JP2809330B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直列に配置された複数台
の加工装置に対してワークの搬入/搬出を行うワーク搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンの加工システムとして、
それぞれワークに対して加工を施す3台の加工装置を直
列に配置し、ワークを最初の加工装置に搬入する搬送
路、加工装置と加工装置の間でワークを搬送する搬送路
及び加工装置からワークを搬出する搬送路を、各加工装
置の前側に配置方向に沿って設けたものがあり、この加
工システムにおいては、各加工装置がそれぞれワークの
加工を完了するので、加工装置から搬出された加工済ワ
ークが次段の加工装置に搬入されないようにするため、
加工装置から搬出された加工済ワークを次段の加工装置
の搬出側搬送路まで人手によって運搬するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の加工シ
ステムにあっては、各加工装置に対するワークの着脱及
び加工済ワークの運搬を作業員の人手に頼っているの
で、各加工装置毎に作業員を配置する必要があり、作業
効率が悪く、いずれかの加工装置にトラブルが発生した
場合には作業効率が著しく低下する。
【0004】また、各加工装置に対応して2つのローダ
ーを設けて、ワークの搬送路から加工装置への搬入及び
加工装置から搬出されたワークの次段の搬送路への移送
を行うこと、或いは各加工装置毎に独立した搬入用搬送
路及び排出用搬送路を設けることなどの方策が考えられ
るが、こうした方策ではワークの搬入、搬出効率の向上
が望めなかったり、構成が複雑になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、直列に配置された複数台の加工装置に対してワ
ークの搬入/搬出を行うワーク搬送装置において、前記
ワーク搬送装置は、前記複数台の加工装置の配置方向に
沿って前記ワークを上流から下流に向けて搬送する投入
/払い出し搬送路と迂回搬送路を設けるとともに、前記
加工装置の上流と下流に前記投入/払い出し搬送路と迂
回搬送路との間で前記ワークを搬送する連結搬送路を設
け、前記迂回搬送路は、加工前ワークは、最上流側加工
装置の上流側の連結搬送路を介して当該最上流側加工装
置を迂回させ、且つ当該最上流側加工装置の下流側の連
結搬送路を介して次段の加工装置に搬入させ、又加工後
ワークは、当該加工装置の下流側の連結搬送路を介して
その後段の加工装置を迂回させて搬出するように配設し
た。
【0006】ここで、迂回搬送路のうち加工後ワークと
加工前ワークとが混流して搬送される迂回搬送路には、
搬送されるワークがそのいずれであるかを判別するワー
ク判別手段を設けることで、迂回搬送路に加工後ワーク
と加工前ワークとを混流して搬送することができる。
【0007】また、複数台の加工装置の投入/払い出し
搬送路上流には加工前ワークの待機個数を検出する待機
個数検出手段をそれぞれ設け、この待機個数検出手段の
検出結果に基づいて待機個数が所定個数になったときに
は以降の加工前ワークを当該加工装置の上流側の連結搬
送路を介して当該加工装置を迂回させ、当該加工装置の
下流側の連結搬送路を介して次段の加工装置に搬入さ
せ、加工後ワークは下流側の連結搬送路から迂回搬送路
を介して後段の加工装置を迂回させて搬出することで、
各加工装置に所定個数のワークを待機させながら加工を
行うことができ、効率が向上する。
【0008】更に、連結搬送路には投入/払い出し搬送
路と迂回搬送路との間でワークを移送するワーク移送手
段を設け、このワーク移送手段にワークを移載したか否
かを検知するワーク移載検知手段を設けて、ワーク判別
手段がこのワーク移載検知手段の検知結果と前記ワーク
移送手段の移送方向に基づいて加工後ワークと加工前ワ
ークとを判別することにより、簡単な構成で加工後、加
工前を判別することができる。
