JP2011091288A - 部品実装装置および部品実装方法 - Google Patents

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Shuzo Yagi
周蔵 八木
Takeyuki Kawase
健之 川瀬
Takayuki Kitagawa
貴之 北川
Naohito Koketsu
尚人 纐纈
Nobuhiro Nakai
伸弘 中井
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Abstract

【課題】部品搭載機構が動作停止状態で待機する無駄時間を排除し、実装作業効率を向上させることができる部品実装装置および部品実装方法を提供する。
【解決手段】並列して配置されそれぞれ基板4を搬送して位置決めする第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bと、これらの基板搬送機構によって位置決め保持された基板4に部品を移送搭載する第1部品搭載機構10Aおよび第2部品搭載機構10Bとを備えた部品実装装置において、これらの部品搭載機構による部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法が大きい基板4を対象とする場合に、一方の基板搬送機構において第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによって搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において基板4を複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行する。
【選択図】図6

Description

本発明は、基板に部品を実装する部品実装装置および部品実装方法に関するものである。
部品を基板に実装して実装基板を製造する部品実装装置には、基板を上流側から下流側へ搬送するための基板搬送機構が設けられており、基板搬送機構によって搬送され所定の実装作業位置に位置決めされた基板を対象として、部品供給部から取り出した部品を部品搭載機構の搭載ヘッドによって移送搭載する部品搭載作業が実行される。この部品搭載作業において、搭載ヘッドの移動可能範囲が実装作業対象の基板の全範囲をカバーできるとは限らず、移動可能範囲よりも長さ寸法が大きい基板を対象とする場合には、基板への部品搭載作業を複数回に分割して、それぞれの部品搭載作業毎に基板を所定の搭載作業位置に移動させることが行われる(例えば特許文献1参照)。
特許第3992486号公報
しかしながら、上述の先行技術例のように基板への部品搭載作業を複数回に分割する方式においては、実装作業効率を向上させる上で次のような課題がある。すなわち、上記方式ではそれぞれの部品搭載作業毎に基板を移動させる動作工程が伴い、この基板移動に際しては、部品搭載作業がその都度中断する。このため、基板移動が完了するまでの間、部品搭載機構は動作停止状態で待機する無駄時間が発生し、実装作業効率を向上させる上での制約となっていた。
そこで本発明は、部品搭載機構が動作停止状態で待機する無駄時間を排除し、実装作業効率を向上させることができる部品実装装置および部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装装置は、装置中心線を挟んで並列して配置されそれぞれ基板を第1方向に搬送して位置決めする第1基板搬送機構、第2基板搬送機構と、前記装置中心線に対して前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構の外側にそれぞれ配置された第1部品供給部、第2部品供給部と、前記第1部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第1部品搭載機構と、前記第2部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第2部品搭載機構と、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御する搬送制御部と、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構を制御する搭載制御部とを有し、前記搬送制御部は、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法が大きい基板を対象とする場合に、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御することにより、前記基板を複数の所定の搭載作業位置に順次位置決めし、前記搭載制御部は、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業の対象を、専ら隣接した位置関係にある基板搬送機構によって位置決め保持された基板のみに限定する対象限定モード、前記部品搭載作業の対象に前記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構のいず
れかによって位置決め保持された基板をも含める対象非限定モードの2つの搭載作業モードで制御が可能であり、一方の基板搬送機構において前記第1部品搭載機構およびまたは第2部品搭載機構による部品搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において前記基板を前記複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行する。
本発明の部品実装方法は、装置中心線を挟んで並列して配置されそれぞれ基板を第1方向に搬送して位置決めする第1基板搬送機構、第2基板搬送機構と、前記装置中心線に対して前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構の外側にそれぞれ配置された第1部品供給部、第2部品供給部と、前記第1部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第1部品搭載機構と、前記第2部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第2部品搭載機構と、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御する搬送制御部と、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構を制御する搭載制御部とを有する部品実装装置によって前記基板に部品を実装する部品実装方法であって、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法が大きい基板を対象とする場合に、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御することにより、前記基板を複数の所定の搭載作業位置に順次位置決めし、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業の対象を、専ら隣接した位置関係にある基板搬送機構によって位置決め保持された基板のみに限定する対象限定モード、前記部品搭載作業の対象に前記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構のいずれによって位置決め保持された基板をも含める対象非限定モードの2つの搭載作業モードから選択した搭載作業モードによって前記部品搭載作業を実行し、一方の基板搬送機構において前記第1部品搭載機構およびまたは第2部品搭載機構による搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において前記基板を複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行する。
本発明によれば、並列して配置されそれぞれ基板を第1方向に搬送して位置決めする第1基板搬送機構、第2基板搬送機構と、第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に部品を移送搭載する第1部品搭載機構および第2部品搭載機構とを備えた部品実装装置において、第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法が大きい基板を対象とする場合に、一方の基板搬送機構において第1部品搭載機構およびまたは第2部品搭載機構による部品搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において基板を複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行することにより、部品搭載機構が動作停止状態で待機する無駄時間を排除し、実装作業効率を向上させることができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の基板搬送機構の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における基板位置決めの説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における搭載作業モードの説明図 本発明の一実施の形態の部品実装方法における基板搬送動作の動作説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1を参照して、部品実装装置1の構造を説明する。図1において、基台2の中央には、装置中心線CLを挟んで、第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bが並列して配置されている。第1基板搬送機
構3A、第2基板搬送機構3Bは、それぞれ2条の搬送レール3aを備えており、実装対象となる基板4を上流側(矢印a参照)から受け取り、X方向(第1方向)に搬送して位置決めする。
装置中心線CLに対しての第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bの外側には、それぞれ第1部品供給部5A、第2部品供給部5Bが配置されており、第1部品供給部5A、第2部品供給部5Bには複数のテープフィーダ6が並設されている。テープフィーダ6は実装対象となる部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、以下に説明する部品搭載機構による取り出し位置に供給する。
基台2上面のX方向の端部にはY軸移動テーブル7が配設されており、Y軸移動テーブル7には第1X軸移動テーブル8A,第2X軸移動テーブル8Bが、Y方向へ移動自在に装着されている。さらに第1X軸移動テーブル8A,第2X軸移動テーブル8Bには、それぞれ第1搭載ヘッド9A、第2搭載ヘッド9BがX方向へ移動自在に装着されている。第1搭載ヘッド9A、第2搭載ヘッド9Bは、複数の単位搭載ヘッド9aを備えた多連型の搭載ヘッドであり、単位搭載ヘッド9aは下端部に部品を吸着保持する吸着ノズル(図示省略)を備えている。
Y軸移動テーブル7、第1X軸移動テーブル8Aを駆動することにより、第1搭載ヘッド9AはX方向・Y方向に移動し、第1部品供給部5Aのテープフィーダ6から部品を吸着ノズルによって取り出して、第1基板搬送機構3Aおよびまたは第2基板搬送機構3Bに位置決め保持された基板4にこの部品を移送搭載する。Y軸移動テーブル7、第1X軸移動テーブル8Aおよび第1搭載ヘッド9Aは、第1部品供給部5Aから部品を取り出して第1基板搬送機構3Aおよびまたは第2基板搬送機構3Bによって位置決め保持された基板4に移送搭載する第1部品搭載機構10Aを構成する。
同様にY軸移動テーブル7、第2X軸移動テーブル8Bを駆動することにより、第2搭載ヘッド9BはX方向・Y方向に移動し、第2部品供給部5Bのテープフィーダ6から部品を吸着ノズルによって取り出して、第1基板搬送機構3Aおよびまたは第2基板搬送機構3Bに位置決め保持された基板4にこの部品を移送搭載する。Y軸移動テーブル7、第2X軸移動テーブル8Bおよび第2搭載ヘッド9Bは、第2部品供給部5Bから部品を取り出して第1基板搬送機構3Aおよびまたは第2基板搬送機構3Bによって位置決め保持された基板4に移送搭載する第2部品搭載機構10Bを構成する。
第1搭載ヘッド9A、第2搭載ヘッド9Bが、それぞれ第1部品供給部5A、第2部品供給部5Bから第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bへ移動する移動経路には、部品認識カメラ11が配設されている。部品を吸着保持した第1搭載ヘッド9A、第2搭載ヘッド9Bが部品認識カメラ11の上方を移動することにより、吸着ノズルによって保持された状態の部品が部品認識カメラ11によって認識される。第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる部品搭載時には、部品認識カメラ11による部品認識結果に基づいて、基板4における搭載位置が補正される。
次に図2を参照して、第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bの構成および機能を説明する。図2(a)において、第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bは、それぞれ2条の搬送レール3aに沿ってX方向に配設された搬送ベルト12を備えている。図2(b)に示すように、搬送ベルト12は搬送レール3aの両端部に配置された2つのプーリ13およびモータ14の駆動プーリ14aに調帯されている。モータ14を駆動することにより、搬送ベルト12が搬送レール3aに沿って水平移動し、搬送ベルト12の上面に載置された基板4はX方向に搬送される。
第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bには、それぞれ第1搭載ヘッド9A、第2搭載ヘッド9Bの移動可能な範囲、すなわち第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる部品搭載が可能な作業範囲に対応して、X方向の長さ寸法がL0の第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕が設定されている。第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕には、下受け部材15aを昇降機構15bによって昇降させる(矢印b)構成の下受け部15が設けられている。第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕に基板4が搬入された状態で、下受け部材15aを上昇させることにより、基板4は下面側から下受け部材15aによって下受けされる。
第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bのそれぞれの搬送レール3aには、第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕の前端部に位置して第1位置決めセンサ17が配設されており、さらに第1位置決めセンサ17から下流側に所定の間隔B1だけ隔てた位置に第2位置決めセンサ18が配設されている。第1位置決めセンサ17、第2位置決めセンサ18はいずれも透過型の光学センサであり、搬送ベルト12によって搬送された基板4の先端部4a(図3参照)が第1位置決めセンサ17、第2位置決めセンサ18の検出光軸を遮光することにより、基板4の先端部4aが第1位置決めセンサ17、第2位置決めセンサ18の位置に到達したことを検出する。第1位置決めセンサ17、第2位置決めセンサ18による検出信号は搬送制御部16に伝達され、搬送制御部16がこの検出信号に基づいてモータ14、昇降機構15bを制御することにより、第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bにおいて基板4を所定の位置に位置決めし、さらに位置決めされた基板4の作業範囲を下方から下受けすることができる。
次に図3を参照して、第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕の長さL0を超えるサイズの基板4を実装作業の対象とする場合の基板位置決めについて説明する。長さ寸法L0よりも大きい長さ寸法L1を有する基板4を対象とする場合には、まず図3(a)に示すように、第1位置決めセンサ17の検出光軸位置に先端部4aが到達した位置(第1搭載作業位置)に基板4を位置決めする。この状態では基板4のうち、はみ出し長さ寸法B2のはみ出し部4bが第1実装ステージ〔SA〕から上流側にはみ出しており、はみ出し部4bについては第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによって部品実装作業を行うことができない。
このため、図3(b)に示すように、搬送ベルト12により基板4を下流側に移動させ(矢印c)、第2位置決めセンサ18の検出光軸位置に先端部4aが到達した位置(第2搭載作業位置)に基板4を位置決めする。ここで第1位置決めセンサ17と第2位置決めセンサ18との所定の間隔B1は、対象とする基板4についてのはみ出し長さ寸法B2よりも大きく設定されている。このため基板4が第2搭載作業位置に位置決めされた状態では、はみ出し部4bが第1実装ステージ〔SA〕の範囲内に含まれ、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる部品搭載作業が可能となる。
すなわち、本実施の形態においては、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法L1が大きい基板4を対象とする場合に、搬送制御部16(図2,図4参照)によって第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bを制御することにより、基板4を第1位置決めセンサ17、第2位置決めセンサ18の検出光軸位置によって規定される複数(ここでは2つ)の所定の搭載作業位置に順次位置決めするようにしている。
次に図4を参照して、部品実装装置1の制御系の構成を説明する。なお、ここでは部品実装装置1の機能のうち、基板搬送および部品搭載の機能についてのみ示している。全体制御部20は、以下に説明する各部を統括して制御し、これにより上流側から基板4を搬入し、搬入された基板4を対象として部品を搭載し、部品搭載後の基板4を下流側に搬出
する実装作業が実行される。作業負荷調整部21は、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる部品実装作業の作業負荷のバランスを調整する演算処理を行う。
搬送制御部16は、第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bを制御することにより、基板4を搬入・位置決め・搬出する。搭載制御部22は、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bを制御することにより、基板4を対象とする部品搭載作業を実行させる。記憶部23は、実装データ24、搭載作業モードデータ25を記憶する。実装データ24は、基板4に実装される複数の部品の部品種や実装位置座標など、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる部品搭載動作に用いられるデータである。この実装データ24は、作業負荷調整部21による実装作業負荷の調整のための演算処理の基礎データとして用いられる。
搭載作業モードデータ25は、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによる搭載作業のモードを示すデータである。ここでは、搭載作業のモードとして、部品搭載作業の対象を、専ら隣接した位置関係にある基板搬送機構によって位置決め保持された基板4のみに限定する対象限定モード25a、部品搭載作業の対象に第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bのいずれによって位置決め保持された基板4をも含める対象非限定モード25bが予め記憶されている。対象限定モード25a、対象非限定モード25bの選択は、第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕において実装作業の対象となる2つの基板4における実装作業負荷に応じて、作業負荷調整部21によって選択される。
図5(a)、(b)は、それぞれ対象限定モード25a、対象非限定モード25bによる搭載作業モードを示している。すなわち図5(a)に示す対象限定モード25aにおいては、第1部品搭載機構10Aは、隣接した位置関係にある第1基板搬送機構3Aの第1実装ステージ〔SA〕に位置決め保持された基板4のみを対象として部品搭載作業を行い(矢印d)、第2部品搭載機構10Bは、隣接した位置関係にある第2基板搬送機構3Bの第2実装ステージ〔SB〕に位置決め保持された基板4のみを対象として部品搭載作業を行う(矢印e)。
また図5(b)に示す対象非限定モード25bにおいては、第1部品搭載機構10Aは、第1基板搬送機構3Aの第1実装ステージ〔SA〕に位置決め保持された基板4のみならず、第1基板搬送機構3Aによって隔てられた第2基板搬送機構3Bの第2実装ステージ〔SB〕に位置決め保持された基板4を含めて部品搭載作業の対象とする(矢印d、f)。同様に第2部品搭載機構10Bは、第2基板搬送機構3Bの第2実装ステージ〔SB〕に位置決め保持された基板4のみならず、第2基板搬送機構3Bによって隔てられた第1基板搬送機構3Aの第1実装ステージ〔SA〕に位置決め保持された基板4を含めて部品搭載作業の対象とする(矢印e、g)。
次に、図6を参照して、部品実装装置1において第1実装ステージ〔SA〕、第2実装ステージ〔SB〕の長さを超えるサイズの基板4(図3に示す基板4参照)を実装作業の対象とする場合の基板搬送動作および部品搭載作業について説明する。ここでは、実装データ24に記憶された搭載作業モードのうち、対象非限定モード25bが選択されている。
まず図6(a)に示すように、先に基板4が搬入された第1基板搬送機構3Aにおいては、基板4は第1位置決めセンサ17が先端部4aを検出することにより第1搭載作業位置に位置決めされる。そしてこの状態の基板4の作業対象範囲のうち、第1実装ステージ〔SA〕からはみ出したはみ出し部4bを除いた範囲について、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによって部品搭載作業が実行される。このとき、第2基板搬送
機構3Bにおいては、実装作業対象となる新たな基板4が搬入される(矢印h)。
第1実装ステージ〔SA〕における部品搭載作業が終了したならば、図6(b)に示すように、基板4は下流側に移動して(矢印i)、第2位置決めセンサ18が先端部4aを検出することにより第2搭載作業位置に位置決めされる。この第1基板搬送機構3Aにおける基板搬送動作が実行されている間には、第2実装ステージ〔SB〕においては、第1位置決めセンサ17が先端部4aを検出することにより第1搭載作業位置に位置決めされた基板4を対象として、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによって部品搭載作業が実行される。
第2実装ステージ〔SB〕における部品搭載作業が終了したならば、図6(c)に示すように、第2搭載作業位置に位置決めされた基板4のはみ出し部4bを対象として、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによって部品搭載作業が実行される。このとき、第2基板搬送機構3Bにおいては、基板4は下流側に移動して(矢印j)、第2位置決めセンサ18が先端部4aを検出することにより第2搭載作業位置に位置決めされる。
第1実装ステージ〔SA〕においてはみ出し部4bを対象とする部品搭載作業が終了して、当該基板4についての部品実装作業が完了したならば、図6(d)に示すように、第1基板搬送機構3Aではこの基板4を下流側に搬出する(矢印k)とともに、上流側から新たな基板4を搬入する(矢印l)基板搬送動作が実行される。そしてこれと並行して、第2実装ステージ〔SB〕においては、第2搭載作業位置に位置決めされた基板4のはみ出し部4bを対象として、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bによって部品搭載作業が実行される。
