JP3819251B2 - 包装体の搬送装置及び搬送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬入コンベアにより3列で供給される包装体を、2列で搬出コンベアに搬出することができる包装体の搬送装置及び搬送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
【0003】
従来から、ハム等の真空包装体は、包装機により包装された包装体が複数列として排出され、この包装体の複数列を1列にして、次工程である検査工程や製品連結工程や箱詰め工程に搬送されている。このような包装体の搬送装置としては、図11に示すように、包装機から排出された3列の包装体Pを搬送する第1コンベアC1と、第1コンベアC1の終端に第1コンベアC1の搬送方向と直行する方向に設けられた第2コンベアC2とを備え、第1コンベアC1により3列として搬送される包装体Pを第2コンベアC2で受け取り、1列の包装体Pとして搬送するものが知られていた。しかし、この種の搬送装置では、包装体Pを第1コンベアC1から包装体Pを第2コンベアC2に落下させ移載することになり、包装体Pが第コンベアC2の端に偏ったり、互いに異なる方向を向いていたり、場合によっては重なったりすることがあり、このため、正確な異物探知検査や計量ができない問題があるばかりでなく、製品連結工程や箱詰め工程の自動化が図れないという問題があった。
【0004】
このため、本発明者らは、包装機から複数列で排出された包装体を、次工程である検査・計量・連結・箱詰め工程で迅速かつ精確に処理することができるように、包装機から排出され搬送される複数列の包装体を搬送方向と同一方向に1列に配列させて搬送させることにより、コンベア上に一定の向きに、すなわちコンベアの端に偏ったり、互いに異なる方向を向いた状態で搬送されることがなく、整然と1列に配列させて搬送するための個別送り装置を開発している(特開平2000−142968号公報)。この個別送り装置、例えば図12に示す、搬入コンベア10により間欠的に供給されてくる3列の包装体Pを搬出コンベア19に1列で排出するための個別送り装置を用いると、3列を1列に配列変更することができる。
【0005】
すなわち、包装体Pを列毎に搬入コンベア10と同じ方向に搬送することができる3列の列独立搬送コンベア14〜16から構成される列独立搬送部12を、搬入コンベア10の終端側に対向配置させ、搬入コンベア10から3列の列独立搬送部12上に搬入した状態で、搬出コンベア19の始端側と対向して位置する列独立搬送第1コンベア14のみを駆動し、その上の包装体を搬入コンベア10と同じ方向に搬出コンベア19上に排出させ、次いで列独立搬送第2コンベア15が搬出コンベア19の始端側と対向する位置にくるように列独立搬送部12を移動させた状態で、列独立搬送第2コンベア15のみを駆動し、その上の包装体を列独立搬送第1コンベア14の場合と同様に搬出コンベア19上に排出させ、続いて列独立搬送第3コンベア16が搬出コンベア19の始端側と対向する位置にくるように列独立搬送部12を移動させた状態で、列独立搬送第3コンベア16のみを駆動し、その上の包装体Pを搬出コンベア19上に排出させ、列独立搬送部12上の包装体Pを搬出コンベア19上に1列で排出し終わった後、搬入コンベア10により間欠的に供給されてくる次の包装体Pを列独立搬送部12上に搬入することができるように列独立搬送部12を元の位置まで戻し、以下同様の動作を繰り返すことにより、3列を1列に配列変更することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らが開発した上記個別送り装置は、きわめて完成度の高いものであるが、検査や箱詰め工程等が短時間で処理できる場合など、2ラインで検査や箱詰め工程等の処理を行う方が効率面で有利になる場合がある。本発明の課題は、3列で搬送されてくる包装体を2列に配列変更することにより、食肉製品等の生産効率を向上することができる包装体の搬送装置及び搬送方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、食肉製品の包装機から3列で排出された包装体を2列に配列変更するため、まず前記本発明者らが開発した個別送り装置における搬出コンベア数を2列に変更し、3列で排出される食肉製品を2列で搬送させることを試みた。すなわち、1)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第1、第2及び第3の3列の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程、2)第1及び第2の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する工程、3)第3の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアのいずれかの始端に対向する位置に移動させる工程、4)第3の列数変更コンベア上の包装体を、搬出コンベア上に移送する工程、5)列数変更コンベアを初発位置に移動する工程からなる5工程を順次繰り返した。しかし、かかる搬送方法では、1回の搬送に列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に2回移動させる必要があり、かかる2回の移動に要する時間のため、2ラインで生産効率の向上を図る点からは上記搬送方法は充分なものといえなかった。また、第1及び第3の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する場合も、同様に1回の搬送に列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に2回移動させる必要があった。
【0008】
そこで、列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に移動させる回数を半減すべく鋭意研究し、列数変更コンベアとして、第1、第2、第3及び第4の4列の独立に駆動するコンベアを用い、かつ、2列の搬出コンベアを搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けると、2回の搬送に列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に2回移動、すなわち、1回の搬送に列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に1回移動させればよいことを見い出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち本発明は、包装体を3列で間欠的に搬入させる搬入コンベアと、該搬入コンベアの終端側に設けられた列数変更部と、該列数変更部の終端側に設けられ、前記搬入コンベアによって搬入された包装体を前記列数変更部を介して前記搬入コンベアの搬送方向と同方向に2列で搬出する搬出コンベアとを備えた包装体の搬送装置であって、前記2列の搬出コンベアが、搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けられており、かつ、前記列数変更部には、独立に駆動する第1、第2、第3及び第4の4列の列数変更コンベアと、該列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に往復動させ、その終端を前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動することができる移動手段とが設けられていることを特徴とする包装体の搬送装置(請求項1)や、搬入コンベアにより第1〜第3の3列で間欠的に搬入される包装体を、前記搬入コンベアの終端側に設けられ、独立に駆動する4列の列数変更コンベアと、該列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に往復動させることができる移動手段とを有する列数変更部を介して、該列数変更部の終端側に設けられ、前記搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けられた2列の搬出コンベアにより、前記搬入コンベアの搬送方向と同方向に2列で搬出する包装体の搬送方法であって、以下の(1)〜(8)の各工程を順次繰り返し行うことを特徴とする包装体の搬送方法、(1)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第1、第2、第3及び第4の4列の列数変更コンベアの第1、第2及び第3の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程、(2)第1及び第3の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する工程、(3)第2及び第4の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動させる工程、(4)第2の列数変更コンベア上の包装体を、搬出コンベア上に移送する工程、(5)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第2、第3及び第4の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程、(6)第2及び第4の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する工程、(7)第1及び第3の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動させる工程、(8)第3の列数変更コンベア上の包装体を、搬出コンベア上に移送する工程(請求項2)に関する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の包装体の搬送装置は、包装体を3列で間欠的に搬入させる搬入コンベアと、該搬入コンベアの終端側に設けられた列数変更部と、該列数変更部の終端側に設けられ、前記搬入コンベアによって搬入された包装体を前記列数変更部を介して前記搬入コンベアの搬送方向と同方向に2列で搬出する搬出コンベアとを備えた包装体の搬送装置であって、前記2列の搬出コンベアが、搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けられており、かつ、前記列数変更部には、独立に駆動する第1、第2、第3及び第4の4列の列数変更コンベアと、該列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に往復動させ、その終端を前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動することができる移動手段とが設けられているものである。
【0011】
また、本発明の包装体の搬送方法は、搬入コンベアにより第1〜第3の3列で間欠的に搬入される包装体を、前記搬入コンベアの終端側に設けられ、独立に駆動する4列の列数変更コンベアと、該列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に往復動させることができる移動手段とを有する列数変更部を介して、該列数変更部の終端側に設けられ、前記搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けられた2列の搬出コンベアにより、前記搬入コンベアの搬送方向と同方向に2列で搬出する包装体の搬送方法であって、以下の(1)〜(8)の各工程を順次繰り返し行うものである。
