JP3231264B2 - 食品搬送処理システム、及びこの食品搬送処理システムの使用方法 - Google Patents

食品搬送処理システム、及びこの食品搬送処理システムの使用方法

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JP3231264B2
JP3231264B2 JP25908597A JP25908597A JP3231264B2 JP 3231264 B2 JP3231264 B2 JP 3231264B2 JP 25908597 A JP25908597 A JP 25908597A JP 25908597 A JP25908597 A JP 25908597A JP 3231264 B2 JP3231264 B2 JP 3231264B2
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の食品を搬送
方向へ搬送すると共に多数の食品の処理を行う食品搬送
処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の食品搬送処理システムにつ
いて簡単に説明する。
【0003】上記食品搬送処理システムは多数の食品
(例えばピザ,パン)を搬送方向へ搬送すると共に、多
数の食品の処理(例えば発酵)を行うものである。上記
食品搬送処理システムは多数の食品の処理を行う食品処
理装置を搬送方向へ延伸して備えており、この食品処理
装置内には多数の食品を搬送方向へ搬送する処理コンベ
アが設けてある。上記処理コンベアは搬送方向へ延伸し
てあって、処理コンベアの(搬送方向から見て)上流部
が食品処理装置の一端側に位置すると共に、処理コンベ
アの(搬送方向から見て)下流部が食品処理装置の他端
側に位置するように構成してある。上記食品処理装置の
一側には食品を搬送方向へ搬送する搬入コンベアが設け
てあり、この搬入コンベアの下流部から処理コンベアの
上流部へ食品を受渡し可能に構成してある。又、食品処
理装置の他側には処理(例えば発酵)を施した多数の食
品を搬送方向へ搬送する搬出コンベアが設けてあり、処
理コンベアの下流部から搬出コンベアの上流部へ食品を
受渡し可能に構成してある。
【0004】従って、搬入コンベアの搬送駆動により多
数の食品を搬送方向へ搬送して、処理コンベアの上流部
へ順次受渡す。そして、処理コンベアの搬送駆動により
多数の食品を食品処理装置内において搬送方向へ搬送し
つつ、食品処理装置の作動により処理コンベア上の多数
の食品の処理を行う。更に、処理コンベアの搬送駆動に
より処理を施した多数の食品を食品処理装置内から順次
搬出して、搬出コンベアの上流部へ順次受渡す。最後
に、搬出コンベアの搬送駆動により食品処理装置の他方
側において多数の食品を搬送方向へ搬送して、多数の食
品を順次次工程へ送り出す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、搬入コンベ
アは搬送駆動が一旦開始すると、原則として、食品搬送
処理システム全体の稼働が停止するまで、搬入コンベア
の搬送駆動の状態が継続される。そのため、搬入コンベ
アの下流部から処理コンベアの上流部に順次受渡された
多数の食品を、処理コンベアによって搬送している間に
食品処理装置内において処理を施す必要があり、その処
理に一定の時間を要することもあって、処理コンベア及
び食品処理装置が搬送方向へ大きく延伸して、食品搬送
処理システム全体としても搬送方向へ大きく延伸してし
まい、工場のスペース有効利用を図ることができないと
いう問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、請求項1に記載の発明にあっては、多数の食品
の処理を行う食品処理装置を立設し、この食品処理装置
内における上部領域に多数の食品を搬送方向へ搬送する
第1処理コンベアを上下に設けると共に、食品処理装置
内における下部領域に食品を搬送方向へ搬送する複数段
の第2処理コンベアを上下に設け、各処理コンベアの上
流部が食品処理装置の一端側に位置すると共に各処理コ
ンベアの下流部が食品処理装置の他端側に位置するよう
に構成し、上記食品処理装置の一方側に多数の食品を搬
送方向へ搬送する搬入コンベアを設け、この搬入コンベ
アと食品処理装置の間に多数の食品を搬送する第1振分
けコンベア,第2振分けコンベアを上下に設け、上記搬
入コンベアの下流部から第1,第2振分けコンベアのう
ち選択した振分けコンベアの上流部へ食品を受渡し可能
に構成し、第1振分けコンベアの下流部から複数の第1
処理コンベアのうち選択した第1処理コンベアの上流部
へ食品を受渡し可能に構成し、第2振分けコンベアの下
流部から複数の第2処理コンベアのうち選択した第2処
理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成し、上記
食品処理装置の他方側に処理を施した多数の食品を搬送
方向へ搬送する搬出コンベアを設け、この搬出コンベア
と食品処理装置の間に処理を施した多数の食品を搬送す
る第1集合コンベア,第2集合コンベアを上下に設け、
複数の第1処理コンベアのうち選択した第1処理コンベ
アの下流部から第1集合コンベアの上流部へ食品を受渡
し可能に構成し、複数の第2処理コンベアのうち選択し
た第2処理コンベアの下流部から第2集合コンベアの上
流部へ食品を受渡し可能に構成し、第1,第2集合コン
ベアのうち選択した集合コンベアの下流部から搬出コン
ベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成してなることを
特徴とする。
【0007】請求項1に記載の発明特定事項による作用
は、以下の(i)工程、(ii)工程、(iii)工程、(i
v)工程、(v)工程、(vi)、(vii) 工程の6工程に
よって奏される。
【0008】(i)工程 第1又は第2振分けコンベアを搬入コンベアの下流部か
ら食品を受渡し可能にした状態の下で、搬入コンベアの
搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して、第1
又は第2振分けコンベアの上流部へ順次受渡す。次に、
第1又は第2振分けコンベアを選択した第1又は第2処
理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にした状態の下
で、第1又は第2振分けコンベアの搬送駆動により多数
の食品を搬送方向へ搬送して、選択した第1又は第2処
理コンベアの上流部へ順次受渡す。そして、選択した第
1又は第2処理コンベアの搬送駆動により食品処理装置
内において多数の食品を搬送方向へ搬送すると共に、食
品処理装置の作動により選択した第1又は第2処理コン
ベア上の多数の食品の処理を行う。ここで、最も下流寄
りの食品が選択した第1又は第2処理コンベアの下流部
の所定位置に位置すると、選択した第1又は第2処理コ
ンベアの搬送駆動が停止せしめられる。
【0009】(ii)工程 上記(i)工程の途中に、搬入コンベアの下流部から食
品を所定の数だけ第1又は第2振分けコンベアの上流部
へ受渡すと、第1又は第2振分けコンベアに代えて第2
又は第1振分けコンベアを搬入コンベアの下流部から食
品を受渡し可能にし、第2又は第1振分けコンベアを選
択した第2又は第1処理コンベアの上流部へ食品を受渡
し可能にした状態の下で、第2又は第1振分けコンベア
の搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して、選
択した第2又は第1処理コンベアの上流部へ順次受渡
す。そして、選択した第2又は第1処理コンベアの搬送
駆動により多数の食品を食品処理装置内において搬送方
向へ搬送すると共に、食品処理装置の作動により選択し
た第2又は第1処理コンベア上の多数の食品の処理を行
う。
【0010】(iii)工程 上記(i)工程と上記(ii)工程を交互に繰返す。
【0011】(iv)工程 上記(iii)工程の途中又は(iii)工程が終了した後に、
選択した第1又は第2処理コンベア上の多数の食品の処
理が終了すると、第1又は第2集合コンベアを選択した
第1又は第2処理コンベアの下流部から食品を受渡し可
能にした状態の下で、選択した第1又は第2処理コンベ
アの搬送駆動により処理を施した多数の食品を食品処理
装置内から搬出して、第1又は第2集合コンベアの上流
部へ順次受渡す。次に、第1又は第2集合コンベアを搬
出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にした状態の下
で、第1又は第2集合コンベアの搬送駆動により多数の
食品を搬送方向へ搬送して、搬出コンベアの上流部へ順
次受渡す。そして、搬出コンベアの搬送駆動により多数
の食品を搬送方向へ搬送する。
【0012】(v)工程 前工程の途中に、選択した第2又は第1処理コンベア上
の多数の食品の処理が終了すると、第2又は第1振分け
コンベアを選択した第2又は第1処理コンベアの上流部
へ食品を受渡し可能にした状態の下で、選択した第2又
は第1処理コンベアの搬送駆動により処理を施した多数
の食品を食品処理装置内から順次搬出して、第2又は第
1集合コンベアの上流部へ順次受渡して、多数の食品を
第2又は第1集合コンベア上で待機せしめる。次に、前
工程で処理を施した食品の全てが搬出コンベアの上流部
へ受渡されると、第1又は第2集合コンベアに代えて第
2又は第1集合コンベアを搬出コンベアの上流部へ食品
を受渡し可能にし、第2又は第1集合コンベアの搬送駆
動により多数の食品を搬送方向へ搬送して、搬送コンベ
アの上流部へ順次受渡す。そして、搬出コンベアの搬送
駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送する。
【0013】(vi)工程 前工程の途中に、選択した第1又は第2処理コンベア上
の多数の食品の処理が終了すると、第1又は第2振分け
コンベアを選択した第1又は第2処理コンベアの上流部
へ食品を受渡し可能にした状態の下で、選択した第1又
は第2処理コンベアの搬送駆動により処理を施した多数
の食品を食品処理装置内から順次搬出して、第1又は第
2集合コンベアの上流部へ順次受渡して、多数の食品を
第1又は第2集合コンベア上で待機せしめる。次に、前
工程で処理を施した食品の全てが搬出コンベアの上流部
へ受渡されると、第2又は第1集合コンベアに代えて第
1又は第2集合コンベアを搬出コンベアの上流部へ食品
を受渡し可能にし、第1又は第2集合コンベアの搬送駆
動により多数の食品を搬送方向へ搬送して、搬出コンベ
アの上流部へ順次受渡す。そして、搬出コンベアの搬送
駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送する。
【0014】(vii)工程 上記(v)工程と上記(vi)工程を交互に繰返す。
【0015】請求項2に記載の発明にあっては、請求項
1に記載の発明特定事項の他に、前記第2振分けコンベ
アの上流部を前記第1振分けコンベアの上流部よりも前
記搬入コンベア側へ突出して構成し、搬入コンベアの下
流部を上下方向へ揺動可能かつ伸縮可能に構成してなる
ことを特徴とする。
【0016】請求項2に記載の発明特定事項によると、
請求項1に記載の発明特定事項による作用の他に、搬入
コンベアを第1振分けコンベアの上流部へ食品を受渡し
可能な位置に位置せしめた状態の下で、搬入コンベアの
下流部を下方向へ揺動させる。そして、搬入コンベアの
下流部を縮ませることにより、搬入コンベアを第2振分
けコンベアの上流部へ食品を受渡し可能な位置に位置せ
しめる。
【0017】又、搬入コンベアを第2振分けコンベアの
上流部へ食品を受渡し可能な位置に位置せしめた状態の
下で、搬入コンベアの下流部を上方向へ揺動させる。こ
の時、第2振分けコンベアの上流部を第1振分けコンベ
アの上流部よりも搬入コンベア側へ突出して構成し、か
つ搬入コンベアの下流部を伸縮可能に構成したことによ
