JP2007298884A - 像ぶれ補正装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子ステージの重心と、駆動力発生部による駆動力の作用部分と案内規制部とを結ぶ仮想線との距離を短縮することにより、部材の振動や摺動時の摩擦損失を低減することが可能な像ぶれ補正装置を提供すること。
【解決手段】光電変換により撮像面に照射された光を電気信号に変換するCCDイメージセンサ112と、CCDイメージセンサを保持し、CCDイメージセンサを撮像面の面方向に移動するスライダー120及びCCDベース190と、スライダー及びCCDベースを駆動する圧電アクチュエータアッセンブリ140、142と、スライダー及びCCDベースの移動方向を規制する案内規制部と、を備え、圧電アクチュエータアッセンブリによる駆動力の作用部分と案内規制部とを結ぶ仮想線がCCDイメージセンサの撮像面上を通過することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、像ぶれ補正装置に関する。
像ぶれ補正装置は、カメラなどの撮像装置において、撮影された画像などの映像にぶれが生じることを防ぐ装置であり、撮像装置に内蔵される。像ぶれ補正装置は、例えば、画像を結像する撮像素子が2軸方向に移動可能となるように撮像装置本体に設置される。撮像装置の振動を検出し、その検出された値に応じて撮像素子の位置を変動することによって、撮像素子に結像される映像のブレを防止する。
像ぶれ補正装置は、一般に、図18に示すように、撮像素子を有する撮像素子アッセンブリ10を載置した撮像素子ステージ90と、撮像素子ステージ90と結合された撮像素子ステージ20と、撮像素子ステージ90、20の位置を移動させるアクチュエータ40、42とを備えており、ベースプレート80に設置される。撮像素子ステージ90、20は、接続部92、22を介して、シャフト94、24と接続され、一定方向に案内される。撮像素子ステージ90、20の移動方向は、シャフト94、24の軸方向と平行である。像ぶれ補正するための信号がアクチュエータ40、42に入力されると、アクチュエータ40、42が駆動して、像ブレを補正する方向に撮像素子ステージ90、20を移動させる。
また、撮像素子ステージ20、90を駆動させるアクチュエータとして、図19に示すようなコイル45、48及び磁石44、46を備えた像ぶれ補正装置がある。図19に示す像ぶれ補正装置では、撮像素子ステージ20、90は、コイル45、48に通電することによって、磁石44、46との間に発生する電磁力で駆動される。そのため、電力遮断時は、撮像素子ステージ20、90が自由に移動してしまう。この移動を防止するため、撮像素子ステージ20、90には、ロック機構が必要である。特許文献1には、アクチュエータと撮像素子ステージとの係合部に嵌合部を設けて、撮像素子ステージが、アクチュエータの駆動方向に対して垂直方向へ移動することを防止する技術が開示されている。また、特許文献2には、アクチュエータがボイスコイルアクチュエータから成り、コイル部を扁平形コイルとする技術が開示されている。
特開2003−111449号公報 特開平3−186823号公報
一方、図18に示すような、像ぶれ補正装置では、撮像素子ステージ20、90を一定方向に案内するシャフト24、94が、いずれも撮像素子ステージ20、90の外側に配置されている。しかしながら、撮像素子ステージ20、90の重心と、シャフト24、94の軸とは、一定の距離、即ち図中のΔX、ΔYの距離を保って、常に離れているため、撮像素子ステージ20、90が移動する際、シャフト24、94の軸を基準点として撮像素子ステージ20、90が回転して、モーメントが発生する。このモーメントは、ΔX、ΔYが長くなるほど大きくなる。
そのため、撮像素子ステージ20、90を移動させるアクチュエータ42、40には、撮像素子ステージ20、90の回転によって生じるモーメントが抵抗として働き、像ぶれ補正装置の駆動時に摩擦損失が生じたり、撮像素子に振動が生じたりするという問題があった。また、撮像素子ステージ20、90を案内するシャフト24、94は、一定方向に長さを有する軸部材であるため、撮像素子ステージ20、90の外側に配置せざるを得ず、撮像素子ステージ20、90を一定方向に案内するシャフト24、94は、撮像素子ステージ20、90の重心から離れざるを得ないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、撮像素子ステージの重心と、駆動力発生部による駆動力の作用部分と案内規制部とを結ぶ仮想線との距離を短縮することにより、部材の振動や摺動時の摩擦損失を低減することが可能な、新規かつ改良された像ぶれ補正装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、光電変換により撮像面に照射された光を電気信号に変換する撮像素子と、撮像素子を保持し、撮像素子を撮像面の面方向に移動する撮像素子ステージと、撮像素子ステージを駆動する駆動力発生部と、撮像素子ステージの移動方向を規制する案内規制部と、を備え、駆動力発生部による駆動力の作用部分と案内規制部とを結ぶ仮想線が撮像素子の撮像面上を通過することを特徴とする、像ぶれ補正装置が提供される。
かかる構成により、撮像素子は、光電変換により撮像面に照射された光を電気信号に変換し、撮像素子ステージは、撮像素子を保持し、撮像素子を撮像面の面方向に移動し、駆動力発生部は、撮像素子ステージを駆動し、案内規制部は、撮像素子ステージの移動方向を規制する。また、駆動力発生部による駆動力の作用部分と案内規制部とを結ぶ仮想線は、撮像素子の撮像面上を通過する。
上記駆動力発生部を撮像素子ステージの作用部分に常時圧接させるように付勢する付勢部を備え、駆動力発生部の駆動力を撮像素子ステージの作用部分に摩擦力として伝達させながら、当該撮像素子ステージを撮像面の面方向に移動させてもよい。かかる構成により、付勢部は、駆動力発生部を撮像素子ステージの作用部分に常時圧接させるように付勢し、撮像素子ステージは、駆動力発生部の駆動力を撮像素子ステージの作用部分に摩擦力として伝達されて、撮像面の面方向に移動する。
上記駆動力発生部を、当該駆動力発生部の長手方向が撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直でかつ撮像素子の撮像面に対して平行となる位置に配置してもよい。かかる構成により、駆動力発生部は、当該駆動力発生部の長手方向が撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直でかつ撮像素子の撮像面に対して平行となる位置に配置される。