(1)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第1、第2、第3及び第4の4列の列数変更コンベアの第1、第2及び第3の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程
(2)第1及び第3の列数変更コンベア上の包装体を、第1及び第2の搬出コンベア上に移送する工程
(3)第2及び第4の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動させる工程
(4)第2の列数変更コンベア上の包装体を、第1の搬出コンベア上に移送する工程
(5)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第2、第3及び第4の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程
(6)第2及び第4の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する工程
(7)第1及び第3の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動させる工程
(8)第3の列数変更コンベア上の包装体を、搬出コンベア上に移送する工程
【0012】
本発明の包装体の搬送装置及び搬送方法によれば、搬入コンベアから3列で搬入される包装体を、搬入コンベアで搬入される各列に対応して独立に駆動可能に設けられる4列の列数変更コンベアのうち、第1〜第3の列数変更コンベアを駆動して3列にそれぞれ搬入した後、第2の列数変更コンベアの駆動を停止し、第1と第3の列数変更コンベアを駆動させ、第1と第3の列数変更コンベアに搬入された包装体を、第1と第3の列変更コンベアの位置に対応して配置される2列で搬出する搬出コンベアに移送する。その後、列数変更コンベアを一体として、その搬送方向と直行する方向に往復動させる移動手段により、第2と第4の列数変更コンベアの終端が搬出コンベアの始端に対向するように移動させる。次いで、第2の列数変更コンベアを駆動させ、第2の列数変更コンベアに搬入された包装体を搬出コンベアに搬出する。
【0013】
その後、第2及び第4の列数変更コンベアの終端が搬出コンベアの始端に対応した位置に配置された状態のまま、第2〜第4の列数変更コンベアを駆動させ、搬入コンベアから包装体を列数変更部の第2〜第4の列数変更コンベアに搬入する。そして、第3の列数変更コンベアの駆動を停止し第2及び第4の列数変更コンベアを駆動させ、第2と第4の列数変更コンベアに搬入された包装体を、搬出コンベアに搬出した後、列数変更コンベアを一体として、移動手段により第1及び第3の列数変更コンベアの終端を搬出コンベアの始端に対向する位置に移動させ、次に第3の列数変更コンベアを駆動させて包装体を搬出コンベアに搬送する。このため、3列で搬入された包装体を、搬入コンベアの搬送方向と同一方向に2列に均等に変更して搬送することができ、しかも、列数変更コンベアを移動させる回数を最小限とし、包装体をコンベアの端に偏ったり、互いに異なる方向を向いた状態や、重なった状態で搬送されるということがなく、整然と配列させて効率よく搬送し、次工程の検査、梱包等の作業効率の向上を図ることができる。
【0014】
以下、本発明の包装体の搬送装置の一実施例を図面を参照して説明する。
本発明の包装体の搬送装置は、図1に示すように、包装体Pを複数の列として搬送する搬入コンベア1と、搬入コンベア1の終端側に設けられ、搬入コンベア1によって搬送される包装体Pを搬入する列数変更部2と、列数変更部2の終端側に設けられ、包装体Pを2列で搬送する搬出コンベア3とを有する。
【0015】
搬入コンベア1は、図示しない包装機等から排出される包装体Pを3列として載置する搬入ベルト1aを有し、搬入ベルト1aは図示しないプーリ等に懸架され、エンドレスに回転可能となっているものである。この搬入コンベア1は間欠的に駆動され、搬入ベルト1a上に載置する包装体Pを列数変更部2に間欠的に供給するようになっている。
【0016】
列数変更部2は、搬入コンベア1の終端1b側に設けられる4列数変更コンベア2aが設けられる。即ち、第1の列数変更コンベア21a、第2の列数変更コンベア22a、第3の列数変更コンベア23a、第4の列数変更コンベア24aが備えられる。列数変更コンベア2aは、その始端が搬入コンベア1の終端により搬送される包装体Pの列と対向して設けられ、各列数変更コンベア21a〜24aは、搬入コンベア1から3列に配列されて搬入される包装体Pの各列に対応した位置に設けられ、搬入コンベア1から搬送される包装体Pの3列を各列毎に列数変更コンベア2aに搬入できるようになっている。例えば、第1、第2、第3の列数変更コンベア21a、22a、23aが、搬入コンベア1から搬送される包装体Pの3列に対向するように配置されている場合は、第4の列数変更コンベア24aは搬入コンベア1の外側に対向するようになっている。各列数変更コンベア21a〜24aは独立に駆動可能となっており、各列数変更コンベア21a〜24aが独立に駆動されて搬入コンベア1の搬送方向と同方向に包装体Pを搬送し、また、停止されて搬送を停止することができるようになっている。
【0017】
