JP2000124692A - 表面実装システムの制御装置 - Google Patents
表面実装システムの制御装置Info
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- JP2000124692A JP2000124692A JP10291188A JP29118898A JP2000124692A JP 2000124692 A JP2000124692 A JP 2000124692A JP 10291188 A JP10291188 A JP 10291188A JP 29118898 A JP29118898 A JP 29118898A JP 2000124692 A JP2000124692 A JP 2000124692A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複雑なデータの入力作業を要することなく、
各作業機による部品の実装作業等を適正に実行できると
ともに、不良品が発生した場合に、その原因を容易に究
明できるようにする。 【解決手段】 基板に対して部品を実装し、もしくはこ
れに関連した作業を行う複数の作業機を備えた表面実装
システムの制御装置において、上記各作業機によって実
行される作業データを記憶するデータ記憶手段10と、
このデータ記憶手段10に記憶された作業データに基づ
いて部品の実装作業等を実行するように作業機を制御す
る実行手段13と、上記データ記憶手段10に作業の履
歴データを書き込むデータ書込手段12とを設けた。
各作業機による部品の実装作業等を適正に実行できると
ともに、不良品が発生した場合に、その原因を容易に究
明できるようにする。 【解決手段】 基板に対して部品を実装し、もしくはこ
れに関連した作業を行う複数の作業機を備えた表面実装
システムの制御装置において、上記各作業機によって実
行される作業データを記憶するデータ記憶手段10と、
このデータ記憶手段10に記憶された作業データに基づ
いて部品の実装作業等を実行するように作業機を制御す
る実行手段13と、上記データ記憶手段10に作業の履
歴データを書き込むデータ書込手段12とを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリント基板また
はセラミック基板等からなる基板に対して部品を実装
し、もしくはこれに関連した作業を行う複数の作業機を
備えた表面実装システムの制御装置に関するものであ
る。
はセラミック基板等からなる基板に対して部品を実装
し、もしくはこれに関連した作業を行う複数の作業機を
備えた表面実装システムの制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、1乃至複数のノズル部材を有
する部品装着用ヘッドにより電子部品等を部品供給部か
ら吸着した後、基板上の所定位置に装着する実装機から
なる複数の作業機を基板の搬送ラインに沿って配設し、
これらの作業機によって上記基板上に種々の電子部品等
を段階的に搭載して部品を実装するように構成された基
板の表面実装システムが一般に知られている。
する部品装着用ヘッドにより電子部品等を部品供給部か
ら吸着した後、基板上の所定位置に装着する実装機から
なる複数の作業機を基板の搬送ラインに沿って配設し、
これらの作業機によって上記基板上に種々の電子部品等
を段階的に搭載して部品を実装するように構成された基
板の表面実装システムが一般に知られている。
【0003】このような基板の表面実装システムにおい
ては、基板の種類に対応した実装のための各種データ、
例えば搭載すべき部品の種類やその装着位置等のデータ
を、予め各作業機に設けられている制御装置に入力して
記憶させておき、各作業機が実装の対象となる基板の種
類を判別してそれに応じたデータを読み出すことにより
生産を行っている。
ては、基板の種類に対応した実装のための各種データ、
例えば搭載すべき部品の種類やその装着位置等のデータ
を、予め各作業機に設けられている制御装置に入力して
記憶させておき、各作業機が実装の対象となる基板の種
類を判別してそれに応じたデータを読み出すことにより
生産を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように基板の搬
送ラインに沿って配設された各作業機の制御装置に、上
記部品の種類及び搭載位置のデータ等からなる作業デー
タを記憶させ、上記読取手段によって読み取られた基板
の種類データに対応した作業データを上記各制御装置か
ら読み出して上記部品の実装作業等を実行するように構
成した場合には、各作業機の制御装置に各種の作業デー
タを予め入力して記憶させる必要があるために、このデ
ータの入力作業が煩雑であるという問題があった。
送ラインに沿って配設された各作業機の制御装置に、上
記部品の種類及び搭載位置のデータ等からなる作業デー
タを記憶させ、上記読取手段によって読み取られた基板
の種類データに対応した作業データを上記各制御装置か
ら読み出して上記部品の実装作業等を実行するように構
成した場合には、各作業機の制御装置に各種の作業デー
タを予め入力して記憶させる必要があるために、このデ
ータの入力作業が煩雑であるという問題があった。
【0005】また、上流側の作業機の作業データ等を下
流側の作業機に伝達することができないので、上流側の
作業機による作業状況に応じて下流側の作業機において
実行される作業の内容を変更することができないととも
に、部品の実装作業が終了した基板に不良品が発生した
ことが確認された場合に、その原因を究明することが困
難である等の問題があった。
流側の作業機に伝達することができないので、上流側の
作業機による作業状況に応じて下流側の作業機において
実行される作業の内容を変更することができないととも
に、部品の実装作業が終了した基板に不良品が発生した
ことが確認された場合に、その原因を究明することが困
難である等の問題があった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、複雑な