装置本体に固定され、付勢部からの付勢力が撮像素子ステージの作用部分を介して与えられる固定部材と、当該固定部材と撮像素子ステージとの間に挟持される第1のボールベアリングと、を備え、第1のボールベアリングを挟んで対向する固定部材と撮像素子ステージとの対向面には、撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略V字形状の切欠き溝がそれぞれ形成されてもよい。かかる構成により、固定部材は、付勢部からの付勢力が撮像素子ステージの作用部分を介して与えられ、第1のボールベアリングは、固定部材と撮像素子ステージとの間に挟持され、切欠き溝は、第1のボールベアリングを挟んで対向する固定部材と撮像素子ステージとの対向面に、撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略V字形状で形成される。
上記撮像素子を間に挟む両側から撮像素子ステージを移動方向に駆動するように一対の駆動力発生部を設けておき、装置本体に固定された基台と撮像素子ステージとの間に挟持される第2のボールベアリングを含み、当該基台に対して撮像素子ステージを撮像素子の撮像面の面方向に移動自在に保持するステージ保持部を備え、撮像面を含む面内において、一対の駆動力発生部の各作用部分と第2のボールベアリングとを相互に結ぶことによって構成される仮想三角形が、撮像面の少なくとも一部を覆ってもよい。かかる構成により、駆動力発生部は、撮像素子を間に挟む両側から撮像素子ステージを移動方向に駆動するように一対設けられ、第2のボールベアリングは、装置本体に固定された基台と撮像素子ステージとの間に挟持され、ステージ保持部は、基台に対して撮像素子ステージを撮像素子の撮像面の面方向に移動自在に保持する。また、撮像面を含む面内において、一対の駆動力発生部の各作用部分と第2のボールベアリングとを相互に結ぶことによって構成される仮想三角形が、撮像面の少なくとも一部を覆う。
上記撮像素子ステージは、撮像素子を第1の方向に移動する第1のステージと、撮像素子を第1の方向と直交する第2の方向に移動する第2のステージとを含み、駆動力発生部は、第1のステージを第1の方向に駆動する第1の駆動力発生部と、第1のステージと一体に取り付けられ、第2のステージを第2の方向に駆動する第2の駆動力発生部とを含み、撮像素子の撮像面上で第1のステージの移動方向と第2のステージの移動方向とを互いに直交する座標軸としたとき、第1の駆動力発生部と第2の駆動力発生部とを同一象限内に配置してもよい。かかる構成により、撮像素子ステージの第1のステージは、撮像素子を第1の方向に移動し、第2のステージは、撮像素子を第1の方向と直交する第2の方向に移動する。また、第1の駆動力発生部は、駆動力発生部は、第1のステージを第1の方向に駆動し、第2の駆動力発生部は、第1のステージと一体に取り付けられ、第2のステージを第2の方向に駆動する。そして、第1の駆動力発生部と第2の駆動力発生部とは、撮像素子の撮像面上で第1のステージの移動方向と第2のステージの移動方向とを互いに直交する座標軸としたとき、同一象限内に配置される。
本発明によれば、撮像素子ステージの重心と、駆動力発生部による駆動力の作用部分と案内規制部とを結ぶ仮想線との距離を短縮することにより、部材の振動や摺動時の摩擦損失を低減することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明の第1の実施形態にかかる像ぶれ補正装置100について説明する。像ぶれ補正装置100は、カメラなどの撮像装置(図示せず。)に内蔵されて、撮影された画像などの映像にぶれが生じることを防ぐ装置である。CCDイメージセンサ112は、撮像素子ステージとしてのCCDベース190及びスライダー120によって、2軸方向に移動可能となっており、像ぶれ補正装置100は、撮像装置の振動を検出して、その検出された値に応じて、CCDイメージセンサ112の位置を変動させて、CCDイメージセンサ112に結像される映像のブレを防止する。
図1〜図6を参照して、本実施形態にかかる像ぶれ補正装置100の構成について説明する。図1は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である。図3は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図であり、図2に示した平面図と反対の面から見た図である。図4は、図2からFPC114及び撮像素子カバープレートを取り外した状態を示す平面図である。図5は、図4から更にスライダー120及び圧電アクチュエータアッセンブリ142を取り外した状態を示す平面図である。図6は、図4及び図5のIII−III線で切断した断面図である。
像ぶれ補正装置100は、レンズプレート102と結合されたベースプレート180と、ベースプレート180に配置されたCCDベース190と、CCDベース190上に配置されたスライダー120を備えている。CCDベース190には、撮像素子としてのCCDイメージセンサ112が載置される。図4及び図5において、スライダー120は、ベースプレート180に対して図中のX方向に移動可能とされている。また、CCDベース190は、スライダー120に対して図中のY方向に移動可能とされている。
図3に示すように、レンズプレート102は、ベースプレート180と結合され、撮像装置としてのCCDイメージセンサ112に対して、撮像装置のレンズ(図示せず。)側に設けられる。レンズプレート102は、略円形状の平板材であり、レンズを通過して入射する光をCCDイメージセンサ112に到達させるため、CCDイメージセンサ112を露出する開口部104が形成される。
図2、図4、図5に示すように、ベースプレート180(基台)は、略矩形状の平板材であり、一面側でレンズプレート102と結合される。ベースプレート180の他面側には、図5に示すように、CCDベース190、センサホルダ150、ボールホルダ160、圧電アクチュエータアッセンブリ140(駆動力発生部)、金属板182等が配置される。図3に示すように、ベースプレート180には、レンズプレート102の開口部104と同様に、CCDイメージセンサ112を露出する開口部183が形成される。
