JPH06144556A - パラレルインラインコンベア装置 - Google Patents

パラレルインラインコンベア装置

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JPH06144556A
JPH06144556A JP32126792A JP32126792A JPH06144556A JP H06144556 A JPH06144556 A JP H06144556A JP 32126792 A JP32126792 A JP 32126792A JP 32126792 A JP32126792 A JP 32126792A JP H06144556 A JPH06144556 A JP H06144556A
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movable
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Shojiro Imai
祥二郎 今井
Yoshiharu Sugiyama
義治 杉山
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 メンテナンス性を良くしかもライン幅を小さ
くする。 【構成】 処理装置30の搬送コンベア31が移動自在
な第1可動コンベア14と移動自在な第2可動コンベア
22とに一致し、第1可動コンベア14上のワークを受
取るとともに、所定の処理を施したワークを第2可動コ
ンベア22に移載する。このようなパラレルインライン
コンベア装置を、ワークの搬入ライン方向に沿って複数
並設させた場合には、1台目の搬入パスラインコンベア
12と2台目の搬入パスラインコンベア12とが一致す
るとともに、1台目の搬出パスラインコンベア17と2
台目の搬出パスラインコンベア17とも一致する。 【効果】 処理装置を停止させた場合であっても他のパ
ラレルインラインコンベア装置へのワークの搬入や搬出
が可能となるため、メンテナンス性が良くなり、搬入パ
スラインコンベアに対して搬出パスラインコンベアが下
方に位置しているためライン幅が小さくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、搬入パスラインコンベ
アの下方に搬出パスラインコンベアが設けられパラレル
にワークを搬入及び搬出できるパラレルインラインコン
ベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動組立ライン等において、
同じ工程を多数の自動機で行うものとして、たとえば図
1に示すようなインラインコンベア装置がある。すなわ
ち、製品の搬入側のローダ1の前方には、横スライド可
能なコンベア2が配設されており、このコンベア2を介
し複数の自動機3,4,5に対して製品が搬入される。
各自動機3,4,5によって組立て或は検査等の行われ
た製品は、それぞれの自動機3,4,5の前方に配設さ
れている横スライド可能なコンベア6を介してアンロー
ダ7側に排出される。
【0003】また、図2に示すように、個々の自動機
3,4,5に対応させてローダ1a〜1c及びアンロー
ダ7a〜7cが配設されている。
【0004】このような方法では、それぞれのローダ1
a〜1cから個々の自動機3,4,5に製品が搬入され
るとともに、個々の自動機3,4,5からアンローダ7
a〜7cに製品が搬出されるため、メンテナンス性がよ
いという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1に
示したインラインコンベア装置では、横スライド可能な
コンベア2,6によって製品を横方向にスライドさせる
構成であるため、コンベアのライン幅が広がってしまう
ばかりか、各コンベア2,6のいずれか一方を停止させ
た場合にはライン全体が停止してしまうため、メンテナ
ンス性が悪いという不具合がある。
【0006】また、図2に示したインラインコンベア装
置では、メンテナンス性が良いという反面、個々の自動
機3,4,5に対応させてローダ1a〜1c及びアンロ
ーダ7a〜7cを必要とするため、インラインコンベア
