JP4565905B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置に関し、特にレンズの焦点距離よりも広角の画像を得る装置に関する。
従来、カメラなどの撮像装置において撮影領域を移動させ、複数の位置で撮影し、撮像により得られた複数の画像を合成することによって撮像装置の有するレンズの焦点距離よりも広角の画像を得る装置が提案されている。
特許文献1は、撮像素子及びレンズなどの光学系が移動可能である撮像装置を開示する。
特開平11−41504号公報
しかし、特許文献1の装置は、撮影領域の移動の際、光軸の向きが変化するので、複数枚の画像を合成した画像は、結合部付近で歪みが生じる。また、レンズなどの光学系が撮像素子と共に移動するので、装置が大型化していた。
したがって本発明の目的は、装置を大型化させることなく、複数の画像を合成する際、結合部付近で歪みが生じない広角撮影装置を提供することである。
本発明に係る広角撮影装置は、撮像素子を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向に直線的に移動可能な可動部と、可動部を、第1方向に移動自在に支持する固定部と、可動部を、移動範囲内の2以上の位置に移動させ、2以上の位置それぞれで撮像して得られた2以上の画像信号を合成し広角画像信号を得る制御部と、広角画像信号に基づく広角画像を表示する表示部とを備える。
これにより、光軸の向きを変化させることなく、撮像領域を移動させることが可能になり、複数の画像を合成する際、結合部付近で歪みが生じない広角撮像装置を得ることが可能になる。また、可動部は、撮影レンズを含まない構成であり、装置が大型化しない。
好ましくは、可動部は、第1方向に加えて、光軸と第1方向に直交する第2方向に直線的に移動可能であり、固定部は、第1方向に加えて、第2方向に移動自在に可動部を支持し、広角画像信号を得るための可動部の移動位置は4以上である。
さらに好ましくは、4以上の広角画像信号を得るための可動部の移動位置は、可動部の移動範囲の第1方向の一方且つ第2方向の一方の端点である第1端点に可動部が接触する第1位置と、可動部の移動範囲の第1方向の他方且つ第2方向の一方の端点である第2端点に可動部が接触する第2位置と、可動部の移動範囲の第1方向の他方且つ第2方向の他方の端点である第3端点に可動部が接触する第3位置と、可動部の移動範囲の第1方向の一方且つ第2方向の他方の端点である第4端点に可動部が接触する第4位置を有する。これにより、可動部の移動範囲を最大限利用して、広角撮像を行うことが可能になる。
さらに好ましくは、可動部の第1〜第4位置への移動順序は、光軸方向から見て、時計回り又は反時計回りになるように設定される。
またさらに好ましくは、制御部は、可動部を移動範囲内の特定位置に移動させ、撮像装置は、特定位置で撮像されて得られた特定画像信号を記録する記憶装置を備える。
さらに好ましくは、表示部は、広角画像の表示の上に、可動部が特定位置にある時に撮像される領域を広角画像に対して相対的に示す撮影枠を表示する。これにより、実際に撮像される領域を把握しながら、より広い範囲のスルー画像を観察することが可能になる。
さらに好ましくは、特定位置は、可動部及び撮像素子の撮像領域の移動中心位置と一致する。
また、さらに好ましくは、特定位置を、使用者の操作により可動部の移動範囲内で任意に設定する操作部をさらに備える。
また、好ましくは、可動部、固定部のいずれか一方は、可動部の第1方向の移動に使用される第1コイルと、第2方向の移動に使用される第2コイルとを有し、可動部、固定部のいずれか他方は、可動部の第1方向の移動に使用される第1磁石と、第2方向の移動に使用される第2磁石とを有する。
また、好ましくは、撮像素子は、部分読み出しが可能であり、2以上の画像信号のぞれぞれは、撮像素子の撮像領域のうち合成に必要な部分で蓄積された電荷に基づいて得られる。
また、好ましくは、撮像素子の撮像領域の移動範囲は、イメージサークルの範囲内である。
以上のように本発明によれば、装置を大型化させることなく、複数の画像を合成する際の結合部付近で歪みが生じない広角撮影装置を提供することができる。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。図1〜3は、本実施形態における撮像装置1の構成を示した図である。以下、撮像装置1はデジタルカメラであるとして説明する。なお、方向を説明するために、撮像装置1において光軸LXと直交する水平方向を第1方向x、光軸LXと直交する鉛直方向を第2方向y、光軸LXと平行な水平方向を第3方向zとして説明する。なお、図4〜7は、可動部30aと固定部30bの位置関係を簡略に示した構成図である。図8〜11は、撮像素子39a1の撮像領域IFとその移動範囲R1との位置関係を簡略に示した構成図である。図14は、図13のA−A線の断面における構成図を示す。
図1〜3に示すように、撮像装置1の撮像に関する部分は、電源のオンオフ切り替えを行うPonボタン11、レリーズボタン13、LCDモニタなどの表示部17、記憶装置18、CPU21、撮像ブロック22、AE部23、AF部24、像ブレ補正及び広角撮像部30の撮像部39a、及び撮影レンズ67から構成される。Ponボタン11の押下に対応してPonスイッチ11aのオンオフ状態が切り替えられ、これにより撮像装置1の電源のオンオフ状態が切り替えられる。
被写体像が撮影レンズ67を介して投影された光学像は、撮像素子39a1の撮像領域IFに結像される。撮像素子39a1は、光学像を光電変換によって電気信号に変換する。撮像素子39a1で一定時間蓄積された後、読み出しされた電荷に基づく電気信号は、撮像ブロック22、CPU21の図示しないDSP(デジタルシグナルプロセッサ)などを介して、表示部17で観察可能でかつ、記憶装置18に記録可能な画像信号に変換される。
表示部17は、画像信号を表示領域に表示する。また被写体像は光学ファインダ(不図示)によって光学的に観察することも可能である。表示部17は、CPU21のポートP6で接続される。記憶装置18は、画像信号を記録する。記憶装置18は、CPU21のポートP7で接続される。
表示は2種類ある。1つは、スルー画像表示であり、一定期間ごとに画像信号に基づく画像を連続して表示する。スルー画像表示は、レリーズSW13aがオフ状態で、画像信号が記憶装置18に記録されない場合に行われる。もう1つは、撮影結果画像表示であり、画像信号に基づく静止画像を表示する。撮影結果画像表示は、レリーズSW13aがオン状態にされて、画像信号が記憶装置18に記録される場合に行われる。
