JP5003803B2 - 画像出力装置、および、プログラム - Google Patents

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本発明は、撮影画像を出力する画像出力装置に関する。
複数の撮影画像をサムネイル(縮小画像)一覧、あるいはインデックス一覧として出力(印刷、若しくは表示)する際、各画像が正立画像になるように画像の姿勢を調整して出力する技術(例えば、特許文献1参照)がある。
また、撮影時の天地情報を基に自動的に正立画像を表示させる技術(例えば、特許文献2参照)がある。
特開平9−43736号公報 特開平10−173984号公報
カメラによる撮影画像は通常縦横のサイズが異なる(通常はアスペクト比4:3、つまり、横4:縦3の比率)が、上記特許文献1に開示の技術では横向き画像(例えば、アスペクト比4:3のフレームサイズのカメラで縦に構えて撮影した画像の被写体は横方向に右または左向きの横長画像として記録される)を正立画像にする場合に、縦横のサイズが異なる画像をどのように取り扱うかが開示されていないといった課題があった。
また、上記特許文献2に開示の技術では撮影時に天地情報が付されるので横向き画像を正立させることはできるが、正立した画像は全体を90°回転させた縦長画像(アスペクト比4:3の横向き画像)を90°回転させると(アスペクト比3:4(横3:縦4)の)縦長画像となるので、異なる時期に撮影した縦長画像や横長画像が混在して記録された画像の縮小画像を生成して一覧表示すると図10に示すように横長画像101と縦長画像102が混在して無駄なスペース103が生じてしまうといった課題があった。
縦横比の異なる画像を正立させて画像を一覧表示する際に無駄なスペースを生じないように複数の画像を配列する方法として、全ての画像を縦長か横長のどちらかに統一して表示する方法が考えられる。横長画像に統一するケースでは、正立した縦長画像を横長画像にするには、(A);縦長画像全体を横長形状に変換して表現する方法と、(B);縦長画像から横長画像への部分画像の切出しを行う方法が考えられる。
(A);更に、縦長画像全体を横長形状に変換して表現する方法としては、縦長画像を縦長の形状のまま縮小して横長形状とする方法と縦長画像全体の形状を横長に伸張して横長とする方法があるが、前者では画像が小さすぎて見づらいし、無駄なスペースが生じてしまう(左右に余白ができる)といった課題があり、後者では横長に伸張するために画像が変形して(歪んで)しまい、不自然な絵柄になってしまうといった課題がある。
(B);縦長画像から横長画像への部分画像の切出しを行う方法では、縦長形状のどの部分を切出すかが問題であり、中央部分を切出す方法が技術的には容易ではあるが撮影対象が人物であったような場合には顔が途中で切り取られるといった現象が生じて元の画像イメージが分からなくなってしまうといった課題がある。
また、縦長画像に統一するケースでも上述した(1)のケースと同様の課題がある。
つまり、一覧表示する画像を全て横長画像にした場合には、横長画像はフルに表示されるが縦長画像は縦方向の約半分が切り捨てられ、逆に一覧表示する画像を全て縦長画像にした場合には、縦長画像はフルに表示されるが横長画像は横方向の約半分が切り捨てられるため、いずれの画像形状に統一したとしても一覧表示される画像はバランスを欠いたものとなるといった課題があった。
本発明の課題は、撮影画像から画像を切り出して出力する際は、最適な状態で画像を切り出して出力できるようにすることである。
請求項1記載の発明は、撮影画像を出力する画像出力装置であって、撮影画像の全体画像エリアに対して予め決められた異なる位置のエリアであって同一サイズの複数の画像切り出しエリアの中から出力対象とする1つの画像切り出しエリアを選択する際は、その撮影画像の合焦位置が複数の合焦位置の内の何れの合焦位置に該当するかを判定する判定手段と、前記複数の画像切り出しエリアの内で、前記判定手段による判定で決まる前記合焦位置側の画像切り出しエリアを対象エリアとして選択するエリア選択手段と、前記選択手段で選択された画像切り出しエリアの画像部分を前記撮影画像から切り出し、その切り出された画像を出力対象画像として出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、撮影画像から切り出す画像切り出しエリアが予め複数に決められている場合、その撮影画像の合焦位置側を基準にして画像切り出しエリアを直ちに選択して画像切り出しを行うことができる。
本発明に係わる正方形画像の切出し方法の概要説明図である。 本発明に係る画像表示制御装置の一例としてのデジタルカメラの一実施例の外観を示す図である。 デジタルカメラの電子回路構成の一実施例を示す図である。 マルチフォーカスエリアの説明図である。 画像ファイルに関連付けられて保存メモリに記憶される撮影情報の一実施例を示す図である。 横長画像からの正方形状の画像の切出し方法の説明図である。 縦長画像からの正方形状の画像の切出し方法の説明図である。 デジタルカメラの撮影制御動作及び記録画像の一覧表示制御動作例を示すフローチャートである。 上記図8に示したフローチャートの縮小画像の一覧表示処理動作の詳細なフローチャートである。 従来技術によるサムネイル画像の一覧表示例を示す図である。 本発明に基づく縮小画像の一覧表示例を示す図である。