り、第2振分けコンベアの上流部の上方には空間が形成
され、搬入コンベアの下流部から食品の一部が突出して
いても、食品の一部が第1振分けコンベアに干渉するこ
とはない。そして、搬入コンベアの下流部を伸ばすこと
により、搬入コンベアを第1振分けコンベアの上流部へ
食品を受渡し可能な位置に位置せしめる。
【0018】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、前記第1振分けコンベ
アの下流部から複数の第1処理コンベアのうち選択した
第1処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にするた
め、第1振分けコンベアを上流側の揺動中心を中心とし
て上下方向へ揺動可能に構成し、第2振分けコンベアの
下流部から複数の第2処理コンベアのうち選択した第2
処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にするため、
第2振分けコンベアを上流側の揺動中心を中心として上
下方向へ揺動可能に構成し、複数の第1処理コンベアの
うち選択した第1処理コンベアの下流部から第1集合コ
ンベアの上流部へ食品を受渡し可能にするため、第1集
合コンベアを下流側の揺動中心を中心として上下方向へ
揺動可能に構成し、複数の第2処理コンベアのうち選択
した第2処理コンベアの下流部から第2集合コンベアの
上流部へ食品を受渡し可能にするため、第2集合コンベ
アを下流側の揺動中心を中心として上下方向へ揺動可能
に構成してなることを特徴とする。
【0019】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用の他に、第1
振分けコンベアを上流側の揺動中心を中心として上下方
向へ揺動させることにより、第1振分けコンベアを選択
した第1処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能な揺
動位置に位置せしめることができる。同様に、第2振分
けコンベアを上流側の揺動中心を中心として上下方向へ
揺動させることにより、第2振分けコンベアを選択した
第2処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能な揺動位
置に位置せしめることができる。
【0020】又、第1集合コンベアを下流側の揺動中心
を中心として上下方向へ揺動させることにより、選択し
た第1処理コンベアの下流部から食品を受渡し可能な揺
動位置に位置せしめることができる。同様に、第2集合
コンベアを下流側の揺動中心を中心として上下方向へ揺
動させることにより、選択した第2処理コンベアの下流
部から食品を受渡し可能な揺動位置に位置せしめること
ができる。
【0021】請求項4に記載の発明にあっては、請求項
3に記載の発明特定事項の他に、前記第1振分けコンベ
アに振分け用第1ドグ或いは振分け用第1センサを設
け、第1振分けコンベアを各第1処理コンベアの上流部
へ食品を受渡し可能な揺動位置にそれぞれ位置せしめた
ときに、振分け用第1ドグによって作動する振分け用第
1センサ或いは上記振分け用第1センサを作動させる振
分け用第1ドグそれぞれ設け、前記第2振分けコンベア
に振分け用第2ドグ或いは振分け用第2センサを設け、
第2振分けコンベアを各第2処理コンベアの上流部へ食
品を受渡し可能な揺動位置にそれぞれ位置せしめたとき
に、振分け用第2ドグによって作動する振分け用第2セ
ンサ或いは上記振分け用第2センサを作動させる振分け
用第2ドグをそれぞれ設け、前記第1集合コンベアに集
合用第1ドグ或いは集合用第1センサを設け、第1集合
コンベアを各第1処理コンベアの下流部から食品を受渡
し可能な揺動位置にそれぞれ位置せしめたときに、集合
用第1ドグによって作動する集合用第1センサ或いは上
記集合用第1センサを作動させる集合用第1ドグをそれ
ぞれ設け、前記第2集合コンベアに集合用第2ドグ或い
は集合用第2センサを設け、第2集合コンベアを各第2
処理コンベアの下流部から食品を受渡し可能な揺動位置
にそれぞれ位置せしめたときに、集合用第2ドグによっ
て作動する集合用第2センサ或いは上記集合用第2セン
サを作動させる集合用第2ドグをそれぞれ設けてなるこ
とを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の発明特定事項によると、
請求項3に記載の発明特定事項による作用の他に、第1
振分けコンベアを選択した第1処理コンベアの上流部へ
食品を受渡し可能な揺動位置に位置せしめると、複数の
振分け用第1センサのうち対応する振分け用第1センサ
(或いは振分け用第1センサ)が、振分け用第1ドグ
(或いは複数の振分け用第1ドグのうち対応する振分け
用第1ドグ)によって作動する。同様に、第2振分けコ
ンベアを選択した第2処理コンベアの上流部へ食品を受
渡し可能な揺動位置に位置せしめると、複数の振分け用
第2センサのうち対応する振分け用第2センサ(或いは
振分け用第2センサ)が、振分け用第2ドグ(或いは複
数の振分け用第2ドグのうち対応する振分け用第2ド
グ)によって作動する。
【0023】又、第1集合コンベアを選択した第1処理
コンベアの下流部から食品を受渡し可能な揺動位置に位
置せしめると、複数の集合用第1センサのうち対応する
集合用第1センサ(或いは集合用第1センサ)が、集合
用第1ドグ(或いは複数の集合用第1ドグのうち対応す
る集合用第1ドグ)によって作動する。同様に、第2集
合コンベアを選択した第2処理コンベアの下流部から食
品を受渡し可能な揺動位置に位置せしめると、複数の集
合用第2センサのうち対応する集合用第2センサ(或い
は集合用第2センサ)が、集合用第2ドグ(或いは複数
の集合用第2ドグのうち対応する集合用第2ドグ)によ
って作動する。
【0024】請求項5に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、前記搬入コンベアの下流部から前記第
1,第2振分けコンベアの上流部へ食品を所定の数だけ
受渡したことを検出する搬入検出用センサを設けてなる
ことを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項4のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、第1振分けコンベアを
搬入コンベアの下流部から食品を受渡し可能にした状態
の下で、搬入検出用センサにより搬入コンベアの下流部
から第1振分けコンベアの上流部へ食品を所定の数だけ
受渡したことが検出されると、この検出に基づいて、第
1振分けコンベアに代えて第2振分けコンベアを搬入コ
ンベアの下流部から食品を受渡し可能にする。同様に、
第2振分けコンベアを搬入コンベアの下流部から受渡し
可能にした状態の下で、搬入検出用センサにより搬入コ
ンベアの下流部から第2振分けコンベアの上流部へ食品
を所定の数だけ受渡したことが検出されると、この検出
に基づいて、第2振分けコンベアに代えて第1振分けコ
ンベアを搬入コンベアの下流部から食品を受渡し可能に
する。
【0026】請求項6に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、前記第1振分けコンベアの下流部から選
択した第1処理コンベアの上流部へ多数の食品が順次受
渡された後に、最も下流寄りの食品が選択した第1処理
コンベアの下流部の所定位置に位置すると、選択した第
1処理コンベアの搬送駆動を停止せしめるように構成
し、同様に、前記第2振分けコンベアの下流部から選択
した第2処理コンベアの上流部へ多数の食品が順次受渡
された後に、最も下流寄りの食品が選択した第2処理コ
ンベアの下流部の所定位置に位置すると、選択した第2
処理コンベアの搬送駆動を停止せしめるように構成して
なることを特徴とする。
【0027】請求項6に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項5のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、最も下流寄りの食品が
選択した第1処理コンベアの下流部の所定位置に位置す
ると、選択した第1処理コンベアの搬送駆動を停止せし
める。従って、選択した第1処理コンベア上の多数の食
品を、処理を施すまで食品処理装置内で待機せしめるこ
とができる。同様に、最も下流寄りの食品が選択した第
2処理コンベアの下流部の所定位置に位置すると、選択
した第2処理コンベアの搬送駆動を停止せしめる。従っ
て、選択した第2処理コンベア上の多数の食品を、処理
を施すまで食品処理装置内で待機せしめることができ
る。
【0028】請求項7に記載の発明にあっては、請求項
2〜請求項6のうちのいずかれの請求項に記載の発明特
定事項の他に、第1集合コンベアの上流部が選択した第
1処理コンベアの下流部の下側に入り込むように第1集
合コンベアの上流部を伸縮可能に構成し、第2集合コン
ベアの上流部が選択した第2処理コンベアの下流部の下
側に入り込むように第2集合コンベアの上流部を伸縮可
能に構成してなることを特徴とする。
【0029】請求項7に記載の発明特定事項によると、
請求項2〜請求項6のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、第1集合コンベアの上
流部を縮めた状態の下で、第1集合コンベアを下流側の
揺動中心を中心として上下方向へ揺動させて、第1集合
コンベアの上流部を選択した第1処理コンベアの下流部
よりも僅かに下側に位置せしめる。そして、第1集合コ
ンベアの上流部を伸ばすことにより第1集合コンベアの
上流部を選択した第1処理コンベアの下流部の下側に入
り込ませる。
【0030】同様に、第2集合コンベアの上流部を縮め
た状態の下で、第2集合コンベアを下流側の揺動中心を
中心として上下方向へ揺動させて、第2集合コンベアの
上流部を選択した第1処理コンベアの下流部よりも僅か
に下側に位置せしめる。そして、第2集合コンベアの上
流部を伸ばすことにより、第2集合コンベアの上流部を
選択した第1処理コンベアの下流部の下側に入り込ませ
る。
【0031】請求項8に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、前記第1集合コンベアの下流部から前記
搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品を受渡す前
に、第1集合コンベアの下流部の所定位置に最も下流寄
りの食品が位置したことを検出する下寄り食品用第1セ
ンサを設け、前記第2集合コンベアの下流部から前記搬
出コンベアの上流部へ処理を施した食品を受渡す前に、
第2集合コンベアの下流部の所定位置に最も下流寄りの
食品が位置したことを検出する下寄り食品用第2センサ
を設けてなることを特徴とする。
【0032】請求項8に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項7のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、下寄り食品用第1セン
サにより第1集合コンベアの下流部の所定位置に最も下
流寄りの食品が位置したことが検出されると、この検出
に基づいて、第1集合コンベアの搬送駆動を停止せしめ
る。これによって、第1集合コンベアの下流部から搬出
コンベアの上流部へ処理を施した食品を受渡す前に、処
理を施した多数の食品を第1集合コンベア上に待機せし
めることができる。
【0033】同様に、下寄り食品用第2センサにより第
2集合コンベアの下流部の所定位置に最も下流寄りの食
品が位置したことが検出されると、この検出に基づい
て、第2集合コンベアの搬送駆動を停止せしめる。これ
によって、第2集合コンベアの下流部から搬出コンベア
の上流部へ処理を施した食品を受渡す前に、処理を施し
