JP2011139178A - 画像表示装置、表示設定方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の表示タイミングで表示する画像にユーザーの意図を確実に反映させる。
【解決手段】
デジタルカメラにおいて、電源投入直後の起動タイミングで表示すべき起動画像をユーザーに選択させたとき、選択された画像が連写モードで撮影された連写画像の中の1枚であった場合には(SA3:YES)、連写画像における選択された画像以外の他の連写画像(関連画像)を、選択された画像と相前後して表示すべき起動画像として設定する(SA5〜SA9)。
【選択図】図4

Description

本発明は、使用者に設定された画像を特定の表示タイミングで表示する技術に関するものである。
近年、デジタルカメラ等の電子機器においては、電下投入直後の起動タイミングで行われるハードウェア及びソフトウェア双方における種々の初期化作業に際し、ユーザーに興味を惹かせる目的で、メーカーやブランドのロゴ(ロゴタイプ)等からなる起動画面を数秒間表示する機能を備えたものがある。また、近年では上記の起動画面をユーザーが自由に設定でき、起動時にはユーザーの好みに応じた静止画像を数秒間表示させる電子機器も存在する。電子機器において下投入直後の起動タイミングで起動画面を表示する技術については、例えば下記特許文献1においても公知である。
特開2006−109332号公報
ところで、例えばデジタルカメラにおいてユーザーが過去に撮影した静止画像を起動画面として設定した場合、設定した静止画像が通常の撮影(単写撮影)で記録されたものであれば、起動画面はそれ単独で意味をなすものとなる。
しかしながら、設定した静止画像が連写等により撮影された一連の撮影画像のうちの1枚であったときには、設定した静止画像が単独ではあまり意味をなさない画像である場合が多いため、ユーザーが起動画面に使用する画像として特定の静止画像を選択したことの意味が薄れてしまう。したがって、起動画面に使用する画像として、連写等により撮影された一連の撮影画像のうちの1枚が設定された場合においては、ユーザーの意図を起動画面に反映させることができないという問題があった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、特定の表示タイミングで表示する画像にユーザーの意図を確実に反映させることができる画像表示技術を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1記載の発明に係る画像表示装置にあっては、複数の画像を格納した画像記憶手段と、この画像記憶手段に、使用者に指定された第1の画像に関連付けられている関連画像が格納されているか否かを確認する確認手段と、この確認手段によって画像記憶手段に格納されていることが確認された関連画像を、特定の表示タイミングで前記第1の画像と相前後して前記表示手段に表示すべき第2の画像として設定する設定手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る画像表示装置にあっては、前記設定手段は、画像記憶手段に複数の関連画像が格納されている場合には、規定数を上限として複数の関連画像を第2の画像として設定することを特徴とする。
また、請求項3記載の発明に係る画像表示装置にあっては、前記確認手段が前記画像記憶手段に格納されているか否かを確認する関連画像は、連続撮影によって前記第1の画像と相前後して取得された画像であることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る画像表示装置にあっては、前記設定手段は、前記画像記憶手段に、撮影順が前記第1の画像よりも先の先行画像と、撮影順が前記第1の画像よりも後の後続画像とからなる複数の関連画像が格納されている場合には、先行画像と後続画像との双方を第2の画像として設定することを特徴とする。
また、請求項5記載の発明に係る画像表示装置にあっては、前記特定の表示タイミングにおいて、前記第1の画像と前記第2の画像とを撮影順に従い相前後して前記表示手段に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項6記載の発明に係る画像表示装置にあっては、前記特定の表示タイミングは、当該装置における電源投入直後の起動タイミングであることを特徴とする。
また、請求項7記載の発明に係る表示設定方法にあっては、使用者に指定された第1の画像に関連付けられている関連画像が画像記憶手段に格納されているか否かを確認する工程と、画像記憶手段に格納されていることが確認できた関連画像を、特定の表示タイミングで前記第1の画像と相前後して前記表示手段に表示すべき第2の画像として設定する工程とを含むことを特徴とする。