本発明にかかる実施形態を、図面を参照して以下に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明に係わる正方形画像切出し方法の概要説明図であり、図1(a)は横長画像を示し、図1(b)は切出された正方形状の画像を示す。図1で横長画像81はマルチフォーカスAF(複数焦点によるオートフォーカス)機能を備えたカメラによって撮影された画像である。説明上、カメラは図4に示すような3つの合焦位置(AF1〜AF3)を備えており、図示のように横長画像81の合焦位置をAF1とし、ユーザは犬82を注目して撮影したものとする。
このとき、横長画像81はその合焦位AF1を中心として横長画像81の短辺83を一辺の長さLとした正方形状の画像85が切出される。このように切出すことにより、一覧表示の際に無駄なスペースが生じなくて見やすく、また、撮影者の撮影意図が明確に現された画像を縮小画像またはインデックス画像として一覧表示できる。
図2は本発明に係る画像表示制御装置の一例としてのデジタルカメラの一実施例の外観図である。
図2で、デジタルカメラ1は図2(a)に示すように正面側に撮像レンズ2を有している。また、デジタルカメラ1の背面には図2(b)に示すように、モードダイヤル3、液晶モニタ画面4、カーソルキー5、SETキー6等が設けられている。また、上面には図2(c)に示すようにズームレバー7、シャッターキー8及び電源ボタン9が設けられ、図示されていないが側部にはパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やモデム等の外部装置とUSBケーブルに接続する場合に用いるUSB端子接続部が設けられている。
図3は、図2に示したデジタルカメラの電子回路構成の一実施例を示す図である。図3で、デジタルカメラ1は、基本モードである撮影モードにおいて、フォーカスレンズ12を移動させて合焦動作を行わせるAF駆動部11、ズームレンズ及びフォーカスレンズ12を含む撮像レンズ2を構成するレンズ光学系、撮像素子であるCCD13、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15、サンプルホールド回路(S/H)16、A/D変換器17、カラープロセス回路18、DMA(Direct Memory Access)コントローラ19、DRAMインターフェイス(I/F)20、DRAM21、縦横検出部22、縮小画像生成部23、保存メモリ24、制御部25、JPEG回路26、VRAM27、VRAMコントローラ28、デジタルビデオエンコーダ29、表示部30、キー入力部31等を備えている。また、警告や告知情報を出力する音声出力部(図示せず)を設けるようにしてもよい。
撮影モードでのモニタリング状態においては、AF駆動部11は図示しないフォーカスレンズ駆動モータを駆動してフォーカスレンズ12を移動させる。撮像レンズ2を構成する光学系12の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD13が、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
CCD13は被写体の二次元画像を撮像する固体撮像デバイスであり、典型的には毎秒数十フレームの画像を撮像する。なお、撮像素子はCCDに限定されずCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像デバイスでもよい。
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)16でサンプルホールドされ、A/D変換器17でデジタルデータに変換され、カラープロセス回路18で画像補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行われて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb、Crが生成され、DMA(Direct Memory Access)コントローラ19に出力される。
DMAコントローラ19は、カラープロセス回路18の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb、Crを、同じくカラープロセス回路18からの複合(composite)同期信号、メモリ書き込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いてDRAMインターフェイス(I/F)20を介してバッファメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送する。
