図1は本発明に係わる画像の切出しおよび表示方法の概要説明図であり、図1(a)は横縦比4:3の横長画像を示し、図1(b)は、図1(a)に示した撮影画像41を横縦比16:9のワイド画面に表示された画像を示す。以下の説明で、横長画像とは横方向の辺の長さが縦方向の辺の長さより長い画像(通常はカメラを横にして撮影した画像(横撮り画像))をいい、縦長画像とは縦方向の辺の長さが横方向の辺の長さより長い画像(通常はカメラを縦にして撮影した画像(縦撮り画像))をいうものとする。
図1で横長画像41はマルチフォーカスAF(複数焦点によるオートフォーカス)機能を備えたカメラによって撮影された画像である。説明上、カメラは図5に示すような5つの合焦位置(AF1〜AF5)を備えており、図1ではユーザは犬を注目画像として撮影したものであり、AF1を横長画像41の合焦位置として選択したものとする。このとき、横長画像41からその合焦位置AF1を中心として横長画像41の表示範囲内で最大の横縦比16:9の画像42(点線枠で囲まれた部分)を切出し、この切出した画像を画像表示装置(横縦比16:9)の画面の表示用画像領域のサイズに拡大して表示する。このように切出すことにより、画像表示装置の画面43一杯に注目画像を中心とした画像を表示できる。なお、図1では横長画像を例としたが、縦長画像についても同様にして画像表示装置の画面一杯に注目画像を中心とした画像を表示できる。
図2は本発明の画像切出し及び表示方法を適用可能な表示システムの一実施例を示す図であり、符号1はデジタルカメラ等のような撮像部付き画像表示装置である。また、符号100はテレビ受信装置等やパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)等の外部画像記録装置、符号150は外部画像記録装置100に画像を送信する際に用いるケーブルを示す。
画像表示装置1は、デジタルカメラに限定されず、カメラ付携帯電話機等のように撮像部を備えた画像表示端末でもよく、画像表示装置1自体には表示部を備えるが撮像部を備えていない画像記録装置であって、テレビ受信装置100等の外部画像表示装置100に接続された場合は一覧表示画面や再生画像の表示を外部画像表示装置100に行わせるようにし、外部画像表示装置100に接続された場合は一覧表示画面や再生画像の表示を画像表示装置1自体に備えられた画像表示部に行わせるように制御するように構成された装置であってもよく、再生画像の表示をもっぱら外部画像表示装置100に行うよう制御する装置であって、画像表示装置1自体には画像表示部を備えていない専用の画像表示制御装置であってもよい。
なお、画像表示装置1がスライドショー表示を自ら表示する表示部を備えた画像表示装置(いわゆる電子アルバム装置)の場合は図1でテレビ受信装置等の外部画像表示装置100の接続はオプションであり、ユーザの所望により接続し、スライドショー表示を画像表示装置1側で行うか、外部画像表示装置100で行なうかはキー操作等で切り替えることができるものとする。また、画像表示装置1が画像表示部を有しない専用の画像表示制御装置の場合は、テレビ受信装置等の外部画像表示装置100の接続は必須となる。
図3は本発明に係る画像表示装置の一例としてのデジタルカメラ(以下、デジタルカメラ1)の一実施例の外観図である。図3で、デジタルカメラ1は図3(a)に示すように正面側に撮像レンズ2を有している。また、デジタルカメラ1の背面には図3(b)に示すように、モードダイヤル3、液晶モニタ画面4、カーソルキー5、SETキー6等が設けられている。また、上面には図3(c)に示すようにズームレバー7、シャッターキー8及び電源ボタン9が設けられ、図示されていないが側部にはテレビ受信装置やパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)やモデム等の外部装置とケーブル接続する場合に用いるケーブル端子接続部が設けられている。
図4は、図3に示したデジタルカメラ1の電子回路構成の一実施例を示す図である。図4で、デジタルカメラ1は、基本モードである撮影モードにおいて、ズームレンズ12−1を移動させて光学ズーム動作を行わせるズーム駆動部11−1、フォーカスレンズ12−2を移動させて合焦動作を行わせるAF駆動部11−2、ズームレンズ12−1及びフォーカスレンズ12−2を含む撮像レンズ2を構成するレンズ光学系12、撮像素子であるCCD13、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15、サンプルホールド回路(S/H)16、A/D変換器17、カラープロセス回路18、DMA(Direct Memory Access)コントローラ19、DRAMインターフェイス(I/F)20、DRAM21、縦横検出部22、画像を外部画像表示装置100に送信するための送信部23、保存メモリ24、制御部25、JPEG回路26、VRAM27、VRAMコントローラ28、デジタルビデオエンコーダ29、表示部30、キー入力部31等を備えている。また、警告や告知情報を出力する音声出力部(図示せず)を設けるようにしてもよい。
撮影モードでのモニタリング状態においては、ズーム駆動部11−1は光学ズーム指示があると図示しないズームレンズ駆動モータを駆動してズームレンズ12−1を移動させる。また、AF駆動部11−2は図示しないフォーカスレンズ駆動モータを駆動してフォーカスレンズ12−2を移動させる。上記撮像レンズ2を構成する光学系12の撮影光軸後方に配置された撮像素子であるCCD13が、タイミング発生器(TG)14、垂直ドライバ15によって走査駆動され、一定周期毎に結像した光像に対応する光電変換出力を1画面分出力する。