装置のコストアップを招いてしまうばかりか、自動機
3,4,5、ローダ1a〜1c及びアンローダ7a〜7
cを配設すべきスペースが大きくなってしまうという不
具合がある。
【0007】本発明は、このような事情に対処してなさ
れたもので、メンテナンス性が良くしかもライン幅を小
さくすることができるパラレルインラインコンベア装置
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパラレルインラ
インコンベア装置は、上記目的を達成するために、ロー
ダーから搬入されたワークを前記ローダーの搬入方向に
沿って搬入する搬入パスラインコンベアと、この搬入パ
スラインコンベアの搬入始端に設けられ、前記搬入パス
ラインコンベアの搬入方向と直交する方向に移動自在と
された第1可動コンベアと、前記搬入パスラインコンベ
アの下方に設けられ、この搬入パスラインコンベアの搬
入方向に対して同方向に前記ワークを搬送しアンローダ
側に排出する搬出パスラインコンベアと、この搬出パス
ラインコンベアの搬出方向と直交する方向に移動自在と
され、且つ前記搬入パスラインコンベアの配設位置と同
じ高さまで上昇自在な第2可動コンベアと、前記第1可
動コンベアの移動領域と前記第2可動コンベアの移動領
域との間に設けられ、前記ワークに対して所定の処理を
施すとともに、前記搬入パスラインコンベアと同方向に
前記ワークを搬送する搬送コンベアを有した処理装置の
設置スペースとが具備され、前記設置スペースに前記処
理装置が設置された際、この搬送コンベアが前記搬入パ
スラインコンベア及び前記搬出パスラインコンベアから
直交する方向に移動した状態の前記第1可動コンベアと
前記第2可動コンベアとに一致し、前記第1可動コンベ
ア上のワークを受取るとともに、所定の処理を施した前
記ワークを前記第2可動コンベアに移載してなることを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明のパラレルインラインコンベア装置で
は、設置スペースに処理装置が設置された際、この搬送
コンベアが搬入パスラインコンベア及び搬出パスライン
コンベアから直交する方向に移動した状態の第1可動コ
ンベアと第2可動コンベアとに一致し、第1可動コンベ
ア上のワークを受取るとともに、所定の処理を施した前
記ワークを前記第2可動コンベアに移載することができ
る。
【0010】また、このようなパラレルインラインコン
ベア装置を、ワークの搬入ライン方向に沿って並設させ
ることも可能であり、この場合には、1台目の搬入パス
ラインコンベアと2台目の搬入パスラインコンベアとが
一致するとともに、1台目の搬出パスラインコンベアと
2台目の搬出パスラインコンベアとも一致する。更に
は、3台目以降も同状態をとる。
【0011】更にまた、個々のパラレルインラインコン
ベア装置において、第1可動コンベア及び第2可動コン
ベアが個々に、搬入パスラインコンベアからの処理を施
すべきワークの受け取り及び処理を施したワークの搬出
パスラインコンベアへの搬出を行うことができる。
【0012】したがって、いずれかのパラレルインライ
ンコンベア装置において、たとえば処理装置の検査等を
行うために、処理装置を停止させた場合であっても搬入
パスラインコンベア及び搬出パスラインコンベアによっ
て他のパラレルインラインコンベア装置へのワークの搬
入や搬出が可能となるため、メンテナンス性が良くな
る。しかも搬入パスラインコンベアに対して搬出パスラ
インコンベアが下方に位置しているため、ライン幅が小
さくされる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面に基づい
て説明する。図3乃至図6は、本発明のパラレルインラ
インコンベア装置の一実施例を示すもので、装置本体1
0には右側部10Aと左側部10Bとが設けられてい
る。また装置本体10には、フレーム12a〜12cが
設けられている。更に、装置本体10の上段には、図示
省略のローダーからのワーク9を搬入する搬入パスライ
ンコンベア12が設けられている。各フレーム12a,
12b間には、幅寄せ用ガイドシャフト11が配設され
ており、この幅寄せ用ガイドシャフト11に沿って各フ
レーム12a,12bの間隔がワーク9の幅に合わせら