スルー画像表示は、2種類ある。1つは、通常スルー画像表示であり、可動部が一つの場所にある時に撮像されて得られた画像信号に基づく画像を、表示部17の表示領域に表示する。通常スルー画像表示は、広角表示SW15aがオフ状態の場合に行われる。もう1つは、広角スルー画像表示であり、広角画像信号PsWに基づく広角画像PicWを表示部17の表示領域に表示する。広角スルー画像表示は、広角表示SW15aがオン状態の場合に行われる。広角スルー画像表示において、像ブレ補正を行わない場合は、さらに撮影枠F1が重ねて表示される。撮影枠F1は、広角画像に対して、記憶装置18に記録するための画像信号PicWを得るために撮像される領域を相対的に示す外枠であり、その位置(特定位置)は、使用者によって任意に設定される。
図3は、撮像装置1の回路構成を模式的に示したブロック図である。CPU21は、撮像に関する各部の制御、後述する可動部30aの移動及び位置検出制御を含む像ブレ補正に関する各部の制御を行う制御手段である。また、後述する補正モードに関するパラメータISの値の一時記録も行う。さらに、補正モードに関するパラメータISの値を設定する判断についてもCPU21が行う。
撮像ブロック22は、撮像部39aを駆動する。AE部23は、被写体の測光動作を実行して露光値を演算し、この露光値に基づき撮影に必要となる絞り値及び露光時間を演算する。AF部24は、測距を行い、この測距結果に基づき撮影レンズ67を光軸方向に変位させ焦点調節を行う。
撮像装置1の広角撮影及び像ブレ補正に関する部分は、像ブレ補正ボタン14、広角表示ボタン15、表示部17、CPU21、撮像ブロック22、角速度検出部25、ドライバ回路29、像ブレ補正及び広角撮像部30、ホール素子信号処理回路45、及び撮影レンズ67から構成される。
像ブレ補正ボタン14は、押下することにより像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされ、測光など他の動作と独立して、一定時間ごとに、角速度検出部25、及び像ブレ補正及び広角撮像部30が駆動されて像ブレ補正が行われる(像ブレ補正モード)。像ブレ補正スイッチ14aがオン状態にされた補正モードの場合にパラメータIS=1、像ブレ補正スイッチ14aがオフ状態にされた補正モードでない場合にパラメータIS=0と設定する。本実施形態ではこの一定時間を1msであるとして説明する。
広角表示ボタン15は、押下することにより広角表示SW15aがオン状態にされ、像ブレ補正動作が停止され、表示部17、像ブレ補正及び広角撮像部30、撮像ブロック22が駆動されて広角スルー画像表示が行われる(広角撮影モード)。
これらのスイッチの入力信号に対応する各種の出力はCPU21によって制御される。測光スイッチ12a、レリーズSW13a、像ブレ補正スイッチ14a、及び広角表示SW15aのオン/オフ情報は、それぞれ1ビットのデジタル信号としてCPU21のポートP12、P13、P14、及びP15に入力される。撮像ブロック22、AE部23、及びAF部24は、それぞれポートP3、P4、P5で信号の入出力が行われる。
メニューボタン91は、押下することによりメニューSW91aがオン状態にされ、撮影枠F1の位置を選択する画面表示が行われる。第1〜第4矢印キー92〜95は、押下することにより第1〜第4矢印SW92a〜95aがオン状態にされ、撮影枠F1位置の移動が行われる。決定キー96は、押下することにより決定SW96aがオン状態にされ、撮影枠F1位置の決定が行われる。
これらのスイッチの入力信号に対応する各種の出力はCPU21によって制御される。メニューSW91a、第1〜第4矢印SW92a〜95a、及び決定SW96aのオン/オフ情報は、それぞれ1ビットのデジタル信号としてCPU21のポートP91〜P96に入力される。
次に、角速度検出部25、ドライバ回路29、像ブレ補正及び広角撮像部30、ホール素子信号処理回路45についての詳細、及びCPU21との入出力関係について説明する。
角速度検出部25は、第1、第2角速度センサ26、27とアンプ・ハイパスフィルタ回路28とを有する。第1、第2角速度センサ26、27は、撮像装置1の一定時間(1ms)ごとの第1方向x及び第2方向yの角速度を検出する。第1角速度センサ26は、第1方向xの角速度を、第2角速度センサ27は第2方向yの角速度を検出する。アンプ・ハイパスフィルタ回路28は、角速度に関する信号を増幅した後、第1、第2角速度センサ26、27のヌル電圧やパンニングをカットし、第1、第2角速度vx、vyとしてアナログ信号をCPU21のA/D0、A/D1に入力する。
CPU21は、A/D0、A/D1に入力された第1、第2角速度vx、vyをA/D変換した後、焦点距離などを考慮した変換係数によって一定時間(1ms)に生じた像ブレ量を演算する。従って、角速度検出部25とCPU21は、像ブレ量演算機能を有する。
CPU21は、像ブレ補正モードが選択された場合、演算により求められた像ブレ量に応じた撮像部39aの移動すべき位置Sを第1方向x、第2方向yごとに演算して設定する。位置Sの第1方向x成分をsx、第2方向y成分をsyとする。撮像部39aを含む可動部30aの移動は、後述する電磁力によって行われる。可動部30aをこの位置Sまで移動させるためにドライバ回路29を駆動する駆動力Dの第1方向x成分を第1PWMデューティdx、第2方向y成分を第2PWMデューティdyとする。
像ブレ補正及び広角撮像部30は、CPU21が演算した移動すべき位置Sに撮像部39aを移動させることによって、ブレによって生じた被写体像の結像面における光軸LXのずれを無くし、被写体像と結像面位置を一定に保ち、像ブレを補正する装置であり、撮像部39aを含み移動可能領域をもつ可動部30aと、固定部30bとを有する。また、像ブレ補正及び広角撮像部30は、コイルに流れる電流の方向と磁石の磁界の向きにより生じた電磁力により可動部30aを移動させる駆動用部分と、可動部30aの位置を検出する位置検出部分とに分けて考えることもできる。
また、像ブレ補正及び広角撮像部30は、広角撮像モードが選択された場合は、可動部30aが第1〜第4端点p1〜p4のいずれかに接触するように移動させてそれらの位置で撮像を行い、撮像により得られた第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4を合成して1つの広角画像信号PsWを得る。広角撮像の場合に可動部30aを第1〜第4端点p1〜p4のいずれかに接触するように移動させる手段、及び像ブレ補正の場合に可動部30aを所定位置に移動させる手段は、コイルと磁石による電磁力である。
なお、可動部30aが第1方向x、第2方向yに移動可能であるのに対して、撮影レンズ67は移動されないで固定される。可動部30aが移動することにより撮像領域IFは移動されるが、光軸LXの向きは変化しない。
