JP4386396B2 - 部品実装システムにおける基板搬送方法及び基板搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板の搬送方向に対し直列に接続された複数台の単位実装機を備え、各単位実装機により部品の実装が順次行われる部品実装システムにおいて、適用可能な基板サイズを各単位実装機の本来の最大サイズよりも大きくし得る部品実装システムにおける基板搬送方法及び基板搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、部品実装システムとして、実装作業の高速性、機敏性及び品種切換えに対する適応性等をより向上させるために、複数台の単位実装機(モジュールマウンタ)を用い、プリント基板等の基板に対する多種類の部品の実装を各単位実装機により分散して行うようにしたモジュール型実装システムが開発されている。すなわち、このモジュール型実装システムでは、図11に例示するように、複数台の単位実装機1′,1′,…を基板P′の搬送方向(同図の左右方向)に対し直列に連結し、各単位実装機1′において順次搬送されてきた基板P′,P′,…に対し互いに異なる数種類ずつの部品を順次実装するようになっている。
【0003】
上記各単位実装機1′においては、実装用ヘッドユニット6のX−Y軸方向に対する動作可能範囲Hの中央位置に基板P′の実装作業位置が設定され、この実装作業位置を挟んで搬送方向上流側に次回の実装工程開始まで待機させるための入口位置、下流側に下流側単位実装機1′への搬出工程開始まで待機させるための出口位置がそれぞれ設定されている。そして、搬送方向上流側から下流側に向けて順次搬送されてくる各基板P′が、出没可能な3つのストッパ4a′,4b′,4c′により上記実装作業位置、入口位置及び出口位置にそれぞれ位置決めされて停止されるようになっている。このように実装作業位置を挟んで入口位置及び出口位置にそれぞれ基板P′を待機させるのは、隣接する各単位実装機1′での実装工程のサイクルタイムが相違するため、そのサイクルタイムの差を吸収させる必要があるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く1台の単位実装機1′において基板P′を実装作業位置、入口位置及び出口位置にそれぞれ停止させるためには、1台の単位実装機1′が搬送方向に少なくとも基板P′の3枚分の長さを必要とし、換言すると各単位実装機1′ではその搬送方向長さの1/3弱の長さが扱い得る最大の基板サイズとなる。例えば図11のものでは、各単位実装機1′の搬送方向長さが1.0mであると、扱い得る基板P′の最大基板サイズは0.3mとなる。
【0005】
従って、上記部品実装システムにおいては、扱い得る最大基板サイズが単位実装機1′のサイズ(搬送方向長さ)によって決まってしまい、ヘッドユニット6の動作可能範囲Hの如何に拘わらず基板サイズに対する部品実装システムの適用範囲に制限を受けるという不都合がある。つまり、小型の単位実装機では最大基板サイズに厳しい制限を受け、たとえヘッドユニットによる実装動作可能範囲がその最大基板サイズを超えるより大きな大型基板に対する実装動作が十分に可能な程に広いものであっても、その大型基板を対象としては実装を行い得ないという不都合がある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、単位実装機の搬送方向長さに基づく最大基板サイズの制限を撤廃し、より大型の基板に対する実装を可能とする部品実装システムにおける基板搬送装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、それぞれ実装用ヘッドユニットを備えた複数台の単位実装機を基板の搬送方向に対し直列に接続し、各単位実装機において順次搬送されてくる基板に対し上記各ヘッドユニットにより部品を実装させる実装工程を行い、その実装工程の後に下流側に隣接する他の単位実装機に順次搬送して上記実装工程を繰り返す部品実装システムにおける基板搬送方法であって、上記各単位実装機において基板の実装工程が行われる実装作業位置を上記ヘッドユニットの実装動作可能範囲と関連付けて予め設定する一方、上下流で互いに隣接する2つの単位実装機でそれぞれ実行される実装工程の間に基板を待機させる待機位置を、上記2つの単位実装機の各実装位置とは干渉しない範囲で上記2つの単位実装機間をまたいで位置設定し、上記2つの単位実装機のうちの上流側の単位実装機で実装作業を終えた基板を上記待機位置まで搬送してその待機位置で待機させ、下流側の単位実装機で先行する基板の実装工程が終了した後に上記待機位置の基板を上記下流側の単位実装機の実装作業位置まで搬送して停止させるようにしたものである。
【0008】
この請求項1によれば、複数台の単位実装機が直列に接続された状態の中間位置の1つの単位実装機上に、搬送途上の基板として実装作業位置の基板と、上流側の単位実装機との間にまたがる待機位置で待機している基板の一部と、下流側の単位実装機との間にまたがる待機位置で待機している基板の一部とが存在することになる。従って、1つの単位実装機の搬送方向全長(単位実装機サイズ)に対し2枚の基板が並び得る程度の基板サイズであれば、各単位実装機での実装工程の実行と、下流側の単位実装機での実装工程開始までの待機とが行い得ることになる。つまり、扱い得る最大基板サイズを、従来の単位実装機による場合(単位実装機全長に3枚の基板が並び得る程度)と比べて拡大させ得ることになる。
【0009】
請求項2は、基板の搬送方向に対し直列に接続された複数台の単位実装機を備え、各単位実装機は、基板を上記搬送方向の上流側から下流側に向けて搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる基板に対し部品の実装を行う実装用ヘッドユニットとを備え、各単位実装機において基板の搬入、基板に対する部品の実装、及び実装後の基板の搬出を繰り返し行うようになっている部品実装システムにおける基板搬送装置であって、上記各単位実装機において基板を所定の実装作業位置及び待機位置にそれぞれ停止させる位置決め手段と、上記搬送手段による搬送作動に連係して上記位置決め手段の作動制御を行う搬送制御手段とを備え、上記位置決め手段は、基板を上記実装工程が行われる実装作業位置及び上下流で互いに隣接する2つの単位実装機の上記各実装作業位置とは干渉しない範囲で上記2つの単位実装機間をまたぐ待機位置にそれぞれ停止させる停止作動状態と、その停止作動を解除して上記基板の搬送方向下流側への搬送による移動を許容する解除作動状態とに相互に変換作動可能に構成されているものである。
【0010】
この請求項2によれば、搬送制御手段により位置決め手段を停止作動状態に変換作動制御すると、複数台の単位実装機が直列に接続された状態の例えば中間位置の1つの単位実装機においては、実装作業位置に基板が停止されると共に、搬送方向の上下流側に隣接する他の単位実装機との間にまたがる各待機位置に基板が停止されることになる。そして、上記中間位置の単位実装機での実装工程が終了することにより上記位置決め手段を解除作動状態に変換作動制御すると、上記搬送手段によってそれまで実装作業位置にあった基板が下流側の待機位置に向けて搬送され、また,それまで待機位置にあった基板は単位実装機の実装作業位置に向けて搬送される。さらに、上記位置決め手段が停止作動状態に再度変換作動制御されることにより上記中間位置の単位実装機の実装作業位置には上流側の待機位置から送られた新たな基板が停止される。一方、実装工程終了後の基板が下流側の待機位置に停止される。これらの動作が繰り返されて請求項1に係る発明が確実に実施されることになる。
【0011】
上記請求項2において、上記位置決め手段として、搬送方向に対する上記実装作業位置及び上記待機位置の一方もしくは双方を位置変更可能に構成すること(請求項3)が好ましい。このようにすることにより、実装作業位置と待機位置とを種々の基板サイズに応じて最適な位置に変更設定することが可能になり、同一の部品実装システムにおいて幅広い基板サイズの基板を適切に扱い得ることになる。なお、上記の「位置変更可能に構成する」とは、例えばストッパ等により位置決め手段を構成する場合にはそのストッパを移動可能に案内するガイドレールと、そのガイドレールの所望の位置に上記ストッパを位置固定し得る固定具(例えば締め付けねじ)とを備えるようにし、手動作業により位置変更させるようにすればよい。また、搬送制御手段による位置変更制御により行う場合には、例えばラックアンドピニオン等の機構と、駆動モータとの組み合わせを付加して、その駆動モータの駆動制御により上記のガイドレールの所望の位置まで移動させるようにすればよい。この場合には上記の固定具は不要となる。
【0012】
また、上記請求項2において、上記位置決め手段として、出没可能に突出して基板を上記実装作業位置及び上記待機位置に停止させる少なくとも2つのストッパと、各ストッパを出没作動させるストッパ駆動部とを備えた構成とすること(請求項4)が好ましい。このようにすることにより、ストッパ駆動部を搬送制御手段により作動制御すれば各ストッパを突出させて停止作動状態にしたり、各ストッパを没入させて解除作動状態にしたりすることが容易かつ確実に実現し得る。
【0013】
上記請求項4の場合には、さらに上記搬送制御手段を、上記ストッパ駆動部の作動制御により上記2つのストッパを選択的に出没させる構成とすること(請求項5)が好ましい。このようにすることにより、基板サイズが単位実装機サイズの1/2よりも大きい基板であっても本部品実装システムにより実装可能となる。すなわち、基板を待機位置に停止させるためのストッパを没入状態(解除作動状態)のままに維持する一方、実装作業位置に停止させるためのストッパの出没作動制御を上記搬送制御手段により行うようにすれば、ヘッドユニットの実装動作可能範囲と同サイズまでの大型基板に対する実装が可能となる。なお、この場合には、上流側の単位実装機での実装工程が終了しても、その基板は下流側の単位実装機での実装工程が終了するまで上記上流側の単位実装機の実装作業位置において待機することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、部品実装システムの一例を概略的に示している。この部品実装システムは、複数台(図例では4台)の単位実装機(モジュールマウンタ)1A〜1Dを基板搬送方向(同図の左右方向)に直列に接続配置したモジュール型実装システムである。なお、図示を省略するが、上記部品実装システムの搬送方向上流側(同図の右側)にはディスペンサ等が配設され、下流側(同図の左側)にはリフロー炉等が配設されている。
【0016】
まず、図2を参照しつつ1つの単位実装機1(1A〜1D)についてその構造を説明すると、基台2上には基板(プリント基板)Pを搬送する搬送手段3と、位置決め手段を構成する実装用、待機用及び出口用の3種類のストッパ4a,4b,4cと、部品供給部5,5とがそれぞれ配設されている。
【0017】
上記搬送手段3は、互いに平行に配設された一対のベルト式のコンベア3a,3bからなり、両コンベア3a,3bにより基板Pの両側縁部が支持されて基板Pが搬送されるようになっている。上記一対のコンベア3a,3bは図示省略の搬送用モータ等の駆動機構により同期して駆動されるようになっている。なお、上記一対のコンベア3a,3bは両者の間隔が図示省略の間隔調節用駆動機構により変更可能とされており、基板幅に応じて上記間隔が調節されるようになっている。
【0018】
上記実装用ストッパ4aは上記一対のコンベア3a,3bにより搬送されてくる基板Pを実装作業位置(図2に二点鎖線で示す位置)に、上記待機用ストッパ4bは実装作業位置の搬送方向Lの上流側(図2の右側)の待機位置に、上記出口ストッパ4cは上記実装作業位置の下流側(図2の左側)の出口位置にそれぞれ位置付けて停止させるようになっている。各ストッパ4a,4b,4cと、実装作業位置、待機位置及び出口位置とについては後に詳述する。
【0019】
上記両部品供給部5,5は上記搬送手段3を挟んでその両側方に配置されている。この各部品供給部5は、例えば多数列のテープフィーダ5aを備えており、各テープフィーダ5aはそれぞれIC、トランジスタ、コンデンサ等の小片チップ部品(電子部品)を所定間隔おきに収納、保持したテープをリールから導出するように構成されており、テープ繰り出しはラチェット式の送り機構によって制御され、後述のヘッドユニット6により部品がピップアップされるにつれてテープを間欠的に繰り出すようになっている。
【0020】
上記基台2の上方には、電子部品装着用のヘッドユニット6が装備され、このヘッドユニット6は上記各部品供給部5から電子部品をピックアップして実装作業位置の基板Pに対し実装動作を行い得るようにX軸方向(搬送手段3の配設方向)及びY軸方向(平面上でX軸と直交する方向)に移動することができるようになっている。
【0021】
詳しくは、基台2上にはY軸方向に延びる一対の固定レール7,7が延設されており、このレール7,7上にヘッドユニット支持部材8がY軸方向に移動可能に架設されている。ヘッドユニット支持部材8はナット部9を介してボールねじ軸10と螺合しており、このボールねじ軸10がY軸サーボモータ11により定位置回転作動されることにより上記ヘッドユニット支持部材8がヘッドユニット6と共にY軸方向に移動されるようになっている。また、上記ヘッドユニット支持部材8はX軸方向に延びるガイド部材12を有し、ヘッドユニット6がそのガイド部材12に沿って移動可能に支持されている。そして、X軸モータ13の駆動によりボールねじ軸14を介してヘッドユニット6をX軸方向に移動させるようになっている。以上によりヘッドユニット6がX−Y平面上で移動可能とされている。
【0022】
なお、図2中15はヘッドユニット6に取り付けられた基板認識用カメラである。
【0023】
上記ヘッドユニット6には、図3に示すように1又は2以上(図例では3つのものを示す)のノズル部材20が昇降及び回転可能に設けられる一方、各ノズル部材20を昇降させるZ軸サーボモータ21と、各ノズル部材20を回転させるR軸サーボモータ22とが装着されている。
【0024】
次に、図4を参照しつつ、本発明に係る部分を詳細に説明する。図4は、各単位実装機1の搬送方向Lの全長(例えば1.00m)の略1/2という大型の基板サイズ(例えば0.45m)の基板P,P,…が上流側(同図の右側)から下流側(同図の左側)に向けて各搬送手段3により搬送される場合を示している。
【0025】
各単位実装機1ではヘッドユニット6のX−Y軸方向の実装動作可能範囲Hが上記搬送方向Lに対しほぼ中央点を中心に拡がるように設定され、上記実装動作可能範囲H内に上記基板Pの全体が入るように実装作業位置が設定されている。実装用ストッパ4aは、その突出状態(停止作動状態)において基板Pの先端縁に当接することにより、その基板Pを上記実装作業位置に位置決めして停止させるように配設されている。
【0026】
また、搬送方向Lの上下流側に互いに隣接する2つの単位実装機1,1(例えば1B,1C)の両実装作業位置に停止された両基板P,P間には、上記2つの単位実装機1,1間(例えば1A,1B間、1B,1C間、1C,1D間)の境界を基板Pがまたぐように待機位置が設定されている。待機用ストッパ4bは、その突出状態(停止作動状態)において上記と同様に基板Pの先端縁に当接することにより、その基板Pを上記待機位置に位置決めして停止させるように配設されている。
【0027】
さらに、出口用ストッパ4cは各単位実装機1の下流側のできるだけ末端位置に配設され、突出状態(停止作動状態)において上記と同様に基板Pの先端縁に当接することにより、その基板Pを各単位実装機1の末端位置から下流側の単位実装機1側にはみ出ないように出口位置で停止させるようになっている。図4の場合には、各出口用ストッパ4cは没入状態(解除作動状態)とされており、これにより、基板Pを通過させて上記待機位置まで搬送移動させ得るようになっている。
【0028】
上記の3種類のストッパ4a,4b,4cと、搬送手段3とは各単位実装機1毎に設けられたコントローラ100により作動制御されるようになっており、また、上下流に隣接する両単位実装機1,1の両コントローラ100,100同士が通信可能に接続されている。
【0029】
なお、図4中5b,5b,…は部品供給部5の取り付け座である。
【0030】
上記各ストッパ4a,4b,4c等についてさらに詳細に説明すると、図5〜図7に示すように各ストッパ4a,4b,4cは、ケーシング41と、このケーシング41に対し昇降可能に保持された軸体42と、この軸体42を昇降させて基板Pに対し突出状態及び没入状態に相互に位置変換させるストッパ駆動部43(図8参照)とを備えている。そして、上記各ケーシング41は搬送手段3を構成するコンベアレール31に対し着脱可能に取り付けられることにより、もしくは、スライド移動可能に取り付けられることにより搬送方向Lに対する固定位置が変更自在となっている。なお、実装作業位置に到達した基板Pは、その到達を検知して図示省略のプッシュアップ機構により両コンベア3a,3bから僅かに上方位置に浮いた状態に保持され、実装工程終了後に下ろされて上記両コンベア3a,3bに載るようになっている。
【0031】
また、それぞれコンベアレール31により移動案内されるベルト式コンベア3a,3bは搬送用モータ32(図8参照)により回転駆動されるプーリ等により作動されて基板Pを搬送方向に搬送させ得るようになっている。
【0032】
以上の部品実装システムにおける各単位実装機1のヘッドユニット6による実装、搬送手段3による搬送及び各ストッパ4a,4b,4cによる位置決め等は、表示ユニット100aを備えたコントローラ100により個別に制御される。このコントローラ100は、図8に示すように、CPU等により構成される演算処理部101を備える他、各単位実装機1毎に種々の実装プログラムが予め記憶された実装プログラム記憶手段102と、搬送系データ記憶手段103と、モータ制御部104と、搬送系制御部105とを備えている。上記搬送系データ記憶手段103には、種々の基板サイズに対応して定められた搬送手段3及び各ストッパ4a,4b,4cに関する搬送系制御データが予め記憶されている。
【0033】
上記演算処理部101は、入力設定された今回の実装対象の基板特定データ(サイズ等)に対応する実装プログラムを上記実装プログラム記憶手段102から選択して読み込み、その実装プログラムに基づきX軸モータ13、Y軸モータ11、Z軸モータ21及びR軸モータ22の制御をモータ制御部104を介して行うようになっている。すなわち、上記各モータ13,11,21,22に設けられたエンコーダからの信号と、上記演算処理部101から与えられる目標値とに基づいて上記各モータ13,11,21,22の作動制御を行う。
【0034】
また、上記演算処理部101は、上記基板特定データに対応する搬送系制御データを搬送系データ記憶手段103から選択して読み込み、基板Pの搬入もしくは搬出等を検出する各種センサ類110からの入力信号に基づきストッパ駆動部43や搬送用モータ32の作動制御を搬送系制御部105を介して行うようになっている。上記演算処理部101及び搬送系制御部105により搬送制御手段が構成されている。
【0035】
以下、図9及び図10のフローチャートに基づいて図4に示す基板Pに対する実装処理の場合の具体的な搬送制御内容を説明する。
【0036】
実装処理に入る前の段取り時における処理を図9に基づいて説明すると、まず、今回の実装対象の基板Pについての基板特定データに基づき対応する実装プログラムを実装プログラム記憶手段102から選択して読み込む(ステップS1,S2)。次に、読み込んだ実装プログラムの指定により対応する搬送系制御データを搬送系データ記憶手段103から読み込み、その搬送系制御データに基づき3つのストッパ4a,4b,4cの使用もしくは不使用の切替えを行う(ステップS3)。実装対象が図4に示す大型基板Pである場合には出口用ストッパ4cは不使用とされて常に没入状態にされる。そして、基板サイズに応じて該当するストッパ位置を最適位置に変更する(ステップS4)。なお、このストッパ位置の変更は、各ストッパ4a,4b,4cのケーシング41がコンベアレール31に対しスライド移動可能に設けられスライド駆動部により位置調節可能となっている場合にはそのスライド駆動部の作動制御により行えばよいし、上記ケーシング41がコンベアレール31に対し着脱可能に設けられている場合には手動作業により取り付け位置を変更するようにすればよい。
【0037】
実装処理が開始されて先頭の基板Pが最上流側の単位実装機1Aまで搬送されてくると、その基板Pの搬入が検出されて単位実装機1Aの待機用ストッパ4bが没入状態に、実装用ストッパ4aが突出状態にそれぞれ作動制御され、その実装用ストッパ4aに当接して上記先頭の基板Pが実装作業位置で停止されることになる。この先頭の基板Pに対する単位実装機1Aでの実装工程が上記実装作業位置において行われる。すなわち、上記のモータ制御部104を介した各モータ13,11,21,22の作動制御によるヘッドユニット6の移動や電子部品の吸着・基板Pへの装着等の各制御が行われる。
【0038】
この単位実装機1Aでの実装工程が終了すると、基板Pの上記実装作業位置からの搬出処理が行われる。この搬出処理は、図10に示すように、まず、搬送対象が所定の大型基板であるか否かを判別を上記の段取り時に設定されたデータに基づき行い(ステップS11)、今回は大型基板であるため(図4参照)ステップS12〜S15の各処理を行う。
【0039】
すなわち、出口用ストッパ4cを下降させた没入状態に維持し(ステップS12)、下流側の単位実装機1Bのコントローラ100に対しその単位実装機1Bのストッパ駆動部43及び搬送用モータ32の作動要求指令を発する(ステップS13)。これにより、下流側単位実装機1Bの待機用ストッパ4bが上昇されて突出状態に変換作動され、併せて、同単位実装機1Bの搬送手段3の搬送作動が開始される。これらの下流側単位実装機1B側の準備が完了するのを待った上で(ステップS14で「YES」)、単位実装機1A側の搬出処理を行う(ステップS15)。
【0040】
このステップS15での搬出処理はストッパ駆動部43の作動による実装用ストッパ4aの没入状態への変換作動と、搬送用モータ32の作動による搬送手段3の搬送作動とを行う。これにより、単位実装機1Aの実装作業位置で実装工程の終了した先頭の基板Pが下流側に搬送され、下流側単位実装機1Bの搬送手段3に乗り移った後にその下流側単位実装機1Bの待機用ストッパ4bに当接することにより待機位置に位置決めされた状態で停止される。この搬出と同時に単位実装機1Aの実装作業位置には次の基板Pが搬送されてきて突出状態にされた実装用ストッパ4aに当接することにより実装作業位置に位置決めされた状態で停止される。そして、上記各ストッパ4b,4aに基板Pが当接したことをもって搬送処理の完了を確認すると(ステップS16)、搬送手段3の搬送用モータ32は停止される。
【0041】
以上の基板Pの搬入、実装、搬出が各単位実装機1A〜1Dのコントローラ100により順次繰り返される。
【0042】
以上により、複数台の単位実装機1A〜1Dでそれぞれ電子部品の実装が行われる部品実装システムにおいて、各単位実装機1A〜1Dの搬送方向長さの略1/2の基板サイズの大型基板Pであっても、その大型基板Pに対する実装を行うことができる。
【0043】
なお、ステップS11での確認で実装対象が大型基板Pではなくて、より小型の通常サイズの基板である場合には、通常搬出処理が行われる(ステップS17)。この場合には、3つのストッパ4a,4b,4cの全ての変換作動制御が行われることになる。
【0044】
なお、本発明の基板搬送方法及び基板搬送装置の具体的構成は上記実施形態に限定されず、上記の大型基板Pよりもさらに大型の基板に対する実装をも行い得る。すなわち、出口用ストッパ4c及び待機用ストッパ4bを共に不使用、つまり、没入状態に維持固定し、実装用ストッパ4aの位置を上記のさらに大型の基板の全体がヘッドユニット6の実装動作可能範囲に入るように変更する。そして、その実装用ストッパ4aのみを変換作動制御する。例えば、基板の搬入時には実装用ストッパ4aを突出状態にし、その単位実装機での実装工程終了後であって下流側単位実装機での実装工程も終了した後に没入状態にして下流側に搬出させて下流側単位実装機の実装用ストッパ4aに当接するまで搬送させるようにする。これにより、上記実装動作可能範囲Hに入る最大限の基板サイズまでの大型基板に対する実装が可能となる。
【0045】
【発明の効果】
以上、説明したように、請求項1の部品実装システムにおける基板搬送方法によれば、複数台の単位実装機を直列に接続した部品実装システムにおける実装可能な基板サイズを、単位実装機サイズの1/2程度まで拡大させることができる。
【0046】
請求項2の部品実装システムにおける基板搬送装置によれば、上記請求項1の部品実装システムにおける基板搬送方法を確実に実施することができ、その請求項1の基板搬送方法による効果を確実に得ることができる。
【0047】
請求項3によれば、請求項2において実装作業位置と待機位置とを種々の基板サイズに応じて最適な位置に変更設定することができるようになり、同一の部品実装システムにおいて幅広い基板サイズの基板を適切に扱うことができることになる。
【0048】
また、請求項4によれば、請求項2の位置決め手段を具体的に実現させることができ、ストッパ駆動部の搬送制御手段による作動制御によって各ストッパを突出させて停止作動状態にしたり、各ストッパを没入させて解除作動状態にしたりすることが容易かつ確実に実現させることができる。
【0049】