【0009】
【作用】ワーク搬送装置に搬入されたワークを投入/払
い出し搬送路、迂回搬送路及び連結搬送路を通じていず
れの加工装置にも搬入/搬出可能となり、しかも搬送路
を加工前、加工後のワークで共用することが可能になる
ので、搬送路の構成も簡単になり、いずれかの加工装置
に故障等が発生しても残りの加工装置を支障なく稼働す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図1は本発明を適用した加工システムの斜視
図、図2は同システムの搬送路の模式的平面図、図3は
同システムのワーク流れ制御に関する検出部を含む模式
的平面図である。
【0011】この加工システムは、3台の同じ加工装置
1,2,3が、上流から下流に向けて直列に配置され、
各加工装置1,2,3の前後には加工装置の配置方向に
沿って、ワークを上流(加工装置1側)から下流(加工
装置3側)に向けて搬送するローラコンベアとチェーン
コンベアからなる前側搬送路(投入/払い出し搬送路)
4,5,6と後側搬送路(迂回搬送路)7,8,9を設
け、前側搬送路4,5,6に加工ステーションS1,S
2,S3を設けている。
【0012】加工装置1〜3は例えば内燃機関のシリン
ダブロックにボアホーニング(ボア内径仕上)加工を施
す加工装置である。また、前側搬送路4〜6は、加工ス
テーションS1,S2,S3へ未加工ワークを搬入する
搬入コンベア4a,5a,6aと加工ステーションS
1,S2,S3から加工済ワークを搬出する搬出コンベ
ア4b,5b,6bとに分けることもできる。
【0013】また、上流から下流に向けて直列に配置し
前記各加工装置1〜3の左右で、前側搬送路4〜6と
後側搬送路7〜9との間には、ワークを搬送する連結搬
送路11,12,13,14を設け、この連結搬送路1
1〜14には前側搬送路4〜6と後側搬送路7〜9との
間でワークを移送するワーク移送手段であるパレット1
5,16,17,18(図3参照)を往復移動可能に載
設している。
【0014】そして、前側搬送路4、後側搬送路7及び
連結搬送路11,12にて1つの矩形枠を構成し、この
矩形枠内に加工装置1を配置し、同様に前側搬送路5、
後側搬送路8及び連結搬送路12,13にて形成される
矩形枠に加工装置2を配置し、前側搬送路6、後側搬送
路9及び連結搬送路13,14にて形成される矩形枠に
加工装置3を配置している。また、実施例にあっては連
結搬送路11〜14にラック・ピニオン機構を用いてパ
レット15〜18を移動するようにしている。更に、各
加工装置1,2間、2,3間は1列の連結搬送路12,
13として各加工装置で共用している。
【0015】また、この加工システムに前工程からワー
クを搬入するローラコンベアからなる搬入路19及びこ
の加工システムから次工程にワークを搬出するローラコ
ンベアからなる搬出路20を設けている。
【0016】そして、図3に示すように加工装置1〜3
の前側搬送路4〜6上流には、加工前ワークの加工装置
1〜3への搬入を待機させる搬入待機機構21〜23を
配設するとともに、この搬入待機機構21〜23によっ
て搬入が待機されている加工前ワークの待機個数を検出
するため、通過する加工前ワークによって作動する待機
個数検出手段であるリミットスイッチLS1〜LS3を
設けている。搬入待機機構21〜23はワークを係止す
る係止部材24を揺動自在に配置して、この係止部材2
4を揺動させるエアーシリンダ25を設けてなる。
【0017】また、加工装置1の前側搬送路4の終端側
(搬出側)には加工が終了したワーク(加工後ワーク)
にスタンプを捺すスタンプ装置26を配置し、加工装置
2の後側搬送路の終端側には当該搬送路で搬送され
るワークが加工後ワークか加工前ワークかをスタンプ装
置26によるスタンプが付されているか否かによって判
別するワーク判別手段であるワーク判別装置27を配置
している。
【0018】更に、ワークの流れを制御するため、各前
側搬送路4〜6の終端側にはリミットスイッチLS4〜
