JP2006109332A - 撮像装置及びその制御方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子カメラ等の撮像装置においては、多様な撮影シーンに対応しシャッターチャンスに強い撮像装置を提供するために電源Onから撮影可能状態までにかかる時間を短くすることが望まれている。
【解決手段】 カメラモード(撮影、再生)、起動方法を判定するための起動に必要な最小限のパラメータのみを先読みし、撮影可能状態にする鏡筒繰り出し、ファイルシステム初期化、表示系電源、撮像電源等の初期化中のCPU空き時間を利用して、各撮影モードの撮影パラメータ、カメラ内全設定を初期化することで起動時間を短くする。つまり、起動に必要な最小限のパラメータのみを先読みし処理時間がかかる鏡筒繰り出しを実行することで起動時間を短くする事を特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、静止画像や動画像を撮像、記憶、通信、記録、再生する撮像装置及びその制御方法及び記憶媒体に関する。
電子カメラ等の撮像装置においては、多様な撮影シーンに対応しシャッターチャンスに強い撮像装置を提供するために電源Onから撮影可能状態までにかかる時間を短くすることが望まれている。
起動を高速化する手段として、プログラムの読み出し手順や信号処理回路の設定手段が提案されている。
動作モードに応じたプログラム読み出し手順は、特許文献1に示されている。
起動時に必要な映像信号処理回路の各種設定値の設定を効率よく行って、起動時間を短縮する方法は、特許文献2に示されている。
特開2001−209545号公報 特開2003−348404号公報
従来の方法では、起動時に操作部材の状態から撮影モード、再生モード等のカメラ動作モードの判定を行い、撮影モード時は、鏡筒の繰り出し・撮像システムの初期化・起動画面表示等を行なうためにカメラ全体のパラメータを読み出しそれぞれの設定を行なっていた。操作仕様増加に伴いカメラ全体のパラメータが増加し設定の読み出し時間が長くなりカメラ起動に時間がかかる問題があった。仕様が増加してもシャッターチャンスを逃さないために起動を高速化することが課題となっている。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、電源を入れてから撮影可能状態になるまでの起動時間を短くすることのできる撮像装置及びその制御方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、撮像装置は、
第一の初期化処理に必要な設定値を記憶する第一初期化設定値記憶手段と、
第二の初期化処理に必要な設定値を記憶する第二初期化設定値記憶手段と、
前記第一初期化設定値を電源投入時に読み出す第一初期化設定値読み出し手段と、
前記第一初期化設定値を読み出した結果、第一の初期化を行なう第一初期化手段と、
前記第一初期化処理実行と並列して前記第二初期化設定値を読み出す第二初期化設定値読み出し手段と、
前記第二初期化設定値を読み出した結果、第二の初期化を行なう第二初期化手段とを有し、
前記第一初期化と前記第二初期化を並列して実行することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に前回電源レベルを記憶することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に電子ファインダ設定を記憶することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項4に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に撮影モード設定を記憶することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に起動画面及び起動音設定を記憶することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、
表示データを設定することで直接表示に描画を行なうことができる表示メモリと、
前記表示メモリの下書きを行なうことができる表示下書きメモリと、
前記下書きメモリから前記表示メモリへ表示データを転送する表示メモリ転送手段と有し、
第二初期化処理を実行後、前記第二初期化設定から読み出した設定値に基づき表示内容を前記下書きメモリに設定する下書きメモリ設定手段と、
第一の初期化処理と第二の初期化処理が終了したときに前記下書きメモリに設定された表示内容を前記表示メモリ転送手段を利用して前記表示器に表示することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、前記第二初期化設定値を読み出した結果、第二の初期化を行なう第二初期化手段とを有し、
前記第一初期化と前記第二初期化を並列して実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
上記目的を達成するために、請求項8に記載の発明は、撮像装置は、
請求項1記載の撮像装置において、第一の初期化処理に必要な設定値を記憶する第一初期化設定値記憶手段と、
第二の初期化処理に必要な設定値を記憶する第二初期化設定値記憶手段と、
前記第一初期化設定値を電源投入時に読み出す第一初期化設定値読み出し手段と、
前記第一初期化設定値を読み出した結果、第一の初期化を行なう第一初期化手段と、
前記第一初期化処理実行と並列して前記第二初期化設定値を読み出す第二初期化設定値読み出し手段と、
前記第二初期化設定値を読み出した結果、第二の初期化を行なう第二初期化手段とを有し、
前記第一初期化と前記第二初期化を並列して実行することを特徴とする撮像装置の記憶媒体。