れるようになっている。
【0014】搬入パスラインコンベア12の搬入ベルト
(図示省略)は、フレーム12a,12bに支持されて
いる。また、各フレーム12a,12bに支持されてい
る搬入ベルトは、個々の駆動モータ(図示省略)によっ
て駆動されるようになっている。
【0015】搬入パスラインコンベア12の搬入始端部
には、右側部10Aに設けられているガイドレール13
に沿い、ロッドレスシリンダ13aの押出し及び引込み
力によって搬入パスラインコンベア12の搬入方向と直
交する方向である矢印a,b方向に移動自在とされた第
1可動コンベア14が配設されている。第1可動コンベ
ア14には、フレーム14a,14b,16が設けられ
ている。各フレーム14a,14bには、図示省略の搬
入ベルトが支持されている。また、各フレーム14a,
14bに支持されている搬入ベルトは、個々の駆動モー
タ(図示省略)によって駆動されるようになっている。
各フレーム14a,14b間には、幅寄せ用ガイドシャ
フト15が配設されており、この幅寄せ用ガイドシャフ
ト15に沿って各フレーム14a,14bの間隔がワー
ク9の幅に合わせられるようになっている。
【0016】また、装置本体10の右側部10Aの端部
には、各可動部分の動作タイミング等の指示を与えるた
めの制御ボックス40が設けられている。
【0017】装置本体10の下段である搬入パスライン
コンベア12の下方には、ワーク9を矢印P方向に搬送
し、図示省略のアンローダに排出する搬出パスラインコ
ンベア17が設けられている。搬出パスラインコンベア
17には、フレーム17a,17b,19が設けられて
いる。各フレーム17a,17bには、図示省略の搬入
ベルトが支持されている。また、各フレーム17a,1
7bに支持されている搬入ベルトは、個々の駆動モータ
(図示省略)によって駆動されるようになっている。
【0018】各フレーム17a,17b間には、幅寄せ
用ガイドシャフト18が配設されており、この幅寄せ用
ガイドシャフト18に沿って各フレーム17a,17b
の間隔がワーク9の幅に合わせられるようになってい
る。
【0019】装置本体10の左側部10Bには、奥側に
沿って下降した状態に配設されているガイドシャフト2
0が設けられている。ガイドシャフト20には、このガ
イドシャフト20に沿って矢印c,d方向に移動する移
動台車21が取付けられている。移動台車21には、ワ
ーク9を載置して矢印d方向の搬出パスラインコンベア
17側に移動する第2可動コンベア22が取付けられて
いる。
【0020】第2可動コンベア22には、フレーム22
a,22b,24が設けられている。各フレーム22
a,22bには、図示省略の搬入ベルトが支持されてい
る。また、各フレーム22a,22bに支持されている
搬入ベルトは、個々の駆動モータ(図示省略)によって
駆動されるようになっている。
【0021】各フレーム22a,22b間には、幅寄せ
用ガイドシャフト23が配設されており、この幅寄せ用
ガイドシャフト23に沿って各フレーム22a,22b
の間隔がワーク9の幅に合わせられるようになってい
る。
【0022】装置本体10の右側部10Aと左側部10
Bとの間には、調整検査機等の処理装置30を配設する
配設スペースが設けられている。また処理装置30に
は、搬送ベルトコンベア31が配設されている。搬送ベ
ルトコンベア31の配設されている高さは、第1可動コ
ンベア14のフレーム14a,14bに支持されている
搬入ベルト及び第2コンベア22のフレーム22a,2
2bに支持されている搬出ベルトと一致する位置とされ
ている。
【0023】続いて、このような構成のパラレルインラ
インコンベア装置の動作を、図7を用いて説明する。な
お、以下の図は上記の装置本体10を3台並設させた場
合を示している。まず、ローダーから搬入されたワーク
9は、1台目の装置本体10の搬入パスラインコンベア
12の搬入端部に待機している第1可動コンベア14に
搬入される。第1可動コンベア14のフレーム14a,
14bに支持されている搬入ベルトにワーク9が移載さ
れると、第1可動コンベア14はガイドレール13に沿
って矢印aに移動される。第1可動コンベア14が装置
本体10の右側部10Aの終端まで移動し、その位置が