LS6及び待機機構28〜30を、各後側搬送路7〜9
の始端側にはリミットスイッチLS7〜LS9、終端側
にリミットスイッチLS10〜LS12及び待機機構3
1〜33を、中間にリミットスイッチLS13〜LS1
5,LS16〜LS18及び待機機構34〜36を、加
工装置1〜3内にリミットスイッチLS19〜LS2
1,LS22〜LS24を、搬入路19に待機機構37
をそれぞれ設けている。
【0019】以上のように構成した加工システムのワー
ク搬送装置においては、図3に示すように搬入路19か
ら搬入されたワークW1(白抜き)を最上流側の加工装
置1で加工するときには、同図及び図2に実線で示すよ
うに、当該最上流側の加工装置1の前側搬送路4を通じ
最上流側加工装置1に搬入して加工した後、前側搬送
路4からこれの下流側の連結搬送路12、後側搬送路
8,9及び連結搬送路14を経て搬出路20から搬出す
る。
【0020】また、搬入路19から搬入されたワークW
2(斜線を施す)を下流側の次段の加工装置2で加工す
るときには、図3及び図2に破線で示すように、最上流
側の加工装置1の上流側に配置した最上流側の連結搬送
路11から当該加工装置1の後側搬送路7及び前記連結
搬送路11の下流側の次段の連結搬送路12を経て、次
段の加工装置2の前側搬送路5を通じて当該加工装置2
に搬入して加工した後、当該前側搬送路5から加工装置
2の下流側に配設した連結搬送路13、下流側の後側搬
送路9及び下流側の連結搬送路14を経て搬出路20か
ら搬出する。
【0021】更に、搬入路19から搬入されたワークW
3(塗り潰し)を加工装置3で加工するときには、図3
及び図2に破線で示すように、前記した最上流側の連結
搬送路11から前記した後側搬送路7,8及び連結搬送
路13を経て最下流側の前側搬送路6を通じて最下流側
加工装置3に搬入して加工した後、前側搬送路6から
搬出路20へ送って搬出する。
【0022】この場合、図3に示すように前側搬送路4
〜6上では搬入待機機構21〜23によって加工装置1
〜3に搬入するワークを所定個数待機させることがで
き、この待機個数が所定個数になったか否かをリミット
スイッチLS1〜3で検知して、待機個数が所定個数に
なったときには後側搬送路7,8を介して次に搬送する
ワークを下流側の加工装置に送る。
【0023】つまり、例えば加工装置1〜3の待機個数
をいずれも「0」にした状態でワークの搬送を開始した
とすると、搬入路19から搬入されたワークはまず加工
装置1に前側搬送路4を通じて加工されるとともに、次
のワークが搬入待機機構21によって待機させられリミ
ットスイッチLS1によって待機個数が所定個数になっ
たときには、次のワークは連結搬送路11のパレット1
5によって加工装置1の後側搬送路7に移送され、所定
のタイミングで連結搬送路12を介して加工装置2に送
られる。そして、加工装置2でも待機個数が所定個数に
なったときには、ワークは後側搬送路7から加工装置2
の後側搬送路8を経て連結搬送路13を介して加工装置
3に送られる。
【0024】ここで、加工装置1で加工が終了したワー
クW1は前記のように最上流側の加工装置1の下流側
に配設した連結搬送路12を介して下流側の次段の加工
装置2の後側搬送路8、更にはこれの下流の加工装置3
の後側搬送路9によって加工装置2,3を迂回して搬出
され、加工装置3には後側搬送路7,8によって加工前
ワークが搬入されるので、後側搬送路8では加工後ワー
クと加工前ワークとが混流して搬送される。そこで、加
工装置1によって加工が終了したワークに対してはスタ
ンプ装置26によってスタンプを付し、後側搬送路8の
終端側にワーク判別装置27によって搬送されるワーク
のスタンプの有無を検知して加工後ワークか加工前ワー
クかを判別して、加工後ワークは後側搬送路9へ、加工
前ワークは連結搬送路13へ送るようにしている。
【0025】この場合、パレット16にワークを載置し
たか否かを検出するリミットスイッチ、光センサ等の接
触、非接触のセンサを用いたワーク検出手段を設けてお