CCD13は被写体の二次元画像を撮像する固体撮像デバイスであり、典型的には毎秒数十フレームの画像を撮像する。なお、撮像素子はCCDに限定されずCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの固体撮像デバイスでもよい。
この光電変換出力は、アナログ値の信号の状態でRGBの各原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)16でサンプルホールドされ、A/D変換器17でデジタルデータに変換され、カラープロセス回路18で画像補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理が行われて、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb、Crが生成され、DMA(Direct Memory Access)コントローラ19に出力される。
DMAコントローラ19は、カラープロセス回路18の出力する輝度信号Y及び色差信号Cb、Crを、同じくカラープロセス回路18からの複合(composite)同期信号、メモリ書き込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いてDRAMインターフェイス(I/F)20を介してワークメモリとして使用されるDRAM21にDMA転送する。
縦横検出部22はカメラの傾き角度を検出する傾きセンサからなり、検出結果を制御部25に送出する。また、送信部23は生成した画像を外部画像表示装置100に送信する。
制御部25は、このデジタルカメラ1全体の制御動作を司るものであり、CPU若しくはMPU(以下、CPU)と、後述するように転送再生モード時の表示画像生成動作制御を含む該CPUで実行される動作プログラムを固定的に記憶したフラッシュメモリ等のプログラム格納メモリ、及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成され、上記輝度及び色差信号のDRAM21へのDMA転送終了後に、この輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してDRAM21から読出し、VRAMコントローラ28を介してVRAM27に書込む。
制御部25は、また、キー入力部31からの状態信号に対応してフラッシュメモリ等のプログラム格納用メモリに格納されている各モードに対応の処理プログラムやメニューデータを取り出して、デジタルカメラ1の他の各機能の実行制御、例えば、本発明に基づいて画像と画面の表示用画像領域の横縦比が異なる場合に実行する、撮影画像の合焦位置を基準とした画像の切出し、拡大、および表示等に係わる制御の他、スルー表示、自動合焦、撮影、記録等の実行制御等や、機能選択時の機能選択メニューの表示制御や設定画面の表示制御等を行う。
デジタルビデオエンコーダ29は、上記輝度及び色差信号をVRAMコントローラ28を介してVRAM27から定期的に読み出し、これらのデータを基にビデオ信号を生成して表示部30に出力する。
表示部30は、上述したように撮影モード時にはモニタ表示部(電子ファインダ)として機能するもので、デジタルビデオエンコーダ29からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ28から取込んでいる画像情報に基づく画像をリアルタイムに液晶モニタ画面4に表示することになる。
制御部25は合焦指示(本実施形態ではシャッターキー8の半押し)があるとAF駆動部11−2に駆動制御信号を送ってレンズ光学系12のフォーカスレンズ12−2を移動させて複数の合焦位置(本実施例ではAF1〜AF5)のうちユーザによって指定された合焦位置に合焦するように合焦(AF)動作を行わせ、撮像指示(本実施形態ではシャッターキー8の全押し)があると撮影を行い(つまり、その時点で直ちにCCD13からのDRAM21への経路を停止してスルー画像取得時とは異なる本撮影時のCCD駆動方式への切り替えを実行し)、記録保存の状態に遷移する。
この保存記録の状態では、制御部25がDRAM21に書込まれている1フレーム分の輝度及び色差信号をDRAMインターフェイス20を介してY、Cb、Crの各コンポーネント毎に縦8画素×横8画素の基本ブロックと呼称される単位で読み出してJPEG(Joint Photograph cording Experts Group)回路27に書込み、このJPEG回路26でADCT(Adaptive Discrete Cosine Transform:適応離散コサイン変換)、エントロピ符号化方式であるハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮する。
そして得た符号データをJPEG回路26から読出し、1画像のデータファイルとしてデジタルカメラ1の記録媒体である保存メモリ24に記録し、1フレーム分の輝度及び色差信号の圧縮処理及び保存メモリ24への圧縮データの書込み終了に伴って、制御部25はCCD13からDRAM21への経路を再び起動する。
上記JPEG回路26は複数の圧縮率に対応しており、圧縮率に対応させて記憶するモードは圧縮率の低い高解像度(一般に、高精密、ファイン、ノーマルなどと呼ばれる)に対応するモードと圧縮率の高い低解像度(一般にエコノミーなどと呼ばれる)モードがある。
