JP2016126457A - 電源制御装置及び電源制御方法、並びにプログラム - Google Patents

電源制御装置及び電源制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】装置本体に対して収納可能な表示部が収納状態であっても近距離無線通信が利用可能となる電源制御技術を実現する。【解決手段】電源制御装置は、表示部が装置本体に収納可能に接続された表示手段と、前記表示部が前記装置本体に収納された状態を検出する検出手段と、外部機器と近距離無線通信による接続が可能な接続手段と、前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を実行する処理手段と、前記検出手段により前記表示手武前記装置本体に収納された状態が検出されると、装置の電力供給を停止する所定の電源制御を実行する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記表示部が収納された状態が検出された場合であっても前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があった場合には前記所定の電源制御を実行せずに前記装置への電力供給を行う。【選択図】図5

Description

本発明は、表示部が装置本体に収納可能な電源制御装置やその電源制御方法に関する。
電源のオン・オフの切り替えは電源スイッチ等の専用の操作手段を用いることが一般的であるが、持ち運びが容易な携帯型機器の場合、鞄等に入れた状態での運搬中に電源スイッチが操作されてしまいユーザが意図しない状態で電源がオンしてしまうことがある。このような不都合を防止するため、以下のような方法が採られている。
第1の方法は、装置本体に対して収納可能な表示部が設けられている場合は、当該表示部が収納状態で電源スイッチを装置本体における物理的に操作できない位置に配置する方法である。第2の方法は、表示部が収納状態にあるときに電源スイッチの操作を無効化する方法である。第3の方法は、表示部が収納状態であることが検出された場合には電源を強制的にオフする方法である。
特開平03−027416号公報 特開平11−345050号公報
しかしながら、上記従来の方法では、ユーザが意図しない状態で電源がオンされることがないよう、表示部が収納状態の場合には電源をオンすることができない。この場合、近距離無線通信(Near Field Communication)等の電源をオンすることなく機器同士を接近させるだけで通信可能となる機能を搭載した場合、ユーザは表示部を非収納状態にすることで近距離無線通信が利用可能となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、装置本体に対して収納可能な表示部が収納状態であっても近距離無線通信が利用可能となる電源制御技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電源制御装置は、表示部が装置本体に収納可能に接続された表示手段と、前記表示部が前記装置本体に収納された状態を検出する検出手段と、外部機器と近距離無線通信による接続が可能な接続手段と、前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を実行する処理手段と、前記検出手段により前記表示部が前記装置本体に収納された状態が検出されると、装置の電力供給を停止する所定の電源制御を実行する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記表示部が収納された状態が検出された場合であっても前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があった場合には前記所定の電源制御を実行せずに前記装置への電力供給を行う。
本発明によれば、装置本体に対して収納可能な表示部が収納状態であっても非収納状態にすることなく近距離無線通信が利用可能となる。
本発明に係る実施形態の電源制御装置の構成を示すブロック図。 本実施形態の電源制御装置と外部機器とが通信を行う様子を例示する図。 第1の形態の表示部の状態遷移を説明する図。 第2の形態の表示部の状態線を説明する図。 実施形態1の電源制御処理を示すフローチャート。 実施形態2の電源制御処理を示すフローチャート。 実施形態3の電源制御処理を示すフローチャート。 実施形態4の電源制御処理を示すフローチャート。 本実施形態の電源制御装置のUI画面を例示する図。 本実施形態の電源制御装置の表示画面を例示する図。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成してもよい。
[実施形態1]
以下、本発明の電源制御装置としてのデジタルビデオカメラについて説明する。なお、本実施形態では、電源制御装置としてデジタルビデオカメラを想定しているが、携帯電話やその一種であるスマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、ネットブックなど、表示部が装置本体に収納状態に接続された携帯型電子機器にも適用可能である。
<装置構成>まず、図1を参照して、本発明に係る実施形態の電源制御装置の構成および機能について説明する。