データの入力作業を要することなく、各作業機による部
品の実装作業等を適正に実行することができるととも
に、不良品が発生した場合に、その原因を容易に究明す
ることができる表面実装システムの制御装置を提供する
ものである。
データの入力作業を要することなく、各作業機による部
品の実装作業等を適正に実行することができるととも
に、不良品が発生した場合に、その原因を容易に究明す
ることができる表面実装システムの制御装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板に対して
部品を実装し、もしくはこれに関連した作業を行う複数
の作業機を備えた表面実装システムの制御装置におい
て、上記作業機によって実行される作業データを記憶す
るデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶された
作業データに基づいて部品の実装作業等を行うように作
業機を制御する実行手段と、上記データ記憶手段に作業
の履歴データを書き込むデータ書込手段とを備えたもの
である(請求項1)。
部品を実装し、もしくはこれに関連した作業を行う複数
の作業機を備えた表面実装システムの制御装置におい
て、上記作業機によって実行される作業データを記憶す
るデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶された
作業データに基づいて部品の実装作業等を行うように作
業機を制御する実行手段と、上記データ記憶手段に作業
の履歴データを書き込むデータ書込手段とを備えたもの
である(請求項1)。
【0008】上記構成によれば、データ記憶手段に記憶
された作業データに基づいて各作業機による部品の実装
作業等がそれぞれ適正に実行されるとともに、この実装
作業等の履歴データが上記データ書込手段によりデータ
記憶手段に書き込まれて記憶されることになる。
された作業データに基づいて各作業機による部品の実装
作業等がそれぞれ適正に実行されるとともに、この実装
作業等の履歴データが上記データ書込手段によりデータ
記憶手段に書き込まれて記憶されることになる。
【0009】この発明において、作業機によって実行さ
れる作業データを記憶するデータ記憶手段を各基板に設
けるとともに、上記データ記憶手段に記憶された作業デ
ータを読み取るデータ読取手段を各実装機に設け、この
データ読取手段によって読み取られた作業データに基づ
いて部品の実装作業等を行うように構成してもよい(請
求項2)。
れる作業データを記憶するデータ記憶手段を各基板に設
けるとともに、上記データ記憶手段に記憶された作業デ
ータを読み取るデータ読取手段を各実装機に設け、この
データ読取手段によって読み取られた作業データに基づ
いて部品の実装作業等を行うように構成してもよい(請
求項2)。
【0010】上記構成によれば、データ記憶手段に記憶
された実装作業データに基づいて各作業機により実行さ
れた部品の実装作業の履歴データが上記データ書込手段
によりデータ記憶手段に書き込まれて記憶され、上記履
歴データが基板とともに下流側の作業機に搬送されるこ
とになる。
された実装作業データに基づいて各作業機により実行さ
れた部品の実装作業の履歴データが上記データ書込手段
によりデータ記憶手段に書き込まれて記憶され、上記履
歴データが基板とともに下流側の作業機に搬送されるこ
とになる。
【0011】また、本発明は、基板に対して部品を実装
し、もしくはこれに関連した作業を行う複数の作業機を
備えた表面実装システムの制御装置において、基板に対
する部品の実装に必要な作業データを記憶するデータ記
憶手段を基板に設けるとともに、このデータ記憶手段に
記憶された作業データを読み取るデータ読取手段と、こ
のデータ読取手段によって読み取られた作業データに基
づいて部品の実装作業等を実行する実行手段とを各作業
機に設けたものである(請求項3)。
し、もしくはこれに関連した作業を行う複数の作業機を
備えた表面実装システムの制御装置において、基板に対
する部品の実装に必要な作業データを記憶するデータ記
憶手段を基板に設けるとともに、このデータ記憶手段に
記憶された作業データを読み取るデータ読取手段と、こ
のデータ読取手段によって読み取られた作業データに基
づいて部品の実装作業等を実行する実行手段とを各作業
機に設けたものである(請求項3)。
【0012】このように構成すれば、部品の実装に必要
な各種の作業データを各作業機に個別に入力することな
く、部品の実装が適正に行われることになる。
な各種の作業データを各作業機に個別に入力することな
く、部品の実装が適正に行われることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明が適用される表面実
装システムを示している。この表面実装システムは、基
板1を搬送する基板搬送用コンベア2と、この基板搬送
用コンベア2の上流側に配設された第1実装機3と、そ
の下流側に配設された第2実装機4と、その下流側に配
設された第3実装機5とを有している。上記第1〜第3
実装機3〜5は、上記基板搬送用コンベア2によって搬
送された基板1を所定の作業位置にそれぞれ位置決めし
た状態で、吸着ノズルを有するヘッドユニットにより部
品供給部から部品を吸着し、基板1に装着するように構
成されている。
装システムを示している。この表面実装システムは、基
板1を搬送する基板搬送用コンベア2と、この基板搬送
用コンベア2の上流側に配設された第1実装機3と、そ
の下流側に配設された第2実装機4と、その下流側に配
設された第3実装機5とを有している。上記第1〜第3
実装機3〜5は、上記基板搬送用コンベア2によって搬
送された基板1を所定の作業位置にそれぞれ位置決めし
た状態で、吸着ノズルを有するヘッドユニットにより部
品供給部から部品を吸着し、基板1に装着するように構
成されている。
【0014】上記基板1は、図2に示すように、同一形
状を有する多数の単位基板6の集合体からなる所謂多面
取り用の集合基板であり、各単位基板6には、それぞれ
同一パターンのプリント配線が施されるとともに、複数
の部品装着部7が設定されている。また、上記各単位基