第1端点p1は、可動部30aが移動範囲の第1方向xの一方且つ第2方向yの一方の端点とし、可動部30aが第1端点p1と接触するときの可動部30aの位置を第1位置S1とする(図4参照)。第2端点p2は、可動部30aが移動範囲の第1方向xの他方且つ第2方向yの一方の端点とし、可動部30aが第2端点p2と接触するときの可動部30aの位置を第2位置S2とする(図5参照)。第3端点p3は、可動部30aが移動範囲の第1方向xの他方且つ第2方向yの他方の端点とする。可動部30aが第3端点p3と接触するときの可動部30aの位置を第3位置S3とする(図6参照)。第4端点p4は、可動部30aが移動範囲の第1方向xの一方且つ第2方向yの一方の端点とする。可動部30aが第4端点p4と接触するときの可動部30aの位置を第4位置S4とする(図7参照)。
第1〜第4位置S1〜S4、移動すべき位置S、及び検出された位置Pは、いずれも可動部30aの撮像素子39a1の中心部分の位置であるとして説明する。
第1〜第4端点p1〜p4の4点を結んで囲まれる範囲は、可動部30aの移動範囲を示す。
広角表示SW15aがオン状態にされて、広角スルー画像表示を行う場合、可動部30aを第1位置S1に移動させた時に撮像素子39a1で撮像された画像信号を第1画像信号Ps1とする。同様に、可動部30aを第2位置S2に移動させた時に撮像素子39a1で撮像された画像信号を第2画像信号Ps2、第3位置S3に移動させた時に撮像素子39a1で撮像された画像信号を第3画像信号Ps3、第4位置S4に移動させた時に撮像素子39a1で撮像された画像信号を第4画像信号Ps4とする。
CPU21は、可動部30aの移動順序を、第3方向zから見て時計回り又は反時計回りになるように設定するのが望ましい。本実施形態では、第1位置S1、第2位置S2、第3位置S3、第4位置S4の順序に設定する。
像ブレ補正及び広角撮像部30の可動部30aの駆動は、CPU21のPWM0から第1PWMデューティdx、PWM1から第2PWMデューティdyの出力を受けたドライバ回路29により行われる。ドライバ回路29の駆動により移動した可動部30a位置Pはホール素子部44a、ホール素子信号処理回路45によって検出される。検出された位置Pの情報は、第1検出位置信号pxが第1方向x成分として、第2検出位置信号pyが第2方向y成分としてそれぞれCPU21のA/D2、A/D3に入力される。第1、第2検出位置信号px、pyはA/D2、A/D3を介してA/D変換される。第1、第2検出位置信号px、pyに対してA/D変換後の位置Pの第1方向x成分、第2方向y成分をそれぞれpdx、pdyとする。検出された位置P(pdx、pdy)のデータと移動すべき位置S(sx、sy)のデータによりPID制御が行われる。
可動部30aを第1〜第4位置S1〜S4それぞれに移動させるための第1、第2PWMデューティdx、dyの値はCPU21に記録されている。この場合の動作は必ずしもPID制御を行わなくとも良い。撮像装置1を保持する方向の変化に伴って変動する重力などの影響を考慮して、第1、第2PWMデューティdx、dyの値は設定される。
可動部30aは、第1、第2コイル31a、32a、撮像部39a、ホール素子部44a、可動基板49a、移動用シャフト50a、第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53a、プレート64aとを有する。
固定部30bは、第1、第2磁石411b、412b、第1、第2ヨーク431b、432b、第1〜第4鉛直移動用軸受け部54b〜57b、ベース板65bとを有する。
可動部30aの第3方向zから見てコの字型をした移動用シャフト50aは、固定部30bのベース板65bに取り付けられた第1〜第4鉛直移動用軸受け部54b〜57bと鉛直方向(第2方向y)に移動自在に支持される。これにより、可動部30aは、固定部30bに対して鉛直方向に直線的な移動が可能になる。
また移動用シャフト50aは、可動部30aの第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53aと水平方向(第1方向x)に移動自在に支持される。これにより、移動用シャフト50aを除く可動部30aは、移動用シャフト50a及び固定部30bに対して水平方向に直線的な移動が可能になる。
撮像素子39a1の撮像領域IFの第1方向xの長さを第1長さL1、第2方向yの長さを第2長さL2とする。
可動部30aを第1位置S1に移動させた時の撮像領域IFの第2位置S2側の領域と、可動部30aを第2位置S2に移動させた時の撮像領域IFの第1位置S1側の領域とは、第1方向xの長さが第1幅w1、第2方向yの長さが第2長さL2の重複領域を有する(図8、図9参照)。
可動部30aを第2位置S2に移動させた時の撮像領域IFの第3位置S3側の領域と、可動部30aを第3位置S3に移動させた時の撮像領域IFの第2位置S2側の領域とは、第1方向xの長さが第1長さL1、第2方向yの長さが第2幅w2の重複領域を有する(図9、図10参照)。
撮像領域IFの第1方向x、第2方向yの移動範囲R1は、撮影レンズ67を通った光が結像面上で結像する範囲に相当するイメージサークルの範囲R2内(図10参照)に入る。従って、第1、第2幅w1、w2は、この条件を満たす限り、出来る限り短く設定する方が、より広い範囲の広角スルー画像を得ることが可能になる。
通常の撮影時は、可動部30aを位置S(sx、sy)に移動させ、撮像を行う。補正モードの場合(IS=1)は、演算によって位置Sの値が求められる。補正モードでない場合(IS=0)は、特定位置に位置Sの値が設定される。
広角スルー画像表示を行う時は、可動部30aを第1位置S1に移動させ、その位置で撮像を行い、第1画像信号Ps1をCPU21に一時記憶させる。可動部30aを第2位置S2に移動させ、その位置で撮像を行い、第2画像信号Ps2をCPU21に一時記憶させる。可動部30aを第3位置S3に移動させ、その位置で撮像を行い、第3画像信号Ps3をCPU21に一時記憶させる。可動部30aを第4位置S4に移動させ、その位置で撮像を行い、第4画像信号Ps4をCPU21に一時記憶させる。
第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4に基づく第1〜第4画像Pic1〜Pic4の互いに重複した部分が重なるように、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4は合成され、合成により広角画像信号PsWが得られる。重複した部分の画像信号は、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4のいずれかの画像信号で構成される。すなわち、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4の合成は、重複した部分についてはそれぞれの信号の上書きであり、重複しない部分についてはそれぞれの信号の足し併せである。
