JP4530691B2 - 像ブレ補正装置 - Google Patents

像ブレ補正装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4530691B2
JP4530691B2 JP2004075791A JP2004075791A JP4530691B2 JP 4530691 B2 JP4530691 B2 JP 4530691B2 JP 2004075791 A JP2004075791 A JP 2004075791A JP 2004075791 A JP2004075791 A JP 2004075791A JP 4530691 B2 JP4530691 B2 JP 4530691B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
position detection
coil
magnetic field
horizontal
vertical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004075791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005266045A (ja
Inventor
修三 瀬尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoya Corp filed Critical Hoya Corp
Priority to JP2004075791A priority Critical patent/JP4530691B2/ja
Priority to US11/078,367 priority patent/US7477291B2/en
Publication of JP2005266045A publication Critical patent/JP2005266045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4530691B2 publication Critical patent/JP4530691B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/50Constructional details
    • H04N23/55Optical parts specially adapted for electronic image sensors; Mounting thereof
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/68Control of cameras or camera modules for stable pick-up of the scene, e.g. compensating for camera body vibrations
    • H04N23/682Vibration or motion blur correction
    • H04N23/685Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation
    • H04N23/687Vibration or motion blur correction performed by mechanical compensation by shifting the lens or sensor position

Description

本発明は、撮像装置における像ブレ補正装置に関し、特に像ブレ補正のために移動した撮像素子などの可動部の位置検出装置に関する。
従来、カメラなどの撮像装置において撮像中に生じた手ブレ量に応じて、像ブレ補正レンズまたは撮像素子を光軸と垂直な平面上を移動させることにより結像面上での像ブレを抑制する像ブレ補正装置が提案されている。
特許文献1は、像ブレ補正レンズを含む可動部について磁石とコイルによって移動を行い、その移動前後の位置検出はホール素子と磁石によって行う装置を開示する。
特開2002−229090号公報
しかし、特許文献1の装置は、駆動用磁石、駆動用ヨークを延長し、延長した部分を位置検出用の磁石、ヨークとして使用し、その間にホール素子を配置しているが、延長した部分が装置の大型化になっていた。
したがって本発明の目的は、可動部の軽量化により全体の小型化を図る像ブレ補正装置を提供することである。
本発明に係る撮像装置の像ブレ補正装置は、撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向と、前記光軸及び前記第1方向に直交する第2方向に移動可能な可動部と、可動部を第1、第2方向に移動自在に支持する固定部とを備え、固定部は、可動部の第1方向の位置検出に使用される水平方向磁界変化検出素子と、可動部の第2方向の位置検出に使用される鉛直方向磁界変化検出素子とを有する磁界変化検出素子部を有し、可動部は、可動部の第1、第2方向の位置検出に使用される位置検出用コイル部を位置検出用磁界発生装置として、磁界変化検出素子部に対向する位置に有し、位置検出用コイル部は、水平方向磁界変化検出素子と対向する位置に、第2方向と平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第1、第2水平方向位置検出線部を、位置検出用コイル部を形成する巻線の一部として有する第1位置検出領域と、鉛直方向磁界変化検出素子と対向する位置に、第1方向と平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第1、第2鉛直方向位置検出線部を、位置検出用コイル部を形成する巻線の一部として有する第2位置検出領域とを有する。
これにより、磁界変化検出素子を可動部に取り付けしていた場合に比べて配線が簡素化され、磁界発生装置として永久磁石を使っていた場合に比べて装置が光軸方向に薄型化でき、装置が小型化される。
好ましくは、第1位置検出領域と、第2位置検出領域は1つのコイルの巻線の一部として構成され、位置検出用コイル部の巻線の外周部分の形状は光軸と平行な第3方向からみてL字型である。これにより、空きスペースになりやすい可動部の端部を使って位置検出コイル部を構成することが可能になる。
また、好ましくは、位置検出用コイル部は、第1位置検出領域を有する水平方向位置検出用コイルと、第2位置検出領域を有する鉛直方向位置検出用コイルとを有する。
さらに好ましくは、水平方向位置検出用コイル、鉛直方向位置検出用コイルの巻線は一筆書き形状で形成される。位置検出用コイル部を容易に作ることが可能になる。
また、好ましくは、位置検出用コイル部は、巻線の外周部分から中心に向かって渦巻き状のコイルパターンが形成されたシートコイルである。これにより光軸方向に殆ど厚さを生じさせずに磁界発生装置である位置検出用コイル部を構成することが可能になる。
さらに好ましくは、位置検出用コイル部は、シートコイルが2つ以上光軸と平行な第3方向に積層されて構成される。これにより、光軸方向に厚さを変化させることなく、コイルの巻き数を増加させることが可能になる。
また、好ましくは、可動部の移動によって光軸が撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方の中心近傍を通る位置関係にある時に、水平方向磁界変化検出素子の第1方向の位置は、第1水平方向位置検出線部と第2水平方向位置検出線部との中間近傍に対向し、鉛直方向磁界変化検出素子の第2方向の位置は、第1鉛直方向位置検出線部と第2鉛直方向位置検出線部との中間近傍に対向する。これにより、撮像素子の撮像範囲または像ブレ補正レンズの有効範囲を最大限活用して像ブレ補正を行うことが可能になる。
また、好ましくは、水平方向磁界変化検出素子、鉛直方向磁界変化検出素子それぞれの検出素子は、ホール素子、MIセンサー、または磁気共鳴型磁界検出素子、またはMR素子である。
以上のように本発明によれば、可動部の軽量化により全体の小型化を図る像ブレ補正装置を提供することができる。
以下、本発明の第1の実施形態について、図1〜8を用いて説明する。撮像装置1はデジタルカメラであるとして説明する。なお、方向を説明するために、撮像装置1において光軸LXと直交する水平方向を第1方向x、光軸LXと直交する鉛直方向を第2方向y、光軸LXと平行な水平方向を第3方向zとして説明する。なお、図5は、図4のA−A線の断面における構成図を示す。図7は、図6のB−B線の断面における構成図を示す。
