JP3084911B2 - 丸ベルトコンベアおよびその使用方法 - Google Patents
丸ベルトコンベアおよびその使用方法Info
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- JP3084911B2 JP3084911B2 JP04095039A JP9503992A JP3084911B2 JP 3084911 B2 JP3084911 B2 JP 3084911B2 JP 04095039 A JP04095039 A JP 04095039A JP 9503992 A JP9503992 A JP 9503992A JP 3084911 B2 JP3084911 B2 JP 3084911B2
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- Japan
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- conveyor
- round belt
- work
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- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Framework For Endless Conveyors (AREA)
- Control Of Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの流れに応じて
ワークの滞留量を変化させるバッファ機能を有し、生産
設備のワーク供給に使用して有用である丸ベルトコンベ
アおよびその使用方法に関する。
ワークの滞留量を変化させるバッファ機能を有し、生産
設備のワーク供給に使用して有用である丸ベルトコンベ
アおよびその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生産設備においてはタクトタイム
の短縮および品質管理の向上のためにワークの供給方法
を見直す必要が生じている。図7は従来のワーク供給の
一例を上方からみた図である。1は前段工程で、その工
程の処理を終わったワーク30を1つずつ次々に矢印方
向に搬送するコンベア3上に排出する。2はワーク30
を受け入れる次工程で、この例では、密着して並んでい
る複数個のワーク30を1ロットとして受け入れて、そ
れを1つに梱包する作業をバッチ処理により行なってい
るとする。4はシャッターで、次工程2がバッチ処理作
業を行なっている間はワーク30を次工程2の入口で阻
止する。それによりワーク30は次工程2の入口で滞留
し密着して並ぶ。バッチ処理作業がすむとシャッター4
は開き、ワーク30の次のロットがコンベア3により次
工程2に送りこまれる。
の短縮および品質管理の向上のためにワークの供給方法
を見直す必要が生じている。図7は従来のワーク供給の
一例を上方からみた図である。1は前段工程で、その工
程の処理を終わったワーク30を1つずつ次々に矢印方
向に搬送するコンベア3上に排出する。2はワーク30
を受け入れる次工程で、この例では、密着して並んでい
る複数個のワーク30を1ロットとして受け入れて、そ
れを1つに梱包する作業をバッチ処理により行なってい
るとする。4はシャッターで、次工程2がバッチ処理作
業を行なっている間はワーク30を次工程2の入口で阻
止する。それによりワーク30は次工程2の入口で滞留
し密着して並ぶ。バッチ処理作業がすむとシャッター4
は開き、ワーク30の次のロットがコンベア3により次
工程2に送りこまれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のワー
ク供給装置では、コンベア3に搬送されている最中にワ
ークとワークの間に間隔があるため重心が高いワークの
場合は転倒,破損という問題が生じていた。また、次工
程2のバッチ処理作業の時間が長い場合、コンベア3上
に滞留するワークの数量が過多となりあふれる問題が生
じていた。
ク供給装置では、コンベア3に搬送されている最中にワ
ークとワークの間に間隔があるため重心が高いワークの
場合は転倒,破損という問題が生じていた。また、次工
程2のバッチ処理作業の時間が長い場合、コンベア3上
に滞留するワークの数量が過多となりあふれる問題が生
じていた。
【0004】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、ワークを破損なく安全に搬送し、かつワークの流れ
に応じてワークの滞留量を変化させるバッファ機能を有
する丸ベルトコンベアを提供することを目的とする。
で、ワークを破損なく安全に搬送し、かつワークの流れ
に応じてワークの滞留量を変化させるバッファ機能を有
する丸ベルトコンベアを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の丸ベルトコンベアは、コンベアの入口から
流入するワークの数と出口から流出するワークの数の
差、すなわちワークの滞留量を検知する手段と、その滞
留量でコンベアがちょうど満載になるようにコンベア長
を変化させる手段を備えている。
に、本発明の丸ベルトコンベアは、コンベアの入口から
流入するワークの数と出口から流出するワークの数の
差、すなわちワークの滞留量を検知する手段と、その滞
留量でコンベアがちょうど満載になるようにコンベア長
を変化させる手段を備えている。
【0006】
【作用】満載にするとワークとワークの間に間隔があか
ず、ワークが転倒しない。
ず、ワークが転倒しない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は本発明の丸ベルトコンベアの構造を
側面から見た図、図2は上方から見た図である。図にお
いて、1は前段工程、2は次工程、31はコンベアの入
口、32はコンベアの出口である。5は固定架台、6は
固定架台5上に設けられたレール(図示せず)上を駆動