た多数の食品を第2集合コンベア上に待機せしめること
ができる。
【0034】請求項9に記載の発明にあっては、請求項
1〜請求項8のうちのいずれかの請求項に記載の発明特
定事項の他に、前記第1集合コンベアの下流部を前記第
2集合コンベアの下流部よりも前記搬出コンベア側へ突
出して構成し、第1集合コンベアの下流部を上下方向へ
移動可能に構成してなることを特徴とする。
【0035】請求項9に記載の発明特定事項によると、
請求項1〜請求項8のうちのいずれかの請求項に記載の
発明特定事項による作用の他に、第1集合コンベアの下
流部を下方向へ移動させることにより、第1集合コンベ
アの下流部を第2集合コンベアの下流部よりも搬出コン
ベア側へ突出して構成したこともあって、第1集合コン
ベアを搬出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にする
ことができる。又、第1集合コンベアの下流部を上方向
へ移動させて、第1集合コンベアの下流部と搬出コンベ
アの間に上下動間隙を形成せしめることにより、第1集
合コンベアに代えて第2集合コンベアを搬出コンベアの
上流部へ食品を受渡し可能にすることができる。
【0036】請求項10に記載の発明にあっては、請求
項1〜請求項9のうちのいずれかの請求項に記載の発明
特定事項の他に、前記第1集合コンベアの下流部から前
記搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品の受渡しを
開始した後に、第1集合コンベアの下流部の所定位置に
最も上流寄りの食品が位置したことを検出する上寄り食
品用第1センサを設け、前記第2集合コンベアの下流部
から搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品の受渡し
を開始した後に、第2集合コンベアの下流部の所定位置
に最も上流寄りの食品が位置したことを検出する上寄り
食品用第2センサを設けてなることを特徴とする。
【0037】請求項10に記載の発明特定事項による
と、請求項1〜請求項9のうちのいずれかの請求項に記
載の発明特定事項による作用の他に、第1集合コンベア
を搬出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にした状態
の下で、上寄り食品用第1センサにより第1集合コンベ
アの下流部から搬出コンベアの上流部へ処理を施した食
品を所定の数だけ受渡したことを検出すると、この検出
に基づいて、第1集合コンベアに代えて第2集合コンベ
アを搬出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にする。
【0038】同様に、第2集合コンベアを搬出コンベア
の上流部へ食品を受渡し可能にした状態の下で、上寄り
食品用第2センサにより第2集合コンベアの下流部から
搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品を所定の数だ
け受渡したことを検出すると、この検出に基づいて、第
2集合コンベアに代えて第1集合コンベアを搬出コンベ
アの上流部へ食品へ受渡し可能にする。
【0039】請求項11に記載の発明にあっては、請求
項1〜請求項10のうちのいずれかの請求項に記載の発
明特定事項の他に、各第1処理コンベアの下流部から第
1集合コンベアの上流部へ処理を施した食品をそれぞれ
受渡すときに、下方向から食品に対してエアを吹きつけ
る第1エアノズルを設け、各第2処理コンベアの下流部
から第2集合コンベアの上流部へ処理を施した食品をそ
れぞれ受渡すときに、下方向から食品に対してエアを吹
きつける第2エアノズルを設けてなることを特徴とす
る。
【0040】請求項11に記載の発明特定事項による
と、請求項1〜請求項10のうちのいずれかの請求項に
記載の発明特定事項による作用の他に、第1エアノズル
及び第2エアノズルによって処理を施した食品に対して
エアを吹きつけることにより、処理を施した食品と第
1,第2処理コンベアの粘着性を緩和することができ
る。
【0041】請求項12に記載の発明にあっては、請求
項1に記載の食品搬送処理システムの使用方法におい
て、(i)第1又は第2振分けコンベアを前記搬入コン
ベアの下流部から食品を受渡し可能にした状態の下で、
搬入コンベアの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ
搬送して第1又は第2振分けコンベアの上流部へ順次受
渡し、第1又は第2振分けコンベアを選択した第1又は
第2処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にした状
態の下で、第1又は第2振分けコンベアの搬送駆動によ
り多数の食品を搬送方向へ搬送して選択した第1又は第
2処理コンベアの上流部へ順次受渡し、選択した第1又
は第2処理コンベアの搬送駆動により多数の食品を前記
食品処理装置内において搬送方向へ搬送すると共に食品
処理装置の作動により選択した第1又は第2処理コンベ
ア上の多数の食品の処理を行う工程と、(ii)上記
(i)工程の途中に、搬入コンベアの下流部から食品を
所定の数だけ第1又は第2振分けコンベアの上流部へ受
渡すと、第1又は第2振分けコンベアに代えて第2又は
第1振分けコンベアを搬入コンベアの下流部から食品を
受渡し可能にし、第2又は第1振分けコンベアを選択し
た第2又は第1処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可
能にした状態の下で、第2又は第1振分けコンベアの搬
送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して選択した
第2又は第1処理コンベアの上流部へ順次受渡し、選択
した第2又は第1処理コンベアの搬送駆動により多数の
食品を食品処理装置内において搬送方向へ搬送すると共
に食品処理装置の作動により選択した第2又は第1処理
コンベア上の多数の食品の処理を行う工程と、(iii)上
記(i)工程と上記(ii)工程を交互に繰返す工程と、
(iv)上記(iii)工程の途中又は(iii)工程が終了した
後に、選択した第1又は第2処理コンベア上の多数の食
品の処理が終了すると、前記第1又は第2集合コンベア
を選択した第1又は第2処理コンベアの下流部から食品
を受渡し可能にした状態の下で、選択した第1又は第2
処理コンベアの搬送駆動により処理を施した多数の食品
を食品処理装置内から順次搬出して第1又は第2集合コ
ンベアの上流部へ順次受渡し、第1又は第2集合コンベ
アを前記搬出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にし
た状態の下で、第1又は第2集合コンベアの搬送駆動に
より多数の食品を搬送方向へ搬送して搬出コンベアの上
流部へ順次受渡し、搬出コンベアの搬送駆動により多数
の食品を搬送方向へ搬送する工程と、(v)前工程の途
中に、選択した第2又は第1処理コンベア上の多数の食
品の処理が終了すると、第2又は第1集合コンベアを選
択した第2又は第1処理コンベアの下流部から食品を受
渡し可能にした状態の下で、選択した第2又は第1処理
コンベアの搬送駆動により処理を施した多数の食品を食
品処理装置内から順次搬出して第2又は第1集合コンベ
アの上流部へ順次受渡し、多数の食品を第2又は第1集
合コンベア上で待機せしめ、前工程で処理を施した食品
の全てが搬出コンベアの上流部へ受渡されると、第1又
は第2集合コンベアに代えて第2又は第1集合コンベア
を搬出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にし、第2
又は第1集合コンベアの搬送駆動により多数の食品を搬
送方向へ搬送して搬出コンベアの上流部へ順次受渡し、
搬出コンベアの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ
搬送する工程と、(vi)前工程の途中に、選択した第1
又は第2処理コンベア上の多数の食品の処理が終了する
と、第1又は第2集合コンベアを選択した第1又は第2
処理コンベアの下流部から食品を受渡し可能にした状態
の下で、選択した第1又は第2処理コンベアの搬送駆動
により処理を施した多数の食品を食品処理装置内から順
次搬出して第1又は第2集合コンベアの上流部へ順次受
渡し、多数の食品を第1又は第2集合コンベア上で待機
せしめ、前工程で処理を施した食品の全てが搬出コンベ
アの上流部へ受渡されると、第2又は第1集合コンベア
に代えて第1又は第2集合コンベアを搬出コンベアの上
流部へ食品を受渡し可能にし、第1又は第2集合コンベ
アの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して搬
出コンベアの上流部へ順次受渡し、搬出コンベアの搬送
駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送する工程と、
(vii)上記(v)工程と上記(vi)工程を交互に繰返す
工程と、を備えてなることを特徴とする。
【0042】請求項13に記載の発明にあっては、多数
の食品の処理を行う食品処理装置を立設し、この食品処
理装置内に多数の食品を搬送方向へ搬送する複数段の処
理コンベアを上下に設け、各処理コンベアの上流部が食
品処理装置の一端側に位置すると共に各処理コンベアの
下流部が食品処理装置の他端側に位置するように構成
し、上記食品処理装置の一方側に多数の食品を搬送方向
へ搬送する搬入コンベアを設け、この搬入コンベアと食
品処理装置の間に多数の食品を搬送方向へ搬送する振分
けコンベアを設け、上記搬入コンベアの下流部から振分
けコンベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成し、振分
けコンベアの下流部から複数の処理コンベアのうち選択
した処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成
し、上記食品処理装置の他方側に処理を施した多数の食
品を搬送方向へ搬送する搬出コンベアを設け、この搬出
コンベアと食品処理装置の間に処理を施した多数の食品
を搬送方向へ搬送する集合コンベアを設け、複数の処理
コンベアのうち選択した処理コンベアの下流部から集合
コンベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成してなるこ
とを特徴とする。
【0043】請求項13に記載の発明特定事項による作
用は、以下の(i)工程、(ii)工程、(iii)工程、(i
v)工程の4工程によって奏する。
【0044】(i)工程 搬入コンベアの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ
搬送して、振分けコンベアの上流部へ順次受渡す。次
に、振分けコンベアを選択した処理コンベアの上流部へ
食品を受渡し可能にした状態の下で、振分けコンベアの
搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して、選択
した処理コンベアの上流部へ順次受渡す。そして、選択
した処理コンベアの搬送駆動により多数の食品を食品処
理装置内において搬送方向へ搬送すると共に、食品処理
装置の作動により選択した処理コンベア上の多数の食品
の処理を行う。
【0045】(ii)工程 上記(i)工程を繰返す。
【0046】(iii)工程 上記(ii)工程の途中又は(ii)工程が終了した後に、
選択した処理コンベア上の多数の食品の処理が終了する
と、前記集合コンベアを選択した処理コンベアの下流部
から食品を受渡し可能にした状態の下で、選択した処理
コンベアの搬送駆動により処理を施した多数の食品を食
品処理装置内から順次搬出して、集合コンベアの上流部
へ順次受渡す。次に、集合コンベアの搬送駆動により多
数の食品を搬送方向へ搬送して、搬出コンベアの上流部