撮像装置1の撮像に関する部分は、主電源のオンオフ切り替えを行うPonボタン11、レリーズボタン13、LCDモニタ17、CPU21、撮像ブロック22、AE部23、AF部24、像ブレ補正装置30の撮像部39a、及び撮影レンズ67から構成される。Ponボタン11の押下に対応してPonスイッチ11aのオンオフ状態が切り替えられ、これにより撮像装置1の主電源のオンオフ状態が切り替えられる。被写体像は、撮像部39aを駆動する撮像ブロック22によって撮影レンズ67を介した光学像として撮像され、LCDモニタ17によって撮像された画像が表示される。また被写体像は光学ファインダ(不図示)によって光学的に観察することも可能である。
レリーズボタン13は、半押しすることにより測光スイッチ12aがオン状態にされ測光や測距及び合焦動作が行われ、全押しすることによりレリーズスイッチ13aがオン状態にされ撮像が行われ、撮影像がメモリされる。
CPU21は、撮像に関する各部の制御、後述する像ブレ補正に関する各部の制御を行う。
撮像ブロック22は、撮像部39aを駆動する。AE部23は、被写体の測光動作を実行して露光値を演算し、この露光値に基づき撮影に必要となる絞り値及び露光時間を演算する。AF部24は、測距を行い、この測距結果に基づき撮影レンズ67を光軸方向に変位させ焦点調節を行う。
撮像装置1の像ブレ補正に関する部分は、像ブレ補正ボタン14、CPU21、角速度検出部25、駆動用ドライバ回路29、像ブレ補正装置30、磁界変化検出素子の信号処理回路としてのホール素子信号処理回路部45、及び撮影レンズ67から構成される。
像ブレ補正ボタン14は、押下することにより像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされ、測光など他の動作と独立して、一定時間ごとに、角速度検出部25、及び像ブレ補正装置30が駆動されて像ブレ補正が行われる。
これらのスイッチの入力信号に対応する各種の出力はCPU21によって制御される。測光スイッチ12a、レリーズスイッチ13a、像ブレ補正スイッチ14aのオン/オフ情報は、それぞれ1ビットのデジタル信号としてCPU21のポートP12、P13、P14に入力される。撮像ブロック22、AE部23、及びAF部24は、それぞれポートP3、P4、P5で信号の入出力が行われる。
次に、角速度検出部25、駆動用ドライバ回路29、像ブレ補正装置30、ホール素子信号処理回路部45、位置検出用ドライバ回路48についての詳細、及びCPU21との入出力関係について説明する。
角速度検出部25は、第1、第2角速度センサ26、27とアンプ・ハイパスフィルタ回路28とを有する。第1、第2角速度センサ26、27は、撮像装置1の一定時間(1ms)ごとの第1方向x及び第2方向yの角速度を検出する。第1角速度センサ26は、第1方向xの角速度を、第2角速度センサ27は第2方向yの角速度を検出する。アンプ・ハイパスフィルタ回路28は、角速度に関する信号を増幅した後、第1、第2角速度センサ26、27のヌル電圧やパンニングをカットし、第1、第2角速度vx、vyとしてアナログ信号をCPU21のA/D0、A/D1に入力する。
CPU21は、A/D0、A/D1に入力された第1、第2角速度vx、vyをA/D変換した後、焦点距離などを考慮した変換係数によって一定時間(1ms)に生じた像ブレ量を演算する。従って、角速度検出部25とCPU21は、像ブレ量演算機能を有する。
CPU21は、演算により求められた像ブレ量に応じた撮像部39aの移動すべき位置Sを第1方向x、第2方向yごとに演算する。位置Sの第1方向x成分をsx、第2方向y成分をsyとする。撮像部39aを含む可動部30aの移動は、後述する電磁力によって行われる。可動部30aをこの位置Sまで移動させるために駆動用ドライバ回路29を駆動する駆動力Dの第1方向x成分を第1PWMデューティdx、第2方向y成分を第2PWMデューティdyとする。
像ブレ補正装置30は、CPU21が演算した移動すべき位置Sに撮像部39aを移動させることによって、ブレによって生じた被写体像の結像面における画像ずれを無くし、被写体像と結像面位置を一定に保ち、像ブレを補正する装置であり、撮像部39aを含み移動可能領域をもつ可動部30aと、固定部30bとを有する。また、像ブレ補正装置30は、コイルに流れる電流の方向と磁石の磁界の向きにより生じた電磁力により可動部30aを移動させる駆動用部分と、可動部30aの位置を検出する位置検出部分とに分けて考えることもできる。
像ブレ補正装置30の可動部30aの駆動は、CPU21のPWM0から第1PWMデューティdx、PWM1から第2PWMデューティdyの出力を受けた駆動用ドライバ回路29により行われる。駆動用ドライバ回路29の駆動により移動した可動部30aの移動前または移動後の位置Pはホール素子部44b、ホール素子信号処理回路部45によって検出される。検出された位置Pの情報は、第1検出位置信号pxが第1方向x成分として、第2検出位置信号pyが第2方向y成分としてそれぞれCPU21のA/D2、A/D3に入力される。第1、第2検出位置信号px、pyはA/D2、A/D3を介してA/D変換される。第1、第2検出位置信号px、pyに対してA/D変換後の位置Pの第1方向x成分、第2方向y成分をそれぞれpdx、pdyとする。検出された位置P(pdx、pdy)のデータと移動すべき位置S(sx、sy)のデータによりPID制御が行われる。
可動部30aは、第1、第2駆動用コイル31a、32a、撮像部39a、位置検出用磁界発生装置としての位置検出用コイル部41a、可動基板49a、移動用シャフト50a、第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53a、プレート64aとを有する。
固定部30bは、第1、第2駆動用磁石33b、34b、第1、第2駆動用ヨーク35b、36b、磁界変化検出素子部としてのホール素子部44b、第1〜第4鉛直移動用軸受け部54b〜57b、ベース板65bとを有する。
可動部30aの第3方向zから見てコの字型をした移動用シャフト50aは、固定部30bのベース板65bに取り付けられた第1〜第4鉛直移動用軸受け部54b〜57bと鉛直方向(第2方向y)に移動自在に支持される。これにより、可動部30aは、固定部30bに対して鉛直方向に移動が可能になる。
また移動用シャフト50aは、可動部30aの第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53aと水平方向(第1方向x)に移動自在に支持される。これにより、移動用シャフト50aを除く可動部30aは、移動用シャフト50a及び固定部30bに対して水平方向に移動が可能になる。
撮像素子39a1の撮像範囲を最大限活用するために、撮影レンズ67の光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、第1方向x、第2方向yともに可動部30aが移動範囲の中心に位置する(移動中心位置にある)ように可動部30aと固定部30bの位置関係を設定する。撮像素子39a1の中心とは、撮像素子39a1の撮像面を形成する矩形が有する2つの対角線の交点をいう。
可動部30aは、撮影レンズ67の方向からみて光軸方向に撮像部39a、プレート64a、可動基板49aが取り付けられる。撮像部39aは、撮像素子39a1、ステージ39a2、押さえ部39a3、光学ローパスフィルタ39a4とを有し、ステージ39a2とプレート64aとで撮像素子39a1、押さえ部39a3、光学ローパスフィルタ39a4を挟み付勢する。第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53aは、ステージ39a2に取り付けられる。プレート64aは、撮像素子39a1が取り付けられることにより、撮像素子39a1が撮影レンズ67の光軸LXに垂直になるように位置決めを行う。またプレート64aが金属材料で出来ている場合には、撮像素子39a1と接触することによりさらに放熱効果も有する。