図5に示すように、CCDベース190には、CCDイメージセンサ112を露出する開口部195が形成される。また、図5、図6に示すように、CCDベース190のベースプレート180側には、矩形状の凹部197、198が形成され、凹部197、198内に凹部197、198の一辺よりも短い直径を有するボールベアリング184、186(第2のボールベアリング)が配置される。CCDベース190は、ボールベアリング184、186を介して、ベースプレート180上で移動可能に配置される。
さらに、図4〜図6に示すように、CCDベース190のスライダー120側には、矩形状の凹部126、128が形成され、凹部126、128内にボールベアリング191、193(第2のボールベアリング)が配置される。CCDベース190は、ボールベアリング191、193を介して、スライダー120に対して移動可能となる。CCDベース190は、図4に示すように、CCDイメージセンサ112と、スライダー120と、圧電アクチュエータアッセンブリ142(駆動力発生部)とを載置する。
図4に示すように、スライダー120は、開口部125が形成されたロ字形状の部材であり、スライダー120には、突状部132、134と、磁石ホルダ121と、ボールホルダガイド123とが、スライダー120の外側に突設される。スライダー120は、スライダー120の下面に設けられたボールベアリング191、193を介して、CCDベース190上で移動可能に配置される。
図2、図4、図5に示すように、スライダー120の突状部132、134のそれぞれに隣接するように、圧電アクチュエータアッセンブリ140、142が設けられている。圧電アクチュエータアッセンブリ140は、圧電アクチュエータアッセンブリ140の長手方向が図中のY方向と平行となるように、ベースプレート180上に配置され、圧電アクチュエータアッセンブリ142は、圧電アクチュエータアッセンブリ140の長手方向が図中のX方向と平行となるように、CCDベース190に配置される。
以下、圧電アクチュエータアッセンブリ140、142について、詳細な説明をする。圧電アクチュエータアッセンブリ140と圧電アクチュエータアッセンブリ142は、ベースプレート180上に設置される面が反対であり、同一の機能を有するため、ここでは、圧電アクチュエータアッセンブリ140を中心に説明する。図7は、本実施形態に係る圧電アクチュエータアッセンブリ140を示す平面図である。図7に示すように、圧電アクチュエータアッセンブリ140は、圧電素子144と、圧縮コイルばね145、146と、SPコンタクト147と、FPC148からなる。
圧電アクチュエータアッセンブリ140、142の圧電素子144は、先端部にスライダー120の突状部132、134と接触する摺動子部143が形成され、矩形波のPWM(Pulse Width Modulation)変調によって生成されるサイン波が入力される入力部(図示せず。)を有している。また、付勢部としての圧縮コイルばね145、146は、SPコンタクト147を介して、圧電素子144を付勢している。SPコンタクト147は、90度に折れ曲がったL字形形状の部材であり、圧電素子144とコイルばね145、146とが接触している。FPC148は、圧電素子144と撮像装置に設けられた回路(図示せず。)とを接続する。FPC148は、圧電素子144に駆動電圧を印加するための回路であり、圧電素子144の駆動電圧は、撮像装置に設けられた電源(図示せず。)から印加される。また、圧電アクチュエータアッセンブリ140には、図8に示すように、カバー部141とベース部149とが設けられ、カバー部141及びベース部149の内部に、圧電素子144、コイルばね145、146、SPコンタクト147などが配置される。なお、図8は、図2のI−I線で切断した断面図である。
次に、図8及び図9を参照して、圧電アクチュエータアッセンブリ140と、スライダー120の突状部132と、センサホルダ150の支持部156(固定部材)について、詳細な説明を行う。また、図9は、図8の断面を模式的に示した図である。ベースプレート180上に固定されたセンサホルダ150には、圧電アクチュエータアッセンブリ140の近傍に、図4中のXY方向に対して垂直方向(Z方向)に突設した支持部156が形成される。
図8に示すように、突状部132に対して、圧電アクチュエータアッセンブリ140の反対側には、支持部156が設けられている。突状部132及び支持部156には、図4中のX方向と平行に延在する、断面がV字形状の溝部133、151(切欠き溝)がそれぞれ形成され、相互に対向するように配置される。そして、溝部133と溝部151との間には、ボールベアリング136(第1のボールベアリング)が挟持される。
圧電素子144は、圧縮コイルばね146によって図8中の右方向に付勢され、突状部132に当接する。このため、突状部132も、圧縮コイルばね146によって図8中の右方向に付勢され、突状部132と支持部156は、ボールベアリング136を挟持する。
圧電素子144には、矩形波のPWM変調によって生成されるサイン波が印加されると、伸びモードと屈曲モードが発生する。この伸びモードと屈曲モードが合成されて、圧電素子144の摺動子部143が楕円運動をする。圧電素子の摺動子部143は、圧縮コイルばね146によって、スライダー120の突状部132、134に接触しているため、スライダー120は、摺動子部143との摩擦によって、圧電アクチュエータアッセンブリ140の長手方向に対して垂直方向(図4中のX方向)に移動される。
圧電アクチュエータアッセンブリ140が駆動して、スライダー120を図4中のX方向に移動させるとき、突状部132と支持部156とに挟持されたボールベアリング136が回転する。ボールベアリング136の回転によって、スライダー120の移動時の摩擦損失を低減することができる。更に、突状部132と支持部156の両者の溝部133、151の断面がV字形状であり、ボールベアリング136を挟持することから、スライダー120は図9中のZ方向に移動することができない。従って、スライダー120のZ方向のがたつきが発生することを確実に防止することができる。なお、スライダー120のZ方向の保持は、上述したボールベアリング191、193と、スライダー120の突状部132とセンサホルダ150の支持部156との間に挟持されたボールベアリング136によって行われる。