図示省略の検出センサによって検出されると、第1可動
コンベア14の移動が停止される。
【0024】第1可動コンベア14の移動が停止される
と、処理装置30の搬送ベルトコンベア31が駆動さ
れ、第1可動コンベア14側のワーク9が搬送ベルトコ
ンベア31側に移載される。
【0025】搬送ベルトコンベア31によってワーク9
が処理装置30内部の所定位置である調整等を行うべき
処理位置まで引き込まれると、その位置が図示省略の検
出センサによって検出され、搬送ベルトコンベア31の
駆動が停止される。
【0026】搬送ベルトコンベア31の回転駆動の停止
と同時に処理装置30内部の調整検査機構が駆動され、
ワーク9上に搭載されているたとえば電子部品の調整検
査等が行われる。この間、装置本体10の右側部10A
の矢印a方向の終端まで移動している第1可動コンベア
14が矢印a方向に戻され、ローダーから搬入されたワ
ーク9を搬入パスラインコンベア12に移載する。
【0027】処理装置30内部の調整検査機構によるワ
ーク9上に搭載されている電子部品への調整等が終了す
ると、搬送ベルトコンベア31が先と同方向に駆動さ
れ、ワーク9を矢印e方向に搬送する。このとき、第2
可動コンベア22がガイドレール20に沿って矢印c方
向の終端位置に移動している。これにより、搬送ベルト
コンベア31によって搬送されたワーク9は第2可動コ
ンベア22のフレーム22a,22bに支持されている
搬出ベルト上に移載される。
【0028】ワーク9が第2可動コンベア22側に移載
されると、第2可動コンベア22がガイドレール20に
沿って矢印d方向の終端位置まで移動される。第2可動
コンベア22が矢印d方向の終端位置まで移動される
と、フレーム22a,22bに支持されている搬出ベル
ト上に載置されているワーク9が搬出パスラインコンベ
ア17側に移載され、矢印P方向に搬出される。ワーク
9の搬出を終えた第2可動コンベア22は、矢印d方向
の終端位置にて待機し、処理装置30によって次に電子
部品への調整等を終えたワーク9が搬送ベルトコンベア
31によって搬出される時に、ガイドレール20に沿っ
て矢印c方向の終端位置に移動し、そのワーク9を受け
取る。
【0029】一方、2台目の装置本体10においては、
1台目の装置本体10の搬入パスラインコンベア12か
ら搬入されたワーク9を2台目の装置本体10側の搬入
パスラインコンベア12の搬入端部に待機している第1
可動コンベア14が受け取ると、上記同様に、第1可動
コンベア14がガイドレール13に沿って矢印aに移動
される。第1可動コンベア14が装置本体10の右側部
10Aの終端まで移動して停止すると、処理装置30の
搬送ベルトコンベア31が駆動され、第1可動コンベア
14側のワーク9を受け取る。
【0030】搬送ベルトコンベア31によってワーク9
が処理装置30内部の所定位置である調整等を行うべき
処理位置まで引き込まれると、搬送ベルトコンベア31
の駆動が停止される。
【0031】搬送ベルトコンベア31の回転駆動の停止
と同時に処理装置30内部の調整検査機構が駆動され、
ワーク9上に搭載されているたとえば電子部品の調整検
査等が行われる。この間、上記同様に、装置本体10の
右側部10Aの矢印a方向の終端まで移動している第1
可動コンベア14が矢印a方向に戻され、1台目の装置
本体10の搬入パスラインコンベア12から搬入された
ワーク9を2台目の装置本体10側の搬入パスラインコ
ンベア12に移載する。
【0032】処理装置30内部の調整検査機構によるワ
ーク9上に搭載されている電子部品への調整等が終了す
ると、搬送ベルトコンベア31の駆動により、ワーク9
が第2可動コンベア22側に移載される。
【0033】ワーク9が第2可動コンベア22側に移載
されると、第2可動コンベア22がガイドレール20に
沿って矢印d方向の終端位置まで移動され、ワーク9を
3台目の搬出パスラインコンベア17側に送り出す。搬
出パスラインコンベア17によって搬送されたワーク9
は、更に3台目の装置本体10側の搬出パスラインコン
ベア17を経てアンローダ側に排出される。
【0034】ワーク9の搬出を終えた第2可動コンベア
22は、上記同様に、矢印d方向の終端位置にて待機
し、処理装置30によって次に電子部品への調整等を終
えたワーク9が搬送ベルトコンベア31によって搬出さ
れる時に、ガイドレール20に沿って矢印c方向の終端
位置に移動し、そのワーク9を受け取る。
【0035】更に、3台目の装置本体10においては、
1台目及び2台目の装置本体10の搬入パスラインコン
ベア12から搬入されたワーク9を3台目の装置本体1
0側の搬入パスラインコンベア12の搬入端部に待機し
ている第1可動コンベア14が受け取ると、上記同様
に、第1可動コンベア14がガイドレール13に沿って
矢印aに移動される。第1可動コンベア14が装置本体
10の右側部10Aの終端まで移動して停止すると、処
理装置30の搬送ベルトコンベア31が駆動され、第1
可動コンベア14側のワーク9を受け取る。
【0036】搬送ベルトコンベア31によってワーク9
が処理装置30内部の所定位置である調整等を行うべき
処理位置まで引き込まれると、搬送ベルトコンベア31
の駆動が停止される。
【0037】搬送ベルトコンベア31の回転駆動の停止
と同時に処理装置30内部の調整検査機構が駆動され、
ワーク9上に搭載されているたとえば電子部品の調整検
査等が行われる。この間、上記同様に、装置本体10の
右側部10Aの矢印a方向の終端まで移動している第1
可動コンベア14が矢印a方向に戻され、2台目の装置
本体10の搬入パスラインコンベア12から搬入された
ワーク9を3台目の装置本体10側の搬入パスラインコ
ンベア12に移載する。
【0038】処理装置30内部の調整検査機構によるワ
ーク9上に搭載されている電子部品への調整等が終了す
ると、搬送ベルトコンベア31の駆動により、ワーク9
が第2可動コンベア22側に移載される。
【0039】ワーク9が第2可動コンベア22側に移載
されると、第2可動コンベア22がガイドレール20に
沿って矢印d方向の終端位置まで移動され、ワーク9を
搬出パスラインコンベア17側に送り出す。搬出パスラ
インコンベア17によって搬送されたワーク9は、アン
ローダ側に排出される。
【0040】ワーク9の搬出を終えた第2可動コンベア
22は、上記同様に、矢印d方向の終端位置にて待機
し、処理装置30によって次に電子部品への調整等を終
えたワーク9が搬送ベルトコンベア31によって搬出さ
れる時に、ガイドレール20に沿って矢印c方向の終端
位置に移動し、そのワーク9を受け取る。
【0041】このように、本実施例では、装置本体10
の右側部10Aと左側部10Bとの間に設けられている
配設スペースに設置された処理装置30の搬送ベルトコ
ンベア31が第1可動コンベア14と第2可動コンベア
22とに一致し、第1可動コンベア14上のワーク9を
受取るとともに、所定の処理を施したワーク9を第2可
動コンベア22に移載することができる。
【0042】また、このようなパラレルインラインコン
ベア装置を、ワーク9の搬入ライン方向に沿って複数並
設させた場合には、1台目の搬入パスラインコンベア1
2と2台目の搬入パスラインコンベア12とが一致する
とともに、1台目の搬出パスラインコンベア17と2台
目の搬出パスラインコンベア17とも一致する。更に
は、3台目以降も同状態をとる。
【0043】更にまた、個々のパラレルインラインコン
ベア装置においては、第1可動コンベア14と第2可動
コンベア22とにより、搬入パスラインコンベア12か
らの処理を施すべきワーク9の受け取り及び処理を施し
たワーク9の搬出パスラインコンベア17への搬出を行
うことができる。
【0044】したがって、いずれかのパラレルインライ
ンコンベア装置において、たとえば処理装置30の検査
等を行うために、処理装置30を停止させた場合であっ
ても搬入パスラインコンベア12及び搬出パスラインコ
ンベア17によって他のパラレルインラインコンベア装
置へのワーク9の搬入や搬出が可能となるため、メンテ
ナンス性が良くなる。しかも搬入パスラインコンベア1
2に対して搬出パスラインコンベア17が下方に位置し
ているため、ライン幅が小さくされる。
【0045】なお、本実施例では、パラレルインライン
コンベア装置を3台並設させた場合について説明した
が、この例に限らず2台以下であってもよく更には4台
以上並設させてもよい。
【0046】また、本実施例では、上流側に位置する1