板6には、相対向するコーナ部に位置表示用の一対のフ
ィデューシャルマーク8が付されるとともに、単位基板
6が品質不良であることを表示するバッドマーク9が予
め設定された位置に必要に応じて付されるようになって
いる。
状を有する多数の単位基板6の集合体からなる所謂多面
取り用の集合基板であり、各単位基板6には、それぞれ
同一パターンのプリント配線が施されるとともに、複数
の部品装着部7が設定されている。また、上記各単位基
板6には、相対向するコーナ部に位置表示用の一対のフ
ィデューシャルマーク8が付されるとともに、単位基板
6が品質不良であることを表示するバッドマーク9が予
め設定された位置に必要に応じて付されるようになって
いる。
【0015】さらに上記基板1の一コーナ部には、デー
タの書換えが可能な磁気テープまたはICメモリー等か
らなり、上記基板1の部品装着部7に装着される部品の
種類及び装着位置からなる部品の実装作業データ等を記
憶するデータ記憶手段10が設けられている。なお、基
板1を構成する各単位基板6に、上記データ記憶手段1
0をそれぞれ個別に設けた構造としてもよい。
タの書換えが可能な磁気テープまたはICメモリー等か
らなり、上記基板1の部品装着部7に装着される部品の
種類及び装着位置からなる部品の実装作業データ等を記
憶するデータ記憶手段10が設けられている。なお、基
板1を構成する各単位基板6に、上記データ記憶手段1
0をそれぞれ個別に設けた構造としてもよい。
【0016】上記各実装機3〜5には、図3に示すよう
に、基板1に設けられたデータ記憶手段10の記憶デー
タを読み取るデータ読取手段11と、上記各実装機3〜
5によって実行された実装作業の履歴データ等を上記デ
ータ記憶手段10に書き込むデータ書込手段12と、上
記データ記憶手段10から読み出された記憶データに基
づいて部品の吸着、認識及び装着作業等を行う実行手段
13とが設けられている。
に、基板1に設けられたデータ記憶手段10の記憶デー
タを読み取るデータ読取手段11と、上記各実装機3〜
5によって実行された実装作業の履歴データ等を上記デ
ータ記憶手段10に書き込むデータ書込手段12と、上
記データ記憶手段10から読み出された記憶データに基
づいて部品の吸着、認識及び装着作業等を行う実行手段
13とが設けられている。
【0017】また、最上流側に位置する第1実装機3に
は、上記フィデューシャルマーク8の位置を検出する撮
像カメラ等からなるマーク位置検出手段14と、上記バ
ッドマーク9を検出する撮像カメラ等からなるバッドマ
ーク検出手段15とが設けられている。そして、上記マ
ーク位置検出手段14によって検出されたマーク位置の
データが上記データ書込手段12によってデータ記憶手
段10に書き込まれるとともに、上記バッドマーク検出
手段15によって検出されたバッドマーク9のデータ、
つまりバッドマーク9の有無及びバッドマーク9が付さ
れた単位基板6の位置を示すデータが、上記データ書込
手段12によってデータ記憶手段10に書き込まれるよ
うになっている。
は、上記フィデューシャルマーク8の位置を検出する撮
像カメラ等からなるマーク位置検出手段14と、上記バ
ッドマーク9を検出する撮像カメラ等からなるバッドマ
ーク検出手段15とが設けられている。そして、上記マ
ーク位置検出手段14によって検出されたマーク位置の
データが上記データ書込手段12によってデータ記憶手
段10に書き込まれるとともに、上記バッドマーク検出
手段15によって検出されたバッドマーク9のデータ、
つまりバッドマーク9の有無及びバッドマーク9が付さ
れた単位基板6の位置を示すデータが、上記データ書込
手段12によってデータ記憶手段10に書き込まれるよ
うになっている。
【0018】上記構成において、データ記憶手段10に
部品の実装作業データが予め書き込まれた基板1が基板
搬送用コンベア2によって第1実装機3の設置位置に搬
送されると、上記基板1が位置決めピンによって作業位
置に位置決めされた状態で、上記データ記憶手段10に
記憶された部品の実装作業データが上記データ読取手段
11により読み取られるとともに、基板1に付されたフ
ィデューシャルマーク8の位置が上記マーク位置検出手
段14により検出され、かつ上記基板1にバッドマーク
9が付されている場合には、このバッドマーク9が上記
バッドマーク検出手段16により検出され、これらのデ
ータが上記実行手段13に入力される。
部品の実装作業データが予め書き込まれた基板1が基板
搬送用コンベア2によって第1実装機3の設置位置に搬
送されると、上記基板1が位置決めピンによって作業位
置に位置決めされた状態で、上記データ記憶手段10に
記憶された部品の実装作業データが上記データ読取手段
11により読み取られるとともに、基板1に付されたフ
ィデューシャルマーク8の位置が上記マーク位置検出手
段14により検出され、かつ上記基板1にバッドマーク
9が付されている場合には、このバッドマーク9が上記
バッドマーク検出手段16により検出され、これらのデ
ータが上記実行手段13に入力される。
【0019】そして、上記データ読取手段11により読
み取られた実装作業データに基づき、第1実装機3によ
り基板1に実装される部品の種類、個数及び装着位置等
が実行手段13において設定される。また、上記マーク
位置検出手段14により検出されたフィデューシャルマ
ーク8の位置データに基づき、基板1の伸び及び歪み等
に起因した上記フィデューシャルマーク8の検出位置と
理論位置とのずれが求められる。この場合、基板1の全
体のコーナ部に位置するフィデューシャルマーク8の位
置データに基づいて基板1の全体的な位置ずれが検出さ
れるとともに、各単位基板6に付されたフィデューシャ
ルマーク8の位置関係に基づき、基板1の伸び及び歪み
等に起因した局部的な位置ずれが検出される。そして、
これらのずれの検出データに対応して部品の装着位置が
上記実行手段13において補正され、この補正後の装着
位置に部品を搭載するように上記第1実装機3の駆動部
が実行手段13によって制御されることにより、上記必
要な部品が基板1の指定個所に搭載される。
