JP2007277615A - 耐食性に優れた船舶用鋼材 - Google Patents
耐食性に優れた船舶用鋼材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007277615A JP2007277615A JP2006103454A JP2006103454A JP2007277615A JP 2007277615 A JP2007277615 A JP 2007277615A JP 2006103454 A JP2006103454 A JP 2006103454A JP 2006103454 A JP2006103454 A JP 2006103454A JP 2007277615 A JP2007277615 A JP 2007277615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- less
- corrosion resistance
- steel material
- corrosion
- pearlite
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
【解決手段】C:0.01〜0.3%、Si:0.01〜2%、Mn:0.01〜2%、Al:0.005〜0.1%、P:0.01%以下(0%を含まない)、S:0.005%以下(0%を含まない)、Cu:0.01〜1%、Ni:0.01〜1%、およびCr:0.01〜1%を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、面積率で、パーライト:5〜25%、ベイナイト:20%未満、マルテンサイト:10%未満であり、残部がフェライトからなる組織を有し、フェライト粒径が15μm以下であり、パーライトのアスペクト比が3.0〜20である船舶用鋼材。
【選択図】なし
Description
C:0.01〜0.3%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:0.01〜2%、
Mn:0.01〜2%、
Al:0.005〜0.1%、
P:0.01%以下(0%を含まない)、
S:0.005%以下(0%を含まない)、
Cu:0.01〜1%、
Ni:0.01〜1%、および
Cr:0.01〜1%、
を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、
面積率で、パーライト:5〜25%、ベイナイト:20%未満、マルテンサイト:10%未満であり、残部がフェライトからなる組織を有し、
フェライト粒径が15μm以下であり、パーライトのアスペクト比が3.0〜20であることを特徴とする鋼材である。
Cは、材料の強度確保のために必要な元素である。船舶の構造部材として要求される強度を得るためには、0.01%以上含有させる必要がある。しかし0.3%を超えて過剰に含有させると、靱性が劣化する。そこでC量を0.01〜0.3%と定めた。C量の好ましい下限は0.02%であり、より好ましくは0.04%以上である。その好ましい上限は0.28%であり、より好ましくは0.26%以下である。
Siは、脱酸と強度確保のための必要な元素であり、0.01%に満たないと構造部材として要求される強度を確保できない。しかし2%を超えて過剰に含有させると、溶接性が劣化する。そこでSi量を0.01〜2%と定めた。Si量の好ましい下限は0.02%であり、より好ましくは0.05%以上である。その好ましい上限は1.8%であり、より好ましくは1.6%以下である。
Mnも、Siと同様に、脱酸および強度確保のために必要であり、0.01%に満たないと構造部材として要求される強度を確保できない。しかし2%を超えて過剰に含有させると、靱性が劣化する。そこでMn量を0.01〜2%と定めた。Mn量の好ましい下限は0.05%であり、より好ましくは0.10%以上である。その好ましい上限は1.8%であり、より好ましくは1.6%以下である。
Alも、SiおよびMnと同様に、脱酸および強度確保のために必要であり、充分な脱酸のためには、0.005%以上必要である。しかし0.1%を超えて過剰に含有させると、溶接性を害する。そこでAl量を0.005〜0.1%と定めた。Al量の好ましい下限は0.010%であり、より好ましくは0.015%以上である。その好ましい上限は0.09%であり、より好ましくは0.08%以下である。
Pは、耐食性に有害であることに加えて、靱性や溶接性も劣化させる元素であり、その量は、できる限り低いことが好ましい。従ってP量を、0.01%以下、より好ましくは0.005%以下にすることが推奨される。
Sも、Pと同様に、耐食性、靱性および溶接性に有害な元素であり、その量は、できる限り低いことが好ましい。従ってS量を、0.005%以下、より好ましくは0.004%以下にすることが推奨される。
Cuは、耐食性向上に有効な元素である。詳しくは、Cuは、表面錆被膜の緻密性を高める作用を有しており、環境遮断性を高めて耐食性を向上させるのに有効な元素である。この効果を充分に発揮させるためには、0.01%以上含有させることが必要であるが、1%を超えて過剰に含有させると、溶接性や熱間加工性が劣化する。そこでCu量を0.01〜1%と定めた。Cu量の好ましい下限は0.05%であり、好ましい上限は0.9%である。
Niは、耐食性向上に有効である。詳しくは、Niは、腐食環境において緻密な表面錆被膜を形成される作用を有しており、表面錆被膜による腐食抑制効果を発現する元素である。さらにNiは、Cuを含有することによる赤熱脆性を防止する効果を有する。こうした効果を充分に発揮させるためには、0.01%以上含有させることが好ましい。しかし1%を超えて過剰に含有すると溶接性や熱間加工性が劣化する。そこでNi量を0.01〜1%と定めた。Ni量の好ましい下限は0.02%であり、好ましい上限は0.9%である。