縦横検出部22はカメラの傾き角度を検出する傾きセンサからなり、検出結果を制御部25に送出する。また、縮小画像生成部23は制御部25の制御により合焦位置に基づいて正方形状の画像を切出し、その縮小画像を生成する。なお、縮小画像生成部23を正方縮小画像一覧動作プログラムのプログラムモジュールまたはサブプログラムとして構成してもよい。
制御部25は、このデジタルカメラ1全体の制御動作を司るものであり、CPU若しくはMPU(以下、CPU)と、後述するように再生モード時の画像表示動作制御を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したフラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、上記輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してDRAM21から読出し、VRAMコントローラ28を介してVRAM27に書込む。
制御部25は、また、キー入力部31からの状態信号に対応してフラッシュメモリ等のプログラム格納用メモリに格納されている各モードに対応の処理プログラムやメニューデータを取り出して、デジタルカメラ1の他の各機能の実行制御、例えば、画像の一覧表示時に、撮影画像の合焦位置を基準とした正方形状の画像の切出しや正立した縮小画像の生成と生成した縮小画像の一覧表示等に係わる制御の他、スルー表示、自動合焦、撮影、記録、及び記録した画像の再生・表示等の実行制御等や、機能選択時の機能選択メニューの表示制御や設定画面の表示制御等を行う。
デジタルビデオエンコーダ29は、上記輝度及び色差信号をVRAMコントローラ28を介してVRAM27から定期的に読み出し、これらのデータを基にビデオ信号を生成して表示部30に出力する。
表示部30は、上述したように撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、デジタルビデオエンコーダ29からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ28から取込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに液晶モニタ画面4に表示することになる。
制御部25は合焦指示(本実施形態ではシャッターキー8の半押し)があるとAF駆動部11に駆動制御信号を送ってレンズ光学系12のフォーカスレンズ12移動させて複数の合焦位置(本実施例ではAF1〜AF3)のいずれかに合焦するように合焦(AF)動作を行わせ、撮像指示(本実施形態ではシャッターキー8の全押し)があると撮影を行い(つまり、その時点で直ちにCCD13からのDRAM21への経路を停止してスルー画像取得時とは異なる本撮影時のCCD駆動方式への切り替えを実行し)、記録保存の状態に遷移する。
この保存記録の状態では、制御部25がDRAM21に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してY、Cb、Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読み出してJPEG(Joint Photograph cording Experts Group)回路27に書込み、このJPEG回路26でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
そして得た符号データをJPEG回路26から読出し、1画像のデータファイルとしてデジタルカメラ1の記録媒体である保存メモリ24に記録し、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及び保存メモリ24への圧縮データの書込み終了に伴って、制御部25はCCD13からDRAM21への経路を再び起動する。
上記JPEG回路26は複数の圧縮率に対応しており、圧縮率に対応させて記憶するモードは圧縮率の低い高解像度(一般に、高精密、ファイン、ノーマルなどと呼ばれる)に対応するモードと圧縮率の高い低解像度(一般にエコノミーなどと呼ばれる)モードがある。
また、高画素数から低画素数にも対応している。例えば、SXGA(1600×1200)、XGA(1024×786)、SVGA(800×600)、VGA(640×480)等と呼ばれる画素サイズがある。
また、基本モードである再生モード時には、制御部25が保存メモリ24に記録されている画像データを選択的に読出し、JPEG回路26で撮影時にデータ圧縮した手順とまったく逆の手順で圧縮されている画像データを伸張し、伸張した画像データをVRAMコントローラ28を介してVRAM27に展開して記憶させた上で、このVRAM27から定期的に読出し、これらの画像データを元にビデオ信号を生成して表示部30の液晶モニタ画面4に再生画像を出力(=表示)させる。