み取られた実装作業データに基づき、第1実装機3によ
り基板1に実装される部品の種類、個数及び装着位置等
が実行手段13において設定される。また、上記マーク
位置検出手段14により検出されたフィデューシャルマ
ーク8の位置データに基づき、基板1の伸び及び歪み等
に起因した上記フィデューシャルマーク8の検出位置と
理論位置とのずれが求められる。この場合、基板1の全
体のコーナ部に位置するフィデューシャルマーク8の位
置データに基づいて基板1の全体的な位置ずれが検出さ
れるとともに、各単位基板6に付されたフィデューシャ
ルマーク8の位置関係に基づき、基板1の伸び及び歪み
等に起因した局部的な位置ずれが検出される。そして、
これらのずれの検出データに対応して部品の装着位置が
上記実行手段13において補正され、この補正後の装着
位置に部品を搭載するように上記第1実装機3の駆動部
が実行手段13によって制御されることにより、上記必
要な部品が基板1の指定個所に搭載される。
【0020】また、上記マーク位置検出手段14により
検出されたフィデューシャルマーク8の位置データ、特
に上記局部的なずれを示す位置関係のデータが、上記デ
ータ書込手段12によってデータ記憶手段10に書き込
まれるとともに、上記実行手段13により実行された作
業の内容、その結果及び実行時間等が、履歴データとし
て上記データ書込手段12によりデータ記憶手段10に
書き込まれる。
検出されたフィデューシャルマーク8の位置データ、特
に上記局部的なずれを示す位置関係のデータが、上記デ
ータ書込手段12によってデータ記憶手段10に書き込
まれるとともに、上記実行手段13により実行された作
業の内容、その結果及び実行時間等が、履歴データとし
て上記データ書込手段12によりデータ記憶手段10に
書き込まれる。
【0021】なお、上記バッドマーク検出手段15の検
出信号に応じて基板1にバッドマーク9が付されている
ことが上記実行手段13において確認された場合には、
このバッドマーク9が付された単位基板6に対する部品
の装着が行われないように上記第1実装機3の駆動部が
上記実行手段13によって制御されることにより、不必
要な部品の搭載が省略されるとともに、上記バッドマー
ク検出手段15によって検出されたバッドマーク9のデ
ータが、上記データ書込手段12によってデータ記憶手
段10に書き込まれる。
出信号に応じて基板1にバッドマーク9が付されている
ことが上記実行手段13において確認された場合には、
このバッドマーク9が付された単位基板6に対する部品
の装着が行われないように上記第1実装機3の駆動部が
上記実行手段13によって制御されることにより、不必
要な部品の搭載が省略されるとともに、上記バッドマー
ク検出手段15によって検出されたバッドマーク9のデ
ータが、上記データ書込手段12によってデータ記憶手
段10に書き込まれる。
【0022】上記第1実装機3による部品の実装作業が
終了すると、上記基板搬送用コンベア2によって基板1
が第1実装機3の設置部から第2実装機4の設置部に搬
送され、上記データ記憶手段10において記憶された上
記実装作業データ、フィデューシャルマーク8の位置デ
ータ及びバッドマーク9のデータ等が第2実装機4のデ
ータ読取手段13により読み取られる。そして、このデ
ータ読取手段13により読み取られたデータに基づき、
補正後の装着位置に部品を搭載するように上記第2実装
機4の駆動部が実行手段13によって制御されることに
より、上記必要な部品が基板1の指定個所に搭載される
とともに、上記第2実装機4の実行手段13より実行さ
れた作業の結果及び実行時間等が、履歴データとして上
記データ書込手段12によりデータ記憶手段10に書き
込まれる。
終了すると、上記基板搬送用コンベア2によって基板1
が第1実装機3の設置部から第2実装機4の設置部に搬
送され、上記データ記憶手段10において記憶された上
記実装作業データ、フィデューシャルマーク8の位置デ
ータ及びバッドマーク9のデータ等が第2実装機4のデ
ータ読取手段13により読み取られる。そして、このデ
ータ読取手段13により読み取られたデータに基づき、
補正後の装着位置に部品を搭載するように上記第2実装
機4の駆動部が実行手段13によって制御されることに
より、上記必要な部品が基板1の指定個所に搭載される
とともに、上記第2実装機4の実行手段13より実行さ
れた作業の結果及び実行時間等が、履歴データとして上
記データ書込手段12によりデータ記憶手段10に書き
込まれる。
【0023】上記第2実装機4による部品の実装作業が
終了すると、上記基板搬送用コンベア2によって基板1
が第2実装機4の設置部から第3実装機5の設置部に搬
送され、この第3実装機5により上記第2実装機4と同
様に部品の実装作業が実行されるとともに、この第3実
装機5により実行された実装作業の履歴データが上記記
憶手段10に書き込まれることになる。
終了すると、上記基板搬送用コンベア2によって基板1
が第2実装機4の設置部から第3実装機5の設置部に搬
送され、この第3実装機5により上記第2実装機4と同
様に部品の実装作業が実行されるとともに、この第3実
装機5により実行された実装作業の履歴データが上記記
憶手段10に書き込まれることになる。
【0024】上記のように第1〜第3実装機3〜5から
なる複数の作業機によって基板1上に部品を実装するよ
うに各実装機3〜5を制御する基板1の実装制御装置に
おいて、上記部品の実装作業データを記憶するデータ記
憶手段10と、このデータ記憶手段10に記憶された実
装作業データに基づいて部品の実装作業を実行するよう
に作業機を制御する実行手段13と、上記データ記憶手
段10に実装作業の履歴データを書き込むデータ書込手
段12とを設けたため、複雑なデータの入力作業を要す
ることなく、各実装機3〜5による部品の実装作業を適
正に実行することができるとともに、不良品が発生した
場合に、その原因を容易に究明することができる。
なる複数の作業機によって基板1上に部品を実装するよ
うに各実装機3〜5を制御する基板1の実装制御装置に
おいて、上記部品の実装作業データを記憶するデータ記