可動基板49aは、シート状でかつ渦巻き状のコイルパターンが形成された第1、第2駆動用コイル31a、32a、及び位置検出用コイル部41aとが取り付けられている。第1駆動用コイル31aのコイルパターンは、第1駆動用コイル31aの電流の方向と第1駆動用磁石33bの磁界の向きから生じる電磁力により第1駆動用コイル31aを含む可動部30aを第1方向xに移動させるべく、第2方向yと平行な線分を有する。第2駆動用コイル32aのコイルパターンは、第2駆動用コイル32aの電流の方向と第2駆動用磁石34bの磁界の向きから生じる電磁力により第2駆動用コイル32aを含む可動部30aを第2方向yに移動させるべく、第1方向xと平行な線分を有する。
第1、第2駆動用コイル31a、32aは、フレキシブル基板(不図示)を介してこれらを駆動する駆動用ドライバ回路29と接続される。駆動用ドライバ回路29は、CPU21のPWM0、PWM1から第1、第2PWMデューティdx、dyのそれぞれが入力される。駆動用ドライバ回路29は、入力された第1、第2PWMデューティdx、dyの値に応じて第1、第2駆動用コイル31a、32aに電力を供給し、可動部30aを駆動する。
位置検出用コイル部41aは、可動部30aの第1方向xの位置検出を行うために使用される第1位置検出領域41a1と、可動部30aの第2方向yの位置検出を行うために使用される第2位置検出領域41a2とを有する1つのコイルである。第1位置検出領域41a1は、後述するホール素子部44bの水平方向ホール素子hh10と対向する位置に、第2方向yと平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2を、コイルを形成する巻線の一部として有する。第2位置検出領域41a2は、後述するホール素子部44bの鉛直方向ホール素子hv10と対向する位置に、第1方向xと平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2をコイルが形成される巻線の一部として有する。
第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2、及び第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2は、いずれも位置検出用コイル部41aのコイルの巻き数分だけの線分を有する。第1の実施形態では、位置検出用コイル部41aは巻き数が3で、第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2、及び第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2はいずれも3本の線分を有している(図6、図7参照)。
第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2は、自身に流れる電流によって磁界を発生させる。第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2は、第2方向yからみて第3方向zに磁界を発生させる。図7で、例として、可動基板49aからベース板65bに向かう磁力線を点線で示す。第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2も同様に、自身に流れる電流によって磁界を発生させる。第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2は、第1方向xからみて第3方向zに磁界を生じさせる(不図示)。
可動部30aが第2方向yに移動した際、第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2のいずれもが自身に流れる電流によって水平方向ホール素子hh10に磁界を及ぼすことができる範囲、すなわち第1位置検出有効長L10は、可動部30aの第2方向yの移動範囲に比べて長めに設定される。
可動部30aが第1方向xに移動した際、第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2のいずれもが自身に流れる電流によって鉛直方向ホール素子hv10に磁界を及ぼすことができる範囲、すなわち第2位置検出有効長L20は、可動部30aの第1方向xの移動範囲に比べて長めに設定される。
位置検出用コイル部41aを構成する巻線のうちで、第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2、第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2を除く部分は、第1位置検出有効長L10、第2位置検出有効長L20に比べて短めに設定される。
これらの条件を満たすことにより、位置検出用コイル部41aを構成する巻線のうち第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2の間の短辺部分、第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2の間の短辺部分などによる磁界の影響を、水平方向ホール素子hh10、鉛直方向ホール素子hv10の位置検出において抑えることが可能になり、位置検出精度が向上する。
巻線の外周部分の形状は第3方向zからみてL字型である。従って、第3方向zからみて可動基板49aの第1方向x、及び第2方向yの端部近傍に配置することが可能になり、像ブレ補正装置30の空きスペースに位置検出用コイル部41aと、ホール素子部44bを配置することができる。
位置検出用コイル部41aは、シート状でかつ渦巻き状のコイルパターンのシートコイルで形成される。そのため、第3方向zに殆ど厚さを生じさせずに磁界発生装置を構成することができるので、位置検出用の磁界発生装置として永久磁石を使用していた従来よりも、可動部30aと固定部30bの間の距離を狭めることが可能になり、像ブレ補正装置30の小型化を図ることができる。
また、位置検出用コイル部41aは、シートコイルが2つ以上第3方向zに積層されて構成されてもよい。積層されることによって、第3方向zの厚みは殆ど変化しないが、コイルの巻き数を増加させることができるので、位置検出用コイル部41aとホール素子部44bとの間の磁束密度を上げることができ、位置検出精度を向上させることが可能になる。
位置検出用コイル部41aは、フレキシブル基板(不図示)を介してこれを駆動する位置検出用ドライバ回路48と接続される。位置検出用ドライバ回路48は、CPU21のポートP50からのオン信号出力に基づいて位置検出用コイル部41aを通電状態にし、オフ信号出力に基づいて位置検出用コイル部41aを非通電状態にする。
第1、第2駆動用磁石33b、34bは、それぞれ第1、第2駆動用コイル31a、32aと対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。ホール素子部44bは、位置検出用コイル部41aと対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。
第1駆動用磁石33bは、第3方向zにおいて固定部30bのベース板65b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第1駆動用ヨーク35bの上であって、第1方向xにN極とS極が並べて取り付けられる。第1駆動用磁石33bの第2方向yの長さは、可動部30aが第2方向yに移動した際に第1駆動用コイル31aに及ぼす磁界が変化しない程度に第1駆動用コイル31aの第2方向yの第1有効長L1に比べて長めに設定される。
第2駆動用磁石34bは、第3方向zにおいて固定部30bのベース板65b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第2駆動用ヨーク36bの上であって、第2方向yにN極とS極が並べて取り付けられる。第2駆動用磁石34bの第1方向xの長さは、可動部30aが第1方向xに移動した際に第2駆動用コイル32aに及ぼす磁界が変化しない程度に第2駆動用コイル32aの第1方向xの第2有効長L2に比べて長めに設定される。
第1駆動用ヨーク35bは、第2方向yから見てコの字型形状を有する多角柱の軟磁性体材料で構成され、第1駆動用磁石33bと第1駆動用コイル31aを第3方向zで挟む形で、固定部30bのベース板65b上に取り付けられる。第1駆動用ヨーク35bにおける第1駆動用磁石33bと接する側の部分は、第1駆動用磁石33bの磁界が周囲に漏れないようにする役目を果たす。第1駆動用ヨーク35bにおける第1駆動用磁石33b、第1駆動用コイル31a、及び可動基板49aと対向する側の部分は、第1駆動用磁石33bと第1駆動用コイル31aの間の磁束密度を高める役目を果たす。