電源を入れてから撮影可能状態になるまでの起動時間を短くすることを目的とする。カメラモード(撮影、再生)、起動方法を判定するための起動に必要な最小限のパラメータのみを先読みし、撮影可能状態にする鏡筒繰り出し、ファイルシステム初期化、表示系電源、撮像電源等の初期化中のCPU空き時間を利用して、各撮影モードの撮影パラメータ、カメラ内全設定を初期化することで起動時間を短くすることが可能となる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
<撮像装置100の構成説明>
次に、図1を用いて、前述した撮像装置100について説明する。
10は撮影レンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をディジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行なう。
また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行なう、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行っている。
更に、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いはA/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリ、26はD/A変換器、28はTFT LCD等から成る画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。
画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することが出来る。
30は撮影した静止画像や動画像を格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量を備えている。
これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行なうことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
34は暗号/復号回路であり、撮影してメモリ30の所定領域に記憶した画像データに対して必要に応じて暗号化処理を行なうと共に、暗号化処理を行ってメモリ30の所定領域に記憶した画像データを再生表示する際に復号化処理を行なう。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御手段であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。
42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御手段、44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御手段、46はバリアである保護手段102の動作を制御するバリア制御手段である。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
露光制御手段40、測距制御手段42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御手段40、測距制御手段42に対して制御を行なう。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路、52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等の表示部であり、撮像装置100の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成されている。
また、表示部54は、その一部の機能が光学ファインダ104内に設置されている。
表示部54の表示内容のうち、LCD等に表示するものとしては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、等がある。
また、表示部54の表示内容のうち、光学ファインダ104内に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、記録媒体書き込み動作表示、等がある。
更に、表示部54の表示内容のうち、LED等に表示するものとしては、例えば、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等がある。
そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等に表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM、フラッシュメモリ等が用いられる。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行なう。
60は電源スイッチ(メインスイッチ)で、画像処理装置100の電源オン、電源オフの各モードを切り替え設定することが出来る。また、画像処理装置100に接続された各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定することが出来る。
62はシャッタースイッチSW1で、不図示のシャッターボタンの操作途中でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。
64はシャッタースイッチSW2で、不図示のシャッターボタンの操作完了でONとなり、撮像素子12から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部で、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、画像表示ON/OFFボタン、圧縮モードスイッチ、撮影直後に撮影した画像データを画像表示部28を用いて自動再生表示するクイックレビュー機能を設定するクイックレビュースイッチ、撮影及び或いは再生及び或いは通信を実行する際に各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えスイッチ、撮影及び或いは再生及び或いは通信を実行する際に各種機能の決定及び実行を設定する決定/実行スイッチ等がある。