へ順次受渡す。そして、搬出コンベアの搬送駆動により
多数の食品を搬送方向へ順次搬送する。
【0047】(iv)工程 上記(iii)工程を繰返す。
【0048】請求項14に記載の発明にあっては、請求
項13に記載の食品処理システムの使用方法において、
(i)前記搬入コンベアの搬送駆動により多数の食品を
搬送方向へ搬送して前記振分けコンベアの上流部へ順次
受渡し、振分けコンベアを選択した処理コンベアの上流
部へ食品を受渡し可能にした状態の下で、振分けコンベ
アの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して選
択した処理コンベアの上流部へ順次受渡し、選択した処
理コンベアの搬送駆動により多数の食品を前記食品処理
装置内において搬送方向へ搬送すると共に食品処理装置
の作動により選択した処理コンベア上の多数の食品の処
理を行う工程と、(ii)上記(i)工程を繰返す工程
と、(iii)上記(ii)工程の途中又は(ii)工程が終了
した後に、選択した処理コンベア上の多数の食品の処理
が終了すると、前記集合コンベアを選択した処理コンベ
アの下流部から食品を受渡し可能にした状態の下で、選
択した処理コンベアの搬送駆動により処理を施した多数
の食品を食品処理装置内から順次搬出して集合コンベア
の上流部へ順次受渡し、集合コンベアの搬送駆動により
多数の食品を搬送方向へ搬送して搬出コンベアの上流部
へ順次受渡し、搬出コンベアの搬送駆動により多数の食
品を搬送方向へ搬送する工程と、(iv)上記(iii)工程
を繰返す工程と、を備えてなることを特徴とする。
【0049】
【発明の実施の形態】図1及び図15を参照するに、本
発明の実施の形態に係る食品搬送処理システム1は、前
後(図1において紙面に向って表裏、図15において下
上)に列状に並んだ多数の食品(例えばピザ,パン)F
を搬送方向(右方向、図1及び図15において右方向)
へ搬送すると共に、多数の食品Fの処理(例えば発酵)
を行うものであり、まずこの食品搬送処理システム1全
体の概略的な発明特定事項について説明する。
【0050】食品搬送処理システム1の中央部には多数
の食品Fの処理(例えば発酵)を行う食品処理装置3が
立設してあり、この食品処理装置3内における上部領域
には多数の食品Fを搬送方向へ搬送する複数段の第1処
理コンベア5a,5b,5cが上下(図1において上
下)に設けてあると共に、食品処理装置3内における下
部領域には食品Fを搬送方向へ搬送する複数段の第2処
理コンベア7a,7b,7cが上下に設けてある。上記
食品処理装置3の左方側には多数の食品Fを搬送方向へ
搬送する搬入コンベア9が設けてあり、この搬入コンベ
ア9と食品処理装置3の間には多数の食品Fを搬送方向
へ振分けて搬送する第1振分けコンベア11,第2振分
けコンベア13が上下に設けてある。更に、上記食品処
理装置3の右方側には処理を施した多数の食品Fを搬送
方向へ搬送する搬出コンベア15が設けてあり、この搬
出コンベア15と食品処理装置3の間には処理を施した
多数の食品Fを集合して搬送する第1集合コンベア1
7,第2集合コンベア19が上下に設けてある。
【0051】ここで、搬入コンベア9の(搬送方向から
見て)下流部(図1において右部)から第1,第2振分
けコンベア11,13のうち選択した振分けコンベアの
上流部(図1において左部)へ食品Fを受渡し可能に構
成してあり、第1振分けコンベア11の下流部から複数
の第1処理コンベア5a,5b,5cのうち選択した第
1処理コンベアの上流部へ食品Fを受渡し可能に構成し
てあって、第2振分けコンベア13の下流部から複数の
第2処理コンベア7a,7b,7cのうち選択した第2
処理コンベアの上流部へ食品Fを受渡し可能に構成して
ある。又、複数の第1処理コンベア5a,5b,5cの
うち選択した第1処理コンベアの下流部から第1集合コ
ンベア17の上流部へ食品Fを受渡し可能に構成してあ
って、複数の第2処理コンベア7a,7b,7cのうち
選択した第2処理コンベアの下流部から第2集合コンベ
ア19の上流部へ食品Fを受渡し可能に構成してあり、
第1,第2集合コンベア17,19のうち選択した集合
コンベアの下流部から搬出コンベア15の上流部へ食品
Fを受渡し可能に構成してある。
【0052】次に、上述の食品搬送処理システム1全体
の概略的な発明特定事項を踏まえて、食品搬送処理シス
テム1の詳細な発明特定事項について説明する。
【0053】図2を参照するに、各処理コンベア5a,
5b,5c,7a,7b,7cの上流部が食品処理装置
3の左端側(図2において左端側)に位置すると共に各
処理コンベア5a,5b,5c,7a,7b,7cの下
流部が食品処理装置3の右端側に位置するように構成し
てある。各第1処理コンベア5a,5b,5cは第1処
理コンベア用モータ21a,21b,21cの駆動によ
りベルト(図示省略)を循環搬送せしめるものであり、
同様に、各第2処理コンベア7a,7b,7cは第2処
理コンベア用モータ23a,23b,23cの駆動によ
りベルト(図示省略)を循環搬送せしめるものである。
【0054】ここで、第1振分けコンベア11の下流部
から選択した第1処理コンベア(例えば5a)へ多数の
食品Fが順次受渡された後に、最も下流寄りの食品Fが
選択した第1処理コンベア(例えば5a)の下流部の所
定位置に位置すると、選択した第1処理コンベア(例え
ば5a)のモータ(例えば21a)の駆動を停止せしめ
るように構成してある。すなわち、後述の搬入検出用レ
ーザセンサにより搬入コンベア9の下流部から第1処理
コンベア5の上流部へ食品Fを所定の数だけ受渡したこ
とを検出してから、所定時間を経過した後に、選択した
第1処理コンベア(例えば5a)のモータ(例えば21
a)の駆動を停止せしめるように構成してあり、その
他、最も下流寄りの食品Fが選択した第1処理コンベア
(5a)の下流部の所定位置に位置したことを適宜のセ
ンサにより検出すると、選択した第1処理コンベア(例
えば5a)のモータ(例えば21a)の駆動を停止せし
めるように構成して差し支えない。同様の手段を用い
て、第2振分けコンベア13の下流部から選択した第2
処理コンベア(例えば7a)の上流部へ多数の食品Fが
順次受渡された後に、最も下流寄りの食品Fが選択した
第2処理コンベア(例えば7a)の下流部の所定位置に
位置すると、選択した第2処理コンベア(例えば7a)
のモータ(例えば23a)の駆動を停止せしめるように
構成してある。
【0055】図3及び図5を参照するに、上記搬入コン
ベア9は搬入コンベア用モータ25の駆動によりベルト
9Bを循環搬送するものであって、搬入コンベア9のベ
ルト9Bの搬送速度は処理コンベア5a,5b,5c,
7a,7b,7cのベルトの搬送速度とほぼ同じであ
る。搬入コンベア9の下流部を上下方向(図3及び図5
において上下方向)へ揺動可能かつ伸縮可能にするた
め、搬入コンベア9の下流部には伸縮シリンダ27の作
動により伸縮する左右方向(図3及び図5において左右
方向)へ移動可能なスライダ29が備えてあり、このス
ライダ29には揺動シリンダ31の作動により上下方向
へ揺動可能なL形の揺動アーム33が設けてあって、こ
のL形の揺動アーム33の支持部33Sがベルト9Bの
先端部(図3及び図5において右端部)を支持するよう
に構成してある。ここで、伸縮シリンダ27の作動によ
るスライダ29の伸びる右方向(図3及び図5において
右方向)の移動速度は、搬入コンベア9のベルトBの搬
送速度以上の速度である。更に、搬入コンベア9の下流
部からいずれかの振分けコンベア11(又は13)の上
流部へ食品Fを所定の数だけ受渡したことを検出するた
め、搬入コンベア9の下流部には搬入検出用レーザセン
サ35がセンサ支持部材35Sを介して設けてある。
【0056】図3を参照するに、第1,第2振分けコン
ベア11,13は振分けコンベアフレーム41をベース
にしており、第1振分けコンベア11は第1振分コンベ
ア用モータ37の駆動によりベルト11Bを循環搬送す
るものであって、第2振分けコンベア13は第2振分け
コンベア用モータ39の駆動によりベルト13Bを循環
搬送するものである。ここで、振分けコンベア11,1
3のベルト11B,13Bの搬送速度は搬入コンベア1
7のベルト17B等の搬送速度とほぼ同じである。
【0057】第2振分けコンベア13の上流部は第1振
分けコンベア11の上流部よりも搬入コンベア9側(左
側)へ突出して構成してあって、第1振分けコンベア1
1は上流側の揺動中心11Sを中心として上下方向へ揺
動可能に構成してあり、同様に、第2振分けコンベア1
3は上流側の揺動中心13Sを中心として上下方向へ揺
動可能に構成してある。
【0058】第1振分けコンベア11を上下方向へ揺動
させるため、振分けコンベアフレーム41の上側右部に
は第1ドラム43が設けてあり、この第1ドラム43に
よって巻き取り可能な連結チェン45の先端部が第1振
分けコンベア11に連結してある。又、第1振分けコン
ベア11の適宜位置には振分け用第1ドグ47が設けて
あり、振分けコンベアフレーム41における適宜位置に
は、第1振分けコンベア11を各第1処理コンベア5
a,5b,5cの上流部へ食品Fを受渡し可能な揺動位
置にそれぞれ位置せしめた時に、第1ドグ47によって
作動する振分け用第1近接スイッチ49a,49b,4
9cがそれぞれ設けてある。尚、第1振分けコンベア1
1の上下位置及び下限位置を規制するため、振分けコン
ベアフレーム41には上下位置規制用リミットスイッチ
51及び下限位置規制用リミットスイッチ53がそれぞ
れ設けてある。
【0059】同様に、第2振分けコンベア13を上下方
向へ揺動させるため、振分けコンベアベース41の上側
右部には第2ドラム55が設けてあり、この第2ドラム
55によって巻き取り可能な第2連結チェン57の先端
部が第2振分けコンベア13に連結してある。第2振分
けコンベア13の適宜位置には振分け用第2ドグ59が
設けてあり、振分けコンベアフレーム41おける適宜位
置には、第2振分けコンベア13を各第2処理コンベア
7a,7b,7cの上流部へ食品Fを受渡し可能な揺動
位置にそれぞれ位置せしめた時に、第2ドグ59によっ
て作動する振分け用第2近接スイッチ61a,61b,
61cがそれぞれ設けてある。尚、第2振分けコンベア
13の上限位置及び下限位置を規制するため、振分けコ
ンベアベース41には上限位置規制用リミットスイッチ
63及び下限位置規制用リミットスイッチ65がそれぞ
れ設けてある。
【0060】尚、ドラム43,55の作動により振分け
コンベア11,13を上下方向へ揺動させる代わりに、
揺動シリンダの作動によって振分けコンベア11,13
を上下方向へ揺動させても差支えない。
【0061】上記の発明特定事項により、搬入コンベア
9を第1振分けコンベア11の上流部へ食品Fを受渡し
可能な位置に位置せしめた状態の下で(図5参照)、揺
動シリンダ31の作動により揺動アーム33を下方向
(図6において下方向)へ揺動させることにより、搬入
コンベア9の下流部を下方向へ揺動させる(図6参
照)。そして、伸縮シリンダ27の作動によりスライダ
29を縮む左方向(図7において左方向)へ移動させる
ことにより、搬入コンベア9の下流部を左方向へ縮め
て、搬入コンベア9を第2振分けコンベア13の上流部
へ食品Fを受渡し可能な位置に位置せしめる(図7参
照)。
【0062】搬入コンベア9を第2振分けコンベア13
の上流部へ食品を受渡し可能な位置に位置せしめた状態
の下で(図7参照)、揺動シリンダ31の作動により揺
動アーム33を上方向(図8において上方向)へ揺動さ
せることにより、搬入コンベア9の下流部を上方向へ揺
動させる(図8参照)。この時、第2振分けコンベア1
3の上流部を第1振分けコンベア11の上流部よりも搬
入コンベア9側へ突出して構成し、搬入コンベア9の下
流部を伸縮可能に構成したことにより、第2振分けコン
ベア13の上流部の上方には空間が形成され、搬入コン
ベア9の下流部から食品Fの一部が突出していても、食