くことにより、ワークを載置した状態でパレット16を
前側搬送路側から後側搬送路側に移動したときには加工
後ワークと、ワークを後側搬送路7から後側搬送路8に
通過させたときには未加工ワークと識別できるので、パ
レット16で前側搬送路側から後側搬送路側に移送した
ワーク(後側搬送路8上での位置はリミットスイッチで
検知すればよい。)については、後側搬送路8から後側
搬送路9へ送るようにすることによっても、加工後ワー
クと加工前ワークとを混流して搬送することが可能にな
る。
【0026】このように、後側搬送路7,8及び連結搬
送路12,13では加工後及び加工前ワークを流してワ
ークの搬入及び搬出用の搬送路を共用している。また、
加工装置1〜3のいずれかが故障したような場合でも、
搬送路は各加工装置1〜3にワークを搬入/搬出できる
ので、正常な加工装置の稼働率を低下することなく加工
を継続することができる。
【0027】尚、上記実施例では、加工装置が3台の例
について説明した、加工装置が複数台で直列に配置され
ている加工システムであれば同様に適用することができ
る。また、搬送路は、ローラコンベアやチェーンコンベ
ア、ラック・ピニオン機構に限られるものではなく、他
の搬送機構を用いることもできる。
【0028】尚、実施例にあっては加工装置1,2,3
を同一の加工を行う装置とし、同一のワークを搬送する
ようにしたが、加工装置及びワークいずれも異なるもの
としてもよい。また、実施例にあっては加工装置1,
2,3を直列に一列配置したが、直列に2列以上配置し
てもよい。この場合には前側搬送路、後側搬送路及び連
結搬送路にて形成される矩形枠は碁盤目状になる。
【0029】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
直列に配置された複数台の加工装置に対してワークの搬
入/搬出を行うワーク搬送装置において、前記ワーク搬
送装置は、前記複数台の加工装置の配置方向に沿って前
記ワークを上流から下流に向けて搬送する投入/払い出
し搬送路と迂回搬送路を設けるとともに、前記加工装置
の上流と下流に前記投入/払い出し搬送路と迂回搬送路
との間で前記ワークを搬送する連結搬送路を設け、前記
迂回搬送路は、加工前ワークは、最上流側加工装置の上
流側の連結搬送路を介して当該最上流側加工装置を迂回
させ、且つ当該最上流側加工装置の下流側の連結搬送路
を介して次段の加工装置に搬入させ、又加工後ワーク
は、当該加工装置の下流側の連結搬送路を介してその後
段の加工装置を迂回させて搬出するように配設したの
で、簡単な構成で効率良く各加工装置に対してワークを
搬入/搬出することができるとともに、1つの加工装置
に故障等が発生しても残りの加工装置を支障なく稼働す
ることができる。
【0030】迂回搬送路のうち加工後ワークと加工前ワ
ークとが混流して搬送される迂回搬送路には、搬送され
るワークがそのいずれであるかを判別するワーク判別手
段を設けることにより、迂回搬送路で加工後ワークと加
工前ワークとを混流して搬送することができるようにな
る。
【0031】また、複数台の加工装置の投入/払い出し
搬送路上流で加工前ワークを所定個数待機できるように
して、待機個数が所定個数になったときには以降の加工
前ワークを当該加工装置の上流側の連結搬送路を介して
当該加工装置を迂回させ、当該加工装置の下流側の連結
搬送路を介して次段の加工装置に搬入させ、加工後ワー
クは下流側の連結搬送路から迂回搬送路を介して後段の
加工装置を迂回させて搬出することで、各加工装置に所
定個数のワークを待機させながら加工を行うことがで
き、効率が向上する。
【0032】更に、連結搬送路には投入/払い出し搬送
路と迂回搬送路との間でワークを移送するワーク移送手
段を設け、このワーク移送手段にワークを移載したか否
かを検知するワーク移載検知手段を設けて、ワーク判別
手段がこのワーク移載検知手段の検知結果と前記ワーク
移送手段の移送方向に基づいて加工後ワークと加工前ワ
ークとを判別することにより、簡単な構成でワークの加