また、高画素数から低画素数にも対応している。例えば、例えば、QXGA(Quad eXtended Graphics Array(2048×1536))、UXGA(Ultra eXtended Graphics Array(1600×1200))、SXGA+(SXGA Plus(1400×1050))、SXGA(Super eXtended Graphics Array(1280×1024))、XGA(eXtended Graphics Array(1024×786))、SVGA(Super Video Graphics Array(800×600))、VGA(Video Graphics Array(640×480))、QVGA(Quarter VGA(320×240))、等と呼ばれる画素サイズがある。
また、基本モードである再生表示モード時には、制御部25が保存メモリ24に記録されている画像データを選択的に読出し、JPEG回路26で撮影時にデータ圧縮した手順とまったく逆の手順で圧縮されている画像データを伸張し、伸張した画像データをVRAMコントローラ28を介してVRAM27に展開して記憶させた上で、このVRAM27から定期的に読出し、これらの画像データを元にビデオ信号を生成して表示部30の液晶モニタ画面4に再生画像を出力(=表示)させる。
また、本発明に基づく再生転送モード時には図9および図10のフローチャートに示すように、再生する画像の横縦比が接続されている外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比と異なる場合は、保存メモリ24に記録されている画像を上述した再生表示モードと同様の再生手順で再生し、再生された画像をその画像の合焦位置に基づいてその外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比で切出し、更に、この切取った部分画像を外部画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズに調整して表示画像を生成し、その外部画像表示装置に送信して表示させる。
キー入力部31は、上述したモードダイヤル3、カーソルキー5、SETキー6、ズームレバー7、シャッターキー8、電源ボタン9等から構成され、それらのキー操作に伴う信号は直接制御部25に送出される。
モードダイヤル3は処理モードを切り替えるものであり、例えば、撮影および撮影画像の記録を行う記録モード、記録した撮影画像の再生を行ない表示部26の液晶モニタ画面4に表示する再生表示モード、撮影画像を再生し、再生した画像を接続する外部画像装置の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した部分画像をその外部画像再生装置の画面の表示用画像領域のサイズに調整した表示画像を生成し、生成した表示画像をその外部画像再生装置に送信する再生転送モード等に切り替えることができる。
カーソルキー5はモード設定やメニュー選択等に際して液晶モニタ画面4に表示されるメニューやアイコン等をカーソルでポイント(指定)する際や、マルチフォーカスの場合に表示される複数の合焦位置のうちの一つを指定(選択)する際に操作するキーであり、カーソルキー5の操作によりカーソルを上下又は左右に移動させることができる。また、SETキー6はカーソルキー5によってカーソル表示されている項目や位置を選択、設定若しくは確認する際に押すキーである。
ズームレバー7は、ズーム操作に用いられ、光学ズームの場合はズームレバー7の操作に対応してズームレンズ(可変焦点距離レンズ)12−1がワイド側又はテレ側に移動され、ズームレバー7の操作に対応してズーム値が決定され、ズーム値の変化に追従して画角が実際に変化し、液晶モニタ画面4には広角画像又はテレ画像が表示される。また、デジタルズームの場合はズームレバー7の操作に対応してズーム値が決定されるが、実際の画角は変化せず、液晶モニタ画面4にはズーム値に応じたサイズの画像がトリミングされて表示される。
シャッターキー8は、撮影時にレリーズ操作を行うもので、2段階のストロークを有しており、1段目の操作(半押し状態)でオートフォーカス(AF)と自動露出(AE)を行わせるための合焦指示信号を発生し、2段目の操作(全押し状態)で撮影処理を行うための撮影指示信号を発生する。
図5はマルチフォーカスエリアの説明図であり、図5(a)は横長画像撮影時に液晶モニタ画面4に表示される合焦位置(フォーカスエリア)の例であり、5つの合焦位置AF1(左)、AF2(中央)、AF3(右)、AF4(上)、AF5(下)が半透過表示される。また、図5(b)は横長画像撮影時に液晶モニタ画面4に表示される合焦位置の例であり、5つの合焦位置AF1(左)、AF2(中央)、AF3(右)、AF4(上)、AF5(下)が半透過表示される。なお、この例では5つの合焦位置を十字状に配置したが合焦位置の数及び配置はこの例に限定されない。
撮影時にシャッターキー8が半押し操作されると合焦動作が開始されるが、AF1〜AF5の合焦位置のうちユーザによって選択された合焦位置で合焦するとシャッターキー8の全押し操作が可能となり、シャッターキー8の全押操作が行なわれると撮影処理が行われる。また、この際、カメラの縦横を判別する縦横フラグ及び合焦位置等が画像ファイルと関連付けて記憶される。
図6は画像ファイルに関連付けられて保存メモリ24に記録される画像表示用情報の一実施例を示す図である。画像表示用情報50は本実施例では保存メモリ24に記憶するようにしたが、EXIF(Exchangeable Image File Format)データとして各画像ファイルに埋め込むようにしてもよい。なお、画像と撮影情報の関連付け方法はこれらに限定されない。
画像表示用情報50には、図6に示すように、ファイル番号51、日時52、縦横フラグ53、合焦位置54、画像表示装置の種類55、画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比56、画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズ57等が含まれている。ここで、縦横フラグ53のデフォルト値は「0」で「横」を意味し、「1」は縦を意味するものとする。また、合焦位置54のデフォルト位置は中央(「AF2」)とする。更に、画像表示装置の種類、横縦比、画面の表示用画像領域のサイズのデフォルト値は画像表示装置がデジタルカメラの場合、つまり、種類=デジタルカメラ、横縦比=4:3、画面の表示用画像領域のサイズはそのデジタルカメラの機種によって規定されたサイズとする。
図7は横長画像からの画像の切出しおよび表示例の説明図であり、図7(a)は撮影画像、図7(b)は従来の方法による表示例、図7(c)〜図7(f)が本発明の表示方法を適用した例である。
図7(a)は横方向の長さがL、縦方向の長さがHで、横縦比が4:3の横長の撮影画像60を示す。また、図7(b)は従来のように撮影画像60を縦長(図示の例では横方向の長さがl、縦方向の長さがh)で横縦比が3:4の画面71を備えた画像表示装置に表示した例であり、撮影画像60を横縦比が3:4の縦長画像62に縮小して画面71に表示するので、上下に無駄なスペースが生じている。
図7(c−1)は合焦位置をAF2(中央:図5(a)参照)とした場合、撮影画像60を縦長の画面71の表示用画像領域の横縦比(3:4)で切出した画像62を示し、図7(c−2)は切出した画像62を画面71の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがl、縦方向の長さがh)に合わせて拡大し、表示した画像63を示す。なお、画像62は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例では、撮影画像を縦長画面71の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに縦長画面71の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面71に無駄なスペースが生じない。
図7(d−1)は合焦位置をAF2とした場合、撮影画像60を横長の画面72の表示用画像領域の横縦比(16:9)で切出した画像64を示し、図7(d−2)は切出した画像64を画面72の表示用画像領域のサイズ(図示の例では横方向の長さがl‘、縦方向の長さがh’)に合わせて拡大し、表示した画像65を示す。なお、画像64は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例でも同様に、撮影画像を横長画面72の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに横長画面72の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面72に無駄なスペースが生じない。
図7(e−1)は合焦位置をAF2とした場合、撮影画像60を縦長にした画面72の表示用画像領域の横縦比(9:16)で切出した画像66を示し、図7(e−2)は切出した画像66を画面72の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがh‘、縦方向の長さがl’)に合わせて拡大し、表示した画像67を示す。なお、画像66は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例でも、撮影画像を縦長画面72の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに縦長画面72の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面に無駄なスペースが生じない。
図7(f−1)は合焦位置をAF2とした場合、撮影画像60を正方形の画面73の表示用画像領域の横縦比(1:1)で切出した画像68を示し、図7(f−2)は切出した画像68を画面73の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがl“、縦方向の長さがh”=l“)に合わせて拡大し、表示した画像69を示す。なお、画像68は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例でも、撮影画像を正方形の画面73の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに正方形の画面73の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面に無駄なスペースが生じない。
図8は縦長画像からの画像の切出しおよび表示例の説明図であり、図8(a)は撮影画像、図8(b)は従来の方法による表示例、図8(c)〜図8(f)が本発明の表示方法を適用した例である。
図8(a)は縦方向の長さがH、縦方向の長さがLで、横縦比が3:4の横長の撮影画像80を示す。また、図8(b)は従来のように撮影画像80を横長(横方向の長さがh、縦方向の長さがl)で横縦比4:3の画面91を備えた画像表示装置に表示した例であり、撮影画像80を横縦比が4:3の縦長画像82に縮小して画面91に表示するので、左右に無駄なスペースが生じている。
