JP6344891B2 - 制御装置、電子機器、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、電子機器、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は装置の電源制御に関する。
近年、スマートフォン等において、NFC(Near Field Communication)、IrDA(Infrared Data Association)、TransferJet(登録商標)などの近接無線通信技術が採用されてきている。これらの近接無線通信技術によれば、ユーザは、携帯電話同士を近づける等の操作を行うだけで、2台のスマートフォン間で画像データやアドレス等のデータを送信または受信することができる(特許文献1参照)。
また、NFC Forumでは、NFCからWi−Fi(Wireless Fidelity)及びBluetooth(登録商標)等の、異なる無線通信方式にハンドオーバするプロトコルが規格化されている。NFCから他の通信方式へのハンドオーバを実現することで、2台のスマートフォンを近づけるだけで、Wi−Fi及びBluetooth等の高速な通信路を確立して大容量のデータを送受信することが可能となる(特許文献2及び特許文献3参照)。
NFCの電子タグを搭載した電子機器も製品化されており、リーダライタを備えたスマートフォンをその電子機器にかざすことで、Wi−Fiへのハンドオーバを実行する機能が実現されてきている。さらに、電源が未投入の状態の電子機器にスマートフォンをかざすことで、タグがリーダライタからの誘導起電力を検出することで自動的に電子機器の電源を投入する機能も実現されている。
特開2007−221355号公報 特開2009−207069号公報 特開2011−182449号公報
NFCの電子タグは、リーダライタの誘導起電力のみで動作することが可能であり、電子タグ内のメモリに記憶されている情報を読み取るだけであれば、その電子タグが搭載された電子機器の本体部分の電源を投入する必要はない。しかし、NFCの通信を契機に無条件に本体部分の電源を投入する電子機器については、電子タグに記憶されている情報を読み取ることを目的としてスマートフォンを電子機器に近づけた場合であっても、本体部分の電源が投入されてしまう。この結果、電子機器において無駄な電力消費が生じてしまうという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、電子機器の近接無線機能以外の部分が起動される頻度を低く抑える起動制御技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による制御装置は、記憶されている情報の他の装置への送信または当該他の装置からの情報の受信を行う第1の機能および前記第1の機能とは異なる第2の機能を有する相手装置の、前記第2の機能の起動を制御する制御装置であって、前記第1の機能を介して、前記相手装置から、前記記憶されている情報を取得する取得手段と、取得した情報に基づいて、前記第2の機能を起動するかを決定する決定手段と、前記第2の機能を起動すると決定した場合、前記第1の機能を介して、前記相手装置へ当該第2の機能を起動するコマンドを送信する送信手段と、を有し、前記記憶されている情報は前記相手装置が内部に有する電池の残量情報を含み、前記決定手段は、前記電池の残量応じて、前記第2の機能を起動するかを決定する、ことを特徴とする。
本発明によれば、電子機器の近接無線機能以外の部分が起動される頻度を抑えることができる。
無線通信システムの構成例を示す概略図。 携帯電話の構成例を示すブロック図。 デジタルカメラの構成例を示すブロック図。 携帯電話及びデジタルカメラが行う処理の例を示すシーケンスチャート。 携帯電話の処理の一例を示すフローチャート。 ユーザに相手装置との接続可否を確認する画面表示の例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
<<実施形態1>>
(システム構成)
図1は本実施形態に係る無線通信システムの構成を示す概略図である。本無線通信システムは、携帯電話101とデジタルカメラ102とを含む。携帯電話101は、例えばユーザに対する情報表示及び操作の受付等のためのタッチパネル103を有し、同様に、デジタルカメラ102もタッチパネル104を有する。なお、以下では、携帯電話101とデジタルカメラ102との間の制御について説明するが、他の近接無線通信が可能な電子機器に対しても同様に以下の議論を適用することができる。
携帯電話101とデジタルカメラ102は、第1の通信機能として近接無線通信機能を有する。そして、例えば、携帯電話101は、デジタルカメラ102に近接することによって、デジタルカメラ102を通信の相手装置として近接無線通信105を行うことができる。近接無線通信105は、例えば、電磁誘導を利用した非接触ICカード無線通信、NFC(Near Field Communcation)、及び誘導電界を利用した通信等である。そして、近接無線通信105は、通信速度は最大数百kbpsであり、通信可能範囲は数センチメートル以内である。
これらの通信方式は、携帯電話101とデジタルカメラ102とがそれぞれ有するリーダライタとタグとの間での通信を行うことができ、リーダライタはタグに内蔵されるメモリ領域に対してリードおよびライトの操作を実施することができる。具体的には、リード操作を実施する場合、リーダライタがリードコマンドをタグに送信し、タグは内蔵メモリに記憶されているデータを含むリードレスポンスをリーダライタに送信する。また、ライト操作を行う場合は、リーダライタがタグの内蔵メモリに書き込むデータを含むライトコマンドをタグに送信し、タグは内蔵メモリへの書き込み成否を含むライトレスポンスをリーダライタに送信する。
このとき、リーダライタは、自身が送信する信号により、直接タグに電力を供給し、又は誘導起電力により電力を供給することができる。そして、タグは、リーダライタからの送電で供給された電力、又は受信した信号によって供給される誘導起電力により、動作することができる。なお、タグは、タグを保持する電子機器から電力の供給を受けて動作してもよい。リーダライタは、タグの内蔵メモリに記憶されたデータを受信して読み込み、又はタグに所定の信号を送信し、必要に応じてその送信データをメモリに書き込むことができる。
携帯電話101とデジタルカメラ102は、第2の通信機能として、IEEE802.11シリーズに準拠した無線LAN及びBluetooth等の無線通信機能を有する。そして、例えば、携帯電話101は、デジタルカメラ102を通信の相手装置として、デジタルカメラ102と直接、又はAP(Access Point)などの中継機器を介して無線通信106を行うことができる。無線通信106は、通信速度は最大数百Mbpsであり、通信可能範囲は数十メートル以内である。無線通信106による通信を開始する際には、暗号方式、暗号鍵、認証方式、認証鍵等の情報を含む無線パラメータを設定することで暗号化や認証を行い、保護された通信を行うことができる。この処理は、例えば、Wi−Fiアライアンスで規格化されているWPA(Wi−Fi Protected Access)などに基づいて行われる。なお、それ以外の方法で暗号化・認証を行ってもよいし、暗号化・認証を行わなくてもよい。
本実施形態では、携帯電話101及びデジタルカメラ102は、第1の通信機能により通信を行い、その後、例えば、携帯電話101は、デジタルカメラ102の第1の通信機能以外の第2の機能(例えば第2の通信機能)を起動するかを決定する。具体的には、例えば、携帯電話101が有するリーダライタが、デジタルカメラ102が有するタグから、タグに記憶されている情報を読み出して取得する。そして、携帯電話101は、取得した情報が例えばデジタルカメラ102を識別する情報である場合に、その識別情報が携帯電話101内の記憶部に記憶されているか否かなどに応じて、デジタルカメラ102の第2の機能を起動するかを決定する。そして、携帯電話101は、デジタルカメラ102の第2の機能を起動すると決定した場合、第1の通信機能を介してデジタルカメラ102にその機能の起動コマンドを送信する。デジタルカメラ102は、第1の通信機能を介して、第2の機能の起動コマンドを受信すると、第2の機能を起動する制御を実行する。
これにより、携帯電話101は、第1の通信機能を介して取得した情報に基づいて、デジタルカメラ102の第1の通信機能以外の機能の起動を制御することが可能となり、デジタルカメラ102の機能を不要に起動することを防ぐことが可能となる。この結果、デジタルカメラ102の消費電力を最低限に抑えることができる。
以下では、携帯電話101及びデジタルカメラ102の構成及び動作について詳細に説明する。なお、ここでは携帯電話101がデジタルカメラ102の第2の機能の起動制御を行う場合について説明するが、デジタルカメラ102が携帯電話101の近接無線通信機能以外の機能を起動するのであってもよい。また、携帯電話101又はデジタルカメラ102が他の電子機器の近接無線通信機能以外の機能の起動制御を行うのであってもよいし、他の電子機器が携帯電話101又はデジタルカメラ102の近接無線通信機能以外の機能の起動制御を行うのであってもよい。また、起動制御を行う契機を行う通信は、近接無線通信以外の通信であってもよい。すなわち、起動制御を行う側の電子機器は、所定の通信によって、相手装置から所定のデータを受信し、その受信したデータに応じて、その相手装置の所定の機能の起動を制御する電子機器であれば、どのような装置であってもよい。
(携帯電話101の構成)
次に、携帯電話101の構成について説明する。図2は、携帯電話101の構成例を示すブロック図である。図2における各機能ブロックは、例えば、携帯電話101のCPU(Central Processing Unit)がメモリに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。また、携帯電話101内に、各機能ブロックを実行する専用のハードウェアが存在してもよいし、一部がCPUによるプログラムの実行によって実現され、残りの一部が専用のハードウェアを用いて実現されてもよい。
携帯電話101は、例えば、リーダライタ201、無線通信部202、コマンド生成部203、処理決定部204、記憶部205、ハンドオーバ制御部206、及びタッチパネル制御部207を有する。