重複した部分の大きさ及び位置は、撮像領域IFの大きさ(第1、第2長さL1、L2)及び、第1、第2幅w1、w2から求められる。第1、第2長さL1、L2及び、第1、第2幅w1、w2の値は、撮像装置の設計条件から予め求められる。可動部30aの各位置の重複した部分の大きさ及び位置の情報は、撮像素子39a1上の対応する受光画素の座標データとして、CPU21内のメモリ内(不図示)に格納されている。CPU21のメモリは、第1〜第4座標データD1〜D4、及び第1〜第4端点座標データT1〜T4を記録する。
可動部30aが第1位置S1にいるときは、撮像素子39a1上の対応画素座標情報として第1座標データD1、及び第1端点座標データT1が利用される(図8参照)。第1座標データD1を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線と、第1端点座標データT1を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線とで囲まれる矩形の領域は、可動部30aが第2〜4位置S2〜S4にある場合の撮像素子39a1上において重複して撮像される画素の領域を示す。第1端点座標データT1は、撮像素子39a1の撮像領域IFを構成する4つの頂点のうちの1つの頂点の座標データである。
可動部30aが第2位置S2にいるときは、撮像素子39a1上の対応画素座標情報として第2座標データD2、及び第2端点座標データT2が利用される(図9参照)。第2座標データD2を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線と、第2端点座標データT2を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線とで囲まれる矩形の領域は、可動部30aが第1、第3、第4位置S1、S3、S4にある場合の撮像素子39a1上において重複して撮像される画素の領域を示す。第2端点座標データT2は、撮像素子39a1の撮像領域IFを構成する4つの頂点のうちの1つの頂点の座標データである。
可動部30aが第3位置S3にいるときは、撮像素子39a1上の対応画素座標情報として第3座標データD3、及び第3端点座標データT3が利用される(図10参照)。第3座標データD3を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線と、第3端点座標データT3を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線とで囲まれる矩形の領域は、可動部30aが第1、第2、第4位置S1、S2、S4にある場合の撮像素子39a1上において重複して撮像される画素の領域を示す。第3端点座標データT3は、撮像素子39a1の撮像領域IFを構成する4つの頂点のうちの1つの頂点の座標データである。
可動部30aが第4位置S4にいるときは、撮像素子39a1上の対応画素座標情報として第4座標データD4、及び第4端点座標データT4が利用される(図11参照)。第4座標データD4を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線と、第4端点座標データT4を通り第1方向xに平行な線、及び第2方向yに平行な線とで囲まれる矩形の領域は、可動部30aが第1〜第3位置S1〜S3にある場合の撮像素子39a1上において重複して撮像される画素の領域を示す。第4端点座標データT4は、撮像素子39a1の撮像領域IFを構成する4つの頂点のうちの1つの頂点の座標データである。
CPU21は、この座標データに基づいて重複する撮像領域を把握し、画像信号の合成処理を行う。
広角画像信号PsWに基づく広角画像PicWは、表示部17の表示領域にスルー画像として表示される。広角画像信号PsWは、記憶装置18に記録されない。
第1〜第4位置S1〜S4への可動部30aの移動、その位置での撮像、広角画像信号PsWの合成、及び広角画像PicWの表示は、レリーズSW13aがオン状態にされるまで、一定間隔ごとに繰り返し行われる。これにより、一定間隔ごとに静止画像が切り替えられて連続的に表示され、観察者は連続的な静止画像に基づく動画像を観察することが可能になる。
なお、互いに重複した部分については、いずれかの画像信号で一時記憶されていれば十分である。従って、撮像素子39a1が、CMOSのように任意の画素に蓄積された電荷の部分読み出しが可能な撮像素子である場合は、撮像領域IFのうち合成に必要な部分で蓄積され電荷に基づく画像信号を、それぞれ第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4として一時記憶させてもよい。これにより、一時記憶に必要なCPU21の記憶容量を削減でき、処理速度向上にも貢献できる。この場合、第1〜第4画像Pic1〜Pic4が互いに隣接するように、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4は広角画像信号PsWに合成される。
具体例を挙げる。可動部30aが第1位置S1にある時の撮像領域IFのうち、可動部30aが第2〜第4位置S2〜S4にある時に重複して撮像される領域を除く第1撮像領域IF1で蓄積された電荷を読み出しさせる。読み出しされた電荷に基づく第1画像信号Ps1をCPU21に一時記憶させる。第1撮像領域IF1は、第1方向xの幅が第3長さL3、第2方向yの幅が第4長さL4の矩形である(図12参照)。
可動部30aが第2位置S2にある時の撮像領域IFのうち、可動部30aが第3、第4位置S3、S4にある時に重複して撮像される領域を除く第2撮像領域IF2で蓄積された電荷を読み出しさせる。読み出しされた電荷に基づく第2画像信号Ps2をCPU21に一時記憶させる。第2撮像領域IF2は、第1方向xの幅が第1長さL1、第2方向yの幅が第4長さL4の矩形である(図12参照)。
可動部30aが第3位置S3にある時の撮像領域IFのうち、可動部30aが第4位置S4にある時に重複して撮像される領域を除く第3撮像領域IF3で蓄積された電荷を読み出しさせる。読み出しされた電荷に基づく第3画像信号Ps3をCPU21に一時記憶させる。第3撮像領域IF3は、第1方向xの幅が第3長さL3、第2方向yの幅が第2長さL2の矩形である(図12参照)。
可動部30aが第4位置S4にある時の撮像領域IFと等しい第4撮像領域IF4で蓄積された電荷を読み出しさせる。読み出しされた電荷に基づく第4画像信号Ps4をCPU21に一時記憶させる。第4撮像領域IF4は、可動部30aが第4位置S4にあるときの撮像領域IFの総ての領域で、第1方向xの幅が第1長さL1、第2方向yの幅が第2長さL2の矩形である(図12参照)。