また、請求項8記載の発明に係るプログラムにあっては、コンピュータを、使用者に指定された第1の画像に関連付けられている関連画像が画像記憶手段に格納されているか否かを確認する確認手段と、この確認手段によって画像記憶手段に格納されていることが確認された関連画像を、特定の表示タイミングで前記第1の画像と相前後して前記表示手段に表示すべき第2の画像として設定する設定手段ととして機能させることを特徴とする。
本発明によれば、特定の表示タイミングで表示する画像にユーザーの意図を確実に反映させることが可能となる。
本発明の実施の形態を示すデジタルカメラの背面図である。 デジタルカメラの電気的構成の概略を示すブロック図である。 静止画ファイルの構造を示す概念図である。 CPUが実行する起動画面設定処理を示すフローチャートである。 起動画面として設定される画像の例を示す説明図である。 CPUが実行する起動画面表示処理を示すフローチャートである。 複数の静止画像からなる起動画面の変化を示した遷移図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、電源投入直後の起動タイミングで各種の初期設定を行う間に起動画面を数秒間表示する機能を備えるとともに、ユーザーが過去に撮影した任意の静止画像を起動画面で使用する画像として設定することができるデジタルカメラに関するものである。
図1は、本発明の実施形態として例示するデジタルカメラ1の外観図であり、図1(a)はデジタルカメラ1を正面を示す斜視図、図1(b)は背面を示す斜視図である。図1に示したようにデジタルカメラ1は、薄型の本体2を有している。本体2の上面には電源キー3と、シャッターキー4とが設けられており、本体2の正面側には撮影レンズ5が設けられている。また、本体2の背面には、液晶モニタ6と、モード切換スイッチ7、メニュー(MENU)キー8、カーソルキー9が設けられており、カーソルキー9の中央部にはセットキー10が設けられている。
液晶モニタ6は、記録モードの設定中にはEVF(Electric View Finder)として機能し、被写体の画像をライブビュー表示し、再生モードが設定中には、記録済の静止画像や動画像を表示する。また、液晶モニタ6は、デジタルカメラ1の動作中には種々の設定画面やメニュー画面も表示する。さらに、液晶モニタ6は、電源投入時には先に述べた起動画面を表示することにより本発明の表示手段としても機能する。
モード切換スイッチ7は、デジタルカメラ1の基本の動作モードである撮影用の記録モードと、記録画像の再生用の再生モードとの切り替えを行うためのスライドスイッチである。メニューキー8は、デジタルカメラ1の動作内容に関する種々の設定を行うための設定画面を液晶モニタ6に表示させるために使用される。
カーソルキー9は、液晶モニタ6に種々の設定画面やメニュー画面が表示されているとき、ユーザによる設定項目の選択や、設定値の入力(又は選択)に使用される。また、セットキー10は、設定画面やメニュー画面において選択又は入力された設定内容の決定に使用される。
なお、デジタルカメラ1には、記録モードの下位モードとして、通常の静止画撮影を行うための通常モードと、シャッターキー4が押されている間に所定回数の連続撮影を行う連写モードとが用意されている。通常モードと連写モードとは、記録モードの設定中にメニューキー8及びカーソルキー9、セットキー10を操作することによって随時切り替え可能である。また、連写モードでは撮影回数の設定も可能である。
図2は、デジタルカメラ1の電気的構成の概略を示すブロック図である。図2に示したように、デジタルカメラ1は、主としてCPU11と、CPU11にバス12を介して接続された撮像部13、画像記憶部14、操作部15、表示部16、プログラムメモリ17、RAM18とから構成されている。
撮像部13は、被写体に応じた撮像信号を出力するCCDやCMOS型の撮像素子と、撮像素子から出力された撮像信号を処理するとともにデジタル信号に変換するAFE(Analog Front End)とから構成される。そして、撮像部13は被写体の画像データを取得し、つまり被写体を撮像し、取得した被写体の画像データをCPU11へ供給する。
画像記憶部14は、デジタルカメラ1の本体に着脱自在な各種のメモリカード、及びメモリカードにおけるデータの入出力を可能とするカードインターフェースから構成され、記録モードで撮影された画像(静止画像)のデータを記憶する部分であって、本発明の画像記憶手段として機能する。
操作部15は、図1に示した電源キー3と、シャッターキー4等の各種のスイッチ類から構成され、ユーザにより各種のスイッチ類の操作状態を示す操作信号をCPU11へ随時供給する。
