JP2007019961A - 電子機器とそのメニュー表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの誤操作を防止しつつ操作性の良い電子機器を提供すること。
【解決手段】 メニュー表示機能を有する電子機器であって、入力操作に応じた設定を行うシステム制御部2と、このシステム制御部2により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶するフラッシュメモリ2aと、メニュー画面を表示する際にフラッシュメモリ2aに記憶されたメニュー操作位置に基づいてシステム制御部2が表示制御部5を介してLCD6の表示制御を行うようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】 メニュー表示機能を有する電子機器であって、入力操作に応じた設定を行うシステム制御部2と、このシステム制御部2により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶するフラッシュメモリ2aと、メニュー画面を表示する際にフラッシュメモリ2aに記憶されたメニュー操作位置に基づいてシステム制御部2が表示制御部5を介してLCD6の表示制御を行うようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、例えばメニュー画面を表示するメニュー表示機能を有する例えば電子機器と、そのメニュー表示方法に関わり、特にデジタルカメラに好適なものである。
デジタルカメラなどの電子機器では、ユーザによって設定された内容を機器内部に記憶し、一旦電源がオフされても次回の電源オン時に同じ設定で動作するように構成されているものが多い。一方で設定を記憶したままだと誤操作を招くような設定については、あえて記憶せずに初期値に戻すように構成されている場合もある。
例えば、デジタルカメラのシーンモードの設定などは、次回の電源オン時にユーザが設定していたことを忘れてしまっていた場合、露出やピントが合わなかったりすることを防止するために初期値の通常撮影の設定に戻すことが一般的である。
なお、デジタルカメラの先行文献としては特許文献1等がある。
特開2003−134359公報
例えば、デジタルカメラのシーンモードの設定などは、次回の電源オン時にユーザが設定していたことを忘れてしまっていた場合、露出やピントが合わなかったりすることを防止するために初期値の通常撮影の設定に戻すことが一般的である。
なお、デジタルカメラの先行文献としては特許文献1等がある。
しかしながら、上記のように設定を記憶せずに初期値に戻すように構成されている場合、ユーザがその設定を再度用いる場合、その都度その設定を選択しなければならないため、操作性を損なうという欠点があった。
またユーザが頻繁に設定変更を行うような設定については、メニュー項目からその設定項目自体を選択するのが煩わしく操作性を損なっていた。
そこで、本発明はこのような点を鑑みてなされたもので、ユーザの誤操作を防止しつつ操作性の良い電子機器を提供することを目的としている。
またユーザが頻繁に設定変更を行うような設定については、メニュー項目からその設定項目自体を選択するのが煩わしく操作性を損なっていた。
そこで、本発明はこのような点を鑑みてなされたもので、ユーザの誤操作を防止しつつ操作性の良い電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、メニュー表示機能を有する電子機器であって、入力操作に応じた設定を行う設定手段と、該設定手段により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶する記憶手段と、前記メニュー画面を表示する際に、前記記憶手段に記憶されたメニュー操作位置に基づいて表示制御を行う制御手段とを備えることを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記記憶手段に記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択したモード位置であることを特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記記憶手段に記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置であることを特徴とする。
また請求項4に記載の発明は、電子機器のメニュー表示方法であって、入力操作に応じた設定により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶し、メニュー画面を表示する際に、記憶したメニュー操作位置に基づいて表示制御を行うことを特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電子機器のメニュー表示方法において、記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択した撮影モード位置であることを特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の電子機器のメニュー表示方法において、記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置であることを特徴とする。