憶手段10と、このデータ記憶手段10に記憶された実
装作業データに基づいて部品の実装作業を実行するよう
に作業機を制御する実行手段13と、上記データ記憶手
段10に実装作業の履歴データを書き込むデータ書込手
段12とを設けたため、複雑なデータの入力作業を要す
ることなく、各実装機3〜5による部品の実装作業を適
正に実行することができるとともに、不良品が発生した
場合に、その原因を容易に究明することができる。
【0025】すなわち、各基板1に実装される部品の種
類、個数及び装着位置等のデータからなる実装作業デー
タを予めデータ記憶手段10に記憶させ、この記憶デー
タに基づいて上記各実装機3〜5による部品の実装作業
を実行することができるため、搬送される可能性がある
基板1の種類に対応した全ての実装作業データを、各実
装機3〜5の制御装置に予めそれぞれ入力して記憶させ
るとともに、上記各種の実装作業データから搬送された
基板1に対応したデータを読み出して部品の実装作業を
実行するという繁雑な作業を要することなく、必要最小
限のデータを入力するだけで上記部品の実装作業を適正
に実行することができる。
類、個数及び装着位置等のデータからなる実装作業デー
タを予めデータ記憶手段10に記憶させ、この記憶デー
タに基づいて上記各実装機3〜5による部品の実装作業
を実行することができるため、搬送される可能性がある
基板1の種類に対応した全ての実装作業データを、各実
装機3〜5の制御装置に予めそれぞれ入力して記憶させ
るとともに、上記各種の実装作業データから搬送された
基板1に対応したデータを読み出して部品の実装作業を
実行するという繁雑な作業を要することなく、必要最小
限のデータを入力するだけで上記部品の実装作業を適正
に実行することができる。
【0026】そして、上記各実装機3〜5により実行さ
れた作業の履歴データをデータ書込手段12によって上
記データ記憶手段10に書き込むことができるため、部
品の実装作業が終了した基板1に不良品が発生した場合
に、上記データ記憶手段10に書き込まれたデータを読
み出すことにより、このデータに基づいて上記不良品の
発生した原因を容易に究明することができる。例えば、
上記履歴データに基づいて部品の搭載不良が発生した作
業機を確認することができるため、この作業機に整備不
良があるか否かを判別し、整備不良があることが判別さ
れた場合には、この作業機を整備することにより、以後
に不良品が発生するのを防止することができる。
れた作業の履歴データをデータ書込手段12によって上
記データ記憶手段10に書き込むことができるため、部
品の実装作業が終了した基板1に不良品が発生した場合
に、上記データ記憶手段10に書き込まれたデータを読
み出すことにより、このデータに基づいて上記不良品の
発生した原因を容易に究明することができる。例えば、
上記履歴データに基づいて部品の搭載不良が発生した作
業機を確認することができるため、この作業機に整備不
良があるか否かを判別し、整備不良があることが判別さ
れた場合には、この作業機を整備することにより、以後
に不良品が発生するのを防止することができる。
【0027】また、上記実施形態では、部品の実装作業
データを記憶するデータ記憶手段10を各基板1に設け
るとともに、上記データ記憶手段10に記憶された実装
作業データを読み取るデータ読取手段11を各実装機3
〜5に設け、このデータ読取手段11によって読み取ら
れた実装作業データに基づいて部品の実装作業を実行す
るように構成したため、上記データ記憶手段10におい
て記憶された実装作業データを各実装機3〜5のデータ
読取手段11により読み取り、この実装作業データに基
づいて各実装機3〜5により部品の実装作業を実行する
ことができる。
データを記憶するデータ記憶手段10を各基板1に設け
るとともに、上記データ記憶手段10に記憶された実装
作業データを読み取るデータ読取手段11を各実装機3
〜5に設け、このデータ読取手段11によって読み取ら
れた実装作業データに基づいて部品の実装作業を実行す
るように構成したため、上記データ記憶手段10におい
て記憶された実装作業データを各実装機3〜5のデータ
読取手段11により読み取り、この実装作業データに基
づいて各実装機3〜5により部品の実装作業を実行する
ことができる。
【0028】そして、上記データ記憶手段10に記憶さ
れた実装作業データに基づいて各実装機3〜5により実
行された部品の実装作業の履歴データを上記データ書込
手段12によりデータ記憶手段10に書き込んで記憶さ
せることにより、このデータを基板1とともに下流側の
実装機4,5に搬送することができるため、上流側の実
装機3により実行された実装作業の結果に応じ、下流側
の実装機4,5において部品の実装作業を適正に実行す
ることができる。例えば、上流側の実装機3の部品供給
部に部品がない等の原因で部品の搭載が行われなかった
場合には、この部品を下流側の実装機4,5により実装
するように制御内容を変更することが可能である。ま
た、上記基板1の搬送途中で部品の搭載不良が発生した
ことが確認された場合には、その時点で基板1のデータ
記憶手段10に書き込まれた履歴データを読み出すこと
により、不良品の発生原因を究明し、この発生原因に対
応した措置を講じることができる。
れた実装作業データに基づいて各実装機3〜5により実
行された部品の実装作業の履歴データを上記データ書込
手段12によりデータ記憶手段10に書き込んで記憶さ
せることにより、このデータを基板1とともに下流側の
実装機4,5に搬送することができるため、上流側の実
装機3により実行された実装作業の結果に応じ、下流側
の実装機4,5において部品の実装作業を適正に実行す
ることができる。例えば、上流側の実装機3の部品供給
部に部品がない等の原因で部品の搭載が行われなかった
場合には、この部品を下流側の実装機4,5により実装
するように制御内容を変更することが可能である。ま
た、上記基板1の搬送途中で部品の搭載不良が発生した
ことが確認された場合には、その時点で基板1のデータ
記憶手段10に書き込まれた履歴データを読み出すこと
により、不良品の発生原因を究明し、この発生原因に対