撮影レンズ67の光軸LXが撮像領域IFの中心近傍を通る位置関係にある時に、第1方向x、第2方向yともに撮像領域IFが移動範囲R1の中心に位置する(移動中心位置にある)ように可動部30aと固定部30bの位置関係を設定する。撮像素子39a1の撮像領域IFの中心とは、撮像素子39a1の撮像面を形成する矩形である撮像領域IFが有する2つの対角線の交点をいう。
特定位置は、可動部30aの移動範囲内で使用者の任意に指定された位置である。使用者が、メニューボタン91、第1〜第4矢印キー92〜95、決定キー96を操作して、表示部17上に現れた撮影枠F1を移動させて、広角画像PicWの範囲内で記憶装置18に記録する領域を選択する。撮影枠F1は、表示部17が広角スルー画像表示を行っており、且つ補正モードでない場合(IS=0)に、表示される。なお、撮影枠F1の初期位置は、撮像素子39a1が移動中心位置にあるときの撮像領域を示す位置にある。CPU21は、この初期位置からの任意移動量を把握しており、可動部30aの特定位置は、任意移動分だけ、前述の移動中心位置からずれた位置に設定される。従って、表示部17上の撮影枠F1と可動部30aが特定位置にあるときの撮像素子39a1による撮像領域とが常時一致した状態となっている。
可動部30aは、撮影レンズ67の方向からみて光軸方向に撮像部39a、プレート64a、可動基板49aが取り付けられる(図13、図14参照)。撮像部39aは、撮像素子39a1、ステージ39a2、押さえ部39a3、光学ローパスフィルタ39a4とを有し、ステージ39a2とプレート64aとで撮像素子39a1、押さえ部39a3、光学ローパスフィルタ39a4を挟み付勢する。第1〜第3水平移動用軸受け部51a〜53aは、ステージ39a2に取り付けられる。プレート64aは、撮像素子39a1が取り付けられることにより、撮像素子39a1が撮影レンズ67の光軸LXに垂直になるように位置決めを行う。またプレート64aが金属材料で出来ている場合には、撮像素子39a1と接触することによりさらに放熱効果も有する。
可動基板49aは、シート状でかつ渦巻き状のコイルパターンが形成された第1、第2コイル31a、32a、及びホール素子部44aとが取り付けられている。第1コイル31aのコイルパターンは、第1コイル31aの電流の方向と第1磁石411bの磁界の向きから生じる電磁力により第1コイル31aを含む可動部30aを第1方向xに移動させるべく、第2方向yと平行な線分を有する。第2コイル32aのコイルパターンは、第2コイル32aの電流の方向と第2磁石412bの磁界の向きから生じる電磁力により第2コイル32aを含む可動部30aを第2方向yに移動させるべく、第1方向xと平行な線分を有する。ホール素子部44aについては後述する。
第1、第2コイル31a、32aは、フレキシブル基板(不図示)を介してこれらを駆動するドライバ回路29と接続される。ドライバ回路29は、CPU21のPWM0、PWM1から第1、第2PWMデューティdx、dyのそれぞれが入力される。ドライバ回路29は、入力された第1、第2PWMデューティdx、dyの値に応じて第1、第2コイル31a、32aに電力を供給し、可動部30aを駆動する。
第1磁石411bは、第1コイル31a及び第1ホール素子hh10と対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。第2磁石412bは、第2コイル32a及び第2ホール素子hv10と対向するように固定部30bの可動部30a側に取り付けられる。
第1磁石411bは、第3方向zにおいて固定部30bのベース板65b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第1ヨーク431bの上であって、第1方向xにN極とS極が並べて取り付けられる。第1磁石411bの第2方向yの長さは、可動部30aが第2方向yに移動した際に第1コイル31a及び第1ホール素子hh10に及ぼす磁界が変化しない程度に第1コイル31aの第2方向yの第1有効長LE1に比べて長めに設定される。
第2磁石412bは、第3方向zにおいて固定部30bのベース板65b上で且つ可動部30a側に取り付けられた第2ヨーク432bの上であって、第2方向yにN極とS極が並べて取り付けられる。第2磁石412bの第1方向xの長さは、可動部30aが第1方向xに移動した際に第2コイル32a及び第2ホール素子hv10に及ぼす磁界が変化しない程度に第2コイル32aの第1方向xの第2有効長LE2に比べて長めに設定される。
第1ヨーク431bは、第2方向yから見てコの字型形状を有する多角柱の軟磁性体材料で構成され、第1磁石411b、第1コイル31a、及び第1ホール素子hh10を第3方向zで挟む形で、固定部30bのベース板65b上に取り付けられる。第1ヨーク431bにおける第1磁石411bと接触する側の部分は、第1磁石411bの磁界が周囲に漏れないようにする役目を果たす。第1ヨーク431bにおける第1磁石411b、第1コイル31a、及び可動基板49aと対向する側の部分は、第1磁石411bと第1コイル31a、及び第1磁石411bと第1ホール素子hh10との間の磁束密度を高める役目を果たす。
第2ヨーク432bは、第1方向xから見てコの字型形状を有する多角柱の軟磁性体材料で構成され、第2磁石412b、第2コイル32a、及び第2ホール素子hv10を第3方向zで挟む形で、固定部30bのベース板65b上に取り付けられる。第2ヨーク432bにおける第2磁石412bと接触する側の部分は、第2磁石412bの磁界が周囲に漏れないようにする役目を果たす。第2ヨーク432bにおける第2磁石412b、第2コイル32a、及び可動基板49aと対向する側の部分は、第2磁石412bと第2コイル32a、及び第2磁石412bと第2ホール素子hv10との間の磁束密度を高める役目を果たす。
ホール素子部44aは、ホール効果を利用した磁電変換素子であるホール素子を2つ有し、可動部30aの第1方向x、第2方向yの現在位置P(第1検出位置信号px、第2検出位置信号py)を検出する1軸ホール素子である。2つのホール素子のうち第1方向xの位置検出用のホール素子を第1ホール素子hh10、第2方向yの位置検出用のホール素子を第2ホール素子hv10とする。
第1ホール素子hh10は、第3方向zから見て可動部30aの可動基板49a上であって、固定部30bの第1磁石411bと対向する位置に取り付けられる。第2ホール素子hv10は、第3方向zから見て可動部30aの可動基板49a上であって、固定部30bの第2磁石412bと対向する位置に取り付けられる。