また請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記記憶手段に記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択したモード位置であることを特徴とする。
また請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の電子機器において、前記記憶手段に記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置であることを特徴とする。
また請求項4に記載の発明は、電子機器のメニュー表示方法であって、入力操作に応じた設定により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶し、メニュー画面を表示する際に、記憶したメニュー操作位置に基づいて表示制御を行うことを特徴とする。
また請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の電子機器のメニュー表示方法において、記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択した撮影モード位置であることを特徴とする。
また請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の電子機器のメニュー表示方法において、記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置であることを特徴とする。
請求項1又は請求項4の発明によれば、設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶し、メニュー画面を表示する際に記憶したメニュー操作位置に基づいて表示制御を行うようにしたことでユーザの操作性を向上させることができる。
請求項2又は請求項5の発明によれば、メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択した撮影モード位置をメニュー操作位置として記憶することで、誤撮影防止のために設定自体を初期化するような設定に対して操作性の向上を図ることができる。
請求項3又は請求項6に記載の発明によれば、メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置をメニュー操作位置として記憶することで、頻繁に変更を行う設定に対する操作性の向上を図ることができる。
請求項2又は請求項5の発明によれば、メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択した撮影モード位置をメニュー操作位置として記憶することで、誤撮影防止のために設定自体を初期化するような設定に対して操作性の向上を図ることができる。
請求項3又は請求項6に記載の発明によれば、メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置をメニュー操作位置として記憶することで、頻繁に変更を行う設定に対する操作性の向上を図ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態ではデジタルカメラ装置を例に挙げて説明する。
図1は本実施形態のデジタルカメラの構成を示したブロック図である。
図1に示すデジタルカメラ1は、システム制御部2、撮像部3、画像処理部4、表示制御部5、表示部(LCD:Liquid Crystal Display)6、記録メディアインターフェイス部7、記録メディア8、ハードキーインターフェイス部9、通信インターフェイス部10等を備える。
システム制御部2は、メインCPU、SDRAM、タイマ等を備え、当該デジタルカメラ1全体の制御を行う。また、システム制御部2は不揮発性のフラッシュメモリ2aを備え、後述するメニュー操作位置に関する情報を一時的に記憶するようにしている。
撮像部3は、レンズやレンズ駆動モータなどの光学系部品、CCD、CCD駆動回路、A/D変換器等からなる。
画像処理部4は、画像処理用LSI、メモリ等を備え、撮像部3で得られた画像信号に種々の画像処理、例えばJPEG圧縮やJPEG伸長処理などを施すと共に、撮像部3のCCD駆動タイミング、レンズ駆動モータ等を制御してズーミング、フォーカシング、露出調整等を行う。
表示制御部5は、D/A変換器、オンスクリーンディスプレイコントローラ等を備え、画像処理部4で処理された画像信号をLCD6へ表示するための信号処理を行う。また、ユーザーインターフェイスのための種々のグラフィック画像を生成してLCD6へ表示する制御を行う。LCD6は、表示制御部5の制御によりは画像を表示したり、ユーザーインターフェイスのためのグラフィックを表示したりする表示部である。
記録メディアインターフェイス部7は、メモリカードコントローラ等により構成され、記録メディア8とのインターフェイスを行う。記録メディア8は、当該デジタルカメラ1に着脱可能なフラッシュメモリ等からなり、圧縮された画像信号や画像に関する種々の情報を記憶する。
ハードキーインターフェイス部9は、例えばサブCPU等を備え、図示されていないキー、ダイヤル等のユーザーインターフェイスの状態検出を行う。またシステム制御部2のメインCPUへの主電源制御等を行う。