品Fの一部が第1振分けコンベア11と干渉することは
ない。そして、伸縮シリンダ27の作動によりスライダ
29を伸びる右方向(図9において右方向)へ移動させ
ることにより、搬入コンベア9の下流部を右方向へ移動
させて、搬入コンベア9を第1振分けコンベア11の上
流部へ食品Fを受渡し可能な位置に位置せしめる(図9
及び図10参照)。
【0063】又、第1ドラム43の作動により第1振分
けコンベア11を上流側の揺動中心11Sを中心として
上下方向へ揺動させることにより、第1振分けコンベア
11を選択した第1処理コンベア(例えば5a)の上流
部へ食品を受渡し可能な揺動位置に位置せしめられ、対
応する第1近接スイッチ(例えば49a)が第1ドグ4
7によって作動する。同様に、第2ドラム55の作動に
より第2振分けコンベア13を上流側の揺動中心13S
を中心として上下方向へ揺動させることにより、第2振
分けコンベア13を選択した第2処理コンベア(例えば
7a)の上流部へ食品Fを受渡し可能な揺動位置に位置
せしめられ、対応する第2近接スイッチ(例えば61
a)が第2ドグ59によって作動する。
【0064】図4を参照するに、前記搬出コンベア15
は搬出コンベア用モータ67の駆動によりベルト15B
を循環搬送するものであって、搬出コンベア15のベル
ト15Bの搬送速度は搬入コンベア9のベルト9B等の
搬送速度とほぼ同じである。
【0065】第1,第2集合コンベア17,19は集合
コンベアフレーム69をベースにしており、第1集合コ
ンベア17は第1集合コンベア用モータ71の駆動によ
りベルト17Bを循環搬送するものであって、第2集合
コンベア19は第2集合コンベア用モータ73の駆動に
よりベルト19Bを循環搬送するものである。ここで、
集合コンベア17,19のベルト17B,19Bの搬送
速度は搬出コンベア15のベルト15B等の搬送速度と
ほぼ同じである。
【0066】上記第1集合コンベア17の下流部は第2
集合コンベア19の下流部よりも搬出コンベア15側
(図4において右側)へ突出して構成してあり、第1集
合コンベア17は上流側の揺動中心17Sを中心として
上下方向(図4において上下方向)へ揺動可能に構成し
てあって、同様に第2集合コンベア19は上流側の揺動
中心19Sを中心として上下方向へ揺動可能に構成して
ある。
【0067】第1集合コンベア17を上下方向へ揺動さ
せるため、集合コンベアフレーム69の上側左部には集
合コンベア用第1ドラム75が設けてあり、この第1ド
ラム75によって巻き取り可能な連結チェン77の先端
部が第1集合コンベア17に連結してある。第1集合コ
ンベアの適宜位置には集合用第1ドグ79が設けてあ
り、集合コンベアフレーム69における適宜位置には、
第1集合コンベア17を各第1処理コンベア5a,5
b,5cの下流部から食品Fを受渡し可能な揺動位置に
それぞれ位置せしめた時に、第1ドグ79によって作動
する集合用第1近接スイッチ81a,81b,81cが
設けてある。尚、第1集合コンベア15の上限位置及び
下限位置を規制するため、集合コンベアフレーム69に
は上限位置規制用リミットスイッチ83及び下限位置規
制用リミットスイッチ85がそれぞれ設けてある。
【0068】同様に、第2集合コンベア17を上下方向
へ揺動させるため、集合コンベアフレーム69の上側右
部には集合用第2ドラム87が設けてあり、この第2ド
ラム87によって巻き取り可能な連結チェン89の先端
部が第2集合コンベア19に連結してある。第2集合コ
ンベア19の適宜位置には集合用第2ドグ91が設けて
あり、集合コンベアフレーム69には、第2集合コンベ
ア19を各第2処理コンベア7a,7b,7cの下流部
から食品Fを受渡し可能な揺動位置にそれぞれ位置せし
めた時に、第2ドグ91によって作動する集合用第2近
接スイッチ93a,93b,93cがそれぞれ設けてあ
る。尚、第2集合コンベア19の上限位置及び下限位置
を規制するため、集合コンベアフレーム69には上限位
置規制用リミットスイッチ95及び下限位置規制用リミ
ットスイッチ97がそれぞれ設けてある。
【0069】尚、ドラム75,87の作動により集合コ
ンベア17,19を上下方向へ揺動させる代わりに、揺
動シリンダの作動により揺動させても差支えない。
【0070】第1集合コンベア17の上流部が選択した
第1処理コンベア(例えば5a)の下流部の下側に入り
込むようにするため、第1集合コンベア17の上流部は
集合コンベア用第1伸縮シリンダ99の作動により伸縮
する左右方向へ移動可能である。同様に、第2集合コン
ベア19の上流部が選択した第2処理コンベア(例えば
7a)の下流部の下側に入り込むようにするため、第2
集合コンベア19の上流部は集合コンベア用第2伸縮シ
リンダ101の作動により伸縮する左右方向へ移動可能
である。
【0071】図11を参照するに、上記第1集合コンベ
ア17の下流部を上下方向(図11において上下方向)
へ移動させるため、第1集合コンベア17の下流部には
突起(カムフロア)103が設けてあり、第2集合コン
ベア19の下流部にはこの突起103を押し上げる押上
げ部材105を作動させる上下動シリンダ107が設け
てある。
【0072】第1集合コンベア17の下流部の適宜位置
には下寄り食品用第1レーザセンサ109及び上寄り食
品用第1レーザセンサ111がセンサ支持部材109
S,111Sを介して設けてある。下寄り食品用第1レ
ーザセンサ109は、第1集合コンベア17の下流部か
ら搬出コンベア15の上流部へ処理を施した食品Fを受
渡す前に、第1集合コンベア17の下流部の所定位置に
最も下流寄りの食品Fが位置したことを検出するもので
あり、上寄り食品用第1レーザセンサ111は、第1集
合コンベア17の下流部から搬出コンベア15の上流部
へ処理を施した食品Fの受渡しを開始した後に第1集合
コンベア17の下流部の別の所定位置に最も上流寄りの
食品が位置したことを検出するものである。同様に、第
2集合コンベア19の下流部の適宜位置には下寄り食品
用第2レーザセンサ113及び上寄り食品用第2レーザ
センサ115がセンサ支持部材113S,115Sを介
してそれぞれ設けてある。下寄り食品用第2レーザセン
サ113は、第2集合コンベア19の下流部から搬出コ
ンベア15の上流部へ処理を施した食品Fを受渡す前
に、第2集合コンベア19の下流部の所定位置に最も下
流寄りの食品Fが位置したことを検出するものであり、
上寄り食品用第2レーザセンサ115は第2集合コンベ
ア19の下流部から搬出コンベア15の上流部へ処理を
施した食品Fを受渡した後に、第2集合コンベア19の
下流部の別の所定位置に最も上流寄りの食品Fが位置し
たことを検出するものである。
【0073】第1集合コンベア17の上流部下側には第
1エアノズル117が設けてあり、第1エアノズル11
7は、各第1処理コンベア5a,5b,5cの下流部か
ら第1集合コンベア17の上流部へ処理を施した食品F
をそれぞれ受渡す時に、下方向から食品Fに対してエア
を吹きつけるものである。同様に、第2集合コンベア1
9の上流部下側には第2エアノズル119が設けてあ
り、第2集合コンベア19の下流部下側にはサブ第2エ
アノズル121が設けてある。第2エアノズル119
は、各第2処理コンベア7a,7b,7cの下流部から
第2集合コンベア19の上流部へ処理を施した食品Fを
それぞれ受渡す時に、下方向から食品Fに対してエアを
吹きつけるものであり、サブ第2エアノズル121は第
2集合コンベア19の下流部から搬出コンベア15の上
流部へ処理を施した食品を受渡す時に、下方向から食品
Fに対してエアを吹きつけるものである。
【0074】上述の発明特定事項により、第1集合コン
ベア17の上流部を縮めた状態の下で、集合用第1ドラ
ム75の作動により第1集合コンベア17を下流側の揺
動中心17Sを中心として上下方向へ揺動させて、第1
集合コンベア17を選択した第1処理コンベア(例えば
5a)の下流部から食品Fを受渡し可能な揺動位置に位
置せしめられ、対応する第1近接スイッチ(例えば81
a)が第1ドグ79によって作動する。この時、第1集
合コンベア17の上流部は選択した第1処理コンベア
(例えば5a)の下流部よりも僅かに下側に位置してあ
る。そして、集合コンベア用第1伸縮シリンダ99の作
動により第1集合コンベア17の上流部を延びる左方向
へ移動させることにより、第1集合コンベア17の上流
部を選択した第1処理コンベア(例えば5a)の下流部
の下側に入り込ませることができる。
【0075】同様に、第2集合コンベア19の上流部を
縮めた状態の下で、集合コンベア用第2ドラム87の作
動により第2集合コンベア19を下流側の揺動中心19
Sを中心として上下方向へ揺動させることにより、第2
集合コンベア19を選択した第2処理コンベア(例えば
7a)の下流部から食品Fを受渡し可能な揺動位置に位
置せしめられ、対応する第2近接スイッチ(例えば93
a)が第2ドグ91によって作動する。この時、第2集
合コンベア19の上流部は選択した第2処理コンベア
(7a)の下側よりも僅かに下側に位置してある。そし
て、集合コンベア用第2伸縮シリンダ101の作動によ
り第2集合コンベア19の上流部を延びる左方向へ移動
させることにより、第2集合コンベア19の上流部を選
択した第2処理コンベア(7a)の下流部の下側に入り
込ませることができる。
【0076】又、上下動シリンダ107の作動により第
1集合コンベア17の下流部を下方向へ移動させること
により、第1集合コンベア17の下流部を第2集合コン
ベア19の下流部よりも搬出コンベア15側へ突出して
構成したこともあって、第1集合コンベア17を搬出コ
ンベア15の上流部へ食品Fを受渡し可能にすることが
できる(図11及び図12参照)。又、上下動シリンダ
107の作動により第1集合コンベア17の下流部を上
方向へ移動させて、第1集合コンベア17の下流部と搬
出コンベア15の間に上下の間隙を形成せしめることに
より、第1集合コンベア17に代えて第2集合コンベア
19を搬出コンベア15の上流部へ食品Fを受渡し可能
にすることができる(図13及び図14参照)。
【0077】更に、第1集合コンベア17を搬出コンベ
ア15の上流部へ食品Fを受渡し可能にした状態の下で
(図11参照)、下寄り食品用第2レーザセンサ113
により第2集合コンベア19の下流部の所定位置に最も
下流寄りの食品Fが位置したことが検出されると(図1
2参照)、この検出に基づいて、第2集合コンベア19
のモータ73の駆動を停止せしめる。これによって、第
2集合コンベア19の下流部から搬出コンベア15の上
流部へ処理を施した食品Fを受渡す前に、処理を施した
食品Fを第2集合コンベア19上に待機せしめることが
できる。そして、上寄り食品用第1レーザセンサ111
により第1集合コンベア17の下流部の別の所定位置に
最も上流寄りの食品Fが位置したことを検出すると、所
定時間経過後に、上下動シリンダ107の作動により第
1集合コンベア17の下流部を上方向へ移動させて、第
1集合コンベア17に代えて第2集合コンベア19を搬
出コンベア15の上流部へ食品Fを受渡し可能にする
(図13参照)。
【0078】同様に、第2集合コンベア19を搬出コン
ベア15の上流部へ食品Fを受渡し可能にした状態の下
で(図13参照)、下寄り食品用第1レーザセンサ10
9により第1集合コンベア17の下流部の所定位置に最
も下流寄りの食品Fが位置したことが検出されると、こ
の検出に基づいて、第1集合コンベア17のモータ71
の駆動を停止せしめる。これによって、第1集合コンベ
ア17の下流部から搬出コンベア15の上流部へ処理を
施した食品Fを受渡す前に、処理を施した多数の食品F
を第1集合コンベア17上に待機せしめることができる
(図14参照)。そして、上寄り食品用第2レーザセン
サ115により第2集合コンベア19の下流部の別の所
定位置に最も上寄りの食品が位置したことが検出される
と、所定時間経過後に、上下動シリンダ107の作動に
より第1集合コンベア17の下流部を下方向へ移動させ