キー入力部31は、上述したモードダイヤル3、カーソルキー5、SETキー6、ズームレバー7、シャッターキー8、電源ボタン9等から構成され、それらのキー操作に伴う信号は直接制御部25に送出される。
モードダイヤル3は記録モードと再生モードを切り替えるものである。カーソルキー5はモード設定やメニュー選択等に際して液晶モニタ画面4に表示されるメニューやアイコン等をカーソルでポイント(指定)する際や、マルチフォーカスの場合に表示される複数の合焦位置のうちの一つを指定(選択)する際に操作するキーであり、カーソルキー5の操作によりカーソルを上下又は左右に移動させることができる。また、SETキー6はカーソルキー5によってカーソル表示されている項目や位置を選択、設定若しくは確認する際に押すキーである。
ズームレバー7は、ズーム操作に用いられ、光学ズームの場合はズームレバー7の操作に対応してズームレンズ(可変焦点距離レンズ)12−1がワイド側又はテレ側に移動され、ズームレバー7の操作に対応してズーム値が決定され、ズーム値の変化に追従して画角が実際に変化し、液晶モニタ画面4には広角画像又はテレ画像が表示される。また、デジタルズームの場合はズームレバー7の操作に対応してズーム値が決定されるが、実際の画角は変化せず、液晶モニタ画面4にはズーム値に応じたサイズの画像がトリミングされて表示される。
シャッターキー8は、撮影時にレリーズ操作を行うもので、2段階のストロークを有しており、1段目の操作(半押し状態)でオートフォーカス(AF)と自動露出(AE)を行わせるための合焦指示信号を発生し、2段目の操作(全押し状態)で撮影処理を行うための撮影指示信号を発生する。
図4はマルチフォーカスエリアの説明図であり、図4(a)は横長画像撮影時に液晶モニタ画面4に表示される合焦位置(フォーカスエリア)の例であり、3つの合焦位置AF1(左)、AF2(中央)、AF3(右)が半透過表示される。また、図4(b)は縦長画像撮影時に液晶モニタ画面4に表示される合焦位置の例であり、3つの合焦位置AF1(上)、AF2(中央)、AF3(下)が半透過表示される。なお、この例では3つの合焦位置を横一列、また、縦一列に配置したが合焦位置の数及び配置はこの例に限定されない。
撮影時にシャッターキー8が半押し操作されると合焦動作が開始されるが、AF1〜AF3のいずれかの合焦位置で合焦するとシャッターキー8の全押し操作が可能となり、シャッターキー8の全押操作が行なわれると撮影処理が行われる。また、この際、カメラの縦横を判別する縦横フラグ及び合焦位置が画像ファイルと関連付けて記憶される。
図5は画像ファイルに関連付けられて保存メモリに記憶される撮影情報の一実施例を示す図であり、撮影情報50は本実施例ではEXIF(Exchangeable Image File Format)データとして各画像ファイルに埋め込まれているが、画像と撮影情報の関連付け方法はこれに限定されない。
撮影情報50には、図5に示すように、ファイル番号51、日時52、縦横フラグ53、合焦位置54、撮影画像の画像サイズ55等が含まれている。ここで、縦横フラグ53のデフォルト値は「0」で「横」を意味し、「1」は縦を意味するものとする。また、合焦位置54のデフォルト位置は中央(「AF2」)とする。また、画像サイズ55は撮影時に設定された画素サイズ(例えば、1600×1200ピクセル、1024×786ピクセル、800×600ピクセル、640×480ピクセルのいずれか)が記憶される。
図6は横長画像からの正方形状の画像の切出し方法の説明図であり、図6(a)はワークエリア上での再生画像の配置を視覚的に示した図、図6(b)は合焦位置がAF1(図4(a))の場合の正方形状の画像の切出し方法の説明図、図6(c)は合焦位置がAF2の場合の正方形状の画像の切出し方法の説明図、図6(d)は合焦位置がAF3の場合の正方形状の画像の切出し方法の説明図である。
図6(a)で、符号60、つまり、記号A、B、C、Dで囲まれている横長の矩形(長方形)は640×480ピクセルの撮影画像を意味し、符号66、つまり、記号A’、B’、C’、D’で囲まれている矩形はアスペクト比4:3の標準画像領域を意味し、符号67、つまり、記号A”、B”、C”、D”で囲まれている矩形(長方形)はアスペクト比16:9のワイド画像領域を意味するものとする。ここで、記号Wは撮影画像の横方向の長さ、記号Hは撮影画像の縦方向の長さを意味するものとすると、矩形A、B、C、Dの座標はAを原点とすると、A(0,0)、B(0,H)、C(W,H)、D(0,W)となる。なお、この例ではW>Hである。
また、図6(b)は図6(a)に示した撮影画像60で、合焦位置がAF1(図4(a))のときに切出される正方形状の画像61−1を示し、画像61−1は撮影画像60の辺の長さのうち短いほうの長さHを辺とした正方形画像として切出される。つまり、図示のように、左側の合焦位置AF1が中央になるようして、座標(0,0)、(0,H)、(H,H)、(H,0)で囲まれる正方形部分が切出される。