第2駆動用ヨーク36bは、第1方向xから見てコの字型形状を有する多角柱の軟磁性体材料で構成され、第2駆動用磁石34bと第2駆動用コイル32aを第3方向zで挟む形で、固定部30bのベース板65b上に取り付けられる。第2駆動用ヨーク36bにおける第2駆動用磁石34bと接する側の部分は、第2駆動用磁石34bの磁界が周囲に漏れないようにする役目を果たす。第2駆動用ヨーク36bにおける第2駆動用磁石34b、第2駆動用コイル32a、及び可動基板49aと対向する側の部分は、第2駆動用磁石34bと第2駆動用コイル32aの間の磁束密度を高める役目を果たす。
ホール素子部44bは、ホール効果を利用した磁電変換素子であるホール素子を2つ有し、可動部30aの第1方向x、第2方向yの現在位置P(第1検出位置信号px、第2検出位置信号py)を検出する1軸ホール素子である。2つのホール素子のうち第1方向xの位置検出用のホール素子を水平方向磁界変化検出素子としての水平方向ホール素子hh10、第2方向yの位置検出用のホール素子を鉛直方向磁界変化検出素子としての鉛直方向ホール素子hv10とする(図8参照)。
水平方向ホール素子hh10は、第3方向zから見て固定部30bのベース板65b上であって、可動部30aの位置検出用コイル部41aの第1位置検出領域41a1と対向する位置に取り付けられる。鉛直方向ホール素子hv10は、第3方向zから見て固定部30bのベース板65b上であって、可動部30aの位置検出用コイル部41aの第2位置検出領域41a2と対向する位置に取り付けられる。
位置検出用コイル部41aの第1位置検出領域41a1の大きさを最大限活用して位置検出を行うことを可能にするため、水平方向ホール素子hh10の第1方向xの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、位置検出用コイル部41aの第1位置検出領域41a1の第1水平方向位置検出線部LH1と第2水平方向位置検出線部LH2との中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
また、水平方向ホール素子hh10の第2方向yの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、位置検出用コイル部41aの第1位置検出領域41a1の第1、第2水平方向位置検出線部LH1、LH2それぞれを形成する線分の中間近傍、すなわち第1位置検出有効長L10を形成する線分の中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
位置検出用コイル部41aの第2位置検出領域41a2の大きさを最大限活用して位置検出を行うことを可能にするため、鉛直方向ホール素子hv10の第2方向yの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、位置検出用コイル部41aの第2位置検出領域41a2の第1鉛直方向位置検出線部LV1と第2鉛直方向位置検出線部LV2との中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
また、鉛直方向ホール素子hv10の第1方向xの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、位置検出用コイル部41aの第2位置検出領域41a2の第1、第2鉛直方向位置検出線部LV1、LV2それぞれを形成する線分の中間近傍、すなわち第2位置検出有効長L20を形成する線分の中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
ベース板65bは、固定部30bにおいてホール素子部44bなどを取り付けるベースとなる板状部材で、撮像素子39a1の撮像面と平行に配置される。第1の実施形態では、ベース板65bは、第3方向zにおいて、可動基板49aよりも撮影レンズ67に近い側にあるが、可動基板49aの方が撮影レンズ67に近い側にあるような位置関係であってもよい。この場合、第1、第2駆動用コイル31a、32a、位置検出用コイル部41aは可動基板49aの撮影レンズ67がある側と逆側に、第1、第2駆動用磁石33b、34b、ホール素子部44bはベース板65bの撮影レンズ67がある側に配置される。
ホール素子信号処理回路部45は、水平方向ホール素子hh10の出力信号から水平方向ホール素子hh10における出力端子間の水平方向電位差x10を検出し、これから第1方向xの位置を特定する第1検出位置信号pxをCPU21のA/D2に出力する第1ホール素子信号処理回路450と、鉛直方向ホール素子hv10の出力信号から、鉛直方向ホール素子hv10における出力端子間の鉛直方向電位差y10を検出し、これから第2方向yの位置を特定する第2検出位置信号pyをCPU21のA/D3に出力する第2ホール素子信号処理回路460とを有する。
第1ホール素子信号処理回路450は、CPU21のD/A0から定電圧XVfの印加を受ける。第2ホール素子信号処理回路460は、CPU21のD/A1から定電圧YVfの印加を受ける。
第1、第2ホール素子信号処理回路450、460における水平方向ホール素子hh10、鉛直方向ホール素子hv10それぞれの入出力信号に関する回路構成を説明する。
第1ホール素子信号処理回路450における水平方向ホール素子hh10の出力部は第1回路451、第3回路453を有し、入力部は第6回路456を有する。第2ホール素子信号処理回路460における鉛直方向ホール素子hv10の出力部は第11回路461、第13回路463を有し、入力部は第16回路466を有する。
水平方向ホール素子hh10の出力端子は、第1回路451と接続され、第1回路451は、第3回路453と接続される。第1回路451は、水平方向ホール素子hh10の出力端子間における信号差を増幅する差動増幅回路である。第3回路453は増幅した信号差と基準電圧Vrefとの差異から水平方向ホール素子hh10における出力端子間の水平方向電位差x10(ホール出力電圧)を求め、これに一定の増幅率を乗算して第1検出位置信号pxを求める減算増幅回路である。
第1回路451は、第1〜第3抵抗R1〜R3、第1、第2オペアンプA1、A2とを有する。水平方向ホール素子hh10の出力端子の一方は、第1オペアンプA1の非反転入力端子と接続され、もう一方の端子は、第2オペアンプA2の非反転入力端子と接続される。第1オペアンプA1の反転入力端子は第1、第2抵抗R1、R2と接続され、第2オペアンプA2の反転入力端子は第1、第3抵抗R1、R3と接続される。第1オペアンプA1の出力端子は第2抵抗R2及び第3回路453の第7抵抗R7と接続される。第2オペアンプA2の出力端子は第3抵抗R3及び第3回路453の第9抵抗R9と接続される。
第3回路453は、第7〜第10抵抗R7〜R10、第5オペアンプA5とを有する。第5オペアンプA5の反転入力端子は第7抵抗R7及び第8抵抗R8と接続され、非反転入力端子は第9抵抗R9及び第10抵抗R10と接続され、出力端子は第8抵抗R8と接続され、水平方向電位差x10に一定の増幅率を乗算した第1検出位置信号pxが出力される。第10抵抗R10の一方の端子は基準電圧Vrefの電源に接続される。
第2、第3抵抗R2、R3は同じ抵抗値、第7、第9抵抗R7、R9は同じ抵抗値、第8、第10抵抗R8、R10は同じ抵抗値に設定される。
第6回路456は、第19抵抗R19、第8オペアンプA8とを有する。第8オペアンプA8の反転入力端子は第19抵抗R19及び水平方向ホール素子hh10の入力端子の一方と接続される。第8オペアンプA8の非反転入力端子の電位は水平方向ホール素子hh10の入力端子における定電流値に対応した第1定電圧XVfに設定される。第1定電圧XVfの値は、水平方向ホール素子hh10に流す電流値に第19抵抗R19の抵抗値を乗算して求められる。第1定電圧XVfは、CPU21のD/A0から印加される。第8オペアンプA8の出力端子は水平方向ホール素子hh10の入力端子の一方と接続される。第19抵抗R19の一方の端子は接地される。
