JP2007515168A - トリプトファン生合成に関連する変異遺伝子を含有する大腸菌変異体および同変異体を使用するトリプトファンの製造方法 - Google Patents

トリプトファン生合成に関連する変異遺伝子を含有する大腸菌変異体および同変異体を使用するトリプトファンの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、トリプトファン生合成に関連する単一または複数の変異遺伝子を含有するトリプトファン産生大腸菌変異株CJ285(KCCM−10534)および同菌株を使用するトリプトファンの製造方法に関する。より具体的には、トリプトファン産生大腸菌変異株CJ285(KCCM−10534)由来の、トリプトファン生合成に関連するaroF、aroG、trpR、およびtyrRのDNA塩基配列およびアミノ酸配列を開示し、該変異遺伝子の少なくとも1つを含有する大腸菌CJ285をグルコース含有発酵培地中で直接培養し、これによりL−トリプトファンを培養培地中に蓄積させることができる。

Description

本発明は、トリプトファン生合成に関連する単一または複数の変異遺伝子を含有するトリプトファン産生大腸菌(E.coli)変異株CJ285(KCCM−10534)および同菌株を使用するトリプトファンの製造方法に関する。より具体的には、N−メチル−N'−ニトロ−N−ニトロソグアニジン(本明細書中、以後NTGと称する)を繰り返し処理し、トリプトファン産生変異遺伝子CJ285由来の遺伝子、例えばトリプトファンアナログであるヒドロキサム酸トリプトファン(Tryptophan Hydroxamate)(本明細書中、以後THXと称する)に耐性のDAHPシンターゼのアイソザイムをエンコードするaroFおよびaroG、trpの調節に関するtrpR、トリプトファン生合成に関連するaroH、mtr、trpR、およびaroLオペロン、およびaroF−tyrA、aroG、およびaroPオペロンの調節に関するtyrRタンパク質の塩基配列およびアミノ酸配列を見出す。その後、上記遺伝子(群)を含有する変異株をグルコース含有培地中で発酵させ、L−トリプトファンを製造する。
トリプトファンは必須アミノ酸の1つであり、多岐にわたる分野で広く使用されている。前記分野には、飼料添加物、医療用物質、例えば睡眠薬または精神安定薬またはリンガー溶液、および健康食品用物質が含まれる。トリプトファンの典型的な製造方法は、化学合成、酵素反応、および微生物を使用する発酵である。化学合成の場合、高温および高圧空間で製造が行われ、D−トリプトファンおよびL−トリプトファンがともに生産されるため、所望のトリプトファンを取得するために追加の精製工程が必要とされる。酵素反応、例えばMatsui Doatsuiに付与された日本特許(韓国特許公開第90−005773号)の場合、反応の基質として使用されるインドールおよびセリンが非常に高価であり、また酵素自体が安全ではない。
一方、微生物を使用する発酵では、多様な微生物、例えば大腸菌(E.coli)およびコリネバクテリウム(Corynebacterium)の栄養要求株および調節変異株を使用する。1980年代の遺伝子組換え分野における急速な技術の進歩により、代謝およびその制御メカニズムに関する大量の情報が提供されている。多数の研究者らが注目すべき成功を収め、遺伝子操作によって優れた組換え株を開発し、生産性を向上させた(Matsui et al, 1988)。また韓国では、直接発酵に関連するいくつかのトリプトファン製造技術が開示された。これらの技術は、トリプトファン耐性または栄養要求性変異株(韓国特許公開第87−1813号、第90−8251号、および第92−7405号)または組換え株(韓国特許公開第90−5772号および第91−5627号)の使用に基づくものである。主に、これらのトリプトファンアナログ耐性株はトリプトファン生合成時の酵素のフィードバック阻害を克服するためのものであり、また、組換え株はトリプトファン生合成時の酵素のクローニングに使用された。実際に、前記研究は注目すべき成功を収めた。例えば、大腸菌の人工変異体を使用する従来のL−トリプトファン製造の最大の利点は、L−トリプトファンの製造に安価な培養基質を使用することであった。しかし、生産性すなわちトリプトファン収率(量)は非常に低かった。したがって、遺伝子組換えに基づくトリプトファン収率を最大にするために、親株として優れている人工変異体を確保し、調節が解除されている遺伝子を取得する必要性が存在する。
したがって、本発明は上記問題を考慮して達成されており、本発明の目的は、ホスホエノールピルビン酸およびエリトロース(Erythorse)4−リン酸からの、大腸菌変異株CJ285由来のトリプトファン生合成時の芳香族アミノ酸の第一前駆体である3−デオキシアラビオノヘプツロソン酸7−リン酸(3-deoxyarabionohep-tulosonate 7-phosphate)(本明細書中、以後DAHPと称する)の合成において使用される酵素であるaroFおよびaroG、およびトリプトファン合成に関連する遺伝子の調節転写に関するtrpRおよびtyrRをエンコードする変異遺伝子の塩基配列およびアミノ酸配列を同定することである。
本発明の別の目的は、単一または複数の上記変異遺伝子を含有するL−トリプトファン産生大腸菌変異株を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、該変異体をグルコース含有発酵培地中で直接培養することに基づく、高濃度および高収率(量)のL−トリプトファンの製造方法を提供することである。
本発明の一側面では、トリプトファン生合成に関連する変異遺伝子を含有する大腸菌変異株を提供することによって上記および他の目的を達成することができ、この場合、トリプトファン産生親株である大腸菌CJ181(KFCC10902)中でNTGを繰り返し処理して変異を誘発し、該変異体(CJ285)を、トリプトファンアナログであるTHXに耐性にし、これにより該変異株のトリプトファン生産を親株と比べて著しく向上させることができる。また、DNA塩基配列およびアミノ酸配列を解析するために、トリプトファン生合成時の芳香族アミノ酸の第一前駆体DAHPの合成に関する酵素であるaroFおよびaroG、trpの調節に関するtrpRタンパク質、トリプトファン生合成に関連するaroH、mtr、trpR、およびaroLオペロン、およびaroF−tyrA、aroG、aroPオペロンの調節に関するtyrRタンパク質をエンコードする遺伝子をクローニングし、そのDNA塩基配列を野生型遺伝子の塩基配列と比較する。この様式で、遺伝子変異の位置を決定することが可能になる。その後、aroF、aroG、trpRおよびtyrRの少なくとも1つを含有するCJ285株をグルコース含有発酵培地中で直接培養する。親株と比較して、CJ285ははるかに大量のトリプトファンを生産した。
換言すると、大腸菌CJ285株は遺伝子組換え技術によってトリプトファン収率を最大にするのに役立ち、決して開示されていない新規株である。
本発明は、L−トリプトファンの製造方法であって、下記段階を含む方法を提供する:ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)によって遺伝子のプライマーを増幅し、この場合、該遺伝子は3−デオキシアラビオノヘプツロソン酸7−リン酸(DAHP)の合成に関与する酵素、trpの調節に関するtrpRタンパク質、トリプトファン生合成に関連するaroH、mtr、trpR、およびaroLオペロン、およびaroF−tyrA、aroG、およびaroPオペロンの調節に関するtyrRタンパク質をエンコードするものであり、pCR2.1−TOPOベクターによって該遺伝子をクローニングして、予想サイズのバンドと反応するプラスミドクローンを検索する段階;双方向塩基配列解析に基づいてaroF、aroG、trpR、およびtyrR遺伝子の塩基配列を決定し、この場合、鋳型として上記4遺伝子を含有するプラスミドクローンを使用し、該塩基配列からアミノ酸配列を決定し、ならびに該遺伝子の塩基配列を野生型遺伝子の塩基配列と比較して変異の位置を決定する段階;および変異遺伝子aroF、aroG、trpR、およびtyrRの1つまたはそれ以上を含有する大腸菌変異株CJ285をグルコース含有発酵培地中で発酵させて、L−トリプトファンを製造する段階。
本発明で使用される遺伝子操作はMolecular Cloning Laboratory Manual(T. Maniatis E.F., Flitch, J. Sambrook)にしたがう。
トリプトファン産生親株大腸菌CJ181(KFCC10902)を、トリプトファンアナログである0.3g/lのTHXを含有するプレート最少培地中、恒温下で5日間培養した。成長速度を増加させ、THXに対するCJ181の感受性を解除するために、変異誘発物質である500μg/mlのNTGを培地中に加えた。0.3g/lのTHXを含有する最少培地中で生育した任意の菌株を一次選択し、0.5g/lのTHXを含有する最少培地中でこれらの選択株を再度培養した。最後に、高度にTHX耐性である菌株を選択し、CJ285と命名した。最少培地の成分を下記表1に示す。それぞれ100mg/lの栄養要求性アミノ酸を培地に加えた。
大腸菌最少培地(M9培地)の組成
Figure 2007515168
本発明の変異株CJ285を37℃のLB培地中での12時間振盪培養に付した。LB培地(pH=7.4)は、1%のバクトトリプトン、0.5%のバクトイーストエクストラクト、および1%のNaClを含有した。培地からミコビオント(mycobiont)を収集し、Quiagen染色体DNA単離キットを用いて染色体DNAを取得した。こうして得られた染色体DNAをエタノールに浸し、乾燥して精製した。鋳型であるこの精製済み染色体DNAをPCRに付した。Quiagenゲル抽出キットを用いて、約1.3kb、2kb、530bp、および1.9kbのaroF、aroG、trpR、およびtyrR変異遺伝子を1%のアガロースゲルからそれぞれ分離し、その遺伝子断片を精製して、クローニング用の遺伝子リソースとして使用した。TOPOクローニングキット(Invitrogen Company製)を用いて、CJ285株由来の前記変異遺伝子断片をpCR2.1−TOTOベクターにクローニングし、その結果、該遺伝子を含有するクローンを同定した。
aroF、aroG、trpR、およびtyrRタンパク質をエンコードする遺伝子の塩基配列およびアミノ酸配列を決定するために、変異遺伝子(群)を含有するプラスミドを単離および精製し、プロモーターに続く配列、遺伝暗号領域、タンパク質合成終結コドンを含む遺伝子配列全体を決定した。本発明の遺伝子のDNA塩基配列を決定するために、前記単離精製済みプラスミドDNAをシークエンシングプライマーおよびポリメラーゼと混合し、PCRによって増幅した。こうして増幅されたプラスミドDNAをエタノールに浸して精製し、Hi−Di溶液と混合した。結果として、プラスミドDNAを、一本鎖を含有するdsDNAに変換し、塩基配列解析装置ABI 3100(Applied Biosystem製)を用いてDNA塩基配列の解析を行った。DNA塩基配列の解析は、U.S. NCBI(National Center for Biotechnology Information)ウェブサイトのBLAST(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST/)検索プログラムおよびExPasyウェブサイトのTools PROGRAM(http://us.expasy.org/tools/dna.html)に基づいて実施した。その後、こうして決定された遺伝子の塩基配列を野生型遺伝子の塩基配列と比較して、何らかの変異が存在するかどうかを調べ、翻訳によって変異アミノ酸を同定した。
変異遺伝子aroF、aroG、trpR、およびtyrRの少なくとも1つを含有するCJ285変異株をグルコース含有発酵培地中で直接発酵させ、L−トリプトファンを生産させた。より具体的には、好気性条件(200−300rpmのフラスコ振盪または400−1000rpmの発酵槽、および気流の量=0.5−1.5vvm)、発酵温度=30℃およびpH=6.0〜8.0の条件下で前記変異株を培養し、生じたL−トリプトファンを培養培地中に蓄積させた。フラスコを使用する場合、30℃および220rpmで48−60時間、変異株を培養し、生じたL−トリプトファンを培養培地中に蓄積させた。発酵槽を使用する場合は流加培養法(fed batch cultivation)を使用する。そしてグルコースを複数回追加供給して、L−トリプトファンを製造した。発酵培地の成分を下記表2に挙げる。
発酵培地の組成
Figure 2007515168
培養培地のミコビオントの成長速度を調べるために、600nmで吸光度を測定した。また、ベルトラン(Bertrand)法に基づいて糖分析を実施した。同時に、HPLC(高性能液体クロマトグラフィー)を用いてL−トリプトファンの量を分析した。
本発明の好ましい実施態様を例証のために開示してきたが、特許請求の範囲に開示される本発明の範囲および思想から逸脱することなく種々の修飾、付加および置換が可能であることが当業者には認識されよう。
本発明では、大腸菌CJ181においてNTGを繰り返し処理することによって新規大腸菌変異株CJ285(KCCM−10534)を開発する。この菌株は、トリプトファンアナログであるヒドロキサム酸トリプトファンに耐性である。トリプトファン生合成に関連する変異遺伝子aroF、aroG、trpR、およびtyrRのDNA塩基配列およびアミノ酸を解析することによって、重要な変異を同定することができ、組換え株の開発において使用するのに適した変異遺伝子を取得することができる。さらに、親株CJ181と比較して、該変異遺伝子の少なくとも1つを含有するその変異株CJ285は多量(約10%増)のトリプトファンを生産する能力を有する。したがって本発明のCJ285は、組換え株の開発用の適切な母株として、ならびにアミノ酸発酵産業および医薬品製造に関して非常に有益に使用することができる。
実施例1:THX耐性変異株CJ285の選択
トリプトファン産生親株大腸菌CJ181(KFCC10902)を37℃のLB培地中での12時間振盪培養に付し、滅菌生理食塩水溶液中で2回すすいだ。この場合、LB培地(pH=7.4)は、1%のバクトトリプトン(Bacto-Trypton)、0.5%のバクトイーストエクストラクト(Bacto-yeast extract)、および1%のNaClを含有した。このCJ181を0.1Mクエン酸ナトリウム緩衝液(pH=5.5)中で希釈し、最終的にOD=1.0にした。0.3g/lのTHXを含有する最少培地(表1を参照のこと)中で5日間、CJ181を培養した。成長速度を増加させ、THX耐性CJ181を作成するために、変異誘発物質である500μg/mlのNTGを培地中に加えた。溶液を37℃恒温槽に入れて30分間反応させ、0.1Mリン酸緩衝液(pH=7.0)中で3回すすいだ。次いで、0.5g/lのTHXを含有する最少培地(表1を参照のこと)中で5日間、CJ181を培養し、その結果、約100コロニーを取得した。こうして得られた変異株および元の親株をフラスコ中のトリプトファン発酵試験の対象とした。結果的に、元の大腸菌親株CJ181より優れたトリプトファン生産能力を特徴とする大腸菌CJ285を選択することができた。該菌株からL−トリプトファン生産用の最良の菌株を単離し、三角フラスコに入れた。フラスコ中の菌株に関してトリプトファン生産試験を実施した後、下記実施例6に記載のように5L発酵槽中で発酵実験を実施した。
新規開発の人工変異株についてのフラスコ中での実験結果
Figure 2007515168
表3に見られるように、大腸菌変異株CJ285から生産されるL−トリプトファンの濃度は元の親株大腸菌KFCC10902より高濃度であった。CJ285は、2003年11月28日付けでKCCM(Korean Culture Center of Microorganisms)に寄託され、番号KCCM−10534を付与された。
実施例2:変異株CJ285のaroF遺伝子クローニングおよび配列解析
CJ285から単離された染色体DNAを鋳型として使用するPCRによってaroF遺伝子を増幅するために、下記プライマー(21量体)を使用した。5'-GTATTTACCCCGTTATTGTC-3'をセンスプライマーとして使用し、5'-CACTTCAGCAACCAGTTCCAG-3'をアンチセンスプライマーとして使用した。PCRでは、約30ngのCJ285ゲノムDNAおよび25pmolの各プライマーを、DNAポリメラーゼ、dNTPおよび反応バッファーを含有するAccupower PCR HL-Premixに加え、終濃度を20μlにした。PCRプログラムを25回実行した。このプログラムは94℃で5分間で開始され、その後35秒、55℃で40秒間、および72℃で90秒間であった。最後に、最終伸長を72℃で7分間実施した。次いでその結果を1%アガロースゲル電気泳動によって検査した。
遺伝子断片をpCR2.1−TOPOベクターにクローニングするために、Quiagenゲル抽出キットを用いて約1.3kb(aroF変異遺伝子のサイズに相当する)の遺伝子断片を1%アガロースゲルから単離した。次いで、こうして得られた遺伝子断片を精製し、クローニング用の遺伝子リソースとして使用した。TOPOクローニングキット(Invitrogen Company製)を使用することによって、CJ285株から得られた変異遺伝子断片をpCR2.1−TOPOベクター溶液と1:4の割合で混合した。その後、1μlの生理食塩水溶液を混合物に加え、室温で20分間反応を継続した。この反応溶液を、キットに含まれる40μlのTOP10コンピテント細胞と混合し、氷中に20分間置いた。以後、42℃で30秒間熱ショックを適用し、すぐに、再度氷中に2分間溶液を入れた。250μlのSOC培地を加え、37℃で1時間変異遺伝子を培養した。50μg/mlのアンピシリンを含有するLB寒天培地上に100μlの培養培地を塗布し、37℃で約12時間、変異遺伝子を培養した。白色コロニーのみを選択し、50μg/mlのアンピシリンを含有するLB液体培地中で再度約12時間培養した。プラスミドを単離し、EcoRI制限酵素で2時間処理し、1%アガロースゲル電気泳動によって展開した。UVイルミネーターを使用して、変異遺伝子(群)を含有するクローンを同定した。
遺伝子のDNA塩基配列を決定するために、前記同定クローンからプラスミドを単離し、精製した。その単離精製済みプラスミドを下記物質と混合した:相補的水素結合によってaroF遺伝子と結合できる2pmolの配列解析用プライマー、2μlのBig dye含有ポリメラーゼ、および1μlのプラスミドDNA(約200ng)。次いで、はじめに96℃で30秒間、50℃で15秒間、および60℃で4分間で、25回、PCRを実行した。プラスミドDNAをエタノールに浸して精製し、10μlのHi−Di溶液と混合した。結果として、プラスミドDNAを、一本鎖を含有するdsDNAに変換し、塩基配列解析装置ABI 3100(Applied Biosystem製)を用いてDNA塩基配列の解析を実施した。DNA塩基配列の解析は、U.S. NCBI(National Center for Biotechnology Information)ウェブサイトのBLAST(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/BLAST/)検索プログラムおよびExPasyウェブサイトのTools PROGRAM(http://us.expasy.org/tools/dna.html)に基づいて実施した。その後、こうして決定された遺伝子の塩基配列を野生型遺伝子の塩基配列と比較して、何らかの変異が存在するかどうかを調べ、翻訳によって変異アミノ酸を同定した。
実施例3:変異株CJ285のaroG遺伝子クローニングおよび配列解析
CJ285から単離された染色体DNAを鋳型として使用するPCRによってaroG遺伝子を増幅するために、下記プライマー(21量体)を使用した。5'-GTATTTACCCCGTTATTGTC-3'(配列番号5)をセンスプライマーとして使用し、5'-ACTCCGCCGGAAGTGACTAA-3'(配列番号6)をアンチセンスプライマーとして使用した。PCRでは、約30ngのCJ285ゲノムDNAおよび25pmolの各プライマーを、DNAポリメラーゼ、dNTPおよび反応バッファーを含有するAccupower PCR HL-Premixに加え、終濃度を20μlにした。PCRプログラムを25回実行した。このプログラムは94℃で5分間で開始され、その後35秒、55℃で40秒間、および72℃で2分20秒間であった。最後に、最終伸長を72℃で7分間実施した。次いでその結果を1%アガロースゲル電気泳動によって検査した。
遺伝子断片をpCR2.1−TOPOベクターにクローニングするために、Quiagenゲル抽出キットを用いて約2kb(aroG変異遺伝子のサイズに相当する)の遺伝子断片を単離した。次いで、こうして得られた遺伝子断片を精製し、クローニング用の遺伝子リソースとして使用した。この時点以後の実験手順および塩基配列の決定後の塩基配列解析は実施例2と同一である。
実施例4:変異株CJ285のtrpR遺伝子クローニングおよび配列解析
CJ285から単離された染色体DNAを鋳型として使用するPCRによってtrpR遺伝子を増幅するために、下記プライマー(21量体)を使用した。5'-CGCCACGGAATGGGGACGTCG-3'(配列番号7)をセンスプライマーとして使用し、5'-CCGCGTCTTATCATGCCTACC-3'(配列番号8)をアンチセンスプライマーとして使用した。PCRでは、約30ngのCJ285ゲノムDNAおよび25pmolの各プライマーを、DNAポリメラーゼ、dNTPおよび反応バッファーを含有するAccupower PCR HL-Premixに加え、終濃度を20μlにした。PCRプログラムを25回実行した。このプログラムは94℃で5分間で開始され、その後1分、60℃で30秒間、および72℃で1分間であった。最後に、最終伸長を72℃で7分間実施した。次いでその結果を1%アガロースゲル電気泳動によって検査した。