また、図6(c)は図6(a)に示した撮影画像60で、合焦位置がAF2のときに切出される正方形状の画像61−2を示し、画像61−2は撮影画像60の辺の長さのうち短いほうの辺の長さHを辺とした正方形画像として切出される。つまり、図示のように、真ん中の合焦位置AF2が中央になるようして、座標((W−H)/2,0)、(0,H)、((W+H)/2,H)、((W+H)/2,0)で囲まれる正方形部分が切出される。
また、図6(d)は図6(a)に示した撮影画像で、合焦位置がAF3のときに切出される正方形状の画像61−3を示し、画像61−3は撮影画像60の辺の長さのうち短いほうの辺の辺の長さHを辺とした正方形画像として切出される。つまり、図示のように、右側の合焦位置AF3が中央になるようにして、座標(W−H,0)、(W−H,H)、(W,H)、(W,0)で囲まれる正方形部分が切出される。
図7は縦長画像からの正方形状の画像の切出し方法の説明図であり、図7(a)はワークエリア上での再生画像の配置を視覚的に示した図、図7(b)は合焦位置がAF1(図4(b))の場合の正方形状の画像の切出し方法の説明図、図7(c)は合焦位置がAF2の場合の正方形状の画像の切出し方法の説明図、図7(d)は合焦位置がAF3の場合の正方形状の画像の切出し方法の説明図である
図7(a)で、符号70、つまり、記号Α、Β、Γ、Δで囲まれている縦長の矩形(破線で表されている長方形)は640×480ピクセルの横向きの画像(縦撮りの撮影画像)を意味し、符号71、つまり、記号Α’、Β’、Γ’、Δ’で囲まれている矩形は横向きの画像70を90°左方向に回転させて正立させた縦長の画像(正立画像)領域を意味するものとする。ここで、記号Wは正立画像の横方向の長さ、記号Hは正立画像の縦方向の長さを意味するものとすると、矩形Α’、Β’、Γ’、Δ’の座標はΑを原点とすると、Α’(0,0)、Β’(0,H)、Γ’(W,H)、Δ’(0,W)となる。なお、この例ではW<Hである。
また、図7(b)は図7(a)に示した正立画像71で、合焦位置がAF1のときに切出される正方形状の画像72−1を示し、画像72−1は正立画像71の辺の長さのうち短いほうの辺の長さWを辺とした正方形画像として切出される。つまり、図示のように、上側の合焦位置AF1が中央になるようにして、座標(0,0)、(0,W)、(W,W)、(W,0)で囲まれる正方形部分が切出される。
また、図7(c)は図7(a)に示した正立画像71で、合焦位置がAF2のときに切出される正方形状の画像72−2を示し、画像72−2は正立画像71の辺の長さのうち短いほうの辺の長さWを辺とした正方形画像として切出される。つまり、図示のように、真ん中の合焦位置AF2が中央になるようして、座標((H−W)/2,0)、(0,H)、(W,(W+H)/2)、(W,(W−H)/2)で囲まれる正方形部分が切出される。
また、図7(d)は図7(a)に示した正立画像71で、合焦位置がAF3のときに切出される正方形状の画像72−3を示し、画像72−3は正立画像71の辺の長さのうち短いほうの長さHを辺とした正方形画像として切出される。つまり、図示のように、右側の合焦位置AF3が中央になるようした座標(0,W−H)、(0,H)、C(W,H)、D(W,H−W)で囲まれる正方形部分が切出される。
図8は、デジタルカメラの撮影制御動作及び記録画像の一覧表示制御動作例を示すフローチャートであり、このフローチャートはデジタルカメラ1に本願発明の正方形状の縮小画像の一覧表示機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。
以下に示す処理は基本的に制御部25が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図7に基いて説明する。
デジタルカメラ1が起動されると、ユーザはモードダイヤル3を操作して処理モードの選択を行うので、制御部25はキー入力部31からの信号を調べ、記録モードが選択された場合はステップS2に進み、再生モードが選択された場合にはステップS18に進み、その他のモードが選択された場合には選択されたその他の処理モードの実行を制御し、終了操作がなされた場合には記録モードを終了する(ステップS1)。
記録モードが選択されると、制御部25は表示部26に選択可能な画像サイズを示すデータと撮影画像サイズの選択をユーザに促すメッセージデータを送って液晶モニタ画面4に表示させ、ユーザによる選択を促し、ユーザがカーソルキー5を操作して表示されている撮影画像サイズの選択を行うとそのサイズ値をRAMに保持し、ステップS3に進む。なお、単にSETキー6を押すと標準画像サイズが保持される(ステップS2)。
次に、制御部25はその時点のズーム値に対応した焦点距離でAE処理を実行し、CCD13から画像データを得ると共に自動ホワイトバランス(AWB)処理により光源の色に対応したホワイトバランスになるようにカラープロセス回路18で調整を施した上で座標変換部18、DMAコントローラ19及びDRAMインターフェイス(I/F)20を介してDRAM21にDMA転送すると共に、VAM27をCCD13からの画像データを間引いたビデオスルー画像データで書き換えて表示部26の液晶モニタ画面4にスルー画像をステップS1で設定された画像サイズで表示する。なお、この際、液晶モニタ画面4にカメラの向きにあわせて合焦位置AF1、AF2、AF3を半透過表示する(図4参照)(ステップS3)。