鉛直方向ホール素子hv10の出力端子は、第11回路461と接続され、第11回路461は、第13回路463と接続される。第11回路461は、鉛直方向ホール素子hv10の出力端子間における信号差を増幅する差動増幅回路である。第13回路463は増幅した信号差と基準電圧Vrefとの差異から鉛直方向ホール素子hv10における出力端子間の鉛直方向電位差y10(ホール出力電圧)を求め、これに一定の増幅率を乗算して第2検出位置信号pyを求める減算増幅回路である。
第11回路461は、第21〜第23抵抗R21〜R23、第21、第22オペアンプA21、A22とを有する。鉛直方向ホール素子hv10の出力端子の一方は、第21オペアンプA21の非反転入力端子と接続され、もう一方の端子は、第22オペアンプA22の非反転入力端子と接続される。第21オペアンプA21の反転入力端子は第21、第22抵抗R21、R22と接続され、第22オペアンプA22の反転入力端子は第21、第23抵抗R21、R23と接続される。第21オペアンプA21の出力端子は第22抵抗R22及び第13回路463の第27抵抗R27と接続される。第22オペアンプA22の出力端子は第23抵抗R23及び第13回路463の第29抵抗R29と接続される。
第13回路463は、第27〜第30抵抗R27〜R30、第25オペアンプA25とを有する。第25オペアンプA25の反転入力端子は第27抵抗R27及び第28抵抗R28と接続され、非反転入力端子は第29抵抗R29及び第30抵抗R30と接続され、出力端子は第28抵抗R28と接続され、鉛直方向電位差y10に一定の増幅率を乗算した第2検出位置信号pyが出力される。第30抵抗R30の一方の端子は基準電圧Vrefの電源に接続される。
第22、第23抵抗R22、R23は同じ抵抗値、第27、第29抵抗R27、R29は同じ抵抗値、第28、第30抵抗R28、R30は同じ抵抗値に設定される。
第16回路466は、第39抵抗R39、第28オペアンプA28とを有する。第28オペアンプA28の反転入力端子は第39抵抗R39及び鉛直方向ホール素子hv10の入力端子の一方と接続される。第28オペアンプA28の非反転入力端子の電位は鉛直方向ホール素子hv10の入力端子における定電流値に対応した第2定電圧YVfに設定される。第2定電圧YVfの値は、鉛直方向ホール素子hv10に流れる電流値に第38抵抗R38の抵抗値を乗算して求められる。第2定電圧YVfは、CPU21のD/A1から印加される。第28オペアンプA28の出力端子は鉛直方向ホール素子hv10の入力端子の一方と接続される。第39抵抗R39の一方の端子は接地される。
従来技術では、永久磁石とホール素子によって可動部の位置検出が行われてきたが、第1の実施形態では、コイル(位置検出用コイル部41a)とホール素子によって可動部の位置検出を行うことができるので、永久磁石からコイルに代えられた分、像ブレ補正装置の軽量化を図ることが可能になる。
また、従来技術では、可動部にホール素子が配置されていたが、第1の実施形態では位置検出用コイル部41aが可動部30aに配置され、ホール素子部44bは固定部30bに配置される。可動部30aに配置された電気部材の配線は、フレキシブル基板などを通じて固定部30bなどと接続する必要があるが、ホール素子部44bに比べて配線数の少ない位置検出用コイル41aを可動部30aに配置することにより、可動部30aと固定部30bの間の配線を簡素化することができる。この簡素化により、可動部30aの移動の際のメカ的ストレスや、駆動負荷を軽減させることが出来、ひいては像ブレ補正装置の小型化、応答性の向上を図ることが出来る。
次に、第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、位置検出用コイル部の形状が第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態における位置検出用コイル部41aに相当する位置検出用コイル部410aについて説明する。
位置検出用コイル部410aは、可動部30aの第1方向xの位置検出を行うために使用される第10位置検出領域411a1を有する水平方向位置検出用コイル411aと、可動部30aの第2方向yの位置検出を行うために使用される第20位置検出領域412a2を有する鉛直方向位置検出用コイル412aとを有する。
第10位置検出領域411a1は、ホール素子部44bの水平方向ホール素子hh10と対向する位置に、第2方向yと平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20を、水平方向位置検出用コイル411aを形成する巻線の一部として有する。第20位置検出領域412a2は、ホール素子部44bの鉛直方向ホール素子hv10と対向する位置に、第1方向xと平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20を鉛直方向位置検出用コイル412aが形成される巻線の一部として有する。
第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20は、いずれも水平方向位置検出コイル411aのコイルの巻き数分だけの線分を有する。第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20は、いずれも鉛直方向位置検出用コイル412aのコイルの巻き数分だけの線分を有する。第2の実施形態では、水平方向位置検出用コイル411a、鉛直方向位置検出用コイル412aは共に巻き数が3で、第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20、及び第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20はいずれも3本の線分を有している(図9参照)。
第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20は、自身に流れる電流によって磁界を発生させる。第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20は、第2方向yからみて第3方向zに磁界を発生させる(不図示)。第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20も同様に、自身に流れる電流によって磁界を発生させる。第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20は、第1方向xからみて第3方向zに磁界を生じさせる(不図示)。
可動部30aが第2方向yに移動した際、第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20のいずれもが自身に流れる電流によって水平方向ホール素子hh10に磁界を及ぼすことができる範囲、すなわち第10位置検出有効長L100は、可動部30aの第2方向yの移動範囲に比べて長めに設定される。
可動部30aが第1方向xに移動した際、第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20のいずれもが自身に流れる電流によって鉛直方向ホール素子hv10に磁界を及ぼすことができる範囲、すなわち第20位置検出有効長L200は、可動部30aの第1方向xの移動範囲に比べて長めに設定される。
水平方向位置検出用コイル411aを構成する巻線のうちで、第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20、第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20を除く部分は、第10位置検出有効長L100に比べて短めに設定される。鉛直方向位置検出用コイル412aを構成する巻線のうちで、第20位置検出領域412a2を除く部分は、第20位置検出有効長L200に比べて短めに設定される。
これらの条件を満たすことにより、水平方向位置検出用コイル411aを構成する巻線のうち第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20の間の短辺部分による磁界の影響を、水平方向ホール素子hh10の位置検出において抑えることが可能になり、位置検出精度が向上する。また、鉛直方向位置検出用コイル412aを構成する巻線のうち第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20の間の短辺部分による磁界の影響を、鉛直方向ホール素子hv10の位置検出において抑えることが可能になり、位置検出精度が向上する。