応した措置を講じることができる。
【0029】なお、上記各実装機3〜5を制御するホス
トコンピュータにデータ記憶手段10を設けるととも
に、上記基板1にその種類を表示する識別番号を付し、
この識別番号を各実装機3〜5において読み出すととも
に、この読み出された識別番号に対応する実装作業デー
タをホストコンピュータのデータ記憶手段10から読み
出し、この実装作業データに基づいて部品の実装作業を
実行するように構成してもよい。このように構成した場
合には、上記基板1の識別番号に対応してデータ記憶手
段10から読み出された部品の搭載リストと、各実装機
3〜5の部品供給部に保持された部品の在庫数とを照合
し、部品の供給不足が発生する可能性があるか否かを上
記ホストコンピュータにおいて予測することができるた
め、供給不足が発生する可能性があると予測された作業
機に対して事前に部品の補充を行い、あるいはこの部品
の補充が完了するまで、基板1の搬送を停止して待機さ
せる等の制御を実行することができる。
トコンピュータにデータ記憶手段10を設けるととも
に、上記基板1にその種類を表示する識別番号を付し、
この識別番号を各実装機3〜5において読み出すととも
に、この読み出された識別番号に対応する実装作業デー
タをホストコンピュータのデータ記憶手段10から読み
出し、この実装作業データに基づいて部品の実装作業を
実行するように構成してもよい。このように構成した場
合には、上記基板1の識別番号に対応してデータ記憶手
段10から読み出された部品の搭載リストと、各実装機
3〜5の部品供給部に保持された部品の在庫数とを照合
し、部品の供給不足が発生する可能性があるか否かを上
記ホストコンピュータにおいて予測することができるた
め、供給不足が発生する可能性があると予測された作業
機に対して事前に部品の補充を行い、あるいはこの部品
の補充が完了するまで、基板1の搬送を停止して待機さ
せる等の制御を実行することができる。
【0030】また、上記実施形態では、上流側の第1実
装機3に、上記フィデューシャルマーク8の位置を検出
する撮像カメラ等からなるマーク位置検出手段14を設
け、このマーク位置検出手段14によって検出されたマ
ーク位置のデータを上記データ書込手段12によってデ
ータ記憶手段10に書き込むように構成したため、上記
マーク位置検出手段14を、各実装機3〜5にそれぞれ
個別に設ける等の複雑な構成を採用することなく、上記
データ記憶手段10から読み出されたデータに基づいて
各実装機3〜5の駆動部をそれぞれ適正に制御すること
ができ、上記フィデューシャルマーク8の位置等を検出
するのに要する時間を短くして作業効率を著しく向上さ
せることができる。
装機3に、上記フィデューシャルマーク8の位置を検出
する撮像カメラ等からなるマーク位置検出手段14を設
け、このマーク位置検出手段14によって検出されたマ
ーク位置のデータを上記データ書込手段12によってデ
ータ記憶手段10に書き込むように構成したため、上記
マーク位置検出手段14を、各実装機3〜5にそれぞれ
個別に設ける等の複雑な構成を採用することなく、上記
データ記憶手段10から読み出されたデータに基づいて
各実装機3〜5の駆動部をそれぞれ適正に制御すること
ができ、上記フィデューシャルマーク8の位置等を検出
するのに要する時間を短くして作業効率を著しく向上さ
せることができる。
【0031】また、上記実施形態では、複数の単位基板
6の集合体からなる集合基板1に付されたバッドマーク
9を検出するバッドマーク検出手段15を上流側の第1
実装機3に設け、上記バッドマーク検出手段15の検出
データをデータ記憶手段10に記憶させるように構成し
たため、単一のバッドマーク検出手段15によって検出
されたデータに基づき、不必要な単位基板6に対して部
品の実装が行われることがないように上記各実装機3〜
5をそれぞれ制御することができる。したがって、上記
バッドマーク検出手段15を各実装機3〜5にそれぞれ
個別に設けた場合に比べて、制御装置の構造を簡略化す
ることができるとともに、上記バッドマーク9の検出に
要する時間を著しく短縮することができる。
6の集合体からなる集合基板1に付されたバッドマーク
9を検出するバッドマーク検出手段15を上流側の第1
実装機3に設け、上記バッドマーク検出手段15の検出
データをデータ記憶手段10に記憶させるように構成し
たため、単一のバッドマーク検出手段15によって検出
されたデータに基づき、不必要な単位基板6に対して部
品の実装が行われることがないように上記各実装機3〜
5をそれぞれ制御することができる。したがって、上記
バッドマーク検出手段15を各実装機3〜5にそれぞれ
個別に設けた場合に比べて、制御装置の構造を簡略化す
ることができるとともに、上記バッドマーク9の検出に
要する時間を著しく短縮することができる。
【0032】なお、上記実施形態では、電子部品等の実
装機3〜5からなる作業機を有する表面実装システムに
本発明を適用した場合を説明したが、上記実装機3〜5
とともにディスペンサー等からなる作業機を有する表面
実装システムについても本発明を適用可能である。
装機3〜5からなる作業機を有する表面実装システムに
本発明を適用した場合を説明したが、上記実装機3〜5
とともにディスペンサー等からなる作業機を有する表面
実装システムについても本発明を適用可能である。
【0033】また、基板1に対して部品を実装を行う上
記第1〜第3実装機3〜5等からなる複数の作業機を備
えた表面実装システムの制御装置において、基板1に対
する部品の実装に必要な作業データを記憶するデータ記
憶手段10を基板1に設けるとともに、このデータ記憶
手段10に記憶された作業データを読み取るデータ読取
手段11と、このデータ読取手段11によって読み取ら
れた作業データに基づいて部品の実装作業等を実行する
実行手段13とを各作業機に設けた構造とし、上記履歴
データの書込を行うことなく、上記部品の実装作業を実
行するように構成してもよい。この場合、特開平7−2
54027号に示される二次元コード等を上記データ記
憶手段10として基板1に設けるとともに、撮像カメラ
からなるデータ読取手段により上記二次元コード等のデ
ータを読み取るようにした構造とすることができる。
記第1〜第3実装機3〜5等からなる複数の作業機を備
えた表面実装システムの制御装置において、基板1に対
する部品の実装に必要な作業データを記憶するデータ記
憶手段10を基板1に設けるとともに、このデータ記憶
手段10に記憶された作業データを読み取るデータ読取
手段11と、このデータ読取手段11によって読み取ら
れた作業データに基づいて部品の実装作業等を実行する
実行手段13とを各作業機に設けた構造とし、上記履歴
データの書込を行うことなく、上記部品の実装作業を実
行するように構成してもよい。この場合、特開平7−2
54027号に示される二次元コード等を上記データ記
憶手段10として基板1に設けるとともに、撮像カメラ
からなるデータ読取手段により上記二次元コード等のデ
ータを読み取るようにした構造とすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板に
対して部品を実装し、もしくはこれに関連した作業を行
う複数の作業機を備えた表面実装システムの制御装置に
おいて、上記各作業機によって実行される作業データを
記憶するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶
された作業データに基づいて部品の実装作業等を行うよ
うに作業機を制御する実行手段と、上記データ記憶手段
に作業の履歴データを書き込むデータ書込手段とを設け
たため、複雑なデータの入力作業を要することなく、各
作業機による部品の実装作業等を適正に実行することが
できるとともに、不良品が発生した場合に、その原因を
容易に究明することができる。
対して部品を実装し、もしくはこれに関連した作業を行
う複数の作業機を備えた表面実装システムの制御装置に
おいて、上記各作業機によって実行される作業データを
記憶するデータ記憶手段と、このデータ記憶手段に記憶
された作業データに基づいて部品の実装作業等を行うよ
うに作業機を制御する実行手段と、上記データ記憶手段
に作業の履歴データを書き込むデータ書込手段とを設け
たため、複雑なデータの入力作業を要することなく、各
作業機による部品の実装作業等を適正に実行することが
できるとともに、不良品が発生した場合に、その原因を
容易に究明することができる。
【0035】また、上記発明において、作業機によって
実行される作業データを記憶するデータ記憶手段を各基
板に設けるとともに、上記データ記憶手段に記憶された
作業データを読み取るデータ読取手段を各作業機に設
け、このデータ読取手段によって読み取られた作業デー
タに基づいて部品の実装作業等を行うように構成した場
合には、上記データ記憶手段に記憶された作業データに
基づいて各作業機により実行された作業の履歴データを
上記データ書込手段によりデータ記憶手段に書き込んで
記憶させることにより、このデータを基板とともに下流
側の作業機に搬送することができるため、上流側の作業
機により実行された作業結果に応じ、下流側の作業機に
おいて部品の実装作業等を適正に実行することができる
とともに、上記基板の搬送途中で部品の搭載不良が発生
したことが確認された時点で、基板のデータ記憶手段に
書き込まれた作業の履歴データを読み出すことにより、
不良品の発生原因を究明し、この原因に対応した措置を
講じることができる等の利点がある。
実行される作業データを記憶するデータ記憶手段を各基
板に設けるとともに、上記データ記憶手段に記憶された
作業データを読み取るデータ読取手段を各作業機に設
け、このデータ読取手段によって読み取られた作業デー
タに基づいて部品の実装作業等を行うように構成した場
合には、上記データ記憶手段に記憶された作業データに
基づいて各作業機により実行された作業の履歴データを
上記データ書込手段によりデータ記憶手段に書き込んで
記憶させることにより、このデータを基板とともに下流
側の作業機に搬送することができるため、上流側の作業
機により実行された作業結果に応じ、下流側の作業機に
おいて部品の実装作業等を適正に実行することができる
とともに、上記基板の搬送途中で部品の搭載不良が発生
したことが確認された時点で、基板のデータ記憶手段に
書き込まれた作業の履歴データを読み出すことにより、
不良品の発生原因を究明し、この原因に対応した措置を
講じることができる等の利点がある。
【図1】表面実装システムの構成を示す平面図である。
【図2】基板の具体的構成を示す平面図である。
【図3】本発明に係る表面実装システムの制御装置の実
施形態を示すブロック図である。
施形態を示すブロック図である。
1 基板 3 第1実装機(作業機) 4 第2実装機(作業機) 5 第3実装機(作業機) 10 データ記憶手段 11 データ読取手段 12 データ書込手段 13 実行手段
Claims (3)
- 【請求項1】 基板に対して部品を実装し、もしくはこ
れに関連した作業を行う複数の作業機を備えた表面実装
システムの制御装置において、上記各作業機によって実
行される作業データを記憶するデータ記憶手段と、この
データ記憶手段に記憶された作業データに基づいて部品
の実装作業等を行うように作業機を制御する実行手段
と、上記データ記憶手段に作業の履歴データを書き込む
データ書込手段とを備えたことを特徴とする表面実装シ
ステムの制御装置。 - 【請求項2】 作業機によって実行される作業データを
記憶するデータ記憶手段を各基板に設けるとともに、上
記データ記憶手段に記憶された作業データを読み取るデ
ータ読取手段を各作業機に設け、このデータ読取手段に
よって読み取られた作業データに基づいて部品の実装作
業等を行うように構成したことを特徴とする請求項1記
載の表面実装システムの制御装置。 - 【請求項3】 基板に対して部品を実装し、もしくはこ
れに関連した作業を行う複数の作業機を備えた表面実装
システムの制御装置において、基板に対する部品の実装
に必要な作業データを記憶するデータ記憶手段を基板に
設けるとともに、このデータ記憶手段に記憶された作業
データを読み取るデータ読取手段と、このデータ読取手