なお、圧縮モードスイッチにおいては、JPEG(Joint Photographic Expert Gpoup)圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままディジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するためのスイッチである。
JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。
撮像装置100の利用者は、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行なうことが出来る。
JPEG圧縮のモードに於いては、撮像素子14から読み出されてA/D変換器16、画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32により設定した圧縮率に圧縮し、必要に応じて暗号/復号回路34により所定の暗号化処理を行った後、記録媒体200に記録を行なう。
CCDRAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み出して、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、必要に応じて暗号/復号回路34により所定の暗号化処理を行った後、記録媒体200に記録を行なう。
72はモードダイアルスイッチで、自動撮影モード、撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定することが出来る。
なお、本実施例の説明においては、特に、撮影モード、再生モード、プリントサービスモードを撮像装置100が備える構成としている。
80は電源制御手段で、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82はコネクタ、84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li−ion電池等の二次電池、ACアダプター等からなる電源手段である。
90はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行なうコネクタである。
102は、撮像装置100のレンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止するバリアである保護手段である。
104は光学ファインダであり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダのみを用いて撮影を行なうことが可能である。また、光学ファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などが設置されている。
110は通信手段で、TDMA(Time Division Multiple Access)方式やCDMA(Code Division Multiple Access)方式、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式、PHS(Personal Handyphone System)方式等の携帯電話通信機能を有する。
112はアンテナ(或いはコネクタ)で、通信手段110により撮像装置100を、不図示のパケット網、不図示のネットワークを介して不図示の画像情報管理装置(画像ゲートウェイ)と接続する、更には、不図示のネットワーク、不図示のインターネットを介して他の機器と接続する際のアンテナ或いは有線通信の場合はコネクタである。
114は通信手段で、Bluetoothなどの無線通信機能を有する。
また、通信手段114は、RS232CやUSB(Universal Serial Bus)、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 1394、P1284、SCSI(Small Computer System Interface)、モデム、LAN(Local Area Network)等の有線通信、IrDA(Infrared Data Association)などの赤外線通信、光通信等の各種通信機能を有する構成としても良い。
116はアンテナ(或いはコネクタ)で、通信手段114により撮像装置100を不図示の印刷装置(プリントサービス)等の他の機器と接続する際のアンテナ或いは有線通信の場合はコネクタである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。
記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェース204、撮像装置100と接続を行なうコネクタ206を備えている。
なお、記録媒体200は本実施例では撮像装置100に内蔵される構成として説明している。
<撮像装置100の動作説明>
図2乃至図3を参照して、本発明の第1の実施例の動作を説明する。
図2は本実施例の起動シーケンスのフローチャートを示す。
図2を用いて、起動シーケンスの動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、基本ソフトの起動を行なう(ステップS1001)。撮像装置100各部の初期化処理を行なう(ステップS1002)。
起動パラメータが不揮発性メモリ56に記録されているかを確認する(ステップS1004)。起動パラメータが不揮発性メモリ56に記録されていないときは、全体のパラメータを不揮発性メモリから読み出す(ステップS1006)。記録されている場合は、起動パラメータを読み出す(ステップS1007)。起動パラメータは、前回の終了状態、前回終了時のバッテリーレベル、ズーム位置、撮影モード、電子ファインダ設定、表示器設定、起動音設定、起動画面設定、消音設定等の鏡筒を繰り出すために必要な情報やシステム状態に応じて起動方法を変えなければいけない情報や起動画面/音に必要な設定である。