次に、CCDベース190を図4中のX方向に移動可能とする構成について説明する。図4に示すように、CCDベース190には、圧電アクチュエータアッセンブリ142が載置される。圧電アクチュエータアッセンブリ142の近傍には、図4中のXY方向に対して垂直方向に突設した支持部192(固定部材)が形成される。スライダー120の突状部134は、CCDベース190上の圧電アクチュエータアッセンブリ142と、CCDベース190の支持部192との間に、ボールベアリング138(第1のボールベアリング)を介して挟持される。ここで、図8と同様に、突状部134と支持部192の対抗面には、Y方向に延在する断面がV字の切欠き溝が形成されている。
従って、スライダー120が、図4中のX方向に駆動されると、CCDベース190は、スライダー120と共に図4中のX方向に移動する。即ち、スライダー120をX方向に移動させる駆動源は、圧電アクチュエータアッセンブリ140である。圧電アクチュエータアッセンブリ140は、摺動子部143がスライダー120の突状部132と接していることにより、CCDベース190及びスライダー120を図4中のX方向に移動させる。このとき、スライダー120の突状部132は、圧電アクチュエータアッセンブリ140によって図4中の−Y方向に押圧されているが、ボールベアリング136を介して、センサホルダ150に設けられた支持部156によって支持されているため、突状部132は−Y方向に移動することはない。
上述のようにスライダー120の突状部132は、ベースプレート180上の圧電アクチュエータアッセンブリ140と、ボールベアリング136を介してセンサホルダ150の支持部156とに挟持される。従って、スライダー120が、図4中のY方向に移動される外力を受けても、スライダー120は、図4中のY方向に移動することはない。
次に、ベースプレート180上に設置されたCCDベース190を図4中のY方向に移動可能とする構成について説明する。CCDベース190は、他部材によって図中のY方向に拘束されない。従って、CCDベース190上に設置された圧電アクチュエータアッセンブリ142を駆動すると、スライダー120の突状部134と接触した圧電アクチュエータアッセンブリ142自身が、図中のY方向に移動する。そして、圧電アクチュエータアッセンブリ142はCCDベース190上に固定されているため、圧電アクチュエータアッセンブリ142がY方向に移動すると、CCDベース190も同時にY方向に移動する。このとき、スライダー120の突状部134は、圧電アクチュエータアッセンブリ142によって図4中の−X方向に押圧されているが、ボールベアリング138を介して、CCDベース190に設けられた支持部192によって支持されているため、突状部134は−X方向に移動することはない。
次に、スライダー120の突状部134と、CCDベース190の支持部192について、詳細な説明を行う。突状部134と支持部192についても、図8及び図9を参照して説明した突状部132及び支持部156と同様に、ボールベアリング138を挟持するように、突状部134と支持部192に溝部(図示せず。)が形成される。溝部は、突状部134と支持部192の対向する面それぞれに形成され、断面がV字形状を有し、図中のY方向に延在する。
突状部134と支持部192は、CCDベース190に固定された圧電アクチュエータアッセンブリ142によって、図4中の−X方向に押圧されて、相互に近づくような構成である。かかる構成により、圧電アクチュエータアッセンブリ142が駆動して、CCDベース190を図4中のY方向に移動させるとき、突状部134と支持部192とに挟持されたボールベアリング138が回転する。ボールベアリング138の回転によって、CCDベース190の移動時の摩擦損失を低減することができる。更に、突状部134と支持部192の両者の溝部の断面がV字形状であり、ボールベアリング138を挟持することから、CCDベース190は図9中のZ方向に移動することができない。従って、CCDベース190のZ方向のがたつきを防止することができる。なお、CCDベース190のZ方向の保持は、上述したボールベアリング184、186と、スライダー120の突状部134とCCDベース190の支持部192との間に挟持されたボールベアリング138によって行われる。
以上のように、圧電アクチュエータアッセンブリ140によって、スライダー120がベースプレート180に対してX方向に駆動され、圧電アクチュエータアッセンブリ142によって、CCDベース190がスライダー120に対してY方向に駆動される。CCDイメージセンサ112は、CCDベース190に固定されているため、CCDイメージセンサ112をXY方向に駆動することができる。
次に、図4、図5、図10A〜図10Cを参照して、ボールホルダ160及びスライダー120のボールホルダガイド123等からなる図中のX方向の案内規制部について説明する。図10Aは、本実施形態に係る像ぶれ補正装置の案内規制部近傍を示す平面図である。図10Bは、図10AをII−II線で切断した断面図である。図10Cは、本実施形態に係る像ぶれ補正装置の案内規制部を示す平面図である。
案内規制部は、ボールホルダ160の長穴溝部162(図5参照)と、ボールホルダガイド123の長穴溝部122(図4参照)と、ボールベアリング164とからなる。図5に示すように、ボールホルダ160は、ベースプレート180に配置され、図中のY方向に延在する部材である。また、ボールホルダ160の中央部には、図中のX方向に延在する長穴溝部162が形成される。一方、図4及び図10Aに示すように、スライダー120には、外側に突出したボールホルダガイド123が設けられ、スライダー120のベースプレート180側の面には、図中のX方向に長い長穴溝部122が設けられる。そして、図10Bに示すように、2つの長穴溝部162、122の間にボールベアリング164が配置される。
従って、スライダー120が上述した圧電アクチュエータアッセンブリ140によって図10C中のX方向に駆動されるとき、基本的には、長穴溝部162、122に沿って、圧電アクチュエータアッセンブリ140による駆動力の作用部分と案内規制部を結ぶ案内直線P(仮想線)上で、スライダー120が移動する。一方、図10Cに示すように、長穴溝部162、122のY方向の幅は、ボールベアリング164の直径よりも若干長い。そのため、スライダー120は、図中のX方向に移動可能であるだけでなく、Y方向にも長穴溝部162、122の幅とボールベアリング164の直径との差だけ移動可能である。即ち、スライダー120は、図10C中の案内直線Pに沿って移動するだけでなく、案内直線P’に沿って移動できる。