表示部16は、液晶モニタ6を構成するバックライト付きのカラー液晶表示パネルと、カラー液晶表示パネルを駆動する表示駆動回路とから構成される。
プログラムメモリ17は、EEPROMやフラッシュメモリ等のデータが書き換え可能なメモリである。プログラムメモリ17には、デジタルカメラ1の動作を規定する設定データと、CPU11にデジタルカメラ1を制御させるための制御プログラムが記憶されている。
設定データは、ユーザーにより設定されたデジタルカメラ1の種々の機能に関する設定データや、CPU11が必要に応じて自動的に設定した設定データであり、適宜書き替えられるデータである。制御プログラムには、CPU11に後述する処理を行わせることによって、CPU11を本発明の確認手段、設定手段、表示制御手段として機能させるプログラムが含まれる。
さらに、プログラムメモリ17には、撮影時に取得した画像の圧縮、及び伸張処理を行わせためのプログラムも記憶されている。
CPU11による画像の圧縮は、JPEG(Joint Photographic Expert Group)方式によるものである。撮影時においてCPU11は、RAM18を作業用メモリとして使用し、撮像部13から供給された画像データを圧縮した後、圧縮後の画像データを所定の付加情報と共に静止画ファイルとして画像記憶部14に格納する。
図3は、撮影時に画像記憶部14に格納される静止画ファイル100の構造を便宜的に示した概念図である。図3に示したように静止画ファイル101は、主画像データ領域101とファイルヘッダ領域102とから構成される。
主画像データ領域101は圧縮後の画像データが記述される領域である。ファイルヘッダ領域102は付加情報が記述される領域であり、ファイルヘッダ領域102には、ファイル名格納領域103と、グループID格納領域104と、グループID−no.格納領域105とが含まれる。
ファイル名格納領域103は、静止画ファイル101に与えられたファイル名が記述される領域である。ファイル名は、通常モード及び連写モードで取得される全ての静止画ファイルにおいて共通する規則に従い付されるものであり、接頭辞(「CIMG」)と、格納順を示す番号と、ファイルタイプを示す拡張子(「.JPG」)とから構成される。
したがって、連写モードでの連続撮影時に取得された静止画ファイル101のファイル名格納領域103には、例えば撮影枚数が20枚であれば、「CIMG0001.JPG」、「CIMG0002.JPG」、「CIMG0003.JPG」、・・・「CIMG0020.JPG」等のファイル名がそれぞれ記述される。
グループID格納領域104は、静止画像のグループを示すグループIDが記述される領域である。本実施形態において、連写モードで撮影された一連の画像(以下、連写画像という。)の静止画ファイル101、すなわち連続撮影によって取得された一連の静止画ファイル101のグループID格納領域104には、同一のグループIDが記述される。
グループID−no.格納領域105は、連写画像における各画像の撮影順を示すグループID−no.が記述される領域である。例えば連写画像の枚数(撮影枚数)が20枚であれば、グループID−no.格納領域105には、グループID−no.として「1」〜「20」のいずれかの数値が記述される。
なお、通常モードでの静止画撮影時に取得された静止画ファイル101には、グループID格納領域104、及びグループID−no.格納領域105の双方に「NUL」が記述される。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラ1の本発明に係る動作について説明する。まず、ユーザーが起動画面に使用する静止画像を設定するときのCPU11の動作について説明する。なお、起動画面の設定は、ユーザーが、デジタルカメラ1の動作内容の設定用に用意された設定画面を所定のボタン操作によって液晶モニタ6に表示せた後、その設定画面から起動画面の設定を選択することにより適宜行うことができる。
図4は、ユーザーによって起動画面の設定が選択されたときCPU11が実行する起動画面設定処理を示したフローチャートである。
起動画面設定処理においてCPU11は、まず、ユーザーに起動画面に使用すべき起動用の画像を選択させる(ステップSA1)。ステップSA1の処理に際してCPU11は、画像記憶部14に格納されている記録画像を、液晶モニタ6に一覧形式で表示させたり、ユーザーのキー操作に応じて個別に表示させたりする。なお、ステップSA1の処理でCPU11がユーザーに選択させる画像が本発明における第1の画像である。