通信インターフェイス部10は、通信カードコントローラ等により構成され、各種通信モジュールを接続してデータ通信を行う。画像再生装置11は、例えばUSBに本実施形態のデジタルカメラ1が接続されたときにデジタルカメラ1から転送されてくる画像の再生を行う。
図1は本実施形態のデジタルカメラの構成を示したブロック図である。
図1に示すデジタルカメラ1は、システム制御部2、撮像部3、画像処理部4、表示制御部5、表示部(LCD:Liquid Crystal Display)6、記録メディアインターフェイス部7、記録メディア8、ハードキーインターフェイス部9、通信インターフェイス部10等を備える。
システム制御部2は、メインCPU、SDRAM、タイマ等を備え、当該デジタルカメラ1全体の制御を行う。また、システム制御部2は不揮発性のフラッシュメモリ2aを備え、後述するメニュー操作位置に関する情報を一時的に記憶するようにしている。
撮像部3は、レンズやレンズ駆動モータなどの光学系部品、CCD、CCD駆動回路、A/D変換器等からなる。
画像処理部4は、画像処理用LSI、メモリ等を備え、撮像部3で得られた画像信号に種々の画像処理、例えばJPEG圧縮やJPEG伸長処理などを施すと共に、撮像部3のCCD駆動タイミング、レンズ駆動モータ等を制御してズーミング、フォーカシング、露出調整等を行う。
表示制御部5は、D/A変換器、オンスクリーンディスプレイコントローラ等を備え、画像処理部4で処理された画像信号をLCD6へ表示するための信号処理を行う。また、ユーザーインターフェイスのための種々のグラフィック画像を生成してLCD6へ表示する制御を行う。LCD6は、表示制御部5の制御によりは画像を表示したり、ユーザーインターフェイスのためのグラフィックを表示したりする表示部である。
記録メディアインターフェイス部7は、メモリカードコントローラ等により構成され、記録メディア8とのインターフェイスを行う。記録メディア8は、当該デジタルカメラ1に着脱可能なフラッシュメモリ等からなり、圧縮された画像信号や画像に関する種々の情報を記憶する。
ハードキーインターフェイス部9は、例えばサブCPU等を備え、図示されていないキー、ダイヤル等のユーザーインターフェイスの状態検出を行う。またシステム制御部2のメインCPUへの主電源制御等を行う。
通信インターフェイス部10は、通信カードコントローラ等により構成され、各種通信モジュールを接続してデータ通信を行う。画像再生装置11は、例えばUSBに本実施形態のデジタルカメラ1が接続されたときにデジタルカメラ1から転送されてくる画像の再生を行う。
次に、本実施形態のデジタルカメラ1の基本的な撮影動作について説明する。
撮影に先立ちユーザが図示していない種々のキーやダイヤルキー等を操作し、撮影動作モード(シーンモードや連写のモード等)を決定すると、その操作内容がハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。
システム制御部2は、操作に応じて表示制御部5を制御してガイダンスグラフィックを生成させ、LCD6に表示させる。これによりユーザに次の操作を促す。
またシステム制御部2は、撮影動作モードが決定されると、モードに応じた処理パラメタを画像処理部4へ設定する。そして、撮影の準備が整った後、撮像部3、及び画像処理部4を起動し、撮像部3は画像処理部4からの制御に従い、実際の撮影に先だって、モニタリング画像を表示するための撮像動作を開始する。
撮像されたデータは連続的に画像処理部4へ送られ、画像処理部4では色空間変換、ガンマ補正、ホワイトバランス調整などの処理を施した後、画像データを表示制御部5へ送る。またこれと同時に画像処理部4では露出の検出を行い、撮像部3を制御して調整を行う。
表示制御部5では、画像データを信号処理してLCD6へ表示し、ユーザへ撮像状態を提示する。図示していないレリーズボタンの半押し状態が検出されると、その操作はモード設定と同様にしてハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。
システム制御部2は、画像処理部4を制御し、画像処理部4はモニタリング画像からオートフォーカス(AF)制御のための評価値を抽出し、所定のアルゴリズムに従って撮像部3を制御してフォーカス調整を行う。
撮影に先立ちユーザが図示していない種々のキーやダイヤルキー等を操作し、撮影動作モード(シーンモードや連写のモード等)を決定すると、その操作内容がハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。
システム制御部2は、操作に応じて表示制御部5を制御してガイダンスグラフィックを生成させ、LCD6に表示させる。これによりユーザに次の操作を促す。
またシステム制御部2は、撮影動作モードが決定されると、モードに応じた処理パラメタを画像処理部4へ設定する。そして、撮影の準備が整った後、撮像部3、及び画像処理部4を起動し、撮像部3は画像処理部4からの制御に従い、実際の撮影に先だって、モニタリング画像を表示するための撮像動作を開始する。
撮像されたデータは連続的に画像処理部4へ送られ、画像処理部4では色空間変換、ガンマ補正、ホワイトバランス調整などの処理を施した後、画像データを表示制御部5へ送る。またこれと同時に画像処理部4では露出の検出を行い、撮像部3を制御して調整を行う。