装置7に駆動されて移動する可動架台である。8,9は
可動架台6に回転自在に取り付けられたプーリ、10〜
15は固定架台5に取り付けられたプーリで、プーリ1
4にはモータ16が取り付けられている。17は丸ベル
トで、上記固定架台および可動架台に各々設置されたプ
ーリ8〜15を通ってエンドレスに周回して掛けられて
おり、モータ16により周回駆動される。
ら説明する。図1は本発明の丸ベルトコンベアの構造を
側面から見た図、図2は上方から見た図である。図にお
いて、1は前段工程、2は次工程、31はコンベアの入
口、32はコンベアの出口である。5は固定架台、6は
固定架台5上に設けられたレール(図示せず)上を駆動
装置7に駆動されて移動する可動架台である。8,9は
可動架台6に回転自在に取り付けられたプーリ、10〜
15は固定架台5に取り付けられたプーリで、プーリ1
4にはモータ16が取り付けられている。17は丸ベル
トで、上記固定架台および可動架台に各々設置されたプ
ーリ8〜15を通ってエンドレスに周回して掛けられて
おり、モータ16により周回駆動される。
【0008】丸ベルト17の周回路は、コンベアの入口
31(プーリ11)、可動架台のプーリ9、コンベアの
出口32(プーリ14)、プーリ13、プーリ15、可
動架台のプーリ8、プーリ12、プーリ10、コンベア
の入口31(プーリ11)の1周である。この内コンベ
アの入口31(プーリ11)、可動架台のプーリ9、コ
ンベアの出口32(プーリ14)の間の経路では、丸ベ
ルト17はその上にワーク(以下搬送ワークと言う)を
乗せて搬送する。図3は可動架台6のプーリ9にかかっ
た丸ベルト17が搬送ワーク30を搬送する状態を示し
ている。
31(プーリ11)、可動架台のプーリ9、コンベアの
出口32(プーリ14)、プーリ13、プーリ15、可
動架台のプーリ8、プーリ12、プーリ10、コンベア
の入口31(プーリ11)の1周である。この内コンベ
アの入口31(プーリ11)、可動架台のプーリ9、コ
ンベアの出口32(プーリ14)の間の経路では、丸ベ
ルト17はその上にワーク(以下搬送ワークと言う)を
乗せて搬送する。図3は可動架台6のプーリ9にかかっ
た丸ベルト17が搬送ワーク30を搬送する状態を示し
ている。
【0009】図1,図2に戻り、20はコンベアの入口
から流入する搬送ワークを感知するセンサ、21はコン
ベアの出口から流出する搬送ワークを感知するセンサ、
22はコンベアの出口をふさぐシャッターである。
から流入する搬送ワークを感知するセンサ、21はコン
ベアの出口から流出する搬送ワークを感知するセンサ、
22はコンベアの出口をふさぐシャッターである。
【0010】上記構成において図4〜図6を参照しなが
ら動作を説明する。図4ではシャッター22は閉じてお
り、コンベアは搬送ワーク30を満載している。ここで
前段工程1より搬送ワーク30がさらに搬送されて来る
と、駆動装置7(図1)はセンサ20の前を搬送ワーク
30が1個通過するごとに可動架台6を搬送ワーク30
の径の半分だけ右方に移動させる。それにより図5に示
すようにコンベアは長さが長くなった状態でその上に多
数の搬送ワーク30を満載する。シャッター22が開く
と、図6に示すように可動架台6は左方に移動してコン
ベア長を短くして次工程2に搬送ワーク30を供給す
る。
ら動作を説明する。図4ではシャッター22は閉じてお
り、コンベアは搬送ワーク30を満載している。ここで
前段工程1より搬送ワーク30がさらに搬送されて来る
と、駆動装置7(図1)はセンサ20の前を搬送ワーク
30が1個通過するごとに可動架台6を搬送ワーク30
の径の半分だけ右方に移動させる。それにより図5に示
すようにコンベアは長さが長くなった状態でその上に多
数の搬送ワーク30を満載する。シャッター22が開く
と、図6に示すように可動架台6は左方に移動してコン
ベア長を短くして次工程2に搬送ワーク30を供給す
る。
【0011】上記の可動架台6の動きを要約すると、セ
ンサ20,21が感知する、コンベアの入口31から流
入する搬送ワーク30の数と出口32から流出する搬送
ワーク30の数の差に応じて移動して、コンベアの入口
31から出口32までの経路上に搬送ワーク30が常時
満載されるようにコンベア長を変化させるものである。
ンサ20,21が感知する、コンベアの入口31から流
入する搬送ワーク30の数と出口32から流出する搬送
ワーク30の数の差に応じて移動して、コンベアの入口
31から出口32までの経路上に搬送ワーク30が常時
満載されるようにコンベア長を変化させるものである。
【0012】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
丸ベルトコンベアは、コンベアの入口から流入する搬送
ワークの数と出口から流出する搬送ワークの数の差、す
なわち搬送ワークの滞留量を検知する手段と、その滞留
量でコンベアがちょうど満載になるようにコンベア長を
変化させる手段を備え、搬送ワークの流れに応じてその
滞留量を変化させるので搬送ワークがあふれる心配がな
い。また、搬送ワークが満載であると転倒や破損の危険
がなく、生産工程のワーク供給に使用して大いに有用で
ある。
丸ベルトコンベアは、コンベアの入口から流入する搬送
ワークの数と出口から流出する搬送ワークの数の差、す
なわち搬送ワークの滞留量を検知する手段と、その滞留
量でコンベアがちょうど満載になるようにコンベア長を
変化させる手段を備え、搬送ワークの流れに応じてその
滞留量を変化させるので搬送ワークがあふれる心配がな
い。また、搬送ワークが満載であると転倒や破損の危険
がなく、生産工程のワーク供給に使用して大いに有用で
ある。
【図1】本発明の丸ベルトコンベアの構造を側面から見
た図
た図
【図2】本発明の丸ベルトコンベアの構造を上方から見
た図
た図
【図3】搬送ワークの搬送を説明する図
【図4】本発明の丸ベルトコンベアの前段の動作説明図
【図5】本発明の丸ベルトコンベアの中断の動作説明図
【図6】本発明の丸ベルトコンベアの後段の動作説明図
