JP2007270302A - 耐食性および表面性状に優れた表面処理金属板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の表面処理金属板は、表面処理組成物から得られる表面処理皮膜を金属板の少なくとも片面に備えており、表面処理組成物は、(a)有機樹脂、有機樹脂とSi系無機化合物、有機樹脂とSi系無機化合物とシランカップリング剤、またはSi系無機化合物とシランカップリング剤の成分と、(b)平均粒径5μm以下の多孔質微粒子に防錆成分が内包されたマイクロカプセルとを含有している。マイクロカプセル(b)に含まれる防錆成分は、バナジウム化合物、ジルコニウム化合物、チタン化合物、モリブデン化合物、マンガン化合物、およびコバルト化合物よりなる群から選択される少なくとも一種の金属化合物である。
【選択図】なし
Description
まず、本発明を特徴付ける表面処理組成物について説明する。
皮膜構成成分(a)としては、有機樹脂(a1)、有機樹脂とSi系無機化合物(a2)、有機樹脂とSi系無機化合物とシランカップリング剤(a3)、Si系無機化合物とシランカップリング剤(a4)が挙げられる。
図1に、本発明に用いられるマイクロカプセル(b)の一例を模式的に示す。
金属化合物3としては、バナジウム化合物、ジルコニウム化合物、チタン化合物、モリブデン化合物、マンガン化合物、およびコバルト化合物が挙げられる。これらの金属化合物は、単独で用いても良いし、2種以上を併用しても良い。
本発明の表面処理組成物は、更に、表面処理皮膜に通常添加される成分(例えば、界面活性剤、導電性を付与するための導電性添加剤、増粘剤、消泡剤、分散剤、乾燥剤、安定剤、皮張り防止剤、防黴剤、防腐剤、凍結防止剤など)を含有してもよい。これらは、本発明の作用を損なわない範囲で含まれる。
多孔質微粒子に金属化合物を内包し、マイクロカプセルを作製する方法は特に限定されず、例えば、下記(1)〜(3)の方法を適宜選択して作製することができる。これらの詳細な方法は、例えば、三共出版株式会社発行の「マイクロカプセル−その製法・性質・応用−」などに記載されている。
(1)化学的製法:a)界面重合法、b)in situ重合法、
(2)物理化学的製法:a)コアセルベーション法、b)液中乾燥法、
(3)機械的・物理的製法:a)オリフィス法、b)スプレードライニング法、
c)気中懸濁被覆法、d)ハイブリダンザー法など。
図2に、本発明の表面処理金属板の一例を示す。図2に示すように、本発明の表面処理金属板7は、前述した表面処理組成物から得られる表面処理皮膜6を金属板5の片面に備えている。表面処理皮膜6には、マイクロカプセル1が分散されている。なお、図2には、表面処理皮膜6が金属板5の片面に備えた例を示しているが、これに限定されず、金属板5の両面に設けられていてもよい。また、表面処理皮膜6の上には、他の皮膜が更に設けられていてもよい。
次に、本発明の表面処理組成物を用いて表面処理金属板を作製する方法について説明する。
下記実施例で用いた試験方法は下記の通りである。
JIS Z2371に基づいて塩水噴霧試験を実施し、白錆が5%発生するまでの時間を測定した。ここでは、96時間以上を合格とした。
疵部の耐食性を調べるため、供試材にカッターナイフでクロスカットを入れ、JIS Z2371に基づいて塩水噴霧試験を実施し、白錆が10%発生するまでの時間を測定した。ここでは、48時間以上を合格とした。
供試材にアクリル系塗料(関西ペイント社製「マジクロン1000」)をバーコート塗装した(塗膜厚20μm)後、160℃の温度で20分間焼き付け、後塗装を行った。次に、この供試材を沸騰水に1時間浸漬した後、取り出して1時間放置し、カッターナイフで1mm升目の碁盤目を100升刻んだ。この供試材にテープを貼り付けた後、テープ剥離試験を実施し、塗膜の残存升目数の比率(塗膜残存率)に基づいて下記基準で塗装性を評価した。ここでは、評価基準が◎または○のものを合格(本発明例)とした。
◎:塗膜残存率100%
○:99%以下〜90%以上
△:89%以下〜80%以上
×:79%以下〜70%以上
××:69%以下
供試材の表面にフィラメントテープ(スリオンティック社製#9510)を貼り付け、40℃×RH98%の雰囲気下で168時間保管した後、フィラメントテープを剥がし、皮膜の残存している面積の割合(残存率)を測定した。ここでは、下記基準に基づいて耐テープ剥離性を評価し、◎または○のものを合格(本発明例)とした。
◎:残存率100%
○:残存率90%以上100%未満
△:残存率80%以上90%未満
×:残存率80未満
供試材を恒温恒湿試験機に入れ、温度50℃、相対湿度98%の雰囲気下で186時間放置し、試験前後の色調(色差ΔE)を色差計(日本電色(株)製SZS−Σ90)を用いて測定した。ΔEが小さいほど色調が変化し難い、すなわち、耐変色性に優れていることを意味する。例えば、ΔEが2以上になると、供試材の色調変化が肉眼でも容易に観察される。ここでは、下記基準に基づいて耐変色性を評価し、◎または○のものを合格(本発明例)とした。
◎:ΔE=1未満 (極めて良好)
○:ΔE=1以上2未満(良好)
△:ΔE=2以上3未満(悪い)
×:ΔE=3以上 (極めて悪い)
ここでは、表面処理皮膜中のV、Zr、Mn、Co、Mo、Tiの各元素を、島津製作所製の蛍光X線装置「MXF−2100」を用いて測定し、各元素の蛍光X線強度から、対応する金属化合物を間接的に算出した。例えば、バナジン酸アンモニウム(NH4VO3)の場合、上記の蛍光X線装置を用いて測定されたV元素の含有量W2から、下式に基づいて皮膜中のバナジン酸アンモニウムの含有量W1を算出した。
W1(g/m2)=[W2(mg/m2)×(M1/M2)]/1000・・(1)
式中、
M1=バナジン酸アンモニウムの分子量、
M2=Vの分子量、
を意味する。
ここでは、表面処理組成物中の皮膜構成成分(a)とマイクロカプセル(b)(金属化合物内包多孔質微粒子)との含有比率が耐食性などの特性に及ぼす影響を調べた。本実施例では、表1に示す金属化合物A〜Fと、表2に示す皮膜構成成分[(a1)〜(a4)]を用いた。
多孔質微粒子として、非中空タイプの無機多孔質シリカ微粒子(鈴木油脂工業(株)製「ゴッドボールE−2C」、平均粒径1.0μm)を用い、以下のようにして、表1の金属化合物(A〜F)内包シリカ微粒子のマイクロカプセルを作製した。
まず、表2に示す種々の皮膜構成成分を用い、以下のようにして、有機樹脂(a1)の処理液5種類(a1−1〜a1−5)、有機樹脂とSi系無機化合物(a2)の処理液2種類(a2−1〜a2−2)、有機樹脂とSi系無機化合物とシランカップリング剤(a3)の処理液1種類(a3−1)、及びSi系無機化合物とシランカップリング剤(a4)の処理液2種類(a4−1〜a4−2)を、それぞれ、作製した。
水分散ポリウレタン系樹脂(第一工業製薬社製「スーパーフレックス150」)95%と、ポリイソシアネート系架橋剤(第一工業製薬社製「エラストロンBN77」)5%とを純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
水分散ウレタン変性アクリルスチレン共重合体樹脂(大日本インキ化学社製「ボンコートHY−364」)90%と、ブロック化イソシアネート(大日本インキ化学社製「ウオーターゾルHA−NS」)10%とを純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
水分散ポリオレフィン樹脂(三井化学社製「ケミパールS−120」)95%と、架橋剤としてグリシジル基含有化合物(大日本インキ化学工業社製「エピクロンCR5L」)5%とを純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
水性アクリル樹脂(中央理化学工業社製「リカボンドSA−513」)90%と、架橋剤としてエポキシ樹脂(中央理化学工業社製「EX−8」)10%を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
酸性水溶性樹脂としてポリアクリル酸(日本純薬株式会社製「AC10S」、分子量5000〜6000、pH2.5〜3.5)を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
水分散ポリウレタン系樹脂(第一工業製薬社製「スーパーフレックス150」)75%、ポリイソシアネート系架橋剤(第一工業製薬社製「エラストロンBN77)5質量%、およびコロイダルシリカ(日産化学社製「スノーテックス40」)20%を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
水分散ポリオレフィン樹脂(三井化学社製「ケミパールS−120」)75%、架橋剤としてグリシジル基含有化合物(大日本インキ化学工業社製「エピクロンCR5L」)5%、およびコロイダルシリカ(日産化学社製「スノーテックス40」)20%を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
コロイダルシリカ(日産化学社製「スノーテックス40」)60%、水分散ポリオレフィン樹脂(三井化学社製「ケミパールS−120」)30%、およびシランカップリング剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学製「KBM403」)10%を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
珪酸ソーダ3号(日本化学工業社製)55%、コロイダルシリカ(日産化学社製「スノーテックス40」)35%、およびシランカップリング剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学製「KBM403」)10%を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理液を作製した。
リチウムシリケート(日産化学社製「リチウムシリケート45」)60%、コロイダルシリカ(日産化学社製「スノーテックス40」)25%、およびシランカップリング剤としてγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学製「KBM403」)15%を純水で混合し、樹脂固形分濃度15%の処理組液を作製した。
溶融亜鉛めっき鋼板(Zn付着量45g/m2)の表面に上記の表面処理皮膜処理液をバーコート法(#3)で塗布し、板温90℃で1分間乾燥することにより、付着量1g/m2の表面処理皮膜を備えた表3〜表5の表面処理金属板を得た。表3〜5には、各表面処理皮膜中の金属化合物の量を併記している。この量は、多孔質微粒子の全細孔容積を1.03mL/g、金属化合物の比重を1として算出した値である。
2 多孔質微粒子(マイクロカプセル壁)
3 金属化合物(芯物質)
4 有機樹脂/Si系無機化合物層
5 金属板
6 表面処理皮膜
7 表面処理金属板
Claims (9)
- 表面処理組成物から得られる表面処理皮膜を金属板の少なくとも片面に備えた表面処理金属板であって、
前記表面処理組成物は、
(a)有機樹脂、有機樹脂とSi系無機化合物、有機樹脂とSi系無機化合物とシランカップリング剤、またはSi系無機化合物とシランカップリング剤の皮膜構成成分と、
(b)平均粒径5μm以下の多孔質微粒子に防錆成分が内包されたマイクロカプセルと、を含有し、
前記マイクロカプセル(b)に含まれる前記防錆成分は、バナジウム化合物、ジルコニウム化合物、チタン化合物、モリブデン化合物、マンガン化合物、およびコバルト化合物よりなる群から選択される少なくとも一種の金属化合物であることを特徴とする耐食性および表面性状に優れた表面処理金属板。 - 前記皮膜構成成分(a)と前記マイクロカプセル(b)との比率は、表面処理組成物の固形分100質量部に対し、60〜95質量部:5〜40質量部の範囲内である請求項1に記載の表面処理金属板。
- 前記(a)の有機樹脂は、オレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、スチレン系樹脂、またはこれらの共重合物、またはこれらの変成物である請求項1または2に記載の表面処理金属板。
- 前記(a)のSi系無機化合物は、ケイ酸塩および/またはシリカである請求項1〜3のいずれかに記載の表面処理金属板。
- 前記多孔質微粒子は無機微粒子である請求項1〜4のいずれかに記載の表面処理金属板。
- 前記表面処理組成物は、Crを含まない請求項1〜5のいずれかに記載の表面処理金属板。
- 前記表面処理組成物は、表面のエッチングに用いられる酸性物質を含まない請求項1〜6のいずれかに記載の表面処理金属板。
- 前記表面処理皮膜の付着量は、乾燥重量で0.3〜3g/m2以上である請求項1〜7のいずれかに記載の表面処理金属板。
- 前記表面処理皮膜は、Crを実質的に含まない請求項1〜8のいずれかに記載の表面処理金属板。
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