工後、加工前を判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した加工システムの斜視図
【図2】同システムの搬送路の模式的平面図
【図3】同システムのワーク流れ制御に関する検出部を
含む模式的平面図
【符号の説明】
1,2,3…加工装置、4,5,6…前側搬送路(投入
/払い出し搬送路)、7,8,9…後側搬送路(迂回搬
送路)、11,12,13,14…連結搬送路、15〜
18…パレット(ワーク移送手段)、19…搬入路、2
0…搬出路、21〜23…搬入待機機構、27…ワーク
判別手段、LS1〜LS3…リミットスイッチ(待機個
数検出用)、S1,S2,S3…加工ステーション。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直列に配置された複数台の加工装置に対
    してワークの搬入/搬出を行うワーク搬送装置におい
    前記 ワーク搬送装置は前記複数台の加工装置の配置方
    向に沿って前記ワークを上流から下流に向けて搬送する
    投入/払い出し搬送路と迂回搬送路を設けるとともに、
    前記加工装置の上流と下流に前記投入/払い出し搬送路
    と迂回搬送路との間で前記ワークを搬送する連結搬送路
    を設け 前記迂回搬送路は、加工前ワークは、最上流側加工装置
    の上流側の連結搬送路を介して当該最上流側加工装置を
    迂回させ、且つ当該最上流側加工装置の下流側の連結搬
    送路を介して次段の加工装置に搬入させ、又加工後ワー
    クは、当該加工装置の下流側の連結搬送路を介してその
    後段の加工装置を迂回させて搬出するように配設した、 ことを特徴とするワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のワーク搬送装置におい
    て、前記投入/払い出し搬送路を前記加工装置の前側
    に、迂回搬送路を前記加工装置の後側に設け、前記投入
    /払い出し搬送路と迂回搬送路と連結搬送路により各加
    工装置を矩形に囲むようにしたことを特徴とするワーク
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のワーク搬
    送装置において、前記迂回搬送路のうち加工後ワークと
    加工前ワークとが混流して搬送される迂回搬送路には、
    搬送されるワークがそのいずれであるかを判別するワー
    ク判別手段を設けたことを特徴とするワーク搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のワーク搬
    送装置において、前記複数台の加工装置の投入/払い出
    し搬送路上流には加工前ワークの待機個数を検出する待
    機個数検出手段をそれぞれ設け、前記迂回搬送路は、
    の待機個数検出手段の検出結果に基づいて待機個数が所
    定個数になったときには以降の加工前ワークを当該加工
    装置の上流側の連結搬送路を介して当該加工装置を迂回
    させ、当該加工装置の下流側の連結搬送路を介して次段
    の加工装置に搬入するように構成したことを特徴とする
    ワーク搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2又は請求項4に記載
    のワーク搬送装置において、前記連結搬送路には投入/
    払い出し搬送路と迂回搬送路との間でワークを移送する
    ワーク移送手段と、このワーク移送手段にワークを移載
    したか否かを検知するワーク移載検知手段と、このワー
    ク移載検知手段の検知結果と前記ワーク移送手段の移送
    方向に基づいて加工後ワークと加工前ワークとを判別す
    ワーク判別手段とを設けたことを特徴とするワーク搬
    送装置。
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