水平方向位置検出用コイル411aと、鉛直方向位置検出用コイル412aとは、それぞれの端子の一方同士が接続される一筆書き形状である。従って、水平方向検出用コイル411a、鉛直方向位置検出用コイル412aともに、特別な形状のコイルで形成する必要がないので、位置検出用コイル部410aは容易に作ることが可能になる。
また、水平方向位置検出用コイル411a、鉛直方向位置検出用コイル412aを、第3方向zからみて可動基板49aの第1方向x、及び第2方向yの端部近傍に配置することが可能になり、像ブレ補正装置30の空きスペースに位置検出用コイル部410aと、ホール素子部44bを配置することができる。
位置検出用コイル部410aの水平方向位置検出用コイル411a、鉛直方向位置検出用コイル412aは共に、シート状でかつ渦巻き状のコイルパターンのシートコイルで形成される点、シートコイルが2つ以上第3方向zに積層されて構成されてもよい点は、第1の実施形態と同じである。
水平方向位置検出用コイル411aの第10位置検出領域411a1の大きさを最大限活用して位置検出を行うことを可能にするため、水平方向ホール素子hh10の第1方向xの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、水平方向位置検出用コイル411aの第10位置検出領域411a1の第10水平方向位置検出線部LH10と第20水平方向位置検出線部LH20との中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
また、水平方向ホール素子hh10の第2方向yの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、水平方向位置検出用コイル411aの第10位置検出領域411a1の第10、第20水平方向位置検出線部LH10、LH20それぞれを形成する線分の中間近傍、すなわち第10位置検出有効長L100を形成する線分の中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
鉛直方向位置検出用コイル412aの第20位置検出領域412a2の大きさを最大限活用して位置検出を行うことを可能にするため、鉛直方向ホール素子hv10の第2方向yの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、鉛直方向位置検出用コイル412aの第20位置検出領域412a2の第10鉛直方向位置検出線部LV10と第20鉛直方向位置検出線部LV20との中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
また、鉛直方向ホール素子hv10の第1方向xの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、鉛直方向位置検出用コイル412aの第20位置検出領域412a2の第10、第20鉛直方向位置検出線部LV10、LV20それぞれを形成する線分の中間近傍、すなわち第20位置検出有効長L200を形成する線分の中間近傍に対向する場所にあるのが望ましい。
その他の構成は第1の実施形態と同じである。
なお、第1、第2実施形態では、磁界変化検出素子としてホール素子を利用したホール素子部44bによる位置検出を説明したが、磁界変化検出素子として別の検出素子を利用してもよい。具体的には、磁界の変化を検出することにより可動部の位置検出情報を求めることが可能なMIセンサー(高周波キャリア型磁界センサ)、または磁気共鳴型磁界検出素子、MR素子(磁気抵抗効果素子)であり、ホール素子を利用した第1
、第2実施形態と同様の効果が得られる。
また、撮像素子39a1を含む撮像部39aが可動部30aに配置されて移動する形態を説明したが、撮像部39aは固定で、像ブレ補正レンズを可動部30aに配置して移動させる形態でも同様の効果が得られる。
第1、第2の実施形態における撮像装置の外観を示す背面からみた斜視図である。 撮像装置の正面図である。 撮像装置の回路構成図である。 第1の実施形態における像ブレ補正装置の構成図である。 図4のA−A線における断面の構成図である。 第1の実施形態における第3方向からみた位置検出用コイル部とホール素子部の構成図である。 図6のB−B線における断面の構成図である。 ホール素子部とホール素子信号処理回路の回路構成図である。 第2の実施形態における第3方向からみた位置検出用コイル部とホール素子部の構成図である。
符号の説明
1 撮像装置
11 Ponボタン
12a 測光スイッチ
13 レリーズボタン
13a レリーズスイッチ
14 像ブレ補正ボタン
14a 像ブレ補正スイッチ
17 LCDモニタ
21 CPU
22 撮像ブロック
23 AE部
24 AF部
25 角速度検出部
26、27 第1、第2角速度センサ
28 アンプ・ハイパスフィルタ回路
29 駆動用ドライバ回路
30 像ブレ補正装置
30a 可動部
30b 固定部
31a、32a 第1、第2駆動用コイル
33b、34b 第1、第2駆動用磁石
35b、36b 第1、第2駆動用ヨーク
39a 撮像部
39a1 撮像素子
39a2 ステージ
39a3 押さえ部
39a4 光学ローパスフィルタ
41a 第1の実施形態における位置検出用コイル部
41a1、41a2 第1、第2位置検出領域
44b ホール素子部
45 ホール素子信号処理回路部
48 位置検出用ドライバ回路
49a 可動基板
410a 第2の実施形態における位置検出用コイル部
411a 水平方向位置検出用コイル
412a 鉛直方向位置検出用コイル
411a1、412a2 第10、第20位置検出領域
450、460 第1、第2ホール素子信号処理回路
50a 移動用シャフト
51a〜53a 第1〜第3水平移動用軸受け部
54b〜57b 第1〜第4鉛直移動用軸受け部
64a プレート
65b ベース板
67 撮影レンズ
dx、dy 第1、第2PWMデューティ
hh10 水平方向ホール素子
hv10 鉛直方向ホール素子
L10、L20 第1、第2位置検出有効長
L100、L200 第10、第20位置検出有効長
LH1、LH2 第1、第2水平方向位置検出線部
LH10、LH20 第10、第20水平方向位置検出線部
LV1、LV2 第1、第2鉛直方向位置検出線部
LV10、LV20 第10、第20鉛直方向位置検出線部
LX 撮影レンズの光軸
px、py 第1、第2検出位置信号
vx、vy 第1、第2角速度

Claims (7)

  1. 撮像素子または像ブレ補正レンズのいずれか一方を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向と、前記光軸及び前記第1方向に直交する第2方向に移動可能な可動部と、
    前記可動部を前記第1、第2方向に移動自在に支持する固定部とを備え、
    前記固定部は、前記可動部の第1方向の位置検出に使用される水平方向磁界変化検出素子と、前記可動部の第2方向の位置検出に使用される鉛直方向磁界変化検出素子とを有する磁界変化検出素子部を有し、
    前記可動部は、前記可動部の第1、第2方向の位置検出に使用される位置検出用コイル部を位置検出用磁界発生装置として、前記磁界変化検出素子部に対向する位置に有し、
    前記位置検出用コイル部は、前記水平方向磁界変化検出素子と対向する位置に、前記第2方向と平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第1、第2水平方向位置検出線部を、前記位置検出用コイル部を形成する巻線の一部として有する第1位置検出領域と、前記鉛直方向磁界変化検出素子と対向する位置に、前記第1方向と平行で且つ互いの電流の向きが逆方向である第1、第2鉛直方向位置検出線部を、前記位置検出用コイル部を形成する巻線の一部として有する第2位置検出領域とを有し、
    前記第1位置検出領域と、前記第2位置検出領域は1つのコイルの巻線の一部として構成され、
    前記位置検出用コイル部の巻線の外周部分の形状は前記光軸と平行な第3方向からみてL字型であることを特徴とする像ブレ補正装置。
  2. 前記位置検出用コイル部は、前記第1位置検出領域を有する水平方向位置検出用コイルと、前記第2位置検出領域を有する鉛直方向位置検出用コイルとを有することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  3. 前記水平方向位置検出用コイル、鉛直方向位置検出用コイルの巻線は一筆書き形状で形成されることを特徴とする請求項に記載の像ブレ補正装置。
  4. 前記位置検出用コイル部は、前記巻線の外周部分から中心に向かって渦巻き状のコイルパターンが形成されたシートコイルであることを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  5. 前記位置検出用コイル部は、前記シートコイルが2つ以上前記光軸と平行な第3方向に積層されて構成されることを特徴とする請求項に記載の像ブレ補正装置。
  6. 前記可動部の移動によって前記光軸が前記撮像素子または前記像ブレ補正レンズのいずれか一方の中心近傍を通る位置関係にある時に、
    前記水平方向磁界変化検出素子の前記第1方向の位置は、前記第1水平方向位置検出線部と前記第2水平方向位置検出線部との中間近傍に対向し、
    前記鉛直方向磁界変化検出素子の前記第2方向の位置は、前記第1鉛直方向位置検出線部と前記第2鉛直方向位置検出線部との中間近傍に対向することを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
  7. 前記水平方向磁界変化検出素子、鉛直方向磁界変化検出素子それぞれの検出素子は、ホール素子、MIセンサー、または磁気共鳴型磁界検出素子、またはMR素子であることを特徴とする請求項1に記載の像ブレ補正装置。
JP2004075791A 2004-03-17 2004-03-17 像ブレ補正装置 Expired - Fee Related JP4530691B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004075791A JP4530691B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 像ブレ補正装置
US11/078,367 US7477291B2 (en) 2004-03-17 2005-03-14 Anti-shake apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004075791A JP4530691B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 像ブレ補正装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005266045A JP2005266045A (ja) 2005-09-29
JP4530691B2 true JP4530691B2 (ja) 2010-08-25

Family

ID=34985790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004075791A Expired - Fee Related JP4530691B2 (ja) 2004-03-17 2004-03-17 像ブレ補正装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7477291B2 (ja)
JP (1) JP4530691B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10422974B2 (en) 2017-06-12 2019-09-24 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Lens driving device and camera module including the same

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7307653B2 (en) * 2001-10-19 2007-12-11 Nokia Corporation Image stabilizer for a microcamera module of a handheld device, and method for stabilizing a microcamera module of a handheld device
US7742076B2 (en) * 2004-05-25 2010-06-22 Hoya Corporation Image-capturing apparatus and camera-shake compensation mechanism
JP4345651B2 (ja) * 2004-11-29 2009-10-14 セイコーエプソン株式会社 画像情報の評価方法、画像情報の評価プログラム及び画像情報評価装置
JP5095158B2 (ja) * 2005-09-30 2012-12-12 Hoya株式会社 光学機器
JP4347288B2 (ja) * 2005-11-07 2009-10-21 キヤノン株式会社 撮像装置
JP4695963B2 (ja) * 2005-11-07 2011-06-08 キヤノン株式会社 撮像装置
US7869702B2 (en) 2005-12-07 2011-01-11 Panasonic Corporation Image blur correcting device and camera
US7593040B2 (en) * 2006-01-30 2009-09-22 Omnivision Technologies, Inc. Image anti-shake in digital cameras
JP4747864B2 (ja) * 2006-02-09 2011-08-17 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置
JP4700555B2 (ja) * 2006-05-02 2011-06-15 三星電子株式会社 像ぶれ補正装置
JP4483869B2 (ja) * 2007-02-01 2010-06-16 ソニー株式会社 像ぶれ補正装置、レンズ鏡筒及び撮像装置
JP2009053226A (ja) * 2007-08-23 2009-03-12 Hoya Corp 撮影システムおよびデジタルカメラ
JP6755807B2 (ja) * 2017-01-16 2020-09-16 オリンパス株式会社 駆動装置及び駆動装置の制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0943663A (ja) * 1995-05-01 1997-02-14 Lg Electron Inc 磁気浮上を用いたビデオカメラの手ブレ補正装置及びその方法
JP2001050705A (ja) * 1999-08-16 2001-02-23 Nippon Seimitsu Denki Kk 磁性材厚検出センサおよび磁性板材の重なり検出装置
JP2002196382A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Canon Inc 振れ補正装置、レンズ鏡筒、撮影装置および観察装置
JP2002342018A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Fuji Xerox Co Ltd アクチュエータ
JP2003149699A (ja) * 2001-11-19 2003-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像振れ補正装置
JP2003207366A (ja) * 2002-01-09 2003-07-25 Kayaba Ind Co Ltd 回転角度センサ
JP2004061329A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Keisoku Kenkyusho:Kk 磁束検出方法、磁束検出装置、磁束センサおよび電流検出方法、電流検出装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06222414A (ja) * 1993-01-22 1994-08-12 Canon Inc 防振システム