図8(c−1)は合焦位置をAF2(中央:図5(a)参照)とした場合、撮影画像80を横長の画面81の表示用画像領域の横縦比(4:3)で切出した画像82を示し、図8(c−2)は切出した画像82を画面91の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがl、縦方向の長さがh)に合わせて拡大し、表示した画像83を示す。なお、画像82は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例では、撮影画像を横長画面91の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに横長画面91の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面91に無駄なスペースが生じない。
図8(d−1)は合焦位置をAF2とした場合、撮影画像80を横長の画面92の表示用画像領域の横縦比(16:9)で切出した画像84を示し、図7(d−2)は切出した画像84を画面92の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがl‘、縦方向の長さがh’)に合わせて拡大し、表示した画像85を示す。なお、画像84は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例でも同様に、撮影画像を横長画面92の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに横長画面92の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面に無駄なスペースが生じない。
図8(e−1)は合焦位置をAF2とした場合、撮影画像80を縦長にした画面92の表示用画像領域の横縦比(9:16)で切出した画像86を示し、図8(e−2)は切出した画像86を画面92の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがh‘、縦方向の長さがl’)に合わせて拡大し、表示した画像87を示す。なお、画像86は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例でも、撮影画像を縦長画面92の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに縦長画面92の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面92に無駄なスペースが生じない。
図8(f−1)は合焦位置をAF2とした場合、撮影画像80を正方形の画面93の表示用画像領域の横縦比(1:1)で切出した画像88を示し、図7(f−2)は切出した画像88を画面93の表示用画像領域のサイズ(横方向の長さがl“、縦方向の長さがh”=l“)に合わせて拡大し、表示した画像69を示す。なお、画像88は画像再生時にDRAM21に確保される再生画像一時記憶領域にビットマップ展開される再生画像の配置を視覚的に示したものである。この例でも、撮影画像を正方形の画面93の表示用画像領域の横縦比に合わせて切出し、切出した画像をさらに正方形の画面93の表示用画像領域のサイズに合わせて拡大して表示しているので、画面に無駄なスペースが生じない。
図9は、デジタルカメラ1の撮影制御動作及び記録画像の表示制御動作例を示すフローチャートであり、このフローチャートはデジタルカメラ1に本願発明の表示画像生成機能を実現させるためのプログラムを説明するためのものである。以下に示す処理は基本的に制御部25が予めフラッシュメモリ等のプログラムメモリに記憶されたプログラムに従って実行する例で説明するが、全ての機能をプログラムメモリに格納する必要はなく、必要に応じて、その一部若しくは全部をネットワークを介して受信して実現するようにしてもよい。以下、図1〜図9に基いて説明する。
デジタルカメラ1が起動されると、ユーザはモードダイヤル3を操作して処理モードの選択を行うので、制御部25はキー入力部31からの信号を調べ、記録モードが選択された場合はステップS2に進み、再生表示モードが選択された場合にはステップS15に進み、外部画像表示装置100への再生転送モードが選択された場合にはステップS17に進み、その他のモードが選択されたその他の処理モードの実行を制御し、終了操作がなされた場合には記録モードを終了する(ステップS1)。
記録モードが選択されると、制御部25は表示部26に接続可能な外部画像表示装置100の画面の表示用画像領域の横縦比および縦横のサイズまたは外部画像表示装置の種類を示すデータと画面の表示用画像領域の横縦比および縦横のサイズまたは外部画像表示装置100の種類の選択をユーザに促すメッセージデータを送って液晶モニタ画面4に表示させてユーザによる選択を促し、ユーザがカーソルキー5を操作して接続されている画像表示装置の選択を行うと選択された画像表示装置の種類とその表示用画像領域の横縦比およびサイズ値を自動設定(RAMに保持)し、ステップS3に進む。なお、単にSETキー6を押すとデジタルカメラ1の表示部26の液晶モニタ画面4の表示用画像領域の横縦比およびサイズ値が設定される(ステップS2)。
次に、制御部25はその時点のズーム値に対応した焦点距離でAE処理を実行し、CCD13から画像データを得ると共に自動ホワイトバランス(AWB)処理により光源の色に対応したホワイトバランスになるようにカラープロセス回路18で調整を施した上で座標変換部18、DMAコントローラ19及びDRAMインターフェイス(I/F)20を介してDRAM21にDMA転送すると共に、VRAM27をCCD13からの画像データを間引いたビデオスルー画像データで書き換えて表示部26の液晶モニタ画面4にスルー画像を表示する。なお、この際、液晶モニタ画面4にカメラの向きにあわせて合焦位置AF1〜AF5を半透過表示する(図5参照)(ステップS3)。
制御部25はキー入力部31からの信号を調べ、シャッターキー8が半押しされた場合はステップS5に進み、押されていない場合はステップS3に戻る(ステップS4)。
ユーザはカーソルキー5を操作して合焦位置を指定できるので、制御部25はキー入力部31からの信号を調べ、どの合焦位置が指定されたかを判定し(ステップS5)、指定された合焦位置にピントが合うようにAF駆動部11−2を制御して自動合焦処理が終わると(つまり、フォーカスレンズを指定された合焦位置に移動させて合焦動作を行わせると共に絞り制御を行い合焦処理が終わると)合焦位置をロックしてステップS7に進む。なお、合焦位置のデフォルト値をAF2(中央)とし、上記ステップS5で合焦位置の指定がない場合にはAF2(中央)を合焦位置として自動合焦処理を行うものとする。また、図示していないが合焦動作中もスルー画像は表示される(ステップS6)。
制御部25はキー入力部31からの信号を調べてシャッターキー8が全押し操作されたか否かを判定し、シャッターキー8が全押しされた場合はステップS8に進む(ステップS7)。
シャッターキー8が全押しされた場合は、その時点で直ちにCCD13からのDRAM21への経路を停止してスルー画像取得時とは異なる本撮影時のCCD駆動方式への切替を実行して画像データを取り込む(ステップS8)。
制御部25は、また縦横検出部22からの信号を調べ、傾き角度を基にカメラが横位置(カメラを横に構えた状態)である場合には撮影画像は横長画像と判定してステップS10に進み、縦位置(カメラを縦に構えた状態)である場合には撮影画像は縦長画像と判定してステップS11に進み(ステップS9)、カメラが横位置の場合は上記S1で設定した画像表示用情報50の縦横フラグ53の値を「0」にしてステップS12に進む(ステップS10)。また、カメラが縦位置の場合は上記S1で設定した画像表示用情報50の縦横フラグ53の値を「1」にしてステップS13に進む(ステップS11)。
制御部25は上記ステップS8で取り込んだ画像データを対応付けてからJPEG回路26で画像圧縮処理を施し(ステップS12)、この圧縮データからなる画像ファイルを保存メモリ24に記録し、更に上記S1で設定した画像表示用情報50をこの画像ファイルに対応付けて記録し、ステップS1に戻る(ステップS13)。
再生表示モードが選択されると、制御部25はユーザに再生する画像の選択等を促し、保存メモリ24から選択された画像の画像データを取り出して再生処理(圧縮データの伸張処理等)を施し(ステップS14)、再生画像を表示部26に表示させ、ステップS1に戻る(ステップS15)。
再生転送モードが選択されると、制御部25は図10または図11のフローチャートに示すように再生画像から合焦位置を含む部分画像を切出し、切出した画像のサイズを調整して外部画像表示装置100の横縦比および画面の表示用画像領域のサイズに合ったサイズの画像を生成し(ステップS16)、送信部23を介して外部画像表示装置100に生成した画像を送信してステップS1に戻る(ステップS17)。
なお、上記図9に示したフローチャートでは、ステップS1で記録モードが選択されたときにステップS2で画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比やサイズ等を設定するようにしたが、ステップS1で再生転送モードが選択されたときに画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズ等を設定するように構成してもよい。つまり、ステップS1で再生転送モードが選択されたときにステップS16の前に設けた画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比やサイズ等を設定するステップに進むようにしてもよい。
上記図10のフローチャートに示した動作により、デジタルカメラ1は再生転送モードで接続している外部画像表示装置100の表示用画像領域の横縦比およびサイズに合ったサイズの画像であって合焦位置を含む画像を生成してその外部画像表示装置100に送信できる。また、外部画像表示装置100の画面の表示用画像領域の横縦比やサイズが撮影画像と異なっていても画面一杯に少なくとも画像の主要部分を表示できるので、画面上に無駄なスペースが生じず、表示領域を有効に活用できる。
また、上記図9のフローチャートで合焦位置のデフォルト値をAF2(中央)とし、ステップS5で合焦位置の指定がない場合にはAF2(中央)を合焦位置としたことにより、複数の合焦可能位置を備えていない撮像装置で撮影された画像や、画像データに合焦位置データが対応付けられていない画像についても合焦位置に基づいて切出した画像を外部画像表示装置100(画面の表示用画像領域の横縦比やサイズが撮影画像と異なる外部画像表示装置100を含む)に送信し、画面上に無駄なスペースが生じさせることなく画像を表示させることができる。
図10は上記図9に示したフローチャートのステップS16の画像の切出しおよび画像生成処理動作の詳細なフローチャートである。
図10(a)で、図9のフローフローチャートのステップS1で再生転送モードが選択されると、制御部25は保存メモリ24に記録されている圧縮画像ファイルを読み出してJPEG回路26に圧縮データの伸張処理を行わせて1枚分の画像データを再生し、DRAM21のワークエリアに確保された再生画像一時記憶領域(図示せず)にビットマップ展開する(ステップS16−1)。
制御部25は画像表示用情報50に含まれている画像表示装置の種類55を調べ、画像表示装置の種類がデフォルト(=デジタルカメラ1の表示部を意味する)の場合は図9のステップS15(通常の画像再生処理)に進み、外部画像表示装置の場合はステップS16−3に進む(ステップS16−2)。