て、第2集合コンベア19に代えて第1集合コンベア1
7を搬出コンベア15の上流部へ食品Fを受渡し可能に
する。
【0079】又、第1エアノズル117及び第2エアノ
ズル119によって処理を施した食品Fに対して下方向
からエアを吹きつけることにより、処理を施した食品F
と第1,第2処理コンベア5a,5b,5c,7a,7
b,7cの粘着性を緩和して、第1,第2処理コンベア
5a,5b,5c,7a,7b,7cの下流部から第
1,第2集合コンベア17,19の上流部への食品Fの
受渡しが容易になる。同様に、サブ第2エアノズル12
1によって処理を施した食品Fに対して下方向からエア
を吹きつけることにより、処理を施した食品Fと第2集
合コンベア19の粘着性を緩和して、第2集合コンベア
19の下流部から搬出コンベア15の上流部への食品F
の受渡しが容易になる。
【0080】前述の発明特定事項からなる食品搬送処理
システム1の使用方法について説明する。
【0081】上記食品搬送処理システム1の使用方法は
以下の工程を備えてなる。
【0082】(i)工程 第1振分けコンベア11を搬入コンベア9の下流部から
食品Fを受渡し可能にした状態の下で、搬入コンベア9
の搬送駆動により多数の食品Fを搬送方向へ搬送して、
第1振分けコンベア11の上流部へ順次受渡す。次に、
第1振分けコンベア11を選択した第1処理コンベア
(例えば5a)の上流部へ食品Fを受渡し可能にした状
態の下で、第1振分けコンベア11の搬送駆動により多
数の食品Fを搬送方向へ搬送して、選択した第1処理コ
ンベア(例えば5a)の上流部へ順次受渡す。そして、
選択した第1処理コンベア(例えば5a)の搬送駆動に
より多数の食品Fを食品処理装置3内において搬送方向
へ搬送すると共に、食品処理装置3の作動により選択し
た第1処理コンベア(例えば5a)上の多数の食品Fの
処理を行う。
【0083】(ii)工程 上記(i)工程の途中に、搬入コンベア9の下流部から
食品Fを所定の数だけ第1振分けコンベア11の上流部
へ受渡すと、第1振分けコンベア11に代えて第2振分
けコンベア13を搬入コンベア9の下流部から食品Fを
受渡し可能にする。次に、第2振分けコンベア13を選
択した第2処理コンベア(例えば7a)の上流部へ食品
Fを受渡し可能にした状態の下で、第2振分けコンベア
13の搬送駆動により多数の食品Fを搬送方向へ搬送し
て、選択した第2処理コンベア(例えば7a)の上流部
へ順次受渡す。そして、選択した第2処理コンベア(例
えば7a)の搬送駆動により多数の食品Fを食品処理装
置3内において搬送方向へ搬送すると共に、食品処理装
置3の作動により選択した第2処理コンベア(例えば7
a)上の多数の食品Fの処理を行う。
【0084】(iii)工程 上記(i)工程と上記(ii)工程を交互に繰返す。これ
によって、全ての処理コンベア5a,5b,5c,7
a,7b,7cの上流部へ多数の食品Fを受渡すことが
できると共に、全ての処理コンベア5a,5b,5c,
7a,7b,7c上の多数の食品Fの処理を行うことが
できる。
【0085】(iv)工程 上記(iii)工程の途中又は(iii)工程が終了した後に、
選択した第1処理コンベア(例えば5a)上の多数の食
品Fの処理が終了すると、第1集合コンベア17を選択
した第1処理コンベア(例えば5a)の下流部から食品
Fを受渡し可能にした状態の下で、選択した第1処理コ
ンベア(5a)の搬送駆動により処理を施した多数の食
品Fを食品処理装置3内から順次搬出して、第1集合コ
ンベア17の上流部へ順次受渡す。次に、第1集合コン
ベア17を搬出コンベア15の上流部へ食品Fを受渡し
可能にした状態の下で、第1集合コンベア17の搬送駆
動により多数の食品Fを搬送方向へ搬送して、搬出コン
ベア15の上流部へ順次受渡す。そして、搬出コンベア
15の搬送駆動により多数の食品Fを搬送方向へ搬送す
る。
【0086】(v)工程 前工程の途中に、選択した第2処理コンベア(例えば7
a)上の多数の食品Fの処理が終了すると、第2集合コ
ンベア19を選択した第2処理コンベア(例えば7a)
の下流部から食品Fを受渡し可能にした状態の下で、選
択した第2処理コンベア(例えば7a)の搬送駆動によ
り処理を施した多数の食品Fを食品処理装置3内から順
次搬出して、第2集合コンベア19の上流部へ順次受渡
して、多数の食品Fを第2集合コンベア19上で待機せ
しめる。次に、前工程で処理を施した食品Fの全てが搬
出コンベア15の上流部へ受渡されると(上寄り食品用
第1レーザセンサ111により所定の検出がされてから
所定時間経過後)、第1集合コンベア17に代えて第2
集合コンベア19を搬出コンベア15の上流部へ食品F
を受渡し可能にし、第2集合コンベア19の搬送駆動に
より多数の食品Fを搬送方向へ搬送して、搬出コンベア
15の上流部へ順次受渡す。そして、搬出コンベア15
の搬送駆動により多数の食品Fを搬送方向へ搬送する。
【0087】(vi)工程 前工程の途中に、選択した第1処理コンベア(例えば5
a)上の多数の食品Fの処理が終了すると、第1集合コ
ンベア17を選択した第1処理コンベア(例えば5a)
の下流部から食品Fを受渡し可能にした状態の下で、選
択した第1処理コンベア(例えば5a)の搬送駆動によ
り処理を施した多数の食品Fを食品処理装置3内から順
次搬出して、第1集合コンベア17の上流部へ順次受渡
して、多数の食品Fを第1集合コンベア17上で待機せ
しめる。次に、前工程で処理を施した食品Fの全てが搬
出コンベア15の上流部へ受渡されると(上寄り食品用
第2レーザセンサ115により所定の検出がされてから
所定時間経過後)、第2集合コンベア19に代えて第1
集合コンベア17を搬出コンベア15の上流部へ食品F
を受渡し可能にし、第1集合コンベア17の搬送駆動に
より多数の食品Fを搬送方向へ搬送して、搬出コンベア
15の上流部へ順次受渡す。そして、搬出コンベア15
の搬送駆動により多数の食品Fを搬送方向へ搬送する。
【0088】(vii)工程 上記(v)工程と上記(vi)工程を交互に繰返す。これ
によって、全ての処理コンベア5a,5b,5c,7
a,7b,7cの下流部から集合コンベア17,19を
介して搬出コンベア15の上流部へ受渡して、搬出コン
ベア15の搬送駆動により搬送方向へ搬送することがで
きる。
【0089】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、第1,第2振分けコンベア11,13により選択し
た第1,第2処理コンベアの上流部へ食品Fの受渡しを
行うと共に、第1,第2集合コンベア17,19により
選択した第1,第2処理コンベアの下流部から食品の受
渡しを行っているため、食品処理装置3内において複数
段の第1,第2処理コンベア5a,5b,5c,7a,
7b,7cを上下に設けた場合であっても、換言すれば
第1,第2処理コンベア5a,5b,5c,7a,7
b,7cの搬送方向の長さ及び食品処理装置3の搬送方
向の長さを短くした場合であっても、複数の第1,第2
処理コンベア5a,5b,5c,7a,7b,7c上に
おいて多数の食品Fを搬送しつつ、処理を行うことがで
きる。従って、第1,第2処理コンベア5a,5b,5
c,7a,7b,7cの搬送方向の長さ及び食品処理装
置3の搬送方向の長さを短くでき、食品搬送システム1
全体が搬送方向へ延伸することを抑制し、工場のスペー
ス有効利用を図ることができる。
【0090】又、第1振分けコンベア11(又は第2振
分けコンベア13)の下流部から選択した第1処理コン
ベア(又は第2処理コンベア)の上流部へ食品を受渡す
前であっても、搬入コンベア9の下流部から第1振分け
コンベア11(又は第2振分けコンベア13)の上流部
へ所定の数の食品Fを受渡すと、搬入コンベア9の下流
部側から第2振分けコンベア13(又は第1振分けコン
ベア11)の上流部へ食品Fを受渡すことができるた
め、搬入コンベア9により搬送される多数の食品Fの搬
送ピッチが短い場合であっても、確実に第1,第2振分
けコンベア11,13により多数の食品Fを第1,第2
処理コンベア5a,5b,5c,7a,7b,7cに交
互に受渡して、食品処理装置3内に搬入することができ
る。
【0091】更に、第1集合コンベア17(又は第2集
合コンベア19)の下流部から搬出コンベア15の上流
部へ処理を施した食品Fを所定の数だけ受渡す前であっ
ても、多数の食品Fを第2集合コンベア19(又は第1
集合コンベア17)上において待機せしめることができ
るため、第1集合コンベア17(又は第2集合コンベア
19)の下流部から搬出コンベア15の上流部へ処理を
施した食品Fを所定の数だけ受渡すと、直ちに第2集合
コンベア19(又は第1集合コンベア17)の下流部か
ら搬出コンベア15の上流部へ処理を施した食品Fを受
渡すことができ、搬出コンベア15上において処理を施
した多数の食品Fを短い搬送ピッチの下で順次搬送する
ことができ、次工程の作業能率が向上する。
【0092】又、搬入コンベア9の下流部が縮んだ状態
の時に、第2振分けコンベア13の上方には空間が形成
されるため、搬入コンベア9の下流部を上方向へ揺動さ
せる時に、搬入コンベア9の下流部から食品Fの一部が
突出していても、食品Fの一部が第1振分けコンベア1
1に干渉することがないため、搬入コンベア9の下流部
から第1振分けコンベア11の上流部へ食品Fの受渡し
の際に、食品Fが損傷することを極力回避することがで
きる。
【0093】更に、最も下流寄りの食品Fが選択した第
1,第2処理コンベアの下流部の所定位置に位置する
と、選択した第1,第2処理コンベアの搬送駆動を停止
せしめているため、確実に処理を施した食品Fのみを選
択した第1,第2処理コンベアの下流部から第1,第2
集合コンベア17,19の上流部へ受渡すことができ
る。
【0094】又、第1,第2集合コンベア17,19の
上流部が選択した第1,第2処理コンベアの下流部の下
側に入り込むことができるため、選択した第1,第2処
理コンベアの下流部から第1,第2集合コンベア17,
19の上流部へ処理を施した食品Fの受渡しが容易にな
る。
【0095】更に、第1エアノズル117及び第2エア
ノズル119によって処理を施した食品Fと第1,第2
処理コンベア5a,5b,5c,7a,7b,7cの粘
着性を緩和することができるため、第1,第2処理コン
ベア5a,5b,5c,7a,7b,7cの下流部から
第1,第2集合コンベア17,19の上流部への食品F
の受渡しが容易になる。又、サブ第2エアノズル121
により処理を施した食品Fと第2集合コンベア19の粘
着性を緩和することができるため、第2集合コンベア1
9の下流部から搬出コンベア15の上流部への食品Fの
受渡しが容易になる。
【0096】
【発明の効果】請求項1の発明特定事項によると、第
1,第2振分けコンベアにより選択した第1,第2処理
コンベアの上流部へ食品の受渡しを行うと共に、第1,
第2集合コンベアより選択した第1,第2処理コンベア
の下流部から食品の受渡しを行っているため、食品処理
装置内に複数段の第1,第2処理コンベアを上下に設け
た場合であっても、換言すれば第1,第2処理コンベア
の搬送方向の長さ及び食品処理装置の搬送方向の長さを
短くした場合であっても、複数の第1,第2処理コンベ
ア上において食品を搬送しつつ処理を行うことができ
る。従って、第1,第2処理コンベアの搬送方向の長さ
及び食品処理装置の搬送方向の長さを短くでき、食品搬
送処理システム全体が搬送方向へ延伸することを抑制
し、工場のスペース有効利用を図ることができる。
【0097】又、第1又は第2振分けコンベアの下流部
から選択した第1又は第2処理コンベアの上流部へ食品
を所定の数だけ受渡す前であっても、搬入コンベアの下
流部から第1又は第2振分けコンベアの上流部へ所定の
数の食品を受渡すと、搬入コンベアの下流部から第2又
は第1振分けコンベアの上流部へ食品を受渡すことがで
きるため、搬入コンベアにより搬送される多数の食品の
搬送ピッチが短い場合であっても、確実に第1,第2振
分けコンベアにより多数の食品を第1,第2処理コンベ