制御部25はキー入力部31からの信号を調べ、シャッターキー8が半押しされた場合はステップS6に進み、押されていない場合はステップS3に戻る(ステップS4)。
ユーザはカーソルキー5を操作して合焦位置を指定できるので、制御部25はキー入力部31からの信号を調べ、合焦位置AF3が指定された場合はステップS7に進み、合焦位置AF1が指定された場合はステップS8に進み、合焦位置AF2が指定された場合またはカーソルキー5による合焦位置の指定操作がなされなかった場合は(合焦位置のデフォルト=AF2)ステップS9に進む(ステップS6)。
制御部25は、合焦位置AF1にピントが合うようにAF駆動部11を制御して自動合焦処理、つまり、フォーカスレンズを移動させて合焦動作を行わせると共に絞り制御を行い合焦処理が終わると合焦位置をロックしてステップS10に進む。なお、図示していないが合焦動作中もスルー画像は表示される(ステップS7)。
制御部25は、合焦位置AF3にピントが合うようにAF駆動部11を制御して自動合焦処理、つまり、フォーカスレンズを移動させて合焦動作を行わせると共に絞り制御を行い合焦処理が終わると合焦位置をロックしてステップS10に進む。なお、図示されていないが合焦動作中もスルー画像は表示される(ステップS8)。
制御部25は、合焦位置AF2にピントが合うようにAF駆動部11を制御して自動合焦処理、つまり、フォーカスレンズを移動させて合焦動作を行わせると共に絞り制御を行い合焦処理が終わると合焦位置をロックしてステップS10に進む。なお、図示されていないが合焦動作中もスルー画像は表示される(ステップS9)。
制御部25はキー入力部31からの信号を調べてシャッターキー8が全押し操作されたか否かを判定し、シャッターキー8が全押しされた場合はステップS11に進む(ステップS10)。
シャッターキー8が全押しされた場合は、その時点で直ちにCCD13からのDRAM21への経路を停止してスルー画像取得時とは異なる本撮影時のCCD駆動方式への切替を実行して画像データを取り込むと共に(ステップS11)、上記ステップS2で設定した撮影画像サイズや撮影日時、上記ステップS9で取得した合焦位置を含むEXIFファイルを生成する(ステップS12)。
制御部25は、また縦横検出部22からの信号を調べ、傾き角度を基にカメラが横位置(カメラを横に構えた状態)である場合にはステップS14に進み、縦位置(カメラを縦に構えた状態)である場合にはステップS15に進み(ステップS13)、カメラが横位置の場合は上記S12で生成したEXIFファイルの縦横フラグ53の値を「0」にしてステップS16に進む(ステップS14)。また、カメラが縦位置の場合は上記S12で生成したEXIFファイルの縦横フラグ53の値を「1」にしてステップS16に進む(ステップS15)。
制御部25は上記ステップS11で取り込んだ画像データに上記ステップS12〜S14で生成したEXIFファイルを対応付けてからJPEG回路26で画像圧縮処理を施し(ステップS16)、この圧縮データからなる画像ファイルを保存メモリ24に記録してステップS1に戻る(ステップS17)。
再生モードが選択されると、制御部25は更に選択された再生モードが(例えばサムネイル表示モードといったような)縮小画像一覧表示モードか通常再生モードかを調べ、縮小画像一覧表示モードの場合にはステップS19に進み、通常再生モードの場合にはステップS21に進む。また、ユーザが終了操作を行った場合には再生モードを終了する(ステップS18)。
縮小画像一覧再生モードが選択されると、制御部25は図9に示すような縮小画像一覧表示処理(画像の正立、縦横の辺のうち長さが短い辺を一辺とする正方形画像の切出し及び切出した画像の縮小画像の生成等)の実行制御を行って(ステップS19)、キー入力部31からの信号を調べ、再生モードの変更操作が行なわれた場合にはステップS18に戻り、そうでない場合にはステップS19に戻る(ステップS20)。
通常覧再生モードが選択されると、制御部25は通常再生処理を行なって表示部26に選択された画像の再生表示を行なわせ(ステップS21)、キー入力部31からの信号を調べ、再生モードの変更操作が行なわれた場合にはステップS18に戻り、そうでない場合にはステップS21に戻る(ステップS22)。
上記図8のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1は再生モードで、画像の縦横を判定して正立させた画像を合焦位置を中央とした正方形状の縮小画像を生成して一覧表示できるので、画面上の一覧表示領域には正方形の正立画像が略隙間なく配列されることから画面上に無駄なスペースが生じず、表示領域を有効に活用できる。また合焦位置を中央とした正方形の画像を縮小表示するので、撮影者がユーザが注目していた撮影対象が明らかになり、撮影者の撮影意図が明瞭な画像と正方形状に配列されることから縮小画像が見やすく、画像の選択がしやすい。