直線的な変化量を使って精度の高い位置検出が行える範囲を最大限活用して位置検出を行うため、第1ホール素子hh10の第1方向xの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、第1磁石411bのN極、S極と等距離近傍にあるのが望ましい。同様に、第2ホール素子hv10の第2方向yの位置は、光軸LXが撮像素子39a1の中心近傍を通る位置関係にある時に、第2磁石412bのN極、S極と等距離近傍にあるのが望ましい。
ベース板65bは、固定部30bにおいて第1、第2ヨーク431b、432bなどを取り付けるベースとなる板状部材で、撮像素子39a1の撮像面と平行に配置される。本実施形態では、ベース板65bは、第3方向zにおいて、可動基板49aよりも撮影レンズ67に近い側にあるが、可動基板49aの方が撮影レンズ67に近い側にあるような位置関係であってもよい。この場合、第1、第2コイル31a、32a、ホール素子部44aは可動基板49aの撮影レンズ67がある側と逆側に、第1、第2磁石411b、412bはベース板65bの撮影レンズ67がある側に配置される。
ホール素子信号処理回路45は、第1、第2ホール素子信号処理回路450、460を有する。第1ホール素子信号処理回路450は、第1ホール素子hh10の出力信号から第1ホール素子hh10における出力端子間の水平方向電位差を検出し、これから第1方向xの位置を特定する第1検出位置信号pxをCPU21のA/D2に出力する。第2ホール素子信号処理回路460は、第2ホール素子hv10の出力信号から、第2ホール素子hv10における出力端子間の鉛直方向電位差を検出し、これから第2方向yの位置を特定する第2検出位置信号pyをCPU21のA/D3に出力する。
次に、CPU21が実行し、一定時間(1ms)ごとに割り込み処理として他の動作と独立して行われる像ブレ補正について手順を図15のフローチャートで説明する。
ステップS11で、像ブレ補正の割り込み動作が始まると、ステップS12で、角速度検出部25から出力された第1、第2角速度vx、vyが、CPU21のA/D0、A/D1を介しA/D変換され入力される。ステップS13で、ホール素子部44aで位置検出され、ホール素子信号処理回路45で演算された第1、第2検出位置信号px、pyがCPU21のA/D2、A/D3を介しA/D変換され入力され、現在位置P(pdx、pdy)が求められる。
ステップS14で、IS=0か否かが判断される。IS=0すなわち補正モードでない場合は、ステップS15で、可動部30aの移動すべき位置S(sx、sy)が、特定位置に設定される。IS=1すなわち補正モードの場合は、ステップS16で、ステップS12で求めた第1、第2角速度vx、vyから可動部30aの移動すべき位置S(sx、sy)が演算され設定される。
ステップS17で、ステップS15またはステップS16で設定した位置S(sx、sy)と現在位置P(pdx、pdy)より可動部30aの移動に必要な駆動力Dすなわち第1、第2コイル31a、32aを駆動するのに必要な第1、第2PWMデューティdx、dyが演算される。ステップS18で第1、第2PWMデューティdx、dyによりドライバ回路29を介し第1、第2コイル31a、32aが駆動され可動部30aが移動せしめられる。ステップS17、S18の動作は、一般的な比例、積分、比例演算を行うPID自動制御で用いられる自動制御演算である。
次に、撮像装置1の撮影手順(CPU21の動作フロー)を図16のフローチャートで説明する。ステップS101で、Ponスイッチ11aがオン状態にされることにより撮像装置1の電源がオン状態にされると、ステップS102で、図15のフローチャートで説明した像ブレ補正が一定時間(1ms)ごとに割り込み処理として開始される。ステップS103以降の手順と独立して像ブレ補正は行われる。
ステップS103で、補正スイッチ14aがオン状態にされたか否かが判断される。オン状態にされている場合はステップS104で、パラメータISの値が1に設定される。オフ状態にされている場合は、ステップS105でパラメータISの値が0に設定される。
ステップS106で、AE部23のAEセンサ駆動により測光が行われ、絞り値や露光時間が演算される。ステップS107で、AF部24のAFセンサが駆動され測距が行われ、AF部24のレンズ制御回路駆動により合焦動作が行われる。
ステップS108で、広角表示SW15aがオン状態にされたか否かが判断される。ステップS108の判断で、広角表示SW15aがオン状態にされていない場合は、通常スルー画像表示が行われる。すなわち、ステップS109で、撮像素子39a1の電荷蓄積が行われる。ステップS110で、露光時間内の間蓄積された電荷が読み出しされる。ステップS111で、読み出しされた電荷に基づく電気信号が画像信号に変換される。画像信号に基づく画像が表示部17の表示領域に表示される。
ステップS108の判断で、広角表示SW15aがオン状態にされている場合は、広角スルー画像表示が行われる。すなわち、ステップS112で、図15のフローチャートで説明した1msごとの割り込み処理(像ブレ補正)が禁止される。ステップS113で、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4がCPU21に入力(4画像入力)され一時記憶される。ステップS114で、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4は、広角画像信号PsWに合成される。合成には、間引き処理又は圧縮処理も含まれる。ステップS115で、1msごとの割り込み処理(像ブレ補正)の禁止状態が解除され、再度、1msごとの割り込み処理(像ブレ補正)が開始される。
ステップS111で、広角画像信号PsWに基づく広角画像PicWが表示部17の表示領域に表示される。このとき、補正モードでない場合(IS=0)は、撮影枠F1が広角画像PicWの上に重ねて表示される。撮影枠F1は、あらかじめ特定位置に設定されている。像ブレ補正SW14aがオン状態にある場合は、撮影枠F1は表示されない。
ステップS116で、使用者の指示によりレリーズSW13aがオン状態にされたか否かが判断される。オン状態にされていない場合は、ステップS103に戻される。オン状態にされた場合は、ステップS1161で、可動部30aの位置Sが特定位置に移動され、撮像素子39a1における撮像領域IFが撮影枠F1にて表示されている撮像領域に一致した状態にされる。ステップS117で、撮像素子39a1の電荷蓄積が行われる。ステップS118で、露光時間内の間、撮像素子39a1に蓄積された電荷が読み出しされる。ステップS119で、読み出しされた電荷に基づく電気信号が画像信号に変換される。画像信号は、撮像装置1内の記憶装置18に記録される。ステップS120で、撮影結果画像表示が行われる。すなわち、画像信号に基づく画像は、撮影結果画像として表示部17の表示領域に表示される。このとき、広角表示SW15aがオン状態にあるか否か、像ブレ補正SW14aがオン状態にあるか否かにかかわらず、広角画像PicWの表示は行われない。その後ステップS103に戻る。