また、起動パラメータを読み出し後、鏡筒繰り出しに必要な電子ファインダ設定を制御変数に設定する。
システム制御回路50は、電源スイッチ60の設定位置を判断し、電源スイッチ60が電源OFFに設定されていたならば(ステップS1030)、各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードとカメラ全体のパラメータから起動に必要なパラメータを読み出した起動パラメータを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行なう(ステップS1030)。
電源スイッチ60が撮影モードに設定されていたならば(ステップS1008)、ステップS1009に進む。
この負荷試験処理(ステップS1009)の詳細は、図3を用いて後述する。
負荷試験(ステップS1009)に成功した場合は、鏡筒繰り出しを実行する(ステップS1010)。
鏡筒繰り出し処理と並列で画像表示部28の電源を投入し、アイコン/フォント/メニュー等を表示するためにGUIシステムの初期化を行なう(ステップS1015)。
鏡筒繰り出し及び画像表示部28電源投入と並列してファイルシステムの初期化を行なう(ステップS1016)。
画像表示部28の電源が設定したレベルに到達したか確認する(ステップS1017)。この確認は、各電源を投入するときに突入電流がオーバーしないためである。
電源が設定レベルに到達したら、撮像素子14の電源を投入する(ステップS1018)。
カメラ全体のパラメータを不揮発性メモリ56から読み出し、制御変数に設定する(ステップS1019)。
電子ファインダ表示設定されている場合はフォーカス処理、露出処理、ホワイトバランス処理等を実行する。
鏡筒繰り出し、ファイルシステム初期化、フォーカス処理、露出処理、ホワイトバランス処理等のすべての初期化処理が完了したら、電子ファインダを表示し撮影可能状態に遷移する。
もっとも撮影モード起動に時間のかかる鏡筒繰り出しを実行するための初期化を最小にすることで鏡筒繰り出しを電源投入後できるだけ早く実行し、鏡筒繰り出し中にその他初期化、起動を行なうことで起動時間を短くすることができる。
図3は、図2のステップS1009における負荷試験処理の詳細なフローチャートを示す。
システム制御回路50は、起動パラメータから読み出した前回終了時のバッテリーレベルを確認する(ステップS1301)。
前回電源電圧が低い状態で電源Offした場合は、起動パラメータから読み出した電子ファインダ設定に従って通常係数よりも高い負荷試験係数で電子ファインダが表示可能か試験する(ステップS1311、S1320)。電子ファインダを使用する設定における負荷試験に失敗した場合は、電子ファインダOffで起動可能な撮影モードか確認する(ステップS1322)。電子ファインダOnでないと起動できない動画、スティッチモードの場合は電源Offする。その他、電子ファインダOffで起動可能な撮影の場合は、電子ファインダOffの負荷試験を実行する(ステップS1311)。このとき、電子ファインダOnでしか起動できない撮影モードでもメニュー等で設定変更可能な撮影モードの場合は、電子ファインダOff設定が可能な撮影モードに変更して起動することも可能であう。負荷試験に成功した場合は、電子ファインダOffを仮の設定として次の処理に進む。負荷試験に失敗した場合は、電源Offする(ステップS1312)。
前回電源電圧が正常で終了した場合には、負荷試験係数が通常であること以外は、上記処理と同様な処理を実行する。
<撮像装置100の動作説明>
図4を参照して、本発明の第2の実施例の動作を説明する。
起動シーケンスの説明以外は実施例1のフローと同様である。
図4は本実施例の起動シーケンスのフローチャートを示す。
図4を用いて、起動シーケンスの動作を説明する。
電池交換等の電源投入により、システム制御回路50はフラグや制御変数等を初期化すると共に、基本ソフトの起動を行なう(ステップS1701)。撮像装置100各部の初期化処理を行なう(ステップS1703)。
起動パラメータが不揮発性メモリ56に記録されているかを確認する(ステップS1707)。起動パラメータは、前回の終了状態、前回終了時のバッテリーレベル、ズーム位置、撮影モード、電子ファインダ設定、表示器設定、起動音設定、起動画面設定、消音設定等の鏡筒を繰り出すために必要な情報やシステム状態に応じて起動方法を変えなければいけない情報や起動画面/音に必要な設定である。
また、起動パラメータを読み出し後、鏡筒繰り出しに必要な電子ファインダ設定を制御変数に設定する。
システム制御回路50は、電源スイッチ60の設定位置を判断し、電源スイッチ60が電源OFFに設定されていたならば、各表示部の表示を終了状態に変更し、フラグや制御変数等を含む必要なパラメータや設定値、設定モードとカメラ全体のパラメータから起動に必要なパラメータを読み出した起動パラメータを不揮発性メモリ56に記録し、電源制御手段80により画像表示部28を含む画像処理装置100各部の不要な電源を遮断する等の所定の終了処理を行なう。
電源スイッチ60が撮影モードに設定されていたならば(ステップS1708)、ステップS1709に進む。
この負荷試験処理(ステップS1709)の詳細は、図3を用いて後述する。
負荷試験(ステップS1709)に成功した場合は、鏡筒繰り出しを実行する(ステップS1710)。
鏡筒繰り出し処理と並列で画像表示部28の電源を投入し、アイコン/フォント/メニュー等を表示するためにGUIシステムの初期化を行なう(ステップS1715)。
鏡筒繰り出し及び画像表示部28電源投入と並列してファイルシステムの初期化を行なう(ステップS1716)。
画像表示部28の電源が設定したレベルに到達したか確認する(ステップS1717)。この確認は、各電源を投入するときに突入電流がオーバーしないためである。
電源が設定レベルに到達したら、撮像素子14の電源を投入する(ステップS1718)。