図1において、CPU101は、電源制御装置100全体を制御する。また、CPU101は、バス102を介して他のハードウェアデバイスである作業用メモリ103、不揮発性メモリ104、記録媒体105との間でデータの授受が可能に接続される。作業用メモリ103は、CPU101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ104から読み出したプログラム等を展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリ103は、画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部108の画像表示用メモリとして使用される。不揮発性メモリ104は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ104には、CPU101の動作用の定数、プログラム、設定情報等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する制御シーケンスを実行するためのプログラムのことである。記録媒体105は、処理部113により生成されたファイルが記録されたり、既に記録されているファイルが読み出される。記録媒体105は、電源制御装置100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブ等であっても良いし、電源制御装置100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであってもよい。なお、不揮発性メモリ104と記録媒体105を同一の構成としもよい。
電源制御部106は、電源部114から電源制御装置100の各部への電力供給制御を行う。電源部114は、例えば、乾電池などの一次電池、リチウムイオン電池などの二次電池、あるいはAC電源が用いられる。
電源スイッチ107は、電源制御装置100への電源供給をオン・オフするためのユーザ操作を受け付ける操作手段である。電源スイッチ107としては、押し込み式のオンボタンとオフボタンや、押下する度にオン・オフが切り替わるトグルスイッチ、オン・オフを含む複数のポジションを持つスライドスイッチ、回転式のダイヤルスイッチなどが存在する。
表示部108は、電源制御装置100に関する各種情報を表示したり、ユーザが各種設定操作を行うためのユーザインタフェース(UI)画面などを表示する。表示部108は、例えばLCDや有機ELが用いられ、図2や図3で後述するように装置本体に対して収納状態または非収納状態に変形可能に接続されている。
状態検出部109は、表示部108が収納状態であることを検出するスイッチまたはセンサであり、表示部108が後述する図2(b)や図3(a)の収納状態にあることを電源制御部106に通知する。電源制御部106は、状態検出部109から得た検出結果から表示部108の開閉状態を判別し、図2および図3で後述する電力供給制御を行う。
第1の通信部110は、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を用いた外部機器との接続を制御する。近距離無線通信の一例であるNFCでは、第1の通信部110はNFC規格に則ったNFCタグと呼ばれる不揮発性の書き換え可能なメモリとアンテナ、およびそれらに接続され、メモリへの書き込みや読み出しをコントロールするマイコンとを有する。一方、通信相手となる外部機器はRF(Radio Frequency)通信によりNFCタグに対するデータの読み出しや書き込みが可能なリーダ/ライタ機能を有する。また、NFCタグは、アンテナが電波を受信する際の電磁誘導で発生した電力で通信及びデータの書き換えが可能であり、外部から電力供給を受けなくとも動作可能である。本実施形態ではNFCを一例に挙げるが、電源制御部106からの電源供給を受けて動作するBluetoothやWi−Fiなどの近距離にて動作する規格であれば、その他の規格を適用することも可能である。
図2(a)はNFCによる近距離無線通信を行う様子を示している。電源制御装置100には、NFCを行うタグの埋め込み位置を示すマーク201が付されている。外部機器202は、例えばNFCによるリーダ/ライタ機能を有するスマートフォンである。ユーザが電源制御装置100のマーク201を外部機器202のリーダ/ライタ部にタッチする要領で至近距離まで接近させると、外部機器202はマーク201近傍に配置されたNFCタグの情報を読み出す。そして、外部機器202はNFCタグから読み出した情報を解析し、自己の通信相手であると判定すると、電源制御装置100のNFCタグに少なくとも処理要求を含む情報を書き込む。外部機器202によってNFCタグにデータが書き込まれた第1の通信部110は、タグに書き込まれたデータが更新されたことをCPU101に通知し、通知を受けたCPU101は書き込まれたデータを解析する。なお、このとき電源制御装置100の電源がオフの場合、第1の通信部110は外部機器202のリーダ/ライタ部からの電波を受信する際の電磁誘導で発生した電力を用いて、電源制御部106に対して書き込みのイベント通知を行う。これにより、電源制御部106は電源制御装置100の電源をオンにする。すなわち、CPU101に通電させる。その上で、第1の通信部110はタグに書き込まれたデータが更新されたことをCPU101に通知する。CPU101は、データの解析結果に基づいて、図4で後述する第1の通信部110を介した外部機器からの処理要求の有無や書き込まれたデータの正常性判定を実施する。
操作部111は、電源制御装置100への各種指示を入力するためのユーザ操作を受け付ける操作手段であり、ボタンやスイッチなどの物理的な操作部材や、タッチパネルを通じた入力手段など様々な形態が利用可能である。
第2の通信部112は、CPU101による制御の下で外部機器と通信を行い、記録媒体105のデータを外部機器へ転送したり、外部危機からデータを受信する。
処理部113は、電源制御部106から電力供給を受け、CPU101による制御の下で第1の通信部110を介した外部機器からの処理要求に応じた各種処理を実行する。本実施形態では、処理部113が行う処理として、例えば、第1の通信部110を介したNFCタグに書き込まれたデータの読み出し処理、第2の通信部112を介したWi−Fi等による外部機器へのデータ転送処理が挙げられる。なお、処理部113の機能はCPU101が担っても良い。
図2(b)は第1の通信部110を介した外部機器からの処理要求に応じて記録媒体105のデータを第2の通信部112により外部機器へ転送する様子を示している。電源制御装置100に搭載される第2の通信部112は、NFCとは異なる通信規格であるWi−Fiなどの無線通信機能やEthernet(登録商標)などの有線通信機能を有する。Wi−Fiによるデータ転送では、NFCにより外部機器212からデータ転送処理要求を受けた電源制御装置100はNFCタグから得られた情報に基づいて第2の通信部112を制御しデータ転送を開始する。接続先の情報などはNFCタグから得られたデータに内包されており、例えばWi−FiではSSIDや認証、暗号化方式、パスワードが該当する。外部機器212へ転送するデータは不揮発性メモリ104や記録媒体105に格納されている。
<表示部の状態遷移>次に、図3および図4を参照して、本実施形態の表示部108の収納状態と非収納状態の間での状態遷移について説明する。
本実施形態の表示部108が装置本体に対して可変な形態として、本実施形態では代表的な例を2つ挙げて説明する。なお、本発明は、これらに限られるものではない。
図3は、本実施形態の第1の形態の表示部の状態遷移を例示している。
第1の形態の電源制御装置300は、装置本体となる筐体部301と、筐体部301に対して収納可能に接続された表示部302とを備える。表示部302は、筐体部301に対して矢印303の範囲で開閉可能であると共に、矢印304の方向に回転可能である。
表示部302が収納されていない図3(a)の使用状態から、表示部302を矢印303の方向に折り畳み、表示面が筐体部301の側面に対面する位置関係に変形させることで図3(b)に示す収納状態となる。なお、表示部302を矢印304の方向に180°反転させた状態で、矢印303の方向に折り畳み、表示面の背面が筐体部301の側面に対面する位置関係に変形させると、図3(c)に示す状態となる。この状態は反転収納状態として検知される。つまり収納状態ではない。本実施形態では説明を簡単にするために、図3(c)の状態は非収納状態であるものとして説明する。
筐体部301の表示部302が接続された側の側面には押しボタン式の電源スイッチ305が設けられている。電源スイッチ305は、表示部302が図3(b)や(c)の状態では操作不能である。
図4は、本実施形態の第2の形態の表示部を例示している。
第2の形態の電源制御装置400は、装置本体となる筐体部401と、筐体部401に対して収納可能に接続された表示部402とを備える。表示部402は、筐体部401に対して矢印403の方向にスライド可能である。
表示部402が収納されている図4(a)の使用状態から、表示部402を矢印403の方向に筐体部401から離れる方向に引き延ばすことで図4(b)に示す非収納状態となる。
筐体部401の側面には押しボタン式の電源スイッチ404が設けられている。電源スイッチ404は、表示部402が図4(a)や(b)の状態であっても操作可能である。
<電源制御処理>次に、図5を参照して、本実施形態の電源制御処理について説明する。
本実施形態は、表示部108が非収納状態から収納状態に変化したことが検出された場合には、電源制御部106が装置各部への電力供給を停止する電源オフ処理(表示部連動電源制御モード)を行うことを前提とする。一方で、表示部108の収納状態が検出された場合であっても第1の通信部110を介して外部機器からの処理要求があった場合には電源オフ状態から電源オン処理を開始するように制御を行う。
なお、図5のフローチャートに示す処理は、電源制御装置100が電源オフ状態から開始される。なお、電源オフ状態には、電源制御装置100が休止状態であることも含む。また、装置の全ての機能ブロックへの電源がオフされた状態だけでなく、一部の機能ブロックへの電源がオフされ、電源オン状態よりも消費電力が抑制されたスリープなどの状態も電源オフ状態に含まれるものとする。また、図5のフローチャートは、電源制御部106とCPU101とが協働して実現する。なお、CPU101は不揮発性メモリ104から読み出したプログラムを作業用メモリ103に展開して実行することで図5のフローチャートの処理を実現する。後述の図6、図7、図8に示すフローチャートについても同様である。
ステップS501で、電源制御部106は、電源スイッチ107がオンに切り替えられたか否かを判定する。電源制御部106が電源スイッチ107がオンに切り替えられたと判定した場合、処理はステップS517に進み、電源スイッチ107がオンに切り替えられていないと判定した場合は、処理はステップS503に進む。
ステップS503では、電源制御部106は、表示部連動電源制御モードの設定が有効であるか否かを判定する。なお、この判定はCPU101が通電されている状態でも電源制御部106が行う。この表示部連動電源制御モードが有効である場合、電源制御部106は、表示部108が収納状態であるか非収納状態であるかに従って電源制御する。表示部連動電源制御モードは、本フローチャートの実行に先立って、ユーザによるメニュー操作等によって設定される。例えばメニュー操作によって図9(a)に示す設定画面を表示部108に表示し、ユーザが操作部111を介して表示部連動電源制御モードの有効・無効を設定することができる。ここで設定された表示部連動電源制御モードを有効にするか無効にするかを示す設定情報は、不揮発性メモリ104に保持されると共に、電源制御部106の内部メモリにも記録される。本ステップでは、電源制御部106は内部メモリに記録された設定情報を参照することで、表示部連動電源制御モードの設定が有効であるか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であると判定した場合は処理をステップS504に進め、無効であると判定した場合は処理をステップS505に進める。
ステップS504では、電源制御部106は、状態検出部109の検出結果により表示部108が非収納状態であるか否かを判定する。なお、この判定はCPU101が通電されている状態でも電源制御部106が行う。電源制御部106は、表示部108が非収納状態であると判定した場合は処理をステップS517に進め、収納状態であると判定した場合は処理をステップS505に進める。
ステップS505では、電源制御部106は、第1の通信部110から処理要求があったか否かを判定し、処理要求があったと判定した場合は処理をステップS506に進め、処理要求がないと判定した場合は処理をステップS501に戻す。
ステップS506では、電源制御部106は、装置の電源をオンする処理を実行し、処理をステップS507に進める。この場合、CPU101は第1の通信部110による近距離無線通信を行う動作モードで起動する。なお、電源制御装置100が外部機器からの処理要求に対応していない場合は、電源オン処理を行わない、または、電源オン処理は行うが要求処理は行わないように制御してもよい。
ステップS507では、CPU101は、不揮発性メモリ104に記憶された情報に基づき、第1の通信部110からの処理要求に対応する機能を有効にするか否かを判定する。CPU101は、処理要求に対応する機能を有効にすると判定した場合は処理をステップS508に進め、有効にしない場合は処理をステップS513に進める。なお、CPU101は、不揮発性メモリ104に記憶された外部機器からの処理要求に対応する機能を有効にするか否かを示す情報を参照することにより、本ステップの判定を行う。この設定は、本フローチャートの実行に先立って、ユーザのメニュー操作等によって設定される。例えば、メニュー操作により図9(b)に示す設定画面を表示部108に表示し、ユーザが操作部111を介して第1の通信部110を介した処理要求に対応する機能を有効にするか否かを設定することができる。ここで設定された処理要求に対応する機能を有効にするか無効にするかの設定情報は不揮発性メモリ104に記憶される。
ステップS508では、CPU101は、第1の通信部110からの処理要求が正常であるか否かを判定する。CPU101は、処理要求が正常であると判定した場合は処理をステップS509に進め、正常でない場合は処理をステップS516に進める。例えばNFCでは、タグへのデータの書き込み中に通信機器同士を離してしまったり、NFCタグの中心がずれてしまうなどの要因でエラーが発生する場合がある。このため、CPU101は、NFC規格内のNDEFフォーマットを利用することで書き込まれたデータのフォーマット的正常性を判定しつつ、フォーマット内の個別データの有効範囲を確認する。
ステップS509では、CPU101は、処理部113により第1の通信部110を介して外部機器から受けた処理要求に対応する処理を開始し、処理をステップS510に進める。ここで開始される処理は、第1の通信部110を介した外部機器へのSSIDやパスワードの送信、送信したSSIDとパスワードを利用した第2の通信部112を介した外部機器とのWi−Fi接続の確立である。Wi−Fiが接続されたならば、外部機器へのデータの転送も併せて実行される。なお、以降のステップS510〜ステップS512は、ステップS509で開始された上記の処理と並行して実行される。
ステップS510では、電源制御部106は、ステップS503と同様に表示部連動電源制御モードの設定が有効であるか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であると判定した場合は処理をステップS511に進め、無効であると判定した場合は処理をステップS512に進める。
ステップS511では、電源制御部106は、状態検出部109の検出結果により表示部108の状態について、非収納状態から収納状態への遷移が生じたか否かを判定する。なお、ステップS506以降、収納状態が維持されていて、本ステップの実行時にも継続して収納状態である場合には、非収納状態から収納状態になっていないと判定する。また、ステップS506により一旦電源がオンとなった後に表示部108が非収納状態になったとしても、特に処理は行われない。ただし、ユーザに対して通信中であることを示すために、「通信中です」といったメッセージを表示してもよい。電源制御部106は、表示部108の収納状態への遷移が生じたと判定した場合は処理をステップS515に進め、非収納状態から収納状態への遷移が生じていないと判定した場合は処理をステップS512に進める。
ステップS512では、CPU101はステップS509にて処理部113が開始した処理が終了するまでステップS510に戻って処理を繰り返し、処理が終了したならばステップS513へ進める。
ステップS513では、電源制御部106は、ステップS510と同様に、表示部連動電源制御モードの設定が有効であるか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であると判定した場合は処理をステップS514に進め、無効であると判定した場合は処理を終了する。
ステップS514では、ステップS511と同様に、電源制御部106は、状態検出部109の検出結果により表示部108の状態について、非収納状態から収納状態への遷移が生じたか否かを判定する。電源制御部106は、表示部108の収納状態への遷移が生じたと判定した場合は処理をステップS515に進め、非収納状態から収納状態への遷移が生じていないと判定した場合は処理をステップS513に戻す。
ステップS515では、電源制御部106は、装置の電源をオフする処理を実行し、処理を終了する。このとき、ステップS509で開始された処理が途中である場合、中断して電源をオフする処理を実行する。
ステップS516では、CPU101は、処理要求が正常でないので、図10に示す警告画面を表示部108に表示した後、処理をステップS513に進める。
一方、ステップS502にて電源スイッチ107により電源がオンされた場合、もしくはステップS504にて表示部108の非収納状態が検出された場合、処理はステップS517に進む。すなわち、NFC通信以外のトリガーで電源がオンされる場合、処理はステップS517に進む。
ステップS517では、電源制御部106は、電源制御装置100の電源をオンする処理を実行する。その後、処理をステップS513に進める。この場合、CPU101はステップS506で起動する動作モードとは異なる、例えば撮影モードや再生モードなどのデフォルトの動作モードで起動する。
以上のように、本実施形態によれば、近距離無線通信により外部機器から処理要求があった場合には、表示部108の収納状態にかかわらず、電源オン処理を開始する。また、表示部連動電源制御モードが有効に設定されていたとしても、表示部108が非収納状態から収納状態に遷移しない限り、電源オフ処理を行わない。すなわち、表示部連動電源制御モードが有効に設定されていたとしても、表示部108を収納状態にしたままで近距離無線通信をトリガーとした処理を実行することができる。
[実施形態2]次に、図6を参照して、実施形態2の電源制御処理について説明する。
本実施形態では、電源オフ処理を行うトリガーとして、電源スイッチ107からの電源オフ要求を優先するか、表示部108の収納状態への遷移の検出を優先するかを設定可能とし、設定された優先順位に応じて電源オフ処理を行うように制御する。本処理は、図4で説明したように、表示部108が収納状態であるか否かに関わらず、電源スイッチ107が独立して操作可能な場合に、ユーザが電源スイッチ107と表示部108の収納状態のどちらで電源をオフするかを決定できる。
なお、図6に示すステップS601〜S609は、図5のステップS501〜S509と同様の処理であるため詳しい説明は省略する。
ステップS610では、電源制御部106は内部メモリに記憶された設定情報から、電源オフ処理を行うトリガーとして、電源スイッチ107が優先設定されているか否かを判定する。電源制御部106は、電源スイッチ107が優先設定されていると判定した場合は処理をステップS612に進め、そうでない場合は処理をステップS611に進める。なお、電源スイッチ107を優先設定にするか否かは、本フローチャートの実行に先立って、ユーザによるメニュー操作等によって設定される。例えばメニュー操作によって図9(c)に示す設定画面を表示部108に表示し、ユーザが操作部111を介して電源スイッチ107を優先設定にするか否かを設定することができる。また、電源スイッチ107と表示部108の収納状態のどちらも無効または有効に設定することも可能である。ここで設定された電源スイッチ107を優先設定にするか否かに関する設定情報は、電源制御部106の内部メモリに記憶される。
ステップS611では、ステップS511と同様に、電源制御部106は、状態検出部109の検出結果により表示部108の状態について、非収納状態から収納状態への遷移が生じたか否かを判定する。電源制御部106は、表示部108が収納状態となったと判定した場合は処理をステップS614に進め、非収納状態から収納状態への遷移が生じていないと判定した場合は処理をステップS613に進める。
一方、ステップS612では、電源制御部106は、電源スイッチ107がオフ状態であるか否かを判定する。電源制御部106は、電源スイッチ107がオフ状態であると判定した場合は処理をステップS614に進め、オフ状態でないと判定した場合は処理をステップS613に進める。
ステップS613では、CPU101はステップS609にて開始した処理が終了するまでステップS610に戻って処理を繰り返し、処理が終了したならばステップS614へ進める。
ステップS614では、電源制御部106は、装置の電源をオフする処理を実行し、処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、電源オフ処理を行うトリガーとして、電源スイッチ107からの電源オフ要求を優先するか、表示部108の収納状態への遷移の検出を優先するかを設定可能とし、設定された優先順位に応じて電源オフ処理を行うように制御する。これにより、実施形態1の電源制御を前提としつつ、図4で説明したように、表示部108が収納状態であるか否かに関わらず、電源スイッチ107が独立して操作可能な場合に、ユーザが電源スイッチ107と表示部108の収納状態のどちらで電源をオフするかを決定できる。
[実施形態3]次に、図7を参照して、実施形態3の電源制御処理について説明する。
本実施形態では、電源オフ状態で近接無線通信を介した外部機器からの処理要求により表示部108が収納状態で電源オン処理が実行された場合には処理が終了するまで表示部連動電源制御モードを無効化するように制御する。これにより、処理実行中に表示部108が一旦非収納状態とされ、再び収納状態となった場合であっても電源オフ処理が行われなくなる。つまり、実行中の処理を中断せずに維持することができる。
なお、図7のフローチャートに示す処理は、ステップS70で電源制御装置100が電源オフ状態から開始される。
図7に示すステップS702〜S706は、図5のステップS501、S503〜S506と同様の処理であるため詳しい説明は省略する。
ステップS707では、電源制御部106は、表示部連動電源制御モードの有効設定を無効化する。このように設定変更を行うことで、表示部108が収納状態であっても電源オフ処理が行われなくなる。なお、この時点で既に無効と設定されている場合には、本ステップの処理をスキップする。また、本ステップの前の表示部連動電源制御モードの設定が無効であるか有効であるかを不揮発性メモリ104の所定の領域、あるいは作業用メモリ103の所定の領域に保持する。
ステップS708では、CPU101は、第1の通信部110を介した外部機器からの処理要求が正常であるか否かを判定する。CPU101は、処理要求が正常であると判定した場合は処理をステップS709に進め、正常でない場合は処理をステップS715に進める。この処理要求の正常性判定方法は、図5のステップS508と同様である。
ステップS715では、CPU101は、処理要求が正常でないので、図10に示す警告画面を表示部108に表示した後、処理をステップS710に進める。
ステップS709では、CPU101は、処理部113により第1の通信部110を介して外部機器から受けた処理要求に対応する処理を開始し、処理をステップS710に進める。本ステップの処理は図5のステップS509と同様であり、以降の処理と並行して実行される。
ステップS710では、電源制御部106は、電源スイッチ107がオフに切り替えられたか否かを判定する。電源制御部106により電源スイッチ107がオフに切り替えられたと判定された場合は、CPU101は処理をステップS716に進め、オフに切り替えられていないと判定された場合は、処理をステップS711に進める。
なお、処理部113により第1の通信部110を介して外部機器から受けた処理要求を実行中に、電源スイッチ107をオフすることで電源をオフできることを表示部108に表示してユーザに通知してもよい。また、ユーザが表示部108を開閉するなどの所定の操作を行った場合に、音や光でユーザに通知してもよい。
ステップS711では、CPU101はステップS709にて処理部113が開始した処理が終了するまでステップS710に戻って処理を繰り返し、処理が終了したならばステップS712に進める。
ステップS712では、電源制御部106は、CPU101と協働して、ステップS707で保持した情報に基づき、ステップS707を実行する前の表示部連動電源制御モードの設定が有効であったか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であったと判定した場合は処理をステップS713に進め、無効であったと判定した場合は処理をステップS719に進める。ステップS719での処理については後述する。
ステップS713では、電源制御部106は、ステップS707で無効化した表示部連動電源制御モードを有効化する。すなわち、元の設定に戻す。
ステップS714では、電源制御部106は、図5のステップS511と同様に、状態検出部109の検出結果により表示部108の状態について、非収納状態から収納状態への遷移が生じたか否かを判定する。電源制御部106は、表示部108の収納状態への遷移が生じたと判定した場合は処理をステップS723に進め、非収納状態から収納状態への遷移が生じていないと判定した場合は処理をステップS719に戻す。
ステップS716では、ステップS712と同様に、電源制御部106は、CPU101と協働して、ステップS707で保持した情報に基づき、ステップS707を実行する前の表示部連動電源制御モードの設定が有効であったか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であったと判定した場合は処理をステップS717に進め、無効であったと判定した場合は処理をステップS723に進める。
ステップS717では、ステップS713と同様に、電源制御部106は、ステップS707で無効化した表示部連動電源制御モードを有効化する。すなわち、元の設定に戻す。その後処理はステップS723に進む。
一方、ステップS702にて電源スイッチ107により電源がオンされた場合、もしくはステップS704にて表示部108の非収納状態が検出された場合、処理はステップS718に進む。
ステップS718では、電源制御部106は、電源オン処理を実行した後、処理をステップS719に進める。
ステップS719では、電源制御部106は、電源スイッチ107がオフに切り替えられたか否かを判定する。電源制御部106により電源スイッチ107がオフに切り替えられたと判定された場合は、CPU101は処理をステップS723に進め、オフに切り替えられていないと判定された場合は、処理をステップS720に進める。
ステップS720では、電源制御部106は、内部メモリに記憶された設定情報に基づいて表示部連動電源制御モードの設定が有効であるか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であると判定した場合は処理をステップS721に進め、無効であると判定した場合は処理をステップS722に進める。
ステップS721では、ステップS704と同様に、電源制御部106は、状態検出部109の検出結果により表示部108が非収納状態であるか否かを判定する。電源制御部106は、表示部108が非収納状態であると判定した場合は処理をステップS722に進め、収納状態であると判定した場合は処理をステップS723に進める。
ステップS722では、ステップS705と同様に、電源制御部106は、第1の通信部110を介して外部機器から処理要求があったか否かを判定する。電源制御部106は、外部機器から処理要求があったと判定した場合は処理をステップS707に進め、処理要求がないと判定した場合は処理をステップS719に戻す。
ステップS723では、電源制御部106は、装置の電源をオフする処理を実行し、処理を終了する。
なお、ステップS719〜ステップS722の間、録画や操作の受け付けがないまま一定時間が経過した場合には、本フローチャートを終了して自動的に電源をオフにする。
従前のように、電源オフ状態で第1の通信部110を介した外部機器からの処理要求により表示部108が収納状態で電源オン処理を行った場合には、処理が終了した後も電源オン状態が継続される。このため、ユーザが電源をオフしたい場合には電源スイッチ107などを操作する必要がある。しかしながら、図3(b)で説明したように、表示部108が収納状態では電源スイッチ107の操作ができない状態では、ユーザはわざわざ表示部108を非収納状態にし、電源スイッチ107を操作可能な状態にしないと電源をオフすることができない。また、表示部108を一旦非収納状態にした後、再度表示部を収納状態に戻した場合には、表示部連動電源制御モードが有効に設定されていると電源オフ処理が実行されてしまう。
これに対して、本実施形態によれば、電源オフ状態で近接無線通信を介した外部機器からの処理要求により表示部108が収納状態で電源オン処理が実行された場合は、処理が終了するまで表示部連動電源制御モードを無効化する。これにより、処理実行中に表示部108が一旦非収納状態とされ、再び収納状態となった場合であっても電源オフ処理が行われなくなる。
このようにすることで、処理実施中は、ユーザが表示部108を収納したことにより電源がオフされることを防止し、ユーザの操作ミスで要求処理が中止されてしまうことを回避することができる。また、処理終了後は表示部連動電源制御モードを有効化することにより、表示部108の収納状態や電源スイッチ107のオフ操作に応じて電源オフもしくは節電状態に移行することができるようになる。
なお、上述の例ではステップS714にて、表示部108の非収納状態から収納状態への遷移の有無を判定したが、代わりにステップS704と同様に、表示部108が収納状態にあるか否かを判定してもよい。このようにすることで、処理が終わった後に有効にされた表示部連動電源制御モードの機能によって、表示部108を収納状態にしたままの場合は自動的に電源をオフにすることができる。
[実施形態4]次に、図8を参照して、実施形態4の電源制御処理について説明する。
本実施形態では、近接無線通信を介した外部機器からの処理要求を実行中は電源スイッチ107がオフに切り替えられても、通常時の電源オフ処理を有効化しないように制御する。
なお、図8に示す処理は、図7の処理からステップS710、S716、S717における電源スイッチ107がオフされたときの処理を除いたものと同等である。
すなわち、電源制御部106は、ステップS809にて開始した処理が終了するまで表示部連動電源制御モードを無効化し、電源スイッチ107がオフに切り替えられても電源オフ処理を実行しないように制御する。その後、ステップS809にて開始した処理が終了すると、電源制御部106は、処理をステップS811に進める。
ステップS811では、電源制御部106は、ステップS712と同様に、CPU101と協働して、ステップS807で保持した情報に基づき、ステップS807を実行する前の表示部連動電源制御モードの設定が有効であったか否かを判定する。電源制御部106は、表示部連動電源制御モードが有効であったと判定した場合は処理をステップS812に進め、無効であったと判定した場合は処理をステップS816に進める。
ステップS812では、電源制御部106は、ステップS713と同様に、ステップS807で無効化した表示部連動電源制御モードを有効化する。すなわち、元の設定に戻す。
以上のように、本実施形態によれば、近距離無線通信を介した外部機器からの処理要求の実行中は表示部連動電源制御モードを無効化し、電源スイッチ107がオフに切り替えられても電源オフ処理が実行されないように制御する。
これにより、処理実施中にユーザが電源スイッチ107をオフに切り替えても処理が中止されてしまうことを回避することができる。また、処理終了後は表示部連動電源制御モードを有効化することにより、表示部108の収納状態や電源スイッチ107のオフ操作に応じて電源オフもしくは節電状態に移行することができるようになる。
[その他の実施形態]
上述の実施形態3および実施形態4では、表示部連動電源制御モードの設定を変更したが、これに限られるものではない。例えば、表示部連動電源制御モードの設定を変更せず、無視するようにしてもよい。このような処理でも、同様の効果を得ることができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100…電源制御装置、101…CPU、106…電源制御部、107…電源スイッチ、108…表示部、109…収納検出部、110…第1の通信部、112…第2の通信部、113…処理部、114…電源部

Claims (17)

  1. 表示部が装置本体に収納可能に接続された表示手段と、
    前記表示部が前記装置本体に収納された状態を検出する検出手段と、
    外部機器と近距離無線通信による接続が可能な接続手段と、
    前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を実行する処理手段と、
    前記検出手段により前記表示部が前記装置本体に収納された状態が検出されると、装置の電力供給を停止する所定の電源制御を実行する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記表示部が収納された状態が検出された場合であっても前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があった場合には前記所定の電源制御を実行せずに前記装置への電力供給を行うことを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記装置への電力供給が停止された状態で前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があった場合には、前記装置への電力供給を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. ユーザ操作による装置への電力供給を開始または停止する指示を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段からの指示に応じた電源制御を優先するか、前記所定の電源制御を優先するかを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された情報を記憶する記憶手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1または2に記載の電源制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記操作手段からの指示に応じた電源制御を優先する設定においては、前記表示部の収納状態が検出された場合に前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があった場合であっても、前記操作手段から電力供給の停止の指示を受け付けた場合には装置への電力供給を停止するように制御することを特徴とする請求項3に記載の電源制御装置。
  5. 前記電源制御装置は、前記表示手段が収納された状態で前記接続手段を介した前記外部機器からの要求に応じて装置への電力供給が開始される場合は前記接続手段による近距離無線通信を行う動作モードで起動し、前記操作手段による指示に応じて電力供給を開始される場合は前記近距離無線通信を行う動作モードとは異なる動作モードで起動することを特徴とする請求項4に記載の電源制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記装置への電力供給が停止された状態で前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があったことにより前記装置への電力供給を開始した場合には、前記処理手段が前記外部機器から要求された処理を実行し終わるまで前記所定の電源制御を無効化することを特徴とする請求項2に記載の電源制御装置。
  7. ユーザ操作による装置への電力供給を開始または停止する指示を受け付ける操作手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記処理手段が前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を実行中に前記操作手段から電力供給の停止の指示を受けた場合は、当該指示に応じて電力供給を停止するように制御することを特徴とする請求項6に記載の電源制御装置。
  8. ユーザ操作による装置への電力供給を開始または停止する指示を受け付ける操作手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記処理手段が前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を実行している間は、前記操作手段からの指示に応じた電源制御を行わないように制御することを特徴とする請求項6に記載の電源制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記処理手段が前記接続手段を介して前記外部機器からの要求に応じた処理を終了した後、前記所定の電源制御を有効化することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  10. 前記所定の電源制御を有効化するか否かを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された情報を記憶する記憶手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  11. 前記設定手段はさらに、前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を前記処理手段において実行するか否かの設定が可能であり、
    前記記憶手段は、前記設定手段により設定された情報を記憶することを特徴とする請求項10に記載の電源制御装置。
  12. 前記接続手段を介した前記外部機器からの処理要求が正常であるか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記判定手段により前記外部機器からの処理要求が正常ではないと判定された場合、前記処理手段は前記外部機器から要求された処理を実行しないことを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  13. 前記判定手段により前記外部機器からの要求が正常ではないと判定された場合、前記制御手段は、前記表示部が収納状態であるか否かにかかわらず装置への電力供給を停止することを特徴とする請求項12に記載の電源制御装置。
  14. 前記操作手段は、前記表示部が収納状態ではユーザが操作できない位置に設けられていることを特徴とする請求項3、4、5、7、8のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  15. 前記操作手段は、前記表示部が収納状態であってもユーザが操作できる位置に設けられていることを特徴とする請求項3、4、5、7、8のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  16. 表示部が装置本体に収納可能に接続された表示手段と、
    前記表示部が前記装置本体に収納された状態を検出する検出手段と、
    外部機器と近距離無線通信による接続が可能な接続手段と、
    前記接続手段を介して前記外部機器から要求された処理を実行する処理手段と、を有する装置における電源制御方法であって、
    前記検出手段により前記表示部が前記装置本体に収納された状態が検出されると、装置の電力供給を停止する所定の電源制御を実行する電源制御ステップを有し、
    前記電源制御ステップでは、前記表示部が収納された状態が検出された場合であっても前記接続手段を介して前記外部機器から処理要求があった場合には前記所定の電源制御を実行せずに前記装置への電力供給を行うことを特徴とする電源制御方法。
  17. コンピュータを、請求項1ないし15のいずれか1項に記載された電源制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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