表示制御部5では、画像データを信号処理してLCD6へ表示し、ユーザへ撮像状態を提示する。図示していないレリーズボタンの半押し状態が検出されると、その操作はモード設定と同様にしてハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。
システム制御部2は、画像処理部4を制御し、画像処理部4はモニタリング画像からオートフォーカス(AF)制御のための評価値を抽出し、所定のアルゴリズムに従って撮像部3を制御してフォーカス調整を行う。
図示していないズームボタンが押されると、その操作はハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別される。
システム制御部2は、撮像部3を制御して、入力された方向へのズーム動作を行わせる。
また図示していないレリーズボタンが押されると、その操作はハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別され、システム制御部2は、設定されている撮影動作モードに従い画像処理部4を制御して撮影動作を開始する。
撮像部3は、画像処理部4からの制御に従い、所定の画像を取り込み画像処理部4へ伝送する。画像処理部4は、撮影動作モードに応じた画像処理、圧縮処理を行う。またこのとき、画像データから縮小画像データを生成、圧縮してサムネイルデータも作成する。
通常の撮影動作モードの場合には、1フレーム分の画像の取り込みと処理で終了する。
連写モードの場合には、レリーズボタンの解除が検出されるまで、所定のフレームレートで画像の取り込みと処理を繰り返し行う。
システム制御部2は、圧縮された画像データ及びサムネイルデータを読み出し、さらにヘッダー情報を付加した後、記録メディアインターフェイス部7を通じて記録メディア8へ書き込む。ここで、ヘッダー情報には、選択された撮影動作モードの情報や撮影日時の情報等が含まれている。以上で一連の撮影動作を完了する。
システム制御部2は、撮像部3を制御して、入力された方向へのズーム動作を行わせる。
また図示していないレリーズボタンが押されると、その操作はハードキーインターフェイス部9を通じてシステム制御部2で判別され、システム制御部2は、設定されている撮影動作モードに従い画像処理部4を制御して撮影動作を開始する。
撮像部3は、画像処理部4からの制御に従い、所定の画像を取り込み画像処理部4へ伝送する。画像処理部4は、撮影動作モードに応じた画像処理、圧縮処理を行う。またこのとき、画像データから縮小画像データを生成、圧縮してサムネイルデータも作成する。
通常の撮影動作モードの場合には、1フレーム分の画像の取り込みと処理で終了する。
連写モードの場合には、レリーズボタンの解除が検出されるまで、所定のフレームレートで画像の取り込みと処理を繰り返し行う。
システム制御部2は、圧縮された画像データ及びサムネイルデータを読み出し、さらにヘッダー情報を付加した後、記録メディアインターフェイス部7を通じて記録メディア8へ書き込む。ここで、ヘッダー情報には、選択された撮影動作モードの情報や撮影日時の情報等が含まれている。以上で一連の撮影動作を完了する。
次に本実施形態のデジタルカメラの特徴的な動作について説明する。
先ず、図2を参照しながらシーンモードのメニュー操作について説明する。
シーンモードとは、撮影時にユーザが予め設定された幾つかの撮影シーンの中から撮影条件に合うシーンを選択することにより、そのシーンに適した設定を自動的に行うモードのことをいう。シーンモードにより選択可能な撮影シーンとしては、例えば人物を撮影するのに適したポートレート、動きのある被写体を撮影するのに適したスポーツ、或いは緑や青空の多い風景を撮影するのに適した遠景、夜景を撮影するのに適した夜景、会議でホワイトボードに書かれたメモを撮影するのに適した文字、薄暗い場所で撮影するのに適した高感度等のシーンがある。
ユーザが通常撮影モードからシーンモードを選択するには、図示していないメニュー表示キーを押下して、図2(a)に示すようなシーンモードの選択を行うためのメニュー画面100をLCD6に表示させる。このメニュー画面100には、予め設定された複数の撮影シーンの項目が表示されている。この図2(a)に示すメニュー画面では表示されている複数の項目の内、通常撮影である旨を示す項目101が選択されている状態となっている。つまりメニュー画面の項目101の位置がメニュー操作位置(フォーカス位置)となっている。また項目101には当該デジタルカメラ1の設定が通常撮影モードの設定である旨を示す設定マーク102が表示されている。
先ず、図2を参照しながらシーンモードのメニュー操作について説明する。
シーンモードとは、撮影時にユーザが予め設定された幾つかの撮影シーンの中から撮影条件に合うシーンを選択することにより、そのシーンに適した設定を自動的に行うモードのことをいう。シーンモードにより選択可能な撮影シーンとしては、例えば人物を撮影するのに適したポートレート、動きのある被写体を撮影するのに適したスポーツ、或いは緑や青空の多い風景を撮影するのに適した遠景、夜景を撮影するのに適した夜景、会議でホワイトボードに書かれたメモを撮影するのに適した文字、薄暗い場所で撮影するのに適した高感度等のシーンがある。