リーダライタ201は、近接無線通信105により、例えばデジタルカメラ102の、タグからの情報の読み出しによる取得とタグへの書き込みとの少なくともいずれかの操作を行う。リーダライタ201は、定期的にタグへのポーリングコマンドを送信し、通信範囲内のタグからポーリングレスポンスを受信することで、通信可能なタグを有する機器を検出する。リーダライタ201は、タグに対してリードコマンド、ライトコマンドおよびそれ以外の所定のコマンドを送信できる。これらのコマンドは、コマンド生成部203によって生成される。
無線通信部202は、無線通信106を行う機能部である。無線通信部202は、通信可能範囲内に存在する通信可能な装置を指定する、または、通信可能な装置から指定されることによって、その装置との無線接続を確立する。
コマンド生成部203は、リーダライタ201を介してタグに送信されるコマンドを生成する。本実施形態では、コマンド生成部203は、上述のリードコマンドおよびライトコマンドに加えて、ホスト起動コマンドを生成する。ホスト起動コマンドとは、デジタルカメラ102のホストCPUを起動させるためのコマンドである。本コマンドを用いた際のデジタルカメラ102側でのホストCPU起動の動作については後述する。
処理決定部204は、携帯電話101とデジタルカメラ102との間でアプリケーションソフトウェアにより実行される処理を決定する。アプリケーションソフトウェアにより実行される処理は、例えば、無線通信106を介してデジタルカメラ102から画像を取得する処理が挙げられる。また、インターネット上にデータが保存されている場合は、近接無線通信105を介してタグから画像の保存場所を示すURL(Uniform Resource Locator)をリードして、インターネットから画像データを取得する処理等も挙げられる。インターネットへのアクセスには、3G回線及びLTE(Long Term Evolution)等の携帯電話網、又は無線LANルータを介して無線通信106などの通信機能が利用されうる。このように、処理決定部204は、例えば、リーダライタ201でリードしたタグ内に記憶される情報に応じて、実行する処理を決定する。
タグ内には、例えば、デジタルカメラ102の装置ID、CPUの起動状態、ホスト起動コマンドへの対応可否、電池残量を示す情報およびデジタルカメラ102が提供する処理の識別情報、無線パラメータの設定情報の少なくともいずれかが記憶される。また、インターネットから画像データを取得する処理を行う場合は、画像の保存場所を示すURLがタグ内に記憶されてもよい。また、これら以外の情報がタグに記憶されていてもよい。なお、デジタルカメラ102が提供する処理の識別情報の記述形式は、RFC3986で規定されるURI(Uniform Resource Identifier)に従っていてもよい。
記憶部205は、様々なデータを記憶する記憶領域であり、本実施形態では、リーダライタ201でリードしたタグ内に記憶される情報のうち、装置IDを記憶する。なお、これ以外の情報が記憶部205に記憶させてもよい。
ハンドオーバ制御部206は、リーダライタ201でリードした無線パラメータを用いて、無線通信106の接続を開始するための制御を行う。無線通信106としてWi−Fiが用いられる場合、Wi−Fiアライアンスで規格化されているWSC(Wi−Fi Simple Configuration)のOut−of−Band Interfaceの仕様に準拠した処理が実行される。
タッチパネル制御部207は、携帯電話101のタッチパネル103を制御する。タッチパネル制御部207では、タッチパネル103の画面表示の制御や、ユーザからのタッチパネル103の操作を検出する機能を持つ。なお、本実施形態では、情報表示とユーザ操作の受付のためにタッチパネルを用いるが、携帯電話101は、例えばディスプレイとハードウェアボタンなど、タッチパネルではない表示及び操作受付機能を有していてもよい。
(デジタルカメラ102の構成)
続いて、デジタルカメラ102の構成について説明する。図3は、デジタルカメラ102の構成例を示すブロック図である。デジタルカメラ102は、例えば、タグ301、タグ制御部302、ホスト起動部303、無線通信部304、記憶部305、ハンドオーバ制御部306及びタッチパネル制御部307を有する。
タグ301は、近接無線通信105により、携帯電話101のリーダライタ201からのリードおよびライト操作に対する処理を実行する。タグ301は内部にメモリを有し、タグ制御部302とリーダライタ201の少なくともいずれかからの操作によって、そのメモリに対してデータの読み書きをすることができる。さらに、タグ301は専用のCPU(以下、タグ専用CPUと呼ぶ)を有し、デジタルカメラ102からの給電またはリーダライタ201の誘導起電力により動作することができる。したがって、デジタルカメラ102のCPU(以下、メインCPUと呼ぶ)が動作していない状態でも、携帯電話101のリーダライタ201との近接無線通信105を確立することができる。さらに、タグ301は、リーダライタ201からホスト起動コマンドを受信した場合にホスト起動部303に対して割込み信号を送信する機能を具備する。
図3における以下の各機能ブロックは、例えば、デジタルカメラ102のメインCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することによって実現される。また、デジタルカメラ102内に、各機能ブロックを実行する専用のハードウェアが存在してもよいし、一部がメインCPUによるプログラムの実行によって実現され、残りの一部が専用のハードウェアを用いて実現されてもよい。
タグ制御部302は、タグ301内のメモリへのリード・ライト操作を制御する。ホスト起動部303は、デジタルカメラ102のCPUが停止している状態で、タグ301からの割込み信号を受信した際に、デジタルカメラ102のCPUを起動させる。
無線通信部304、記憶部305、ハンドオーバ制御部306及びタッチパネル制御部307は、それぞれ、携帯電話101の無線通信部202、記憶部205、ハンドオーバ制御部206、及びタッチパネル制御部207と同様であるため、説明を省略する。
(システムの動作)
図4は、本実施形態のシステムにおいて携帯電話101とデジタルカメラ102とが実行する処理を示すシーケンスチャートである。以下では、携帯電話101が、デジタルカメラ102の近接無線通信機能以外の機能の起動制御を行う場合について説明する。なお、以下では、携帯電話101による起動制御の後に、近接無線通信機能とは異なる無線通信機能が起動されて近接無線通信より高速な通信を行う場合について説明するが、高速な無線通信機能は起動されなくてもよい。例えば、近接無線通信程度の低速な無線通信を伴う所定のアプリケーションを実行する場合、そのアプリケーションを実行するための機能が起動される一方で、高速な無線通信機能は起動されなくてもよい。
まず、初期状態として、携帯電話101とデジタルカメラ102とが、近接無線通信105による通信ができない十分遠い距離に配置されているものとする。この状態において、携帯電話101のリーダライタ201は、デジタルカメラ102のタグ301を含む、任意のタグを検出するためのポーリングコマンドを定期的に送信する(F401)。この状態において、ユーザが、携帯電話101及びデジタルカメラ102を、互いが互いの通信範囲内に入るように接近させたとする。
携帯電話101及びデジタルカメラ102が互いの通信範囲内に入ると、携帯電話101のリーダライタ201は、デジタルカメラ102のタグ301からポーリングコマンドに対するレスポンスを受信する。これにより、携帯電話101は、デジタルカメラ102を検出する(F402)。そして、携帯電話101は、検出したデジタルカメラ102に対してリードコマンドを送信し(F403)、デジタルカメラ102のタグ301内のメモリデータを取得する(F404)。
携帯電話101は、取得したメモリデータに基づいて、ホスト起動コマンドの送信要否、すなわち、デジタルカメラ102の近接無線通信機能以外の機能の起動の要否を判定する。そして、携帯電話101は、ホスト起動コマンドの送信が必要と判断すると、デジタルカメラ102に対して、タグ301を介して、そのホスト起動コマンドを送信する(F405)。
デジタルカメラ102は、タグ301を介してホスト起動コマンドを受信すると、そのホスト起動コマンドに対するレスポンスを送信し、メインCPUを起動する(F406)。なお、レスポンスの送信は、メインCPUを起動させた後に行われてもよいし、メインCPUの起動と並行して行われてもよい。
デジタルカメラ102のメインCPUの起動が完了すると、携帯電話101及びデジタルカメラ102は、近接無線通信105より高速な無線通信106の接続を確立する(F407)。そして、デジタルカメラ102において、アプリケーションソフトウェアによる画像の取得等の処理と、その取得した画像の無線通信106による携帯電話101への転送等が実行される(F408)。
(携帯電話の処理)
続いて、起動制御を行う側の装置である、携帯電話101が実行する処理について説明する。図5は、携帯電話101が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、初期状態として、携帯電話101は他の装置との間で近接無線通信105による通信を開始していないものとする。
この状態において、リーダライタ201がタグ301を検出すると(S501)、そのタグ301内に記憶されているメモリデータを読み込む(S502)。このデータには、例えば、デジタルカメラ102の装置ID(識別情報)、メインCPUの起動状態、ホスト起動コマンドへの対応可否、電池残量を示す情報及びデジタルカメラ102が提供する処理の情報、無線パラメータの設定情報が含まれる。なお、これらの情報のうち、少なくともいずれかが含まれているだけであってもよい。
続いて、処理決定部204は、デジタルカメラ102の装置IDが記憶部205に記憶されているか否かを判定する(S503)。デジタルカメラ102の装置IDが未記憶であった場合(S503でNO)、携帯電話101は、処理を終了する。すなわち、予め登録されていない装置IDを有する電子機器に対しては、メインCPUの起動を行わない。このため、相手装置の近接無線通信機能以外の機能を不必要に起動することを防ぐことができる。
なお、デジタルカメラ102の装置IDが記憶されていなかった場合、携帯電話101は、図6のように、タッチパネル103を用いてユーザにデジタルカメラ102との接続を確認し、許可が得られた場合はステップS504に遷移してもよい。さらに、このとき、タッチパネル103の操作待ちの間に近接無線通信105が切断された場合は、ユーザに対して再度近接操作を促す旨の表示を行ってもよい。これにより、タッチパネル103を操作して接続の許可/拒否を携帯電話101に入力する必要があるところ、ユーザは、携帯電話101とデジタルカメラ102を近接させた状態を維持せずに、タッチパネル103を操作することが可能となる。また、ユーザからの許可が得られた場合、携帯電話101は、記憶部305にデジタルカメラ102の装置IDを記憶することで、次回以降の近接時に、ユーザの許可/拒否の入力操作を省略することができる。
デジタルカメラ102の装置IDが記憶されている場合(S503でYES)、処理決定部204は、デジタルカメラ102が提供する処理の情報に基づいて、その処理の実行にデジタルカメラ102のメインCPUの起動が必要かを判定する(S504)。
例えば、無線通信106を介してデジタルカメラ102から画像を取得する処理を実行する場合、デジタルカメラ102の無線通信部304を用いて無線通信106を行うため、デジタルカメラ102のメインCPUの動作が必要となる。一方、インターネットから画像データを取得する処理を実施する場合、タグ301内のメモリデータのURLを参照するために近接無線通信105を行えば足りるため、タグ専用CPUが動作すればよく、デジタルカメラ102のメインCPUの起動は不要である。
なお、本実施形態では、各処理に対するデジタルカメラ102のメインCPUの起動の要否が、携帯電話101において既知であるものとするが、タグ301内のメモリデータにメインCPUの起動の要否に関する情報を含めておいてもよい。その場合、携帯電話101の処理決定部204は、その情報を参照して、メインCPUの起動の要否を判定する。また、携帯電話101は、タグ301内のメモリデータに無線パラメータの設定情報が含まれるか否かに応じてメインCPUの起動の要否を判定してもよい。すなわち、例えば、メモリデータに無線パラメータの設定情報が含まれる場合、携帯電話101は、その無線接続を確立するためにメインCPUを起動すると判定してもよい。
なお、本実施形態では、デジタルカメラ102が提供する処理の情報に基づいて、デジタルカメラ102側のメインCPUの起動の要否が判定されるが、これは別の方法で判定されてもよい。例えば、近接無線通信105の開始前に、携帯電話101内でデジタルカメラ102との間で実行する処理を決定しておき、その処理の内容に応じてデジタルカメラ102のメインCPUの起動の要否を判定してもよい。
また、例えば、処理によらずデジタルカメラ102のメインCPUを起動すべきである場合、その装置IDを記憶部205に記憶しておき、携帯電話101は、S503の判定のみを実行し、S504の判定を省略してもよい。この場合、携帯電話101は、リーダライタ201で検出した相手装置がデジタルカメラ102であることを確認しただけで、デジタルカメラ102のメインCPUを起動することができる。
デジタルカメラ102が提供する処理の実行にメインCPUの起動が必要と判断した場合(S504でYES)、携帯電話101は、タグから取得した情報に基づいて、デジタルカメラ102のメインCPUの起動状態を確認する(S505)。すなわち、携帯電話101は、デジタルカメラ102のメインCPUが既に起動しているか否かを判定する。そして、デジタルカメラ102のメインCPUが起動していない場合(S505でYES)、コマンド生成部203においてホスト起動コマンドを生成し、リーダライタ201は、デジタルカメラ102のタグ301に対してそのコマンドを送信する(S506)。
なお、メインCPUが未起動と判定した場合でも(S505でYES)、S502で取得した情報がデジタルカメラ102の電池残量が所定量以下であることを示す場合、携帯電話101は、ホスト起動コマンドを送信せずに処理を終了してもよい。また、携帯電話101は、電池残量が所定量以下である場合、タッチパネル103を介してメインCPUの起動を許可するか否かをユーザに確認し、拒否された場合にはホスト起動コマンドを送信せずに処理を終了してもよい。これにより、電池残量が少ない場合はホスト起動コマンドを送信しないため、メインCPUの起動および近接無線通信以外の無線通信による電力消費の影響で、デジタルカメラ102の電池残量がなくなることを防ぐことが可能となる。この結果、電池残量不足によってデジタルカメラ102が操作不能に陥ることを回避し、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、S502で取得した情報が、デジタルカメラ102がホスト起動コマンドに非対応であることを示す場合も、携帯電話101は、ホスト起動コマンドを送信せずに処理を終了してもよい。これにより、ホスト起動コマンドに対応するタグと非対応のタグが存在する状況において、相手装置のタグがそのコマンドに非対応の場合に、相手装置にとって未知なコマンドを送信することを防ぐことができる。
S506でデジタルカメラ102のメインCPUが起動すると、携帯電話101とデジタルカメラ102との間でメインCPUによる処理が実行される(S507)。一方、実行される処理にデジタルカメラ102のメインCPUの起動が不要である場合(S504でNO)、又はデジタルカメラ102のメインCPUが起動済みの場合(S505のN)は、メインCPUを起動せずに処理が実行される(S507)。この場合、デジタルカメラ102においては、メインCPUが起動されずに、近接無線通信に関する機能部のみが処理を実行するため、不必要な電力の消費を抑えることが可能となる。
なお、上述の例では、近接無線通信以外の機能が全てメインCPUにより実行される例について説明したが、デジタルカメラ102のうち、機能ごとに起動すべき部分を特定して、その部分のみを起動するようにしてもよい。すなわち、例えば、既に撮像してある画像を転送する動作においては、撮像に関する機能を起動せずに、高速通信機能など、画像転送に関する所定の機能のみを起動するようにしてもよい。また、この場合、どの機能を起動するかは、携帯電話101からタグを通じて受信されるコマンドによって決定されてもよい。
以上のように、本実施形態では、起動制御を行う装置は、近接無線通信により、起動制御をされる側の装置から所定の情報を取得し、その情報に応じて、近接無線通信以外の機能を起動するかを決定する。これにより、起動制御をされる側の装置において、不必要な機能が起動されることを防ぐことが可能となる。
特に、一実施形態では、起動制御を行う装置と起動制御をされる側の装置との間で実行される処理に応じて、起動制御をされる側の装置の所定の機能(例えばメインCPU)を起動するかが決定される。これにより、処理に必要な場合にのみ、電子機器のうち、その機能で使用する部分についての起動を行うことができるようになるため、起動制御をされる側の装置における電力消費を必要な分だけに抑えることが可能となる。
また、近接された相手装置に対して、無条件に相手機器のメインCPUを起動して近接無線通信以外の無線通信にハンドオーバされることがなくなるため、ハンドオーバ先の無線通信に係る電力消費を抑えることもできる。また、近接された相手装置に対して、無条件に近接無線通信以外の無線通信にハンドオーバすることがなくなるため、ユーザの許可を受けていない装置との意図しない接続を回避することができる。
また、例えば、起動制御を受ける側の装置の近接無線通信機能が、相手装置からの信号による直接受電又は誘導起電力により供給される電力で動作できる場合は、内部電源による電力で動作する機能が起動されるまでは、電力消費を極めて小さく抑制できる。すなわち、この場合、相手装置との間の起動制御に必要な情報の送受信と相手装置からのコマンドの受信とを、相手装置からの信号によって供給される電力で行うことができるため、内部電源による機能が起動されるまでは電力消費を大幅に低減することができる。
<<その他の実施形態>>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (25)

  1. 記憶されている情報の他の装置への送信または当該他の装置からの情報の受信を行う第1の機能および前記第1の機能とは異なる第2の機能を有する相手装置の、前記第2の機能の起動を制御する制御装置であって、
    前記第1の機能を介して、前記相手装置から、前記記憶されている情報を取得する取得手段と、
    取得した情報に基づいて、前記第2の機能を起動するかを決定する決定手段と、
    前記第2の機能を起動すると決定した場合、前記第1の機能を介して、前記相手装置へ当該第2の機能を起動するコマンドを送信する送信手段と、
    を有し、
    前記記憶されている情報は前記相手装置が内部に有する電池の残量情報を含み、
    前記決定手段は、前記電池の残量応じて、前記第2の機能を起動するかを決定する、
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記記憶されている情報は前記相手装置を識別する識別情報を含み、
    前記決定手段は、取得した前記識別情報が記憶手段に記憶されているかに応じて、前記第2の機能を起動するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 取得した前記識別情報が前記記憶手段に記憶されていない場合に、前記相手装置の前記第2の機能を起動するかを前記制御装置のユーザに確認する確認手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記決定手段は、取得した情報と前記相手装置に実行させる処理とに基づいて、前記第2の機能を起動するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記記憶されている情報は前記第2の機能が起動しているか否かの情報を含み、
    前記決定手段は、前記第2の機能が起動していない場合に、当該第2の機能を起動するかを決定する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記第2の機能は、前記第1の機能による情報の送信または受信より高速な通信が可能な通信機能を含み、
    前記第2の機能が起動された後に、前記第2の機能と通信を行う通信手段をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記第2の機能は、前記相手装置のCPUの動作を伴って実現される、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記送信手段が前記コマンドを送信することで、前記相手装置を電源オン状態に遷移させる、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記送信手段が前記コマンドを送信することで、前記相手装置のCPUを起動させる
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の制御装置。
  10. 前記第1の機能は、Near Field Communicationのリーダライタ機能である
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の制御装置。
  11. 制御装置であって、
    Near Field Communicationのリーダライタとして通信する第1通信手段と、
    通信相手装置と前記制御装置との距離が前記第1通信手段の通信可能な距離となった場合、前記通信相手装置のタグに記憶される情報であって当該通信相手装置の電池残量情報を、前記第1通信手段を介して受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された情報に基づいて、前記通信相手装置の電池残量が所定量より多い場合、前記通信相手装置を電源オン状態にさせるためのコマンドを、前記第1通信手段を介して送信し、前記通信相手装置の電池残量が前記所定量より少ない場合、前記コマンドを、前記第1通信手段を介して送信しない送信手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  12. 前記送信手段は、前記受信手段により受信される情報が、前記通信相手装置が電源ON状態であることを示す場合、前記コマンドを送信しない、
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記第1通信手段より通信速度が速いまたは前記第1通信手段より通信範囲が広い第2通信手段を更に有し、
    前記第2通信手段は、前記送信手段によって前記コマンドが送信された後に、前記受信手段により受信された無線パラメータに基づいて、前記通信相手装置と通信する、
    ことを特徴とする請求項11又は12に記載の制御装置。
  14. 前記第2通信手段は、画像データを前記通信相手装置から受信する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の制御装置。
  15. 電子機器であって、
    前記電子機器が有する記憶部に他の装置からアクセスされるための、Near Field Communication(NFC)規格に準拠した通信を行う第1通信手段であって、前記電子機器が少なくとも電源オフ状態の際には前記他の装置から供給される電力で動作可能な第1通信手段と、
    前記電子機器が前記電源オフ状態の際に、前記第1通信手段を介して所定のコマンドを受信した場合に電源オン状態に遷移する遷移手段と、
    通信相手装置に前記所定のコマンドの送信を制限させるための情報であって電池残量情報を、前記電子機器の状態に応じて、前記記憶部に記憶させる制御手段と、
    前記電子機器が前記電源オフ状態の際に前記通信相手装置と前記電子機器との距離が前記第1通信手段の通信可能な距離となった場合、前記記憶部に記憶された情報であって、前記制御手段により記憶された前記電池残量の情報を少なくとも含む情報を、前記第1通信手段を介して送信する送信手段と、
    を有すること特徴とする電子機器。
  16. 前記送信手段は、受信したリードコマンドの応答として、前記記憶部に記憶される情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 前記第1通信手段より通信速度が速いまたは前記第1通信手段より通信範囲が広い第2通信手段を更に有し、
    前記第2通信手段は、前記遷移手段により電源オン状態になった場合に、前記記憶部に記憶された無線パラメータに基づいて、前記通信相手装置と通信する、
    ことを特徴とする請求項15又は16に記載の電子機器。
  18. 前記第2通信手段は、画像データを前記通信相手装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
  19. 前記遷移手段は、CPUを起動することで電源オン状態に遷移する
    ことを特徴とする請求項15から18のいずれか1項に記載の電子機器。
  20. 記憶されている情報の他の装置への送信または当該他の装置からの情報の受信を行う第1の機能および前記第1の機能とは異なる第2の機能を有する相手装置の、前記第2の機能の起動を制御する制御装置の制御方法であって、
    取得手段が、前記第1の機能を介して、前記相手装置から、前記記憶されている情報を取得する取得工程と、
    決定手段が、取得した情報に基づいて、前記第2の機能を起動するかを決定する決定工程と、
    送信手段が、前記第2の機能を起動すると決定した場合、前記第1の機能を介して、前記相手装置へ当該第2の機能を起動するコマンドを送信する送信工程と、
    を有し、
    前記記憶されている情報は前記相手装置が内部に有する電池の残量情報を含み、
    前記決定工程では、前記電池の残量応じて、前記第2の機能を起動するかが決定される、
    ことを特徴とする制御方法。
  21. Near Field Communicationのリーダライタとして通信する通信手段を有する制御装置の制御方法であって、
    受信手段が、通信相手装置と前記制御装置との距離が前記通信手段の通信可能な距離となった場合、前記通信相手装置のタグに記憶される情報であって当該通信相手装置の電池残量情報を、前記通信手段を介して受信する受信工程と、
    送信手段が、前記受信工程において受信された情報に基づいて、前記通信相手装置の電池残量が所定量より多い場合、前記通信相手装置を電源オン状態にさせるためのコマンドを、前記通信手段を介して送信し、前記通信相手装置の電池残量が所定量より少ない場合、前記コマンドを、前記通信手段を介して送信しない送信工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  22. 記憶部と、前記記憶部に他の装置からアクセスされるための、Near Field Communication(NFC)規格に準拠した通信を行う通信手段とを有する電子機器の制御方法であって、
    前記通信手段は、前記電子機器が少なくとも電源オフ状態の際には前記他の装置から供給される電力で動作可能であり、
    前記制御方法は、
    遷移手段が、前記電子機器が前記電源オフ状態の際に、前記通信手段を介して所定のコマンドを受信した場合に電源オン状態に遷移する遷移工程と、
    制御手段が、通信相手装置に前記所定のコマンドの送信を制限させるための情報であって電池残量情報を、前記電子機器の状態に応じて、前記記憶部に記憶させる制御工程と、
    送信手段が、前記電子機器が前記電源オフ状態の際に前記通信相手装置と前記電子機器との距離が前記通信手段の通信可能な距離となった場合、前記記憶部に記憶された情報であって、前記制御工程において記憶された前記電池残量の情報を少なくとも含む情報を、前記通信手段を介して送信する送信工程と、
    を有すること特徴とする制御方法。
  23. 記憶されている情報の他の装置への送信または当該他の装置からの情報の受信を行う第1の機能および前記第1の機能とは異なる第2の機能を有する相手装置の、前記第2の機能の起動を制御する制御装置が有するコンピュータに、
    前記第1の機能を介して、前記相手装置から、前記記憶されている情報を取得する取得工程と、
    取得した情報に基づいて、前記第2の機能を起動するかを決定する決定工程と、
    前記第2の機能を起動すると決定した場合、前記第1の機能を介して、前記相手装置へ当該第2の機能を起動するコマンドを送信する送信工程と、
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記記憶されている情報は前記相手装置が内部に有する電池の残量情報を含み、
    前記決定工程では、前記電池の残量応じて、前記第2の機能を起動するかが決定される、
    ことを特徴とするプログラム。
  24. Near Field Communicationのリーダライタとして通信する通信手段を有する制御装置に備えられたコンピュータに、
    通信相手装置と前記制御装置との距離が前記通信手段の通信可能な距離となった場合、前記通信相手装置のタグに記憶される情報であって当該通信相手装置の電池残量情報を、前記通信手段を介して受信する受信工程と、
    前記受信工程において受信された情報に基づいて、前記通信相手装置の電池残量が所定量より多い場合、前記通信相手装置を電源オン状態にさせるためのコマンドを、前記通信手段を介して送信し、前記通信相手装置の電池残量が所定量より少ない場合、前記コマンドを、前記通信手段を介して送信しない送信工程と、
    を実行させるためのプログラム。
  25. コンピュータと、記憶部と、前記記憶部に他の装置からアクセスされるための、Near Field Communication(NFC)規格に準拠した通信を行う通信手段とを有する電子機器において、前記コンピュータに前記電子機器の制御方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記通信手段は前記電子機器が少なくとも電源オフ状態の際には前記他の装置から供給される電力で動作可能であり、
    前記制御方法は、
    前記電子機器が前記電源オフ状態の際に、前記通信手段を介して所定のコマンドを受信した場合に電源オン状態に遷移する遷移工程と、
    通信相手装置に前記所定のコマンドの送信を制限させるための情報であって電池残量情報を、前記電子機器の状態に応じて、前記記憶部に記憶させる制御工程と、
    前記電子機器が前記電源オフ状態の際に前記通信相手装置と前記電子機器との距離が前記通信手段の通信可能な距離となった場合、前記記憶部に記憶された情報であって、前記制御工程において記憶された前記電池残量の情報を少なくとも含む情報を、前記通信手段を介して送信する送信工程と、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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