次に、図16でのフローチャートにおけるステップS113の4画像入力の手順を図17のフローチャートで説明する。ステップS151で、4画像入力処理が開始されると、ステップS152で、可動部30aが第1位置S1に移動される。ステップS153で、撮像素子39a1の電荷蓄積が行われる。ステップS154で、露光時間内の間撮像素子39a1に蓄積された電荷が読み出しされる。ステップS155で、読み出しされた電荷に基づく電気信号が第1画像信号Ps1に変換されてCPU21に一時記憶される。
ステップS156で、可動部30aが第2位置S2に移動される。ステップS157で、撮像素子39a1の電荷蓄積が行われる。ステップS158で、露光時間内の間撮像素子39a1に蓄積された電荷が読み出しされる。ステップS159で、読み出しされた電荷に基づく電気信号が第2画像信号Ps2に変換されてCPU21に一時記憶される。
ステップS160で、可動部30aが第3位置S3に移動される。ステップS161で、撮像素子39a1の電荷蓄積が行われる。ステップS162で、露光時間内の間撮像素子39a1に蓄積された電荷が読み出しされる。ステップS163で、読み出しされた電荷に基づく電気信号が第3画像信号Ps3に変換されてCPU21に一時記憶される。
ステップS164で、可動部30aが第4位置S4に移動される。ステップS165で、撮像素子39a1の電荷蓄積が行われる。ステップS166で、露光時間内の間撮像素子39a1に蓄積された電荷が読み出しされる。ステップS167で、読み出しされた電荷に基づく電気信号が第4画像信号Ps4に変換されてCPU21に一時記憶され、ステップS168で、4画像入力処理が終了される。その後、図16のフローチャートのステップS114に進められる。
広角画像信号PsWに基づく広角画像PicWは、第1〜第4画像信号Ps1〜Ps4それぞれに基づく第1〜第4画像Pic1〜Pic4に比べて広い撮像範囲を有する。従って、本実施形態では、広角スルー画像表示を行う際、撮影レンズの焦点距離よりも広角の画像を得ることが可能になる。さらに、像ブレ補正動作を行わない場合には、表示部17上には、広角画像に基づくスルー画像に加えて、撮影枠F1が表示される(図18参照)。
従って、撮影枠F1の周囲の状況を表示部17で確認することができる。撮像枠F1の外側から撮像枠F1の内側に向かって動く被写体Aを、撮影枠F1の内側に入る前に、広角画像の内側に入る状態を確認することができる、撮影機会を逃すことなく動きのある被写体Aを撮影することが可能になる。
さらに、特定位置を任意に設定することにより、動きの早い被写体Aについて撮影機会を逃すことなく撮影することが可能になる。具体的には、撮影枠F1の外側の一定方向から撮影枠F1の内側に入ってくる被写体Aに対して、一定方向と逆方向に撮影枠F1を移動させる(図19参照)。これにより、被写体Aが広角画像内に入ってきた時間と、被写体Aが撮影枠F1に入ってきた時間との時間差を大きくすることができる。これにより、撮影機会を待ち伏せする時間を長く確保できる。
被写体Aが撮影枠F1の外側のどの方向から撮影枠F1の内側に入ってくるか不明の場合は、特定位置を撮像素子39a1の移動中心位置に設定する。
また、広角画像信号PsWを得るための装置は、像ブレ補正に使用する部材を利用している。従って、像ブレ補正装置を有する撮像装置であれば、部品点数を増やすことなく、本発明を実施することが可能になる。
なお、第1位置S1を、可動部30aが第1端点p1に接する時の位置であるとして説明した。この場合、第1端点p1に当たる程度の駆動力で可動部30aを移動させることで、可動部30aは第1位置S1に到達させることできる。この駆動力は各部材の特性及び重力の影響を考慮した値をあらかじめ求めておくことが可能である。従って、像ブレ補正の動作中、可動部30aを第1位置S1まで移動させるための駆動力を演算する手順を省略することが可能になる。また、PID制御では必要とされる位置検出の手順を省略することが可能になる。第2〜第4位置S2〜S4についても同様である。
また、本実施形態では、4つの第1〜第4位置S1〜S4に可動部30aを移動させて広角画像PicWを得る形態を説明したが、可動部30aを移動させる位置は、2以上であればこれらの位置で得られた画像を合成することにより広角画像PicWを得ることが可能である。
また、本実施形態では、第1方向x、第2方向yそれぞれにおいて、位置検出用の磁石と、駆動用の磁石を共用させた構成を説明したが別体であってもよい。
さらに、位置検出用のホール素子部44aを可動部30aに、位置検出用の磁石(第1、第2磁石411b、412b)を固定部30bに配置する構成を説明したが、可動部30a、固定部30bの構成を逆、すなわち、可動部30aが位置検出用の磁石を、固定部30bがホール素子部を有する形態でもよい。
また、磁界を発生させる装置としての磁石はいずれも、常に磁界を発生させる磁石であっても、必要に応じて磁界を発生させる電磁石であってもよい。
可動部30aの駆動手段は、コイルと磁石による電磁誘導によるものに限られないし、可動部30aの位置検出手段は、ホール素子によるものに限られない。具体的には、磁界の変化を検出することにより可動部の位置検出情報を求めることが可能なMIセンサ(高周波キャリア型磁界センサ)、または磁気共鳴型磁界検出素子、MR素子(磁気抵抗効果素子)であり、ホール素子を利用した本実施形態と同様の効果が得られる。
本実施形態における撮像装置の外観を示す背面からみた斜視図である。 撮像装置の正面図である。 撮像装置の回路構成図である。 可動部が第1位置にあるときの、固定部との位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第2位置にあるときの、固定部との位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第3位置にあるときの、固定部との位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第4位置にあるときの、固定部との位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第1位置にあるときの、撮像領域の位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第2位置にあるときの、撮像領域の位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第3位置にあるときの、撮像領域の位置関係を簡略に示す構成図である。 可動部が第4位置にあるときの、撮像領域の位置関係を簡略に示す構成図である。 第1〜第4撮像領域の位置関係を簡略に示す構成図である。 像ブレ補正及び広角撮像部の構成図である。 図13のA−A線における断面の構成図である。 一定時間ごとに割り込み処理として行われる像ブレ補正のフローチャートである。 撮影の手順を示すフローチャートである。 4画像入力処理の手順を示すフローチャートである。 表示部に映し出される広角スルー画像と撮影枠を示す図である。 図18に対して撮影枠を中心から移動させた図である。
符号の説明
1 撮像装置
11 Ponボタン
12a 測光スイッチ
13 レリーズボタン
13a レリーズSW
14 像ブレ補正ボタン
14a 像ブレ補正スイッチ
15 広角表示ボタン
15a 広角表示SW
17 表示部
21 CPU
22 撮像ブロック
23 AE部
24 AF部
25 角速度検出部
26、27 第1、第2角速度センサ
28 アンプ・ハイパスフィルタ回路
29 ドライバ回路
30 像ブレ補正及び広角撮像部
30a 可動部
30b 固定部
31a、32a 第1、第2コイル
39a 撮像部
39a1 撮像素子
39a2 ステージ
39a3 押さえ部
39a4 光学ローパスフィルタ
411b、412b 第1、第2磁石
431b、432b 第1、第2ヨーク
44a ホール素子部
45 ホール素子信号処理回路
49a 可動基板
50a 移動用シャフト
51a〜53a 第1〜第3水平移動用軸受け部
54b〜57b 第1〜第4鉛直移動用軸受け部
64a プレート
65b ベース板
67 撮影レンズ
dx、dy 第1、第2PWMデューティ
F1 撮影枠
hh10 第1ホール素子
hv10 第2ホール素子
IF 撮像領域
IF1〜IF4 第1〜第4撮像領域
L1〜L4 第1〜第4長さ
LE1、LE2 第1、第2有効長
LX 撮影レンズの光軸
p1〜p4 第1〜第4端点
px、py 第1、第2検出位置信号
R1 撮像領域の移動範囲
R2 イメージサークルの範囲
S1〜S4 第1〜第4位置
vx、vy 第1、第2角速度
w1、w2 第1、第2幅

Claims (10)

  1. 撮像素子を有し、撮影レンズの光軸に直交する第1方向に直線的に移動可能な可動部と、
    前記可動部を、前記第1方向に移動自在に支持する固定部と、
    前記可動部を、移動範囲内の2以上の位置に移動させ、前記2以上の位置それぞれで撮像して得られた前記2以上の画像信号を合成し広角画像信号を得る制御部と、
    前記広角画像信号に基づく広角画像をスルー画像として表示する表示部と
    レリーズボタン全押し後の本撮影のために、前記制御部が前記可動部を移動範囲内の特定位置に移動させた時に、前記特定位置で撮像されて得られた特定画像信号を記録する記憶装置とを備え、
    前記表示部は、前記広角画像のスルー画像表示の上に、前記本撮影の時に撮像される領域を前記広角画像に対して相対的に示す撮影枠を表示することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記可動部は、前記第1方向に加えて、前記光軸と前記第1方向に直交する第2方向に直線的に移動可能であり、
    前記固定部は、前記第1方向に加えて、前記第2方向に移動自在に前記可動部を支持し、
    前記広角画像信号を得るための可動部の移動位置は4以上であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記4以上の広角画像信号を得るための可動部の移動位置は、前記可動部の移動範囲の前記第1方向の一方且つ前記第2方向の一方の端点である第1端点に前記可動部が接触する第1位置と、
    前記可動部の移動範囲の前記第1方向の他方且つ前記第2方向の一方の端点である第2端点に前記可動部が接触する第2位置と、
    前記可動部の移動範囲の前記第1方向の他方且つ前記第2方向の他方の端点である第3端点に前記可動部が接触する第3位置と、
    前記可動部の移動範囲の前記第1方向の一方且つ前記第2方向の他方の端点である第4端点に前記可動部が接触する第4位置を有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記可動部の前記第1〜第4位置への移動順序は、前記光軸方向から見て、時計回り又は反時計回りになるように設定されることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御部は、前記可動部を移動範囲内の特定位置に移動させ、
    前記特定位置で撮像されて得られた特定画像信号を記録する記憶装置を備えることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記特定位置は、前記可動部及び前記撮像素子の撮像領域の移動中心位置と一致することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 前記特定位置を、使用者の操作により可動部の移動範囲内で任意に設定する操作部をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 前記可動部、固定部のいずれか一方は、前記可動部の前記第1方向の移動に使用される第1コイルと、前記第2方向の移動に使用される第2コイルとを有し、
    前記可動部、固定部のいずれか他方は、前記可動部の前記第1方向の移動に使用される第1磁石と、前記第2方向の移動に使用される第2磁石とを有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  9. 前記撮像素子は、部分読み出しが可能であり、
    前記制御部は、前記撮像素子を前記2以上の位置に移動させた時に重複して撮像される重複領域がある場合は、前記2以上の位置のいずれかに前記可動部を移動させた時の撮像で得られた画像信号と、前記可動部のその他の位置に移動させた時の撮像で前記重複領域を除く撮像領域で得られた画像信号とを合成し前記広角画像信号を得ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像素子の撮像領域の移動範囲は、イメージサークルの範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
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