遺伝子断片をpCR2.1−TOPOベクターにクローニングするために、Quiagenゲル抽出キットを用いて約530bp(trpR変異遺伝子のサイズに相当する)の遺伝子断片を単離した。次いで、こうして得られた遺伝子断片を精製し、クローニング用の遺伝子リソースとして使用した。この時点以後の実験手順および塩基配列の決定後の塩基配列解析は実施例2と同一である。
実施例5:変異株CJ285のtyrR遺伝子クローニングおよび配列解析
CJ285から単離された染色体DNAを鋳型として使用するPCRによってtyrR遺伝子を増幅するために、下記プライマー(21量体)を使用した。5'-GGATTGACGATGACAAACCT-3'(配列番号9)をセンスプライマーとして使用し、5'-CTGGTGGATGAAATCACCAC -3'(配列番号10)をアンチセンスプライマーとして使用した。PCRでは、約30ngのCJ285ゲノムDNAおよび25pmolの各プライマーを、DNAポリメラーゼ、dNTPおよび反応バッファーを含有するAccupower PCR HL-Premixに加え、終濃度を20μlにした。PCRプログラムを25回実行した。このプログラムは94℃で5分間で開始され、その後1分、53℃で30秒間、および72℃で2分20秒間であった。最後に、最終伸長を72℃で7分間実施した。次いでその結果を1%アガロースゲル電気泳動によって検査した。
遺伝子断片をpCR2.1−TOPOベクターにクローニングするために、Quiagenゲル抽出キットを用いて約1.9kb(tyrR変異遺伝子のサイズに相当する)の遺伝子断片を単離した。次いで、こうして得られた遺伝子断片を精製し、クローニング用の遺伝子リソースとして使用した。この時点以後の実験手順および塩基配列の決定後の塩基配列解析は実施例2と同一である。
実施例6:5L発酵槽での変異株CJ285の発酵
実施例2〜5に開示される塩基配列を有する変異遺伝子の少なくとも1つを含有する大腸菌CJ285、および親株CJ181(KFCC10902)を5L発酵槽で流加培養した(発酵温度=30℃、培養pH=6.9−7.1(pHはアンモニア水によって調節できる)、気流の量=0.5−1.0vvm、および撹拌速度=500−700rpm)。CJ285の発酵濃度は28.2g/lであり、親株CJ181の発酵濃度は25.1g/lであることが判明した。したがって大腸菌CJ285の発酵時間はわずかに減少し、L−トリプトファン生産性の毎時約10%の増加が生じた。
5L発酵槽でのCJ285変異株の発酵
Figure 2007515168
上記および他の本発明の目的、特徴および他の利点は、添付の図面と併せて解釈される下記の詳細な説明からさらに明確に理解されよう。
図1は、aroF遺伝子の内部配列中のCCTが[TCT]に変異し、その結果、280番目のアミノ酸プロリンがセリンに変化している変異遺伝子(配列番号1)を示す; 図2は、aroG遺伝子のプロモーター領域のT塩基が[C]塩基に変異し、該遺伝子の内部配列中のGTGが[GCG]に変異し、TGCが[CGC]に変異し、その結果、それぞれ、57番目のアミノ酸バリンがアラニンに変化し、61番目のアミノ酸システインがアルギニンに変化している変異遺伝子(配列番号2)を示す; 図3は、trpR遺伝子の内部配列中の704番目のG塩基が欠失し、その結果、タンパク質翻訳時のフレームが変化し、野生型遺伝子と比べて23アミノ酸[cgattgattttgtaggcctgataagacgtggcgcatcaggcatcgtgcaccgaatgccggatgcggcgtga]が追加されている変異遺伝子(配列番号3)を示す;ならびに 図4は、tyrR遺伝子の内部配列中のGGCが[GAC]に変異し、CTGが[CTA]に変異し、その結果、25番目アミノ酸グリシンがアスパラギン酸に変化し、86番目のアミノ酸ロイシンがナンセンス変異に変化している変異遺伝子(配列番号4)を示す。

Claims (3)

  1. トリプトファン生合成に関連するaroF、aroG、trpR、およびtyrRからなる変異遺伝子の少なくとも1つを含有するL−トリプトファン産生大腸菌変異株。
  2. 大腸菌変異株が大腸菌CJ285 KCCM−10534である、請求項1に記載の変異株。
  3. 請求項1または請求項2の大腸菌変異株を使用するL−トリプトファンの製造方法。
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