スライダー120が、案内直線P’に沿って移動する場合は、ボールベアリング164が、長穴溝部162と122の内側側面に接しているときである。このとき、スライダー120にX方向だけでなく、Y方向の移動が生じると、ボールベアリング164が長穴溝部162、122に当接し、ボールベアリング164には、図中の矢印で示す時計回りの回転が生じる。かかる動作により、スライダー120がY方向に移動する際に生じる力を、スライダー120のX方向に移動する駆動力に変換することができる。なお、ボールベアリング164の直径は、対向する長穴溝部162の底面と長穴溝部122の底面との距離よりも短い。そのため、XY軸に垂直なZ方向には、ボールベアリング164とスライダー120は接触せず、スライダー120がX方向、Y方向へ移動するときのみ、ボールベアリング164に回転が生じる。
次に、図4及び図5を参照して、図中のY方向の案内規制部について説明する。案内規制部は、CCDベース190に形成された長穴溝部194(図5参照)と、スライダー120に形成された長穴溝部124(図4参照)と、ボールベアリング196とからなる。図5に示すように、CCDベース190のスライダー120側の面には、図中のY方向に延在する長穴溝部194が形成される。一方、スライダー120のCCDベース190側の面には、図4中のY方向に延在する長穴溝部124が形成される。そして、2つの長穴溝部194、124の間にボールベアリング196が配置される。従って、CCDベース190が上述した圧電アクチュエータアッセンブリ142によって図中のY方向に駆動されるとき、基本的には、長穴溝部194、124に沿って、圧電アクチュエータアッセンブリ142による駆動力の作用部分と案内規制部を結ぶ案内直線Q(仮想線)上で、CCDベース190が移動する。
なお、長穴溝部194、124とボールベアリング196は、図10Cを参照して上述した長穴溝部162、122とボールベアリング164と同様の構成からなり、同様の機能を有する。即ち、長穴溝部194、124のX方向の幅は、ボールベアリング196の直径よりも長い。従って、CCDベース190は、図中のY方向に移動する可能であるだけでなく、長穴溝部194、124の内側側面とボールベアリング196が接触することによって、CCDベース190がX方向に移動する際に生じる力を、CCDベース190のY方向に移動する駆動力に変換することができる。なお、ボールベアリング196の直径が、対向する長穴溝部194の底面と長穴溝部124の底面との距離よりも短い点についても、上述の長穴溝部162、122の場合と同様である。また、XY軸に垂直な方向には、ボールベアリング196と、CCDベース190及びスライダー120とは接触せず、CCDベース190がX方向、Y方向へ移動するときのみ、ボールベアリング196に回転が生じる。以上、本実施形態にかかるスライダー120及びCCDベース190が図中のP軸、Q軸に沿って、X方向、Y方向に移動可能な構成について説明した。
次に、図5を参照して、本実施形態にかかるセンサホルダ150及びCCDベース190に設けられた磁石154について説明する。センサホルダ150は、上述のとおり、図5中のXY方向に対して垂直な支持部156を備えており、内部にホール式位置検出センサ(図示せず。)を収容している。センサホルダ150は、ベースプレート180に設置される。また、ホール式位置検出センサに対応するように、センサホルダ150上部のCCDベース190上に磁石154が設置される。また、ホール式位置検出センサは、FPC(図示せず。)を介して、撮像装置に設けられた回路に接続される。センサホルダ150内のホール式位置検出センサと、磁石154によって、図中に示すX方向、Y方向移動位置が検出され、ブレ補正制御時のサーボ制御が行われる。
次に、図4、図5、図11を参照して、本実施形態にかかる金属板182及びスライダー120に設けられた磁石152について説明する。図11は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置100を示す側面図である。図5に示すように、金属板182は、図中のX方向に延在する金属製の板状部材であり、押さえ材108によってベースプレート180に固定される。また、図4に示すように、磁石152は、略矩形状の板状磁石であり、スライダー120の磁石ホルダ121に載置される。磁石152及び磁石ホルダ121は、金属板182の上部に配置される。磁石152と金属板182とが組み合わされることによって、スライダー120とベースプレート180とが離れようとする力に抵抗することができる。
また、スライダー120がX方向に移動することによって、磁石152が移動しても、金属板182がX方向に延在することから、磁石152の下部には、常に金属板182が配置されることになる。その結果、図11(a)、(b)に示すように、XY方向に対して垂直方向(Z方向)に常に磁気吸引力が働く。一方、本実施形態と異なり、スライダー120とベースプレート180とを弾性部材によって引き寄せようとする場合、スライダー120がX方向又はY方向に移動すると、スライダー120には、Z方向のみならずX方向、Y方向にも引張り力が働くため、弾性部材によって、スライダー120の駆動力と反対方向の力が発生するという問題がある。本実施形態のように金属板182及び磁石152を使用することによって、かかる問題は発生しない。
次に、図1を参照して、本実施形態に係る規制手段としての立ち上がり部181及びボールベアリング185について説明する。図1に示すように、ベースプレート180には、立ち上がり部181が形成される。立ち上がり部181は、スライダー120の一部に被さるように構成されている。そして、立ち上がり部181には、ボールベアリング185を係合する係合孔が設けられる。ボールベアリング185は、スライダー120に設けられた凹部187と立ち上がり部181の係合孔の間に配置される。