列数変更部2には、更に、各列数変更コンベア2aを一体として包装体Pの搬送方向と直行する方向に往復動させる移動手段(図示せず)が設けられる。移動手段は列数変更コンベア2aを載置するステージと、列数変更コンベア2aの搬送方向と直交する方向に敷設されるレールと、レール上をステージを移動させる駆動装置等とを備え、列数変更コンベア2aを一体として移動させ所望の列数変更コンベア21a〜24aの何れかの終端を所望の位置に配置させ、所望の列数変更コンベア21a〜24aから包装体Pを搬出コンベア3に搬出できるようになっている。
【0018】
搬出コンベア3は、列数変更部2の列数変更コンベア2aの終端側に設けられ、搬出コンベア3には、2列の包装体Pを各列毎に載置して搬送する搬出ベルト3a、3bが備えられる。搬出ベルト3a、3bは、搬入コンベア1により3列で搬入される包装体の第1列と、第3列の位置に対応した位置に設けられ、第1列と第3列で搬送される包装体は、列数変更コンベア2aを介してそのまま搬出コンベア3へ搬出可能となっている。また、これらの搬出ベルト3a、3bを懸架する図示しないプーリが設けられ搬出ベルト3a、3bはエンドレスに移動可能となっている。
【0019】
このような包装体の搬送装置を用いて包装体を搬送する本発明の包装体の搬送方法を説明する。
1.第1の工程
搬送コンベア1と、列数変更部2の列数変更コンベア2aの第1の列数変更コンベア21a、第2の列数変更コンベア22a、第3の列数変更コンベア23aとを駆動させ、搬入ベルト1aに3列に配列されて載置されて搬送される包装体Pを、各列毎に第1の列数変更コンベア21a、第2の列数変更コンベア22a、第3の列数変更コンベア23aに移送する。各列数変更コンベア21a、22a、23aに載置可能な最大数の同数の包装体Pが載置されると(図1)、搬送コンベア1は停止され、包装体Pの列数変更部2への包装体Pの搬送を停止する。
【0020】
2.第2の工程
いま、第1の列数変更コンベア21aと、第3の列数変更コンベア23aの終端は、搬出コンベア3の搬出ベルト3a、3bの始端にそれぞれ対向する位置に配置されており、第2及び第4の列数変更コンベア22a、24aを待機状態にし、第1の列数変更コンベア21aと、第3の列数変更コンベア23aを同時に駆動させると共に、搬出コンベア3を駆動させ、第1の列数変更コンベア21aと、第3の列数変更コンベア23aにそれぞれ搬入された包装体Pを、搬出コンベア3の搬出ベルト3a、3bへそれぞれ搬出する(図2)。
【0021】
3.第3の工程
列数変更コンベア21a、23a上の包装体Pの搬出コンベア3への搬出が終了すると(図3)、移動手段を駆動し、待機させていた第2の列数変更コンベア22aの終端が搬出コンベア3の搬出ベルト3aの始端に対向するように列数変更コンベア2aを移動させる(図4)。尚、第2の列数変更コンベア22aの終端が搬出ベルト3aの始端に配置されると共に、第4の列数変更コンベア24aの終端は搬出ベルト3bの始端と対向する位置に配置され、また、搬入コンベア1により搬入される包装体Pの第1〜第3列が、それぞれ列数変更コンベア22a〜24aに対応する位置に配置された状態とされる。
【0022】
4.第4の工程
列数変更コンベア22aを駆動させると共に、搬出コンベア3を駆動させ、列数変更コンベア22a上に搬入された包装体Pを、搬出コンベア3の搬出ベルト3aへ搬出する(図5)。これにより、列数変更コンベア2aに搬入された包装体は総て搬出される。
【0023】
5.第5の工程
その後、搬入コンベア1から、列数変更部2に包装体を搬入する。列数変更部2の列数変更コンベア2aは第2の工程終了時の位置で、即ち、移動手段により列数変更コンベアを移動させず、搬送コンベア1と、列数変更部2の列数変更コンベア2aの第2の列数変更コンベア22a、第3の列数変更コンベア23a、第4の列数変更コンベア24aとを駆動させ、搬入ベルト1aに3列に配列されて載置されて搬送される第1列〜第3列の包装体Pを、各列毎に第2の列数変更コンベア22a、第3の列数変更コンベア23a、第4の列数変更コンベア24aに移送する。各列数変更コンベア22a、23a、24aに載置可能な最大数の同数の包装体Pが載置されると(図6)、搬送コンベア1は停止され、包装体Pの列数変更部2への包装体Pの搬送が停止される。このとき、搬出コンベア3は停止状態とされる。
【0024】
6.第6の工程
第5の工程において、列数変更コンベア2aのうち、第2及び第4の列数変更コンベア22a、24aの終端が搬出コンベア3の搬出ベルト3a、3bの始端にそれぞれ対向する位置に配置された状態となっており、その状態のまま、第1及び第3の列数変更コンベア21a、23aを待機状態にし、第2の列数変更コンベア22aと、第4の列数変更コンベア24aを同時に駆動させると共に、搬出コンベア3を駆動させ、第2の列数変更コンベア22aと、第4の列数変更コンベア24aにそれぞれ搬入された包装体Pを、搬出コンベア3の搬出ベルト3a、3bへそれぞれ搬出する(図7)。
【0025】
7.第7の工程
列数変更コンベア22a、24a上の包装体Pの搬出コンベア3への搬出が終了すると(図8)、移動手段を駆動し、待機させていた第3の列数変更コンベア23aの終端が搬出コンベア3の搬出ベルト3bの始端に対向するように列数変更コンベア2aを移動させる(図9)。尚、第3の列数変更コンベア23aの終端が搬出ベルト3bの始端に配置されると共に、第1の列数変更コンベア21aの終端は搬出ベルト3aの始端と対向する位置に配置され、また、搬入コンベア1により搬入される包装体Pの第1〜第3列が、それぞれ列数変更コンベア21a〜23aに対応する位置に配置された状態とされる。
【0026】
8.第8の工程
列数変更コンベア23aを駆動させると共に、搬出コンベア3を駆動させ、列数変更コンベア23a上に搬入された包装体Pを、搬出コンベア3の搬出ベルト3bへ搬出する(図10)。これにより、列数変更コンベア2aに搬入された包装体は総て搬出される。
