JP2008066621A - 電子部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の外形サイズのばらつき、搬送装置の各部寸法やその動作のばらつきなどの偶発的要素による、搬送動作の一時的な不具合を抑制することができる。
【解決手段】前記搬入及び前記搬出の内の少なくとも一方の動作状態を検出するセンサを備える。ステップ306において、該検知の動作状態が、一定時間以上変化せず継続しているか否か、監視タイマによって判定する。該判定が、該継続となった場合は、動作状態に異常有りとして、ステップ326で該動作状態を解除する復帰動作をさせた後、ステップ328で該異常有りとされた時の動作を再び行わせる。
【選択図】図11

Description

本発明は、搬送機構によって搬入された基板へ、XY平面上を移動可能な吸着ノズルに吸着した部品を実装してゆき、実装後、該基板を搬送機構によって搬出する電子部品実装装置に係り、特に、基板の外形サイズのばらつき、搬送装置の各部寸法やその動作のばらつきなどの偶発的要素による、搬送動作の一時的な不具合を抑制することができる電子部品実装装置に関する。
図1は、従来例の電子部品実装装置1全体の外観を示した斜視図である。
電子部品実装装置1は、ケーシング3で覆われている。該ケーシング3の正面には、オペレータが入力操作するためのキーボード5と、画面表示するための液晶モニタ6が設けられている。又、該ケーシング3の上部後方には、報知手段としての表示ランプ7が設けられている。
図2は、ケーシング3内部にある電子部品実装装置1の主要部1aの斜視図である。
図2において、符号12は基板10を搬送する基板搬送装置で、この基板搬送装置12は周知のように、図2においてX矢印へ搬送される基板10を部品搭載位置13において位置決め固定するようになっている。又、電子部品実装装置1の前後には、それぞれ複数の部品供給装置18が配列されている。
上述の基板搬送装置12の上部には、電子部品を真空吸着可能な吸着ノズルを着脱可能に支持し、モータ11ZによりZ方向(図中上下方向)に動作させ、又、モータ11θによりθ回転方向に動作させる複数のヘッドシャフト20を備えたヘッドユニット16が設けられている。これらヘッドシャフト20それぞれには、ノズル交換ステーション23からの吸着ノズルが着脱される。なお、それぞれのヘッドシャフト20において、θ回転方向は、Z方向の軸線周りに回転する軸方向であり、部品搭載時には部品の押圧位置に鉛直な軸線周りに回転する軸方向である。
該ヘッド16は、モータ11X及び11Yが駆動するXY移動機構17により、電子部品を供給する部品供給装置18から部品を吸着する部品供給位置と、基板10における部品搭載位置13とにわたるXY平面上を、X−Y方向(水平方向)自在に移動可能になっている。なお、該ヘッドユニット16が移動可能なXY平面の範囲は、上記部品供給位置、及び上記部品搭載位置13に加え、部品認識装置30により、吸着ノズルに吸着した部品のずれを認識する位置も含まれている。
図3は、入口側待機バッファ部から、搭載ステーション部、出口側待機バッファ部までの基板搬送装置を示す斜視図である。
図1〜図3において、符号U1は、これから電子部品実装装置1において部品を搭載する基板10を待機させる、入口側待機バッファ部となっている。又、符号U2は、部品を搭載する基板10が固定される、電子部品実装装置1内の搭載ステーション部である。符号U3は、電子部品実装装置1において部品搭載が完了した基板10を搬出して、一時的に待機させておく出口側待機バッファ部となっている。
入口側待機バッファ部U1においては、搬送モータ44が動作すると、ドライブシャフト45が回転するなどして基板10が図中左から右へと搬送される。INセンサ41は、この取付位置の近傍を搬送中の基板10が通過している間、オンとなる。搬送モータ44が動作し続けると、入口側待機バッファ部U1の基板10は、搭載ステーション部U2に搬入される。
搭載ステーション部U2に搬入された基板10は、STOPセンサ51やC−OUTセンサ52による基板10の到達検知や、搬送モータ55の動作によって、電子部品実装装置1内において、部品実装可能な精度で基板10は位置決めされる。又、該位置決め後、部品を実装していく。
部品実装が完了すると、出口側待機バッファ部U3において、搬送モータ64が動作すると、ドライブシャフト65が回転するなどして基板10が該出口側待機バッファ部U3へと搬送される。OUTセンサ61は、この取付位置の近傍を搬送中の基板10が通過している間、オンとなる。搬送モータ64が動作し続けると、出口側待機バッファ部U3の基板10は、該出口側待機バッファ部U3より更に次の、例えばリフロー装置へと搬送されていくことになる。
なお、入口側待機バッファ部U1の搬送モータ44や、出口側待機バッファ部U3の搬送モータ64としては、インダクションモータやステッピングモータが用いられている。又、搭載ステーション部U2の搬送モータ55には、ステッピングモータが用いられる。
ここで、搬送される基板10の外形サイズは様々である。従って、搬送装置の搬送路の幅は、基板10の外形サイズに伴い、手動又は自動で変更可能になっている。例えば図3では、ハンドルノブ67を回してハンドルシャフト68を回すことで、搬送路の幅W1を手動で変更可能になっている。
なお、特許文献1では、基板搬送装置において、基板位置決め部における構造上の簡素化を図ることができ、配線・配管の簡素化及び破損、断線等のトラブルを抑制することができる基板搬送装置に関する技術が開示されている。従来、基板搬送装置では、モータやシリンダ装置といった駆動源が、XY方向に移動可能なテーブルと共に、移動可能な構成となっていたので、テーブルにかかる荷重が大となり、これにより、駆動装置が大型したり、移動する駆動源に対する配線・配管の破損、断線等のおそれがあったりするとして、特許文献1では、このような問題を解決するようにしている。
特開2004−323146号公報
図4は、基板搬送装置における搬送路の幅と基板10との関係を示す上面図である。
この図において、搬送レール71及び72の部分、及び、搬送レール73及び74の部分は、入口側待機バッファ部U1、及び該入口側待機バッファ部U1に隣接する搭載ステーション部U2を示す。あるいは、搬送レール71及び72の部分、及び、搬送レール73及び74の部分は、搭載ステーション部U2、及び該搭載ステーション部U2に隣接する出口側待機バッファ部U3を示す。又、符号W5は、待機バッファ部U1及び搭載ステーション部U2の間の隙間、あるいは搭載ステーション部U2及び出口側待機バッファ部U3の間の隙間を示す。
ここで、同一種の基板10であっても、個体差があって、外形サイズは公差内でばらつきがある。又、搬送経路において、例えば搬送レールにも歪みが存在するものである。従って、前述したように、搬送される基板10の外形サイズは様々であるため、搬送路の幅W1を手動又は自動で変更する際、上記のような公差内でのばらつきや歪も配慮して、マージンを含める必要がある。
例えば図3において、搬送レール71及び72、あるいは搬送レール73及び74の間隔の、搬送路の幅W1は、遊び幅W3やW4をマージンとして含めるようにして、該幅W1を、該搬送路において搬送される基板10の幅W2より広くする。遊び幅W3やW4は、上記のような基板10外形サイズの公差内でのばらつきや搬送レール71〜74の歪なども配慮して、該搬送路において基板10がスムーズに搬送されるように決定するものである。
しかしながら、このような遊び幅W3やW4によって、図5に示すように、基板10が搬送路を斜行し得るようになる。このため、基板10が、搬送レール71〜74にぶつかりながら、蛇行して搬送される現象が発生している。場合によっては、搬送レール71及び72の間や、搬送レール73及び74の間に斜めになって引っかかり、搬送が停止してしまうこともある。あるいは、図5の符号76のように、入口側待機バッファ部U1及び搭載ステーション部U2の間や、搭載ステーション部U2及び出口側待機バッファ部U3の間の隙間W5において、斜めになって引っかかり、搬送が停止してしまうこともある。
本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたもので、基板の外形サイズのばらつき、搬送装置の各部寸法やその動作のばらつきなどの偶発的要素による、搬送動作の一時的な不具合を抑制することができる電子部品実装装置を提供することを課題とする。
本発明は、搬送機構によって搬入された基板へ、XY平面上を移動可能な吸着ノズルに吸着した部品を実装してゆき、実装後、該基板を搬送機構によって搬出する電子部品実装装置において、前記搬入及び前記搬出の内の少なくとも一方の動作状態を検出するセンサと、該検知の動作状態が、一定時間以上変化せず継続しているか否か判定するための監視タイマと、該判定が、該継続となった場合は、動作状態に異常有りとして、該動作状態を解除する復帰動作をさせた後、該異常有りとされた時の動作を、再び行わせる制御部と、を備えたことにより、前記課題を解決したものである。
本発明によれば、基板の外形サイズのばらつき、搬送装置の各部寸法やその動作のばらつきなどの偶発的要素による、搬送動作の一時的な不具合を抑制することができ、基板の詰まりによるマシン停止を防止することが可能となり、マシンのエラー停止時間を大幅に改善することが可能となる。
以下、図を用いて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図6は、本発明が適用された実施形態の制御構成を示すブロック図である。
本実施形態の電子部品実装装置は、前述した従来例において、その制御装置のハードウェア及びソフトウェアにおいて、本発明が適用されるものに置き換えたものである。なお、本実施形態は、これら以外について、その外観は前述の図1と、その主要部は図2と、その基板搬送装置は図3と同じになっている。
図6において、制御装置150Aは、図1及び図2に示す電子部品実装装置1を制御するものである。又、該制御装置150Aは、図3に示すような、入口側待機バッファ部U1及び搭載ステーション部U2及び出口側待機バッファ部U3も、制御対象としている。次に、制御装置150Bは、基板10の搬送において、入口側待機バッファ部U1の上流装置(以下前工程装置と呼ぶ)を制御するものである。制御装置150Cは、基板10の搬送において、出口側待機バッファ部U3の下流装置(以下後工程装置と呼ぶ)を制御するものである。
なお、上述の前工程装置や後工程装置は、特に限定されるものではなく、他の電子部品実装装置1であってもよい。あるいは、後工程装置は、リフロー装置であってもよい。
これら制御装置150A〜150Cは、説明の便宜上互いに同様のものになっているが、このようなものに限定されるものではない。これら制御装置150A〜150Cは、後述するように、制御装置150Aから制御装置150Bに、又制御装置150Cから制御装置150Bに、搬送速度データを伝達できるものであって、該当装置の制御が可能なものであればよい。
これら制御装置150A〜150Cは、種々のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)151と、実行するプログラムなどを記憶する主記憶部となるRAM(Random Access Memory)152と、ハードディスク装置などによる大容量の外部記憶装置153と、諸装置を接続するI/O(Input Output)装置157とを有している。又、バス160により、これらはCPU151からアクセス可能になっている。
本実施形態の記憶手段であるRAM152や外部記憶装置153は、CPU151で実行されるプログラムや、本実施形態においてアクセスされる諸ファイルやデータが保存され、電子的にアクセスができるようになっている。又、本実施形態に係る電子部品実装装置としての、動作や機能を実現するための制御を行うためのアプリケーション・プログラムや、OS(Operating System)などのプログラムは、外部記憶装置153に格納されていて、実行時には、RAM152に読み出されてCPU151によって実行される。
該I/O装置157には、その制御装置150A〜150Cが内蔵される装置に係る諸装置が接続されている。例えば、電子部品実装装置1に内蔵される制御装置150Bの場合、基板搬送装置12に内蔵の基板搬送装置制御部、XY移動機構17のXY移動機構制御部、部品供給装置18の部品供給装置制御部、部品認識装置30の部品認識装置制御部などが接続される。これら基板搬送装置制御部、XY移動機構制御部、部品供給装置制御部、部品認識装置制御部は、それぞれ内蔵されるものの動作や機能を実現するための制御に関する諸機器である。
以下、本実施形態の作用について説明する。
図7は、本実施形態において、前工程装置から電子部品実装装置1、そして後工程装置に至るまでの基板10の搬送速度を示すグラフである。
このグラフにおいて、横軸は、搬送中の基板10の位置である。又、縦軸は、該基板10の搬送速度である。
個々の装置における処理の関係上、基板搬送速度は、前工程装置において、電子部品実装装置1の搭載ステーション部U2において、後工程装置において、それぞれ搬送速度V1、搬送速度V2、搬送速度V3である必要がある。
従来は、破線L0のように、入口側待機バッファ部U1、搭載ステーション部U2、出口側待機バッファ部U3のいずれにおいても、基板搬送速度は、搬送速度V2としている。つまり、前工程装置において搬送速度V1で搬送されてきた基板10が搬入されると、これら入口側待機バッファ部U1、搭載ステーション部U2、及び、出口側待機バッファ部U3は、基板10を搬送速度V2で搬送する。又、出口側待機バッファ部U3が搬送速度V2で搬出する基板10を、後工程装置は、搬送速度V3で搬入することになる。
従って、前工程装置から入口側待機バッファ部U1が基板10を搬入する際、(V1−V2)の急激な速度変化が生じる。又、出口側待機バッファ部U3から後工程装置が基板10を搬入する際にも、(V2−V3)の急激な速度変化が生じる。このような速度の急変化は、基板10に悪影響を与えるおそれがある。例えば、搭載ステーション部U2において実装した部品は、クリームハンダなどの粘着力で基板10上に貼り付いているにすぎないので、上述のような速度の急変化によって部品の実装位置がずれたり、実装部品が転倒したりしてしまうおそれもある。
なお、図7の二点差線L2のように、例えば入口側待機バッファ部U1の搬送速度が緩やかに変化するようにしても、該入口側待機バッファ部U1に基板10を搬入する際の速度は、やはり急変化してしまう。従来、モータ駆動時において、基板10に搭載された部品にかかる応力を軽減するため、二点差線L2のような制御を行っている。
本実施形態では、電子部品実装装置1は、前工程装置から搬送速度V1を示す速度データを、又、後工程装置から搬送速度V3を示す速度データを、オンラインで受け取る。オンラインで受け取ることができない場合は、該当値をオペレータが入力する。
そうして、電子部品実装装置1(入口側待機バッファ部U1、搭載ステーション部U2、出口側待機バッファ部U3)において、一点鎖線L1のように、搬送速度がV1からV2へ、又V2からV3へ滑らかに変化するように制御して、上述のような速度の急変化を抑制するようにしている。
図7において、位置P1では、基板10の先端が電子部品実装装置1の入口側待機バッファ部U1に到達し、該基板10の搬入が開始される位置である。位置P2では、該搬入の基板10の全体が、完全に電子部品実装装置1に搬入される位置である。このような位置P1から位置P2までの過渡状態において、電子部品実装装置1側の搬送速度を、一点鎖線L1のように滑らかに変化させる。
次に、位置P3では、基板10の先端が後工程装置に到達し、該基板10の搬出が開始される位置である。位置P4では、該搬出の基板10の全体が、完全に後工程装置に搬出される位置である。このような位置P3から位置P4までの過渡状態においても、電子部品実装装置1側の搬送速度を、一点鎖線L1のように滑らかに変化させる。
図8は、本実施形態の電子部品実装装置1における段取り変え時の処理を示すフローチャートである。
製造する基板10が変更され、これに伴って、前工程装置や、電子部品実装装置1や、後工程装置において段取り変えが生じると、前述した搬送速度V1〜V3の速さも変化する可能性がある。このため、電子部品実装装置1は、前工程装置に対して、そして後工程装置に対して図8の処理を行う。
図8において、まずステップ212では、電子部品実装装置1は、該当する前工程装置又は後工程装置との、オンラインの接続が有るか判定する。接続があると判定された場合は、ステップ214において、該当する装置から、その装置の搬送速度V1又はV3を受け取る。一方、ステップ212で接続がないと判定された場合は、その装置の搬送速度V1やV3の該当値をオペレータが入力する。該入力値を、以下設定速度V1、設定速度V3と呼ぶ。なお、これらとは別に、電子部品実装装置1に係る搬送速度V2についても、オペレータが入力することになり、該入力値を、以下設定速度V2と呼ぶ。
図9は、本実施形態の電子部品実装装置1における基板搬入の処理を示すフローチャートである。
ステップ232では、オンライン接続による搬送速度V1のデータが、当該電子部品実装装置1内にあるか判定する。有ると判定された場合は、ステップ234において、搬送速度V1の該データに基づいて搬送モータ44を回転させて、基板10の搬入動作を行う。すると、ステップ236において、基板10が電子部品実装装置1側に搬入され始める。ステップ238において、基板10全体がすべて電子部品実装装置1側に搬入されたと判定された場合は、ステップ240において搬送速度を設定速度V2へと変更する。
一方、ステップ232においてオンライン接続によるデータなしと判定された場合は、設定速度V1に基づいて搬送モータ44を回転させて、基板10の搬入動作を行う。
図10は、本実施形態の電子部品実装装置1における基板搬出の処理を示すフローチャートである。
まず、ステップ262では、搬送速度が設定速度V2となるように搬送モータ64を回転させる。ステップ264では、OUTセンサ61がオンになったか、つまり搬送されている基板10が該OUTセンサ61の位置に到達したか判定し、到達したと判定される場合はステップ266に進む。基板10が該OUTセンサ61の位置に到達した後は、基板10は後工程装置に搬入され始めることになる。
ステップ266は、後工程装置から電子部品実装装置1に、搬送要求が出力されているか判定する。
搬送要求が未だない場合はステップ268において、搬送モータ64を停止させる。すると、基板10は、OUTセンサ61に到達した位置において停止する。
一方、搬送要求ありと判定された場合は、ステップ270に進み、後工程装置とのオンライン接続による搬送速度V3のデータが、当該電子部品実装装置1内にあるか判定する。
有ると判定された場合は、該データの搬送速度V3に基づいて搬送モータ44を回転させて、基板10の搬出動作を行う。一方、データなしと判定された場合は、設定速度V3に基づいて搬送モータ44を回転させて、基板10の搬出動作を行う。これらステップ272あるいは276の後、ステップ274において、OUTセンサ61のオフが検出されると、搬出動作が完了する。
ここで、以上に説明した図8〜図10のフローチャートにおいて、搬送動作においては、前述した一点鎖線L1に示すような、搬送速度の制御が行われている。又、これらフローチャートにおいて、太線矩形枠で図示される搬送動作は、図11のフローチャートに示すものである。
図11は、本実施形態における搬送動作を示すフローチャートである。
このフローチャートでは、搬入動作や搬出動作などの該当する搬送動作の処理が示される。そして、このような搬送動作は、図8〜図10のフローチャートにおいて、太線矩形枠で示される搬送動作それぞれに相当するものであり、これら搬送動作において、本発明を適用した動作異常の監視、復帰動作や再動作などを行う。
まず、ステップ302では、搬入動作や搬出動作などの、該当する搬送動作を行う。
ステップ304では、該搬送動作の異常の監視を開始するための処理を行う。該監視は、該当の搬送動作が規定時間(一定時間)内に終了しない場合に、該搬送動作に異常有りとするものである。従って、該ステップ304では、監視タイマの初期化(値をゼロとする)、又該監視タイマの計時目標時間を上記の規定時間とする設定、再動作回数値の初期化(値をゼロとする)を行う。
ステップ306では、上記の監視タイマが規定時間となったか判定することで、異常の有無を判定する。ステップ308では、搬送装置に取り付けられた、基板10の搬送動作が完了したことを検知するセンサの信号に基づいて、該完了の判定を行う。ステップ320では、前述の再動作回数値が最大回数となったか判定することで、再動作が可能か判定する。再動作回数値が最大回数を超えるまでは、再動作が可能と判定する。
なお、本実施形態では、上記の最大回数は、オペレータが入力し、設定できるようになっている。例えば、該最大回数を“3回”と設定入力すれば、異常検出時の再動作は3回までとなる。
ステップ306で異常なしと判定された場合、ステップ308で動作完了ではないと判定されれば、ステップ306の前方に分岐する。あるいは、動作完了と判定されれば、ステップ310に進む。
ステップステップ306で異常有りと判定された場合、ステップ320で再動作可能と判定されれば、ステップ326に進む。該ステップ326では、まず再動作回数値をインクリメント(その値を“1”だけ増加)し、又、今回異常とされた該当動作を一旦停止してから復帰動作を行った後、ステップ328に進む。該ステップ328では、今回異常とされた該当動作を再び行い(再動作)、ステップ306の前方に分岐する。一方、ステップ320で再動作不可と判定された場合は、ステップ322においてオペレータに異常通知をした後、ステップ310に進む。
上記の復帰動作は、搬送中の基板10を反対方向に移動させる動作である。例えば前述の図4の符号76のように、基板10が引っかかった場合、このような復帰動作で、該引っかかりが解消する可能性は高い。そして、上記の再動作として、異常有りとなった今回の搬送動作を再び行う。
ステップ308から、あるいはステップ322からステップ310に進むと、該ステップ310では、今回の動作に関する履歴記録を行う。例えば、異常の有無、再動作回数などを記録する。
なお、本実施形態の基板搬送装置において、搬送動作の動力源は特に限定されるものではない。ステッピングモータでも、インダクションモータでも、サーボモータやリニアモータであってもよい。インダクションモータで逆回転できないものもある。このような場合は、正転用と逆転用とで、2つのモータを用いるようにしたり、歯車機構で回転方向を反転させるようにしてもよい。
搬送速度V1やV3のデータを受け渡しするための、電子部品実装装置1との接続方法は、特に限定されるものではない。図6に示すようなI/Oによる接続でも、LAN(Local Area Network)などのネットワークによる接続でもよい。又、電子部品実装装置1に係る前工程装置や後工程装置についても特に限定されるものではない。これら前工程装置や後工程装置は、他の電子部品実装装置1であってもよい。あるいは、後工程装置は、リフロー装置であってもよい。
従来例の電子部品実装装置全体の外観を示した斜視図 ケーシング内部にある上記電子部品実装装置の主要部の斜視図 前記従来例の入口側待機バッファ部から、搭載ステーション部、出口側待機バッファ部までの基板搬送装置を示す斜視図 前記従来例の基板搬送装置における搬送路の幅と基板との関係を示す上面図 前記従来例の基板搬送装置における搬送路において基板が引っかかった状態を示す上面図 本発明が適用された実施形態の制御構成を示すブロック図 上記実施形態において、前工程装置から電子部品実装装置、そして後工程装置に至るまでの基板の搬送速度を示すグラフ 前記実施形態の電子部品実装装置における段取り変え時の処理を示すフローチャート 前記実施形態の電子部品実装装置における基板搬入の処理を示すフローチャート 前記実施形態の電子部品実装装置における基板搬出の処理を示すフローチャート 前記実施形態における搬送動作を示すフローチャート
符号の説明
1…電子部品実装装置
3…ケーシング
5…キーボード
6…液晶モニタ
7…表示ランプ
10…基板
11X、11Y、11Z、11θ…モータ
12…基板搬送装置
13…部品搭載位置
16…ヘッドユニット
17…XY移動機構
18…部品供給装置
19…制御装置
20…ヘッドシャフト
21…吸着部品
23…ノズル交換ステーション
30…部品認識装置
41…INセンサ
44、55、64…搬送モータ
45、65…ドライブシャフト
51…STOPセンサ
52…C−OUTセンサ
61…OUTセンサ
67…ハンドルノブ
68…ハンドルシャフト
71〜74…搬送レール
151…CPU
153…外部記憶装置
157…I/O装置

Claims (1)

  1. 搬送機構によって搬入された基板へ、XY平面上を移動可能な吸着ノズルに吸着した部品を実装してゆき、実装後、該基板を搬送機構によって搬出する電子部品実装装置において、
    前記搬入及び前記搬出の内の少なくとも一方の動作状態を検出するセンサと、
    該検知の動作状態が、一定時間以上変化せず継続しているか否か判定するための監視タイマと、
    該判定が、該継続となった場合は、動作状態に異常有りとして、該動作状態を解除する復帰動作をさせた後、該異常有りとされた時の動作を、再び行わせる制御部と、
    を備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
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