さらに、請求項5によれば、請求項4において基板サイズが単位実装機の1/2よりも大きい大型基板であっても本部品実装システムにより実装を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される部品実装システムの一例を示す概略正面図である。
【図2】単位実装機の概略平面図である。
【図3】単位実装機の一部省略正面図である。
【図4】部品実装システムの部分平面説明図である。
【図5】搬送手段及びストッパを示す部分斜視図である。
【図6】図5のA−A線における一部省略断面説明図である。
【図7】図5のB−B線における一部省略断面説明図である。
【図8】単位実装機の制御系のブロック図である。
【図9】段取り時の処理を示すフローチャートである。
【図10】搬出時の処理を示すフローチャートである。
【図11】従来の部品実装システムの図4対応図である。
【符号の説明】
1,1A〜1D 単位実装機
3 搬送手段
4a 実装用ストッパ(ストッパ、位置決め手段)
4b 待機用ストッパ(ストッパ、位置決め手段)
6 ヘッドユニット
43 ストッパ駆動部
101 演算処理部(搬送制御手段)
105 搬送系制御部(搬送制御手段)
H 実装動作可能範囲
P 基板
Claims (5)
- それぞれ実装用ヘッドユニットを備えた複数台の単位実装機を基板の搬送方向に対し直列に接続し、各単位実装機において順次搬送されてくる基板に対し上記各ヘッドユニットにより部品を実装させる実装工程を行い、その実装工程の後に下流側に隣接する他の単位実装機に順次搬送して上記実装工程を繰り返す部品実装システムにおける基板搬送方法であって、
上記各単位実装機において基板の実装工程が行われる実装作業位置を上記ヘッドユニットの実装動作可能範囲と関連付けて予め設定する一方、上下流で互いに隣接する2つの単位実装機でそれぞれ実行される実装工程の間に基板を待機させる待機位置を、上記2つの単位実装機の各実装位置とは干渉しない範囲で上記2つの単位実装機間をまたいで位置設定し、
上記2つの単位実装機のうちの上流側の単位実装機で実装作業を終えた基板を上記待機位置まで搬送してその待機位置で待機させ、下流側の単位実装機で先行する基板の実装工程が終了した後に上記待機位置の基板を上記下流側の単位実装機の実装作業位置まで搬送して停止させるようにする
ことを特徴とする部品実装システムにおける基板搬送方法。 - 基板の搬送方向に対し直列に接続された複数台の単位実装機を備え、各単位実装機は、基板を上記搬送方向の上流側から下流側に向けて搬送する搬送手段と、この搬送手段により搬送されてくる基板に対し部品の実装を行う実装用ヘッドユニットとを備え、各単位実装機において基板の搬入、基板に対する部品の実装、及び実装後の基板の搬出を繰り返し行うようになっている部品実装システムにおける基板搬送装置であって、
上記各単位実装機において基板を所定の実装作業位置及び待機位置にそれぞれ停止させる位置決め手段と、上記搬送手段による搬送作動に連係して上記位置決め手段の作動制御を行う搬送制御手段とを備え、
上記位置決め手段は、基板を上記実装工程が行われる実装作業位置及び上下流で互いに隣接する2つの単位実装機の上記各実装作業位置とは干渉しない範囲で上記2つの単位実装機間をまたぐ待機位置にそれぞれ停止させる停止作動状態と、その停止作動を解除して上記基板の搬送方向下流側への搬送による移動を許容する解除作動状態とに相互に変換作動可能に構成されている
ことを特徴とする部品実装システムにおける基板搬送装置。 - 上記位置決め手段は、搬送方向に対する上記実装作業位置及び上記待機位置の一方もしくは双方を位置変更可能に構成されていることを特徴とする請求項2記載の部品実装システムにおける基板搬送装置。
- 上記位置決め手段は、出没可能に突出して基板を上記実装作業位置及び上記待機位置に停止させる少なくとも2つのストッパと、各ストッパを出没作動させるストッパ駆動部とを備えていることを特徴とする請求項2記載の部品実装システムにおける基板搬送装置。
- 上記搬送制御手段は、上記ストッパ駆動部の作動制御により上記2つのストッパを選択的に出没させるように構成されていることを特徴とする請求項4記載の部品実装システムにおける基板搬送装置。
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