また、上記図8のフローチャートのステップS6で合焦位置のデフォルト値をAF2(中央)とし、合焦位置の指定操作がない場合にはAF2(中央)を合焦位置としたことにより、複数の合焦可能位置を備えていない撮像装置で撮影された画像や、画像データに合焦位置データが対応付けられていない画像についても合焦位置に基づいて切出した正方形の画像を縮小表示することができる。
また、図8のフローチャートのステップS19では、縦横の辺のうち長さが短い辺を一辺とする正方形画像を切出すようにしたが、表示領域に表示可能な最大サイズの正方形画像を切り出すようにしてもよい。
図9は上記図8に示したフローチャートの縮小画像の一覧表示処理動作の詳細なフローチャートであり、ステップS19−16、S19−17の動作は縮小画像生成部23(図3)の動作に相当する。なお、縮小画像生成部23に代えてテップS19−16、S19−17の動作もプログラムで行なうようにしてもよい。
図8のフローフローチャートのステップS18で再生モードが縮小画像一覧表示モードのとき、図9で、制御部25は保存メモリ24に記録されている圧縮画像ファイルを読み出してJPEG回路26に圧縮データの伸張処理を行わせ(ステップS19−1)、この伸張された画像データを対応付けられているEXIFファイルに含まれている画像サイズと同一のサイズでDRAM21のワークエリアに描画(ビットマップ展開)する(ステップS19−2)。
制御部25はEXIFファイルに含まれている縦横フラグの値を調べ、縦横フラグ=「1」なら横向き画像(つまり、縦撮りされた画像)と判定してステップS19−4に進み、縦横フラグ=「0」ならステップS19−5に進む(ステップS19−3)。そして、横向き画像の場合は、上記ステップS19−2でDRAM21のワークエリアに描画された横向きの画像領域を図7(a)に示したように90°左方向に回転させて正立させた縦長の画像(正立画像)を再度ワークエリアに描画(ビットマップ展開)する(ステップS19−4)。
次に、制御部25はワークエリアに描画した矩形画像領域の縦の長さ(H)と横の長さ(W)を取得すると共に(ステップS19−5)、EXIFファイルに含まれている合焦位置を取得し(ステップS19−6)、縦横フラグを再度調べて縦横フラグの値が「0」の場合は横長の画像と判定してステップS19−8に進み、「1」の場合は縦長の画像と判定してステップS19−12に進む(ステップS19−7)。
横長の画像の場合は、制御部25は上記ステップS19−6で取得した合焦位置を調べ、合焦位置がAF1(図4(a)の例で左)の場合はステップS19−9に進み、AF3(右)の場合はステップS19−10に進み、AF2(中央)の場合はステップS19−11に進む(ステップS19−8)。
横長の画像の合焦位置がAF1の場合は、制御部25はワークエリア内の座標(0,0)を特定してステップS19−16に進み(ステップS19−9)、AF3の場合はワークエリア内の座標(W−H,0)を特定してステップS19−16に進み(ステップS19−10)、AF2の場合はワークエリア内の座標((W−H)/2,0)を特定してステップS19−16に進む(ステップS19−11)。
また、縦長の画像の場合は、制御部25は上記ステップS19−6で取得した合焦位置を調べ、合焦位置がAF1(図4(b)の例で上)の場合はステップS19−13に進み、AF3(下)の場合はステップS19−14に進み、AF2(中央)の場合はステップS19−15に進む(ステップS19−12)。
縦長の画像の合焦位置がAF1の場合は、制御部25はワークエリア内の座標(0,0)を特定してステップS19−16に進み(ステップS19−13)、AF3の場合はワークエリア内の座標(0,H−W)を特定してステップS19−16に進み(ステップS19−4)、AF2の場合はワークエリア内の座標(0,(H−W)/2)を特定してステップS19−16に進む(ステップS19−15)。
制御部25は縮小画像生成部23(図3)に上記ステップS19−9〜S19−11のいずれか、または上記ステップS19−13〜S19−15のいずれかで特定した座標を左端点として与え、図6(b)〜図6(d)または図7(b)〜図7(d)に示したように正方形領域の画像を切出させ(ステップS19−16)、切出した領域の画像を所定のサイズ(例えば、サムネイル画像のサイズ)に縮小した縮小画像を生成させる(ステップS19−17)。
制御部25は上記ステップS19−17で縮小画像生成部23に生成させた縮小画像をDRAMインターフェイス20を介してDRAM21から読出し、VRAMコントローラ28を介してVRAM27の一覧表示画面の表示行の表示位置に書込んで表示部30のモニタ画面4上に表示させる(ステップS19−18)。
次に、制御部25は一覧表示可能数分の縮小画像を表示したか否かを調べ、表示可能数に満たない場合は次の画像を取り出すためにステップS19−1に戻り、表示可能数分の縮小画像を表示した場合は図8のフローチャートのステップS20に進む(ステップS19−19)。