段によって読み取られた作業データに基づいて部品の実
装作業等を実行する実行手段とを各作業機に設けたこと
を特徴とする表面実装システムの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291188A JP2000124692A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | 表面実装システムの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10291188A JP2000124692A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | 表面実装システムの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000124692A true JP2000124692A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17765608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10291188A Withdrawn JP2000124692A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | 表面実装システムの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000124692A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076699A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子回路基板の生産方法、電子回路基板、及び電子部品実装装置並びに電子回路基板保持装置 |
JP2003101300A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電気回路製造方法、電気回路製造システムおよび電気回路製造用プログラム |
WO2006078000A2 (en) * | 2005-01-18 | 2006-07-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic component mounting system, electronic component mounting device, and electronic component mounting method |
JP2007184497A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Yamaha Motor Co Ltd | 印刷検査方法 |
JP2010245397A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Shimadzu Corp | 実装基板及びそれを用いたトレーサビリティ用情報管理システム |
-
1998
- 1998-10-13 JP JP10291188A patent/JP2000124692A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076699A (ja) * | 2000-08-23 | 2002-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子回路基板の生産方法、電子回路基板、及び電子部品実装装置並びに電子回路基板保持装置 |
JP4531220B2 (ja) * | 2000-08-23 | 2010-08-25 | パナソニック株式会社 | 電子部品実装方法及び電子部品実装装置 |
JP2003101300A (ja) * | 2001-09-21 | 2003-04-04 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 電気回路製造方法、電気回路製造システムおよび電気回路製造用プログラム |
JP4676112B2 (ja) * | 2001-09-21 | 2011-04-27 | 富士機械製造株式会社 | 電気回路製造方法および電気回路製造システム |
WO2006078000A2 (en) * | 2005-01-18 | 2006-07-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Electronic component mounting system, electronic component mounting device, and electronic component mounting method |
WO2006078000A3 (en) * | 2005-01-18 | 2007-02-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Electronic component mounting system, electronic component mounting device, and electronic component mounting method |
JP2007184497A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Yamaha Motor Co Ltd | 印刷検査方法 |
JP4680778B2 (ja) * | 2006-01-10 | 2011-05-11 | ヤマハ発動機株式会社 | 印刷検査方法および印刷装置 |
JP2010245397A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Shimadzu Corp | 実装基板及びそれを用いたトレーサビリティ用情報管理システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |