JP2006186522A - 電子機器及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 装置本体の動作状態に応じて表示部の開閉に関連する電源オン/オフ制御や動作表示制御が可能な電子機器及びプログラムの提供
【解決手段】 回転式表示部5が図8(b)に示すように撮影者から見えない向きに閉じていると電源はオフとされる。但し、カメラ1がパソコンや画像プリント装置或いは画像表示装置やクレードルのような外部装置とUSB接続し且つ動作中のときやカメラ1が画像データを保存メモリに書き込んでいる間は電源をオフしないと同時にLED7を点灯(又は点滅)させる。なお、この場合、撮影者の選択により電源を強制オフにすることもできる。更に、動作しているか否かが一見して明らかな外部装置についてはLED7を点灯(又は点滅)しない。
【選択図】 図8
【解決手段】 回転式表示部5が図8(b)に示すように撮影者から見えない向きに閉じていると電源はオフとされる。但し、カメラ1がパソコンや画像プリント装置或いは画像表示装置やクレードルのような外部装置とUSB接続し且つ動作中のときやカメラ1が画像データを保存メモリに書き込んでいる間は電源をオフしないと同時にLED7を点灯(又は点滅)させる。なお、この場合、撮影者の選択により電源を強制オフにすることもできる。更に、動作しているか否かが一見して明らかな外部装置についてはLED7を点灯(又は点滅)しない。
【選択図】 図8
Description
本発明は、装置本体に対して開閉自在に設けられたバリアングルモニタ(回転方向可変型表示装置)等の表示部を備えた電子機器の表示部の開閉に関連する電源オン/オフ制御及び動作状態の表示制御技術に関する。
従来、本体に対してヒンジ部を介して開閉自在な表示部を備えたデジタルカメラにおいて、液晶モニタ画面が内側を向いて本体に格納されているときは液晶モニタの電源は自動的にオフにされ、液晶モニタ画面が内側を向いて本体に格納されている状態から開くように動かすと自動的に液晶モニタの電源をオンにするデジタルカメラがある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3534995号公報
しかしながら、カメラの動作状態(例えば、USB接続している外部装置にデータ送信中といった状態)によっては液晶モニタ画面を閉じてもその状態が続いている間は電源をオンのままにしておいたほうがよい場合があるが、上記特許文献1に開示の技術では液晶モニタ画面が内側を向いて本体に格納するとき、つまり、液晶モニタ画面を撮影者から見えない方向に向けて閉じると自動的に電源をオフにするので、そのような状態を維持することができないといった課題があった。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、装置本体の動作状態に応じて表示部の開閉に関連する電源オン/オフ制御や動作表示制御可能な電子機器及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器であって、表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことを検出する開閉検出手段と、この開閉検出手段により表示装置が閉じられたことが検出されたときに電子機器の電源をオフする電源オフ手段と、電子機器が所定の処理動作中であるか否かを判断する動作判断手段と、この動作判断手段により所定の処理動作中であると判断されたとき、電源オフ手段を動作させない電源オフ禁止手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器を提供する。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられると所定の処理を実行中でなければ電源をオフとするが、電子機器が所定の処理を実行中は電源をオフしないので、利用者が表示装置を閉じたときそのような処理を実行中であっても処理が中断されるようなことが生じない。
を備えたことを特徴とする電子機器を提供する。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられると所定の処理を実行中でなければ電源をオフとするが、電子機器が所定の処理を実行中は電源をオフしないので、利用者が表示装置を閉じたときそのような処理を実行中であっても処理が中断されるようなことが生じない。
また、請求項2に記載の発明では、動作判断手段は、開閉検出手段により表示装置が閉じられたことが検出されたとき、電子機器が所定の処理動作中であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられたときに所定の処理を実行中か否かを検出できる。つまり、表示装置の開閉により動作判断手段の動作を制御できる。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられたときに所定の処理を実行中か否かを検出できる。つまり、表示装置の開閉により動作判断手段の動作を制御できる。
また、請求項3に記載の発明では、更に、動作判断手段は、電子機器が所定の外部装置に接続しているとき、外部装置との間でデータ送受信動作中であるか否かの動作状態を検出する手段を含み、電源オフ禁止手段は、動作判断手段によりデータ送受信動作中であると判断された場合に電源オフ手段を動作させないことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられたときに電源がオフとなるが、電子機器に接続されている外部装置が動作状態(動作中)の場合には電源はオフされないのでデータ送受信中に表示装置が閉じられてもデータの送受信が中断するようなことが生じない。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられたときに電源がオフとなるが、電子機器に接続されている外部装置が動作状態(動作中)の場合には電源はオフされないのでデータ送受信中に表示装置が閉じられてもデータの送受信が中断するようなことが生じない。
また、請求項4に記載の発明では、更に、動作判断手段は、電子機器がデータ出力を中断できない所定のデータ出力装置にデータを出力しているか否かの動作状態を検出する手段を含み、電源オフ禁止手段は、動作判断手段によりデータ出力中であると判断された場合に電源オフ手段を動作させないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられると電源がオフとなるが、内蔵プリンタのように電子機器がデータ出力を中断できない所定のデータ出力装置にデータを出力している場合には電源はオフされないので、例えば、画像の印刷出力中に表示装置が閉じられても印刷出力が中断するようなことが生じない。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられると電源がオフとなるが、内蔵プリンタのように電子機器がデータ出力を中断できない所定のデータ出力装置にデータを出力している場合には電源はオフされないので、例えば、画像の印刷出力中に表示装置が閉じられても印刷出力が中断するようなことが生じない。
また、請求項5に記載の発明では、更に、動作判断手段は、電子機器がデータをメモリに書き込み中であるか否かの動作状態を検出する手段を含み、電源オフ禁止手段は、動作判断手段によりデータ書き込み中であると判断された場合に電源オフ手段を動作させないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられると電源がオフとなるが、データの書き込み中は電源がオフされないのでメモリに画像データを書き込み中に電源がオフされるようなことが生じない。
これにより、電子機器は表示装置が閉じられると電源がオフとなるが、データの書き込み中は電源がオフされないのでメモリに画像データを書き込み中に電源がオフされるようなことが生じない。
また、請求項6に記載の発明では、更に、動作判断手段は、所定の処理動作の終了を検出する動作終了検出手段を含み、動作終了検出手段により所定の処理動作の終了が検出された場合に電源オフ手段を動作させる電源オフ許可手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器の所定の処理動作が終了した時点で電源を自動的にオフするので、電源オンをしたまま上述したような動作が終了したことに利用者が気付かない場合でも電池の浪費を抑制することができる。
これにより、電子機器の所定の処理動作が終了した時点で電源を自動的にオフするので、電源オンをしたまま上述したような動作が終了したことに利用者が気付かない場合でも電池の浪費を抑制することができる。
また、請求項7に記載の発明では、更に、電源を強制的にオフする電源強制オフ手段を備え、電源オフ禁止手段を動作させるか、該電源オフ禁止手段に代えて電源強制オフ手段を動作させるかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器が中断できない所定の処理を実行中の場合であっても利用者の選択により強制的に電源オフさせるようにすることができるので、電子機器の処理動作を必要上強制的に終了させたい場合等に電源を強制オフさせてそのような処理動作を終了させることができる。
これにより、電子機器が中断できない所定の処理を実行中の場合であっても利用者の選択により強制的に電源オフさせるようにすることができるので、電子機器の処理動作を必要上強制的に終了させたい場合等に電源を強制オフさせてそのような処理動作を終了させることができる。
また、請求項8に記載の発明では、少なくとも表示装置がオペレータから見える方向、或いは見えない方向へ回転する機構を有しており、更に、表示装置がオペレータに見えない方向に向いているか否かを検出する方向検出手段を備え、電源オフ手段は、開閉検出手段により表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことが検出され、且つ方向検出手段により該表示装置がオペレータに見えない方向に向いていることが検出されたときに電源をオフすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は、表示装置が利用者から表示が見えない向きになっているときに表示装置が閉じられると電源をオフすることができる。
これにより、電子機器は、表示装置が利用者から表示が見えない向きになっているときに表示装置が閉じられると電源をオフすることができる。
また、請求項9に記載の発明では、更に、開閉検出手段により表示装置が閉じられたことが検出され、且つ動作判断手段により所定の処理動作中であると判断されたとき、告知する告知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられても、処理を中断できない処理を実行中の場合には電源をオフにしないが、表示部が閉じられた場合には処理を中断できない処理を実行中であることを利用者に告知するので、利用者にとって処理中であることが分かりやすい。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられても、処理を中断できない処理を実行中の場合には電源をオフにしないが、表示部が閉じられた場合には処理を中断できない処理を実行中であることを利用者に告知するので、利用者にとって処理中であることが分かりやすい。
また、請求項10に記載の発明では、少なくとも表示装置がオペレータから見える方向、或いは見えない方向へ回転する機構を有しており、更に、表示装置がオペレータに見えない方向に向いているか否かを検出する方向検出手段を備え、告知手段は、開閉検出手段により表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことが検出され、且つ方向検出手段により該表示装置がオペレータに見えない方向に向いていることが検出され、且つ動作判断手段により所定の処理動作中であると判断されたとき、告知することを特徴とする請求項9に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられていても、処理を中断できない処理を実行中の場合には電源をオフしないが、撮影者から表示が見えない向きになっている表示装置が閉じられた場合には処理を中断できない処理を実行中であることを利用者に告知するので、利用者にとって処理中であることが分かりやすいことから、例えば、外部装置へのデータ送受信中にUSBケーブルを取り外して送受信を中断させてしまうようなことが生じない。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられていても、処理を中断できない処理を実行中の場合には電源をオフしないが、撮影者から表示が見えない向きになっている表示装置が閉じられた場合には処理を中断できない処理を実行中であることを利用者に告知するので、利用者にとって処理中であることが分かりやすいことから、例えば、外部装置へのデータ送受信中にUSBケーブルを取り外して送受信を中断させてしまうようなことが生じない。
また、請求項11に記載の発明では、電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器であって、表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことを検出する開閉検出手段と、この開閉検出手段により表示装置が閉じられたことが検出されたときに電子機器の電源がオン状態であるかオフ状態であるかの電源状態を検出する電源状態検出手段と、この電源状態検出手段により電子機器の電源がオン状態であることが検出されたときに告知する告知手段と、を備えたことを特徴とする電子機器を提供する。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられると電子機器の電源がオン状態かオフ状態かを検出してオン状態であるときにその旨を撮影者に告知するので、利用者にとって表示装置を閉じた状態においての電源オン/オフ状態が分かりやすい。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられると電子機器の電源がオン状態かオフ状態かを検出してオン状態であるときにその旨を撮影者に告知するので、利用者にとって表示装置を閉じた状態においての電源オン/オフ状態が分かりやすい。
また、請求項12に記載の発明では、少なくとも表示装置がオペレータから見える方向、或いは見えない方向へ回転する機構を有しており、更に、表示装置がオペレータに見えない方向に向いているか否かを検出する方向検出手段を備え、電源状態検出手段は、開閉検出手段により表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことが検出され、且つ方向検出手段により該表示装置がオペレータに見えない方向に向いていることが検出されたときに電源がオン状態であるかオフ状態であるかの電源状態を検出することを特徴とする請求項11に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられ、且つ表示装置が撮影者から表示が見えない向きになっているときに電子機器の電源がオン状態かオフ状態かを検出してオン状態であるときにその旨を撮影者に告知するので、撮影者から表示が見えない向きになっている状態で表示装置を閉じた状態においての電源オン/オフ状態が分かりやすい。
これにより、電子機器は、表示装置が閉じられ、且つ表示装置が撮影者から表示が見えない向きになっているときに電子機器の電源がオン状態かオフ状態かを検出してオン状態であるときにその旨を撮影者に告知するので、撮影者から表示が見えない向きになっている状態で表示装置を閉じた状態においての電源オン/オフ状態が分かりやすい。
また、請求項13に記載の発明では、更に、電源状態検出手段は、電子機器が所定の外部装置に接続しているとき、外部装置との間でデータ送受信動作中であるか否かの動作状態を検出する手段を含み、告知手段は、電源状態検出手段によりデータ送受信動作中であることが検出されたときに告知することを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器を提供する。
これにより、表示装置を閉じた状態において外部装置との間でデータ送受処理動作中である場合はその旨を利用者に告知するので、利用者にとって外部装置と処理が行なわれていることが判りやすいことから、例えば、外部装置へのデータ送受信中にUSBケーブルを取り外して送受信を中断させてしまうようなことが生じない。
これにより、表示装置を閉じた状態において外部装置との間でデータ送受処理動作中である場合はその旨を利用者に告知するので、利用者にとって外部装置と処理が行なわれていることが判りやすいことから、例えば、外部装置へのデータ送受信中にUSBケーブルを取り外して送受信を中断させてしまうようなことが生じない。
また、請求項14に記載の発明では、更に、外部装置の種類を判定する外部装置判定手段と、外部装置判定手段により、電子機器に接続されている外部装置がその動作時に、動作中であることが外見的に明らかな所定の外部装置の場合には、告知手段を動作させない告知禁止手段と、を備えたことを特徴とする請求項13に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器に接続され、動作中の外部装置が画像プリント装置や画像表示装置の場合は告知動作を行わないが、これらは一見して動作中か否かが利用者に明らかであることから問題は生じない。例えば、画像プリント装置は音や紙送り状態から明らかであり、画像表示装置の場合はモニタに画像が表示さることから明らかである、ことにより問題は生じない。
これにより、電子機器に接続され、動作中の外部装置が画像プリント装置や画像表示装置の場合は告知動作を行わないが、これらは一見して動作中か否かが利用者に明らかであることから問題は生じない。例えば、画像プリント装置は音や紙送り状態から明らかであり、画像表示装置の場合はモニタに画像が表示さることから明らかである、ことにより問題は生じない。
また、請求項15に記載の発明では、更に、電源状態検出手段により電子機器の電源状態がオン状態からオフ状態に変化したときが検出されたときに告知手段による告知動作を停止する告知停止手段を備えたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、電子機器の電源状態がオン状態からオフ状態に変化したときにも告知動作をおこなうと電池を消耗するが告知動作を行わないので、電池の消耗を抑制できる。
これにより、電子機器の電源状態がオン状態からオフ状態に変化したときにも告知動作をおこなうと電池を消耗するが告知動作を行わないので、電池の消耗を抑制できる。
また、請求項に16記載の発明では、告知手段は、表示装置が閉じられた場合に該表示装置によって覆われない位置に設けられた動作確認用点灯/表示手段を含むことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の電子機器を提供する。
これにより、利用者は表示装置が閉じられていても電源のオンオフ状態を視覚的に容易に認識できる。
これにより、利用者は表示装置が閉じられていても電源のオンオフ状態を視覚的に容易に認識できる。
また、請求項17に記載の発明では、電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器のコンピュータに、表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことを検出する機能と、表示装置が閉じられたことが検出されたときに電子機器が所定の処理動作中であるか否かを判断する機能と、所定の処理動作中でないと判断されたときに電子機器の電源をオフする機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、電子機器は、処理を中断できない処理を実行中の場合を除いて表示装置が閉じられると電源をオフにできるが、電子機器が処理を中断できない処理を実行中は電源をオフにしない。
これにより、電子機器は、処理を中断できない処理を実行中の場合を除いて表示装置が閉じられると電源をオフにできるが、電子機器が処理を中断できない処理を実行中は電源をオフにしない。
また、請求項18に記載の発明では、電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器のコンピュータに、表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことを検出する機能と、表示装置が閉じられたことが検出されたときに電子機器の電源がオン状態であるかオフ状態であるかの電源状態を検出する機能と、電子機器の電源がオン状態であることが検出されたときその旨を告知する機能と、を実行させるプログラムを提供する。
これにより、表示装置が閉じられたときの電子機器の電源がオン状態の場合にはその旨
を利用者に告知できる。
これにより、表示装置が閉じられたときの電子機器の電源がオン状態の場合にはその旨
を利用者に告知できる。
本発明により、電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器は、表示装置を閉じると電源をオフとし、電子機器が処理を中断できない処理を実行中は電源をオフしないので、表示装置を閉じたときそのような処理を実行中であっても処理が中断されるようなこと、が生じない。また、表示装置が閉じているときに電子機器の電源がオン状態の場合にはその旨を撮影者に告知するので、撮影者にとって電子機器の電源のオン/オフ状態を認識しやすい。
図1は本発明に係る電子機器の一例としてのデジタルカメラの一実施例の外観を示す斜視図であり、図1で符号1はデジタルカメラ、符号2は撮像レンズを含む光学系を格納し、ズーム時に前後に伸縮可能に構成された鏡筒部、符号3はモードダイアル、符号4は表示部5に設けられている液晶モニタ画面、符号5はX軸及びY軸方向に回動可能な表示部、符号6はY軸回動部、符号7は表示部5が閉じられた際にカメラ本体の動作確認用の点灯/表示を行うLED、符号8はシャッターキー、符号9はパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やクレードル等の外部装置とUSB接続する際にカメラ側のUSBケーブル端子を接続する場合に用いるUSB端子接続部、符号52はオン/オフ強制スイッチを示す。 なおLED7は回転式表示部5(以下、単に「表示部5」と記す)が閉じられた際に点灯/表示状態が視認可能なように閉じられた表示部5によって隠されない位置(図1の例ではカメラ本体の背面の上部)に設けられる。
また、オン/オフ強制スイッチ52は図示の例では表示部5の上面に設けられた左右にスライドするスライドスイッチからなり、後述するような表示部5が閉じられても電源オンになるときでもオン/オフ強制スイッチ52が強制オフ操作(図示の例では左側にスライド)されていると電源はオフとされる。なお、オン/オフ強制スイッチ52はスライドスイッチに限定されず、例えば、オン/ボタンスイッチでもよく、配設位置も表示部5の上面に限定されない。つまり、操作しやすい位置にあればよい。
また、オン/オフ強制スイッチ52は図示の例では表示部5の上面に設けられた左右にスライドするスライドスイッチからなり、後述するような表示部5が閉じられても電源オンになるときでもオン/オフ強制スイッチ52が強制オフ操作(図示の例では左側にスライド)されていると電源はオフとされる。なお、オン/オフ強制スイッチ52はスライドスイッチに限定されず、例えば、オン/ボタンスイッチでもよく、配設位置も表示部5の上面に限定されない。つまり、操作しやすい位置にあればよい。
図2は、図1に示したデジタルカメラの電子回路構成の一実施例を示す図である。図2で、デジタルカメラ1は、表示部5、基本モードである撮影モードにおいてズームレンズやフォーカスレンズを移動させるモータ11、撮像レンズ2を構成するレンズ光学系12、撮像素子であるCCD13、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15、サンプルホールド回路(S/H)16、A/D変換器17、カラープロセス回路18、DMA(Direct Memory Access)コントローラ19、DRAMインターフェイス(I/F)20、DRAM21、制御部22、VRAMコントローラ23、VRAM24、デジタルビデオエンコーダ25、JPEG回路27、保存メモリ28、LED部29、キー入力部30、表示部5の開閉を検出する開閉検出部31、表示部5のY軸回転角を検出するY軸回転角検出部32、パソコンやクレードル等の外部装置とUSB接続した際にデータの授受を行うUSB部33を備えている。なお、モータ11〜カラープロセス回路18は本発明において撮像部に相当する。また、図示していないがデジタルカメラ1は画像等を印刷出力するプリンタ及び印刷制御を行うプリンタドライバを備えるようにしてもよい。
表示部5は、図示しないX軸やY軸回動部6等のヒンジ機構によりX軸及びY軸方向に回動可能であり、撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、デジタルビデオエンコーダ25からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ23から取込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに液晶モニタ画面4に表示することになる。
撮影モードでのモニタリング状態においては、モータ(M)11の駆動によりズーム動作や自動合焦動作が行われ、上記撮影レンズ2を構成する光学系12の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD13が、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
CCD13は被写体の二次元画像を撮像する固体撮像デバイスであり、典型的には毎秒数十フレームの画像を撮像する。なお、撮像素子はCCDに限定されずCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像デバイスでもよい。
CCD13は被写体の二次元画像を撮像する固体撮像デバイスであり、典型的には毎秒数十フレームの画像を撮像する。なお、撮像素子はCCDに限定されずCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像デバイスでもよい。
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)16でサンプルホールドされ、A/D変換器17でデジタルデータに変換され、カラープロセス回路18で画像補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行われて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb、Crが生成され、通常撮影モードではDMA(Direct Memory Access)コントローラ19に出力される。
DMAコントローラ19は、通常撮影モードではカラープロセス回路18の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb、Crを、同じくカラープロセス回路18からの複合(composite)同期信号、メモリ書き込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いてDRAMインターフェイス(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送する。
制御部22は、このデジタルカメラ1全体の制御動作を司るものであり、CPU若しくはMPU(以下、CPU)と、後述するように、電源オン/オフ制御、デジタルカメラ1の動作状態の告知制御等を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶した
フラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、上記輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してDRAM21から読出し、VRAMコントローラ23を介してVRAM24に書込む。
フラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、上記輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してDRAM21から読出し、VRAMコントローラ23を介してVRAM24に書込む。
制御部22は、デジタルカメラの動作状態をデジタルカメラ1に備えられたステータス情報を参照して検出することができる。
ステータス情報は数十バイトの情報領域からなり、例えば、データのVRAM24への書き込み状態、保存メモリ28への書き込み/読み出し状態、デジタルカメラがプリンタを備えている場合のプリンタへのデータの出力状態、外部機器との接続状態、電源状態、・・、等がそれぞれの動作時にそれぞれ書き込まれる。
ステータス情報は数十バイトの情報領域からなり、例えば、データのVRAM24への書き込み状態、保存メモリ28への書き込み/読み出し状態、デジタルカメラがプリンタを備えている場合のプリンタへのデータの出力状態、外部機器との接続状態、電源状態、・・、等がそれぞれの動作時にそれぞれ書き込まれる。
また、制御部22は、開閉検出部31及びY軸回転角検出部32からの検出値とUSB部33のステータス情報を基にLED部29に制御信号を送り、主電源及び表示電源のオン/制御を行うと共にLED部29にLED6の点灯(又は表示)制御を行わせる。
なお、制御部22はオン/オフ強制スイッチ52(図1参照)が強制オフ操作されていることを検出すると表示部5が閉じられても電源オンになるときでも電源をオフとする。
なお、制御部22はオン/オフ強制スイッチ52(図1参照)が強制オフ操作されていることを検出すると表示部5が閉じられても電源オンになるときでも電源をオフとする。
制御部22は、また、キー入力部30からの状態信号に対応してフラッシュメモリ等のプログラム格納用メモリに格納されている各モードに対応の処理プログラムやメニューデータを取り出して、デジタルカメラ1の他の各機能の実行制御、例えば、撮像や記録画像の再生機能の実行等を行なう他、機能選択時の機能選択メニューの表示制御等を行う。
デジタルビデオエンコーダ25は、上記輝度及び色差信号をVRAMコントローラ23を介してVRAM24から定期的に読み出し、これらのデータを基にビデオ信号を生成して表示部5に出力する。
制御部22はシャッターキー8が半押し操作されるとモータ11に駆動制御信号を送ってレンズ光学系12の撮像レンズを移動させて合焦(AF)動作を行わせ、シャッターキー8の全押しがあると撮影を行う(つまり、その時点でCCD13から取込んでいる1画面分の輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送の終了後、直ちにCCD13からのDRAM21への経路を停止し、記録保存の状態に遷移する)。
この保存記録の状態では、制御部22がDRAM21に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してY、Cb、Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読み出してJPEG(Joint Photograph cording Experts Group)回路27に書込み、このJPEG回路27でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
そして得た符号データをJPEG回路27から読出し、1画像のデータファイルとしてデジタルカメラ1の記録媒体である保存メモリ28に記録し、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及び保存メモリ28への圧縮データの書込み終了に伴って、制御部22はCCD13からDRAM21への経路を再び起動する。
そして得た符号データをJPEG回路27から読出し、1画像のデータファイルとしてデジタルカメラ1の記録媒体である保存メモリ28に記録し、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及び保存メモリ28への圧縮データの書込み終了に伴って、制御部22はCCD13からDRAM21への経路を再び起動する。
また、基本モードである再生モード時には、制御部22が保存メモリ28に記録されている画像データを選択的に読出し、JPEG回路27で画像撮影モード時にデータ圧縮した手順とまったく逆の手順で圧縮されている画像データを伸張し、伸張した画像データをVRAMコントローラ23を介してVRAM24に展開して記憶させた上で、このVRAM24から定期的に読出し、これらの画像データを元にビデオ信号を生成して表示部5の液晶モニタ画面4に再生画像を出力(=表示)させる。
LED部29は、表示部5が閉じられた際に制御部22の制御により、カメラ本体の動作確認用の点灯/表示を行うLED6の点灯/表示制御を行う。
キー入力部30は、上述したモードダイヤル3、シャッターキー8のほか、図示しないズームキー、メニューキー、カーソルキー、SETキーを含む各種キーから構成され、それらのキー操作に伴う信号は直接制御部22に送出される。
モードダイアル3は各種モードを選択する際に操作するダイヤルキーである。なお、モードの選択をメニュー選択により行うようにしてもよい。
シャッターキー8は、撮影時にレリーズ操作を行うもので、2段階のストロークを有しており、1段目の操作(半押し状態)でオートフォーカス(AF)と自動露出(AE)を行わせるための合焦指示信号を発生し、2段目の操作(全押し状態)で撮影処理を行うための撮影指示信号を発生する。
ズームレバーは、ズーム操作に用いられ、デジタルズームの場合はズームレバー7の操作に対応してズーム値が決定されるが、実際の画角は変化せず、液晶モニタ画面4にはズーム値に応じたサイズの画像がトリミングされて表示される。また、光学ズームの場合はズームレバー7の操作に対応してズームレンズ(可変焦点距離レンズ)がワイド側又はテレ側に移動され、ズームレバーの操作に対応してズーム値が決定され、ズーム値の変化に追従して画角が実際に変化し、液晶モニタ画面には広角画像又はテレ画像が表示される。また、メニューキー(図示せず)は、その時点でのメニューを表示しようとする際に操作するキーであり、メニューキーを押すとその時点で設定可能な選択メニューが表示される。カーソルキーは、モード設定やメニュー選択等に際して液晶モニタ画面4に表示されるメニューやアイコン等をカーソルでポイント(指定)する際に操作するキーであり、カーソルキーの操作によりカーソルを上下又は左右に移動させることができる。また、SETキーはカーソルキーによってカーソル表示されている項目を選択設定若しくは確認する際に押すキーである。
開閉検出部31は、表示部5の開閉を検出する開閉検出スイッチ10を含み、これらの検出値を制御部22に送出する。開閉検出スイッチ10はカメラ本体側の背面又は表示部5の液晶モニタ画面4の画面外縁側に設けられている(図8参照)。
Y軸回転検出部32は、カメラ本体に対して表示部5をY軸方向に回動自在とするY軸回動部6(図1)の回転角を検出するY軸回転角検出スイッチ51を含み、検出値を制御部22に送出する。Y軸回転角検出スイッチ51はY軸回動部6の近傍に設けられている(図8参照)。
USB部33は、外部装置とのデータの授受を行うインターフェイス部であり、カメラ本体がUSB端子接続部9に接続されたUSBケーブルを介してパーソナルコンピュータ(以下、パソコン(図11、図12参照))や画像プリンタ等の画像プリント装置(図13、図14参照)、或いはTVモニタ等の画像表示装置(図15、図16参照)やクレードルのような外部装置と接続した際にその外部装置と制御データを授受すると共に画像データ等のデータを送受信する。USB部33はUSBケーブルを介して外部装置に接続した際に授受する制御データにより、例えば、相手側の外部装置がパソコンか、画像プリント装置か、画像表示装置か、クレードルか等の機種判定コードを取得してRAM(USBバッファがある場合はUSBバッファ)の所定のエリアに確保されている機種判定コード領域の内容を書き換えて制御部22で参照可能とする。
また、USB部33はUSBケーブルを介して外部装置と接続している際に、外部装置とのデータの送受信を行っているかいないかの状態(ステータス)を示す状態フラグ(動作状態であればフラグ値=「1」、非動作状態ならフラグ値=「0」)を有し、制御部22で参照可能とする。状態フラグ記憶領域も機種判定コード同様にRAM(USBバッファがある場合はUSBバッファ)の所定のエリアに確保されている。
図3は表示部5の回転状態と本体の電源状態及び表示状態との関係の一実施例を示す対応表であり、表示部5のX軸の回転角度とY軸の回転角度に対応した、本体電源オン/オフ、表示電源オン/オフ、OSD(On Screen Display)オン/オフ等の電源状態や表示状態が対応付けられている。
図4は表示部5の開閉とカメラ本体の電源状態等の説明図であり、液晶モニタ画面4が撮影者から見えない方向にあって表示部5がカメラ本体の背面側に閉合わさった状態、つまり、図3でX軸の回転角が0°(ゼロ)で且つY軸の回転角が90°の場合の状態を示す。この場合にはカメラ本体の電源が自動的にオフにされ、また、液晶表示モニタ4の電源(以下、表示電源)もオフとなる。
なお、後述するように、表示部5が見えない向きで閉じていても所定条件下、例えば、カメラ本体がUSBケーブルを介してパソコン(図11、図12参照)や画像プリント装置(図13、図14参照)或いは画像表示装置(図15、図16参照)やクレードルのような外部装置と接続しており、且つステータスが「動作状態」(動作中を意味する;ステータスフラグ=「1」)の場合や、デジタルカメラ1が保存メモリ28に画像データを書き込み中の場合や、デジタルカメラ1がプリンタを備えている場合にプリンタが画像等を印刷中の場合は電源をオフしないようにできる(図9参照)。また、所定条件下であっても、撮影者の選択により電源を強制的にオフにすることもできる。
また、表示部5が見えない向きで閉じているにもかかわらずに電源がオフしていないことを報知できるようにLED7を点灯(又は点滅)させることもできるし、外部装置の種類により動作しているか否かが一見して明らかな外部装置についてはLED7を点灯(又は点滅)しないようにすることもできる(図9参照)。
また、表示部5が見えない向きで閉じているにもかかわらずに電源がオフしていないことを報知できるようにLED7を点灯(又は点滅)させることもできるし、外部装置の種類により動作しているか否かが一見して明らかな外部装置についてはLED7を点灯(又は点滅)しないようにすることもできる(図9参照)。
図5は表示部5の開閉(X軸の回転角)とカメラ本体の電源状態等の説明図であり、液晶モニタ画面4が表示部5を閉じた状態では撮影者から見えない方向にある位置を0°として、180°開放される状態の場合、X軸の回転角が0°以上10°未満の場合、10°の場合、10°以上180°以下の場合の状態について段階的に示す。なお、図示の例ではY軸の回転角(液晶モニタ画面4が真下を向いた水平状態での表示部5の角度を0°とする)は90°である。
Y軸の回転角が90°でX軸の回転角が0°以上10°未満の場合、つまり開閉検出スイッチ10がオフ状態の場合は主電源はオフのままであり、表示部5の電源(以下、表示電源)もオフのままであるが、X軸の回転角が10°になると、すなわち開閉検出スイッチ10がオンになると、主電源がオンとされ、同時に表示電源もオンとなり、その時点でLED7が点灯(又は点滅)していたときは消灯される。
そしてX軸の回転角が10°以上180°以下のときは主電源オン、表示電源オンの状態を保ち、液晶モニタ画面4に表示されるスルー画像は(上下反転や左右反転なしの)正転表示となる。また、OSD表示はオンとなる。
そしてX軸の回転角が10°以上180°以下のときは主電源オン、表示電源オンの状態を保ち、液晶モニタ画面4に表示されるスルー画像は(上下反転や左右反転なしの)正転表示となる。また、OSD表示はオンとなる。
図6は表示部5のY軸の回転角と液晶モニタ画面4の向き及び表示画像の状態等の説明図であり、X軸の回転角が180°開かれた状態の表示部5をカメラの左面側から見た状態を示す。
Y軸の回転角(水平角度を0とする)が0°〜90°の場合は、表示電源オン、スルー画像は正転表示、OSD表示オンとなる。
そしてY軸の回転角が90°以上250°以下ではスルー画像は正転表示され、OSDも表示オンで正転表示となる。
そしてY軸の回転角が90°以上250°以下ではスルー画像は正転表示され、OSDも表示オンで正転表示となる。
また、Y軸の回転角が250°を超えると液晶モニタ画面4は撮影レンズの正面方向と同じ向きとなるので、そのままでは見かけ上、スルー画像は天地が逆で左右が逆の画像となるが、Y軸の回転角が250°を越えた時点でデータが上下回転(180°回転)され且つ左右反転されて表示されるのでY軸の回転角が250°以上270°未満ではスルー画像は見かけ上、正しい向きの画像として見える。なお、OSDは表示オンで正転表示である。そして、Y軸の回転角が270°になると液晶モニタ画面4は撮影レンズの正面方向と同じ向きとなる。
図7は表示部5の開閉(X軸の回転角)とカメラ本体の電源状態等の説明図であり、図示のように液晶モニタ画面4がX軸の回転角が0°以上90°未満では背面側から見え、90°以上では背面側から見えない向きの場合のとき、X軸の回転角が0°以上10°未満の場合、10°の場合、10°以上180°以下の場合の状態について段階的に示す。なお、図示の例ではY軸の回転角(水平角度を0とする)は270°である。
まず、Y軸の回転角が270°でX軸の回転角が0°〜10°未満の場合には図3に示すように主電源はオンとなり、表示電源もオンであり、OSDは表示オンで正転表示となる。また、スルー画像は180°回転して(上下逆にして)表示される。
X軸の回転角が10°、すなわち開閉検出スイッチ10がオンになると、スルー画像データが上下回転(180°回転)され且つ左右反転されて表示され、X軸の回転角が10°以上180°以下のときは主電源オン、表示電源オンであり、スルー表示画像は180度回転され且つ左右反転されて表示されて表示される。したがって、スルー画像は見かけ上、正しい向きの画像として見える。なお、OSDは表示オンで正転表示である。