アに交互に受渡して、食品処理装置内に搬入することが
できる。
【0098】更に、第1又は第2集合コンベアの下流部
から搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品を所定の
数だけ受渡す前であっても、多数の食品を第2又は第1
集合コンベア上において待機せしめることができるた
め、第1又は第2集合コンベアの下流部から搬出コンベ
アの上流部へ処理を施した食品を所定の数だけ受渡す
と、直ちに第2又は第1集合コンベアの下流部から搬出
コンベアの下流部へ処理を施した食品を受渡すことがで
きるため、搬出コンベア上において処理を施した多数の
食品を短い搬送ピッチの下で順次搬送することができ、
次工程の作業能率が向上する。
【0099】請求項2に記載の発明特定事項を備えた場
合にあっては、搬入コンベアの下流部を上方向へ揺動さ
せる時に、搬入コンベアの下流部から食品の一部を突出
しても、食品の一部が第1振分けコンベアに干渉するこ
とがないため、搬入コンベアの下流部から第1振分けコ
ンベアの上流部への食品の受渡しの際に、食品が損傷す
ることを極力回避することができる。
【0100】請求項6に記載の発明特定事項を備えた場
合にあっては、最も下流寄りの食品が選択した第1,第
2処理コンベアの下流部の所定位置に位置すると、選択
した第1,第2処理コンベアの搬送駆動を停止せしめて
いるため、確実に処理を施した食品のみを第1,第2処
理コンベアの下流部から第1又は第2集合コンベアの上
流部へ受渡すことができる。
【0101】請求項7に記載の発明特定事項を備えた場
合にあっては、第1,第2集合コンベアの上流部が選択
した第1,第2処理コンベアの下流部の下側に入り込む
ことができるため、第1,第2処理コンベアの下流部か
ら第1,第2集合コンベアの上流部へ処理を施した食品
の受渡しが容易になる。
【0102】請求項11に記載の発明特定事項を備えた
場合にあっては、第1エアノズル及び第2エアノズルに
よって処理を施した食品と第1,第2処理コンベアの粘
着性を緩和することができるため、第1,第2処理コン
ベアの下流部から第1,第2集合コンベアの上流部との
食品の受渡しが容易になる。
【0103】請求項13又は請求項14に記載の発明特
定事項を備えた場合にあっては、振分けコンベアにより
選択した処理コンベアの上流部への食品の受渡しを行う
ことができると共に、集合コンベアにより選択した処理
コンベアの下流部から食品の受渡しを行っているため、
食品処理装置内に複数段の処理コンベアを上下に設けた
場合であっても、換言すれば処理コンベアの搬送方向の
長さ及び食品処理装置の搬送方向の長さを短くした場合
であっても、複数の処理コンベア上において食品を搬送
しつつ処理を行うことができる。従って、処理コンベア
の搬送方向の長さ及び食品処理装置の搬送方向の長さを
短くでき、食品搬送処理システム全体が搬送方向へ延伸
することを抑制し、工場のスペース有効利用を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】食品搬送処理システムの正面図である。
【図2】食品搬送処理システムの中央部の拡大図であ
る。
【図3】食品搬送処理システムの上流部の拡大図であ
る。
【図4】食品搬送処理システムの下流部の拡大図であ
る。
【図5】搬入コンペアの下流部から振分コンベアの上流
部への受渡しの説明図である。
【図6】搬入コンペアの下流部から振分コンベアの上流
部への受渡しの説明図である。
【図7】搬入コンペアの下流部から振分コンベアの上流
部への受渡しの説明図である。
【図8】搬入コンペアの下流部から振分コンベアの上流
部への受渡しの説明図である。
【図9】搬入コンペアの下流部から振分コンベアの上流
部への受渡しの説明図である。
【図10】搬入コンペアの下流部から振分コンベアの上
流部への受渡しの説明図である。
【図11】集合コンペアの下流部から搬出コンベアの上
流部への受渡しの説明図である。
【図12】集合コンペアの下流部から搬出コンベアの上
流部への受渡しの説明図である。
【図13】集合コンペアの下流部から搬出コンベアの上
流部への受渡しの説明図である。
【図14】集合コンペアの下流部から搬出コンベアの上
流部への受渡しの説明図である。
【図15】搬送される多数の食品を示す図である。
【符号の説明】
1 食品搬送処理システム 3 食品処理装置 5a,5b,5c 第1処理コンベア 7a,7b,7c 第2処理コンベア 9 搬入コンベア 11 第1振分けコンベア 13 第2振分けコンベア 15 搬出コンベア 17 第1集合コンベア 19 第2集合コンベア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 律朗 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン 自動機株式会社内 (72)発明者 中田 聖一 栃木県宇都宮市野沢町2番地3 レオン 自動機株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−40554(JP,A) 特開 平3−42414(JP,A) 特開 平2−180103(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 47/64 - 47/68 A23L 1/00 A23P 1/00

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の食品の処理を行う食品処理装置を
    立設し、この食品処理装置内における上部領域に多数の
    食品を搬送方向へ搬送する第1処理コンベアを上下に設
    けると共に、食品処理装置内における下部領域に食品を
    搬送方向へ搬送する複数段の第2処理コンベアを上下に
    設け、各処理コンベアの上流部が食品処理装置の一端側
    に位置すると共に各処理コンベアの下流部が食品処理装
    置の他端側に位置するように構成し、 上記食品処理装置の一方側に多数の食品を搬送方向へ搬
    送する搬入コンベアを設け、この搬入コンベアと食品処
    理装置の間に多数の食品を搬送する第1振分けコンベ
    ア,第2振分けコンベアを上下に設け、上記搬入コンベ
    アの下流部から第1,第2振分けコンベアのうち選択し
    た振分けコンベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成
    し、第1振分けコンベアの下流部から複数の第1処理コ
    ンベアのうち選択した第1処理コンベアの上流部へ食品
    を受渡し可能に構成し、第2振分けコンベアの下流部か
    ら複数の第2処理コンベアのうち選択した第2処理コン
    ベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成し、 上記食品処理装置の他方側に処理を施した多数の食品を
    搬送方向へ搬送する搬出コンベアを設け、この搬出コン
    ベアと食品処理装置の間に処理を施した多数の食品を搬
    送する第1集合コンベア,第2集合コンベアを上下に設
    け、複数の第1処理コンベアのうち選択した第1処理コ
    ンベアの下流部から第1集合コンベアの上流部へ食品を
    受渡し可能に構成し、複数の第2処理コンベアのうち選
    択した第2処理コンベアの下流部から第2集合コンベア
    の上流部へ食品を受渡し可能に構成し、第1,第2集合
    コンベアのうち選択した集合コンベアの下流部から搬出
    コンベアの上流部へ食品を受渡し可能に構成してなるこ
    とを特徴とする食品搬送処理システム。
  2. 【請求項2】 前記第2振分けコンベアの上流部を前記
    第1振分けコンベアの上流部よりも前記搬入コンベア側
    へ突出して構成し、搬入コンベアの下流部を上下方向へ
    揺動可能かつ伸縮可能に構成してなることを特徴とする
    請求項1に記載の食品搬送処理システム。
  3. 【請求項3】 前記第1振分けコンベアの下流部から複
    数の第1処理コンベアのうち選択した第1処理コンベア
    の上流部へ食品を受渡し可能にするため、第1振分けコ
    ンベアを上流側の揺動中心を中心として上下方向へ揺動
    可能に構成し、第2振分けコンベアの下流部から複数の
    第2処理コンベアのうち選択した第2処理コンベアの上
    流部へ食品を受渡し可能にするため、第2振分けコンベ
    アを上流側の揺動中心を中心として上下方向へ揺動可能
    に構成し、複数の第1処理コンベアのうち選択した第1
    処理コンベアの下流部から第1集合コンベアの上流部へ
    食品を受渡し可能にするため、第1集合コンベアを下流
    側の揺動中心を中心として上下方向へ揺動可能に構成
    し、複数の第2処理コンベアのうち選択した第2処理コ
    ンベアの下流部から第2集合コンベアの上流部へ食品を
    受渡し可能にするため、第2集合コンベアを下流側の揺
    動中心を中心として上下方向へ揺動可能に構成してなる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の食品搬
    送処理システム。
  4. 【請求項4】 前記第1振分けコンベアに振分け用第1
    ドグ或いは振分け用第1センサを設け、第1振分けコン
    ベアを各第1処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能
    な揺動位置にそれぞれ位置せしめたときに、振分け用第
    1ドグによって作動する振分け用第1センサ或いは上記
    振分け用第1センサを作動させる振分け用第1ドグそれ
    ぞれ設け、前記第2振分けコンベアに振分け用第2ドグ
    或いは振分け用第2センサを設け、第2振分けコンベア
    を各第2処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能な揺
    動位置にそれぞれ位置せしめたときに、振分け用第2ド
    グによって作動する振分け用第2センサ或いは上記振分
    け用第2センサを作動させる振分け用第2ドグをそれぞ
    れ設け、前記第1集合コンベアに集合用第1ドグ或いは
    集合用第1センサを設け、第1集合コンベアを各第1処
    理コンベアの下流部から食品を受渡し可能な揺動位置に
    それぞれ位置せしめたときに、集合用第1ドグによって
    作動する集合用第1センサ或いは上記集合用第1センサ
    を作動させる集合用第1ドグをそれぞれ設け、前記第2
    集合コンベアに集合用第2ドグ或いは集合用第2センサ
    を設け、第2集合コンベアを各第2処理コンベアの下流
    部から食品を受渡し可能な揺動位置にそれぞれ位置せし
    めたときに、集合用第2ドグによって作動する集合用第
    2センサ或いは上記集合用第2センサを作動させる集合
    用第2ドグをそれぞれ設けてなることを特徴とする請求
    項3に記載の食品搬送処理システム。
  5. 【請求項5】 前記搬入コンベアの下流部から前記第
    1,第2振分けコンベアの上流部へ食品を所定の数だけ
    受渡したことを検出する搬入検出用センサを設けてなる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のうちのいずれか
    の請求項に記載の食品搬送処理システム。
  6. 【請求項6】 前記第1振分けコンベアの下流部から選
    択した第1処理コンベアの上流部へ多数の食品が順次受
    渡された後に、最も下流寄りの食品が選択した第1処理
    コンベアの下流部の所定位置に位置すると、選択した第
    1処理コンベアの搬送駆動を停止せしめるように構成
    し、同様に、前記第2振分けコンベアの下流部から選択
    した第2処理コンベアの上流部へ多数の食品が順次受渡
    された後に、最も下流寄りの食品が選択した第2処理コ
    ンベアの下流部の所定位置に位置すると、選択した第2
    処理コンベアの搬送駆動を停止せしめるように構成して
    なることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちのいず
    れかの請求項に記載の食品搬送処理システム。
  7. 【請求項7】 第1集合コンベアの上流部が選択した第
    1処理コンベアの下流部の下側に入り込むように第1集
    合コンベアの上流部を伸縮可能に構成し、第2集合コン
    ベアの上流部が選択した第2処理コンベアの下流部の下
    側に入り込むように第2集合コンベアの上流部を伸縮可
    能に構成してなることを特徴とする請求項2〜請求項6
    のうちのいずれかの請求項に記載の食品搬送処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記第1集合コンベアの下流部から前記
    搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品を受渡す前
    に、第1集合コンベアの下流部の所定位置に最も下流寄
    りの食品が位置したことを検出する下寄り食品用第1セ
    ンサを設け、前記第2集合コンベアの下流部から前記搬
    出コンベアの上流部へ処理を施した食品を受渡す前に、
    第2集合コンベアの下流部の所定位置に最も下流寄りの
    食品が位置したことを検出する下寄り食品用第2センサ
    を設けてなることを特徴とする請求項1〜請求項7のう
    ちのいずれかの請求項に記載の食品搬送処理システム。
  9. 【請求項9】 前記第1集合コンベアの下流部を前記第
    2集合コンベアの下流部よりも前記搬出コンベア側へ突
    出して構成し、第1集合コンベアの下流部を上下方向へ
    移動可能に構成してなることを特徴とする請求項1〜請
    求項8のうちのいずれかの請求項に記載の食品搬送処理
    システム。
  10. 【請求項10】 前記第1集合コンベアの下流部から前
    記搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品の受渡しを
    開始した後に、第1集合コンベアの下流部の所定位置に
    最も上流寄りの食品が位置したことを検出する上寄り食
    品用第1センサを設け、前記第2集合コンベアの下流部
    から搬出コンベアの上流部へ処理を施した食品の受渡し
    を開始した後に、第2集合コンベアの下流部の所定位置
    に最も上流寄りの食品が位置したことを検出する上寄り
    食品用第2センサを設けてなることを特徴とする請求項
    1〜請求項9のうちのいずれかの請求項に記載の食品搬
    送処理システム。
  11. 【請求項11】 各第1処理コンベアの下流部から第1
    集合コンベアの上流部へ処理を施した食品をそれぞれ受
    渡すときに、下方向から食品に対してエアを吹きつける
    第1エアノズルを設け、各第2処理コンベアの下流部か
    ら第2集合コンベアの上流部へ処理を施した食品をそれ
    ぞれ受渡すときに、下方向から食品に対してエアを吹き
    つける第2エアノズルを設けてなることを特徴とする請
    求項1〜請求項10のうちのいずれかの請求項に記載の
    食品搬送処理システム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載の食品搬送処理システ
    ムの使用方法において、 (i)第1又は第2振分けコンベアを前記搬入コンベア
    の下流部から食品を受渡し可能にした状態の下で、搬入
    コンベアの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送
    して第1又は第2振分けコンベアの上流部へ順次受渡
    し、第1又は第2振分けコンベアを選択した第1又は第
    2処理コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にした状態
    の下で、第1又は第2振分けコンベアの搬送駆動により
    多数の食品を搬送方向へ搬送して選択した第1又は第2
    処理コンベアの上流部へ順次受渡し、選択した第1又は
    第2処理コンベアの搬送駆動により多数の食品を前記食
    品処理装置内において搬送方向へ搬送すると共に食品処
    理装置の作動により選択した第1又は第2処理コンベア
    上の多数の食品の処理を行う工程と、 (ii)上記(i)工程の途中に、搬入コンベアの下流部
    から食品を所定の数だけ第1又は第2振分けコンベアの
    上流部へ受渡すと、第1又は第2振分けコンベアに代え
    て第2又は第1振分けコンベアを搬入コンベアの下流部
    から食品を受渡し可能にし、第2又は第1振分けコンベ
    アを選択した第2又は第1処理コンベアの上流部へ食品
    を受渡し可能にした状態の下で、第2又は第1振分けコ
    ンベアの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送し
    て選択した第2又は第1処理コンベアの上流部へ順次受
    渡し、選択した第2又は第1処理コンベアの搬送駆動に
    より多数の食品を食品処理装置内において搬送方向へ搬
    送すると共に食品処理装置の作動により選択した第2又
    は第1処理コンベア上の多数の食品の処理を行う工程
    と、 (iii)上記(i)工程と上記(ii)工程を交互に繰返す
    工程と、 (iv)上記(iii)工程の途中又は(iii)工程が終了した
    後に、選択した第1又は第2処理コンベア上の多数の食
    品の処理が終了すると、前記第1又は第2集合コンベア
    を選択した第1又は第2処理コンベアの下流部から食品
    を受渡し可能にした状態の下で、選択した第1又は第2
    処理コンベアの搬送駆動により処理を施した多数の食品
    を食品処理装置内から順次搬出して第1又は第2集合コ
    ンベアの上流部へ順次受渡し、第1又は第2集合コンベ
    アを前記搬出コンベアの上流部へ食品を受渡し可能にし
    た状態の下で、第1又は第2集合コンベアの搬送駆動に
    より多数の食品を搬送方向へ搬送して搬出コンベアの上
    流部へ順次受渡し、搬出コンベアの搬送駆動により多数
    の食品を搬送方向へ搬送する工程と、 (v)前工程の途中に、選択した第2又は第1処理コン
    ベア上の多数の食品の処理が終了すると、第2又は第1
    集合コンベアを選択した第2又は第1処理コンベアの下
    流部から食品を受渡し可能にした状態の下で、選択した
    第2又は第1処理コンベアの搬送駆動により処理を施し
    た多数の食品を食品処理装置内から順次搬出して第2又
    は第1集合コンベアの上流部へ順次受渡し、多数の食品
    を第2又は第1集合コンベア上で待機せしめ、前工程で
    処理を施した食品の全てが搬出コンベアの上流部へ受渡
    されると、第1又は第2集合コンベアに代えて第2又は
    第1集合コンベアを搬出コンベアの上流部へ食品を受渡
    し可能にし、第2又は第1集合コンベアの搬送駆動によ
    り多数の食品を搬送方向へ搬送して搬出コンベアの上流
    部へ順次受渡し、搬出コンベアの搬送駆動により多数の
    食品を搬送方向へ搬送する工程と、 (vi)前工程の途中に、選択した第1又は第2処理コン
    ベア上の多数の食品の処理が終了すると、第1又は第2
    集合コンベアを選択した第1又は第2処理コンベアの下
    流部から食品を受渡し可能にした状態の下で、選択した
    第1又は第2処理コンベアの搬送駆動により処理を施し
    た多数の食品を食品処理装置内から順次搬出して第1又
    は第2集合コンベアの上流部へ順次受渡し、多数の食品
    を第1又は第2集合コンベア上で待機せしめ、前工程で
    処理を施した食品の全てが搬出コンベアの上流部へ受渡
    されると、第2又は第1集合コンベアに代えて第1又は
    第2集合コンベアを搬出コンベアの上流部へ食品を受渡
    し可能にし、第1又は第2集合コンベアの搬送駆動によ
    り多数の食品を搬送方向へ搬送して搬出コンベアの上流
    部へ順次受渡し、搬出コンベアの搬送駆動により多数の
    食品を搬送方向へ搬送する工程と、 (vii )上記(v)工程と上記(vi)工程を交互に繰返
    す工程と、を備えてなることを特徴とする請求項1に記
    載の食品搬送処理システムの使用方法。
  13. 【請求項13】 多数の食品の処理を行う食品処理装置
    を立設し、この食品処理装置内に多数の食品を搬送方向
    へ搬送する複数段の処理コンベアを上下に設け、各処理
    コンベアの上流部が食品処理装置の一端側に位置すると
    共に各処理コンベアの下流部が食品処理装置の他端側に
    位置するように構成し、上記食品処理装置の一方側に多
    数の食品を搬送方向へ搬送する搬入コンベアを設け、こ
    の搬入コンベアと食品処理装置の間に多数の食品を搬送
    方向へ搬送する振分けコンベアを設け、上記搬入コンベ
    アの下流部から振分けコンベアの上流部へ食品を受渡し
    可能に構成し、振分けコンベアの下流部から複数の処理
    コンベアのうち選択した処理コンベアの上流部へ食品を
    受渡し可能に構成し、上記食品処理装置の他方側に処理
    を施した多数の食品を搬送方向へ搬送する搬出コンベア
    を設け、この搬出コンベアと食品処理装置の間に処理を
    施した多数の食品を搬送方向へ搬送する集合コンベアを
    設け、複数の処理コンベアのうち選択した処理コンベア
    の下流部から集合コンベアの上流部へ食品を受渡し可能
    に構成してなることを特徴とする食品搬送処理システ
    ム。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の食品処理システム
    の使用方法において、 (i)前記搬入コンベアの搬送駆動により多数の食品を
    搬送方向へ搬送して前記振分けコンベアの上流部へ順次
    受渡し、振分けコンベアを選択した処理コンベアの上流
    部へ食品を受渡し可能にした状態の下で、振分けコンベ
    アの搬送駆動により多数の食品を搬送方向へ搬送して選
    択した処理コンベアの上流部へ順次受渡し、選択した処
    理コンベアの搬送駆動により多数の食品を前記食品処理
    装置内において搬送方向へ搬送すると共に食品処理装置
    の作動により選択した処理コンベア上の多数の食品の処
    理を行う工程と、 (ii)上記(i)工程を繰返す工程と、 (iii)上記(ii)工程の途中又は(ii)工程が終了した
    後に、選択した処理コンベア上の多数の食品の処理が終
    了すると、前記集合コンベアを選択した処理コンベアの
    下流部から食品を受渡し可能にした状態の下で、選択し
    た処理コンベアの搬送駆動により処理を施した多数の食
    品を食品処理装置内から順次搬出して集合コンベアの上
    流部へ順次受渡し、集合コンベアの搬送駆動により多数
    の食品を搬送方向へ搬送して搬出コンベアの上流部へ順
    次受渡し、搬出コンベアの搬送駆動により多数の食品を
    搬送方向へ搬送する工程と、 (iv)上記(iii)工程を繰返す工程と、を備えてなるこ
    とを特徴とする請求項13に記載の食品搬送処理システ
    ムの使用方法。
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