画像表示装置が外部画像表示装置の場合は、制御部25は縦横フラグ53の値を調べ、縦横フラグ値=「0」なら横長画像(つまり、カメラを横に構えて撮影した画像)と判定してステップS16−6に進み、縦横フラグ=「1」なら縦長画像(つまり、カメラを縦に構えて撮影した画像)と判定してステップS16−4に進む(ステップS16−3)。
縦長画像の場合は、制御部25はDRAM21の再生画像一時記憶領域にビットマップ展開した縦長画像に対して座標変換を行って90°右回転させて正立させ(ステップS16−4)、更に、画像表示用情報50に含まれている合焦位置54の座標(合焦点)を90度座標変換させ、RAMに保持(一時記憶)する(ステップS16−5)。
制御部25は合焦位置54の座標(合焦点)および外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比56で合焦点を略中心として最大サイズになるようにDRAM21の再生画像一時記憶領域にビットマップ展開した画像を切出して(図7(c)〜図7(f)、図8(c)〜図8(f)参照)、ステップS16−7に進む(S16−6)。
次に、制御部25は切出した画像のサイズが画像表示用情報50に含まれている外部画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像データを生成してDRAM21に記憶し、図9のステップS17に進む(ステップS16−7)。
上記図10のフローチャートに示した動作により、画像の回転情報(縦横フラグ)を基に画像を正立させてから合焦情報および外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比を基に、合焦点を略中心として外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比で最大サイズの画像を切出し、更に外部画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズに略等しくなるように切出した画像を拡大若しくは縮小させた画像を生成するので、撮影画像の横縦比やサイズが画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比やサイズと異なっていても画面一杯に表示できることから、無駄なスペースが生じない。また、合焦点を略中心として画像を切出すので、画像の注目部分等、重要な部分が表示されないといったようなことが生じない。
上記図10のフローチャートのステップS16−5では、ワークメモリに記憶されている画像を合焦位置54の座標(合焦点)および外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比56で合焦点を略中心として最大サイズになるよう切出すようにしたが、画像の切出し動作は図10のフローチャートの例に限定されず、例えば、図11に示すような動作でもよい。
図11は上記図9に示したフローチャートのステップS16の画像の切出しおよび画像生成処理動作の詳細なフローチャートであり、ステップS16−1からステップS16−5までの動作は図10のフローチャートと同様である。
図10のステップS16−5の合焦位置の座標変換が終わるか、ステップS16−3でワークメモリに記憶されている画像が横長画像の場合に、制御部25はDRAM21の再生画像一時記憶領域にビットマップ展開した画像の横方向の辺または縦方向の辺のいずれか一辺を接続されている外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の一辺全体に対応付け(ステップS16−6)、更に、画像表示用情報50含まれている合焦位置54の座標(合焦点)に基づいて切出し範囲を決定し(ステップS16−7)、ビットマップ展開した画像の他方の一辺からその外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比に従って切出しを行う(ステップS16−8)。
次に、制御部25は切出した画像のサイズが外部画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズと略等しくなるように切出した画像を拡大若しくは縮小した画像データを生成してDRAM21に記憶し、図9のステップS17に進む(S16−9)。
例えば、図11のフローチャート(ステップS16−6〜ステップS16−9)に示す動作により横長画像を縦長画面に表示する場合は、図7(c−1)に示すように、画像60の横方向の辺を表示用画像領域の一辺全体に対応付け、更に、画像60の合焦位置に基づいて示すように切出し範囲を決定し、画像60の縦方向の辺から表示用画像領域の横縦比(3:4)に従って切出しを行い、次に、図7(c−2)に示すように、切出した部分画像62のサイズが表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像63を生成してその画像データをDRAM21に記憶するようにする。図7(e−1)の場合も同様にして部分画像66を切出し、図7(e−2)に示すように拡大若しくは縮小した画像67を生成できる。
図11のフローチャートに示す動作により横長画像を横長画面に表示する場合は、図7(d−1)に示すように、画像60の縦方向の辺を表示用画像領域の一辺全体に対応付け、更に、画像60の合焦位置に基づいて切出し範囲を決定し、画像60の縦方向の辺から表示用画像領域の横縦比(16:9)に従って切出しを行い、次に、図7(d−2)に示すように切出した部分画像64のサイズが表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像65を生成してその画像データをDRAM21に記憶するようにする。
図11のフローチャートに示す動作により横長画像を正方画面に表示する場合は、図7(f−1)に示すように、画像60の横方向の辺を表示用画像領域の一辺全体に対応付け、更に、画像60の合焦位置に基づいて切出し範囲を決定し、画像60の縦方向の辺から表示用画像領域の横縦比(1:1)に従って切出しを行い、次に、図7(f−2)に示すように、切出した部分画像68のサイズが表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像69を生成してその画像データをDRAM21に記憶するようにする。
また、図11のフローチャートに示す動作により縦長画像を横長画面に表示する場合は、図8(c−1)に示すように、画像80の縦方向の辺を表示用画像領域の一辺全体に対応付け、更に、画像80の合焦位置に基づいて示すように切出し範囲を決定し、画像80の横方向の辺から表示用画像領域の横縦比(4:3)に従って切出しを行い、次に、切出した部分画像82のサイズが表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像83を生成してその画像データをDRAM21に記憶するようにする。図8(d−1)の場合も同様にして部分画像86を切出し、図8(d−2)に示すように拡大若しくは縮小した画像87、89を生成できる。
図11のフローチャートに示す動作により縦長画像を横長画面に表示する場合は、図7(e−1)に示すように、画像80の横方向の辺を表示用画像領域の一辺全体に対応付け、更に、画像80の合焦位置に基づいて切出し範囲を決定し、画像80の縦方向の辺から表示用画像領域の横縦比(9:16)に従って切出しを行い、次に、図7(e−2)に示すように、切出した部分画像84のサイズが表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像85を生成してその画像データをDRAM21に記憶するようにする。
図11のフローチャートに示す動作により縦長画像を正方画面に表示する場合は、図8(f−1)に示すように、画像80の縦方向の辺を表示用画像領域の一辺全体に対応付け、更に、画像80の合焦位置に基づいて切出し範囲を決定し、画像80の横方向の辺から表示用画像領域の横縦比(1:1)に従って切出しを行い、次に、図8(f−2)に示すように、切出した部分画像88のサイズが表示用画像領域のサイズと略等しくなるように拡大若しくは縮小した画像89を生成してその画像データをDRAM21に記憶するようにする。
上記図11のフローチャートに示した動作により、画像の回転情報(縦横フラグ)を基に画像を正立させてから合焦情報および外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比を基に、合焦点を基準として外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比で最大サイズの画像を切出し、更に外部画像表示装置の画面の表示用画像領域のサイズに略等しくなるように切出した画像を拡大若しくは縮小させた画像を生成するので、撮影画像の横縦比やサイズが画像表示装置の横縦比やサイズと異なっていても画面一杯に表示できることから、無駄なスペースが生じない。
また、上記図10のステップS16−6では合焦位置を略中心として外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比で画像を切出すので、合焦位置が切出し前の画像の中心から離れていると切出し範囲が小さくなることから表示画像を生成する際に拡大率が大きくなり、画像が粗くなる可能性があるが、上記図11のステップS16−6〜ステップS16−8では合焦位置を略中心として外部画像表示装置の画面の表示用画像領域の横縦比で画像を切出すので合焦位置が切出し前の画像の中心から離れていても切出し範囲は変わらない。
なお、上記各実施例の説明では、静止画像の場合を例としたが、本発明の適用範囲は静止画に限定されない。動画に本発明を適用する場合には、デジタルカメラ1に、動画撮影開始/終了ボタンと動画記録モード、動画再生表示モード、および動画再生転送モードを付加し、図4の構成にMPEG(Motion Picture Experts Group)圧縮/伸張処理を行うMPEG回路および音声入出力部を備えるようにし、図9のフローチャートで「記録モード」、「再生表示モード」、「再生転送モード」を「動画記録モード」および「動画再生表示モード」、「動画再生転送モード」と読み替え、図9のフローチャートのステップS13でMPEG回路で動画を圧縮するようにし、ステップS13で圧縮された動画ファイルを保存メモリ24に記録するようにする。更に、図10のステップS16−1で動画ファイルをMPEG回路で伸張するものとする。
以上、本発明の各実施例について説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその主旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示されている全構成要素の中からいくつかの構成要素を削除してもよい。
また、上記実施形態において記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、例えば、フラッシュメモリやハードディスク、あるいは着脱可能なメモリカード等の記録媒体に書き込んで各種装置に適用したり、そのプログラム自体をネットワーク等の伝送媒体により伝送して各装置に適用することも可能である。各種装置のコンピュータは記録媒体に記録されたプログラムあるいは伝送媒体を介して提供されたプログラムを読み込み、このプログラムによって動作が制御されることにより、各処理を実行して本手法を実現する。