すなわち上述の基板搬送作業および部品搭載作業を伴う部品実装方法においては、第1基板搬送機構3A、第2基板搬送機構3Bのうち、一方の基板搬送機構において第1部品搭載機構10Aおよびまたは第2部品搭載機構10Bによる部品搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において基板4を複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行する形態となっている。これにより、基板搬送作業が実行されている間に、第1部品搭載機構10A、第2部品搭載機構10Bが動作停止状態で待機する無駄時間が排除され、実装作業効率を向上させることができる。
本発明の部品実装装置および部品実装装置は、部品搭載機構が動作停止状態で待機する無駄時間を排除し、実装作業効率を向上させることができるという効果を有し、配線基板に電子部品を実装して実装基板を製造する分野において有用である。
1 部品実装装置
3A 第1基板搬送機構
3B 第2基板搬送機構
4 基板
5A 第1部品供給部
5B 第2部品供給部
9A 第1搭載ヘッド
9B 第2搭載ヘッド
10A 第1部品搭載機構
10B 第2部品搭載機構
17 第1位置決めセンサ
18 第2位置決めセンサ
CL 装置中心線
〔SA〕 第1実装ステージ
〔SB〕 第2実装ステージ

Claims (2)

  1. 装置中心線を挟んで並列して配置されそれぞれ基板を第1方向に搬送して位置決めする第1基板搬送機構、第2基板搬送機構と、前記装置中心線に対して前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構の外側にそれぞれ配置された第1部品供給部、第2部品供給部と、前記第1部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第1部品搭載機構と、前記第2部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第2部品搭載機構と、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御する搬送制御部と、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構を制御する搭載制御部とを有し、
    前記搬送制御部は、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法が大きい基板を対象とする場合に、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御することにより、前記基板を複数の所定の搭載作業位置に順次位置決めし、
    前記搭載制御部は、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業の対象を、専ら隣接した位置関係にある基板搬送機構によって位置決め保持された基板のみに限定する対象限定モード、前記部品搭載作業の対象に前記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構のいずれによって位置決め保持された基板をも含める対象非限定モードの2つの搭載作業モードで制御が可能であり、
    一方の基板搬送機構において前記第1部品搭載機構およびまたは第2部品搭載機構による部品搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において前記基板を前記複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行することを特徴とする部品実装装置。
  2. 装置中心線を挟んで並列して配置されそれぞれ基板を第1方向に搬送して位置決めする第1基板搬送機構、第2基板搬送機構と、前記装置中心線に対して前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構の外側にそれぞれ配置された第1部品供給部、第2部品供給部と、前記第1部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第1部品搭載機構と、前記第2部品供給部から前記部品を取り出して前記第1基板搬送機構およびまたは第2基板搬送機構によって位置決め保持された基板に移送搭載する第2部品搭載機構と、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御する搬送制御部と、前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構を制御する搭載制御部とを有する部品実装装置によって前記基板に部品を実装する部品実装方法であって、
    前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業が可能な作業範囲より長さ寸法が大きい基板を対象とする場合に、前記第1基板搬送機構、第2基板搬送機構を制御することにより、前記基板を複数の所定の搭載作業位置に順次位置決めし、
    前記第1部品搭載機構、第2部品搭載機構による部品搭載作業の対象を、専ら隣接した位置関係にある基板搬送機構によって位置決め保持された基板のみに限定する対象限定モード、前記部品搭載作業の対象に前記第1基板搬送機構および第2基板搬送機構のいずれによって位置決め保持された基板をも含める対象非限定モードの2つの搭載作業モードから選択した搭載作業モードによって前記部品搭載作業を実行し、
    一方の基板搬送機構において前記第1部品搭載機構およびまたは第2部品搭載機構による搭載作業が実行されている間に、他方の基板搬送機構において前記基板を複数の所定の搭載作業位置に位置決めするための基板搬送作業を実行することを特徴とする部品実装方法。
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