JPH11345317A - 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体

Info

Publication number
JPH11345317A
JPH11345317A JP10151670A JP15167098A JPH11345317A JP H11345317 A JPH11345317 A JP H11345317A JP 10151670 A JP10151670 A JP 10151670A JP 15167098 A JP15167098 A JP 15167098A JP H11345317 A JPH11345317 A JP H11345317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
images
image
lens unit
unit
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10151670A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Yamagishi
洋一 山岸
Migaku Yamagami
琢 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10151670A priority Critical patent/JPH11345317A/ja
Priority to US09/265,070 priority patent/US7136096B1/en
Priority to DE69941938T priority patent/DE69941938D1/de
Priority to EP99104778A priority patent/EP0942598B1/en
Publication of JPH11345317A publication Critical patent/JPH11345317A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】パノラマ撮影時に問題の発生しない画像処理装
置を提供する。 【解決手段】撮像した複数枚の静止画像及び/又は動画
像を記憶装置に記憶する機能を有する画像処理装置であ
って、着脱自在なレンズユニット300と、レンズユニ
ット300により結像された被写体像を撮像する撮像素
子14と、撮像素子14により撮像された複数の画像を
関連付けて記憶する記憶装置24と、レンズユニット3
00の着脱状態を検知する検知装置124と、外部に所
定の情報を表示する表示装置54と、記憶装置24に関
連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像
を撮像して記憶した後に、検知装置124がレンズユニ
ット300が外れたことを検知した場合に、表示装置5
4により警告情報を表示する様に制御する制御装置50
とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画像や動画像
を撮像、記録、再生する画像処理装置及びその制御方法
及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、固体メモリ素子を有するメモ
リカードを記録媒体として、静止画像や動画像を記録再
生する電子カメラ等の画像処理装置が既に市販されてお
り、カラー液晶パネル等の電子ファインダーを備える電
子カメラも販売されている。
【0003】これらの電子カメラによれば、撮影前の画
像を連続して表示して電子カメラの使用者が構図を決定
することや、撮影した画像を再生表示して確認すること
が可能である。
【0004】特に、複数枚撮影した画像を組み合わせて
パノラマ画像を作成する機能は利便性が高く、電子カメ
ラの使用者にとって有益な機能となっている。
【0005】特に、レンズ交換が可能な電子カメラにお
いては、撮影目的に合わせてレンズを選択し、選択した
レンズに応じて電子カメラの使用者がパノラマ画像の構
図を決定して撮影することが可能となり、電子カメラの
使用者にとって有益な機能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電子
カメラ等の画像処理装置においては、パノラマ画像の撮
影中に、電子カメラ等の画像処理装置の使用者が撮影レ
ンズを焦点距離の異なる別のレンズに取り替えることが
あった。この場合、複数枚撮影した画像を組み合わせて
パノラマ画像を作成する際に、元のレンズと交換したレ
ンズとの焦点距離の違いを補正するために余分な補正演
算を行う必要があり、画質が著しく低下することが多く
問題であった。
【0007】また、撮影レンズを焦点距離の異なる別の
レンズに取り替えたために、それぞれ撮影した画像の構
図が個々に著しく異なる場合、合成したパノラマ画像の
外形が撮影した画像毎に大きく異なって段付きとなって
しまうという問題があった。
【0008】そして、パノラマ撮影に限らず、外した撮
影レンズを再び取り付けた場合に、撮影レンズに応じた
以前の設定状態を再設定する必要があり、不便であっ
た。
【0009】従って、本発明は上述した課題に鑑みてな
されたものであり、その目的は、レンズ交換が可能であ
っても、パノラマ撮影時に問題の発生しない画像処理装
置及びその制御方法及び記憶媒体を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、本発明に係わる画像処理装置
は、撮像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶
手段に記憶する機能を有する画像処理装置であって、着
脱自在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結
像された被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段に
より撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手
段と、前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手
段と、外部に所定の情報を表示する表示手段と、前記記
憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の
最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手段が前
記レンズユニットが外れたことを検知した場合に、前記
表示手段により警告情報を表示する様に制御する制御手
段と、を具備することを特徴としている。
【0011】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0012】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0013】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像され
た被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮
像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段と、
前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
に、新たな関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始
する様に制御する制御手段と、を具備することを特徴と
している。
【0014】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0015】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0016】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像され
た被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮
像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段と、
外部に所定の情報を表示する表示手段と、前記記憶手段
に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の
画像を撮像して記憶した後に、前記検知手段が前記レン
ズユニットが外れたことを検知した場合に、前記表示手
段により警告情報を表示した後に、新たな関連付けられ
た複数の画像の撮像動作を開始する様に制御する制御手
段と、を具備することを特徴としている。
【0017】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0018】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0019】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像され
た被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮
像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、前記
記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内
の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手段か
ら前記レンズユニットを取り外す指示が出された場合
に、前記レンズユニットの取り外しを禁止する様に制御
する制御手段と、を具備することを特徴としている。
【0020】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0021】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0022】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像され
た被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮
像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、外部
に所定の情報を表示する表示手段と、前記記憶手段に関
連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像
を撮像して記憶した後に、前記指示手段から前記レンズ
ユニットを取り外す指示が出された場合に、前記表示手
段により警告情報を表示すると共に前記レンズユニット
の取り外しを禁止する様に制御する制御手段と、を具備
することを特徴としている。
【0023】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0024】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0025】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像され
た被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮
像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、前記
記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内
の最初の画像を撮像して記憶する前に、前記指示手段か
ら前記レンズユニットを取り外す指示が出された場合
に、前記レンズユニットの取り外しを許可し、前記記憶
手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最
初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手段から前
記レンズユニットを取り外す指示が出された場合に、前
記レンズユニットの取り外しを禁止する様に制御する制
御手段と、を具備することを特徴としている。
【0026】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0027】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0028】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
で、且つ不揮発性記憶手段を有するレンズユニットと、
該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を
関連付けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの
着脱を指示する指示手段と、前記指示手段から前記レン
ズユニットを取り外す指示が出された場合に、前記レン
ズユニットの動作状態に関する情報を前記不揮発性記憶
手段に記憶した後にレンズの取り外しを許可し、前記レ
ンズユニットが再び装着された場合に、前記不揮発性記
憶手段に記憶した前記レンズユニットの使用状態に関す
る情報を読み出し、該読み出した情報に応じて画像処理
装置の動作状態を再設定する様に制御する制御手段と、
を具備することを特徴としている。
【0029】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記動作状態は、画像処理装置の撮像モードであ
ることを特徴としている。
【0030】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記動作状態は、焦点距離を変更可能なレンズユ
ニットの焦点距離設定値であることを特徴としている。
【0031】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0032】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0033】また、本発明に係わる画像処理装置は、撮
像した複数枚の静止画像及び/又は動画像を記憶手段に
記憶する機能を有する画像処理装置であって、着脱自在
で、且つ不揮発性記憶手段を有するレンズユニットと、
該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を
関連付けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの
着脱を指示する指示手段と、前記指示手段から前記レン
ズユニットを取り外す指示が出された場合に、前記レン
ズユニットの動作状態に関する情報及び使用者情報を前
記不揮発性記憶手段に記憶した後にレンズの取り外しを
許可し、前記レンズユニットが再び装着された場合に、
前記不揮発性記憶手段に記憶した前記レンズユニットの
使用状態に関する情報及び使用者情報を読み出し、該読
み出した情報に応じて画像処理装置の動作状態を使用者
毎に再設定する様に制御する制御手段と、を具備するこ
とを特徴としている。
【0034】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記動作状態は、画像処理装置の撮像モードであ
ることを特徴としている。
【0035】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記動作状態は、焦点距離を変更可能なレンズユ
ニットの焦点距離設定値であることを特徴としている。
【0036】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像か
らパノラマ画像を合成することであることを特徴として
いる。
【0037】また、この発明に係わる画像処理装置にお
いて、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した
画像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画
素ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画
像を合成することであることを特徴としている。
【0038】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在なレンズユニットと、該レンズユニッ
トにより結像された被写体像を撮像する撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状態を検知
する検知手段と、外部に所定の情報を表示する表示手段
とを備える画像処理装置を制御するための画像処理装置
の制御方法であって、前記記憶手段に関連付けて記憶し
ようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶
した後に、前記検知手段が前記レンズユニットが外れた
ことを検知した場合に、前記表示手段により警告情報を
表示することを特徴としている。
【0039】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0040】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0041】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在なレンズユニットと、該レンズユニッ
トにより結像された被写体像を撮像する撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状態を検知
する検知手段とを備える画像処理装置を制御するための
画像処理装置の制御方法であって、前記記憶手段に関連
付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を
撮像して記憶した後に、前記検知手段が前記レンズユニ
ットが外れたことを検知した場合に、新たな関連付けら
れた複数の画像の撮像動作を開始することを特徴として
いる。
【0042】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0043】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0044】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在なレンズユニットと、該レンズユニッ
トにより結像された被写体像を撮像する撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状態を検知
する検知手段と、外部に所定の情報を表示する表示手段
とを備える画像処理装置を制御するための画像処理装置
の制御方法であって、前記記憶手段に関連付けて記憶し
ようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶
した後に、前記検知手段が前記レンズユニットが外れた
ことを検知した場合に、前記表示手段により警告情報を
表示した後に、新たな関連付けられた複数の画像の撮像
動作を開始することを特徴としている。
【0045】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0046】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0047】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在なレンズユニットと、該レンズユニッ
トにより結像された被写体像を撮像する撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を指示する
指示手段とを備える画像処理装置を制御するための画像
処理装置の制御方法であって、前記記憶手段に関連付け
て記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像
して記憶した後に、前記指示手段から前記レンズユニッ
トを取り外す指示が出された場合に、前記レンズユニッ
トの取り外しを禁止することを特徴としている。
【0048】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0049】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0050】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在なレンズユニットと、該レンズユニッ
トにより結像された被写体像を撮像する撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を指示する
指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示手段とを
備える画像処理装置を制御するための画像処理装置の制
御方法であって、前記記憶手段に関連付けて記憶しよう
とする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記憶した
後に、前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す
指示が出された場合に、前記表示手段により警告情報を
表示すると共に前記レンズユニットの取り外しを禁止す
ることを特徴としている。
【0051】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0052】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0053】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在なレンズユニットと、該レンズユニッ
トにより結像された被写体像を撮像する撮像手段と、該
撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記憶
する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を指示する
指示手段とを備える画像処理装置を制御するための画像
処理装置の制御方法であって、前記記憶手段に関連付け
て記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像
して記憶する前に、前記指示手段から前記レンズユニッ
トを取り外す指示が出された場合に、前記レンズユニッ
トの取り外しを許可し、前記記憶手段に関連付けて記憶
しようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像して記
憶した後に、前記指示手段から前記レンズユニットを取
り外す指示が出された場合に、前記レンズユニットの取
り外しを禁止することを特徴としている。
【0054】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0055】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0056】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を有するレ
ンズユニットと、該レンズユニットにより結像された被
写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像さ
れた複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記
レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを備える画
像処理装置を制御するための画像処理装置の制御方法で
あって、前記指示手段から前記レンズユニットを取り外
す指示が出された場合に、前記レンズユニットの動作状
態に関する情報を前記不揮発性記憶手段に記憶した後に
レンズの取り外しを許可し、前記レンズユニットが再び
装着された場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶した前
記レンズユニットの使用状態に関する情報を読み出し、
該読み出した情報に応じて画像処理装置の動作状態を再
設定することを特徴としている。
【0057】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記動作状態は、画像処理装置の撮像
モードであることを特徴としている。
【0058】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記動作状態は、焦点距離を変更可能
なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
している。
【0059】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0060】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0061】また、本発明に係わる画像処理装置の制御
方法は、着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を有するレ
ンズユニットと、該レンズユニットにより結像された被
写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により撮像さ
れた複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記
レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを備える画
像処理装置を制御するための画像処理装置の制御方法で
あって、前記指示手段から前記レンズユニットを取り外
す指示が出された場合に、前記レンズユニットの動作状
態に関する情報及び使用者情報を前記不揮発性記憶手段
に記憶した後にレンズの取り外しを許可し、前記レンズ
ユニットが再び装着された場合に、前記不揮発性記憶手
段に記憶した前記レンズユニットの使用状態に関する情
報及び使用者情報を読み出し、該読み出した情報に応じ
て画像処理装置の動作状態を使用者毎に再設定すること
を特徴としている。
【0062】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記動作状態は、画像処理装置の撮像
モードであることを特徴としている。
【0063】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記動作状態は、焦点距離を変更可能
なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
している。
【0064】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像を関連付けるとは、複
数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
特徴としている。
【0065】また、この発明に係わる画像処理装置の制
御方法において、前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
解像度の画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0066】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像さ
れた被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により
撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段
と、外部に所定の情報を表示する表示手段とを備える画
像処理装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒
体であって、該制御プログラムが、前記記憶手段に関連
付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を
撮像して記憶した後に、前記検知手段が前記レンズユニ
ットが外れたことを検知した場合に、前記表示手段によ
り警告情報を表示する工程のコードを具備することを特
徴としている。
【0067】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0068】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0069】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像さ
れた被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により
撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段
とを備える画像処理装置を制御する制御プログラムを格
納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記記
憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の
最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手段が前
記レンズユニットが外れたことを検知した場合に、新た
な関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始する工程
のコードを具備することを特徴としている。
【0070】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0071】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0072】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像さ
れた被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により
撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段
と、外部に所定の情報を表示する表示手段とを備える画
像処理装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒
体であって、該制御プログラムが、前記記憶手段に関連
付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を
撮像して記憶した後に、前記検知手段が前記レンズユニ
ットが外れたことを検知した場合に、前記表示手段によ
り警告情報を表示した後に、新たな関連付けられた複数
の画像の撮像動作を開始する工程のコードを具備するこ
とを特徴としている。
【0073】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0074】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0075】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像さ
れた被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により
撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを
備える画像処理装置を制御する制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記記憶手
段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初
の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手段から前記
レンズユニットを取り外す指示が出された場合に、前記
レンズユニットの取り外しを禁止する工程のコードを具
備することを特徴としている。
【0076】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0077】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0078】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像さ
れた被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により
撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、
外部に所定の情報を表示する表示手段とを備える画像処
理装置を制御する制御プログラムを格納した記憶媒体で
あって、該制御プログラムが、前記記憶手段に関連付け
て記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像を撮像
して記憶した後に、前記指示手段から前記レンズユニッ
トを取り外す指示が出された場合に、前記表示手段によ
り警告情報を表示すると共に前記レンズユニットの取り
外しを禁止する工程のコードを具備することを特徴とし
ている。
【0079】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0080】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0081】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在なレンズユニットと、該レンズユニットにより結像さ
れた被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段により
撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを
備える画像処理装置を制御する制御プログラムを格納し
た記憶媒体であって、該制御プログラムが、前記記憶手
段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初
の画像を撮像して記憶する前に、前記指示手段から前記
レンズユニットを取り外す指示が出された場合に、前記
レンズユニットの取り外しを許可し、前記記憶手段に関
連付けて記憶しようとする複数の画像の内の最初の画像
を撮像して記憶した後に、前記指示手段から前記レンズ
ユニットを取り外す指示が出された場合に、前記レンズ
ユニットの取り外しを禁止する工程のコードを具備する
ことを特徴としている。
【0082】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0083】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0084】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在で、且つ不揮発性記憶手段を有するレンズユニット
と、該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像
する撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数の画
像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニッ
トの着脱を指示する指示手段とを備える画像処理装置を
制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、
該制御プログラムが、前記指示手段から前記レンズユニ
ットを取り外す指示が出された場合に、前記レンズユニ
ットの動作状態に関する情報を前記不揮発性記憶手段に
記憶した後にレンズの取り外しを許可し、前記レンズユ
ニットが再び装着された場合に、前記不揮発性記憶手段
に記憶した前記レンズユニットの使用状態に関する情報
を読み出し、該読み出した情報に応じて画像処理装置の
動作状態を再設定する工程のコードを具備することを特
徴としている。
【0085】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記動作状態は、画像処理装置の撮像モードである
ことを特徴としている。
【0086】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記動作状態は、焦点距離を変更可能なレンズユニ
ットの焦点距離設定値であることを特徴としている。
【0087】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0088】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0089】また、本発明に係わる記憶媒体は、着脱自
在で、且つ不揮発性記憶手段を有するレンズユニット
と、該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像
する撮像手段と、該撮像手段により撮像された複数の画
像を関連付けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニッ
トの着脱を指示する指示手段とを備える画像処理装置を
制御する制御プログラムを格納した記憶媒体であって、
該制御プログラムが、前記指示手段から前記レンズユニ
ットを取り外す指示が出された場合に、前記レンズユニ
ットの動作状態に関する情報及び使用者情報を前記不揮
発性記憶手段に記憶した後にレンズの取り外しを許可
し、前記レンズユニットが再び装着された場合に、前記
不揮発性記憶手段に記憶した前記レンズユニットの使用
状態に関する情報及び使用者情報を読み出し、該読み出
した情報に応じて画像処理装置の動作状態を使用者毎に
再設定する工程のコードを具備することを特徴としてい
る。
【0090】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記動作状態は、画像処理装置の撮像モードである
ことを特徴としている。
【0091】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記動作状態は、焦点距離を変更可能なレンズユニ
ットの焦点距離設定値であることを特徴としている。
【0092】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像を関連付けるとは、複数の画像から
パノラマ画像を合成することであることを特徴としてい
る。
【0093】また、この発明に係わる記憶媒体におい
て、前記複数の画像は、画素ずらしを行って撮像した画
像であり、前記複数の画像を関連付けるとは、前記画素
ずらしを行って撮像した複数の画像から高解像度の画像
を合成することであることを特徴としている。
【0094】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0095】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態に係わる画像処理装置の構成を示す図であ
る。
【0096】図1において、100は画像処理装置であ
る。14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16
は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に
変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、
A/D変換器16、 D/A変換器26にクロック信号
や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモ
リ制御回路22及びシステム制御回路50により制御さ
れる。20は画像処理回路であり、 A/D変換器16
からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに
対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
【0097】また、画像処理回路20においては、撮像
した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られ
た演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御
手段340、測距制御手段342に対して制御を行う、
TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォ
ーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理を行っている。
【0098】さらに、画像処理回路20においては、撮
像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得ら
れた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホ
ワイトバランス)処理も行っている。22はメモリ制御
回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路1
8、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変
換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御す
る。
【0099】A/D変換器16のデータが画像処理回路
20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換
器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画
像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
【0100】24は画像表示メモリ、26はD/A変換
器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であ
り、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像デ
ータはD/A変換器26を介して画像表示部28により
表示される。
【0101】画像表示部28を用いて撮像した画像デー
タを逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現する
ことが可能である。
【0102】また、画像表示部28は、システム制御回
路50の指示により任意に表示をON/OFFすること
が可能であり、表示をOFFにした場合には画像処理装
置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
【0103】30は撮影した静止画像や動画像を格納す
るためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間
の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。こ
れにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮
影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き
込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。ま
た、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域とし
ても使用することが可能である。
【0104】32は適応離散コサイン変換(ADCT)
等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であ
り、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理
或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ3
0に書き込む。
【0105】48はフラッシュであり、AF補助光の投
光機能、フラッシュ調光機能も有する。
【0106】露光制御手段340、測距制御手段342
はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像デ
ータを画像処理回路20によって演算した演算結果に基
づき、システム制御回路50が露光制御手段340、測
距制御手段342に対して制御を行う。
【0107】50は画像処理装置100全体を制御する
システム制御回路、52はシステム制御回路50の動作
用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリであ
る。
【0108】54はシステム制御回路50でのプログラ
ムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状
態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー
等の表示部であり、画像処理装置100の操作部近辺の
視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えば
LCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成さ
れている。
【0109】また、表示部54は、その一部の機能が光
学ファインダー104内に設置されている。
【0110】表示部54の表示内容のうち、LCD等に
表示するものとしては、例えば、シングルショット/連
写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画
素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッ
タースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッ
シュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定
表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表
示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び
210の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状
態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部
コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
【0111】また、表示部54の表示内容のうち、光学
ファインダー104内に表示するものとしては、例え
ば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フ
ラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタ
ースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体
書き込み動作表示、等がある。
【0112】さらに、表示部54の表示内容のうち、L
ED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮
影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表
示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表
示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、
等がある。
【0113】そして、表示部54の表示内容のうち、ラ
ンプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマ
ー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ラン
プは、AF補助光と共用して用いても良い。
【0114】56は電気的に消去・記録可能な不揮発性
メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
【0115】60,62,64,66,68,70,7
2,74及び76は、システム制御回路50の各種の動
作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダ
イアル、タッチパネル、視線検知によるポインティン
グ、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構
成される。
【0116】ここで、これらの操作手段の具体的な説明
を行う。
【0117】60はモードダイアルスイッチで、電源オ
フ、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モー
ド、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接
続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出
来る。
【0118】62はシャッタースイッチSW1で、不図
示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF
(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、A
WB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシ
ュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
【0119】64はシャッタースイッチSW2で、不図
示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素
子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ
制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込
む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22で
の演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを
読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体
200或いは210に画像データを書き込む記録処理と
いう一連の処理の動作開始を指示する。
【0120】66は選択/切り替えスイッチで、パノラ
マモード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能の
選択及び切り替えを設定することが出来る。
【0121】68は決定/実行スイッチで、パノラマモ
ード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能の決定
及び実行を設定することが出来る。
【0122】70は各種ボタンやタッチパネル等からな
る操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボ
タン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定
ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メ
ニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイ
ナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生
画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出
補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示部28の
ON/OFFを設定する画像表示ON/OFFボタン、
撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28で自動
再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビ
ューON/OFFボタン等がある。
【0123】72は圧縮モードスイッチで、JPEG圧
縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそ
のままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRA
Wモードを選択するためのスイッチである。
【0124】JPEG圧縮のモードは、例えばノーマル
モードとファインモードが用意されている。
【0125】JPEG圧縮のモードに於いては、撮像素
子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回
路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32
により設定した圧縮率に圧縮を行った後、記録媒体20
0或いは210に記録を行う。
【0126】CCDRAWモードでは、撮像素子14の
色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画
像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像デー
タを読み出し、記録媒体200或いは210に記録を行
う。
【0127】74及び76はズームスイッチで、レンズ
ユニット300のズーム制御手段344を介して撮影レ
ンズ310のズーム操作を行うスイッチである。ここ
で、74は広角方向にズーミングを行うズームスイッチ
WIDE、76は望遠方向にズーミングを行うズームス
イッチTELEである。74及び76は一体となった構
成のスイッチとしても良い。
【0128】80は電源制御手段で、電池検出回路、D
C−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるス
イッチ回路等により構成されており、電池の装着の有
無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及び
システム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコン
バータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を
含む各部へ供給する。
【0129】82はコネクタ、84はコネクタ、86は
アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電
池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプ
ター等からなる電源手段である。
【0130】90及び94はメモリカードやハードディ
スク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96は
メモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行
うコネクタ、98はコネクタ92及び或いは96に記録
媒体200或いは210が装着されているか否かを検知
する記録媒体着脱検知手段である。
【0131】なお、本実施形態では記録媒体を取り付け
るインターフェース及びコネクタを2系統持つものとし
て説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるイン
ターフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれ
の系統数を備える構成としても構わない。また、異なる
規格のインターフェース及びコネクタを組み合わせて備
える構成としても構わない。
【0132】インターフェース及びコネクタとしては、
PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ)カ
ード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わな
い。
【0133】さらに、インタフェース90及び94、そ
してコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF
(コンパクトフラッシュ)カード等の規格に準拠したも
のを用いて構成した場合、LANカードやモデムカー
ド、USBカード、IEEE1394カード、P128
4カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等
の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュ
ータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像
データに付属した管理情報を転送し合うことが出来る。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による
電子ファインダー機能を使用すること無しに、光学ファ
インダのみを用いて撮影を行うことが可能である。ま
た、光学ファインダー104内には、表示部54の一部
の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシ
ュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露
出補正表示などが設置されている。
【0134】110は通信手段で、RS232CやUS
B、IEEE1394、P1284、SCSI、モデ
ム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。
【0135】112は通信手段110により画像処理装
置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信
の場合はアンテナである。
【0136】120は、レンズマウント106内におい
て、画像処理装置100をレンズユニット300と接続
するためのインタフェース、122は画像処理装置10
0をレンズユニット300と電気的に接続するコネク
タ、124はレンズマウント106及び/或いはコネク
タ122にレンズユニット300が装着されているか否
かを検知するレンズ着脱検知手段である。
【0137】コネクタ122は、画像処理装置100と
レンズユニット300との間で制御信号、状態信号、デ
ータ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給す
る機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信
のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成として
も良い。
【0138】200はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理
装置100とのインタフェース204、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ206を備えている。
【0139】210はメモリカードやハードディスク等
の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや
磁気ディスク等から構成される記録部212、画像処理
装置100とのインタフェース214、画像処理装置1
00と接続を行うコネクタ216を備えている。
【0140】300は交換レンズタイプのレンズユニッ
トである。
【0141】306は、レンズユニット300を画像処
理装置100と機械的に結合するレンズマウントであ
る。レンズマウント306内には、レンズユニット30
0を画像処理装置100と電気的に接続する各種機能が
含まれている。
【0142】310は撮影レンズ、312は絞り機能を
備えるシャッターである。
【0143】320は、レンズマウント306内におい
て、レンズユニット300を画像処理装置100と接続
するためのインタフェース、322はレンズユニット3
00を画像処理装置100と電気的に接続するコネクタ
である。
【0144】コネクタ322は、画像処理装置100と
レンズユニット300との間で制御信号、状態信号、デ
ータ信号等を伝え合うと共に、各種電圧の電流を供給さ
れる或いは供給する機能も備えている。また、コネクタ
322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝
達する構成としても良い。
【0145】340は絞り機能を備えるシャッター31
2を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連
携することによりフラッシュ調光機能も有するものであ
る。
【0146】342は撮影レンズ310のフォーカシン
グを制御する測距制御手段、344は撮影レンズ310
のズーミングを制御するズーム制御手段である。
【0147】350はレンズユニット300全体を制御
するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制
御回路350は、動作用の定数、変数、プログラム等を
記憶するメモリやレンズユニット300固有の番号等の
識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距
離等の機能情報、現在や過去の各設定値などを保持する
不揮発メモリの機能も備えている。図2、図3A、図3
B、図4、図5、図6、図7及び図8を参照して、第1
の実施形態の動作を説明する。
【0148】図2、図3A、図3B及び図4は本実施形
態の画像処理装置100の主ルーチンのフローチャート
を示す図である。
【0149】図2、図3A、図3B及び図4を用いて、
画像処理装置100の動作を説明する。
【0150】電池交換等の電源投入により、システム制
御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、
画像制御装置100各部の初期化処理を行う(ステップ
S101)。
【0151】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(ステップS102)、各
表示部の表示を終了状態に変更し、レンズユニット30
0が保護手段のバリア等を備えている場合はそれを閉じ
て撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(ステップS103)、ステッ
プS102に戻る。
【0152】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS102)、システム制
御回路50は、電源制御手段80により電池等により構
成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置1
00の動作に問題があるか否かを判断し(ステップS1
04)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音
声により所定の警告表示を行った後に(ステップS10
6)、ステップS102に戻る。
【0153】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0154】電源86に問題が無いならば(ステップS
104)、記録媒体200或いは210の動作状態が画
像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像デ
ータの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(ステ
ップS105)、問題があるならば表示部54を用いて
画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステッ
プS106)、ステップS102に戻る。
【0155】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0156】記録媒体200或いは210の動作状態に
問題が無いならば(ステップS105)、表示部54を
用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定
状態の表示を行う(ステップS107)。なお、画像表
示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部
28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各
種設定状態の表示を行う。
【0157】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(ステップS108)、所定の撮影処理
を実行し(ステップS109)、処理を終えたならばス
テップS102に戻る。
【0158】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS108)、システム制
御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し
(ステップS110)、処理を終えたならばステップS
102に戻る。
【0159】モードダイアル60がパノラマモードに設
定されていたならば(ステップS108)、システム制
御回路50は画像表示部28にパノラマモード選択画面
を表示する(ステップS111)。
【0160】画像処理装置100の使用者は、画像表示
部28に表示されたパノラマモード選択画面を見て、複
数のパノラマ撮影モードから任意のモードを選択するこ
とが出来る。
【0161】パノラマ撮影モードには、2×2パノラマ
モード、水平パノラマモード、垂直パノラマモード等が
あり、複数の撮影を重ねることにより、2次元的に拡大
したパノラマ画像や、水平方向に拡大したパノラマ画
像、垂直方向に拡大したパノラマ画像を作成することが
出来る。
【0162】撮影した一連の各画像は、その位置関係を
示す情報が付加されており、画像処理装置自身で、或い
は、コンピュータ等に画像を転送した後に、各画像を結
合して1枚のパノラマ画像を作成することが可能であ
る。なお、パノラマモード選択画面の一例を図9に示
す。図9において、左は2次元的なパノラマ画像を撮影
するための2×2パノラマモードを選択するアイコン、
中央は水平パノラマ画像を撮影するための水平パノラマ
モードを選択するアイコン、右は垂直パノラマ画像を撮
影するための垂直パノラマモードを選択するアイコンで
ある。
【0163】画像処理装置100の使用者は、選択/切
換えスイッチ66(例えば[+]キー)により撮影するパ
ノラマモードを選択し、決定/実行スイッチ68(例え
ば[SET]キー)によりパノラマモードを決定することが
出来る。
【0164】選択/切換えスイッチ66及び決定/実行
スイッチ68によりパノラマモードが選択されたなら
ば、システム制御回路50は、選択されたパノラマモー
ドに応じて(ステップS112)、2×2パノラマモー
ド初期設定(ステップS113)、垂直パノラマモード
初期設定(ステップS114)、水平パノラマモード初
期設定(ステップS115)において、フラグやパラメ
ータ、変数の初期値、メモリ領域の設定や、ユーザーイ
ンターフェースとしての表示画面の読み出し等、をそれ
ぞれ行い、各モードに応じたパノラマ撮影画面を画像表
示部28に表示して(ステップS116)、ステップS
131に進む。
【0165】なお、水平パノラマモード撮影画面の一例
を図10に、垂直パノラマモード撮影画面の一例を図1
1に、2×2パノラマ撮影画面の一例を図12に、それ
ぞれ示す。
【0166】図10において、(a)は右方向に連続し
て撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影画面、
(b)は左方向に連続して撮影を繰り返し、パノラマ画
面を作成する撮影画面である。
【0167】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、右方
向撮影(a)と左方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0168】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0169】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、水平パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0170】また、図11において、(a)は上方向に
連続して撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影
画面、(b)は下方向に連続して撮影を繰り返し、パノ
ラマ画面を作成する撮影画面である。
【0171】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、上方
向撮影(a)と下方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0172】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0173】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、垂直パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0174】また、図12において、(a)は2次元的
に縦横計4枚の撮影を繰り返し、2×2のパノラマ画面
を作成する撮影画面の1枚目の撮影用画面である。同じ
く、(b)は2枚目の撮影用画面である。
【0175】図中、パノラマ画像の1枚目の撮影用に、
電子ファインダによるスルー画像が例えば右上の領域に
表示される。
【0176】1枚目の撮影を終えたならば、撮影した画
像の再生画像を例えば右上の領域に表示し、2枚目の撮
影用に、電子ファインダによるスルー画像が例えば右下
の領域に表示される。
【0177】電子ファインダーによる撮影領域は、撮影
の度に次の領域へと順次送られるが、任意の領域から撮
影を開始することが可能であり、また、撮影済みの領域
に戻って撮影をやり直すことも可能である。このため、
選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、
随時、撮影領域を移動することが出来る。
【0178】やり直し撮影領域の決定及び撮影実行は、
希望する領域を選択した表示画面状態で、シャッターボ
タンを押して撮影を実行することで行われる。
【0179】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、2×2パノラマモードで
の撮影を終了することが出来る。
【0180】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に設定したフラグ
や変数を初期化する。例えば、パノラマ撮影開始フラグ
を解除し(ステップS131)、変数m,nを設定し
て、それぞれm=1,n=1と初期化する(ステップS
133,ステップS132)。
【0181】ここで、パノラマ撮影開始フラグの解除
は、まだ一連のパノラマ撮影が1枚も行われていないこ
とを示している。また、変数nは、各パノラマモードの
撮影において何枚目の撮影領域であるかを示すものであ
る。
【0182】そして、変数mは、水平パノラマモード及
び垂直パノラマモードでの撮影やり直しの際に、撮影領
域を1枚前に戻したり、戻すのを取り止めたりするため
に使用している。
【0183】これらのフラグや変数の使用方法の詳細に
ついては後述する。
【0184】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モード以外に設定された場合(ステップS134)、シ
ステム制御回路50はパノラマモードによる撮影を終了
し、ステップS102に戻る。これにより、画像処理装
置100の使用者は、パノラマモードを随時終了して他
のモードに切り替えることが可能である。
【0185】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モードのままの状態で(ステップS134)、つまり、
画像表示部28の表示画面が前述した各パノラマ撮影画
面の状態で、決定/実行スイッチ68(例えば[SET]キ
ー)を押すことによりパノラマモードの終了が選択され
たならば(ステップS135)、パノラマモード終了確
認の表示を行い、さらに終了確認が選択されたならば
(ステップS136)、パノラマモード選択画面ステッ
プS111に戻る。
【0186】システム制御回路50はレンズユニット3
00が画像処理装置100に装着されているか否かを判
断し(ステップS161)、装着されているならば、ス
テップS137に進む。
【0187】レンズユニット300が画像処理装置10
0に装着されていないならば(ステップS161)、シ
ステム制御回路50はパノラマ撮影開始フラグの状態を
判断する(ステップS162)。
【0188】パノラマ撮影開始フラグが解除されていた
場合、つまり、まだ一連のパノラマ撮影において1枚目
の撮影実行前であれば(ステップS162)、表示部5
4及び/又は画像表示部28によりレンズが装着されて
いない状態を示す表示を行って注意を促した後に(ステ
ップS163)、ステップS137に進む。
【0189】パノラマ撮影開始フラグが設定されていた
場合、つまり、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮
影実行後であれば(ステップS162)、システム制御
回路50は表示部54及び或いは画像表示部28を用い
て画像や音声により所定の警告表示を行い(ステップS
164)、さらに一連のパノラマ撮影終了の確認が選択
されたならば(ステップS165)、一旦これまでの一
連のパノラマ撮影を終えて、ステップS131に戻って
新たな一連のパノラマ撮影を開始する。
【0190】一連のパノラマ撮影終了の取り消しが選択
されたならば(ステップS165)、ステップS134
に戻る。
【0191】これにより、一連のパノラマ撮影の途中で
レンズユニット300が焦点距離の異なる他のレンズユ
ニットに交換されてパノラマ合成に不適当な画像が撮影
されることを防止することが出来る。
【0192】画像表示部28の表示画面が前述した各パ
ノラマ撮影画面の状態で、選択/切換えスイッチ66
(例えば[+]キー)が押されたならば(ステップS13
7)、システム制御回路50はパノラマモードの設定に
応じて所定の処理を行う(ステップS138)。
【0193】選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)が押されなければ(ステップS137)、ステップ
S146に進む。
【0194】まず、2×2パノラマモードであったなら
ば(ステップS138)、システム制御回路50は、変
数nをn=n+1として次の撮影領域に移動する(ステ
ップS139)。ここで、n=5だったならば(ステッ
プS140)、n=n−4として最初の撮影領域に戻る
(ステップS141)。この後、ステップS146に進
む。
【0195】つまり、選択/切換えスイッチ66(例え
ば[+]キー)が押される度に、2×2パノラマモードの
4個所の撮影領域を繰り返し移動することになる。例え
ば、右上、右下、左下、左上、右上、右下...と撮影
領域が順次移動していく。
【0196】一方、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであったならば(ステップS138)、パノ
ラマ撮影開始フラグが解除されていた場合、つまり、ま
だ一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影実行前であ
れば(ステップS142)、システム制御回路50はそ
れぞれのパノラマモードの撮影方向を反転する(ステッ
プS143)。この後、ステップS146に進む。な
お、撮影方向の反転は、1枚目の撮影を行うまで、繰り
返し行うことが出来る。
【0197】ここで、水平パノラマモードでの撮影方向
反転画面の一例を図10に示す。
【0198】図10において、(a)は右方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は左方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0199】また、垂直パノラマモードでの撮影方向反
転画面の一例を図11に示す。
【0200】図11において、(a)は上方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は下方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0201】次に、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであって(ステップS138)、パノラマ撮
影開始フラグが設定されていた場合、つまり、一連のパ
ノラマ撮影において1枚目の撮影実行後であれば(ステ
ップS142)、システム制御回路50は、m=m×
(−1)として、−1、+1、−1、+1...と一回
毎に符号が反転する演算を行った後(ステップS14
4)、変数nに対してn=n+mとして、一回毎にn=
n−1、n=n+1、n=n−1、n=n+1...と
なる演算を行う(ステップS145)。この後、ステッ
プS146に進む。
【0202】これにより、撮影をやり直すために、最後
に撮影した1回分のみではあるが撮影済みの領域に移動
すること、及び、撮影済みの領域に移動することを取り
止めることを繰り返し選択することが出来る。
【0203】これにより、n番目の画像領域のパノラマ
撮影の後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー
画像とn番目の画像領域のクイックレビュー画像との境
界領域の繋がり具合を確認した後、一旦選択/切換えス
イッチ66(例えば[+]キー)を放してn番目の画像領
域をスルー画像としてから、もう一度選択/切換えスイ
ッチ66(例えば[+]キー)を押して、元のn番目の画
像領域のクイックレビュー画像とn+1番目の画像領域
のスルー画像を表示して、次のパノラマ撮影を行うこと
が出来る。
【0204】また、n番目の画像領域のパノラマ撮影の
後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)を
押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー画像と
n番目の画像領域のクイックレビュー画像との境界領域
の繋がり具合を確認した際に、撮影やり直しを決断した
場合は、一旦選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を放してn番目の画像領域をスルー画像として、こ
の画面状態でシャッタースイッチSW2を押すことによ
り、新たな撮影画像と取り替えてから、さらに次のパノ
ラマ撮影を行うことが出来る。
【0205】システム制御回路50は、n番目の画像領
域を選択し(ステップS146)、選択した画像領域に
応じて画面レイアウトを変更する必要があれば(ステッ
プS147)、画面レイアウトを切り替えて表示する
(ステップS148)。この後、ステップS191に進
む。
【0206】これにより、前述したような、撮影方向の
反転に対応した画面、或いは、撮影領域の変更に対応し
た画面、説明のための文字や画像を更新した画面、等を
必要に応じて表示することが出来る。
【0207】また、2枚目以降の撮影においては、既に
撮影した撮影領域をクイックレビュー表示状態のままに
設定すると共に、次の撮影のために移動した今度の撮影
領域をスルー表示状態に設定することにより、既に撮影
した画像の再生画像と次に撮影する画像とを一部重ねて
表示することが可能となる。これにより、画像処理装置
100の使用者は、容易に次の撮影構図を決定すること
が出来る。
【0208】システム制御回路50はレンズユニット3
00が画像処理装置100に装着されているか否かを判
断し(ステップS191)、装着されているならば、ス
テップS171に進む。
【0209】レンズユニット300が画像処理装置10
0に装着されていないならば(ステップS191)、表
示部54及び/又は画像表示部28によりレンズが装着
されていない状態を示す表示を行って注意を促した後に
(ステップS192)、ステップS134に戻る。
【0210】このように、一連のパノラマ撮影の途中で
レンズユニット300が焦点距離の異なる他のレンズユ
ニットに交換された状態で撮影動作を行うことを禁止す
ることにより、パノラマ合成に不適当な画像が撮影され
ることを防止することが出来る。
【0211】システム制御回路50は、撮像した画像デ
ータを逐次表示するスルー表示状態に設定して(ステッ
プS171)、ステップS172に進む。
【0212】スルー表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込ま
れたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26
を介して画像表示部28の前述した撮影領域に逐次表示
することにより、電子ファインダー機能を実現してい
る。
【0213】シャッタースイッチSW1が押されていな
いならば(ステップS172)、ステップS134に戻
る。
【0214】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(ステップS172)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して
(ステップS173)、ステップS174に進む。
【0215】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部
28の前述した撮影領域に表示することにより、フリー
ズした映像を電子ファインダーに表示している。
【0216】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップ
S174)。測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0217】この測距・測光処理ステップS174の詳
細は図5を用いて後述する。
【0218】測距・測光処理ステップS174を終えた
ならば、システム制御回路50は画像表示部28の表示
状態をスルー表示状態に設定して(ステップS17
5)、ステップS176に進む。なお、ステップS17
5でのスルー表示状態は、ステップS171でのスルー
状態と同じ動作状態である。
【0219】シャッタースイッチSW2が押されずに
(ステップS176)、さらにシャッタースイッチSW
1も解除されたならば(ステップS177)、ステップ
S134に戻る。
【0220】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(ステップS176)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(ス
テップS178)、ステップS179に進む。
【0221】固定色表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して
画像表示部28の前述した撮影領域に表示することによ
り、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
【0222】システム制御回路50は、撮像素子14、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを
書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必
要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像
処理からなる撮影処理を実行する(ステップS17
9)。
【0223】この撮影処理ステップS179の詳細は図
6を用いて後述する。
【0224】システム制御回路50は、撮影処理のステ
ップS179によってメモリ30に書き込まれた画像デ
ータを読み出して、メモリ制御回路22を介して画像表
示メモリ24に転送する表示画像処理を実行する(ステ
ップS180)。
【0225】この表示画像処理ステップS180の詳細
は図7を用いて後述する。
【0226】システム制御回路50は、画像表示部28
の表示状態をクイックレビュー表示状態に設定して(ス
テップS181)、ステップS182に進む。
【0227】クイックレビュー状態に於いては、表示画
像処理ステップS180によって画像表示メモリ24に
転送された画像データを、メモリ制御回路22、D/A
変換器26を介して画像表示部28の前述した撮影領域
に表示することにより、撮影画像の自動再生を行う電子
ファインダー機能を実現している。
【0228】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定
したモードに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行っ
た後(ステップS182)、インタフェース90或いは
94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカード
やコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或い
は210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行
する(ステップS183)。
【0229】この圧縮処理ステップS182の詳細は図
8を用いて後述する。
【0230】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行
っている間、書き込み動作中であることを明示する例え
ば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対して行
う。
【0231】さらに、表示部54において例えばLED
を点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて行
う。
【0232】システム制御回路50はシャッタースイッ
チSW2が放されるまで(ステップS184)、画像表
示部28におけるクイックレビュー表示を継続する。こ
れにより、使用者はシャッタースイッチSW2を押して
いる間、撮影画像の確認を入念に行うことが出来る。
【0233】シャッタースイッチSW2が放されたなら
ば(ステップS184)、システム制御回路50は、パ
ノラマ撮影開始フラグを設定して(ステップS18
5)、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影が実行
済みであることを明らかにする。これにより、ステップ
S142で説明したように、1枚目の水平パノラマモー
ド或いは垂直パノラマモードの撮影実行後に撮影方向を
反転することを禁止することが可能となる。
【0234】システム制御回路50は、次の撮影領域に
移動するために、変数nをn=n+1とし(ステップS
186)、変数mをm=1として初期化した後(ステッ
プS187)、ステップS134に戻り、一連のパノラ
マ撮影処理を繰り返す。
【0235】このように、シャッタースイッチSW2を
放すことにより、処理がステップS134に戻った後、
ステップS146において次の撮影領域に移動し、ステ
ップS148において、前回を含む撮影済みの撮影領域
をクイックレビュー表示状態に、次の撮影領域をスルー
表示状態にそれぞれ設定して、撮影済みの画像とこれか
ら撮影する画像とをオーバーラップさせて表示すること
により、パノラマ撮影の繋ぎ取りを使用者が容易に行え
るようにすることが出来る。
【0236】ここで、水平パノラマモードでのn枚目の
撮影終了前後の撮影画面の一例を図14に示す。
【0237】図14において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態での撮影画面である。
なお、説明図としては準備していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは(a)の1
枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画
面となる。
【0238】また、垂直パノラマモードでのn枚目の撮
影終了前後の撮影画面の一例を図15に示す。
【0239】図15において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態での撮影画面である。
なお、説明図としては準備していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは(a)の1
枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画
面となる。
【0240】さらに、2×2パノラマモードでのn枚目
の撮影終了前後の撮影画面の一例を図12及び図13に
示す。
【0241】図12において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態、つまり、2枚目の撮
影前の状態での撮影画面である。
【0242】そして、 図13において、(c)は2枚
目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放した状態、
つまり、3枚目の撮影前の状態での撮影画面、(d)は
3枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放した状
態、つまり、4枚目の撮影前の状態での撮影画面であ
る。
【0243】なお、説明図としては準備していないが、
n枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放すまで
は、それぞれ(a),(b),(c),(d)のn枚目
の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画面と
なる。シャッタースイッチSW2を放すと次の撮影領域
であるn+1枚目の撮影領域のスルー表示が追加される
ことになる。
【0244】以上説明した様に、第1の実施形態によれ
ば、一連のパノラマ撮影の開始後はレンズユニット30
0の取り外しを検知した際に所定の警告をすると共に一
連のパノラマ撮影を一旦打ち切って新たな一連のパノラ
マ撮影を開始することにより、一連のパノラマ撮影の途
中でレンズユニット300を他の焦点距離のレンズユニ
ットに取り替えることによりパノラマ合成に不適当な画
像を撮影して組にしてしまうという問題を防止すること
が出来る。
【0245】図5は、図4のステップS174における
測距・測光処理の詳細なフローチャートである。
【0246】システム制御回路50は、撮像素子14か
ら電荷信号を読み出し、A/D変換器16を介して画像
処理回路20に撮影画像データを逐次読み込む(ステッ
プS201)。この逐次読み込まれた画像データを用い
て、画像処理回路20はTTL(スルー・ザ・レンズ)
方式のAE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発
光)処理、AF(オートフォーカス)処理に用いる所定
の演算を行っている。
【0247】なお、ここでの各処理は、撮影した全画素
数のうちの必要に応じた特定の部分を必要個所分切り取
って抽出し、演算に用いている。これにより、 TTL
方式のAE、EF、AWB、AFの各処理において、中
央重点モード、平均モード、評価モード等の異なるモー
ド毎に最適な演算を行うことが可能となる。
【0248】画像処理回路20での演算結果を用いて、
システム制御回路50は露出(AE)が適正と判断され
るまで(ステップS202)、露光制御手段40を用い
てAE制御を行う(ステップS203)。
【0249】AE制御で得られた測定データを用いて、
システム制御回路50はフラッシュが必要か否かを判断
し(ステップS204)、フラッシュが必要ならばフラ
ッシュフラグをセットし、フラッシュ48を充電する
(ステップS205)。
【0250】露出(AE)が適正と判断したならば(ス
テップS202)、測定データ及び/又は設定パラメー
タをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモリ5
2に記憶する。
【0251】画像処理回路20での演算結果及びAE制
御で得られた測定データを用いて、システム制御回路5
0はホワイトバランス(AWB)が適正と判断されるま
で(ステップS206)、画像処理回路20を用いて色
処理のパラメータを調節してAWB制御を行う(ステッ
プS207)。
【0252】ホワイトバランス(AWB)が適正と判断
したならば(ステップS206)、測定データ及び/又
は設定パラメータをシステム制御回路50の内部メモリ
或いはメモリ52に記憶する。
【0253】AE制御及びAWB制御で得られた測定デ
ータを用いて、システム制御回路50は測距(AF)が
合焦と判断されるまで(ステップS208)、測距制御
手段42を用いてAF制御を行う(ステップS20
9)。
【0254】測距(AF)が合焦と判断されたならば
(ステップS208)、測定データ及び/又は設定パラ
メータをシステム制御回路50の内部メモリ或いはメモ
リ52に記憶し、測距・測光処理ルーチンステップS1
74を終了する。
【0255】図6は、図4のステップS179における
撮影処理の詳細なフローチャートである。
【0256】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に記憶される測光
データに従い、露光制御手段40によって、絞り機能を
有するシャッター12を絞り値に応じて開放して撮像素
子10を露光する(ステップS301、ステップS30
2)。
【0257】フラッシュ・フラグによりフラッシュ48
が必要か否かを判断し(ステップS303)、必要な場
合はフラッシュを発光させる(ステップS304)。
【0258】システム制御回路50は、測光データに従
って撮像素子14の露光終了を待ち(ステップS30
5)、シャッター12を閉じて(ステップS306)、
撮像素子14から電荷信号を読み出し、A/D変換器1
6、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、
或いはA/D変換器16から直接メモリ制御回路22を
介して、メモリ30に撮影画像のデータを書き込む(ス
テップS307)。
【0259】一連の処理を終えたならば、撮影処理ルー
チンステップS179を終了する。
【0260】図7は、図4のステップS180における
表示画像処理の詳細なフローチャートである。
【0261】システム制御回路50は、設定された撮影
モードに応じて、フレーム処理を行う必要があるならば
(ステップS401)、メモリ制御回路22そして必要
に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書き
込まれた画像データを読み出して垂直加算処理や(ステ
ップS402)、色処理(ステップS403)を順次行
った後、メモリ30に処理を終えた画像データを書き込
む。
【0262】システム制御回路50は、メモリ30から
画像データを読み出し、メモリ制御回路22を介して画
像表示メモリ24に表示画像データの転送を行う(ステ
ップS404)。
【0263】一連の処理を終えたならば、表示画像処理
ルーチンステップS180を終了する。
【0264】図8は、図4のステップS182における
圧縮処理の詳細なフローチャートである。
【0265】システム制御回路50は、メモリ制御回路
22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて、メ
モリ30に書き込まれた撮影画像データを読み出して撮
像素子の縦横画素比率を1:1に補間する画素正方化処
理を行った後(ステップS501)、メモリ30に処理
を終えた画像データを書き込む。
【0266】そして、メモリ30に書き込まれた画像デ
ータを読み出して、設定したモードに応じた画像圧縮処
理を圧縮・伸長回路32により行う(S502)。
【0267】画像圧縮処理が終わったならば、圧縮処理
ルーチンステップS182を終了する。
【0268】(第2の実施形態)図16は、本発明の第
2の実施形態に係わる画像処理装置の構成を示す図であ
る。
【0269】図16においては、図1と異なる構成部分
のみを説明する。
【0270】126は画像処理装置100からレンズユ
ニット300を着脱する際に用いるレンズ着脱スイッチ
である。
【0271】図17、図18、図19、図20A、図2
0B、図5、図6、図7及び図8を参照して、第2の実
施形態の動作を説明する。なお、図5、図6、図7及び
図8は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略
する。
【0272】図17、図18、図19及び図20A、図
20Bを用いて、画像処理装置100の動作を説明す
る。
【0273】電池交換等の電源投入により、システム制
御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、
画像処理装置100各部の初期化処理を行う(ステップ
S601)。
【0274】システム制御回路50は、モードダイアル
60の設定位置を判断し、モードダイアル60が電源O
FFに設定されていたならば(ステップS602)、各
表示部の表示を終了状態に変更し、レンズユニット30
0が保護手段のバリア等を備えている場合はそれを閉じ
て撮像部を保護し、フラグや制御変数等を含む必要なパ
ラメータや設定値、設定モードを不揮発性メモリ56に
記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む
画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所
定の終了処理を行った後(ステップS603)、ステッ
プS602に戻る。
【0275】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS602)、システム制
御回路50は、電源制御手段80により電池等により構
成される電源86の残容量や動作情況が画像処理装置1
00の動作に問題があるか否かを判断し(ステップS6
04)、問題があるならば表示部54を用いて画像や音
声により所定の警告表示を行った後に(ステップS60
6)、ステップS602に戻る。
【0276】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0277】電源86に問題が無いならば(ステップS
604)、記録媒体200或いは210の動作状態が画
像処理装置100の動作、特に記録媒体に対する画像デ
ータの記録再生動作に問題があるか否かを判断し(ステ
ップS605)、問題があるならば表示部54を用いて
画像や音声により所定の警告表示を行った後に(ステッ
プS606)、ステップS602に戻る。
【0278】なお、画像表示部28の画像表示がONで
あったならば、画像表示部28も用いて画像や音声によ
り所定の警告表示を行う。
【0279】記録媒体200或いは210の動作状態に
問題が無いならば(ステップS605)、表示部54を
用いて画像や音声により画像処理装置100の各種設定
状態の表示を行う(ステップS607)。なお、画像表
示部28の画像表示がONであったならば、画像表示部
28も用いて画像や音声により画像処理装置100の各
種設定状態の表示を行う。
【0280】モードダイアル60が撮影モードに設定さ
れていたならば(ステップS608)、所定の撮影処理
を実行し(ステップS609)、処理を終えたならばス
テップS602に戻る。
【0281】モードダイアル60がその他のモードに設
定されていたならば(ステップS608)、システム制
御回路50は選択されたモードに応じた処理を実行し
(ステップS610)、処理を終えたならばステップS
602に戻る。
【0282】モードダイアル60がパノラマモードに設
定されていたならば(ステップS608)、システム制
御回路50は画像表示部28にパノラマモード選択画面
を表示する(ステップS611)。
【0283】画像処理装置100の使用者は、画像表示
部28に表示されたパノラマモード選択画面を見て、複
数のパノラマ撮影モードから任意のモードを選択するこ
とが出来る。
【0284】パノラマ撮影モードには、2×2パノラマ
モード、水平パノラマモード、垂直パノラマモード等が
あり、複数の撮影を重ねることにより、2次元的に拡大
したパノラマ画像や、水平方向に拡大したパノラマ画
像、垂直方向に拡大したパノラマ画像を作成することが
出来る。
【0285】撮影した一連の各画像は、その位置関係を
示す情報が付加されており、画像処理装置自身で、或い
は、コンピュータ等に画像を転送した後に、各画像を結
合して1枚のパノラマ画像を作成することが可能であ
る。
【0286】なお、パノラマモード選択画面の一例を図
9に示す。
【0287】図9において、左は2次元的なパノラマ画
像を撮影するための2×2パノラマモードを選択するア
イコン、中央は水平パノラマ画像を撮影するための水平
パノラマモードを選択するアイコン、右は垂直パノラマ
画像を撮影するための垂直パノラマモードを選択するア
イコンである。
【0288】画像処理装置100の使用者は、選択/切
換えスイッチ66(例えば[+]キー)により撮影するパ
ノラマモードを選択し、決定/実行スイッチ68(例え
ば[SET]キー)によりパノラマモードを決定することが
出来る。選択/切換えスイッチ66及び決定/実行スイ
ッチ68によりパノラマモードが選択されたならば、シ
ステム制御回路50は、選択されたパノラマモードに応
じて(ステップS612)、2×2パノラマモード初期
設定(ステップS613)、垂直パノラマモード初期設
定(ステップS614)、水平パノラマモード初期設定
(ステップS615)において、フラグやパラメータ、
変数の初期値、メモリ領域の設定や、ユーザーインター
フェースとしての表示画面の読み出し等、をそれぞれ行
い、各モードに応じたパノラマ撮影画面を画像表示部2
8に表示して(ステップS616)、ステップS631
に進む。
【0289】なお、水平パノラマモード撮影画面の一例
を図10に、垂直パノラマモード撮影画面の一例を図1
1に、2×2パノラマ撮影画面の一例を図12に、それ
ぞれ示す。
【0290】図10において、(a)は右方向に連続し
て撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影画面、
(b)は左方向に連続して撮影を繰り返し、パノラマ画
面を作成する撮影画面である。
【0291】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、右方
向撮影(a)と左方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0292】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0293】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、水平パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0294】また、図11において、(a)は上方向に
連続して撮影を繰り返し、パノラマ画面を作成する撮影
画面、(b)は下方向に連続して撮影を繰り返し、パノ
ラマ画面を作成する撮影画面である。
【0295】図中、一連のパノラマ画像の1枚目の撮影
用に、電子ファインダによるスルー画像が「1」の領域
に表示され、また、1枚目の撮影完了前であれば、選択
/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、上方
向撮影(a)と下方向撮影(b)を随時切り替えること
が出来る。
【0296】撮影方向の決定は、希望する(a)或いは
(b)何れかの表示画面状態で、シャッターボタンを押
して1枚目の撮影を実行することで行われる。
【0297】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、垂直パノラマモードでの
撮影を終了することが出来る。
【0298】また、図12において、(a)は2次元的
に縦横計4枚の撮影を繰り返し、2×2のパノラマ画面
を作成する撮影画面の1枚目の撮影用画面である。同じ
く、(b)は2枚目の撮影用画面である。
【0299】図中、パノラマ画像の1枚目の撮影用に、
電子ファインダによるスルー画像が例えば右上の領域に
表示される。
【0300】1枚目の撮影を終えたならば、撮影した画
像の再生画像を例えば右上の領域に表示し、2枚目の撮
影用に、電子ファインダによるスルー画像が例えば右下
の領域に表示される。
【0301】電子ファインダーによる撮影領域は、撮影
の度に次の領域へと順次送られるが、任意の領域から撮
影を開始することが可能であり、また、撮影済みの領域
に戻って撮影をやり直すことも可能である。このため、
選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)により、
随時、撮影領域を移動することが出来る。
【0302】やり直し撮影領域の決定及び撮影実行は、
希望する領域を選択した表示画面状態で、シャッターボ
タンを押して撮影を実行することで行われる。
【0303】なお、決定/実行スイッチ68(例えば[S
ET]キー)を押すことにより、2×2パノラマモードで
の撮影を終了することが出来る。
【0304】システム制御回路50は、システム制御回
路50の内部メモリ或いはメモリ52に設定したフラグ
や変数を初期化する。例えば、パノラマ撮影開始フラグ
を解除し(ステップS631)、変数m,nを設定し
て、それぞれm=1,n=1と初期化する(ステップS
633、ステップS632)。
【0305】ここで、パノラマ撮影開始フラグの解除
は、まだ一連のパノラマ撮影が1枚も行われていないこ
とを示している。
【0306】また、変数nは、各パノラマモードの撮影
において何枚目の撮影領域であるかを示すものである。
【0307】そして、変数mは、水平パノラマモード及
び垂直パノラマモードでの撮影やり直しの際に、撮影領
域を1枚前に戻したり、戻すのを取り止めたりするため
に使用している。
【0308】これらのフラグや変数の使用方法詳細につ
いては後述する。
【0309】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モード以外に設定された場合(ステップS634)、シ
ステム制御回路50はパノラマモードによる撮影を終了
し、ステップS602に戻る。これにより、画像処理装
置100の使用者は、パノラマモードを随時終了して他
のモードに切り替えることが可能である。
【0310】モードダイアル60の設定位置がパノラマ
モードのままの状態で(ステップS634)、つまり、
画像表示部28の表示画面が前述した各パノラマ撮影画
面の状態で、決定/実行スイッチ68(例えば[SET]キ
ー)を押すことによりパノラマモードの終了が選択され
たならば(ステップS635)、パノラマモード終了確
認の表示を行い、さらに終了確認が選択されたならば
(ステップS636)、パノラマモード選択画面ステッ
プS611に戻る。
【0311】システム制御回路50はレンズ着脱スイッ
チ126によりレンズユニット300を外す動作が開始
されようとしているかどうかを検出し(ステップS66
1)、レンズユニット300を外す動作が開始されよう
としていないならば、ステップS637に進む。
【0312】レンズユニット300を外す動作が開始さ
れようとしているならば(ステップS661)、システ
ム制御回路50はパノラマ撮影開始フラグの状態を判断
する(ステップS662)。
【0313】パノラマ撮影開始フラグが解除されていた
場合、つまり、まだ一連のパノラマ撮影において1枚目
の撮影実行前であれば(ステップS662)、システム
制御回路50はレンズユニット300を装着している間
に画像処理装置100の各部で用いていた、設定モー
ド、設定値、等の各種情報を、インターフェース12
0、コネクタ122、コネクタ322、インタフェース
320を介して、レンズシステム制御回路350内の不
揮発メモリに保存し(ステップS663)、レンズユニ
ット300の取り外しを許可した後に(ステップS66
4)、ステップS637に進む。
【0314】なお、レンズユニット300の取り外しを
許可する方法としては、例えばレンズユニット300の
取り外しを禁止する電磁ロック等の機構を解除する、或
いは、レンズユニット300の取り外しボタンの遮蔽を
解除する等、いずれの方法を用いても良い。
【0315】そして、レンズシステム制御回路350内
の不揮発メモリに保存した各種情報は、一旦外したレン
ズユニット300を再び画像処理装置100に取り付け
た際に読み込んで用いることが出来る。これによれば、
レンズユニット300を交換する度にレンズユニット3
00に応じた各種設定を繰り返し行う作業を省くことが
可能となり、使用者にとって有益である。
【0316】パノラマ撮影開始フラグが設定されていた
場合、つまり、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮
影実行後であれば(ステップS662)、システム制御
回路50は表示部54及び/又は画像表示部28を用い
て画像や音声により所定の警告表示を行い(ステップS
665)、さらに一連のパノラマ撮影終了の確認が選択
されたならば(ステップS666)、一旦これまでの一
連のパノラマ撮影を終えて、ステップS631に戻って
新たな一連のパノラマ撮影を開始する。
【0317】一連のパノラマ撮影終了の取り消しが選択
されたならば(ステップS666)、ステップS637
に進む。
【0318】これにより、一連のパノラマ撮影の途中で
レンズユニット300が焦点距離の異なる他のレンズユ
ニットに交換されるのを禁止することにより、パノラマ
合成に不適当な画像が撮影されることを防止することが
出来る。
【0319】画像表示部28の表示画面が前述した各パ
ノラマ撮影画面の状態で、選択/切換えスイッチ66
(例えば[+]キー)が押されたならば(ステップS63
7)、システム制御回路50はパノラマモードの設定に
応じて所定の処理を行う(ステップS638)。
【0320】選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)が押されなければ(ステップS637)、ステップ
S646に進む。
【0321】まず、2×2パノラマモードであったなら
ば(ステップS638)、システム制御回路50は、変
数nをn=n+1として次の撮影領域に移動する(ステ
ップS639)。ここで、n=5だったならば(ステッ
プS640)、n=n−4として最初の撮影領域に戻る
(ステップS641)。この後、ステップS646に進
む。
【0322】つまり、選択/切換えスイッチ66(例え
ば[+]キー)が押される度に、2×2パノラマモードの
4個所の撮影領域を繰り返し移動することになる。例え
ば、右上、右下、左下、左上、右上、右下...と撮影
領域が順次移動していく。
【0323】一方、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであったならば(ステップS638)、パノ
ラマ撮影開始フラグが解除されていた場合、つまり、ま
だ一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影実行前であ
れば(ステップS642)、システム制御回路50はそ
れぞれのパノラマモードの撮影方向を反転する(ステッ
プS643)。この後、ステップS646に進む。
【0324】なお、撮影方向の反転は、1枚目の撮影を
行うまで、繰り返し行うことが出来る。
【0325】ここで、水平パノラマモードでの撮影方向
反転画面の一例を図10に示す。
【0326】図10において、(a)は右方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は左方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0327】また、垂直パノラマモードでの撮影方向反
転画面の一例を図11に示す。
【0328】図11において、(a)は上方向に撮影を
繰り返す画面、(b)は下方向に撮影を繰り返す画面で
ある。
【0329】次に、水平パノラマモード或いは垂直パノ
ラマモードであって(ステップS638)、パノラマ撮
影開始フラグが設定されていた場合、つまり、一連のパ
ノラマ撮影において1枚目の撮影実行後であれば(ステ
ップS642)、システム制御回路50は、m=m×
(−1)として、−1,+1,−1,+1...と一回
毎に符号が反転する演算を行った後(ステップS64
4)、変数nに対してn=n+mとして、一回毎にn=
n−1,n=n+1,n=n−1,n=n+1...と
なる演算を行う(ステップS645)。この後、ステッ
プS646に進む。
【0330】これにより、撮影をやり直すために、最後
に撮影した1回分のみではあるが撮影済みの領域に移動
すること、及び、撮影済みの領域に移動することを取り
止めることを繰り返し選択することが出来る。
【0331】これにより、n番目の画像領域のパノラマ
撮影の後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー
画像とn番目の画像領域のクイックレビュー画像との境
界領域の繋がり具合を確認した後、一旦選択/切換えス
イッチ66(例えば[+]キー)を放してn番目の画像領
域をスルー画像としてから、もう一度選択/切換えスイ
ッチ66(例えば[+]キー)を押して、元のn番目の画
像領域のクイックレビュー画像とn+1番目の画像領域
のスルー画像を表示して、次のパノラマ撮影を行うこと
が出来る。
【0332】また、n番目の画像領域のパノラマ撮影の
後に、選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キー)を
押してn−1番目の画像領域のクイックレビュー画像と
n番目の画像領域のクイックレビュー画像との境界領域
の繋がり具合を確認した際に、撮影やり直しを決断した
場合は、一旦選択/切換えスイッチ66(例えば[+]キ
ー)を放してn番目の画像領域をスルー画像として、こ
の画面状態でシャッタースイッチSW2を押すことによ
り、新たな撮影画像と取り替えてから、さらに次のパノ
ラマ撮影を行うことが出来る。
【0333】システム制御回路50は、n番目の画像領
域を選択し(ステップS646)、選択した画像領域に
応じて画面レイアウトを変更する必要があれば(ステッ
プS647)、画面レイアウトを切り替えて表示する
(ステップS648)。この後、ステップS691に進
む。
【0334】これにより、前述したような、撮影方向の
反転に対応した画面、或いは、撮影領域の変更に対応し
た画面、説明のための文字や画像を更新した画面、等を
必要に応じて表示することが出来る。
【0335】また、2枚目以降の撮影においては、既に
撮影した撮影領域をクイックレビュー表示状態のままに
設定すると共に、次の撮影のために移動した今度の撮影
領域をスルー表示状態に設定することにより、既に撮影
した画像の再生画像と次に撮影する画像とを一部重ねて
表示することが可能となる。これにより、画像処理装置
100の使用者は、容易に次の撮影構図を決定すること
が出来る。
【0336】システム制御回路50はレンズユニット3
00が画像処理装置100に装着されているか否かを判
断し(ステップS691)、装着されているならば、ス
テップS693に進む。
【0337】レンズユニット300が画像処理装置10
0に装着されていないならば(ステップS691)、表
示部54及び/又は画像表示部28によりレンズが装着
されていない状態を示す表示を行って注意を促した後に
(ステップS692)、ステップS634に戻る。
【0338】このように、一連のパノラマ撮影の途中で
レンズユニット300が外されたままの状態で撮影動作
を行うことを禁止することにより、パノラマ合成に不適
当な画像が撮影されることを防止することが出来る。
【0339】システム制御回路50は、新たにレンズユ
ニット300が装着され、レンズユニット300内に保
存された各種設定を読み込む必要があると判断したなら
ば(ステップS693)、レンズシステム制御回路35
0内の不揮発メモリに保存された、レンズユニット30
0固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最
小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各設定
値、及び/又は、以前にレンズユニット300を画像処
理装置100に装着している時に画像処理装置100の
各部で用いていた、設定モード、設定値、等の各種情報
等を、インターフェース320、コネクタ322、コネ
クタ122、インタフェース120を介して、システム
制御回路50内のレジスタ及び/又はメモリ52に読み
込む(ステップS694)。
【0340】なお、保存された各種設定値の例として
は、レンズユニット300のズーム焦点距離、シャッタ
ースピード優先AEモードや絞り優先AEモード、スポ
ーツ撮影モード、風景撮影モード、パノラマ撮影モード
等の使用していた動作モード、手ブレ防止機能のON/
OFF設定状態、等がある。
【0341】システム制御回路50は、読み込んだ各種
設定を用いて装着されたレンズユニット300を用いて
撮影を行うのに適した各種対応モードを設定して(ステ
ップS695)、ステップS671に進む。
【0342】なお、各種対応モードの設定例としては、
レンズユニット300が望遠レンズ或いは望遠ズームレ
ンズであった場合は、画像処理装置100の動作モード
表示一覧をシャッタースピード優先AEモードやスポー
ツ撮影モード等のみにする、或いはシャッタースピード
優先AEモードやスポーツ撮影モード等を選択し易い位
置に表示する、或いはシャッタースピード優先AEモー
ドやスポーツ撮影モード等の何れかを初期モードとして
設定する、等が考えられる。
【0343】また、レンズユニット300が広角レンズ
或いは広角ズームレンズであった場合は、画像処理装置
100の動作モード表示一覧を絞り優先AEモードや風
景撮影モード、パノラマ撮影モード等のみにする、或い
は絞り優先AEモードや風景撮影モード、パノラマ撮影
モード等を選択し易い位置に表示する、或いは絞り優先
AEモードや風景撮影モード、パノラマ撮影モード等の
何れかを初期モードとして設定する、等が考えられる。
【0344】そして、レンズユニット300を外す際に
レンズシステム制御回路350内の不揮発メモリに保存
した各種情報を、一旦外したレンズユニット300を再
び画像処理装置100に取り付けた際に読み込んで用い
ることが出来ため、レンズユニット300を交換する度
にレンズユニット300に応じた各種設定を繰り返し行
う作業を省くことが可能となり、使用者にとって有益で
ある。
【0345】また、これらレンズユニット300を外し
た際にレンズシステム制御回路350内の不揮発メモリ
に保存した各種情報は、外したレンズユニット300を
再び画像処理装置100に取り付けた際の日時、曜日、
経過時間、使用者情報等に応じて、保存した各種情報の
うち一部或いは全部を用いない設定としても良い。これ
によれば、頻繁にレンズユニットを交換する時は各種設
定を繰り返し行う作業を省くことが可能であると共に、
日時が経過してレンズユニットを交換した際に以前の設
定を再現しても意味が無い時は初期値を設定するように
することが可能である。
【0346】さらに、レンズシステム制御回路350内
の不揮発メモリに保存した使用者情報を用いれば、画像
処理装置100の使用者に応じてレンズユニット300
に応じた各種設定を繰り返し行う作業を省くことが可能
である。
【0347】システム制御回路50は、レンズユニット
300が装着されたままであり、レンズユニット300
内に保存された各種設定を読み込む必要が無いのであれ
ば(ステップS693)、ステップS671に進む。
【0348】システム制御回路50は、撮像した画像デ
ータを逐次表示するスルー表示状態に設定して(ステッ
プS671)、ステップS672に進む。
【0349】スルー表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して、画像表示メモリ24に逐次書き込ま
れたデータを、メモリ制御回路22、D/A変換器26
を介して画像表示部28の前述した撮影領域に逐次表示
することにより、電子ファインダー機能を実現してい
る。
【0350】シャッタースイッチSW1が押されていな
いならば(ステップS672)、ステップS634に戻
る。
【0351】シャッタースイッチSW1が押されたなら
ば(ステップS672)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態をフリーズ表示状態に設定して
(ステップS673)、ステップS674に進む。
【0352】フリーズ表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介した画像表示メモリ24の画像データ書き
換えを禁止し、最後に書き込まれた画像データを、メモ
リ制御回路22、D/A変換器26を介して画像表示部
28の前述した撮影領域に表示することにより、フリー
ズした映像を電子ファインダーに表示している。
【0353】システム制御回路50は、測距処理を行っ
て撮影レンズ10の焦点を被写体に合わせ、測光処理を
行って絞り値及びシャッター時間を決定する(ステップ
S674)。測光処理に於いて、必要であればフラッシ
ュの設定も行う。
【0354】この測距・測光処理ステップS674の詳
細は図5を用いて前述した通りである。
【0355】測距・測光処理ステップS674を終えた
ならば、システム制御回路50は画像表示部28の表示
状態をスルー表示状態に設定して(ステップS67
5)、ステップS676に進む。なお、ステップS67
5でのスルー表示状態は、ステップS671でのスルー
状態と同じ動作状態である。
【0356】シャッタースイッチSW2が押されずに
(ステップS676)、さらにシャッタースイッチSW
1も解除されたならば(ステップS677)、ステップ
S634に戻る。
【0357】シャッタースイッチSW2が押されたなら
ば(ステップS676)、システム制御回路50は画像
表示部28の表示状態を固定色表示状態に設定して(ス
テップS678)、ステップS679に進む。
【0358】固定色表示状態に於いては、撮像素子1
4、A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御
回路22を介して画像表示メモリ24に書き込まれた撮
影画像データの代わりに、差し替えた固定色の画像デー
タを、メモリ制御回路22、D/A変換器26を介して
画像表示部28の前述した撮影領域に表示することによ
り、固定色の映像を電子ファインダーに表示している。
【0359】システム制御回路50は、撮像素子14、
A/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路
22を介して、或いはA/D変換器から直接メモリ制御
回路22を介して、メモリ30に撮影した画像データを
書き込む露光処理、及び、メモリ制御回路22そして必
要に応じて画像処理回路20を用いて、メモリ30に書
き込まれた画像データを読み出して各種処理を行う現像
処理からなる撮影処理を実行する(ステップS67
9)。
【0360】この撮影処理ステップS679の詳細は図
6を用いて前述した通りである。
【0361】システム制御回路50は、撮影処理ステッ
プS679によってメモリ30に書き込まれた画像デー
タを読み出して、メモリ制御回路22を介して画像表示
メモリ24に転送する表示画像処理を実行する(ステッ
プS680)。
【0362】この表示画像処理ステップS680の詳細
は図7を用いて前述した通りである。
【0363】システム制御回路50は、画像表示部28
の表示状態をクイックレビュー表示状態に設定して(ス
テップS681)、ステップS682に進む。
【0364】クイックレビュー状態に於いては、表示画
像処理ステップS680によって画像表示メモリ24に
転送された画像データを、メモリ制御回路22、D/A
変換器26を介して画像表示部28の前述した撮影領域
に表示することにより、撮影画像の自動再生を行う電子
ファインダー機能を実現している。
【0365】システム制御回路50は、メモリ30に書
き込まれた撮影画像データを読み出して、メモリ制御回
路22そして必要に応じて画像処理回路20を用いて各
種画像処理を、また、圧縮・伸長回路32を用いて設定
したモードに応じた画像圧縮処理を行う圧縮処理を行っ
た後(ステップS682)、インタフェース90或いは
94、コネクタ92或いは96を介して、メモリカード
やコンパクトフラッシュカード等の記録媒体200或い
は210へ画像データの書き込みを行う記録処理を実行
する(ステップS683)。
【0366】この圧縮処理ステップS682の詳細は図
8を用いて前述した通りである。
【0367】なお、画像表示部28がONの場合は、記
録媒体200或いは210へ画像データの書き込みを行
っている間、書き込み動作中であることを明示する例え
ば「BUSY」のような表示を画像表示部28に対して行
う。
【0368】さらに、表示部54において例えばLED
を点滅させる等の記録媒体書き込み動作表示も併せて行
う。
【0369】システム制御回路50はシャッタースイッ
チSW2が放されるまで(ステップS684)、画像表
示部28におけるクイックレビュー表示を継続する。こ
れにより、使用者はシャッタースイッチSW2を押して
いる間、撮影画像の確認を入念に行うことが出来る。
【0370】シャッタースイッチSW2が放されたなら
ば(ステップS684)、システム制御回路50は、パ
ノラマ撮影開始フラグを設定して(ステップS68
5)、一連のパノラマ撮影において1枚目の撮影が実行
済みであることを明らかにする。これにより、ステップ
S642で説明したように、1枚目の水平パノラマモー
ド或いは垂直パノラマモードの撮影実行後に撮影方向を
反転することを禁止することが可能となる。
【0371】システム制御回路50は、次の撮影領域に
移動するために、変数nをn=n+1とし(ステップS
686)、変数mをm=1として初期化した後(ステッ
プS687)、ステップS634に戻り、一連のパノラ
マ撮影処理を繰り返す。
【0372】このように、シャッタースイッチSW2を
放すことにより、処理がステップS634に戻った後、
ステップS646において次の撮影領域に移動し、ステ
ップS648において、前回を含む撮影済みの撮影領域
をクイックレビュー表示状態に、次の撮影領域をスルー
表示状態にそれぞれ設定して、撮影済みの画像とこれか
ら撮影する画像とをオーバーラップさせて表示すること
により、パノラマ撮影の繋ぎ取りを使用者が容易に行え
るようにすることが出来る。ここで、水平パノラマモー
ドでのn枚目の撮影終了前後の撮影画面の一例を図14
に示す。
【0373】図14において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態での撮影画面である。
なお、説明図としては準備していないが、1枚目の撮影
後にシャッタースイッチSW2を放すまでは(a)の1
枚目の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画
面となる。
【0374】また、垂直パノラマモードでのn枚目の撮
影終了前後の撮影画面の一例を図15に示す。図15に
おいて、(a)は1枚目の撮影前の状態での撮影画面、
(b)は1枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を
放した状態での撮影画面である。なお、説明図としては
準備していないが、1枚目の撮影後にシャッタースイッ
チSW2を放すまでは(a)の1枚目の撮影領域がクイ
ックレビュー表示となった撮影画面となる。
【0375】さらに、2×2パノラマモードでのn枚目
の撮影終了前後の撮影画面の一例を図12及び図13に
示す。
【0376】図12において、(a)は1枚目の撮影前
の状態での撮影画面、(b)は1枚目の撮影後にシャッ
タースイッチSW2を放した状態、つまり、2枚目の撮
影前の状態での撮影画面である。そして、 図13にお
いて、(c)は2枚目の撮影後にシャッタースイッチS
W2を放した状態、つまり、3枚目の撮影前の状態での
撮影画面、(d)は3枚目の撮影後にシャッタースイッ
チSW2を放した状態、つまり、4枚目の撮影前の状態
での撮影画面、である。
【0377】なお、説明図としては準備していないが、
n枚目の撮影後にシャッタースイッチSW2を放すまで
は、それぞれ(a),(b),(c),(d)のn枚目
の撮影領域がクイックレビュー表示となった撮影画面と
なる。シャッタースイッチSW2を放すと次の撮影領域
であるn+1枚目の撮影領域のスルー表示が追加される
ことになる。
【0378】以上説明した様に、第2の実施形態によれ
ば、一連のパノラマ撮影の開始後はレンズユニット30
0が焦点距離の異なる他のレンズユニットに交換される
のを禁止することによりパノラマ合成に不適当な画像を
撮影して組にしてしまうという問題を防止することが出
来る。
【0379】また、一連のパノラマ撮影を一旦打ち切っ
て新たな一連のパノラマ撮影を開始することにより、一
連のパノラマ撮影の途中でレンズユニット300を他の
焦点距離のレンズユニットに取り替えることを禁止し、
パノラマ合成に不適当な画像を撮影して組にしてしまう
という問題を防止することが出来る。
【0380】さらに、レンズユニット300を外す際に
レンズシステム制御回路350内の不揮発メモリに保存
した各種情報を、一旦外したレンズユニット300を再
び画像処理装置100に取り付けた際に読み込んで用い
ることが出来るため、レンズユニット300を交換する
度にレンズユニット300に応じた各種設定を繰り返し
行う作業を省くことを可能とすることが出来る。
【0381】以上、本発明の各実施形態の説明を行っ
た。
【0382】なお、実施形態の説明に於いては、ステッ
プS665で一連のパノラマ撮影終了の確認が選択され
たならばステップS631に戻って新たな一連のパノラ
マ撮影を開始するとして説明したが、ステップS611
に戻ってパノラマモード選択画面から再度設定を行い、
その後に新たな一連のパノラマ撮影を開始しても勿論問
題ない。
【0383】そして、パノラマモード選択画面で選択可
能なパノラマモードを、2×2パノラマモード、水平パ
ノラマモード、垂直パノラマモードの3種類として説明
したが、これらに限らず、単数或いは複数種類の任意の
数の異なるパノラマモードを選択可能としても、勿論問
題ない。
【0384】図9でのパノラマモード選択画面の表示
も、この例に限らず、画像や音声を用いた任意の配置や
方法による表示を行って構わない。
【0385】また、2×2パノラマモード撮影画面での
表示を2次元的に縦横計4枚として説明したが、これに
限らず、縦横計9枚、縦横計16枚等の、任意の数の2
次元配置、更には3次元配置としても、勿論問題ない。
【0386】また、水平パノラマモード撮影画面及び垂
直パノラマモードでの表示を連続2枚として説明した
が、これに限らず、3枚、4枚等の、任意の数の1次元
配置としても、勿論問題ない。
【0387】図10、図11、図12、図13、図14
及び図15でのパノラマモード撮影画面の表示も、この
例に限らず、画像や音声、文字、記号等を用いた任意の
配置や方法による表示を行って構わない。
【0388】また、水平パノラマモード及び垂直パノラ
マモードでの撮影方向の反転は、1枚目の撮影を終えた
後は出来ないものとして説明したが、この例に限らず、
随時撮影方向を反転出来るようにしても、勿論問題な
い。右方向と左方向、上方向と下方向、或いは斜めを含
む任意の方向へと随時撮影方向を変更するようにして
も、勿論問題ない。画像表示部28の表示面積を大きく
して多数の画像表示領域を同時に表示可能な形態とすれ
ば、右方向と左方向、上方向と下方向、或いは斜めを含
む任意の方向へと随時撮影方向を変更することも可能で
ある。
【0389】また、水平パノラマモード及び垂直パノラ
マモードでの撮影やり直しは、1回前の撮影画像迄とし
て説明したが、この例に限らず、任意の回数前の撮影画
像に溯って撮影やり直しをするようにしても、勿論問題
ない。
【0390】また、次に撮影する画像表示領域をスルー
表示とし、撮影済みの画像表示領域をクイックレビュー
表示として、既に撮影した画像の再生画像と次に撮影す
る画像との境界領域を一部重ねて表示するとして説明し
たが、境界領域を重ねずに表示するようにしても良い。
【0391】また、図10、図11、図12、図13、
図14、図15の各パノラマモードの説明図において
は、一例として、画像表示領域内に、「LIVE」、「FREE
ZE」という説明文字を付加したが、実際の画像表示部2
8での表示には、これらの文字を表示する構成として
も、表示しない構成としても、どちらでも問題ない。
【0392】また、画像処理装置100に複数のレンズ
ユニット300が着脱可能な構成であっても勿論問題な
い。
【0393】また、記録媒体200及び210は、PC
MCIAカードやコンパクトフラッシュ等のメモリカー
ド、ハードディスク等だけでなく、マイクロDAT、光
磁気ディスク、CD−RやCD−WR等の光ディスク、
DVD等の相変化型光ディスク等で構成されていても勿
論問題無い。
【0394】また、記録媒体200及び210がメモリ
カードとハードディスク等が一体となった複合媒体であ
っても勿論問題無い。さらに、その複合媒体から一部が
着脱可能な構成としても勿論問題無い。
【0395】また、実施形態の説明に於いては、記録媒
体200及び210は画像処理装置100と分離してい
て任意に接続可能なものとして説明したが、いずれか或
いは全ての記録媒体が画像処理装置100に固定したま
まとなっていても勿論問題無い。
【0396】また、画像処理装置100に記録媒体20
0或いは210が、単数或いは複数の任意の個数接続可
能な構成であっても構わない。
【0397】また、画像処理装置100に記録媒体20
0及び210が装着される構成として説明したが、記録
媒体は単数或いは複数の何れの組み合わせの構成であっ
ても、勿論問題無い。
【0398】また、複数の画像を関連付ける例としてパ
ノラマ画像の合成について説明したが、画素ずらしを行
いながら複数の画像を撮像し、これらの画像から高解像
度の画像を合成する場合にも、本発明は適用可能であ
る。
【0399】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0400】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0401】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0402】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0403】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0404】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0405】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数枚撮影した画像を組み合わせてパノラマ画像を作成
する際に、元のレンズと交換したレンズとの焦点距離の
違いを補正するために余分な補正演算を行う必要があ
り、画質が著しく低下することが多いという従来の問題
を解決することができる。
【0406】また、撮影レンズを焦点距離の異なる別の
レンズに取り替えたために、それぞれ撮影した画像の構
図が個々に著しく異なる場合、合成したパノラマ画像の
外形が撮影した画像毎に大きく異なって段付きとなって
しまうという従来の問題を解決することができる。
【0407】また、パノラマ撮影に限らず、外した撮影
レンズを再び取り付けた場合に、撮影レンズに応じた以
前の設定状態を再設定する必要があり、不便であるとい
う従来の問題を解決することができる。
【0408】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロー
チャートである。
【図3A】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図3B】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロ
ーチャートである。
【図4】画像処理装置の動作を示す主ルーチンのフロー
チャートである。
【図5】測距・測光処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図6】撮影処理ルーチンのフローチャートである。
【図7】表示画像処理ルーチンのフローチャートであ
る。
【図8】圧縮処理ルーチンのフローチャートである。
【図9】パノラマ撮影モード設定画面の説明図である。
【図10】水平パノラマモード初期画面の説明図であ
る。
【図11】垂直パノラマモード初期画面の説明図であ
る。
【図12】2×2パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図13】2×2パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図14】水平パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図15】垂直パノラマモード撮影画面の説明図であ
る。
【図16】本発明の第2の実施形態に係わる画像処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図17】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャー
トである。
【図18】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャー
トである。
【図19】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャー
トである。
【図20A】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【図20B】第2の実施形態の主ルーチンのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
14 撮像素子 16 A/D変換器 18 タイミング発生回路 20 画像処理回路 22 メモリ制御回路 24 画像表示メモリ 26 D/A変換器 28 画像表示部 30 メモリ 32 画像圧縮・伸長回路 48 フラッシュ 50 システム制御回路 52 メモリ 54 表示部 56 不揮発性メモリ 60 モードダイアルスイッチ 62 シャッタースイッチSW1 64 シャッタースイッチSW2 66 選択/切替スイッチ 68 決定/実行スイッチ 70 操作部 72 圧縮モードスイッチ 74 ズームスイッチWIDE 76 ズームスイッチTELE 80 電源制御手段 82 コネクタ 84 コネクタ 86 電源手段 90 インタフェース 92 コネクタ 94 インタフェース 96 コネクタ 98 記録媒体着脱検知手段 100 画像処理装置 104 光学ファインダ 106 レンズマウント 110 通信手段 112 コネクタ(またはアンテナ) 120 インタフェース 122 コネクタ 124 レンズ着脱検知手段 126 レンズ着脱スイッチ 200 記録媒体 202 記録部 204 インタフェース 206 コネクタ 210 記録媒体 212 記録部 214 インタフェース 216 コネクタ 300 レンズユニット 306 レンズマウント 310 撮影レンズ 312 シャッター 320 インタフェース 322 コネクタ 340 露光制御手段 342 測距制御手段 344 ズーム制御手段 350 レンズシステム制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/781 H04N 5/781 510A

Claims (84)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は動
    画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置で
    あって、 着脱自在なレンズユニットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段と、 外部に所定の情報を表示する表示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、前記表示手段により警告情報を表示する様に制御す
    る制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の画像を関連付けるとは、複数
    の画像からパノラマ画像を合成することであることを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の画像は、画素ずらしを行って
    撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は動
    画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置で
    あって、 着脱自在なレンズユニットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、新たな関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始
    する様に制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の画像を関連付けるとは、複数
    の画像からパノラマ画像を合成することであることを特
    徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の画像は、画素ずらしを行って
    撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項4に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は動
    画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置で
    あって、 着脱自在なレンズユニットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱状態を検知する検知手段と、 外部に所定の情報を表示する表示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、前記表示手段により警告情報を表示した後に、新た
    な関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始する様に
    制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記複数の画像を関連付けるとは、複数
    の画像からパノラマ画像を合成することであることを特
    徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記複数の画像は、画素ずらしを行って
    撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項7に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 着脱自在なレンズユニットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記レンズユニットの取り外しを禁止する様に制
    御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項10に記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項10に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 着脱自在なレンズユニットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、 外部に所定の情報を表示する表示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記表示手段により警告情報を表示すると共に前
    記レンズユニットの取り外しを禁止する様に制御する制
    御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項13に記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 着脱自在なレンズユニットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶する前に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記レンズユニットの取り外しを許可し、前記記
    憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の
    最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手段から
    前記レンズユニットを取り外す指示が出された場合に、
    前記レンズユニットの取り外しを禁止する様に制御する
    制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項16に記載の画像処理装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項16に記載の画像処理装置。
  19. 【請求項19】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を有するレンズユニ
    ットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、 前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す指示が
    出された場合に、前記レンズユニットの動作状態に関す
    る情報を前記不揮発性記憶手段に記憶した後にレンズの
    取り外しを許可し、前記レンズユニットが再び装着され
    た場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶した前記レンズ
    ユニットの使用状態に関する情報を読み出し、該読み出
    した情報に応じて画像処理装置の動作状態を再設定する
    様に制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  20. 【請求項20】 前記動作状態は、画像処理装置の撮像
    モードであることを特徴とする請求項19に記載の画像
    処理装置。
  21. 【請求項21】 前記動作状態は、焦点距離を変更可能
    なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
    する請求項19に記載の画像処理装置。
  22. 【請求項22】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項19に記載の画像処理装置。
  23. 【請求項23】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項19に記載の画像処理装置。
  24. 【請求項24】 撮像した複数枚の静止画像及び/又は
    動画像を記憶手段に記憶する機能を有する画像処理装置
    であって、 着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を有するレンズユニ
    ットと、 該レンズユニットにより結像された被写体像を撮像する
    撮像手段と、 該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付けて記
    憶する記憶手段と、 前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段と、 前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す指示が
    出された場合に、前記レンズユニットの動作状態に関す
    る情報及び使用者情報を前記不揮発性記憶手段に記憶し
    た後にレンズの取り外しを許可し、前記レンズユニット
    が再び装着された場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶
    した前記レンズユニットの使用状態に関する情報及び使
    用者情報を読み出し、該読み出した情報に応じて画像処
    理装置の動作状態を使用者毎に再設定する様に制御する
    制御手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記動作状態は、画像処理装置の撮像
    モードであることを特徴とする請求項24に記載の画像
    処理装置。
  26. 【請求項26】 前記動作状態は、焦点距離を変更可能
    なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
    する請求項24に記載の画像処理装置。
  27. 【請求項27】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項24に記載の画像処理装置。
  28. 【請求項28】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項24に記載の画像処理装置。
  29. 【請求項29】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状
    態を検知する検知手段と、外部に所定の情報を表示する
    表示手段とを備える画像処理装置を制御するための画像
    処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、前記表示手段により警告情報を表示することを特徴
    とする画像処理装置の制御方法。
  30. 【請求項30】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項29に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  31. 【請求項31】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項29に記載の画像処理装置の制御方法。
  32. 【請求項32】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状
    態を検知する検知手段とを備える画像処理装置を制御す
    るための画像処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、新たな関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始
    することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  33. 【請求項33】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項32に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  34. 【請求項34】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項32に記載の画像処理装置の制御方法。
  35. 【請求項35】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状
    態を検知する検知手段と、外部に所定の情報を表示する
    表示手段とを備える画像処理装置を制御するための画像
    処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、前記表示手段により警告情報を表示した後に、新た
    な関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始すること
    を特徴とする画像処理装置の制御方法。
  36. 【請求項36】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項35に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  37. 【請求項37】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項35に記載の画像処理装置の制御方法。
  38. 【請求項38】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を
    指示する指示手段とを備える画像処理装置を制御するた
    めの画像処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記レンズユニットの取り外しを禁止することを
    特徴とする画像処理装置の制御方法。
  39. 【請求項39】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項38に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  40. 【請求項40】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項38に記載の画像処理装置の制御方法。
  41. 【請求項41】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を
    指示する指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示
    手段とを備える画像処理装置を制御するための画像処理
    装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記表示手段により警告情報を表示すると共に前
    記レンズユニットの取り外しを禁止することを特徴とす
    る画像処理装置の制御方法。
  42. 【請求項42】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項41に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  43. 【請求項43】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項41に記載の画像処理装置の制御方法。
  44. 【請求項44】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を
    指示する指示手段とを備える画像処理装置を制御するた
    めの画像処理装置の制御方法であって、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶する前に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記レンズユニットの取り外しを許可し、前記記
    憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の
    最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手段から
    前記レンズユニットを取り外す指示が出された場合に、
    前記レンズユニットの取り外しを禁止することを特徴と
    する画像処理装置の制御方法。
  45. 【請求項45】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項44に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  46. 【請求項46】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項45に記載の画像処理装置の制御方法。
  47. 【請求項47】 着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を
    有するレンズユニットと、該レンズユニットにより結像
    された被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段によ
    り撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
    と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを
    備える画像処理装置を制御するための画像処理装置の制
    御方法であって、 前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す指示が
    出された場合に、前記レンズユニットの動作状態に関す
    る情報を前記不揮発性記憶手段に記憶した後にレンズの
    取り外しを許可し、前記レンズユニットが再び装着され
    た場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶した前記レンズ
    ユニットの使用状態に関する情報を読み出し、該読み出
    した情報に応じて画像処理装置の動作状態を再設定する
    ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  48. 【請求項48】 前記動作状態は、画像処理装置の撮像
    モードであることを特徴とする請求項47に記載の画像
    処理装置の制御方法。
  49. 【請求項49】 前記動作状態は、焦点距離を変更可能
    なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
    する請求項47に記載の画像処理装置の制御方法。
  50. 【請求項50】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項47に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  51. 【請求項51】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項47に記載の画像処理装置の制御方法。
  52. 【請求項52】 着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を
    有するレンズユニットと、該レンズユニットにより結像
    された被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段によ
    り撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
    と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを
    備える画像処理装置を制御するための画像処理装置の制
    御方法であって、 前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す指示が
    出された場合に、前記レンズユニットの動作状態に関す
    る情報及び使用者情報を前記不揮発性記憶手段に記憶し
    た後にレンズの取り外しを許可し、前記レンズユニット
    が再び装着された場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶
    した前記レンズユニットの使用状態に関する情報及び使
    用者情報を読み出し、該読み出した情報に応じて画像処
    理装置の動作状態を使用者毎に再設定することを特徴と
    する画像処理装置の制御方法。
  53. 【請求項53】 前記動作状態は、画像処理装置の撮像
    モードであることを特徴とする請求項52に記載の画像
    処理装置の制御方法。
  54. 【請求項54】 前記動作状態は、焦点距離を変更可能
    なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
    する請求項52に記載の画像処理装置の制御方法。
  55. 【請求項55】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項54に記載の画像処理装置の制御方
    法。
  56. 【請求項56】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項54に記載の画像処理装置の制御方法。
  57. 【請求項57】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状
    態を検知する検知手段と、外部に所定の情報を表示する
    表示手段とを備える画像処理装置を制御する制御プログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラム
    が、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、前記表示手段により警告情報を表示する工程のコー
    ドを具備することを特徴とする記憶媒体。
  58. 【請求項58】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項57に記載の記憶媒体。
  59. 【請求項59】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項57に記載の記憶媒体。
  60. 【請求項60】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状
    態を検知する検知手段とを備える画像処理装置を制御す
    る制御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御
    プログラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、新たな関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始
    する工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒
    体。
  61. 【請求項61】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項60に記載の記憶媒体。
  62. 【請求項62】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項60に記載の記憶媒体。
  63. 【請求項63】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱状
    態を検知する検知手段と、外部に所定の情報を表示する
    表示手段とを備える画像処理装置を制御する制御プログ
    ラムを格納した記憶媒体であって、該制御プログラム
    が、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記検知手
    段が前記レンズユニットが外れたことを検知した場合
    に、前記表示手段により警告情報を表示した後に、新た
    な関連付けられた複数の画像の撮像動作を開始する工程
    のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  64. 【請求項64】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項63に記載の記憶媒体。
  65. 【請求項65】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項63に記載の記憶媒体。
  66. 【請求項66】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を
    指示する指示手段とを備える画像処理装置を制御する制
    御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プロ
    グラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記レンズユニットの取り外しを禁止する工程の
    コードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  67. 【請求項67】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項66に記載の記憶媒体。
  68. 【請求項68】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項66に記載の記憶媒体。
  69. 【請求項69】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を
    指示する指示手段と、外部に所定の情報を表示する表示
    手段とを備える画像処理装置を制御する制御プログラム
    を格納した記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記表示手段により警告情報を表示すると共に前
    記レンズユニットの取り外しを禁止する工程のコードを
    具備することを特徴とする記憶媒体。
  70. 【請求項70】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項69に記載の記憶媒体。
  71. 【請求項71】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項69に記載の記憶媒体。
  72. 【請求項72】 着脱自在なレンズユニットと、該レン
    ズユニットにより結像された被写体像を撮像する撮像手
    段と、該撮像手段により撮像された複数の画像を関連付
    けて記憶する記憶手段と、前記レンズユニットの着脱を
    指示する指示手段とを備える画像処理装置を制御する制
    御プログラムを格納した記憶媒体であって、該制御プロ
    グラムが、 前記記憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像
    の内の最初の画像を撮像して記憶する前に、前記指示手
    段から前記レンズユニットを取り外す指示が出された場
    合に、前記レンズユニットの取り外しを許可し、前記記
    憶手段に関連付けて記憶しようとする複数の画像の内の
    最初の画像を撮像して記憶した後に、前記指示手段から
    前記レンズユニットを取り外す指示が出された場合に、
    前記レンズユニットの取り外しを禁止する工程のコード
    を具備することを特徴とする記憶媒体。
  73. 【請求項73】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項72に記載の記憶媒体。
  74. 【請求項74】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項72に記載の記憶媒体。
  75. 【請求項75】 着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を
    有するレンズユニットと、該レンズユニットにより結像
    された被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段によ
    り撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
    と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを
    備える画像処理装置を制御する制御プログラムを格納し
    た記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す指示が
    出された場合に、前記レンズユニットの動作状態に関す
    る情報を前記不揮発性記憶手段に記憶した後にレンズの
    取り外しを許可し、前記レンズユニットが再び装着され
    た場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶した前記レンズ
    ユニットの使用状態に関する情報を読み出し、該読み出
    した情報に応じて画像処理装置の動作状態を再設定する
    工程のコードを具備することを特徴とする記憶媒体。
  76. 【請求項76】 前記動作状態は、画像処理装置の撮像
    モードであることを特徴とする請求項75に記載の記憶
    媒体。
  77. 【請求項77】 前記動作状態は、焦点距離を変更可能
    なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
    する請求項75に記載の記憶媒体。
  78. 【請求項78】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項75に記載の記憶媒体。
  79. 【請求項79】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項75に記載の記憶媒体。
  80. 【請求項80】 着脱自在で、且つ不揮発性記憶手段を
    有するレンズユニットと、該レンズユニットにより結像
    された被写体像を撮像する撮像手段と、該撮像手段によ
    り撮像された複数の画像を関連付けて記憶する記憶手段
    と、前記レンズユニットの着脱を指示する指示手段とを
    備える画像処理装置を制御する制御プログラムを格納し
    た記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記指示手段から前記レンズユニットを取り外す指示が
    出された場合に、前記レンズユニットの動作状態に関す
    る情報及び使用者情報を前記不揮発性記憶手段に記憶し
    た後にレンズの取り外しを許可し、前記レンズユニット
    が再び装着された場合に、前記不揮発性記憶手段に記憶
    した前記レンズユニットの使用状態に関する情報及び使
    用者情報を読み出し、該読み出した情報に応じて画像処
    理装置の動作状態を使用者毎に再設定する工程のコード
    を具備することを特徴とする記憶媒体。
  81. 【請求項81】 前記動作状態は、画像処理装置の撮像
    モードであることを特徴とする請求項80に記載の記憶
    媒体。
  82. 【請求項82】 前記動作状態は、焦点距離を変更可能
    なレンズユニットの焦点距離設定値であることを特徴と
    する請求項80に記載の記憶媒体。
  83. 【請求項83】 前記複数の画像を関連付けるとは、複
    数の画像からパノラマ画像を合成することであることを
    特徴とする請求項80に記載の記憶媒体。
  84. 【請求項84】 前記複数の画像は、画素ずらしを行っ
    て撮像した画像であり、前記複数の画像を関連付けると
    は、前記画素ずらしを行って撮像した複数の画像から高
    解像度の画像を合成することであることを特徴とする請
    求項80に記載の記憶媒体。
JP10151670A 1998-03-11 1998-06-01 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体 Pending JPH11345317A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10151670A JPH11345317A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体
US09/265,070 US7136096B1 (en) 1998-03-11 1999-03-09 Image processing method and apparatus, control method therefor, and storage medium
DE69941938T DE69941938D1 (de) 1998-03-11 1999-03-10 Verfahren und Vorrichtung zur Aufnahme von Panoramabildern, entsprechendes Kontrolverfahren und Aufzeichnungsmedium
EP99104778A EP0942598B1 (en) 1998-03-11 1999-03-10 Method and apparatus for panoramic imaging, control method therefor, and storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10151670A JPH11345317A (ja) 1998-06-01 1998-06-01 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11345317A true JPH11345317A (ja) 1999-12-14

Family

ID=15523681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10151670A Pending JPH11345317A (ja) 1998-03-11 1998-06-01 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11345317A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027312A (ja) * 2000-06-30 2002-01-25 Ricoh Co Ltd 撮像装置
JP2002223382A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Seiko Epson Corp ディジタルカメラ及び画像ファイル方法
JP2003287828A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Sony Corp 撮像装置
JP2006013706A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Pentax Corp 撮像装置
JP2006013712A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Pentax Corp 撮像装置
JP2012049998A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Samsung Electronics Co Ltd 撮像装置、撮影モード選択方法及びコンピュータプログラム
TWI422957B (zh) * 2004-06-23 2014-01-11 Pentax Ricoh Imaging Co Ltd 照相設備
JP2014123917A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2020005033A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US11146714B2 (en) 2018-06-25 2021-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
CN114157351A (zh) * 2021-12-08 2022-03-08 中国电子科技集团公司第三十四研究所 一种声光复合定位的无扫描空间激光通信装置及捕获方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027312A (ja) * 2000-06-30 2002-01-25 Ricoh Co Ltd 撮像装置
JP2002223382A (ja) * 2001-01-25 2002-08-09 Seiko Epson Corp ディジタルカメラ及び画像ファイル方法
JP2003287828A (ja) * 2002-03-27 2003-10-10 Sony Corp 撮像装置
TWI422957B (zh) * 2004-06-23 2014-01-11 Pentax Ricoh Imaging Co Ltd 照相設備
JP2006013712A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Pentax Corp 撮像装置
JP4565905B2 (ja) * 2004-06-23 2010-10-20 Hoya株式会社 撮像装置
JP4565907B2 (ja) * 2004-06-23 2010-10-20 Hoya株式会社 撮像装置
JP2006013706A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Pentax Corp 撮像装置
JP2012049998A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Samsung Electronics Co Ltd 撮像装置、撮影モード選択方法及びコンピュータプログラム
JP2014123917A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Casio Comput Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP2020005033A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法
US11146714B2 (en) 2018-06-25 2021-10-12 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
US11477356B2 (en) 2018-06-25 2022-10-18 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
US11750908B2 (en) 2018-06-25 2023-09-05 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus, control method thereof, and non-transitory computer-readable storage medium
CN114157351A (zh) * 2021-12-08 2022-03-08 中国电子科技集团公司第三十四研究所 一种声光复合定位的无扫描空间激光通信装置及捕获方法
CN114157351B (zh) * 2021-12-08 2023-08-18 中国电子科技集团公司第三十四研究所 一种声光复合定位的无扫描空间激光通信装置及捕获方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3862404B2 (ja) 画像処理装置およびその方法、画像ファイルフォーマット、記憶媒体
JPH11345317A (ja) 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体
JP4095383B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP2008070645A (ja) 撮像装置
JP2008234628A (ja) 携帯型電子機器
JP3359310B2 (ja) 撮像装置、画像処理装置、画像処理方法、及び記憶媒体
US8494355B2 (en) Image pickup apparatus
JP3950550B2 (ja) 画像処理装置及びその制御方法及び記憶媒体
JP4700796B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP4393177B2 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2005051340A (ja) カメラをリモート制御するカメラ
JP2001275037A (ja) 撮像装置、撮像方法及び記憶媒体
JP4838644B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、及びプログラム
JP4948011B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法、コンピュータプログラム及び記憶媒体
JP5555103B2 (ja) 画像記録装置、方法及びプログラム
JP5448498B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP3976894B2 (ja) 画像記録装置及びその制御方法並びにメモリ媒体
JPH11261939A (ja) 画像処理方法及び装置並びに記憶媒体
JP2000092374A (ja) 撮像装置及びその制御方法及び記憶媒体
JP4908860B2 (ja) 制御装置、及びその制御方法
JP2006203665A (ja) 撮像装置及び方法、並びに記録媒体及びプログラム
JP2003110983A (ja) 撮像装置、画像管理装置、画像管理システム、撮像装置の制御方法、画像管理方法、記録媒体及びプログラム
JP2006211392A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2004173085A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP2003298907A (ja) デジタルカメラ及び画像表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070119

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070604