立ち上がり部181の係合孔と、凹部187との間には、通常時、ボールベアリング185が、立ち上がり部181とスライダー120の両方に接触することがないように所定の間隔が設けられている。そのため、スライダー120が図2中のX方向に駆動される際に、ボールベアリング185が駆動力の妨げとなることはない。一方、外部から図中のX方向、Y方向に垂直な方向(Z方向)に衝撃が与えられて、磁石152と金属板182の吸引力と逆方向の力が生じた場合に、スライダー120とCCDベース190のZ方向の移動は、立ち上がり部181及びボールベアリング185によって規制される。その結果、スライダー120とCCDベース190がベースプレート180から分解されることを防止することができる。
次に、図12を参照して、本実施形態にかかるスライダー120とCCDベース190とが図中XY方向に対して垂直方向(Z方向)にぶれないようにする構成について説明する。図12は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置を模式的に示した図である。なお、図12に示す本実施形態にかかる像ぶれ補正装置100は、図1〜図11に示す像ぶれ補正装置100と異なり、ベースプレート180上にスライダー120が設置され、スライダー120上にCCDベース190が設置される構成となっているが、基本的には、同一の機能を有するため、詳細な説明は省略する。
図12に示す像ぶれ補正装置100では、ボールベアリング191が、CCDベース190とスライダー120との間に設けられ、ボールベアリング184が、スライダー120とベースプレート180との間に設けられる。また、ボールベアリング193が、CCDベース190とスライダー120との間に設けられ、ボールベアリング186が、スライダー120とベースプレート180との間に設けられる。更に、CCDベース190が図12に示す磁石252によってベースプレート180に引き寄せられる構成を有する。
このとき、図12に示すように、ボールベアリング191とボールベアリング184との組み合わせの代表点を両ボールベアリングの中間の点aとし、ボールベアリング193とボールベアリング186との組み合わせの代表点を両ボールベアリングの中間の点bとする。また、突状部132と支持部156に形成されたV字形状の溝部133、151に挟持されたボールベアリング136を点cとし、突状部134と支持部192に形成された溝部に挟持されたボールベアリング138を点dとし、CCDベース190をベースプレート180に引き寄せる磁石152を点eとする。
そして、ボールベアリング191、184、193、186は、点aと点bと点cとを結んだ三角形、及び点aと点bと点dを結んだ三角形がいずれも撮像素子アッセンブリ110と重なるように配置される。また、磁石252は、点cと点eを結んだ直線が上記三角形abcを通過し、点dと点eを結んだ直線が上記三角形abdを通過するように配置される。
かかる構成により、点a、点bにおけるスライダー120とCCDベース190のZ方向のぶれは、点eに1箇所だけ引き寄せ手段としての磁石252及び金属板182を設けることで防止することができる。また、引き寄せ手段の吸引力を球状部材のボールベアリング191、184、193、186で支持しているため、吸引力によって生じる摩擦力がボールベアリングに伝達し、圧電アクチュエータアッセンブリ140、142の駆動力をスライダー120及びCCDベース190の移動に変換することができる。以上、本実施形態にかかる像ぶれ補正装置100の構成について説明した。
次に、本発明の第1の実施形態にかかる像ぶれ補正装置100の動作について説明する。まず、像ぶれ補正装置が外部からの振動を検出すると、図6に示す圧電素子144に伸びモードと屈曲モードが発生し、両者の共振から摺動子部143が楕円運動を開始する。次に、摺動子部143の楕円運動がスライダー120の突状部132、134に伝達される。突状部132に摺動子部143の楕円運動が伝達されると、スライダー120は、図2に示すX方向に駆動される。一方、突状部134に摺動子部143の楕円運動が伝達されると、CCDベース190が図2に示すY方向に駆動される。
スライダー120がX方向に駆動されると、スライダー120とCCDベース190が一緒にX方向に移動される。また、CCDベース190に載置されたCCDイメージセンサ112を含む撮像素子アッセンブリ110、圧電アクチュエータアッセンブリ142がスライダー120と共にX方向に移動する。一方、CCDベース190がY方向に駆動されると、CCDベース190のみがY方向に移動される。
スライダー120がX方向に移動するとき、スライダー120は案内直線Pに沿って移動し、CCDベース190がY方向に移動するとき、CCDベース190は、案内直線Qに沿って移動する。本実施形態においては、案内直線P、Qが、スライダー120及びCCDベース190の重心に近くなるように構成されている。このため、スライダー120及びCCDベース190に生じる回転モーメントを小さくすることができる。その結果、像ぶれ補正装置100の動作時に、駆動時の摩擦損失や部材の振動を抑制することができる。
また、スライダー120及びCCDベース190の図中のXY方向に対する垂直方向(Z方向)への移動は、上述した磁石152及び金属板182、スライダー120の突状部132、134のV字形溝部、ボールベアリング191、184、193、186によって、抑制されている。また、スライダー120及びCCDベース190が、更にXY方向へ効率よく移動するように、ボールベアリング191、184、193、186によって、駆動力が変換される。
CCDベース190のXY方向の移動位置については、センサホルダ150に設けられたホール式位置検出センサによって検出され、撮像装置の回路に信号が伝達されて、ぶれ補正制御時のサーボ制御が行われる。本実施形態にかかる像ぶれ補正装置100によれば、ぶれ補正駆動方向に不要な回転モーメントによる外乱を緩和又は排除することができる構成となっているため、ぶれ補正サーボ制御の特性向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る像ぶれ補正装置について説明する。図13は、本実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である。なお、上述した本発明の第1の実施形態に係る像ぶれ補正装置と同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