図10は従来技術によるサムネイル画像の一覧表示例を示す図であり、図示のように一覧表示画面内で横長画像101と縦長画像102が混在して表示され無駄なスペース103が生じていて見難い。
図11は本発明に基づく縮小画像の一覧表示例を示す図であり、正方形の正立画像111が略隙間なく配列されているので画面上に無駄なスペースがない。また、撮影者の撮影意図が明瞭な画像と正方形状に配列されることから縮小画像が見やすく、画像の選択がしやすい。
なお、上記各実施例の説明では、静止画像の場合を例としたが、本発明の適用範囲は静止画に限定されない。動画に本発明を適用する場合には、デジタルカメラ1に、動画撮影開始/終了ボタンと動画撮影モードおよび動画再生モードを付加し、図3の構成にMPEG(Motion Picture Experts Group)圧縮/伸張処理を行うMPEG回路および音声入出力部を備えるようにし、図8のフローチャートで「撮影モード」および「再生モード」を「動画撮影モード」および「動画再生モード」と読み替え、図8のフローチャートのステップS16でMPEG回路で動画を圧縮するようにし、ステップS16で圧縮された動画ファイルを保存メモリ24に記録するようにする。更に、図9のステップS19−1で動画ファイルをMPEG回路で伸張するものとする。
また、上記各実施例の説明では画像表示制御装置としてデジタルカメラを例としたが、デジタルカメラに限定されるものではなく、保存メモリに記録した画像を再生して表示装置(外部表示装置でもよい)に一覧表示させる装置(例えば、電子アルバム装置)であってもよい。
1 デジタルカメラ(画像表示制御装置)
22 制御部(合焦位置取得手段、画像切出し手段)
23 縮小画像生成部(縮小画像生成手段)
24 保存メモリ
26 表示部(画像表示装置)
53 縦横フラグ(正立判別データ)
54 合焦位置(合焦位置データ)
55 画像サイズ
AF1、AF2、AF3 合焦位置

Claims (4)

  1. 撮影画像を出力する画像出力装置であって、
    撮影画像の全体画像エリアに対して予め決められた異なる位置のエリアであって同一サイズの複数の画像切り出しエリアの中から出力対象とする1つの画像切り出しエリアを選択する際は、その撮影画像の合焦位置が複数の合焦位置の内の何れの合焦位置に該当するかを判定する判定手段と、
    前記複数の画像切り出しエリアの内で、前記判定手段による判定で決まる前記合焦位置側の画像切り出しエリアを対象エリアとして選択するエリア選択手段と、
    前記選択手段で選択された画像切り出しエリアの画像部分を前記撮影画像から切り出し、その切り出された画像を出力対象画像として出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする画像出力装置。
  2. 予め決められた前記複数の画像切り出しエリアは、前記撮影画像の中央位置の中央画像切り出しエリア、その撮影画像の一方端位置の左端画像切り出しエリア、その撮影画像の他方端位置の右端画像切り出しエリア、を含み、
    前記選択手段は、前記撮影画像の合焦位置が中央位置の合焦位置である場合に前記中央画像切り出しエリアを選択し、前記撮影画像の合焦位置が前記画像の中央位置よりも左側に位置する場合に前記左端画像切り出しエリアを選択し、前記撮影画像の合焦位置が前記画像の中央位置よりも右側に位置する場合に前記右端画像切り出しエリアを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記撮影画像は横長形状の撮影画像であり、
    予め決められた前記複数の画像切り出しエリアは、その横長形状の撮影画像の全体画像エリアを正方形状の画像としての切り出せる最大サイズのエリアである、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像出力装置。
  4. 撮影画像を出力する画像出力装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    撮影画像の全体画像エリアに対して予め決められた異なる位置のエリアであって同一サイズの複数の画像切り出しエリアの中から出力対象とする1つの画像切り出しエリアを選択する際は、その撮影画像の合焦位置が複数の合焦位置の内の何れの合焦位置に該当するかを判定する判定手段、
    前記複数の画像切り出しエリアの内で、前記判定手段による判定で決まる前記合焦位置側の画像切り出しエリアを対象エリアとして選択するエリア選択手段、
    前記選択手段で選択された画像切り出しエリアの画像部分を前記撮影画像から切り出し、その切り出された画像を出力対象画像として出力する出力手段、
    として機能させるようにしたコンピュータ読み取り可能なプログラム。
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