台目の装置本体から順にワーク9を搬入した場合につい
て説明したが、この例に限らず下流側に位置する3台目
の装置本体から順にワーク9を搬入させるようにしても
よい。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパラレル
インラインコンベア装置によれば、パラレルインライン
コンベア装置を、ワークの搬入ライン方向に沿って並設
させることも可能であり、この場合には、1台目の搬入
パスラインコンベアと2台目の搬入パスラインコンベア
とが一致するとともに、1台目の搬出パスラインコンベ
アと2台目の搬出パスラインコンベアとも一致する。更
には、3台目以降も同状態をとる。
【0048】更にまた、個々のパラレルインラインコン
ベア装置において、第1可動コンベア及び第2可動コン
ベアが個々に、搬入パスラインコンベアからの処理を施
すべきワークの受け取り及び処理を施したワークの搬出
パスラインコンベアへの搬出を行うことができる。
【0049】したがって、いずれかのパラレルインライ
ンコンベア装置において、たとえば処理装置の検査等を
行うために、処理装置を停止させた場合であっても搬入
パスラインコンベア及び搬出パスラインコンベアによっ
て他のパラレルインラインコンベア装置へのワークの搬
入や搬出が可能となるため、メンテナンス性が良くな
る。しかも搬入パスラインコンベアに対して搬出パスラ
インコンベアが下方に位置しているため、ライン幅を小
さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のインラインコンベア装置の一例を図であ
る。
【図2】従来のインラインコンベア装置の他の例を図で
ある。
【図3】本発明のパラレルインラインコンベア装置の一
実施例を示す平面図である。
【図4】図3のパラレルインラインコンベア装置を示す
正面図である。
【図5】図3のパラレルインラインコンベア装置を示す
右側面図である。
【図6】図3のパラレルインラインコンベア装置を示す
左側面図である。
【図7】図3のパラレルインラインコンベア装置の動作
を説明するための図である。
【符号の説明】
9 ワーク 10 装置本体 10A 右側部 10B 左側部 12 搬入パスラインコンベア 13 ガイドレール 14 第1可動コンベア 17 搬出パスラインコンベア 21 移動台車 22 第2可動コンベア 30 処理装置 40 制御ボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローダーから搬入されたワークを前記ロ
    ーダーの搬入方向に沿って搬入する搬入パスラインコン
    ベアと、 この搬入パスラインコンベアの搬入始端に設けられ、前
    記搬入パスラインコンベアの搬入方向と直交する方向に
    移動自在とされた第1可動コンベアと、 前記搬入パスラインコンベアの下方に設けられ、この搬
    入パスラインコンベアの搬入方向に対して同方向に前記
    ワークを搬送しアンローダ側に排出する搬出パスライン
    コンベアと、 この搬出パスラインコンベアの搬出方向と直交する方向
    に移動自在とされ、且つ前記搬入パスラインコンベアの
    配設位置と同じ高さまで上昇自在な第2可動コンベア
    と、 前記第1可動コンベアの移動領域と前記第2可動コンベ
    アの移動領域との間に設けられ、前記ワークに対して所
    定の処理を施すとともに、前記搬入パスラインコンベア
    と同方向に前記ワークを搬送する搬送コンベアを有した
    処理装置の設置スペースとが具備され、 前記設置スペースに前記処理装置が設置された際、この
    搬送コンベアが前記搬入パスラインコンベア及び前記搬
    出パスラインコンベアから直交する方向に移動した状態
    の前記第1可動コンベアと前記第2可動コンベアとに一
    致し、前記第1可動コンベア上のワークを受取るととも
    に、所定の処理を施した前記ワークを前記第2可動コン
    ベアに移載してなることを特徴とするパラレルインライ
    ンコンベア装置。
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