像ぶれ補正装置200は、ベースプレート180に配置されたスライダー220と、スライダー220上に形成されたCCDベース290と、ベースプレート180に設けられた圧電アクチュエータアッセンブリ140、240と、CCDベース190に設けられた圧電アクチュエータアッセンブリ142、242とを備える。スライダー220には、突状部132、232が外側に突設され、突状部134、234がCCDベース290側の面に突設される。
また、突状部132、232は、突状部132、232を結ぶ案内直線Pが、図中のX方向に平行となり、撮像素子アッセンブリ110を通過するように設置される。また、突状部134、234は、突状部134、234を結ぶ案内直線Qが、図中のY方向に平行となり、撮像素子アッセンブリ110を通過するように設置される。
本実施形態に係る像ぶれ補正装置200は、第1の実施形態に係る像ぶれ補正装置100に設けられた長穴溝部122等の案内規制部が形成されず、圧電アクチュエータアッセンブリ240、242が設置される。案内直線Pに対して、2つの圧電アクチュエータアッセンブリ140、240が設けられ、案内直線Qに対して、2つの圧電アクチュエータアッセンブリ142、242が設けられる。かかる構成により、撮像素子アッセンブリ110の面積が大きく、重量がある場合でも、4つの圧電アクチュエータアッセンブリ140、240、142、242によって駆動することができる。
また、突状部232、234、支持部256、292についても、突状部132、134、支持部156、192と同様に、V字形状の溝部が互いに対向するように形成される。そして、溝部間にボールベアリング236、238が挟持される。その結果、図中のXY方向に対して垂直方向(Z方向)のずれが生じにくくなり、圧電アクチュエータアッセンブリ140、142、240、242の駆動力の損失が減少し、CCDイメージセンサ112の停止位置の精度が向上する。
更に、案内直線P、Qの両端に圧電アクチュエータアッセンブリ140、240、142、242を設置しているため、ベースプレート180とスライダー220との間、スライダー220とCCDベース290との間には、それぞれボールベアリング191、184をそれぞれ設ければ、Z方向のずれを防止することができる。なお、ボールベアリング191、184の配置は、ボールベアリング136、236を結んだ直線を1辺とする三角形と、ボールベアリング138、238を結んだ直線を1辺とする三角形を形成するもう1つの頂点部分であり、両三角形が、撮像素子アッセンブリ110と重なるように、頂点が設けられる場所がよい。本実施形態は、ボールベアリング、角形溝部について、第1の実施形態に比べて部品点数を減少させることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した第1の実施形態では、案内規制部は、長穴溝部とボールベアリングを備えるとしたが、図14に示すように、突状部322、324と、突状部322、324を両側から挟持する突状部保持機構364a、364b、396a、396bとから構成されるとしてもよい。また、突状部保持機構364a、364b、396a、396bは、円柱状の固定部材でもよく、スライダー120やCCDベース190の移動に伴って回動する回転部材でもよい。
例えば、上述した実施形態では、駆動力発生部としての圧電アクチュエータアッセンブリ140、142の付勢部による付勢力に対抗し、付勢力の方向へのスライダー120やCCDベース190の移動を規制する支持部156、192を備え、スライダー120やCCDベース190と、支持部156、192との間にボールベアリング136、138が設けられるとしたが、図14に示すように保持部336、338のみによって、付勢力の対抗、移動の規制を行い、スライダー120やCCDベース190を一定方向に案内するとしてもよい。
例えば、上述した実施形態では、駆動力発生部としての圧電アクチュエータアッセンブリ140、142の長手方向の終端部が離れた構成としたが、図14に示すように駆動力発生部の長手方向の終端部が互いに近接して構成されるとしてもよい。かかる構成より、像ぶれ補正装置全体の小型化を図ることができ、2つの圧電アクチュエータアッセンブリ140、142の電気配線を近距離でまとめることができる。
例えば、上述した実施形態では、駆動力発生部は、圧電素子などから構成される圧電アクチュエータアッセンブリ140、142としたが、かかる駆動力発生部に限定されず、図15に示すように、アクチュエータの運動を、スライダー120やCCDベース190の移動の駆動力に変換できる駆動力発生部440、442を適宜採用することができる。
更に、図16に示すように、本発明の実施形態にかかる駆動力発生部540、542は、接触部543と、付勢部545が備えられるとしてもよい。駆動力発生部540、542の運動を、スライダー120やCCDベース190への駆動力に変換するため、駆動力発生部540、542が付勢部545によって圧接される。また、圧接されることによって、電力遮断時でも駆動力発生部540、542は、スライダー120やCCDベース190に常に接触部543で摩擦によって接触しており、スライダー120やCCDベース190の移動を停止させることができる。
例えば、上述した実施形態では、駆動力発生部は、圧電素子などから構成される圧電アクチュエータアッセンブリ140、142とし、圧電アクチュエータアッセンブリ140、142は、圧電アクチュエータアッセンブリ140、142の長手方向と垂直方向へ駆動力を伝達するとしたが、かかる駆動力発生部に限定されず、図17に示すように、駆動力発生部640、642は、接触部643と、付勢部645、摺動子部647が備えられるとしてもよい。かかる構成において、駆動力発生部640、642の摺動子部647は、駆動力発生部640、642の長手方向側に運動する。そして、摺動子部647が、接触部643を介して付勢部645によって突状部132に付勢されて、スライダー120やCCDベース190に駆動力を伝達する。このとき、駆動力発生部640、642の長手方向と、駆動力の伝達方向は平行である。