Crは、耐食性向上に有効な元素である。詳しくは、Crは、Cuと同様に、表面錆被膜の緻密性を高める作用を有しており、環境遮断性を高めて耐食性を向上させる元素である。また適量のCrは、靭性を向上させるのに有効であり、船舶用鋼材として必要な機械特性を得るためにも必要な元素である。これらの効果を充分に発揮させるためには、0.01%以上含有させることが必要であるが、1%を超えて過剰に含有させると、溶接性や熱間加工性が劣化する。そこでCr量を0.01〜1%と定めた。Cr量の好ましい下限は0.05%であり、好ましい上限は0.8%である。
Ca、Mg、La、CeおよびSeは、耐食性向上に有効な元素であり、必要に応じて含有させることができる。詳しくは、これらは、腐食によって溶解したFeの加水分解によるpH低下を抑制する作用を有する。この作用により、外部への水素イオン拡散が起こりにくい構造的すきま部において、pH低下を抑制して腐食を抑制することによって、殊に耐すきま腐食性を向上させることができる。またMgは、Coと共存させると、耐食性向上に顕著な効果を発揮する。こうした作用を充分に発揮させるために、CaおよびMgは、それぞれ、好ましくは0.0001%以上、より好ましくは0.0005%以上の量で、LaおよびCeは、それぞれ、好ましくは0.0001%以上、より好ましくは0.0003%以上の量で、Seは、好ましくは0.001%以上、より好ましくは0.002%以上の量で含有させることが推奨される。しかしこれらを過剰に含有させると加工性と溶接性とを劣化させる。そこでこれらを含有させる場合、Ca、Mg、LaおよびCe量を、それぞれ0.005%以下、好ましくは0.004%以下に、Se量を、0.1%以下、好ましくは0.05%以下に調整することが推奨される。
Ti、ZrおよびHfは、耐食性向上に有効な元素であり、必要に応じて含有させることができる。詳しくは、これらは、腐食環境において形成される表面錆被膜を安定化させる作用を有しており、表面錆被膜による腐食抑制効果を長期間にわたって発現させるのに有効な元素である。この効果を充分に発揮させるために、Ti、ZrおよびHfを、それぞれ、好ましくは0.005%以上、より好ましくは0.008%以上含有させることが推奨される。しかしこれらの量が過剰になると、溶接性や熱間加工性が劣化する。そこで含有させる場合、Ti、ZrおよびHf量の上限は、それぞれ、0.2%であり、より好ましくは0.15%以下である。
Sb、BiおよびTeは、耐食性向上に有効な元素であり、必要に応じて含有させることができる。詳しくは、これらは、Cu等による錆緻密化作用を助長して耐食性を向上させる元素である。この作用を発揮させるために、SbおよびBiは、それぞれ、好ましくは0.005%以上、より好ましくは0.008%以上の量で、Teは、好ましくは0.001%以上、より好ましくは0.002%以上の量で含有させることが推奨される。しかし過剰に含有させると加工性と溶接性が劣化する。そこで含有させる場合、SbおよびBi量を、それぞれ0.2%以下、好ましくは0.15%以下に、Te量を、0.1%以下、好ましくは0.05%以下に調整することが推奨される。
Coは、耐食性向上に有効な元素であり、必要に応じて含有させることができる。詳しくは、Coは、Niと同様に、腐食環境において緻密な表面錆被膜を形成させる作用を有しており、表面錆被膜による腐食抑制効果を発揮する元素である。特にMgとの共存により、著しい耐食効果が得られる。こうした効果を充分に発揮させるために、Coを、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.02%以上含有させることが推奨される。しかしCo量が過剰になると、溶接性や熱間加工性が劣化する。そこで含有させる場合、Co量の上限は1%であり、より好ましくは0.8%以下である。
NbおよびTaは、結晶粒微細化作用により、フェライト粒径の低減に寄与する元素であり、必要に応じて含有させることができる。これらの作用によりフェライト粒径がさらに低減される結果、耐食性をさらに向上させることができる。この作用を充分に発揮させるために、NbおよびTaを、それぞれ、好ましくは0.003%以上、より好ましくは0.005%以上含有させることが推奨される。しかしこれらの量が過剰になると、鋼材の靱性が劣化する。そこで含有させる場合、NbおよびTa量の上限は、それぞれ0.5%であり、より好ましくは0.4%以下である。
BおよびVは、いずれも強度向上に有効な元素であり、必要に応じて含有させることができる。これらの効果を充分に発揮させるために(殊にBについては焼入性の向上の観点から)、Bは、好ましくは0.0001%以上、より好ましくは0.0003%以上の量で、Vは、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.02%以上の量で含有させることが推奨される。しかしこれらを過剰に含有させると、鋼材の靭性が劣化する。そこで含有させる場合、B量の上限は0.01%であり、より好ましくは0.009%以下であり、V量の上限は0.5%である。
転炉溶製を行った後、連続鋳造法によって、下記表1に示す化学成分組成を有するスラブを作成した。これらのスラブを、表2に示す条件により熱間圧延を行って鋼板を作製した。表2では、熱間圧延前の加熱温度を「加熱温度」と、熱間圧延終了温度を「圧延終了温度」と、熱間圧延での合計圧下率を「圧下率」と、熱間圧延終了から500℃までの冷却速度を「冷却速度」と記載した。