X軸の回転角が10°、すなわち開閉検出スイッチ10がオンになると、スルー画像データが上下回転(180°回転)され且つ左右反転されて表示され、X軸の回転角が10°以上180°以下のときは主電源オン、表示電源オンであり、スルー表示画像は180度回転され且つ左右反転されて表示されて表示される。したがって、スルー画像は見かけ上、正しい向きの画像として見える。なお、OSDは表示オンで正転表示である。
図8は表示部5の開閉検出とY軸回りの回転角検出等の説明図であり、図8(a)は表示部5が180°開かれた状態を示し、図8(b)は表示部5が閉じられた状態を示す。
図8(a)で、符号10は開閉検出スイッチを示し、符号51はY軸回転角検出スイッチを示す。 開閉検出スイッチ10はカメラ本体の背部に設けられており表示部5の開閉を検出し、検出信号を制御部22に送出する。
開閉検出スイッチ10は、本実施形態では、表示部5によって押し込まれると、つまり、表示部5が閉じられるとオフ(OFF)となり、開放されると(X軸の回転角が10°に達すると)オン(ON)となるオン/オフスイッチからなる。なお、開閉検出スイッチ10を表示部5によって押し込まれるとオンとなり、開放されるとオフとなるように構成してもよい。
開閉検出スイッチ10は、本実施形態では、表示部5によって押し込まれると、つまり、表示部5が閉じられるとオフ(OFF)となり、開放されると(X軸の回転角が10°に達すると)オン(ON)となるオン/オフスイッチからなる。なお、開閉検出スイッチ10を表示部5によって押し込まれるとオンとなり、開放されるとオフとなるように構成してもよい。
また、開閉検出スイッチ10は表示部5から開放された状態で表示部5の回転角(表示部5とカメラ本体の背部となす角度)が10°となるように所定の位置に設けるようにすることにより、X軸の回転角が0°〜10°の場合には開閉検出スイッチ10をオフにしておくことができる。このように構成することにより、X軸の回転角が0°を超え〜10°以下の場合にも図8(b)に示すように表示部5が閉じられている場合(X軸の回転角度=0°)と同様の主電源や表示電源等の電源状態やLEDの点灯(点滅)/消灯状態を維持できる。 なお、表示部5はY軸に関して0°から270°まで回転可能であるが、実際にはX軸の周りに0°から180°を回動範囲とする(つまり、表示部5が180°までを限度として開くようにする)ことが望ましい。
また、Y軸回転角検出スイッチ51は、表示部5のY軸方向の回転を検出し、検出信号を制御部22に送出する。なお、表示部5はY軸周りに回転自在である。
図9は表示部5の開閉に伴う電源オン/オフ制御動作及びLED点灯(点滅)/消灯制御の一実施例を示すフローチャートであり、このフローチャートはデジタルカメラ1に本願発明の表示部5の開閉に伴う電源オン/オフ制御及びLED点灯(点滅)/消灯制御を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
以下に示す処理は基本的に制御部22が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図9及び後述する図10〜図16に基いて説明する。また、この例ではデジタルカメラ1はプリンタ(図示せず)を備えた構成とするが、プリンタを備えていない場合はステップS5を省略するものとする。
撮影者は所望の時期に、デジタルカメラ1の表示部5のX軸に沿った開閉を行ったり、Y軸に沿った回転を行って液晶モニタ画面4の向きを閉じた状態で撮影者から見えない向きにしたり、見える向きにしたり、液晶モニタ画面4の上面に設けられているオン/オフ強制スイッチ52(初期値=オン)を操作したりするので(ステップS0)、制御部22は、先ず、開閉検出部31からの信号を基に開閉検出スイッチ10がONとなったかOFFのままかを調べ、開閉検出スイッチ10がONの場合、つまり、表示部5が閉じられていない場合はステップS0に戻り、開閉検出スイッチ10がOFFの場合、つまり、閉じられている場合はステップS2に進む(ステップS1)。
次に、制御部22はY軸回転角検出部32からの信号を基にY軸回転角検出スイッチ51がONとなったかOFFのままかを調べ、Y軸回転角検出スイッチ51がONの場合、つまり、表示部5がY軸に沿って回転され、閉じた状態で表示内容が見える向きの場合(Y軸の回転角が250°〜270°の場合)はステップS0に戻り、Y軸回転角検出スイッチ51がOFFの場合、つまり、表示部5がY軸に沿って回転され、閉じた状態で表示内容が見えない向きの場合(Y軸の回転角が0°〜250°の場合)はステップS3に進む(ステップS2)。
制御部22は上記ステップS0でオン/オフ強制スイッチ52がオフにされていたかオン(初期値)のままかを調べ、オフの場合はステップS4に進み、オンの場合はステップS8に進む(ステップS3)。
次に、制御部22はUSB部33で保持された状態フラグ及びその内容を調べ、状態フラグの値が「1」(動作状態)で且つ機種判定コードが外部装置のコードであれば接続されている外部装置との間でUSB接続によるデータ送受信中と判定してステップS9に進み、状態フラグの値が「0」であれば非動作状態としてステップS5に進む(ステップS4)。
また、制御部22はプリンタの状態を調べ、印刷中の場合はステップS12に進み、そうでない場合はステップS6に進む(ステップS5)。
制御部22は保存メモリ28に画像データ等を書き込み中か否かを調べ、保存メモリ28に書き込み中の場合はステップS12に進み、書き込み中でない場合はステップS7に進む。これにより、表示部5が撮影者に見えない向きに閉じられていて上記ステップS4またはステップS5若しくはこのステップS6の動作以外の動作をしている場合若しくは全く動作をしていない場合はステップS7に遷移することとなる(ステップS6)。
制御部22は図示しない電源制御部に制御信号を送り、表示電源及び主電源をオフとして処理を終了する(ステップS7)。
オン/オフ強制スイッチ52がオンのときは、制御部22はLED部29に制御信号を送り、動作確認用LED7を赤色点灯(或いは点滅)させてからステップ7に進む。つまり、オン/オフ強制スイッチ52がオンのときは電源が強制オフされることとなる(ステップS8)。
上記ステップS4でデジタルカメラ1と外部装置の間でデータ送受信中の場合は、機種判定コードを調べ、接続している外部装置が画像プリンタやTVモニタ等のような撮影者が一見して動作中か否かがわかるような機種の場合はステップS10に進み、それ以外の機種の場合はステップS11に進む(ステップS9)。
制御部22はRAMの所定のエリアに確保されている告知フラグの値を「1」にしてステップS11に進む(ステップS10)。
制御部22はRAMの所定のエリアに確保されている告知フラグの値を調べ、告知フラグの値が「1」の場合にはステップS13に進み、そうでない場合はステップS12に進んで(ステップS11)、LED部29に制御信号を送り、動作確認用LED7を緑色点灯(或いは点滅)させ、ステップS13に進む(ステップS12)。
制御部22はデジタルカメラ1にUSB接続されている外部装置若しくはデジタルカメラ1自体が動作状態(処理中)であるか否かを状態フラグ等を調べて判定し、処理中である場合、すなわち、ステップS4〜S6のいずれかにおいて処理中であると判定された処理の動作中はその動作が終わるまでステップS12による動作確認用LEDの緑色点灯(或いは点滅)動作を継続し、処理の完了が検出されるとステップS7に進む(ステップS13)。
上記図9のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1は表示部5が撮影者から表示が見えない向きになっている表示部5を閉じると電源がオフとなるが、デジタルカメラ1が所定の動作状態(動作中)の場合には電源はオフされないので、表示部5が閉じられた際に外部装置との間のデータ送受信動作またはデジタルカメラ1側の動作が中断するようなこと、例えば、データ送受信中に撮影者から表示が見えない向きになっている表示部5が閉じられるとデータの送受信が中断するようなことや、デジタルカメラ1が保存メモリ20に画像データを書き込み中に電源がオフされるようなこと、が生じない。
また、表示部5が閉じられていても電源がオンのときはLEDが点灯(点滅)するので、撮影者にとって外部装置とのデータ送受信中か、デジタルカメラ1に内蔵されたプリンタが印刷出力中か、画像データの書き込み中等の処理を中断できない処理を実行していることがわかることから、表示部5が閉じている場合に電源がオフされないことを故障等と誤認したり、外部装置へのデータ送受信中にUSBケーブルを取り外してしまうようなことが生じない。
また、デジタルカメラ1に接続され、動作中の外部装置が画像プリント装置や画像表示装置の場合はLED点灯(点滅)を行わないが、これらは一見して動作中か否かが明らかであること、例えば、画像プリント装置は音や紙送り状態から明らかであり、画像表示装置の場合はモニタに画像が表示さることから明らかであること、により問題は生じない。
また、オン/オフ強制スイッチを設けたことにより、表示部5を閉じたときにデジタルカメラ1が所定の動作状態であっても撮影者の選択により電源強制的にオフさせるようにすることができる。なお、実施例ではオン/オフ強制スイッチ52を設けるようにしたが、オン/オフ強制スイッチ52を設けず、デジタルカメラのモード選択画面等で、撮影者は表示部5を閉じたときにデジタルカメラ1が所定の動作状態であった場合に電源をオンしたままとするか、強制的にオフするかを選択できるようにしてもよい。
図10はLED点灯(点滅)制御動作の一実施例を示すフローチャートであり、以下に示す処理は基本的に制御部22が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。
図10で、制御部22は先ず、開閉検出部31からの信号を基に開閉検出スイッチ10がONとなったかOFFのままかを調べ、開閉検出スイッチ10がONの場合、つまり、表示部5が閉じられていない場合はステップT5に進み、開閉検出スイッチ10がOFFの場合、つまり、閉じられている場合はステップT2に進む(ステップT1)。
次に、制御部22はY軸回転角検出部32からの信号を基にY軸回転角検出スイッチ51がONとなったかOFFのままかを調べ、Y軸回転角検出スイッチ51がONの場合、つまり、表示部5がY軸に沿って回転され、閉じた状態で表示内容が見える向きの場合(Y軸の回転角が250°〜270°の場合)はステップT5に進み、Y軸回転角検出スイッチ51がOFFの場合、つまり、表示部5がY軸に沿って回転され、閉じた状態で表示内容が見えない向きの場合(Y軸の回転角が0°〜250°の場合)はステップT3に進む(ステップT2)。
制御部22は、現在のステータスを調べ、電源ステータスが電源オフ状態の場合はステップT5に進み、電源ステータスが電源オン状態の場合はステップT4に進む。なお、電源ステータスは図示しない電源制御部から制御部22に送られる状態フラグにより判定できる(ステップT3)。
制御部22は、LED部29に制御信号を送り、動作確認用LED7を点灯(或いは点滅)させ、ステップT1に戻る(ステップT4)。
上記ステップT3で電源オン状態の場合には制御部22は、LED部29に制御信号を送り、動作確認用LED7を消灯させ、ステップT1に戻る(ステップT5)。
図11はデジタルカメラ1と外部装置との接続外観図であり、デジタルカメラ1とパソコン100がUSBケーブル90で接続されている様子を示す。また、図12はデジタルカメラ1とパソコン100とのUSB接続の一実施例を示すブロック図である。
図12で、デジタルカメラ1はパソコン100とUSBケーブル90で接続され、パソコン100から送信されるデータ送信要求(機種コードを含む)があると動作状態となり、USB部33は状態フラグを「1」(動作状態)とすると共にデータ送信要求中の機種コードを機種判別コードとして保持する。制御部22は機種判別コードを調べてパソコンと判定すると、保存メモリ28に記録されている画像データ等のデータをUSB部33及びUSBケーブル90を介してパソコン100に送信する。また、要求されたデータの送信が終わるか、パソコン100から送信終了要求又は送信中断要求があると送信を終了し、USB部33は状態フラグを「0」(非動作状態)とする。
パソコン100側では、制御部101がキー入力部106からのユーザの指示操作に基づき送信要求をUSBインターフェイス102を介してデジタルカメラ1に送り、デジタルカメラ1からUSBケーブル90及びUSBインターフェイス102を介して受信した画像データ等のデータを保存メモリ104に記録する。ユーザ指示によるデータの受信/記録が完了すると送信終了要求をデジタルカメラ1に送信する。また、故障やユーザ指示若しくはプログラムによる中断事由が生じた場合は送信中断要求をデジタルカメラ1に送信する。
図13はデジタルカメラ1と外部装置との接続外観図であり、デジタルカメラ1と画像プリンタ200がUSBケーブル90で接続されている様子を示す。また、図14はデジタルカメラ1と画像プリンタ200とのUSB接続の一実施例を示すブロック図である。
図14で、デジタルカメラ1は画像プリンタ200とUSBケーブル90で接続され、画像プリンタ200から送信されるデータ送信要求(機種コードを含む)があると動作状態となり、USB部33は状態フラグを「1」(動作状態)とすると共にデータ送信要求中の機種コードを機種判別コードとして保持する。制御部22は機種判別コードを調べて画像プリンタと判定すると保存メモリ28に記録されている画像データ等のデータをUSB部33及びUSBケーブル90を介して画像プリンタ200に送信する。また、要求されたデータの送信が終わるか、画像プリンタ200から送信終了要求又は送信中断要求があると送信を終了し、USB部33は状態フラグを「0」(非動作状態)とする。
画像プリンタ200側では、制御部201が操作部206からのユーザの指示操作に基づき送信要求をUSBインターフェイス202を介してデジタルカメラ1に送り(但し、デジタルカメラ1側のキー入力部30からのユーザの指示操作でもよい)、デジタルカメラ1からUSBケーブル90及びUSBインターフェイス202を介して受信した画像データ等のデータをバッファメモリ203に一時記憶したあとプリンタ部204で印刷出力する。ユーザ指示によるデータの受信/印刷が完了すると送信終了要求をデジタルカメラ1に送信する。また、故障やユーザ指示若しくはプログラムによる中断事由が生じた場合は送信中断要求をデジタルカメラ1に送信する。
図15はデジタルカメラ1と外部装置との接続外観図であり、デジタルカメラ1と画像表示装置がUSBケーブル90で接続されている様子を示す。また、図16はデジタルカメラ1と画像表示装置300とのUSB接続の一実施例を示すブロック図である。
図16で、デジタルカメラ1は画像表示装置300とUSBケーブル90で接続され、画像表示装置300から送信されるデータ送信要求(機種コードを含む)があると動作状態となり、USB部33は状態フラグを「1」(動作状態)とすると共にデータ送信要求中の機種コードを機種判別コードとして保持する。制御部22は機種判別コードを調べて画像表示装置と判定すると保存メモリ28に記録されている画像データ等のデータをUSB部33及びUSBケーブル90を介して画像表示装置300に送信する。また、要求されたデータの送信が終わるか、画像表示装置300から送信終了要求又は送信中断要求があると送信を終了し、USB部33は状態フラグを「0」(非動作状態)とする。
画像表示装置300側では、制御部301が操作部306からのユーザの指示操作に基づき送信要求をUSBインターフェイス302を介してデジタルカメラ1に送り、デジタルカメラ1からUSBケーブル90及びUSBインターフェイス302を介して受信した画像データ等のデータをバッファメモリ303に一時記憶したあと表示部304で表示する。ユーザ指示によるデータの受信/表示が完了すると送信終了要求をデジタルカメラ1に送信する。また、故障やユーザ指示若しくはプログラムによる中断事由が生じた場合は送信中断要求をデジタルカメラ1に送信する。
上記各実施例の説明では電子機器としてデジタルカメラを例としたが、本発明は、デジタルカメラの他、ビデオカメラ等の電子カメラ及び表示部を備えた開閉可能な蓋付き携帯電話機や回転式表示装置を備えた各種電子機器などにも適用することができる。
以上、本発明のいくつかの実施例について説明したが本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
1 デジタルカメラ(電子機器)
5 回転式表示部(回転する機構を備えた表示装置)
7 動作確認用LED
10 開閉検出スイッチ(検出手段)
22 制御部(電源オフ手段、動作判断手段、電源オフ検出手段、電源オフ手段を動作させる手段、電源状態検出手段)
31 開閉検出部(検出手段)
32 Y軸回転角検出部(方向検出手段)
51 Y軸回転角検出スイッチ(検出手段、方向検出手段)
52 オン/オフ強制スイッチ(選択手段)
5 回転式表示部(回転する機構を備えた表示装置)
7 動作確認用LED
10 開閉検出スイッチ(検出手段)
22 制御部(電源オフ手段、動作判断手段、電源オフ検出手段、電源オフ手段を動作させる手段、電源状態検出手段)
31 開閉検出部(検出手段)
32 Y軸回転角検出部(方向検出手段)
51 Y軸回転角検出スイッチ(検出手段、方向検出手段)
52 オン/オフ強制スイッチ(選択手段)
Claims (18)
- 電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器であって、
前記表示装置が前記電子機器本体に対し閉じられたことを検出する開閉検出手段と、
この開閉検出手段により前記表示装置が閉じられたことが検出されたときに前記電子機器の電源をオフする電源オフ手段と、
前記電子機器が所定の処理動作中であるか否かを判断する動作判断手段と、
この動作判断手段により所定の処理動作中であると判断されたとき、前記電源オフ手段を動作させない電源オフ禁止手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記動作判断手段は、前記開閉検出手段により前記表示装置が閉じられたことが検出されたとき、前記電子機器が所定の処理動作中であるか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 更に、前記動作判断手段は、前記電子機器が所定の外部装置に接続しているとき、外部装置との間でデータ送受信動作中であるか否かの動作状態を検出する手段を含み、
前記電源オフ禁止手段は、前記動作判断手段によりデータ送受信動作中であると判断された場合に前記電源オフ手段を動作させないことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。 - 更に、前記動作判断手段は、前記電子機器がデータ出力を中断できない所定のデータ出力装置にデータを出力しているか否かの動作状態を検出する手段を含み、
前記電源オフ禁止手段は、前記動作判断手段によりデータ出力中であると判断された場合に前記電源オフ手段を動作させないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器。 - 更に、前記動作判断手段は、前記電子機器がデータをメモリに書き込み中であるか否かの動作状態を検出する手段を含み、
前記電源オフ禁止手段は、前記動作判断手段によりデータ書き込み中であると判断された場合に前記電源オフ手段を動作させないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 更に、前記動作判断手段は、前記所定の処理動作の終了を検出する動作終了検出手段を含み、前記動作終了検出手段により前記所定の処理動作の終了が検出された場合に前記電源オフ手段を動作させる電源オフ許可手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
- 更に、前記電源を強制的にオフする電源強制オフ手段を備え、前記電源オフ禁止手段を動作させるか、該電源オフ禁止手段に代えて前記電源強制オフ手段を動作させるかを選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器。
- 少なくとも前記表示装置がオペレータから見える方向、或いは見えない方向へ回転する機構を有しており、
更に、前記表示装置がオペレータに見えない方向に向いているか否かを検出する方向検出手段を備え、
前記電源オフ手段は、前記開閉検出手段により前記表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことが検出され、且つ前記方向検出手段により該表示装置がオペレータに見えない方向に向いていることが検出されたときに電源をオフすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。 - 更に、前記開閉検出手段により前記表示装置が閉じられたことが検出され、且つ前記動作判断手段により所定の処理動作中であると判断されたとき、告知する告知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子機器。
- 少なくとも前記表示装置がオペレータから見える方向、或いは見えない方向へ回転する機構を有しており、
更に、前記表示装置がオペレータに見えない方向に向いているか否かを検出する方向検出手段を備え、
前記告知手段は、前記開閉検出手段により前記表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことが検出され、且つ前記方向検出手段により該表示装置がオペレータに見えない方向に向いていることが検出され、且つ前記動作判断手段により所定の処理動作中であると判断されたとき、告知することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。 - 電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器であって、
前記表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことを検出する開閉検出手段と、
この開閉検出手段により前記表示装置が閉じられたことが検出されたときに前記電子機器の電源がオン状態であるかオフ状態であるかの電源状態を検出する電源状態検出手段と、
この電源状態検出手段により電子機器の電源がオン状態であることが検出されたときに告知する告知手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 少なくとも前記表示装置がオペレータから見える方向、或いは見えない方向へ回転する機構を有しており、
更に、前記表示装置がオペレータに見えない方向に向いているか否かを検出する方向検出手段を備え、
前記電源状態検出手段は、前記開閉検出手段により前記表示装置が電子機器本体に対し閉じられたことが検出され、且つ前記方向検出手段により該表示装置がオペレータに見えない方向に向いていることが検出されたときに電源がオン状態であるかオフ状態であるかの電源状態を検出することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。 - 更に、前記電源状態検出手段は、前記電子機器が所定の外部装置に接続しているとき、外部装置との間でデータ送受信動作中であるか否かの動作状態を検出する手段を含み、
前記告知手段は、前記電源状態検出手段によりデータ送受信動作中であることが検出されたときに告知することを特徴とする請求項11又は12に記載の電子機器。 - 更に、前記外部装置の種類を判定する外部装置判定手段と、
前記外部装置判定手段により、前記電子機器に接続されている外部装置がその動作時に、動作中であることが外見的に明らかな所定の外部装置の場合には、前記告知手段を動作させない告知禁止手段と、
を備えたことを特徴とする請求項13に記載の電子機器。 - 更に、前記電源状態検出手段により前記電子機器の電源状態がオン状態からオフ状態に変化したときが検出されたときに前記告知手段による告知動作を停止する告知停止手段を備えたことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記告知手段は、前記表示装置が閉じられた場合に該表示装置によって覆われない位置に設けられた動作確認用点灯/表示手段を含むことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか1項に記載の電子機器。
- 電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器のコンピュータに、
前記表示装置が前記電子機器本体に対し閉じられたことを検出する機能と、
前記表示装置が閉じられたことが検出されたときに前記電子機器が所定の処理動作中であるか否かを判断する機能と、
前記所定の処理動作中でないと判断されたときに前記電子機器の電源をオフする機能と、
を実行させるプログラム。 - 電子機器本体に対して開閉可能な表示装置を備えた電子機器のコンピュータに、
前記表示装置が前記電子機器本体に対し閉じられたことを検出する機能と、
前記表示装置が閉じられたことが検出されたときに前記電子機器の電源がオン状態であるかオフ状態であるかの電源状態を検出する機能と、
前記電子機器の電源がオン状態であることが検出されたときその旨を告知する機能と、
を実行させるプログラム。
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