その後、CPU11は、ユーザーによって起動用の画像が選択されたら(ステップSA2:YES)、ユーザーに選択された画像(以下、選択画像)の静止画ファイルにおけるグループID格納領域104にグループIDが記述されているか否かを確認することにより、選択画像が連写画像に属する画像であるか否かを判断する(ステップSA3)。
そして、CPU11は、選択画像が連写画像に属する画像でなければ(ステップSA3:NO)、選択画像のみを起動画面として設定する(ステップSA4)。つまりCPU11は、プログラムメモリ17に記憶されている設定データに、起動画面に使用すべき画像として選択画像のファイル名を記述する。しかる後、CPU11は起動画面設定処理を完了する。
一方、CPU11は、選択画像が連写画像に属する画像であった場合には(ステップSA3:YES)、引き続き、画像記憶部14に、グループID格納領域104に選択画像と同一のグループIDが記述されている記録画像、つまり連写モードで選択画像と相前後して撮影された他の連写画像が格納されているか否かを確認する(ステップSA5)。そして、他の連写画像が格納されていない場合には(ステップSA5:NO)、選択画像のみを起動画面として設定する(ステップSA4)。
また、CPU11は、画像記憶部14に他の連写画像が格納されている場合には(ステップSA5:YES)、さらに、選択画像を含む連写画像の枚数が規定枚数(X)を超える枚数であるか否かを確認する(ステップSA6)。ステップSA6の処理に際してCPU11は、画像記憶部14に格納されている記録画像(静止画ファイル)のうち、グループID格納領域104に選択画像と同一のグループIDが記述されている記録画像を対象として、各記録画像のグループID−no.格納領域105に記述されているグループID−no.をそれぞれ確認する。そして、CPU11は、全てのグループID−no.のうちで最大の数値を連写画像の枚数として、当該枚数が規定枚数(X)であるか否かを確認する。
そして、CPU11は、連写画像の枚数が規定枚数(X)以下であれば(ステップSA6:NO)、選択画像と、連写画像における選択画像以外の他の画像である関連画像とを起動画面として設定する(ステップSA7)。つまりCPU11は、プログラムメモリ17に記憶されている設定データに、起動画面に使用すべき画像として、選択画像と、全ての関連画像とのファイル名を記述する。しかる後、CPU11は起動画面設定処理を完了する。
図5(a)〜図5(c)は、規定枚数(X)が5枚であり、かつ連写画像が3枚のとき、ステップSA7の処理で起動画面として設定される選択画像Gaと関連画像Gbとの関係を示した図である。すなわち図5(a)は選択画像Gaの撮影順が1番目のときの例、図5(b)は選択画像Gaの撮影順が2番目のときの例、図5(c)は選択画像Gaの撮影順が3番目のときの例である。
一方、連写画像の枚数が規定枚数(X)を超えている場合(ステップSA6:YES)、CPU11は以下の処理を行う。まず、CPU11は、連写画像に、撮影順が選択画像よりも先の先行画像と、撮影順が選択画像よりも後の後続画像との双方が含まれているか否かを判断する(ステップSA8)。
そして、CPU11は、連写画像に先行画像と後続画像とのいずれか一方しか含まれていなければ(ステップSA8:NO)、選択画像と、規定枚数より1枚少ない枚数(X−1)の先行画像、又は後続画像とを起動画面として設定する(ステップSA9)。つまりCPU11は、プログラムメモリ17に記憶されている設定データに、起動画面に使用すべき画像として、選択画像と、全ての先行画像、又は後続画像のファイル名を記述する。しかる後、CPU11は起動画面設定処理を完了する。
図5(d)、図5(e)は、規定枚数(X)が5枚であり、かつ連写画像が6枚以上のとき、ステップSA9の処理で起動画面として設定される選択画像Gaと関連画像Gbとの関係を示した図である。
すなわち図5(d)に示したように、選択画像Gaの撮影順が1番目のときには、撮影順が2番目〜5番目の後続画像である4枚の関連画像Gbが選択画像Gaと共に起動画面として設定される。また、図5(e)に示したように、選択画像Gaの撮影順がn番目のときには、撮影順がn−4番目〜n−1番目の先行画像である4枚の関連画像Gbが選択画像Gaと共に起動画面として設定される。
また、連写画像に先行画像と後続画像との双方が含まれている場合(ステップSA8:YES)、CPU11は、選択画像と、先行画像及び後続画像からなる規定枚数より1枚少ない枚数(X−1)の関連画像とを起動画面として設定する(ステップSA10)。つまりCPU11は、プログラムメモリ17に、起動画面として使用する静止画像を示す設定データとして、選択画像と、先行画像及び後続画像からなる規定枚数より1枚少ない枚数の関連画像のファイル名を記憶する。しかる後、CPU11は起動画面設定処理を完了する。
図5(f)は、規定枚数(X)が5枚であり、かつ連写画像が7枚以上のとき、ステップSA10の処理で起動画面として設定される選択画像Gaと関連画像Gbとの関係を示した図である。すなわち図5(f)に示したように、選択画像Gaの撮影順がn番目のときには、撮影順がn−2番目、及びn−1番目の先行画像である2枚の関連画像Gbと、撮影順がn+1番目、及びn+2番目の後続画像である2枚の関連画像Gbとが選択画像Gaと共に起動画面として設定される。
以上のように起動画面設定処理においては、ユーザーが連写画像(連写モードで撮影された一連の画像)のうちの任意の1枚を選択した場合には、選択された画像と共に撮影された他の画像である関連画像Gbが、選択画像Gと共に起動用の画像として自動的に設定される。なお、ステップSA7,SA9,SA10の各処理で、選択画像Gaと共に起動画面として設定される関連画像Gbが本発明における第2の画像である。
次に、デジタルカメラ1において、ユーザーによって電源が投入されたときの起動画面の表示に関する動作について説明する。図6は、電源投入直後の起動タイミングで行われるデジタルカメラ1のハードウェア及びソフトウェア双方における種々の初期化作業に伴いCPU11が実行する起動画面表示処理を示したフローチャートである。
図6に示したように、CPU11は、まずプログラムメモリ17に記憶されている設定データを読み出し、起動画面に使用すべき画像(記録画像)が設定されているか否かを確認する(ステップSB1)。
そして、CPU11は、起動画面に使用すべき画像が設定されていない場合には(ステップSB1:NO)、予め用意されている規定の起動画面(例えばメーカーのロゴ)を液晶モニタ6に一定時間(数秒間)表示した後(ステップSB4)、起動画面表示処理を完了する。
一方、CPU11は、起動画面に使用すべき画像が設定されている場合には(ステップSB1:YES)、以下の処理を行う。
まず、CPU11は、設定されている画像が1枚のときには(ステップSB3:NO)、設定されている画像のデータを画像記憶部14から読み出すとともに、読み出したデータに基づく静止画像を液晶モニタ6に一定時間(数秒間)表示した後(ステップSB4)、起動画面表示処理を完了する。
また、CPU11は、設定されている画像が複数枚であるときには(ステップSB3:YES)、設定されている複数の画像のデータを画像記憶部14から撮影順に読み出すとともに、読み出したデータに基づく静止画像を順に液晶モニタ6に表示した後(ステップSB4)、起動画面表示処理を完了する。
図7は、ステップSB4の処理に際して液晶モニタ6に表示される複数の静止画像からなる起動画面の変化を示した遷移図である。より具体的には、起動画面の設定時にユーザーが選択した画像が連写画像のうちで撮影順がn番目の画像であり、例えば図5(f)に示したように、選択画像Gaと先行画像及び後続画像を含む関連画像Gbとからなる複数の画像が起動画面として設定されていた場合の遷移図である。
以上説明のようにデジタルカメラ1においては、ユーザーが起動画面の設定に際して連写画像のうちの任意の1枚を起動用の画像として選択した場合には、選択された選択画像Gaと共に連写画像を構成する1又は複数の関連画像Gbが、選択画像Gと共に起動用の画像として自動的に設定される。そして、電源投入直後の起動タイミングでは、選択画像Gaと1又は複数の関連画像Gbとが相前後して液晶モニタ6に表示される。
したがって、デジタルカメラ1においては、ユーザーが起動用の画像として連写画像のうちの任意の1枚を設定した場合であっても、起動画面にはユーザーの意図を確実に反映させることができる。
また、画像記憶部14に複数の関連画像Gbが格納されている場合、CPU11が規定数(X)を上限とした複数の関連画像Gbを、選択画像Gaと共に起動用の画像として設定する。つまりデジタルカメラ1においては、起動用の画像として使用すべき関連画像Gbの数が規定数(X)に制限されている。よって、ユーザーが起動用の画像として連写画像のうちの任意の1枚を設定した場合に、起動画面の表示期間が徒に長期化するようなことがなく、都合がよい。
また、画像記憶部14に格納されている関連画像Gbに、撮影順が選択画像Gaよりも先の先行画像と、撮影順が選択画像よりも後の後続画像との双方が含まれている場合には、ユーザーによる起動画面の設定に際してCPU11が、先行画像と後続画像との双方を、選択画像Gaと共に起動用の画像として設定する。よって、起動画面にはユーザーの意図をより確実に反映させることができる。
しかも、起動画面の表示に際しては、CPU11が選択画像Gaと1又は複数の関連画像Gbとを、撮影順に従い相前後して液晶モニタ6に表示させるため、起動画面にはユーザーの意図をより一層確実に反映させることができる。
なお、本実施形態においては、起動用の画像として、ユーザーにより選択された選択画像と共に自動的に設定する関連画像が、連写モードにおいて選択画像と共に撮影された他の連写画像である場合について説明した。しかし、自動的に設定する関連画像は、画像記憶部14に、ユーザーにより選択された選択画像と関連付けられて格納されているものであれば、他の画像でも構わない。
例えばデジタルカメラ1が動画像の撮影機能を備えており、画像記憶部14に動画ファイルとして格納されている動画像の任意のフレーム(コマ)の画像を起動用の画像として設定可能な構成であれば、ユーザーにより選択された選択画像と共に起動用の画像として自動的に設定する関連画像は、ユーザーにより選択されたフレームと異なるフレームの画像としても構わない。
さらに、ユーザーにより選択された選択画像と共に起動用の画像として自動的に設定する関連画像は、選択画像と時間的に関連するものでなくともよく、その場合には、起動タイミングで選択画像と関連画像とを表示させる際の表示順は任意である。
また、本実施形態では、ユーザーにより設定された画像を電源投入直後の起動タイミングで表示する構成について説明したが、本発明は、ユーザーにより設定された画像を表示するタイミングが、決められている特定の表示タイミングであれば起動タイミング以外の他のタイミングである構成であっても適用することができる。
また、本発明は、ユーザーにより設定された画像を特定の表示タイミングで表示するモニタ等の表示手段を備えたものであれば、デジタルカメラ以外の任意の電子機器にも適用することができる。
1 デジタルカメラ
3 電源キー
6 液晶モニタ
7 モード切換スイッチ
8 メニューキー
9 カーソルキー
10 セットキー
11 CPU
13 撮像部
14 画像記憶部
16 表示部
17 プログラムメモリ

Claims (8)

  1. 複数の画像を格納した画像記憶手段と、
    この画像記憶手段に、使用者に指定された第1の画像に関連付けられている関連画像が格納されているか否かを確認する確認手段と、
    この確認手段によって画像記憶手段に格納されていることが確認された関連画像を、特定の表示タイミングで前記第1の画像と相前後して前記表示手段に表示すべき第2の画像として設定する設定手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  2. 前記設定手段は、画像記憶手段に複数の関連画像が格納されている場合には、規定数を上限として複数の関連画像を第2の画像として設定することを特徴とする請求項1記載の画像表示装置。
  3. 前記確認手段が前記画像記憶手段に格納されているか否かを確認する関連画像は、連続撮影によって前記第1の画像と相前後して取得された画像であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像表示装置。
  4. 前記設定手段は、前記画像記憶手段に、撮影順が前記第1の画像よりも先の先行画像と、撮影順が前記第1の画像よりも後の後続画像とからなる複数の関連画像が格納されている場合には、先行画像と後続画像との双方を第2の画像として設定することを特徴とする請求項3記載の画像表示装置。
  5. 前記特定の表示タイミングにおいて、前記第1の画像と前記第2の画像とを撮影順に従い相前後して前記表示手段に表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項3又は4記載の画像表示装置。
  6. 前記特定の表示タイミングは、当該装置における電源投入直後の起動タイミングである ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の画像表示装置。
  7. 使用者に指定された第1の画像に関連付けられている関連画像が画像記憶手段に格納されているか否かを確認する工程と、
    画像記憶手段に格納されていることが確認できた関連画像を、特定の表示タイミングで前記第1の画像と相前後して前記表示手段に表示すべき第2の画像として設定する工程と
    を含むことを特徴とする表示設定方法。
  8. コンピュータを、
    使用者に指定された第1の画像に関連付けられている関連画像が画像記憶手段に格納されているか否かを確認する確認手段と、
    この確認手段によって画像記憶手段に格納されていることが確認された関連画像を、特定の表示タイミングで前記第1の画像と相前後して前記表示手段に表示すべき第2の画像として設定する設定手段と
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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