JP5448498B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、撮像装置、その制御方法、プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、特に撮影レンズを介した被写体の像を直接的に目視しながら撮影可能な電子カメラに適用して好適なものである。
近年、被写体の光学像を、撮影レンズを介してCCD等の固体撮像素子に結像させて、撮像素子により光電変換されて出力される画像信号を、静止画像や動画像として記録媒体等に記録する一眼レフ方式の電子カメラが市販されている。
この種の一眼レフ方式の電子カメラは、ミラー部材を備えている。そして、ミラー部材を、撮影レンズからの光学像を光学ファインダへ導くために、撮影レンズの光路内に配置される第1の位置(ミラーダウン位置)と、撮像素子へ導くために該光路外に配置される第2の位置(ミラーアップ位置)との間で回動する構成となっている。
ミラー部材は、撮影レンズからの被写体像を光学ファインダを介して目視しながら撮影する一眼レフカメラの性質上、前記第1の位置が基本的なポジションとなっている。そして、被写体の像を撮影するとき(画像を取り込むとき)にのみ瞬間的に、前記第2の位置に回動させて、撮影レンズからの光学像を撮像素子に結像させるようにしているのが一般的である。
また最近では、撮影レンズからの像を撮像素子で連続的に撮像し、スルー画像を液晶ディスプレイ等の表示装置に動画表示させる機能(以下、ライブビューと呼称する)や、動画を記録する機能を搭載する一眼レフ方式の電子カメラが市販されている。
ここで、ライブビューや動画記録を行う場合には、被写体の像を撮像素子に継続的に導くため、ミラー部材を前記第2の位置に設定した状態を長く継続する必要がある。
加えて、近年では撮像素子として一千万画素にも及ぶものが採用されていること等から、熱対策等において配慮が必要とされている。例えば、カメラ内部の駆動手段や撮像素子等の発熱部品による温度上昇等があった場合に、カメラがライブビュー開始の禁止、或いは、ライブビュー強制中断等の対策を行っているカメラが存在する。
また、ライブビューを行うためには、上述の通り、撮影レンズからの像を撮像素子で連続的に撮像、及び、現像を行う必要がある。そのため、例えば、静止画連続撮影等によって、カメラ内部の撮像及び現像を行うシステムが使用中のとき、ライブビュー開始の禁止、或いは、ライブビュー強制中断等の対策を行っているカメラが存在する。
電子カメラにおいて、ライブビューを行っている最中のライブビュー強制中断後の処理については、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1によれば、ライブビュー開始前の撮影状態を記憶しておき、ライブビューを行っている最中にライブビューが強制中断された場合、記憶していた撮影状態に戻るようにしている。
一方で、上述したことが原因でライブビュー開始が禁止されている場合、ライブビュー開始が指示されてから実際にライブビューが起動するまでの間(以降、ライブビュー開始準備中と呼称する)、ライブビュー開始を待つ警告画面を表示するカメラが存在する。ライブビュー開始を待つ警告画面が表示されている間は、ライブビューのためのミラー駆動が未だ行われていないため、ライブビュー開始準備中に光学ファインダを用いた静止画撮影を可能にするカメラもある。
特開2008−245129号公報
しかしながら、従来ではライブビュー開始準備中に静止画撮影の測光動作が行われると、前記警告画面を終了させて、ライブビュー開始指示をキャンセルしていた。そのため、撮影者が動画撮影を目的としてライブビューを開始する場合は、静止画撮影後に再びライブビュー開始指示を行わなければならず、煩わしかった。
また、特許文献1は、ライブビューを行っている最中のライブビュー強制中断後の処理について述べたものであり、ライブビュー開始準備中の静止画撮影後の動作については特に触れられていない。
本発明は上述したような点に鑑みてなされたものであり、ライブビュー開始準備中に静止画撮影動作が行われた場合でも、ユーザのライブビュー開始目的に応じて、静止画撮影後の動作を切り替えることによって、使い勝手を向上させることを目的とする。
本発明の撮像装置は、ライブビューの開始指示があると、ライブビューを開始するための所定の条件を満たすか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段によって前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、静止画の撮影準備動作が指示され、かつ、開始指示されたライブビューの種類が動画撮影のためのライブビューモードである場合、前記静止画の撮影準備動作指示による動作の後に、前記動画撮影のためのライブビューモードを開始するための動作を行う一方、前記第1の判定手段によって前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、前記静止画の撮影準備動作が指示されたと判定され、かつ、開始指示されたライブビューの種類が静止画撮影のためのライブビューモードである場合、前記静止画の撮影準備動作指示による動作の後にライブビューを行わないモードであるファインダ撮影モードに遷移するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ライブビュー開始待機中に静止画撮影動作が行われた場合でも、ユーザのライブビュー開始目的に応じて、静止画撮影動作後の状態を切り替えることができるので、使い勝手を向上させ、ユーザの撮影動作の効率化が可能になる。
実施形態に係る一眼レフ方式の電子カメラの回路構成を示すブロック図である。 モードダイヤルスイッチが静止画撮影モードに設定されている状態において、ライブビューが開始されるメインシーケンスを示すフローチャートである。 図2におけるファインダ撮影モードの詳細なシーケンスを示すフローチャートである。 図2及び図3における静止画撮影動作の詳細なシーケンスを示すフローチャートである。 図2におけるライブビュー開始チェックの詳細なシーケンスを示すフローチャートである。 モードダイヤルスイッチ及びLVボタンの配置関係を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置である一眼レフ方式の電子カメラ100の回路構成を示すブロック図である。12はシャッター、14は撮像素子、16はA/D変換器、18はタイミング発生回路、20は画像処理回路、22はメモリ制御回路、24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28は画像表示部、30はメモリ、32は画像圧縮・伸長回路である。
40はシャッター制御部、42は測距部、46は測光部、48はフラッシュである。50はシステム制御回路、52はメモリ、53は複数の表示部である表示部、54、55はLCD、56は不揮発性メモリである。
62はシャッタースイッチSW1、64はシャッタースイッチSW2、66は表示内容切替スイッチである。70は操作部、72は電源スイッチである。401はモードダイヤルスイッチであり、図6(b)に示すように、カメラ100の上部に設けられている。402はライブビュー(LV)ボタンであり、図6(a)に示すように、カメラ100の背面に設けられている。
80は電源制御部、82、84はコネクタ、86は電源である。90はインタフェース、92はコネクタ、98は記録媒体着脱検知部である。
104は光学ファインダ、106は後述するレンズユニット300とカメラ100とを機械的に結合させるレンズマウントである。110は通信部、112はコネクタ(又はアンテナ)である。120はインタフェース、122はコネクタ、130、132はミラーである。
200は記録媒体、202は記録部、204はインタフェース、206はコネクタである。
300はレンズユニット、306はレンズマウント、310は撮影レンズ、312は絞り、320はインタフェース、322はコネクタである。340は絞り制御部、342は測距制御部、344はズーム制御部、350はレンズ制御回路である。
シャッター12は、撮像素子14への露光量を制御し、撮像素子14は、光学像を電気信号に変換する。レンズ310に入射した光線は、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130、シャッター12を介して導かれ、光学像として撮像素子14上に結合する。
A/D変換器16は、撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御され、撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給する。
画像処理回路20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して、所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、必要に応じて、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。システム制御部50は、得られた演算結果に基づいて、システム制御回路50がシャッター制御部40、測距部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュ調光)処理を行う。さらに、画像処理回路20は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいて、TTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
なお、本実施形態において、測距部42及び測光部46を専用に備えている。従って、測距部42及び測光部46を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行い、画像処理回路20を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行わない構成としても良い。或いは、測距部42及び測光部46を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行い、さらに、画像処理回路20を用いてAF処理、AE処理、EF処理の各処理を行う構成としても良い。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、画像圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いは、A/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介して、TFT LCD等からなる画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて、撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ビューファインダ機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により、任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにすることによって、カメラ100の電力消費を低減することができる。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像のデータを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像のデータを格納するのに十分な記憶量を備える。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。画像圧縮・伸長回路32は、適応離散コサイン変換(ADCT)等により、画像データを圧縮伸長する回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
シャッター制御部40は、測光部46からの測光情報に基づいて、絞り312を制御する絞り制御部340と連携しながら、シャッター12を制御する。測距部42は、AF処理を行うための手段であり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130、及び不図示の測距用サブミラーを介して測距部42に入射させることにより、光学像として結像された画像の合焦状態を測定することができる。測光部46は、AE処理を行うための手段であり、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132及び不図示の測光用レンズを介して、測光部46に入射させることにより、光学像として結像された画像の露出状態を測定することができる。また、測光部46は、フラッシュ48と連携することにより、EF処理機能も有するものである。フラッシュ48は、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
なお、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づいて、システム制御回路50がシャッター制御部40、絞り制御部340、測距制御部342に対して制御を行うビデオTTL方式を用いて、露出制御及びAF制御を行うことも可能である。また、測距部42による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いて、AF制御を行っても良い。さらに、測光部46による測定結果と、撮像素子14によって撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果とを共に用いて、露出制御を行っても良い。
システム制御回路50は、カメラ100全体を制御する。表示部53は、システム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、或いはスピーカー等の表示部である。表示部53は、カメラ100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成される。また、表示部53は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。表示部53の表示内容のうち、LCD54或いは55等に表示するものとしては、例えば、ISO感度、調光補正値、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200の着脱状態表示、レンズユニット300の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示等がある。また、表示部53の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示等がある。さらに、表示部53の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示等がある。さらに、表示部53の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光として共有して用いても良い。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能であり、例えばEEPROM等が用いられる。操作手段62、64、66及び70は、システム制御回路50の各種動作の指示を入力するための手段であり、スイッチやダイヤル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせにより構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。シャッタースイッチ62(SW1)は、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。シャッタースイッチ64(SW2)は、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、露光処理、現像処理、記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む。現像処理では、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いて現像する。記録処理は、メモリ30から画像データを読み出し、画像圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む。
表示内容切替スイッチ66は、LCD54及び55の表示内容のうち、一部の表示内容を変更することができる。なお、その表示内容を変更する情報、すなわち表示内容切替スイッチ66の設定状態が表示内容切替情報であって、不揮発性メモリ56に保存される。
操作部70は、各種ボタンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セットボタン、録音ボタン、プロテクトボタン、消去ボタン、マクロボタン、ISO感度選択ボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切替ボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時刻設定ボタン、パノラマモード等の撮影及び再生を実行する際に、各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行ボタン、画像データを保存するフォルダの作成を行うフォルダ作成ボタン、撮影した画像データを保存するフォルダを変更するフォルダ選択/切替ボタン、画像表示部28のON/OFFを設定する画像表示ON/OFFスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ、JPEG圧縮の圧縮率を選択するため或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである圧縮モードスイッチ、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを設定することができる再生スイッチ、シャッタースイッチSW1を押した場合にオートフォーカス動作を開始し、一旦合焦したらその合焦状態を保ち続けるワンショットAFモードとシャッタースイッチSW1を押している間は連続してオートフォーカス動作を続けるサーブAFモードとを設定することができるAFモード設定スイッチ、自動撮影モード・プログラム撮影モード・シャッター速度優先撮影モード・絞り優先撮影モード・マニュアル撮影モード・焦点深度優先(デプス)撮影モード・ポートレート撮影モード・風景撮影モード・被写撮影モード・スポーツ撮影モード・夜景撮影モード・パノラマ撮影モード等の各機能撮影モードを切替設定することができるモードダイヤルスイッチ、撮影モード状態において撮影した画像をメモリ30或いは記録媒体200から読み出して画像表示部28によって表示する再生動作の開始を指示する再生スイッチ等がある。また、上記プラスボタン及びマイナスボタンの各機能は、回転ダイヤルスイッチを備えることによって、より軽快に数値や機能を選択することが可能となる。
電源スイッチ72は、カメラ100の電源ON、電源OFFの各モードを切り替え設定することができる。また、カメラ100に接続されたレンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体200等の各種付属装置の電源ON、電源OFFの設定も合わせて、切り替え設定することができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。電源86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池や、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。
インタフェース90、コネクタ92は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とカメラ100との接続を行い、記録媒体着脱検知部98は、コネクタ92に記録媒体200が装着されているか否かを検知する。なお、本実施形態では、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを1系統持つものとして説明している。もちろん、記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタは、単数或いは複数、いずれの系統数を備える構成としても良い。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても良い。インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標)(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成しても良い。さらに、インタフェース90、そしてコネクタ92をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(R))カード等の規格に準拠したものを用いて構成しても良い。この場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカードPHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で、画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
光学ファインダ104は、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって、絞り312、レンズマウント306及び106、ミラー130及び132を介して導き、光学像として結像表示する。これにより、画像表示部28による電子ビューファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部53の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が設置されている。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信、等の各種通信機能を有する。コネクタ(或いは無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110によりカメラ100を他の機器と接続する。
インタフェース120は、レンズマウント106内において、カメラ100をレンズユニット300と接続するためのインタフェース、コネクタ122は、カメラ100をレンズユニット300と電気的に接続するコネクタである。コネクタ122は、カメラ100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うとともに、各種電圧の電流を供給する機能も備えている。また、コネクタ122は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
ミラー130、132は、レンズ310に入射した光線を、一眼レフ方式によって光学ファインダ104に導くことができる。なお、ミラー132は、クイックリターンミラーの構成としても、ハーフミラーの構成としても、どちらでも良い。
記録媒体200は、メモリカードやハードディスク等である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、カメラ100とのインタフェース204、カメラ100と接続を行うコネクタ206を備えている。
レンズユニット300は、交換レンズタイプのレンズユニットである。レンズマウント306は、レンズユニット300をカメラ100と機械的に結合する。レンズマウント306内には、レンズユニット300をカメラ100と電気的に接続する各種機能が含まれる。インタフェース320は、レンズマウント306内において、レンズユニット300をカメラ100と接続するためのインタフェース、コネクタ322は、レンズユニット300をカメラ100と電気的に接続するコネクタである。コネクタ322は、カメラ100とレンズユニット300との間で制御信号、状態信号、データ信号等を伝え合うとともに、各種電圧の電流を供給される或いは供給する機能も備える。また、コネクタ322は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を伝達する構成としても良い。
絞り制御部340は、測光部46からの測光情報に基づいて、シャッター12を制御するシャッター制御部40と連携しながら、絞り312を制御する。測距制御部342は、撮影レンズ310のフォーカシングを制御し、ズーム制御部344は、撮影レンズ310のズーミングを制御する。レンズシステム制御回路350は、レンズユニット300全体を制御する。レンズシステム制御回路350は、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリやレンズユニット300固有の番号等の識別情報、管理情報、開放絞り値や最小絞り値、焦点距離等の機能情報、現在や過去の各種設定値、等を保持する不揮発性メモリの機能も備えている。
モードダイヤルスイッチ401は、静止画を撮影する静止画撮影モード、動画を撮影する動画撮影モード等の各機能モードに切り替え設定することができる。
ここで、静止画撮影モードとは、静止画を撮影するためのモードである。静止画撮影モードに設定されている場合、LVボタン402を押下することにより、ファインダ撮影モードとライブビューモード(ライブビュー静止画撮影モード)に切り替えることができる。ファインダ撮影モードとは、ライブビューを行わずに、光学ファインダ104を用いて被写体を確認しながら静止画撮影を行う状態である。また、ライブビュー静止画撮影モードとは、シャッタースイッチ62、64による撮影指示の前に、撮像素子14を用いて被写体の光学像から置き換えられた電子信号に基づいた画像(スルー画像)を、ほぼリアルタイムで画像表示部28に表示し、そのスルー画像を用いて被写体を確認しながら静止画撮影を行う状態である。すなわち、いわゆる電子ビューファインダ機能(EVF)の一種である。
また、動画撮影モードとは、動画を撮影するためのモードである。モードダイヤルスイッチ401を動画撮影モードに切り替えると、動画撮影モードに設定されるとともに、ライブビューモード(ライブビュー動画撮影モード)になる。ライブビュー動画撮影モードとは、画像表示部28にスルー画像を連続的に表示させた状態であり、動画撮影開始の待機状態である。この状態でLVボタン402を押下することにより、動画撮影の開始・終了を指示することができる。
次に、図2〜5を参照して、本実施形態に係るカメラ100の動作について説明する。
(メインシーケンス)
図2は、カメラ100のモードダイヤルスイッチ401が静止画撮影モードに設定されている状態において、ライブビューが開始されるメインシーケンスを示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ56等に格納されたプログラムをメモリ52に展開して実行することにより実現される。
まず、モードダイヤルスイッチ401が静止画撮影モードに設定されている状態で、カメラ100の電源を入れると、ステップS1001でファインダ撮影モードとなる。ファインダ撮影モードにおける処理の詳細は図3を用いて後述する。ファインダ撮影モードにおいて、LVボタン402が押下されたか、モードダイヤルスイッチ401が動画撮影モードに切り替えられたかしてライブビューの開始指示があると、ファインダ撮影モードを終了する。
次に、ステップS1002で、ライブビューを開始するための所定の条件を満たすか否かをチェックする。このチェックの処理の詳細は図5を用いて後述する。ライブビューの開始が可能である場合、警告表示フラグをOFFに設定し、ライブビューの開始が不可能である場合、警告表示フラグをONに設定する。
次に、ステップS1003で、ステップS1002において設定された警告表示フラグがONかOFFかを判定する。警告表示フラグONであると判定された場合、ステップS1004へ進む。警告表示フラグがOFFであると判定された場合、ステップS1009へ進み、ライブビューを開始する。ここまでの処理が、本発明でいう第1の判定手段による処理例である。
ステップS1004では、ライブビューの開始が不可能である旨の警告画面を画像表示部28に表示する。次に、ステップS1005で、ステップS1004における警告表示中に、カメラ100のシャッタースイッチSW1がONになったか否か、つまり、静止画の撮影準備動作開始が指示されたか否かを判定する。この処理が、本発明でいう第2の判定手段による処理例である。静止画の撮影準備動作開始が指示された場合、ステップS1006へ進む。静止画の撮影準備動作開始が指示されていない場合、ステップS1002へ遷移し、再度ライブビューの開始が可能か否かの判定を行う。
ステップS1006では、ステップS1004において表示した警告表示を消す。次に、ステップS1007で、開始指示がなされたライブビューの種類を判定する。ライブビューの種類とは、静止画撮影を目的とする(静止画撮影のための)ライブビュー静止画撮影モード、及び、動画撮影を目的とする(動画撮影のための)ライブビュー動画撮影モードを指す。この処理が、本発明でいう第3の判定手段による処理例である。
ステップS1007においてライブビューの種類がライブビュー静止画撮影モードである場合、後述する図3のファインダ撮影モードのステップS1104へ進み、静止画撮影動作を行う。この場合、ステップS1104を終了すると、ステップS1102へ遷移する。つまり、ライブビューの開始をキャンセルして、ファインダ撮影モードに遷移する。再度ライブビューを開始するには、ライブビューの開始指示の操作が必要となる。この場合、LVボタン402が押下によりファインダ撮影モードとライブビューモードが切り替わる構成となっている。そのため、ユーザはLVボタン402の位置或いはモードダイヤルスイッチ401の位置からファインダ撮影モードであるかライブビューモードであるかわからないので、ボタン位置に矛盾は生じない。
一方、ステップS1007においてライブビューの種類がライブビュー動画撮影モードである場合、ステップS1008へ進み、静止画撮影動作を行う。この静止画撮影動作の処理の詳細については図4を用いて後述する。この場合、ステップ1008を終了すると、ステップS1002へ遷移する。つまり、ユーザからライブビューの開始指示が再度行われなくとも、再度ライブビューの開始が可能か否かの判定を行う。この場合、モードダイヤルスイッチ401が動画撮影モードに切り替えられることによりライブビューモードが切り替わる構成となっている。すなわち、モードダイヤルスイッチ401が物理的に動画撮影モードを指した位置になっているため、ライブビューモードを継続することにより、ダイヤル位置に矛盾が生じない。
(ファインダ撮影モード)
図3は、図2におけるファインダ撮影モード(ステップS1001)の詳細なシーケンスを示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ56等に格納されたプログラムをメモリ52に展開して実行することにより実現される。
まず、ステップS1101で、ファインダ撮影に必要な情報をLCD54或いは55に表示する。次に、ステップS1102で、ライブビューの開始指示がなされたか否かを判定する。具体的には、LVボタン402が押下されたか、モードダイヤルスイッチ401が動画撮影モードに切り替えられたかを判定する。ライブビューの開始指示があると、図2のステップ1002へ遷移する。ライブビューの開始指示がなければ、ステップS1103へ進む。
ステップS1103では、カメラ100のシャッタースイッチSW1がONになったか否か、つまり、静止画の撮影準備動作開始が指示されたか否かを判定する。静止画の撮影準備動作開始が指示された場合、ステップS1104へ進む。静止画の撮影準備動作開始が指示されていない場合、ステップS1002へ遷移し、再度ライブビューの開始が可能か否かの判定を行う。
次に、ステップS1104で、静止画撮影動作を行う。この静止画撮影動作の処理の詳細については図4を用いて後述する。ステップS1104を終了すると、ステップS1102へ遷移する。
(静止画撮影動作)
図4は、図2及び図3における静止画撮影動作(ステップS1008、S1104)の詳細なシーケンスを示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ56等に格納されたプログラムをメモリ52に展開して実行することにより実現される。
まず、ステップS1201で、カメラ100は測光動作を行う。次に、ステップS1202で、カメラ100のシャッタースイッチSW2がONになったか否か、つまり、撮影動作が指示されたか否かを判定する。撮影動作が指示された場合、ステップS1203へ進む。ステップS1203では、図1のブロック図を用いて既述したとおり、各ブロックを制御して撮影動作(本撮影)を行う。すなわち、撮像素子14からの信号をA/D変換し、現像、圧縮処理等を行い、記録媒体200に記録する。この現像、圧縮処理には時間がかかる場合があるが、この完了を待たずに(現像、圧縮処理は継続したまま)次のステップへ進み、静止画撮影動作処理を終了することができる。一方、撮影動作が指示されていない場合、ステップS1204へ遷移する。
ステップS1204では、ステップS1005或いはS1103において行われた撮影準備動作開始の指示が継続されているか否かを判定する。撮影準備動作開始の指示が継続されている場合、ステップS1202へ遷移する。撮影準備動作開始の指示が継続されていない場合、図4の静止画撮影動作を終了する。
以上が、本実施形態における静止画撮影動作であるが、静止画撮影の種類としては、ストロボ撮影、静止画単写撮影、静止画連写撮影を行っても良い。
(ライブビュー開始チェック)
図5は、図2におけるライブビュー開始チェック(ステップS1002)の詳細なシーケンスを示すフローチャートである。このフローチャートにおける各処理は、システム制御回路50が不揮発性メモリ56等に格納されたプログラムをメモリ52に展開して実行することにより実現される。
まず、ステップS1501で、カメラ100の状態が、静止画現像中であるか否かを判定する。静止画現像中であると判定された場合、ステップS1504へ進み、警告表示フラグをONに設定する。静止画現像中でないと判定された場合、ステップS1502へ進む。
ステップS1502では、カメラ100の状態が、所定箇所(例えば撮像素子14の近傍等)の温度が所定温度よりも高温であるか否かを判定する。所定温度よりも高温であると判定された場合、ステップS1504へ進み、警告表示フラグをONに設定する。所定温度よりも高温でないと判定された場合、ステップS1503へ進む。
ステップS1503では、カメラ100の状態が、ストロボ充電中であるか否かを判定する。ストロボ充電中であると判定された場合、ステップS1504へ進み、警告表示フラグをONに設定する。ストロボ充電中でないと判定された場合、ステップS1505へ進み、警告表示フラグをOFFに設定する。以上が、本実施形態におけるライブビュー開始時のチェックである。
本実施形態では、静止画現像中であるか否か、所定温度よりも高温であるか否か、ストロボ充電中であるか否かのチェックを示したが、これは本発明における様態の一つである。チェックの内容や数や順序は、本実施形態のライブビュー開始チェック内容で提示した内容や数や順序に限定されない。
以上のように、ライブビュー開始準備中にファインダ撮影を行う場合、そのライブビューが静止画撮影のためのライブビューであれば、ライブビューの開始をキャンセルして、現在のファインダ撮影動作を優先させる。一方で、そのライブビューが動画撮影のためのライブビューであれば、動画撮影を優先させるために、ファインダ撮影動作後はそのままライブビューに遷移させる。これにより、ユーザの目的に応じて、ファインダ撮影動作後の状態を切り替えることで、ユーザの撮影動作の効率化を図ることができる。
以上述べたように、本発明は、デジタル一眼レフカメラに代表される撮像装置が、ライブビュー開始準備中にファインダ撮影動作を行った場合に、開始するライブビューの種類に応じて、前記ファインダ撮影動作後の状態を切り替えることを特徴としている。
ここでいう撮像装置とは、光学像をフイルムのような感光材料に記録、或いは電気信号に置き換える撮像手段を有し、置き換えた電気信号を記録もしくは外部へ送信することが可能な装置を言う。例えば撮像手段にCMOS(相補形金属酸化膜半導体)イメージセンサやCCD(電荷結合素子)イメージセンサ等の撮像素子を用いて被写体の光学像を電気信号に置き換え、これを画像データとして記録する装置等が挙げられる。例えばデジタルスチルカメラのように静止画を主に撮影するもの、デジタルビデオのように主に動画を撮影するものを含む。また、デジタルビデオ、デジタルカメラのように撮像した画像データを装置内に記録する手段を備えるもの、監視カメラのように外部に画像データを送信するものも含む。撮像した画像データを記録する手段としてはコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等のようなフラッシュメモリ、DVCテープ、DVD−Rのような媒体等既存のものを利用できる。撮像した画像データを送信する手段は有線LAN(ローカルエリアネットワーク)、無線LAN、USB(ユニバーサルシリアルバス)等既存の方法を利用可能である。
ここでいうライブビュー開始準備中とは、ライブビューの開始が指示されてから実際にライブビューが起動するまでの間の状態である。この間、表示装置に画面を表示させなくても良いが、ライブビュー開始準備中であることや、すぐにライブビュー開始できない理由を通知することが好ましく、その旨の警告画面を表示しても良い。
ライブビューを開始できない理由としては、例えば撮像装置内部の駆動手段や撮像素子等の発熱部品が、ライブビュー開始可能な温度になっているか否かをチェックする。或いは、ライブビューに用いるスルー画像を生成するための現像処理が可能か否かをチェックする。
さらに、ライブビュー開始処理中は、ライブビューのためのミラー駆動は未だ行われていないため、この状態でもファインダ撮影動作が可能である。
なお、上述した実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置(カメラ100)に提供して実現しても良い。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、上述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク等を用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施例の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれても良い。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。

Claims (10)

  1. ライブビューの開始指示があると、ライブビューを開始するための所定の条件を満たすか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、静止画の撮影準備動作が指示され、かつ、開始指示されたライブビューの種類が動画撮影のためのライブビューモードである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、前記動画撮影のためのライブビューモードを開始するための動作を行う一方、前記第1の判定手段によって前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、前記静止画の撮影準備動作が指示されたと判定され、かつ、開始指示されたライブビューの種類が静止画撮影のためのライブビューモードである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、ライブビューを行わないモードであるファインダ撮影モードに遷移するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の判手段により前記所定の条件を満たさないと判定された場合、警告を行う警告手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記所定の条件は、静止画現像中でないという条件、所定箇所の温度が所定温度よりも高温でないという条件、及びストロボ充電中でないという条件のうち少なくともいずれか一つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 撮影モードを切り替えるダイヤルスイッチが静止画撮影モードに設定されている場合、ボタンの押下により前記ファインダ撮影モードと前記静止画撮影のためのライブビューモードが切り替わる構成であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 撮影モードを切り替えるダイヤルスイッチが動画撮影モードに設定されると、前記動画撮影のためのライブビューモードの開始指示がなされる構成であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. ライブビューの開始指示があると、ライブビューを開始するための所定の条件を満たすか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段によって前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、静止画の撮影準備動作が指示され、かつ、開始指示されたライブビューが動画撮影モードでのライブビューである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、前記動画撮影モードでのライブビューを開始するための動作を行う一方、前記第1の判定手段によって前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、前記静止画の撮影準備動作が指示されたと判定され、かつ、開始指示されたライブビューが静止画撮影モードでのライブビューである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、ライブビューを行わないモードであるファインダ撮影モードに遷移するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  7. ライブビューの開始指示があると、ライブビューを開始するための所定の条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、静止画の撮影準備動作が指示され、かつ、開始指示されたライブビューの種類が動画撮影のためのライブビューモードである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、前記動画撮影のためのライブビューモードを開始するための動作を行う一方、前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、前記静止画の撮影準備動作が指示されたと判定され、かつ、開始指示されたライブビューの種類が静止画撮影のためのライブビューモードである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、ライブビューを行わないモードであるファインダ撮影モードに遷移するように制御するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. ライブビューの開始指示があると、ライブビューを開始するための所定の条件を満たすか否かを判定する第1の判定ステップと、
    前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、静止画の撮影準備動作が指示され、かつ、開始指示されたライブビューが動画撮影モードでのライブビューである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、前記動画撮影モードでのライブビューを開始するための動作を行う一方、前記所定の条件を満たさないと判定され、かつ、前記静止画の撮影準備動作が指示されたと判定され、かつ、開始指示されたライブビューが静止画撮影モードでのライブビューである場合、前記静止画の撮影準備動作の指示による動作の後に、ライブビューを行わないモードであるファインダ撮影モードに遷移するように制御するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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