カメラ全体のパラメータを不揮発性メモリ56から読み出し、制御変数に設定する(ステップS1719)。
GUI初期化が完了しているか確認する(ステップS1720)。GUI初期化が完了していれば、全体のパラメータ設定から撮影モードに基づいた撮影パラメータを読み出し、その情報をもとに不揮発性メモリからアイコン、フォントデータ、GUI配置情報を読み出しVRAMと同一配置されたDRAMへ描画を行なう(ステップS1721)。
鏡筒繰り出し、ファイルシステム初期化、フォーカス処理、露出処理、ホワイトバランス処理等のすべての初期化処理が完了したら、電子ファインダを表示し撮影可能状態に遷移する(ステップS1722)。
DRAMへ描画した撮影情報表示をVRAMへ転送し画像表示部に表示する(ステップS1723)。
鏡筒繰り出し中のCPU空き時間に処理時間のかから不揮発性メモリからのアイコン、フォントデータの読み出し及び描画処理を実行することで電子ファインダ表示後にDRAMからVRAMの転送のみで撮影情報表示を可能とすることで起動時の情報表示の表示を高速に行なうことができる。
本発明の一実施例の全体ブロック図である。 本実施例1における起動シーケンスのフローチャートである。 本実施例1における電子ファインダ負荷試験のフローチャートである。 本実施例2における起動シーケンスのフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ
12 シャッター
14 撮像素子
16 A/D変換器
18 タイミング発生回路
20 画像処理回路
22 メモリ制御回路
24 画像表示メモリ
26 D/A変換器
28 画像表示部
30 メモリ
32 画像圧縮・伸長回路
34 暗号/複合回路
36 課金管理手段
40 露光制御手段
42 測距制御手段
44 ズーム制御手段
46 バリア制御手段
48 フラッシュ
50 システム制御回路
52 メモリ
54 表示部
56 不揮発性メモリ
58 識別情報
60 電源スイッチ(メインスイッチ)
62 シャッタースイッチSW1
64 シャッタースイッチSW2
70 操作部
72 モードダイアルスイッチ
80 電源制御手段
82 コネクタ
84 コネクタ
86 電源手段
90 インタフェース
92 コネクタ
100 撮像装置
102 保護手段
104 光学ファインダ
110 通信手段
112 アンテナ
114 通信手段
116 アンテナ
200 記録媒体
202 記録部
204 インタフェース
206 コネクタ
54a 背面液晶パネル
54b 覗き込み型の電子ビューファインダ
70a 表示切替部材

Claims (8)

  1. 第一の初期化処理に必要な設定値を記憶する第一初期化設定値記憶手段と、
    第二の初期化処理に必要な設定値を記憶する第二初期化設定値記憶手段と、
    前記第一初期化設定値を電源投入時に読み出す第一初期化設定値読み出し手段と、
    前記第一初期化設定値を読み出した結果、第一の初期化を行なう第一初期化手段と、
    前記第一初期化処理実行と並列して前記第二初期化設定値を読み出す第二初期化設定値読み出し手段と、
    前記第二初期化設定値を読み出した結果、第二の初期化を行なう第二初期化手段とを有し、
    前記第一初期化と前記第二初期化を並列して実行することを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に前回電源レベルを記憶することを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に電子ファインダ設定を記憶することを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に撮影モード設定を記憶することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1記載の撮像装置において、第一初期化設定に起動画面及び起動音設定を記憶することを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1記載の撮像装置において、
    表示データを設定することで直接表示に描画を行なうことができる表示メモリと、
    前記表示メモリの下書きを行なうことができる表示下書きメモリと、
    前記下書きメモリから前記表示メモリへ表示データを転送する表示メモリ転送手段と有し、
    第二初期化処理を実行後、前記第二初期化設定から読み出した設定値に基づき表示内容を前記下書きメモリに設定する下書きメモリ設定手段と、
    第一の初期化処理と第二の初期化処理が終了したときに前記下書きメモリに設定された表示内容を前記表示メモリ転送手段を利用して前期表示器に表示することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1記載の撮像装置において、前記第二初期化設定値を読み出した結果、第二の初期化を行なう第二初期化手段とを有し、
    前記第一初期化と前記第二初期化を並列して実行することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 請求項1記載の撮像装置において、第一の初期化処理に必要な設定値を記憶する第一初期化設定値記憶手段と、
    第二の初期化処理に必要な設定値を記憶する第二初期化設定値記憶手段と、
    前記第一初期化設定値を電源投入時に読み出す第一初期化設定値読み出し手段と、
    前記第一初期化設定値を読み出した結果、第一の初期化を行なう第一初期化手段と、
    前記第一初期化処理実行と並列して前記第二初期化設定値を読み出す第二初期化設定値読み出し手段と、
    前記第二初期化設定値を読み出した結果、第二の初期化を行なう第二初期化手段とを有し、
    前記第一初期化と前記第二初期化を並列して実行することを特徴とする撮像装置の記憶媒体。
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