上記第1〜第8の工程を反復し、搬入コンベア1から複数列で搬入される包装体Pを、列数変更部2により2列に変更して、各搬出コンベア3の列に均等に配当して搬出することができる。
【0027】
尚、上記説明は本発明の一実施例であって、本発明はこれに限定されない。即ち、本発明の包装体の搬送装置は、列数変更部と、搬出コンベア間に包装体の反転装置7(図12)を設けたものであってもよく、深絞り包装等による包装体を安定状態で搬送するように、不安定状態で搬入される包装体を反転して搬送できるようにしたものであってもよい。
【0028】
【発明の効果】
本発明によると、3列で搬入された包装体を、搬入コンベアの搬送方向と同一方向に2列に均等に変更して搬送することができ、しかも、列数変更コンベアのを移動させる回数コンベアの端に偏ったり、互いに異なる方向を向いた状態や、重なった状態で搬送されるということがなく、整然と配列させて効率よく搬送し、次工程の検査、梱包等の作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装体の搬送装置を示す概略平面図である。
【図2】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図3】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図4】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図5】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図6】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図7】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図8】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図9】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図10】本発明の包装体の搬送方法を示す概略平面図である。
【図11】従来例を示す概略斜視図である。
【図12】従来例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・・搬入コンベア
2・・・・・・列数変更部
2a・・・・・・列数変更コンベア
21a・・・・・・第1の列数変更コンベア
22a・・・・・・第2の列数変更コンベア
23a・・・・・・第3の列数変更コンベア
24a・・・・・・第4の列数変更コンベア
3・・・・・・搬出コンベア
P・・・・・・包装体

Claims (2)

  1. 包装体を3列で間欠的に搬入させる搬入コンベアと、該搬入コンベアの終端側に設けられた列数変更部と、該列数変更部の終端側に設けられ、前記搬入コンベアによって搬入された包装体を前記列数変更部を介して前記搬入コンベアの搬送方向と同方向に2列で搬出する搬出コンベアとを備えた包装体の搬送装置であって、前記2列の搬出コンベアが、搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けられており、かつ、前記列数変更部には、独立に駆動する第1、第2、第3及び第4の4列の列数変更コンベアと、該列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に往復動させ、その終端を前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動することができる移動手段とが設けられていることを特徴とする包装体の搬送装置。
  2. 搬入コンベアにより第1〜第3の3列で間欠的に搬入される包装体を、前記搬入コンベアの終端側に設けられ、独立に駆動する4列の列数変更コンベアと、該列数変更コンベアを搬送方向と直交する方向に往復動させることができる移動手段とを有する列数変更部を介して、該列数変更部の終端側に設けられ、前記搬入コンベアにより3列で間欠的に搬入させる包装体の第1列及び第3列に対応する位置に設けられた2列の搬出コンベアにより、前記搬入コンベアの搬送方向と同方向に2列で搬出する包装体の搬送方法であって、以下の(1)〜(8)の各工程を順次繰り返し行うことを特徴とする包装体の搬送方法。
    (1)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第1、第2、第3及び第4の4列の列数変更コンベアの第1、第2及び第3の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程
    (2)第1及び第3の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する工程
    (3)第2及び第4の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動させる工程
    (4)第2の列数変更コンベア上の包装体を、搬出コンベア上に移送する工程
    (5)第1〜第3の3列で搬入された包装体を、第2、第3及び第4の列数変更コンベア上にそれぞれ移送する工程
    (6)第2及び第4の列数変更コンベア上の包装体を、2列の搬出コンベア上に移送する工程
    (7)第1及び第3の列数変更コンベアの終端を、前記搬出コンベアの各始端に対向する位置に移動させる工程
    (8)第3の列数変更コンベア上の包装体を、搬出コンベア上に移送する工程
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