ユーザが通常撮影モードからシーンモードを選択するには、図示していないメニュー表示キーを押下して、図2(a)に示すようなシーンモードの選択を行うためのメニュー画面100をLCD6に表示させる。このメニュー画面100には、予め設定された複数の撮影シーンの項目が表示されている。この図2(a)に示すメニュー画面では表示されている複数の項目の内、通常撮影である旨を示す項目101が選択されている状態となっている。つまりメニュー画面の項目101の位置がメニュー操作位置(フォーカス位置)となっている。また項目101には当該デジタルカメラ1の設定が通常撮影モードの設定である旨を示す設定マーク102が表示されている。
次に、ユーザが図示しない操作キーを操作してメニュー画面100の項目の中から希望する撮影モードに対応する項目を選択する。例えば図2(b)では撮影モードをポートレートモードに設定するための項目103が選択されている状態を示している。即ち項目103の位置がメニュー操作位置となっている。
ここで、例えばユーザが確定キーを押すと、設定手段であるシステム制御部2は、通常撮影モードの設定からポートレートモードの設定に変更する。これに伴って、表示制御部5と共に表示制御手段としても機能するシステム制御部2は表示制御部5を介して図2(c)に示すように、ポートレートの項目103には、当該デジタルカメラの設定がポートレートモードの設定である旨を示す設定マーク102を表示するように表示制御を行う。なお、上記のようにしてシーンモードの中から撮影モードを選択した後、再度シーンモードのメニュー画面を表示した場合は、図2(c)に示したメニュー画面が表示され、このメニュー画面100から希望する撮影モードに対応した項目を選択することにより、ポートレートモードの設定から新たに選択した撮影モードの設定に変更すると共に、設定マークも新たに選択した撮影モードを表示するように制御を行うようにする。以降、デジタルカメラの電源がオフされるまで同様の動作を行うことになる。
ここで、例えば撮影モードがポートレートモードに設定された状態でデジタルカメラの電源をオフした場合、システム制御部2はメニュー画面において選択されていた項目位置、つまりメニュー操作位置の情報をフラッシュメモリ2aに記憶するようにしている。
ここで、例えばユーザが確定キーを押すと、設定手段であるシステム制御部2は、通常撮影モードの設定からポートレートモードの設定に変更する。これに伴って、表示制御部5と共に表示制御手段としても機能するシステム制御部2は表示制御部5を介して図2(c)に示すように、ポートレートの項目103には、当該デジタルカメラの設定がポートレートモードの設定である旨を示す設定マーク102を表示するように表示制御を行う。なお、上記のようにしてシーンモードの中から撮影モードを選択した後、再度シーンモードのメニュー画面を表示した場合は、図2(c)に示したメニュー画面が表示され、このメニュー画面100から希望する撮影モードに対応した項目を選択することにより、ポートレートモードの設定から新たに選択した撮影モードの設定に変更すると共に、設定マークも新たに選択した撮影モードを表示するように制御を行うようにする。以降、デジタルカメラの電源がオフされるまで同様の動作を行うことになる。
ここで、例えば撮影モードがポートレートモードに設定された状態でデジタルカメラの電源をオフした場合、システム制御部2はメニュー画面において選択されていた項目位置、つまりメニュー操作位置の情報をフラッシュメモリ2aに記憶するようにしている。
そして再び電源がオンされたときは、従来同様、通常撮影モードで起動するようにしているが、ユーザが再びシーンモードを選択するためにメニュー表示キーを押下したときに表示されるメニュー画面100が従来とは異なるものとされる。すなわち、従来のデジタルカメラでは、図2(a)に示すように、メニュー操作位置が通常撮影を示す項目101であるのに対して、本実施形態のデジタルカメラ1では、システム制御部2においてメニュー操作が行われたと判別した場合、フラッシュメモリ2aに記憶されていたメニュー操作位置を読み出し、図2(b)に示すようにメニュー操作位置を電源オフ時に設定されていたポートレートモードを示す項目102となるようにしている。
このようにすれば、ユーザが電源オフ前に設定していたシーンモードを電源オン後に再度設定する場合においても、シーンモードの中からポートレートを再度選択する操作を行うことなく確定操作のみで設定を行うことができるようになる。
図3は上記したメニュー画面を表示するための動作フローを示した図である。
シーンモードを選択するためのメニュー操作が行われると(S1)、システム制御部2はメニュー画面の背景画像を作成して表示する(S2)。
次に現在設定されているシーンモード(通常撮影も含む)を判別し、設定されているシーンの項目に設定表示(設定マーク)102を表示する(S3)。次に、システム制御部2は、フラッシュメモリ2aからメニュー操作位置の情報を読み出し、メニュー操作位置が電源オフ時(前回)に選択されていた位置となるように表示制御を行う。
このようにすれば、ユーザが電源オフ前に設定していたシーンモードを電源オン後に再度設定する場合においても、シーンモードの中からポートレートを再度選択する操作を行うことなく確定操作のみで設定を行うことができるようになる。
図3は上記したメニュー画面を表示するための動作フローを示した図である。
シーンモードを選択するためのメニュー操作が行われると(S1)、システム制御部2はメニュー画面の背景画像を作成して表示する(S2)。