(I)原油タンク側の模擬環境における試験
原油タンカーより採取した原油スラッジと兵庫県加古川市にて採取した天然海水とを体積比で1:1に混合した原油模擬溶媒に、試験片AおよびBを水平に浸漬し、分圧比で5%O2−0.5%H2S−10%CO2(残部N2)の混合ガスを試験槽内に導入した。試験片の個数は、試験片AおよびBとも、それぞれ10個ずつであり、試験期間は1年である。試験終了後に、試験片Aについて、クエン酸水素二アンモニウム水溶液中での陰極電解法(JIS K8284)により鉄錆等の腐食生成物の除去を行った。また試験片Bについても、すきま形成用の小試験片を取り外し、同様の方法で腐食生成物の除去を行った。
該模擬環境にて試験した試験片AおよびBで、耐全面腐食性、腐食均一性および耐すきま腐食性を、表3に示す基準で評価した。腐食試験の結果を表4に示す。
試験片CおよびDを、密閉された腐食試験槽に垂直に設置し、バラストタンク内に海水を導入した期間を想定した「海水浸漬状態」と、原油を搭載してバラストタンク内が空である期間を想定した「高温高湿状態」とを、それぞれ2週間毎に繰り返して適用した。このとき用いた海水は兵庫県加古川市にて採取した天然海水であり、海水温度を30℃に保持した。高温高湿状態では、雰囲気温度40℃、湿度90%RH以上となるように温調および加湿を行った。試験片の個数は、試験片CおよびDとも、それぞれ10個ずつであり、合計の試験期間は1年である。
該模擬環境にて試験した試験片CおよびDで、耐塗膜膨れ性および塗膜疵部耐食性を、表3に示す基準で評価した。腐食試験の結果を表4に示す。
試験片Aで、試験前後の質量変化を平均板厚減少量D−ave(mm)に換算し、試験片10個の平均値を算出して、各供試材の耐全面腐食性を評価した。また、触針式三次元形状測定装置を用いて、試験片Aの最大侵食深さD−max(mm)を求め、D−max/D−aveを算出して、腐食均一性を評価した。
試験片Bで、触針式三次元形状測定装置を用いて、大試験片側のすきま腐食深さを測定し、試験片10個の最大値を最大すきま腐食深さD−crev(mm)として、耐すきま腐食性を評価した。
試験片Cで、適宜観察を行って、塗膜に目視で確認できる膨れが発生するまでの時間(日)を計測し、耐塗膜膨れ性を評価した。
試験片Dで、カット傷に垂直方向の塗膜膨れ幅(mm)をノギスで測定し、試験片10個の最大値を最大膨れ幅として算出し、塗膜疵部耐食性を評価した。
Claims (7)
- C:0.01〜0.3%(質量%の意味、以下同じ)、
Si:0.01〜2%、
Mn:0.01〜2%、
Al:0.005〜0.1%、
P:0.01%以下(0%を含まない)、
S:0.005%以下(0%を含まない)、
Cu:0.01〜1%、
Ni:0.01〜1%、および
Cr:0.01〜1%、
を含有し、残部がFeおよび不可避不純物からなる組成を有し、
面積率で、パーライト:5〜25%、ベイナイト:20%未満、マルテンサイト:10%未満であり、残部がフェライトからなる組織を有し、
フェライト粒径が15μm以下であり、パーライトのアスペクト比が3.0〜20であることを特徴とする耐食性に優れた船舶用鋼材。 - さらにCa:0.005%以下(0%を含まない)、Mg:0.005%以下(0%を含まない)、La:0.005%以下(0%を含まない)、Ce:0.005%以下(0%を含まない)、およびSe:0.1%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含有する、請求項1に記載の船舶用鋼材。
- さらにTi:0.2%以下(0%を含まない)、Zr:0.2%以下(0%を含まない)、およびHf:0.2%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含有する、請求項1または2に記載の船舶用鋼材。
- さらにSb:0.2%以下(0%を含まない)、Bi:0.2%以下(0%を含まない)、およびTe:0.1%以下(0%を含まない)よりなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含有する、請求項1〜3のいずれかに記載の船舶用鋼材。
- さらにCo:1%以下(0%を含まない)を含有する、請求項1〜4のいずれかに記載の船舶用鋼材。
- さらにNb:0.5%以下(0%を含まない)および/またはTa:0.5%以下(0%を含まない)を含有する、請求項1〜5のいずれかに記載の船舶用鋼材。
- さらにB:0.01%以下(0%を含まない)および/またはV:0.5%以下(0%を含まない)を含有する、請求項1〜6のいずれかに記載の船舶用鋼材。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103454A JP4868916B2 (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 耐食性に優れた船舶用鋼材 |
CNB2007100921641A CN100562600C (zh) | 2006-04-04 | 2007-04-02 | 耐腐蚀性优异的船舶用钢材 |
CN2008101729051A CN101413085B (zh) | 2006-04-04 | 2007-04-02 | 耐腐蚀性优异的船舶用钢材 |
KR1020070032897A KR100994606B1 (ko) | 2006-04-04 | 2007-04-03 | 내식성이 우수한 선박용 강재 |
KR1020080102361A KR100992289B1 (ko) | 2006-04-04 | 2008-10-20 | 내식성이 우수한 선박용 강재 |
KR1020090076712A KR20090098775A (ko) | 2006-04-04 | 2009-08-19 | 더블할 구조의 원유 탱커 |
KR1020090076710A KR20090098774A (ko) | 2006-04-04 | 2009-08-19 | 내식성이 우수한 밸러스트 탱크용 강재 및 및 이에 의해 구성된 밸러스트 탱크를 갖는 선박 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006103454A JP4868916B2 (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 耐食性に優れた船舶用鋼材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007277615A true JP2007277615A (ja) | 2007-10-25 |
JP4868916B2 JP4868916B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=38679358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006103454A Expired - Fee Related JP4868916B2 (ja) | 2006-04-04 | 2006-04-04 | 耐食性に優れた船舶用鋼材 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4868916B2 (ja) |
CN (2) | CN100562600C (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031540A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Kobe Steel Ltd | 耐食性に優れたバラストタンク用鋼材および耐久性に優れたバラストタンク |
JP2010126765A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Kobe Steel Ltd | 船舶用鋼材 |
WO2010074307A1 (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンカー用耐食鋼材 |
CN101864544A (zh) * | 2009-04-16 | 2010-10-20 | 株式会社神户制钢所 | 耐酸钢材和燃烧、焚烧设备的排气相关低温构件 |
JP2012255184A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 耐食性に優れた鋼材 |
JP2013007090A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Kobe Steel Ltd | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法、並びに機械構造用部品 |
TWI410503B (zh) * | 2009-01-30 | 2013-10-01 | Jfe Steel Corp | Corrosion resistant steel for crude oil sump and its manufacturing method, and crude oil sump |
WO2015087532A1 (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-18 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンク用鋼材および原油タンク |
WO2015087531A1 (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-18 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンク用鋼材および原油タンク |
JP2015113506A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | Jfeスチール株式会社 | 耐食性に優れる原油タンク用鋼材および原油タンク |
WO2018038198A1 (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Jfeスチール株式会社 | 耐硫酸露点腐食鋼 |
KR20210072615A (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 주식회사 포스코 | 내해수성이 우수한 구조용 강판 및 이의 제조방법 |
CN114807784A (zh) * | 2022-05-11 | 2022-07-29 | 重庆大学 | 一种海洋环境中耐腐蚀断裂的高强钢及制备方法 |
Families Citing this family (29)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5120510B2 (ja) * | 2011-02-25 | 2013-01-16 | Jfeスチール株式会社 | 耐候性に優れた鋼材 |
JP5357994B2 (ja) * | 2011-12-19 | 2013-12-04 | 株式会社神戸製鋼所 | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法 |
CN102492896A (zh) * | 2011-12-29 | 2012-06-13 | 钢铁研究总院 | 一种油轮货油舱上甲板用钢 |
KR101461740B1 (ko) * | 2012-12-21 | 2014-11-14 | 주식회사 포스코 | 재질 및 두께 편차가 작고 내도금박리성이 우수한 열연강판 및 그 제조방법 |
CN103643111A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-03-19 | 铜陵市肆得科技有限责任公司 | 一种泵阀用易加工不锈钢材料及其制备方法 |
CN104131232B (zh) * | 2014-07-25 | 2016-06-01 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种抗海水腐蚀钢管及其制造方法 |
CN104451390A (zh) * | 2014-11-19 | 2015-03-25 | 钢铁研究总院 | 一种表层超细贝氏体船用耐蚀钢及其制造方法 |
CN104711483B (zh) * | 2015-03-31 | 2018-01-12 | 武汉钢铁有限公司 | 一种金相组织稳定的海洋工程用钢及生产方法 |
CN105506480B (zh) * | 2015-11-24 | 2017-12-26 | 钢铁研究总院 | 控制耐腐蚀钢耐大气腐蚀和干湿交替油气腐蚀性能的方法 |
CN105838965A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-08-10 | 安徽合矿机械股份有限公司 | 一种发动机活塞用合金钢材料 |
CN106282794B (zh) * | 2016-08-30 | 2018-10-16 | 南阳汉冶特钢有限公司 | 一种高强度船板钢eq51厚板及生产方法 |
CN106756531A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-05-31 | 李光根 | 一种船用配件及其耐腐蚀处理方法和耐腐蚀船用配件 |
CN106756472A (zh) * | 2016-11-23 | 2017-05-31 | 李光根 | 一种船用配件及其制造方法 |
KR101908819B1 (ko) | 2016-12-23 | 2018-10-16 | 주식회사 포스코 | 저온에서의 파괴 개시 및 전파 저항성이 우수한 고강도 강재 및 그 제조방법 |
CN107858582A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-03-30 | 刘兴满 | 污水处理泵外壳用合金材料 |
CN108531825A (zh) * | 2018-04-16 | 2018-09-14 | 合肥汇之新机械科技有限公司 | 一种耐磨耐冲击的低合金模具材料及其制备方法 |
CN109865806A (zh) * | 2018-06-08 | 2019-06-11 | 江苏沙钢集团有限公司 | 一种薄带连铸345MPa级耐候钢及其生产方法 |
KR102255111B1 (ko) * | 2019-07-31 | 2021-05-24 | 주식회사 포스코 | 내식성이 우수한 배기계용 페라이트계 강판 |
RU2726056C1 (ru) * | 2019-10-31 | 2020-07-08 | Федеральное государственное унитарное предприятие "Центральный научно-исследовательский институт конструкционных материалов "Прометей" имени И.В. Горынина Национального исследовательского центра "Курчатовский институт" (НИЦ "Курчатовский институт" - ЦНИИ КМ "Прометей") | Листовой прокат, изготовленный из высокопрочной стали |
JP6813127B1 (ja) * | 2019-11-13 | 2021-01-13 | 日本製鉄株式会社 | 鋼材 |
CN112695247A (zh) * | 2020-12-08 | 2021-04-23 | 北京科技大学 | 一种海洋工程用耐应力腐蚀低合金高强钢及其制备方法 |
CN112680667B (zh) * | 2020-12-17 | 2021-09-21 | 南京工程学院 | 一种船舶及海工用型钢及其制备方法和应用 |
CN114672729B (zh) * | 2022-03-11 | 2022-11-15 | 钢铁研究总院有限公司 | 一种含高稀土铈含量的耐蚀钢及其精炼控制方法 |
CN114990433B (zh) * | 2022-05-17 | 2023-06-02 | 钢铁研究总院有限公司 | 一种适用于高湿热海洋环境的耐腐蚀钢及其制备方法 |
CN115074488B (zh) * | 2022-07-18 | 2023-12-15 | 江苏顺得利金属有限公司 | 一种防锈且耐腐蚀的辐条及其加工方法 |
CN115261728B (zh) * | 2022-08-08 | 2023-04-11 | 江苏华跃特种设备有限公司 | 一种高压锅炉用耐腐蚀钢管材料及其制备方法 |
CN115505842B (zh) * | 2022-09-05 | 2023-07-04 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种低温服役环境高止裂韧性船舶及海洋工程用结构钢及其生产方法 |
CN115896593B (zh) * | 2022-11-02 | 2024-06-21 | 河钢乐亭钢铁有限公司 | 一种低碳钢连铸板坯鼓泡缺陷的控制方法 |
CN116288073B (zh) * | 2023-05-23 | 2023-07-21 | 北京科技大学 | 高耐蚀含碲不锈钢 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1169992C (zh) * | 2001-11-15 | 2004-10-06 | 住友金属工业株式会社 | 机械结构用钢 |
-
2006
- 2006-04-04 JP JP2006103454A patent/JP4868916B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2007
- 2007-04-02 CN CNB2007100921641A patent/CN100562600C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-04-02 CN CN2008101729051A patent/CN101413085B/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008031540A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Kobe Steel Ltd | 耐食性に優れたバラストタンク用鋼材および耐久性に優れたバラストタンク |
JP4668141B2 (ja) * | 2006-07-31 | 2011-04-13 | 株式会社神戸製鋼所 | 耐食性に優れたバラストタンク用鋼材および耐久性に優れたバラストタンク |
JP2010126765A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Kobe Steel Ltd | 船舶用鋼材 |
WO2010074307A1 (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-01 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンカー用耐食鋼材 |
JP4502075B1 (ja) * | 2008-12-24 | 2010-07-14 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンカー用耐食鋼材 |
JP2010216005A (ja) * | 2008-12-24 | 2010-09-30 | Jfe Steel Corp | 原油タンカー用耐食鋼材 |
CN102264937A (zh) * | 2008-12-24 | 2011-11-30 | 杰富意钢铁株式会社 | 原油轮用耐腐蚀钢材 |
TWI410503B (zh) * | 2009-01-30 | 2013-10-01 | Jfe Steel Corp | Corrosion resistant steel for crude oil sump and its manufacturing method, and crude oil sump |
CN101864544A (zh) * | 2009-04-16 | 2010-10-20 | 株式会社神户制钢所 | 耐酸钢材和燃烧、焚烧设备的排气相关低温构件 |
JP2012255184A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | 耐食性に優れた鋼材 |
JP2013007090A (ja) * | 2011-06-23 | 2013-01-10 | Kobe Steel Ltd | 冷間加工用機械構造用鋼およびその製造方法、並びに機械構造用部品 |
WO2015087531A1 (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-18 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンク用鋼材および原油タンク |
WO2015087532A1 (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-18 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンク用鋼材および原油タンク |
JP2015113507A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | Jfeスチール株式会社 | 耐食性に優れる原油タンク用鋼材および原油タンク |
JP2015113506A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | Jfeスチール株式会社 | 耐食性に優れる原油タンク用鋼材および原油タンク |
JPWO2015087531A1 (ja) * | 2013-12-12 | 2017-03-16 | Jfeスチール株式会社 | 原油タンク用鋼材および原油タンク |
KR101786409B1 (ko) | 2013-12-12 | 2017-10-16 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 원유 탱크 상판 및 저판용 강재 및 원유 탱크 |
KR101786413B1 (ko) | 2013-12-12 | 2017-10-17 | 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 | 원유 탱크 상판 및 저판용 강재 및 원유 탱크 |
WO2018038198A1 (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | Jfeスチール株式会社 | 耐硫酸露点腐食鋼 |
JP6338031B1 (ja) * | 2016-08-25 | 2018-06-06 | Jfeスチール株式会社 | 耐硫酸露点腐食鋼 |
KR20210072615A (ko) * | 2019-12-09 | 2021-06-17 | 주식회사 포스코 | 내해수성이 우수한 구조용 강판 및 이의 제조방법 |
KR102307946B1 (ko) | 2019-12-09 | 2021-09-30 | 주식회사 포스코 | 내해수성이 우수한 구조용 강판 및 이의 제조방법 |
CN114807784A (zh) * | 2022-05-11 | 2022-07-29 | 重庆大学 | 一种海洋环境中耐腐蚀断裂的高强钢及制备方法 |
CN114807784B (zh) * | 2022-05-11 | 2023-01-24 | 重庆大学 | 一种海洋环境中耐腐蚀断裂的高强钢及制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4868916B2 (ja) | 2012-02-01 |
CN101050507A (zh) | 2007-10-10 |
CN101413085A (zh) | 2009-04-22 |
CN100562600C (zh) | 2009-11-25 |
CN101413085B (zh) | 2012-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4868916B2 (ja) | 耐食性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4898543B2 (ja) | 耐ピット性に優れた鋼板およびその製造方法 | |
JP4640529B2 (ja) | 原油タンク用耐食鋼材とその製造方法ならびに原油タンク | |
JP4868917B2 (ja) | 耐食性に優れた原油タンク底板用鋼材 | |
JP4668141B2 (ja) | 耐食性に優れたバラストタンク用鋼材および耐久性に優れたバラストタンク | |
JP2007270196A (ja) | カーゴオイルタンク用鋼材 | |
JP4445444B2 (ja) | 複合耐食性に優れた船舶用鋼材および溶接構造物 | |
KR100992289B1 (ko) | 내식성이 우수한 선박용 강재 | |
JP4616181B2 (ja) | 大入熱溶接時のhaz靱性および耐食性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4502948B2 (ja) | 耐食性および脆性破壊発生特性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4579837B2 (ja) | 耐食性および脆性破壊発生特性に優れた船舶用鋼材 | |
JP2006137963A (ja) | 原油タンク用溶接継手及び原油タンク | |
JP4444924B2 (ja) | 耐食性と母材靭性に優れた船舶用高張力鋼材 | |
JP2008133536A (ja) | 耐食性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4659626B2 (ja) | 耐食性と母材靭性に優れた船舶用高張力鋼材 | |
JP4476928B2 (ja) | 耐食性と母材靭性に優れた船舶用高張力鋼材 | |
JP2008007860A (ja) | 湿潤の大気雰囲気での耐すきま腐食性に優れた船舶用鋼材 | |
JP5143707B2 (ja) | 船舶用鋼材 | |
JP4476926B2 (ja) | 大入熱溶接時のhaz靱性および耐食性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4786995B2 (ja) | 溶接性および耐食性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4476927B2 (ja) | 耐食性と母材靭性に優れた船舶用高張力鋼材 | |
JP4502949B2 (ja) | 耐食性および脆性亀裂停止特性に優れた船舶用鋼材 | |
JP4579838B2 (ja) | 耐食性および脆性亀裂停止特性に優れた船舶用鋼材 | |
JP2010150582A (ja) | 耐食性に優れた原油タンク天井用鋼材、原油タンクおよび原油タンカーの上甲板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111115 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4868916 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141125 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |