JPH06239427A - 電子部品搬送装置 - Google Patents

電子部品搬送装置

Info

Publication number
JPH06239427A
JPH06239427A JP5029033A JP2903393A JPH06239427A JP H06239427 A JPH06239427 A JP H06239427A JP 5029033 A JP5029033 A JP 5029033A JP 2903393 A JP2903393 A JP 2903393A JP H06239427 A JPH06239427 A JP H06239427A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
electronic parts
gas
conveying
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5029033A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Fujihira
充明 藤平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP5029033A priority Critical patent/JPH06239427A/ja
Publication of JPH06239427A publication Critical patent/JPH06239427A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Chutes (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送路内で部品詰まりが生じた場合に、その
状態を容易に解除することのできる電子部品搬送装置を
提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、IC等の電子部品を管状の搬送路
(1)を通して搬送する電子部品搬送装置において、搬
送路(1)の所定位置から上流側に向けて空気等のガス
を噴射させるべくガス噴射装置(10)を設けたことを
特徴としている。一般に、引っ掛かり等が原因の部品詰
まりは、電子部品(P)に搬送方向の力が加えられた結
果生ずるものである。従って、ガス噴射により電子部品
(P)に搬送方向とは逆方向に力を加えると、引っ掛か
り状態が解除される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パッケージ済み集積回
路(以下、「IC」と称する)やチップ部品等の電子部
品を搬送するための電子部品搬送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】IC等の電子部品を搬送するための電子
部品搬送装置としては従来から種々の型式が知られてい
るが、重力式或いは振動式が広く用いられている。
【0003】重力式電子部品搬送装置は、図3に概略的
に示すように、搬送路1が傾斜しており、その傾斜面上
を電子部品Pが重力によって下方に滑動する構成となっ
ている。そして、搬送路1の下流部のアンローディング
エリア2に達した電子部品Pは、真空吸引式ピックアッ
プ装置3等を用いて次工程に移送される。
【0004】また、図4は振動式電子部品搬送装置を概
略的に示している。この振動式搬送装置の搬送路1の底
面は水平面ないしは僅かに前下がりの傾斜面であり、そ
の下部に設けられた振動発生装置4からの振動エネルギ
によって電子部品Pをアンローディングエリア2に移動
させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
電子部品搬送装置においては、搬送路1は管状となって
おり、電子部品Pの脱落を防止している。この管状の搬
送路1の側壁面は、搬送される電子部品Pとの摩擦を最
小限に抑えるため、電子部品Pとの間に隙間ができるよ
うに形成されている。
【0006】しかし、電子部品Pが搬送方向に対して傾
斜した状態で送られて来た場合、その角部が側壁面に引
っ掛かり、いわゆる部品詰まりを起こす場合があった。
【0007】このような部品詰まりは搬送装置を停止さ
せるだけでなく、電子部品製造設備全体の稼働率を下げ
る原因となる。
【0008】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、搬送路内で部品詰まりが生じた場合に、その状
態を容易に解除することのできる電子部品搬送装置を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、IC等の電子部品を管状の搬送路を通し
て搬送する電子部品搬送装置において、管状搬送路の所
定位置から上流側に向けて空気等のガスを噴射させるべ
くガス噴射装置を設けたことを特徴としている。
【0010】ガスの噴射は定期的に行っても良いし、或
いは、電子部品の搬送状態を検知する検知装置を設け、
該検知装置が搬送状態の異常を検知した場合に、ガス噴
射装置を作動させるようにしても良い。
【0011】
【作用】上記構成の電子部品搬送装置においては、ガス
噴射装置を作動させることで、ガスを搬送路内を逆流さ
せることができる。一般に、引っ掛かり等が原因の部品
詰まりは、電子部品に搬送方向の力が作用した結果生ず
るものである。従って、ガス噴射により電子部品に搬送
方向とは逆方向に力を加えると、引っ掛かり状態が解除
される。
【0012】
【実施例】以下、図面と共に本発明の好適な実施例につ
いて詳細に説明するが、図中、先に説明した従来構成と
同一又は相当部分には同一符号を付することとする。
【0013】図1及び図2は本発明による電子部品搬送
装置の一実施例を示している。この電子部品搬送装置は
重力式であり、図3に示す従来構成と同様、搬送路1が
傾斜して設けられている。
【0014】搬送路1は管状をなしており、その横断面
形状は略矩形となっている。また、搬送路1の横断面の
寸法は、IC等の電子部品Pの搬送時に摩擦を可能な限
り抑制するため、電子部品Pの側壁面及び上面との間に
隙間ができるよう定められている。
【0015】搬送路1の出口部分は水平なアンローディ
ングエリア2となっており、このエリア2に送り出され
た電子部品Pは真空吸引式ピックアップ装置3等により
別の部位に移送される。
【0016】また、本発明による電子部品搬送装置はガ
ス噴射装置10を備えている。ガス噴射装置10は空気
或いは不活性ガス等の適当なガスを供給するためのガス
供給源11を有しており、このガス供給源11は、搬送
路1の最も下流部分に設けられたガスノズル12に配管
13を介して接続されている。ガスノズル12は、図2
に明示するように、搬送路1の左右の側壁部1a,1b
を貫通して形成され、その先端は搬送方向(矢印B方
向)とは逆方向に向けられている。また、配管13中に
は常閉型のソレノイド式開閉弁14が介設されている。
【0017】更に、この電子部品搬送装置には、搬送状
態を検知するための検知装置15が設けられている。か
かる検知装置15としては種々の型式が考えられるが、
この実施例では、電子部品Pの通過を検出する近接セン
サ16を搬送路1の出口に設置し、近接センサ16から
の検出信号を制御装置17でカウントする構成とした。
通常、電子部品搬送装置で一定時間に搬送される電子部
品Pの個数は定まっているので、その時間内でのカウン
ト数が所定の搬送個数よりも少ない場合には、制御装置
17は搬送異常、即ち部品詰まりと判断する。このよう
にして部品詰まりを検知した場合、制御装置17は開閉
弁14に開放指令を発し、開放弁を比較的短時間、開放
させる。
【0018】次に、上述したような構成において、本発
明の電子部品搬送装置の作用について説明する。
【0019】正常運転時、搬送路1の上流側から電子部
品Pが順次送り込まれると、各電子部品Pは重力によっ
て搬送路1の傾斜面に沿ってアンローディングエリア2
まで滑っていく。
【0020】しかし、搬送路1の側壁面と電子部品Pと
の間には一定の隙間が形成されているので、図2に示す
ように電子部品P′の姿勢が崩れて斜めになった状態で
送り込まれると、電子部品P′の角部が搬送路1の側壁
面に接し、場合によっては、側壁面に引っ掛かった状態
で停止することがある。
【0021】このような部品詰まりが生じた場合、前述
したように制御装置17がその状態を検知し、開放弁1
4を瞬間的に開放させる。開放弁14が開放されると、
ガスノズル12からガスが搬送方向とは逆方向に噴射さ
れる。その結果、引っ掛かり状態にある電子部品P′及
び後続の電子部品Pが上流側に押し戻され、引っ掛かり
が解除されると共に、電子部品P′の姿勢も適正化され
る。その後、開放弁14が閉じられガス噴射流による力
がなくなると、電子部品P,P′には重力のみが作用
し、正常にアンローディングエリア2まで搬送される。
【0022】上記実施例では、搬送状態を検知するため
の検知装置15として近接センサ16及び制御装置17
から成るものを設けているが、このような検知装置15
を設けずに、一定時間毎にガスを噴射させる構成を採る
ことも可能である。かかる場合、部品詰まりの解除が可
能であることは勿論、部品詰まりの未然防止を図ること
ができる。
【0023】また、部品詰まりの状態がひどい場合、或
いは搬送路1内の清掃等の目的で、長時間にわたりガス
を噴射させることができるようにするのが好適である。
そのために、開閉弁14の開閉をオペレータにより制御
できるようにしても良い。
【0024】更に、上記実施例では、ガスノズル12を
搬送路1の側壁部1a,1bであって、最も下流部分に
形成しているが、ガスノズル12の位置は上記実施例に
限られない。また、図示しないが可動のガスノズルを搬
送路1とは別個に設け、必要に応じてガスノズルを搬送
路1の出口部に移動させる構成としても良い。
【0025】更にまた、上記実施例の電子部品搬送装置
は重力式となっているが、図4の如き振動式やその他の
型式の電子部品搬送装置にも適用可能である。
【0026】尚、電子部品が一列に装填されたパーツマ
ガジンを所定位置に取り付け、そのパーツマガジンを搬
送路として電子部品を供給するパーツフィーダ等も、本
発明における電子部品搬送装置の一種である。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電子部
品の一部が搬送路の側壁面に引っ掛かる等して部品詰ま
りを起こした場合に、ガスを噴射させてその状態を迅速
に解除することができる。従って、搬送装置で電子部品
が長時間停滞するのを防止することができ、電子部品製
造設備全体の稼働率の向上を図ることが可能となる。
【0028】また、部品詰まりを検知した際、或いは、
定期的にガスを噴射することで、自動的に部品詰まりを
解除でき、保守管理等の労力を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による重力式電子部品搬送装置の一実施
例を概略的に示す断面図である。
【図2】図1のA−A線に沿っての断面図であり、電子
部品が搬送路内で引っ掛かった状態を示す図である。
【図3】従来一般の重力式電子部品搬送装置を概略的に
示す断面図である。
【図4】従来一般の振動式電子部品搬送装置を概略的に
示す断面図である。
【符号の説明】
1…搬送路、2…アンローディングエリア、3…真空吸
引式ピックアップ装置、10…ガス噴射装置、11…ガ
ス供給源、12…ガスノズル、13…配管、14…開閉
弁、15…検知装置、16…近接センサ、17…制御装
置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を管状の搬送路を通して搬送す
    る電子部品搬送装置において、前記搬送路の所定位置か
    ら上流側に向けてガスを噴射させるべくガス噴射装置を
    設けたことを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 【請求項2】 電子部品の搬送状態を検知する検知装置
    を設け、該検知装置が搬送状態の異常を検知した場合
    に、前記ガス噴射装置を作動させるようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の電子部品搬送装置。
  3. 【請求項3】 定期的に前記ガス噴射装置を作動させる
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子部品搬
    送装置。
JP5029033A 1993-02-18 1993-02-18 電子部品搬送装置 Pending JPH06239427A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5029033A JPH06239427A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 電子部品搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5029033A JPH06239427A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 電子部品搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06239427A true JPH06239427A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12265102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5029033A Pending JPH06239427A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 電子部品搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06239427A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001027006A1 (fr) * 1999-10-11 2001-04-19 Yoshitaka Aoyama Procede et dispositif de transport de pieces
JP2008066621A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Juki Corp 電子部品実装装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001027006A1 (fr) * 1999-10-11 2001-04-19 Yoshitaka Aoyama Procede et dispositif de transport de pieces
JP2008066621A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Juki Corp 電子部品実装装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100741685B1 (ko) 부품 이송 장치
US6261030B1 (en) Desiccant feeder system and apparatus
WO2019128297A1 (zh) 自动售货机及出货方法
JP2000100896A (ja) ウェハ搬送装置およびウェハ搬送方法
JPH06239427A (ja) 電子部品搬送装置
KR101707217B1 (ko) 원판형 부품 공급장치
JPS5850757A (ja) Icハンドラの詰まり解除装置
JP3613531B2 (ja) チップ自動分離搬送装置
JP2006117361A (ja) ホットメルト接着剤の搬送装置および方法
JP2010247972A (ja) ワーク搬送装置及びワーク搬送方法
JPH0427130B2 (ja)
JP2007223721A (ja) 気体輸送の制御方法及びその装置
JP6264918B2 (ja) ボトムアッシュ搬送装置
JPH09278183A (ja) 粉体輸送装置
JPH07277482A (ja) ねじ供給装置
JPH04333413A (ja) 振動フィーダの搬送障害防止装置
JP2005194095A (ja) 部品供給制御装置
JP2011178560A (ja) チップ部品の整列供給装置
JP2558553Y2 (ja) 部品の表裏整列装置
JPH0770860B2 (ja) チップ状電子部品マウント方法及びその装置
JP3122451B2 (ja) 搬送装置
JPH05155438A (ja) バルク状部品搬送装置およびバルク状電子部品供給装置
JPH0726957Y2 (ja) 搬送装置
JPS60262719A (ja) 自動修復型部品供給機
JPH0763533A (ja) 外観検査装置