例えば、上述した実施形態では、像ぶれ補正装置の撮像素子ステージに載置される撮像素子は、CCDイメージセンサとしたが、これに限定されず、CMOSイメージセンサなどの撮像素子にも適用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す斜視図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図であり、図2に示した平面図と反対の面から見た図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図であり、図2からFPC及び撮像素子カバープレートを取り外した状態を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図であり、図4から更にスライダー及び圧電アクチュエータアッセンブリを取り外した状態を示す平面図である。 図4及び図5のIII−III線で切断した断面図である。 同実施形態に係る圧電アクチュエータアッセンブリを示す平面図である。 図2のI−I線で切断した断面図である。 図8の断面を模式的に示した図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置の案内規制部近傍を示す平面図である。 図10AのII−II線で切断した断面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置の案内規制部を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す側面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置を模式的に示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る像ぶれ補正装置を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る像ぶれ補正装置の変更例を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置の変更例を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置の変更例を示す平面図である。 同実施形態に係る像ぶれ補正装置の変更例を示す平面図である。 従来の像ぶれ補正装置を示す平面図である。 従来の像ぶれ補正装置を示す平面図である。
符号の説明
100、200 像ぶれ補正装置
102 レンズプレート
108 押さえ材
110 撮像素子アッセンブリ
112 CCDイメージセンサ
114、148 FPC
120、220 スライダー
121 磁石ホルダ
122、124、162、194 長穴溝部
123 ボールホルダガイド
125 開口部
126、128、187、197、198 凹部
132、134、232、234 突状部
136、138、164、184、185、186、191、193、196、236、238 ボールベアリング
140、142、240、242 圧電アクチュエータアッセンブリ
141 カバー部
143 摺動子部
144 圧電素子
145、146 圧縮コイルばね
147 SPコンタクト
149 ベース部
150 センサホルダ
152、154、252 磁石
156、192、256、292 支持部
160 ボールホルダ
180 ベースプレート
181 立ち上がり部
182 金属板
190、290 CCDベース
P、Q 案内直線

Claims (6)

  1. 光電変換により撮像面に照射された光を電気信号に変換する撮像素子と、
    前記撮像素子を保持し、前記撮像素子を前記撮像面の面方向に移動する撮像素子ステージと、
    前記撮像素子ステージを駆動する駆動力発生部と、
    前記撮像素子ステージの移動方向を規制する案内規制部と、を備え、
    前記駆動力発生部による駆動力の作用部分と前記案内規制部とを結ぶ仮想線が前記撮像素子の前記撮像面上を通過することを特徴とする、像ぶれ補正装置。
  2. 前記駆動力発生部を前記撮像素子ステージの前記作用部分に常時圧接させるように付勢する付勢部を備え、
    前記駆動力発生部の駆動力を前記撮像素子ステージの前記作用部分に摩擦力として伝達させながら、当該撮像素子ステージを前記撮像面の面方向に移動させることを特徴とする、請求項1に記載の像ぶれ補正装置。
  3. 前記駆動力発生部を、当該駆動力発生部の長手方向が前記撮像素子ステージの移動方向に対して略垂直でかつ前記撮像素子の前記撮像面に対して平行となる位置に配置することを特徴とする、請求項2に記載の像ぶれ補正装置。
  4. 装置本体に固定され、前記付勢部からの付勢力が前記撮像素子ステージの前記作用部分を介して与えられる固定部材と、
    当該固定部材と前記撮像素子ステージとの間に挟持される第1のボールベアリングと、を備え、
    前記第1のボールベアリングを挟んで対向する前記固定部材と前記撮像素子ステージとの対向面には、前記撮像素子ステージの移動方向に沿って断面略V字形状の切欠き溝がそれぞれ形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の像ぶれ補正装置。
  5. 前記撮像素子を間に挟む両側から前記撮像素子ステージを移動方向に駆動するように一対の前記駆動力発生部を設けておき、
    装置本体に固定された基台と前記撮像素子ステージとの間に挟持される第2のボールベアリングを含み、当該基台に対して前記撮像素子ステージを前記撮像素子の前記撮像面の面方向に移動自在に保持するステージ保持部を備え、
    前記撮像面を含む面内において、前記一対の駆動力発生部の各前記作用部分と前記第2のボールベアリングとを相互に結ぶことによって構成される仮想三角形が、前記撮像面の少なくとも一部を覆うことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の像ぶれ補正装置。
  6. 前記撮像素子ステージは、前記撮像素子を第1の方向に移動する第1のステージと、前記撮像素子を前記第1の方向と直交する第2の方向に移動する第2のステージとを含み、
    前記駆動力発生部は、前記第1のステージを前記第1の方向に駆動する第1の駆動力発生部と、前記第1のステージと一体に取り付けられ、前記第2のステージを前記第2の方向に駆動する第2の駆動力発生部とを含み、
    前記撮像素子の前記撮像面上で前記第1のステージの移動方向と前記第2のステージの移動方向とを互いに直交する座標軸としたとき、前記第1の駆動力発生部と前記第2の駆動力発生部とを同一象限内に配置することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の像ぶれ補正装置。

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