【図7】従来の丸ベルトコンベアの動作説明図
5 固定架台 6 可動架台 7 (可動架台を移動させる)駆動装置 8〜15 プーリ 16 モータ(丸ベルトを周回移動させる手段) 17 丸ベルト 20 センサ(入口から流入する搬送ワークを感知す
る) 21 センサ(出口から流出する搬送ワークを感知す
る) 22 シャッター 30 搬送ワーク 31 コンベアの入口 32 コンベアの出口
る) 21 センサ(出口から流出する搬送ワークを感知す
る) 22 シャッター 30 搬送ワーク 31 コンベアの入口 32 コンベアの出口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/52 B65G 47/22 - 47/32 B65G 15/26
Claims (3)
- 【請求項1】コンベアの入口と出口がある固定架台と、
固定架台に対して移動可能な可動架台と、可動架台を移
動させる駆動装置と、上記固定架台および可動架台に各
々設置されたプーリを通ってエンドレスに周回して掛け
られた、周回路の一部がコンベアの入口から少なくとも
1個の可動架台のプーリを経由してコンベアの出口に至
るまでの経路に沿っており、かつ上記コンベアの入口か
ら出口までの経路の間その上に搬送ワークを乗せて搬送
する丸ベルトと、丸ベルトを上記周回路に沿って周回移
動させる手段とを備えた、上記可動架台の移動によって
コンベアの入口から出口までの経路長が変化する丸ベル
トコンベア。 - 【請求項2】コンベアの入口から流入する搬送ワークを
感知するセンサと、コンベアの出口から流出する搬送ワ
ークを感知するセンサとを備えた請求項1記載の丸ベル
トコンベア。 - 【請求項3】コンベアの入口から流入する搬送ワークの
数と出口から流出する搬送ワークの数の差に応じて可動
架台を移動させて、コンベアの入口から出口までの経路
上に搬送ワークが常時満載されるように経路長を変化さ
せる、請求項2記載の丸ベルトコンベアの使用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04095039A JP3084911B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 丸ベルトコンベアおよびその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04095039A JP3084911B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 丸ベルトコンベアおよびその使用方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05286552A JPH05286552A (ja) | 1993-11-02 |
JP3084911B2 true JP3084911B2 (ja) | 2000-09-04 |
Family
ID=14126938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04095039A Expired - Fee Related JP3084911B2 (ja) | 1992-04-15 | 1992-04-15 | 丸ベルトコンベアおよびその使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3084911B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6497321B2 (en) | 2001-03-09 | 2002-12-24 | Hartness International, Inc. | Apparatus for diverting a stream of articles |
US6182812B1 (en) * | 1999-07-30 | 2001-02-06 | Hartness International | Device for transferring articles between oppositely running conveyors |
US7032742B2 (en) | 2004-04-02 | 2006-04-25 | Hartness International, Inc. | Differential drive spiral accumulator apparatus |
US7028830B2 (en) | 2004-05-25 | 2006-04-18 | Hartness International, Inc. | Apparatus for diverting a stream of articles |
JP4601590B2 (ja) * | 2006-08-28 | 2010-12-22 | ディ・アイ・エンジニアリング株式会社 | 搬送装置 |
DE102007014802A1 (de) | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Khs Ag | Verfahren zur Überwachung, Steuerung und Optimierung von Abfüllanlagen für Lebensmittel, insbesondere für Getränkeflaschen |
KR101380231B1 (ko) * | 2012-11-16 | 2014-04-02 | 효원기계(주) | 라운드 벨트 컨베이어장치 |
-
1992
- 1992-04-15 JP JP04095039A patent/JP3084911B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05286552A (ja) | 1993-11-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |