JP4401974B2 - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、静止画像や動画像を撮像する撮像装置及びその制御方法に関する。
従来より、1枚の撮影画像データから、異なる条件で処理した複数枚の画像を同時に記録可能な撮像装置が知られている。例えば特許文献1には、1枚の撮影画像データに対して異なる圧縮率での符号化を行うなどして得た複数の画像を、複数の記憶装置に分けて保存する撮像装置が開示されている。
特開2001−8088号公報
1枚の撮影画像データを元に複数枚の画像を生成、記録する場合には、1枚の画像のみを記録する場合よりも画像処理や記憶装置への書き込みに要する時間が長くなる。その結果、撮影後に次の撮影ができるようになるまでの時間が延びてしまい、シャッターチャンスを逃してしまったり、連写モードが設定されている場合に連写間隔が長くなってしまうなど、レスポンスが低下し、ユーザーの使い勝手を低下させてしまう虞がある。
本発明はこのような従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、同時に複数の画像を記録可能な撮像装置において、ユーザの使い勝手を考慮した記録動作を行うことを可能とすることを目的とする。
上述の目的は、撮影画像と、当該撮像画像に画像処理効果を適用することにより得られる効果画像との両方を生成、記録する複数同時記録機能を有する撮像装置において、撮像装置の撮影条件又は記録速度に関する条件の少なくとも一方に基づいて、複数同時記録機能の利用を許可するかどうかを判定する判定手段と、判定手段により複数同時記録機能の利用を許可しないと判定された場合には、複数同時記録機能の利用の設定有無にかかわらず効果画像のみを記録するように記録手段を制御する制御手段を有することを特徴とする撮像装置によって達成される。
このような構成により、本発明によれば、少なくとも撮像装置に設定されている撮影条件が予め定めた複数枚同時記録を禁止する条件を満たす場合には複数枚同時記録を禁止するので、ユーザの使い勝手を考慮した記録動作が可能になる。
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
以下の実施形態では、撮像装置の一例としてのデジタルスチルカメラに本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明はデジタルスチルカメラに限らず、画像を電気信号又はデジタルデータとして記録する任意の撮像装置(例えば、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ)及び、このような撮像装置を内蔵もしくは利用可能な任意の装置、例えば、撮像機能を有する情報処理装置(例えば、パーソナルコンピュータ)や撮像機能を有する携帯端末(例えば、携帯電話機)に適用することが可能である。
(構成の説明)
図1は、本実施形態に係るデジタルスチルカメラ(以下、単にデジタルカメラという)の構成例を示すブロック図である。
デジタルカメラ100は、光学系(撮像用レンズ)10を介して被写体像を撮影するように構成されている。光学系10は、ズームレンズとして構成されうる。これにより光学ズーム機能が提供されている。デジタルカメラ100は、更に、撮像素子14によって撮像される画像を画像処理により拡大することによる電子ズーム機能を有するように構成されうる。なお、デジタルカメラ100は、光学ズーム及び電子ズームのいずれか一方の機能のみを有するように構成される場合もある。また、一眼レフ形式のデジタルカメラなどに見られるように、光学系10は交換可能であってもよい。
光学ズーム機能は、光学系10内の駆動機構又はデジタルカメラ100の本体側の駆動機構により、光学系10の変倍用のレンズを駆動することにより実現される。
光学系(撮影用レンズ)10を通る被写体からの光線(レンズの画角内に入射する光線)は、絞り機能を備えるシャッター12の開口を通して撮像素子(例えば、CCDセンサ、CMOSセンサ)14の撮像面に被写体の光学像を形成する。撮像素子14は、この光学像をアナログ画像信号に変換して出力する。A/D変換器16は、撮像素子14から提供されるアナログ画像信号をデジタル画像信号(画像データ)に変換する。撮像素子14及びA/D変換器16は、タイミング発生回路18から提供されるクロック信号や制御信号によって制御される。タイミング発生回路18は、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
画像処理回路20は、A/D変換器16から提供される画像データ又はメモリ制御回路22から提供される画像データに対して画素補間処理や色変換処理等の画像処理を行う。また、画像処理回路20は、撮像画像データに基づいて、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光による自動調光)処理のためのデータを演算して、その演算結果をシステム制御回路50に提供する。システム制御回路50は、この演算結果に基づいて露光制御部40、測距制御部(AF制御部)42を制御し、自動露出やオートフォーカス機能を実現している。更に、画像処理回路20は、撮像画像データに基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も実行する。
メモリ制御回路22は、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。
A/D変換器16から出力される画像データは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、又は、メモリ制御回路22のみを介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。なお、画像表示メモリ24へは、画像表示部28が備える表示器の解像度に応じて画像データを適宜間引きして書き込む。画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換回路26を介して画像表示用のアナログ信号となり、画像表示部28により表示される。画像表示部28の表示器はTFT LCD等で構成される。
画像表示部28に撮像画像を連続的に表示することにより、電子ビューファインダー(EVF)機能が実現される。画像表示部28は、システム制御回路50からの指令によって任意に表示をON/OFFされうる。表示をOFFすることにより、デジタルカメラ100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は、撮影した静止画像や動画像を格納するために使用される。メモリ30は所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶量と読み書き速度速度を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連射撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像データ書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用されうる。
圧縮・伸長回路32は、例えば適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮・伸長する回路であり、メモリ30に格納された画像データを読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理後の画像データをメモリ30に書き込むように構成されうる。
露光制御部40は、システム制御回路50から提供される情報に基づいて、絞り機能を備えるシャッター12を制御する。また、露光制御部40は、フラッシュ(発光装置)48と連携したフラッシュ調光機能も有しうる。フラッシュ48は、フラッシュ調光機能及びAF補助光の投光機能を有する。
測距制御部42は、システム制御回路50から提供される情報に基づいて、光学系10のフォーカシング用レンズを制御する。ズーム制御部44は、光学系10のズーミングを制御する。バリア制御部46は、光学系10を保護するバリア102の動作を制御する。
システム制御回路50は例えばCPUであり、メモリ52に記憶されたプログラムを実行することによりデジタルカメラ100全体を制御する。また、システム制御回路50は、画像表示部28に表示する、撮像条件及び/又は撮像装置の状態などを示すオブジェクト(表示物)を描画する処理等を実行する画像処理部50aを含む。
メモリ52は、システム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム、更には、画像表示部28にオブジェクトを表示するためのオブジェクトデータ等を記憶する。オブジェクトデータは、典型的には、デジタルカメラ100の出荷前にメモリ52に書き込まれうる。オブジェクトデータは、或いは、デジタルカメラ100の出荷後に、電気通信回線を通じてダウンロードされるデータ又は記録媒体に収めてユーザーに提供されるデータに基づいてユーザーによって書き換えられてもよいし、サービスセンター等において書き換えられてもよい。
例えば、LCDやLEDである表示部54及び、例えば、スピーカである音源55は、システム制御回路50におけるプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等により動作状態やメッセージ等を出力するように構成される。表示部54は例えば操作部70近辺の視認し易い位置に、単数或いは複数設置される。また、表示部54の一部は光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54に表示される情報としては、例えば、シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示、時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示、合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、記録媒体書き込み動作表示、等がある。これらの一部又は全部は光学ファインダー104内に表示されうる。
不揮発性メモリ56は、例えばEEPROM等の、電気的に消去・記録可能なメモリである。上述したオブジェクトデータは、不揮発性メモリ56に格納されてもよい。
モードダイヤル60、シャッタースイッチ62及び64、画像表示ON/OFFスイッチ66、フラッシュ設定ボタン68及び操作部70は、システム制御回路50に各種の動作指示を入力するための操作手段を構成し、ボタン、スイッチ、ダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
モードダイアルスイッチ60は、例えば電源オフ、自動撮影モード、撮影モード(動画撮影モード、連写モード、パノラマ撮影モードなど)、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するためのスイッチである。
第1シャッタースイッチ(SW1)62は、シャッターボタン310の操作途中(半押し)でONとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の開始をシステム制御回路50に指示する。
第2シャッタースイッチ(SW2)64は、シャッターボタン310の操作完了(全押し)でONとなり、撮像素子14から画像信号を読み出してA/D変換器16で画像データに変換した後にこれを画像処理回路20で処理してメモリ制御回路22を介してメモリ30に書き込む処理や、メモリ30から画像データを読み出して圧縮・伸長回路32で圧縮しその圧縮された画像データを記録媒体200又は210に書き込む処理を含む一連の処理(撮影)の開始をシステム制御回路50に指示する。
ズーム操作部65は、撮影画角(ズーム倍率或いは撮影倍率)を変更するために撮影者によって操作される操作部であって、例えば、スライド式の操作部材又はレバー式の操作部材とその動作を検知するスイッチ又はセンサとによって構成されうる。
画像表示ON/OFFスイッチ66は、画像表示部28の表示ON/OFF設定用スイッチである。光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、例えばTFT LCD等から成る画像表示部28の表示をOFFして電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
フラッシュ設定ボタン68は、フラッシュの動作モードを設定・変更するボタンである。本実施形態において設定可能なモードは、オート、常時発光、赤目緩和オート、常時発光(赤目緩和)がある。オートは、被写体の明るさに応じて自動的にフラッシュを発光して撮影するモードである。常時発光は、常にフラッシュを発光して撮影するモードである。赤目緩和オートは、被写体の明るさに応じて自動的にフラッシュを発光して撮影するとともに、フラッシュ発光の際には、常に赤目緩和ランプを発光するモードである。常時発光(赤目緩和)は、常に赤目緩和ランプとストロボを発光して撮影するモードである。
操作部70は各種ボタンやタッチパネル等からなり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、圧縮モードスイッチ等がある。
圧縮モードスイッチは、JPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮の圧縮率や、RAWモードでの記録などを設定、選択するためのスイッチである。RAWモードでは、撮像素子が出力するアナログ画像信号をそのままデジタル化したデータ(RAWデータ)を記録する。
なお、本実施形態においてRAWデータとは、撮像素子にて光電変換されたデータをA/D変換しただけのデータのみならず、A/D変換後に可逆圧縮したデータであってもよい。また、A/D変換を施したアナログ画像信号に、少なくともホワイトバランス処理を施していない段階のもの、輝度信号と色信号に分ける色分離処理をしていない段階のもの、色補間処理前の段階のもの等、撮像素子からの出力情報を損失なく維持している状態のデータを指す。また、RAWデータは、デジタル化されたものに限らず、撮像素子から得られるアナログ画像信号そのものでも良い。
本実施形態において、JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。デジタルカメラ100のユーザは、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことができる。
JPEG圧縮のモードにおいては、圧縮伸長回路32が、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、設定された圧縮率に圧縮した後、例えば記録媒体200に記録する。
RAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのままアナログ画像信号を読み出し、A/D変換器16、メモリ制御回路22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを、記録媒体200または210に記録する。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100は、ユーザによる1回の撮影(1枚の撮影画像)に基づいて複数の画像データ記録が可能な複数同時記録が可能である。具体的には、オートブラケットモードに代表される、ホワイトバランスや露出といった撮影条件を段階的に変えた画像データの記録だけでなく、JPEG形式及びRAW形式での記録といったように、データ形式の異なる複数の画像データ記録や、圧縮率の異なる同形式の画像データ記録、所定の画像処理を行った画像データと、行わないオリジナル画像データの記録といったような、撮影後の画像処理内容が異なる画像の記録も含まれる。
電源制御部80は、例えば、電源検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等を含む。そして、電源の有無、電源の種類、電池残量の検出を行い、その検出結果とシステム制御回路50からの指令に従って、DC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、必要なブロックに供給する。電源86は、例えば、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池や、NiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等である。デジタルカメラ100の本体と電源86は、それぞれが有するコネクタ82、84によって接続される。
記録媒体200及び210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、212と、デジタルカメラ100とのインターフェース204、214及びコネクタ206、216を有している。記録媒体200及び210は、媒体側のコネクタ206、216とデジタルカメラ100側のコネクタ92、96とを介してデジタルカメラ100に装着される。コネクタ92、96にはインターフェース90及び94が接続される。記録媒体202、212の装着有無は、記録媒体着脱検知部98によって検知される。
なお、本実施形態ではデジタルカメラ100が記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明しているが、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数を含む任意の数備えることができる。また、系統毎に異なる規格のインターフェース及びコネクタを用いても良い。
インターフェース及び94、そしてコネクタ92及び96としては、例えばPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等、規格に準拠したものを用いることができる。この場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード、等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を相互に転送することができる。
光学ファインダー104は例えばTTLファインダーであり、プリズムやミラーを用いてレンズ10を通じた光束を結像する。光学ファインダー104を用いることで、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに撮影を行うことが可能である。光学ファインダー104内には、表示部54の一部を構成する表示素子、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示を行うための表示素子が配置されうる。
通信回路110は、USB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、RS232C、無線通信等の各種通信機能を提供する。通信回路110には、デジタルカメラ100を他の機器と接続するためのコネクタ112、又は、無線通信機能を提供する際にはアンテナが接続されうる。
(記録設定処理)
次に、図2乃至図4を参照して、本実施形態に係るデジタルカメラ100の記録設定動作について説明する。なお、この処理は、例えばデジタルカメラ100の操作部70に含まれるメニューボタン、メニュー移動(+)ボタン、メニュー移動(−)ボタン等の操作により、記録メニューの表示が指示された際に実行されるものとするが、他の任意のタイミングや操作に応じて行われても良い。
まず、判定手段としてのシステム制御回路50は、デジタルカメラ100の動作モードを、例えばモードダイアル60の設定位置から判別する(ステップS201)。動画撮影モード又は連写モードであればステップS203へ、静止画の単写モードである場合にはステップS209へ進む。本実施形態のデジタルカメラ100は撮影モードとして動画撮影モード、静止画連写モード、静止画単写モードのみを有するため、ステップS201では動画撮影モードでも静止画連写モードでもない場合には自動的に静止画の単写モードであると判定している。
ステップS203では、システム制御回路50内の画像処理部50aが、図3に示すような、複数同時記録を設定するための「オリジナル保存」項目が選択不能とされた設定画面(「記録メニュー」)を、画像表示部28へ表示させる。
ユーザは、この設定画面から所望の設定項目に関する設定を行うことが可能である。なお、図3では、電子ズームのON/OFF、セルフタイマーのON/OFF、撮影画像の電子ファインダー上のクイックプレビュー表示時間及び撮影時に適用する画像処理効果の一例としての色変換処理(例えば撮影画像中に含まれる所定色を他の色に変換する、撮影画像全体をグレースケール画像に変換するなど)のON/OFFの設定が可能となっている場合を示しているが、設定可能な項目はこれらに限定されない。他の項目が含まれていても良いし、これら項目の1つ以上が含まれていなくても良い。また、画像処理効果もまた色変換処理に限定されず、画質の異なる画像を得るような処理も含まれる。
設定画面表示中に例えば操作部70に含まれるセットボタンが押下されると、設定終了と見なして(ステップS205、Y)システム制御回路50は設定内容を例えば不揮発性メモリ56に保存する(ステップS207)。この際、設定画面中設定不能とされていた「オリジナル保存」項目に対応する設定内容は「無し」又は「OFF」であり、複数同時記録は行わないものとの設定内容が保存される。以上で、動画撮影モード及び連写モードにおける記録設定処理は終了する。
一方、静止画単写モードの場合には、ステップS209において、システム制御回路50内の画像処理部50aは、図4に示すような、複数同時記録を設定するための「オリジナル保存」項目が選択可能に含まれる設定画面(「記録メニュー」)を、画像表示部28へ表示させる。
設定画面表示中に例えば操作部70に含まれるセットボタンが押下されると、設定終了と見なして(ステップS211、Y)システム制御回路50は設定内容を例えば不揮発性メモリ56に保存する(ステップS213)。この際、設定画面中の「オリジナル保存」項目に対応する設定内容はユーザの設定に応じて「無し」(又は「OFF」)、或いは「有り」(又は[ON」)の値が保存される。以上で、静止画単写モードにおける記録設定処理は終了する。
(撮影・記録処理)
次に、図5に示すフローチャートを用いて、本実施形態にかかるデジタルカメラ100の撮影・記録処理について説明する。この処理は、例えばシャッターボタンの押下により撮影の開始が指示された際に実行される。
まずシステム制御回路50は、デジタルカメラ100の動作モードを、例えばモードダイアル60の設定位置から判別する(ステップS303)。動画撮影モード又は連写モードであればステップS305へ、静止画の単写モードである場合にはステップS311へ進む。
ステップS305で、システム制御回路50は、不揮発性メモリ56を参照して記録設定の内容を取得して、撮影時の画像処理効果の適用が設定されているかどうかを確認する。そして、設定がなされている場合にはステップS307で、設定された画像処理効果を適用した動画像データを記録媒体200又は210に記録し、画像処理効果を適用しないオリジナル動画像データの記録は行わない。
ステップS307において、システム制御回路50及びメモリ制御回路22は例えば以下のように記録処理を行う。まず、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込むという一連の露光処理を行う。そして、その後、メモリ30に書き込まれているオリジナル画像に対して画像処理回路20により、例えば特開2004−80100号公報に開示されるような周知の色変換処理を適用し、画像処理効果有りの画像データを生成してメモリ30に書き出す。さらに、メモリ30から画像データを読み出し圧縮・伸長回路32で動画記録(動画撮影モード)又は静止画記録(連写モード)に応じた形式の圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む。この時、動画撮影モード又は連写モードで、撮影時の画像処理効果の適用が設定されている場合は、メモリ30に書き込まれているオリジナル画像をメモリ上に残さずに、画像処理効果有りの画像データで書き換えるようにすることにより、メモリ領域の削減が可能である。
以後撮影の中断又は終了が指示されるまで、継続して撮影、記録処理を継続する。
また、ステップS305で、撮影時の画像処理効果の適用が設定されていない場合には、ステップS309において、画像処理効果を適用しないオリジナル動画像又は静止画像データを記録媒体200又は210に記録し、画像処理効果の適用処理は行わない。
つまり、ステップS307における記録動作のうち、メモリ30に記憶されたオリジナル画像データに対して圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む。以後撮影の中断又は終了が指示されるまで、継続して撮影、記録処理を継続する。
ステップS303において撮影モードが静止画単写モードの場合、ステップS311においてシステム制御回路50は不揮発性メモリ56を参照して記録設定の内容を取得して、複数同時記録の設定がなされているか(「有り」又は「ON」であるかどうか)を確認する。そして、設定がなされていない場合には、ステップS305へ移行し、上述したとおりの撮影、記録処理を行う。
複数同時記録の設定がなされている場合には、ステップS313でシステム制御回路50は、ステップS305と同様にして撮影時の画像処理効果の適用が設定されているかどうかを確認する。そして、設定がなされている場合にはステップS315で、設定された画像処理効果を適用した静止画像データと、画像処理効果を適用しないオリジナル静止画像データの両方を記録媒体200又は210に記録する。
ステップS315における撮影、記録処理は基本的にステップS307における連写モードの処理と共通するが、露光処理でメモリ30に書き込まれたオリジナル画像と、画像処理効果を適用した後でメモリ30に書き込まれた画像の両方に対して圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に2枚の画像データを書き込む。
ステップS313において撮影時の画像処理効果の適用が設定されていないことが検出された場合には、ステップS317においてバックアップ記録を行う。つまり、画像処理効果の適用は行わず、記録媒体200或いは210に2枚のオリジナル画像データを書き込む。この際、異なる記録媒体に書き込んでも、同一の記録媒体に書き込んでもよい。
このように、本実施形態によれば、1枚の撮影画像に基づいて複数の画像を同時記録する複数同時記録機能を有する撮像装置において、動画撮影や連写など、処理負荷が大きい状況においては複数同時記録を許可しないことにより、レスポンス及び使い勝手の良い撮像装置を実現することができる。
なお、本実施形態では、本発明の理解を容易にするため、動画撮影モードと連写モードに設定されたときに複数同時記録を不可とした場合について説明した。しかし、次の撮影のシャッターチャンスを逃すことのないように1回の撮影が終了してから次の撮影が開始できるまでの待ち時間を所定時間以下にすることが可能であれば、複数同時記録を禁止する条件については適宜設定することができる。
例えば、記録媒体が高速書き込み可能なタイプであることが検出された場合には、例えば連写モードについては複数同時記録を許可するようにしても良い。この時、記録媒体の書き込み性能(速度)の測定方法として、たとえば起動時に記憶媒体に一定量のダミーデータを書き込んで、書き込み時間を計っておく方法などがある。同様に、通常の撮像素子の画素数よりも少ない画素数での撮影が設定されている場合(VGAサイズが選択された場合等)には連写モードに加えて動画モードであっても複数同時記録を許可するようにしてもよい。
例えば、300万画素(2048x1536)のカメラにおいて、VGAサイズ(640x480)を撮影する場合、リサイズ処理に300万画素よりも時間がかかるが、リサイズ後の信号処理、圧縮、カード書き込みの処理時間は300万画素よりも短いため、トータルの撮影から記録までの時間は300万画素の撮影記録時間よりも短くなる場合がある。このような、処理負荷が大きく同時記録を禁止すべきと考えられる、撮影条件(撮影モードや画素数など)や記録速度に関する条件(記録媒体の書き込み性能など)の組合せは、予めテーブルとして不揮発性メモリ56に記憶しておくことができる。そして、例えば図2のステップS201や図5のステップS303においてこのテーブルを参照し、条件に合致する場合にはそれぞれステップS203、S305へ進むように構成すればよい。
また、本実施形態によれば、動画撮影モードにおいては複数同時記録が禁止されるため、動画撮影中に並行して静止画撮影が可能な撮像装置において、動画撮影中に静止画撮影がなされた場合には、複数同時記録が禁止され、撮像装置全体に対する負荷増大を抑制することができる。
なお、上述の実施形態においては、複数同時記録が禁止される場合、複数同時記録を設定する項目を記録メニューに表示しない、或いは選択不能に表示する(灰色表示など)ことで、ユーザに複数同時記録が許可されないことを通知していた。しかし、「このモードでは複数同時記録の設定が出来ません」、「複数同時記録を行うには静止画単写モードに設定するか、撮影画像サイズを小さくして下さい」等のメッセージなどを記録メニューと同時に表示や音声出力することにより、より積極的にユーザに通知するように構成することも可能である。
<<他の実施形態>>
上述の実施形態では、撮影時の画像処理効果の適用有無と、複数同時記録のオンオフとを独立して設定可能となっていた。しかし、画像処理効果の適用がある場合には複数同時記録を行うものとして取り扱うことも可能である。
この場合、撮影処理は図6に示すフローチャートのようになる。すなわち、まずステップS401で撮影時の画像処理効果の適用有無を確認し、適用がある場合にはステップS403で動画撮影モード又は連写モードであるかどうかを調べる。そして、動画撮影モード又は連写モードである場合には、ステップS405で画像処理効果を適用した動画又は静止画のみを記録する。ステップS403で単写モードであればステップS407で画像処理効果を適用しない撮影画像(オリジナル画像)と、画像処理効果を適用した効果画像の両方を記録する。一方、ステップS401で撮影時の画像処理効果の適用設定がない場合には、通常の動画撮影モード、連写モード及び単写モードでの記録を行う。
このような手順によれば、より単純な処理により複数同時記録の制御を行うことが可能になる。
また、上述した本発明の実施形態における撮像装置を構成する各手段、並びに撮像方法を実現する各ステップは、撮像装置に含まれるコンピュータ(CPU)に制御プログラムを実行させることにより、ソフトウェア的に実現することが可能である。このような制御プログラム及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体もまた本発明に含まれる。
本発明の実施形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100における、記録設定処理の動作を説明するフローチャートである。 図2のステップS203で表示される設定画面の例を示す図である。 図2のステップS209で表示される設定画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100における、撮影処理の動作を説明するフローチャートである。 本発明の別の実施形態に係るデジタルカメラ100における、撮影処理の動作を説明するフローチャートである。

Claims (7)

  1. 撮影画像と、当該撮像画像に画像処理効果を適用することにより得られる効果画像との両方を生成、記録する複数同時記録機能を有する撮像装置において、
    前記撮像装置の撮影条件又は記録速度に関する条件の少なくとも一方に基づいて、前記複数同時記録機能の利用を許可するかどうかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記複数同時記録機能の利用を許可しないと判定された場合には、前記複数同時記録機能の利用の設定有無にかかわらず前記効果画像のみを記録するように記録手段を制御する制御手段を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記判定手段が、前記撮像装置の撮像条件が動画撮影モード又は連写モードである場合には、前記複数同時記録機能の利用を許可しないとの判定を行うことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記判定手段が、前記記録手段の記録速度に応じて前記複数同時記録機能の利用を許可することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 前記判定手段が、動画撮影中に静止画撮影を行う場合には当該静止画撮影に対して前記複数同時記録機能の利用を禁止することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  5. ユーザに設定画面を表示する表示手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記判定手段が前記複数同時記録機能の利用を許可すると判定した場合には、前記設定画面中に前記複数同時記録機能の利用を設定するための項目を選択可能に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記判定手段が前記複数同時記録機能の利用を許可しないと判定した場合、前記表示手段は前記設定画面中に前記複数同時記録機能の利用を設定するための項目を選択可能に表示しないことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 撮影画像と、当該撮像画像に画像処理効果を適用することにより得られる効果画像との両方を生成、記録する複数同時記録機能を有する撮像装置の制御方法において、
    前記撮像装置の撮影条件又は記録速度に関する条件の少なくとも一方に基づいて、前記複数同時記録機能の利用を許可するかどうかを判定する判定工程と、
    前記判定工程により前記複数同時記録機能の利用を許可しないと判定された場合には、前記複数同時記録機能の利用の設定有無にかかわらず前記効果画像のみを記録するように記録手段を制御する制御工程を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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