数を水増しする等の不正やごまかしは行なえず、実際に現場で就労した者だけの就労実績を正確に把握することができ、この正確な就労実績に基づいて、工期や施工に必要な最終コストの予測等を正確に行なうことができる。
【0051】
なお、上記した外注管理システム20は、生体情報読取装置21が一台の場合について説明したが、図6に示すように、複数の生体情報読取装置21で読み取った生体情報に対する登録処理や認証処理を制御部24で行なえるように構成してもよい。
【0052】
例えば、一つの施工現場の入口と出口に、それぞれ生体情報読取装置21を一台ずつ(複数台ずつでもよい)設置し、入口側の生体情報読取装置21で読み取られた生体情報についての読取日時を入場日時情報として記録し、出口側の生体情報読取装置21で読み取られた生体情報についての読取日時を退場日時情報として記録してもよい。
【0053】
なお、上記のように複数の生体情報読取装置21を一つの制御部24に接続する場合には、生体情報の入力タイミングの衝突がおこならいように、各生体情報読取装置21および制御部24にLAN等のインタフェース(有線型あるいは無線型)を設け、そのインタフェースを介してネットワーク接続すればよい。
【0054】
また、上記外注管理システム20は、そのシステム全体を施工現場に設置して、現場単位で管理していたが、図7に示す外注管理システム20のように、各施工現場に設置された制御部24にデータ転送手段36を設け、そのデータ転送手段36が記憶装置29に登録されている情報や就労情報を、モデム等の通信装置37およびその通信網38(有線電話、PHS、携帯電話、通信衛星等の回線網)を介して発注元業者の社屋内に設置されているコンピュータ40に定時的に転送して、発注元業者が依頼している複数の外注施工現場の就労情報を一括管理することもできる。
【0055】
また、コンピュータ40側から任意のタイミングにデータの転送要求を各施工現場の制御部24に対して行い、その要求に応えて各制御部24からデータを転送することもできる。
【0056】
このように一括管理する場合、各施工現場における就労情報の確認や集計処理は、コンピュータ40側で行なうことができるので、施工現場側の制御部24の集計処理手段33を省略することもできる。
【0057】
また、前記した外注管理システム20では、独立した生体情報読取装置21を用いていたが、図8に示すように、生体情報を読み取って内部の記憶装置に登録する機能と、読み取った生体情報が内部の記憶装置に登録されているか否を判定し、その判定結果を出力する機能と、前記したLAN等のインタフェースを有する独立した生体情報認証装置50と、前記した操作部22、表示器23、生体情報の登録と判定機能を省いた制御部24の各機能(LANによる通信機能も含む)を有するパーソナルコンピュータ51とによって、外注管理システムを構成することもできる。
【0058】
この場合、登録モードで外注就労者の生体情報を生体情報認証装置50の内部の記憶装置に登録したときに、その外注就労者の個人IDをパーソナルコンピュータ51に通知させ、パーソナルコンピュータ51に生体情報以外の個人情報を入力して通知された個人IDに対応付けてその内部の記憶装置に登録する。
【0059】
また、就労管理モードで、読み取られた生体情報の認証が行なわれたとき、生体情報認証装置50からその認証結果と個人IDをパーソナルコンピュータ51に通知させ、認証された就労者の入場日時や退場日時をパーソナルコンピュータ51内の記憶装置に記録する。
【0060】
また、集計モードは、パーソナルコンピュータ51側で前記同様の就労実績の確認や集計処理を行なう。
【0061】
なお、このコンピュータ51に前記したデータ転送手段36、通信装置37の機能が設けられていれば、図7で示した一括管理システムにも対応することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の外注管理方法および外注管理システムは、外注就労者の生体情報を予め記憶装置に登録しておき、その生体情報の認証を行なって施工現場への入場日時と退場日時とを記憶装置に記録し、その記録された日時情報に基づいて、就労実績の確認や集計を行なうようにしているので、工数単価の高い他の外注就労者になりすまして就労したり、就労人数を水増しする等の不正やごまかしは行なえず、実際に現場で就労した者だけの就労実績を正確に把握することができ、この正確な就労実績に基づいて、工期や施工に必要な最終コストの予測等を正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示すブロック図
【図2】実施形態の動作を説明するための全体フローチャート
【図3】実施形態の登録処理を説明するためのフローチャート
【図4】実施形態の就労管理処理を説明するためのフローチャート
【図5】実施形態の集計処理を説明するためのフローチャート
【図6】システムの変形例を示す図
【図7】システムの変形例を示す図
【図8】システムのハードウェアの変形例を示す図
【符号の説明】
20……外注管理システム、21……生体情報読取装置、22……操作部、23……表示器、24……制御部、25……モード指定手段、26……外注業者情報入力手段、27……個人情報入力手段、28……登録手段、29……記憶装置、30……生体情報認証手段、31……日時情報発生手段、32……就労情報記録手段、33……集計処理手段、36……データ転送手段、37……通信装置、38……通信網、40……コンピュータ、50……生体情報認証装置、51……パーソナルコンピュータ

Claims (2)

  1. 所定の施工現場で就労する可能性のある外注就労者固有の生体情報を記憶装置に登録する段階と、
    前記施工現場で就労を開始する者の生体情報を読み取る段階と、
    前記読み取った生体情報が、前記記憶装置に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定したときにその日時を現場入場日時として前記記憶装置に記録する段階と、
    前記施工現場で就労を終了する者の生体情報を読み取る段階と、
    前記読み取った生体情報が、前記記憶装置に登録されているか否かを判定し、登録されていると判定したときにその日時を現場退場日時として前記記憶装置に記録する段階と、
    前記記憶装置に記録した現場入場日時および現場退場日時の情報に基づいて外注就労者の就労実績を集計する段階とを含む外注管理方法。
  2. 個人毎に固有の生体情報を読み取るための生体情報読取手段(21)と、
    登録モード、就労管理モードおよび集計モードのいずれかを指定するためのモード指定手段(25)と、
    記憶装置(29)と、
    前記モード指定手段によって登録モードが指定されているときに、前記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報を、所定の施工現場で就労が予定されている外注就労者を識別するための情報として前記記憶装置に登録する登録手段(28)と、
    前記モード指定手段によって就労管理モードが指定されているときに、前記生体情報読取手段によって読み取られた生体情報が、前記記憶装置に登録されているか否かを判定する生体情報認証手段(30)と、
    現日時の情報を出力する日時情報発生手段(31)と、
    前記読み取られた生体情報が前記記憶装置に登録されていると判定されたとき、その日時を現場入場日時または現場退場日時として前記記憶装置に記録する就労情報記録手段(32)と、
    前記モード指定手段によって集計モードが指定されているときに、前記記憶装置に記録されている日時情報に基づいて外注就労者の就労実績の集計処理を行なう集計処理手段(33)とを備えた外注管理システム。
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