次に現在設定されているシーンモード(通常撮影も含む)を判別し、設定されているシーンの項目に設定表示(設定マーク)102を表示する(S3)。次に、システム制御部2は、フラッシュメモリ2aからメニュー操作位置の情報を読み出し、メニュー操作位置が電源オフ時(前回)に選択されていた位置となるように表示制御を行う。
次に本実施形態のデジタルカメラのメニュー項目操作について説明する。
本実施形態のデジタルカメラにおいては、特定キーを操作するとLCD6に図4に示すような設定表示画面200を表示することができる。
この場合、設定表示画面200には例えば露出補正の設定を行うための項目201、ホワイトバランスの設定を行うための項目202、ISO感度の設定を行うための項目203等が設けられている。ここで、例えばユーザがホワイトバランスの設定を行うための項目202を選択してホワイトバランスの設定を行った場合、システム制御部2は、この選択されたホワイトバランスのメニュー操作位置をフラッシュメモリ2aに記憶するようにした。そして、ユーザが再度設定表示画面200を表示した際には、フラッシュメモリ2aからメニュー操作位置情報を読み出し、メニュー操作位置が前回の選択位置となるようにしている。このようにすれば、ユーザが設定表示画面200により同じ項目の設定を頻繁に変更する場合においても、その都度メニュー操作位置を変更して項目を選択する必要がないため、操作性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、電子機器の一例としてデジタルカメラを例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、メニュー表示機能を有する電子機器であればデジタルカメラ以外でも適用可能であることは言うまでもない。
本実施形態のデジタルカメラにおいては、特定キーを操作するとLCD6に図4に示すような設定表示画面200を表示することができる。
この場合、設定表示画面200には例えば露出補正の設定を行うための項目201、ホワイトバランスの設定を行うための項目202、ISO感度の設定を行うための項目203等が設けられている。ここで、例えばユーザがホワイトバランスの設定を行うための項目202を選択してホワイトバランスの設定を行った場合、システム制御部2は、この選択されたホワイトバランスのメニュー操作位置をフラッシュメモリ2aに記憶するようにした。そして、ユーザが再度設定表示画面200を表示した際には、フラッシュメモリ2aからメニュー操作位置情報を読み出し、メニュー操作位置が前回の選択位置となるようにしている。このようにすれば、ユーザが設定表示画面200により同じ項目の設定を頻繁に変更する場合においても、その都度メニュー操作位置を変更して項目を選択する必要がないため、操作性の向上を図ることができる。
なお、本実施形態では、電子機器の一例としてデジタルカメラを例に挙げて説明したが、これはあくまでも一例であり、メニュー表示機能を有する電子機器であればデジタルカメラ以外でも適用可能であることは言うまでもない。
1…デジタルカメラ、2…システム制御部、2a…フラッシュメモリ、3…撮像部、4…画像処理部、5…表示制御部、6…LCD、7…記録メディアインターフェイス部、8…記録メディア、9…ハードキーインターフェイス部、10…通信インターフェイス部、11…画像再生装置、100…メニュー画面
Claims (6)
- メニュー表示機能を有する電子機器であって、入力操作に応じた設定を行う設定手段と、該設定手段により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶する記憶手段と、前記メニュー画面を表示する際に、前記記憶手段に記憶されたメニュー操作位置に基づいて表示制御を行う制御手段と、を備えることを特徴とする電子機器。
- 請求項1に記載の電子機器において、前記記憶手段に記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択した撮影モード位置であることを特徴とする電子機器。
- 請求項1に記載の電子機器において、前記記憶手段に記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置であることを特徴とする電子機器。
- 電子機器のメニュー表示方法であって、入力操作に応じた設定により設定されたメニュー画面のメニュー操作位置を記憶し、メニュー画面を表示する際に、記憶したメニュー操作位置に基づいて表示制御を行うことを特徴とする電子機器のメニュー表示方法。
- 請求項4に記載の電子機器のメニュー表示方法において、記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として撮影モード選択画面を表示した際に選択した撮影モード位置であることを特徴とする電子機器のメニュー表示方法。
- 請求項4に記載の電子機器のメニュー表示方法において、記憶するメニュー操作位置は、前記メニュー画面として設定項目画面を表示した際に選択した項目位置であることを特徴とする電子機器のメニュー表示方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005200350A JP2007019961A (ja) | 2005-07-08 | 2005-07-08 | 電子機器とそのメニュー表示方法 |
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