JPH10142647A (ja) 1996-11-07 1998-05-29 Canon Inc 像ぶれ防止装置
US5974269A (en) 1996-11-07 1999-10-26 Canon Kabushiki Kaisha Image blur preventing apparatus
JPH10254007A (ja) * 1997-03-12 1998-09-25 Canon Inc ぶれ防止装置およびこのぶれ防止装置を備えた撮像装置
US6930708B1 (en) * 1998-11-30 2005-08-16 Ricoh Company, Ltd. Apparatus and system for correction based upon detecting a camera shaking
DE10017357A1 (de) * 1999-04-09 2000-11-16 Asahi Optical Co Ltd Einrichtung zur Korrektion des Zitterns eines fokussierten Bildes
JP3980234B2 (ja) * 2000-01-07 2007-09-26 ペンタックス株式会社 デジタルカメラ
JP4706105B2 (ja) * 2001-01-09 2011-06-22 株式会社ニコン 撮影装置
JP2002214662A (ja) * 2001-01-23 2002-07-31 Olympus Optical Co Ltd 光学装置の振れ補正装置
JP2002229090A (ja) 2001-02-07 2002-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像ぶれ補正装置
JP3842093B2 (ja) 2001-10-01 2006-11-08 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 撮像装置
US7436435B2 (en) 2001-10-01 2008-10-14 Minolta Co., Ltd. Image taking device having image-blur compensator
US7679647B2 (en) * 2004-07-21 2010-03-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Flexible suspension for image stabilization
JP3952049B2 (ja) * 2004-08-12 2007-08-01 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 振れ補正機構及びこれを用いた撮像装置
JP4600754B2 (ja) * 2005-03-28 2010-12-15 ソニー株式会社 撮像装置
CN100403774C (zh) * 2005-08-10 2008-07-16 亚洲光学股份有限公司 影像感测模块

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0943663A (ja) * 1995-05-01 1997-02-14 Lg Electron Inc 磁気浮上を用いたビデオカメラの手ブレ補正装置及びその方法
JP2001050705A (ja) * 1999-08-16 2001-02-23 Nippon Seimitsu Denki Kk 磁性材厚検出センサおよび磁性板材の重なり検出装置
JP2002196382A (ja) * 2000-12-25 2002-07-12 Canon Inc 振れ補正装置、レンズ鏡筒、撮影装置および観察装置
JP2002342018A (ja) * 2001-05-15 2002-11-29 Fuji Xerox Co Ltd アクチュエータ
JP2003149699A (ja) * 2001-11-19 2003-05-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 像振れ補正装置
JP2003207366A (ja) * 2002-01-09 2003-07-25 Kayaba Ind Co Ltd 回転角度センサ
JP2004061329A (ja) * 2002-07-30 2004-02-26 Keisoku Kenkyusho:Kk 磁束検出方法、磁束検出装置、磁束センサおよび電流検出方法、電流検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10422974B2 (en) 2017-06-12 2019-09-24 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Lens driving device and camera module including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005266045A (ja) 2005-09-29
US7477291B2 (en) 2009-01-13
US20050206735A1 (en) 2005-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4679170B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4540354B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4691326B2 (ja) 像ブレ補正装置
US7477291B2 (en) Anti-shake apparatus
US7502051B2 (en) Anti-shake apparatus
US7405750B2 (en) Position-detecting apparatus
JP4874720B2 (ja) 保持機構
JP2005345504A (ja) 像ブレ補正装置
US7440686B2 (en) Anti-shake apparatus
JP4598465B2 (ja) 撮像素子支持機構
JP2005316222A (ja) 像ブレ補正装置
JP4778711B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4759275B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4662786B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP2005244725A (ja) 像ブレ補正装置
JP4565905B2 (ja) 撮像装置
JP4598557B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4714474B2 (ja) 可動体の位置検出装置及び像ブレ補正装置
JP4662787B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4624003B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4679171B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4612344B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP4565907B2 (ja) 撮像装置
JP4484555B2 (ja) 像ブレ補正装置
JP2005242327A (ja) 像ブレ補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070216

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100421

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4530691

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees