JP2007259599A - スイッチングレギュレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】出力電圧の変動を防止し、低消費電力で動作するスイッチングレギュレータを提供することを目的とするものである。
【解決手段】PWM制御モードにおけるオンタイミングを決定する発振回路と、PFM制御モードにおけるオン時間を決定する比較電圧源と、前記比較電圧源の電圧と誤差増幅回路の出力電圧のいずれか一方を出力するマルチプレクサとを有する。各制御モードにおいて、比較回路に入力する電圧をこのマルチプレクサにより切り換えることで、PWM制御モードにおけるオンタイミングとPFM制御モードにおけるオン時間を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、軽負荷時に効率良く動作する低消費電力化されたスイッチングレギュレータに関する。
スイッチングレギュレータにおいて、通常時における動作をPWM制御モードとし、軽負荷時における動作をPFM制御モードとする手法は従来から知られている。
PWM制御モードでは、一定周波数により動作させ、一周期におけるオンデューティを変調させて出力電圧を制御する。PFM制御モードでは、オン時間を一定にして、動作周波数を変調させて出力電圧を制御する。また、PFM制御モードでは、ある固定周波数でオンタイミングが制御され、そのオンタイミングをスキップさせることによって擬似的にPFM制御モードとする手法もある。
例えば特許第3647811号公報(特許文献1)には、コンバータの出力電圧を検出し、当該出力電圧の分圧値と、基準電圧源からの基準電圧との差分により生成される誤差出力電圧に基づいて、コンバータの駆動方式をPWM方式から擬似的なPFM方式に、また擬似的なPFM方式からPWM方式に切り換える構成のDC−DCコンバータ回路が開示されている。
特許第3647811号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、擬似的PFM方式を用いているため、固定周波数を出力する発振回路などの消費電力の大きな回路を常に動作させておく必要がある。また、特許文献1に記載の擬似PFM方式では、出力電圧においてリプル電圧が大きくなるという問題点がある。
本発明は、上記のような問題点を鑑みてこれらを解決すべくなされたものであり、出力電圧の変動を防止し、低消費電力で動作するスイッチングレギュレータを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明のスイッチングレギュレータは次の如き構成を採用した。
PWM制御モードと、PFM制御モードと、前記PWM制御モードと前記PFM制御モードを切り替える切替手段とを有するスイッチングレギュレータにおいて、出力電圧に比例した電圧と、第一の比較電圧との誤差を増幅する誤差増幅回路と、スロープ信号を生成するスロープ回路と、前記PFM制御モードにおけるオン時間を決定する第二の比較電圧と、前記第二の比較電圧源と、前記誤差増幅回路の出力電圧のいずれか一方を出力するマルチプレクサと、前記スロープ回路の出力電圧と、前記マルチプレクサの出力電圧とを比較する比較回路と、前記PWM制御モードにおけるオンタイミングを決定する発振回路とを有する構成とすることができる。
これにより、共通の前記誤差増幅回路と前記比較器により、前記PWM制御モードと前記PFM制御モードを実現する。
また、上記目的を達成するために、本発明のスイッチングレギュレータは、さらに、前記PFM制御モードにおけるオン時間が、PWM制御モードにおけるオン時間よりも長い構成とすることができる。
これにより、PWM制御モード及びPFM制御モードの切り替える際にインダクタ電流値を安定させ、動作モードが不要な切り替えを繰り返すことを防止する。
また、前記PFM制御モードにおけるオン時間は、前記第二の比較電圧及び/または前記スロープ信号の傾斜により決定される構成としても良い。
これにより、前記各動作モードにおけるオン時間を回路構成にあわせて適宜設定することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明のスイッチングレギュレータは、さらに、前記PFM動作モードにおいて、前記発振回路を停止させる構成とすることができる。
PFM制御モード時に使用しない発振回路を停止させることで、消費電力を削減する。
また、上記目的を達成するために、本発明のスイッチングレギュレータは、さらに、当該スイッチングレギュレータは遅延手段を有し、前記遅延手段は、前記切替手段からの出力を所定の期間遅延させる構成とすることができる。
また、上記目的を達成するために、本発明のスイッチングレギュレータは、さらに、前記所定の期間は、当該スイッチングレギュレータが所定回数スイッチング動作を繰り返す期間である構成とすることができる。
これにより、前記動作モードを切り替える際に、当該スイッチングレギュレータの動作が切り替え後の動作モードにおける定常状態となってから、前記動作モードを切り替える。
本発明によれば、出力電圧の変動がなく、低消費電力のスイッチングレギュレータを提供すことができる。
本発明のスイッチングレギュレータは、PWM(Pulse Wide Modulation)モード制御におけるオンタイミングを決定する発振回路と、PFM(Pulse Frequency Modulation)制御モードにおけるオン時間を決定する比較電圧源と、前記比較電圧源の電圧と誤差増幅回路の出力電圧のいずれか一方を出力するマルチプレクサとを有する。各制御モードにおいて、比較回路に入力する電圧をこのマルチプレクサにより切り換えることで、PWM制御モードにおけるオンタイミングとPFM制御モードにおけるオン時間を決定する。
以下に図面を参照して本発明の実施例1について説明する。図1は、実施例1のスイッチングレギュレータ100の回路構成図である。
スイッチングレギュレータ100は、負荷が通常のときの動作モードであるPWM制御モードと、負荷が軽負荷のときの動作モードであるPFM制御モードとを有する降圧型スイッチングレギュレータである。スイッチングレギュレータ100は、分圧部101、誤差増幅回路103、スロープ回路105、マルチプレクサ106、比較回路107、発振回路108、論理回路109、PWM/PFM切替回路110、スイッチングトランジスタ111、インダクタ112、出力コンデンサ113、整流ダイオード115で構成されている。
スイッチングレギュレータ100では、スイッチングトランジスタ111がオンのとき、出力電圧Voを出力端子から出力し、それと同時に入出力電位差に相当するエネルギーをインダクタ112に蓄積する。そして、スイッチングトランジスタ111がオフのとき、インダクタ112に蓄積されたエネルギーを出力電圧Voとして出力端子より出力する。これにより、スイッチングレギュレータ100は安定した直流電圧を出力する。
分圧部101は、2つの抵抗が直列に接続されて構成されている。誤差増幅回路103は、分圧部101の出力電圧と比較電圧102の誤差を増幅して出力する。
スロープ回路105は、所定のスロープ信号を生成する。スロープ回路105では、スイッチングトランジスタ111がオンのとき、所定の傾きにインダクタ112のインダクタ電流値116を加えたスロープ信号を発生させ、スイッチングトランジスタ111がオフのとき、予め設定されたオフセット電圧を出力する。
マルチプレクサ106は、誤差増幅回路103の出力電圧と、比較電圧104のいずれか一方をセレクト入力信号に基づいて出力する。マルチプレクサ106では、セレクト入力信号がHレベルのとき、誤差増幅回路103の出力電圧を出力し、セレクト入力信号がLレベルのとき、比較電圧104を出力する。
比較回路107は、スロープ回路105の出力電圧とマルチプレクサ106の出力電圧を比較した結果を出力する。発振回路108は、所定の周波数のクロック信号を出力する。
論理回路109は、PWM/PFM切替回路110の出力信号と、発振回路108の出力信号と、比較回路107の出力信号とから、マルチプレクサ106のセレクト入力信号と、スイッチングトランジスタ111のゲートに印加されてスイッチングトランジスタのオン/オフを制御する制御信号114とを生成する。論理回路109の詳細は後述する。
PWM/PFM切替回路110は、スイッチングレギュレータ100の動作モードをPWM制御モードからPFM制御モードへ、またはPFM制御モードからPWM制御モードへ切り替えるための信号を出力する。
PWM/PFM切替回路110は、インダクタ112のインダクタ電流値116に基づき、負荷が軽負荷の状態でありインダクタ電流が0となるインダクタ電流不連続モードと、負荷が通常の状態でありインダクタ電流が0にならないインダクタ電流連続モードとを検知する。そして、PWM/PFM切替回路110は、インダクタ電流不連続モードを検知すると、動作モードをPFM制御モードへ切り替えるローレベル(以下、Lレベル)の信号を出力する。そして、インダクタ電流連続モードを検知すると、動作モードをPWM制御モードへ切り替えるハイレベル(以下、Hレベル)の信号を出力する。
スイッチングトランジスタ111の一端は電源に接続されて電源電圧Viが印加され、スイッチングトランジスタ111の他端は、整流ダイオード115を介して接地されている。スイッチングトランジスタ111と整流ダイオード115の接続点には、インダクタ112の一端が接続され、インダクタ112の他端は出力端子に接続されている。そして、出力端子と接地間には出力コンデンサ113が配設されている。
分圧部101の一端は接地され、他端はスイッチングレギュレータ100の出力端子に接続されており、分圧部101の出力端子からは出力電圧Voに比例した電圧が出力される。分圧部101の出力端子は誤差増幅回路103の反転入力端子に接続されている。誤差増幅回路103の非反転入力端子には比較電圧102が印加されており、誤差増幅回路103は、分圧部101の出力電圧と比較電圧102の誤差を増幅して出力している。
誤差増幅回路103の出力端子は、マルチプレクサ106の一方の入力端子に接続されて、誤差増幅回路103の出力電圧が印加される。マルチプレクサ106の他方の入力端子には比較電圧104が印加されている。マルチプレクサ106のセレクト入力端子には、論理回路109で生成されるセレクト入力信号が印加される。そして、マルチプレクサ106の出力端子は比較回路107の反転入力端子に接続されており、比較回路107の反転入力端子には、誤差増幅回路103の出力電圧か、比較電圧104のいずれか一方が印加される。
比較回路107の非反転入力端子には、スロープ回路105の出力端子に接続されて、スロープ回路105の出力電圧が印加される。比較回路107の出力端子は、論理回路109の入力端子に接続されている。
論理回路109は、OR回路109a、109bと、NOR回路109c、109d、109eと、インバータ回路109f、109gから構成されている。
OR回路109a、109bのそれぞれの一方の入力端子は比較回路107の出力端子と接続されている。そして、OR回路109aの他方の入力端子は、インバータ回路109fを介してPWM/PFM切替回路110の出力端子と接続され、OR回路109bの他方の入力端子はPWM/PFM切替回路110の出力端子と直接接続されている。そして、OR回路109aの出力端子は、NOR回路109dの一方の入力端子に接続され、OR回路109aの出力信号117が印加されている。
OR回路109bの出力端子はインバータ回路109gの入力端子と、マルチプレクサ106のセレクト入力端子に共通接続されており、それぞれの入力端子には、OR回路109bの出力信号118が印加されている。すなわち、OR回路109bの出力信号118がマルチプレクサ106のセレクト入力信号となる。
NOR回路109c、109dはラッチフリップフロップを構成している。NOR回路109cの一方の入力端子は発振回路108の出力端子と接続され、発振回路108からのクロック信号が入力される。NOR回路109cの出力端子は、NOR回路109dの他方の入力端子に接続されている。そして、NOR回路109cの他方の入力端子と、NOR回路109dの出力端子は共通接続されて、NOR回路109eの一方の入力端子に接続されている。NOR回路109eの一方の入力端子には、NOR回路109dの出力信号119が印加されている。NOR回路109eの他方の入力端子にはインバータ回路109gの出力端子が接続され、インバータ回路109gの出力信号120が印加されている。
そして、NOR回路109eの出力端子はスイッチングトランジスタ111のゲート端子と接続されており、NOR回路109eの出力信号、すなわち論理回路109の出力信号がスイッチングトランジスタ111のオン/オフ制御を行う制御信号114となる。
次に、図2を参照して、PWM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ100の動作を説明する。図2はPWM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ100の動作波形図である。図2に示す状態1とは、スイッチングトランジスタ111がオンの状態を示し、状態2とは、スイッチングトランジスタ111がオフの状態を示す。
PWM制御モードにおいては、PWM/PFM切替回路110の出力信号はHレベルとなる。よって、OR回路109bの一方の入力端子には常にHレベルの信号が印加されるため、OR回路109bの出力信号118はPWM制御モードにおいて常にHレベルとなる。出力信号118はマルチプレクサ106のセレクト入力信号であり、このセレクト入力信号がHレベルであるから、PWM制御モードにおいてマルチプレクサ106は常に誤差増幅回路103の出力電圧を出力する。
まず状態1のときのスイッチングレギュレータ100の動作について説明する。状態1ではスイッチングトランジスタ111がオンであるから、スイッチングトランジスタ111のゲートに印加される制御信号114はLレベルである。
状態1において、インダクタ112のインダクタ電流Ilxが増加し、平滑回路である出力コンデンサ113に電荷が送られて出力電圧Voが上昇する。そのため、誤差増幅回路103の出力電圧は下降する。また、制御信号114がLレベルであるから、スロープ回路105によりスロープ信号が生成されて出力されている。
比較回路107では、誤差増幅回路103の出力電圧とスロープ回路105とから出力されるスロープ信号を比較し、スロープ信号が誤差増幅回路103の出力電圧を上回るとHレベルの信号を出力する。
ここで、比較回路107の信号がHレベルとなると、OR回路109aには、比較回路107からのHレベルの信号と、PWM/PFM切替回路110からの出力信号を反転させたLレベルの信号が入力される。よって、OR回路109aの出力信号117はHレベルとなる。出力信号117がHレベルになると、NOR回路109cとNOR回路109dが構成するラッチフリップフロップの出力信号119はLレベルとなる。またこのとき、OR回路109bの出力信号118は常にHレベルであるから、インバータ回路109gの出力信号120は常にLレベルである。
よって、NOR回路109eには、Lレベルの出力信号119とLレベルの出力信号120が入力されるため、NOR回路109eの出力信号である制御信号114はHレベルとなる。制御信号114がHレベルになると、スイッチングトランジスタ111はオフとなり、図2に示す状態2へ移行する。
状態2において、スイッチングトランジスタ111はオフであるから、インダクタ電流Ilxは減少し、平滑回路である出力コンデンサ113から電荷が抜かれ、出力電圧Voが下降する。そのため、誤差増幅回路103の出力電圧は上昇する。また、制御信号114がHレベルであるから、スロープ回路105はオフセット電圧を出力する。
比較回路107では、誤差増幅回路103の出力電圧とスロープ回路105とから出力されるオフセット電圧を比較する。ここで、スロープ回路105のオフセット電圧は、誤差増幅回路103の出力電圧よりも低いため、比較回路107はLレベルの出力信号を出力する。
状態2において、比較回路107の出力信号がLレベルとなると、論理回路109のOR回路109aとOR回路109bの一方の入力端子に印加される。ここで、OR回路109aには、比較回路107からのLレベルの信号と、PWM/PFM切替回路110からの出力信号を反転させたLレベルの信号が入力される。よって、OR回路109aの出力信号117はLレベルとなる。
しかしながら、NOR回路109cとNOR回路109dが構成するラッチフリップフロップは、発振回路108からクロック信号が入力されるまではLレベルの出力信号を維持するため、NOR回路109dの出力信号119はLレベルのままである。また、このとき出力信号120は常にLレベルであるから、NOR回路109eの出力信号、すなわち制御信号114はHレベルを維持する。
そして、状態2において発振回路108のクロック信号が入力されると、NOR回路109dの出力信号119がHレベルとなり、NOR回路109eの出力信号、すなわち制御信号114がLレベルとなる。制御信号114がLレベルになると、スイッチングトランジスタ111はオンとなり、再び状態1へ移行する。そして、スイッチングレギュレータ100は、状態1と状態2の動作を繰り返す。
次に、図3を参照して、PFM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ100の動作について説明する。図3はPFM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ100の動作波形図である。図3に示す状態3とは、スイッチングトランジスタ111がオンの状態を示し、状態4とは、スイッチングトランジスタ111がオフの状態を示す。また、図3において、比較電圧104を波線、スロープ回路105の出力信号を一点鎖線、マルチプレクサ106の出力信号を太い波線、誤差増幅回路103の出力信号を実線とした。
PFM制御モードにおいては、PWM/PFM切替回路110の出力信号はLレベルとなる。よって、OR回路109bの一方の入力端子には常にLレベルの信号が印加される。そして、OR回路109aの一方の入力端子には、常にHレベルの信号が印加されるので、OR回路109aの出力信号117は常にHレベルとなっている。
また、PFM制御モードでは、負荷が軽負荷であるため、出力側に過剰にエネルギーが送られる。このため、本実施例では誤差増幅回路103の出力電圧は、スロープ回路105のオフセット電圧よりも低くなる。
まず状態3のときのスイッチングレギュレータ100の動作について説明する。状態3では、スイッチングトランジスタ111がオンであるから、スイッチングトランジスタ111のゲートに印加される制御信号114はLレベルである。
状態3において、インダクタ112のインダクタ電流Ilxが増加し、平滑回路である出力コンデンサ113に電荷が送られて出力電圧Voが上昇する。そのため、誤差増幅回路103の出力電圧は下降する。また、制御信号114がLレベルであるから、スロープ回路105によりスロープ信号が生成されて出力されている。
この状態において、比較回路107の出力信号はLレベルであるから、OR回路109a、109bの一方の入力端子にはLレベルの信号が印加されている。ここで、上に述べたようにOR回路109aの出力信号117は常にHレベルとなっている。
OR回路109bには、比較回路107からのLレベルの出力信号と、PWM/PFM切替回路110からのLレベルの出力信号が入力されるため、出力信号118はLレベルとなる。よって、マルチプレクサ106のセレクト入力端子には、Lレベルのセレクト入力信号が印加される。
マルチプレクサ106は、Lレベルのセレクト入力信号が印加されると比較電圧104を出力する。よって、比較回路107の反転入力端子には、比較電圧104が印加される。そして、比較回路107は、この比較電圧104とスロープ回路105とから出力されるスロープ信号を比較し、その結果を出力している。
状態3においては、スロープ信号よりも比較電圧104の方が大きいため、比較回路107はLレベルの出力信号を出力している。比較回路107は、スロープ回路105から出力されるスロープ信号が比較電圧104を上回ると、Hレベルの出力信号を出力する。
ここで、比較回路107の出力信号がHレベルとなると、論理回路109のOR回路109aとOR回路109bの一方の入力端子にはこのHレベルの信号が印加される。よって、OR回路109bには比較回路107からのHレベルの出力信号と、PWM/PFM切替回路110からのLレベルの出力信号とが入力されるため、OR回路109bの出力信号118はHレベルとなる。すなわち、マルチプレクサ106のセレクト入力信号はHレベルとなる。
また、OR回路109aの出力信号117は常にHレベルであるから、NOR回路109cとNOR回路109dが構成するラッチフリップフロップの出力信号119は常にLレベルである。よって、NOR回路109eの一方の入力端子にはLレベルの出力信号119が印加され、NOR回路109eの他方の入力端子には、出力信号118の反転信号であるLレベルの出力信号120が印加される。
よって、NOR回路109eの出力信号、すなわち制御信号114は、Hレベルとなる。制御信号114がHレベルになると、スイッチングトランジスタ111はオフとなり、図3に示す状態4へ移行する。
状態4において、スイッチングトランジスタ111はオフであるから、インダクタ電流Ilxは減少し、平滑回路である出力コンデンサ113から電荷が抜かれ、出力電圧Voが下降する。よって、誤差増幅回路103の出力電圧は上昇する。また、制御信号114がHレベルであるから、スロープ回路105はオフセット電圧を出力する。そして、マルチプレクサ106のセレクト入力信号はHレベルとなっているから、マルチプレクサ106は誤差増幅回路103の出力電圧を出力する。
比較回路107では、誤差増幅回路103の出力電圧とスロープ回路105から出力されるオフセット電圧を比較する。ここで誤差増幅回路103の出力電圧は、スロープ回路105のオフセット電圧よりも低いため、比較回路107はHレベルとなっている。
状態4において、誤差増幅回路103の出力電圧がスロープ回路105のオフセット電圧を上回ると、比較回路107の出力信号はLレベルとなる。
この比較回路107の出力信号がLレベルとなると、論理回路109のOR回路109aとOR回路109bの一方の入力端子にはこのLレベルの信号が印加される。ここで、OR回路109bには、比較回路107からのLレベルの出力信号と、PWM/PFM切替回路110からのLレベルの出力信号が入力されるため、OR回路109bの出力信号118はLレベルとなる。すなわち、マルチプレクサ106のセレクト入力信号は再びLレベルとなる。
また、OR回路109aの出力信号117は常にHレベルであるから、NOR回路109cとNOR回路109dが構成するラッチフリップフロップの出力信号119は常にLレベルである。よって、NOR回路109eの一方の入力端子にはLレベルの出力信号119が印加され、他方の入力端子にはLレベルの出力信号118をインバータ回路109gにより反転させたHレベルの出力信号120が入力される。
よって、NOR回路109eの出力信号、すなわち制御信号114は、Lレベルとなる。制御信号114がLレベルになると、スイッチングトランジスタ111はオフとなり、再び図3に示す状態3へ移行する。そして、スイッチングレギュレータ100は、状態3と状態4の動作を繰り返す。
以上に説明したように、本発明の実施例1では、PFM制御モードおいて、スイッチングトランジスタ111がオンのとき、マルチプレクサ106は比較電圧104を出力し、スイッチングトランジスタ111がオフのとき、マルチプレクサ106は誤差増幅回路103の出力電圧を出力する。
また、本実施例では、PFM制御モードにおいて、論理回路109の構成により、比較回路107の出力信号と、制御信号114と、マルチプレクサ106のセレクト入力信号とが同論理となる。
このような構成により、本発明のスイッチングレギュレータ100では、PWM制御モードとPFM制御モードにおいて、誤差増幅回路と比較回路を共通とすることができる。これにより、複数の誤差増幅回路や比較回路を有する場合に発生する、回路素子毎のオフセット電圧の違いによる出力電圧の変動を防止できる。また、共通の誤差増幅回路と比較回路を用いることにより、回路点数の増大を防ぎ、低消費電力のスイッチングレギュレータを提供することができる。
さらに、本実施例において、さらに消費電力を削減するために、PFM制御モードにおいて発振回路108を停止させても良い。
この場合、発振回路108は、発振回路108の動作をさせるイネーブル信号が入力されるイネーブル信号入力端子(図示せず)を備えていることが好ましい。このイネーブル信号入力端子とPWM/PFM切替回路110の出力端子を接続し、PWM/PFM切替回路110の出力信号を発振回路108のイネーブル信号とする。
例えばPWM制御モードにおいて、PWM/PFM切替回路110の出力信号はHレベルであるから、イネーブル信号入力端子には、発振回路108を動作させるイルネーブル信号が印加される。そして、PWM制御モードにおいては、このイネーブル信号はLレベルとなるから、発振回路108は動作を停止する。
このような構成にすれば、スイッチングレギュレータ100においてさらなる低消費電力化を実現することができる。
以下に図面を参照して本発明の実施例2について説明する。図4は本発明の実施例2のスイッチングレギュレータ200の回路構成図である。
実施例2のスイッチングレギュレータ200は、実施例1のスイッチングレギュレータ100に遅延回路210を設けたものである。図4に示す実施例2のスイッチングレギュレータ200において、図1に示したスイッチングレギュレータ100と同一の構成または機能を有するものについては説明を省略し、図1と同一の符号を付与した。また、本実施例においては、遅延回路210を設けた点のみ実施例1と異なる部分であるから、以下には実施例1と異なる部分のみ説明する。
遅延回路210は、PWM/PFM切替回路110と論理回路109の間に配設されており、この遅延回路210は、動作モードがPWM制御モードからPFM制御モード、あるいはPFM制御モードからPWM制御モードに切り替わるときに動作する。遅延回路210は、インバータ回路211、NOR回路212、NAND回路213、カウンタ回路214、215により構成されている。
NOR回路212は、PWM/PFM切替回路110の出力信号と制御信号114との逆論理和を出力している。このNOR回路212の出力信号は、カウンタ回路214のクロック入力信号となり、PWM/PFM切替回路110の出力信号はカウンタ回路214のリセット入力信号となる。そして、カウンタ回路214の出力信号はカウンタ回路215のリセット入力信号となる。
NAND回路213は、PWM/PFM切替回路110の出力信号と、制御信号114をインバータ回路211により反転させた信号との論理積を出力している。このNAND回路213の出力信号はカウンタ回路215のクロック入力信号となり、カウンタ回路215の出力信号は、遅延回路210の出力信号216として論理回路109へ印加される。この出力信号216は、論理回路109を構成するOR回路109bとインバータ回路109fの入力端子へ印加される。また、本実施例のカウンタ回路214、215は、一度リセットが解除された後、所定回数のクロック信号が入力された後は、再度リセットされるまでHレベルの信号を出力するものとした。
本実施例において、PWM制御モードおよびPFM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ200の動作は、実施例1のスイッチングレギュレータ100と同様であるから説明を省略する。
本実施例では、図5、図6を参照して、動作モードがPWM制御モードからPFM制御モード、あるいはPFM制御モードからPWM制御モードに切り替わるときのスイッチングレギュレータ200の動作について説明する。
図5は、スイッチングレギュレータ200の動作モードがPWM制御モードからPFM制御モードに切り替わったときの状態を説明する動作波形図である。図5において、実線は誤差増幅回路103の出力、一点鎖線は比較電圧104、波線はスロープ回路105の出力、太い波線はマルチプレクサ106の出力を示している。
まず、状態Aについて説明する。状態Aにおいて、インダクタ電流Ilxは0にならないインダクタ電流連続モードであるから、動作モードはPWM制御モードであり、PWM/PFM切替回路110の出力信号はHレベルとなっている。
よって、カウンタ回路214のリセット入力端子にはHレベルの信号が印加され、カウンタ回路214はリセットされている。また、PWM/PFM切替回路110の出力信号がHレベルのとき、NAND回路213の出力信号は常にHレベルであるから、カウンタ回路215の出力信号、すなわち遅延回路210の出力信号216はPWM制御モードにおいて常にHレベルである。よって、論理回路109には常にHレベルの信号が供給され、スイッチングレギュレータ200は実施例1で説明したPWM制御モードにおける動作を行う。
次に、状態Bにおいて、インダクタ電流Ilxが0になるインダクタ電流不連続モードとなるため、PWM/PFM切替回路110はこれを検知し、動作モードをPWM制御モードからPFM制御モードに切り替える。よって、PWM/PFM切替回路110の出力信号は、HレベルからLレベルへ切り替わる。
また、インダクタ電流不連続モードとなるのは、スイッチングトランジスタ111がオフの状態でインダクタ電流Ilxが減少しているときであるから、PWM/PFM切替回路110がインダクタ電流不連続モードを検知するとき、制御信号114はHレベルの状態である。
よって、動作モードがPFM制御モードに切り替わると、NOR回路212にはHレベルの制御信号114と、LレベルのPWM/PFM切替回路110の出力信号が入力され、NOR回路212の出力信号はHレベルとなる。そして、このHレベルの信号がカウンタ回路214のクロック入力端子に印加されると、カウンタ回路214はカウントを開始する。
このとき、NAND回路213には、インバータ回路211によって反転された制御信号114、すなわちLレベルの信号と、PWM/PFM切替回路110のLレベルの出力信号が入力され、NAND回路213の出力信号はHレベルとなっている。このHレベルの出力信号はカウンタ回路215のクロック入力端子に印加されているので、カウンタ回路215の出力信号、すなわち遅延回路210の出力信号216はHレベルを維持している。
状態Cは、カウンタ回路214がカウントを終了した状態である。状態Cにおいて、カウンタ回路214がカウントを終了すると、カウンタ回路214の出力信号がHレベルとなる。このHレベルの信号はカウンタ回路215のリセット入力端子に印加され、カウンタ回路215はリセットされる。よって、カウンタ回路215の出力信号、すなわち遅延回路210の出力信号216はLレベルとなる。
出力信号216がLレベルとなると、論理回路109にLレベルの信号が供給され、スイッチングレギュレータ200は実施例1で説明したPFM制御モードにおける動作を開始する。
このように、遅延回路210によれば、動作モードがPWM制御モードからPFM制御モードに遷移する際に、インダクタ電流不連続モードを検知したのち、PWM/PFM切替回路110の出力信号を所定時間遅延させる。そして、スイッチングレギュレータ200をPWM制御モードで所定時間動作させ、軽負荷における状態が定常状態となってから動作モードをPFM制御モードに切り替えることができる。
また、動作モードをPWM制御モードからPFM制御モードに切り替わる際には、過渡現象が生じたり、出力電圧にリプルが生じたりする。また、このような過渡現象により一時的な軽負荷状態となり、インダクタ電流不連続モードとなったとき、これを検知して発振回路108を停止した場合、再度インダクタ電流が連続モードとなったときに発振回路108の再起動に時間がかかり、応答が遅くなることがある。
本実施例では、遅延回路210により、スイッチングレギュレータ200の状態が定常状態になってから動作モードの切り替えを行うので、一時的な状態の変化に影響されことがなく、このような問題も解決できる。
また、本実施例のスイッチングレギュレータ200では、PWM制御モードからPFM制御モードに遷移する際に、PWM制御モードにおけるオン時間が、PFM制御モードにおけるオン時間よりも短くなるように設定した。すなわち、図5の状態Bにおける期間T1が、状態Cにおける期間T2よりも短くなるようにした。
PFM制御モードにおけるオン時間は、比較電圧104の電位及び/またはスロープ回路105により生成されるスロープ信号の傾斜により決定されるものであり、本実施例においては、PFM制御モードにおけるオン時間がPWM制御モードにおけるオン時間よりも長くなるように比較電圧104の電位を設定した。
また、インダクタ電流不連続状態を検知して動作モードをPWM制御モードからPFM制御モードに切り替える場合、動作モードの切り替え点においてPWM制御モードとPFM制御モードを繰り返す状態が発生する。
そこで、本実施例のように、PFM制御モードにおけるオン時間をPWM制御モードにおけるオン時間に比べて十分長くした場合、PWM制御モードからPFM制御モードに切り替わった時点で、スイッチングレギュレータ200のスイッチングのオン時間が長くなり、一度のスイッチング動作によって、より大きなインダクタ電流Ilx(電荷)が出力側へ送られる。このことにより、出力電圧が増加し、誤差増幅回路103の出力を大きくさげることができるので、PFM制御モード移行時にカウンタ回路215がカウントアップされる回数を減らすことが出来、PWM制御モードへ戻ってしまうことを避けることができる。
また、PWM制御モードからPFM制御モードに切り替わった際には、インダクタ電流値の制御は、長いオン時間で制御から細かなデューティでの制御となる。よって、動作モードがPWM制御モードに切り替わった後に出力側に送られる平均のインダクタ電流値は変わらないが、電流不連続モードの状態にはならず、継続して電流連続モードの状態を得ることができる。
このように、各制御モードにおけるオン時間を制御することにより、動作モードの切り替え点においてPWM制御モードとPFM制御モードの不要な切り替えを繰り返すことを防止し、ヒステリシスを持ったような切り替え動作を行うことができる。
また、図5の状態Cにおいて、動作モードが切り替わった直後は誤差増幅回路103の出力電圧が高くなっている。このため、スイッチングレギュレータ200のオフ時間が短くなりインダクタ電流Ilxが増え、一時的にインダクタ電流が連続モードになる(図5の期間T3)。するとPWM/PFM切替回路110はこれを検知し、PWM制御モードに切り替えるべくHレベルの出力信号を出力する。
すると、カウンタ回路214はリセットされ、カウンタ回路215のクロック入力端子にクロック信号が入力されてカウンタ回路215がカウントを開始する。しかし、期間T3においてスイッチングレギュレータ200はPFM制御モードであり、十分なオン時間による大きなインダクタ電流Ilxを出力している。このためカウンタ回路215のカウントが終了する前に、再度インダクタ電流Ilxは0となり、インダクタ電流不連続モードとなる。PWM/PFM切替回路110はこれを検知し、再びその出力信号をLレベルとするので、出力信号216は遅延回路210の遅延時間が経過する前に再びLレベルとなる。よって、状態Cにおいて遅延回路216の出力信号216はLレベルを維持し、PWM制御モードへの切り替え動作は行わない。
このように、本実施例の遅延回路210によれば、動作モードをPFM制御モードに切り替えた直後に一次的にインダクタ電流Ilxが連続モードになった場合でも、PWM制御モードに切り替わることを防止する。
次に、図6を参照してPFM制御モードからPWM制御モードに切り替わるときのスイッチングレギュレータ200の動作について説明する。図6はスイッチングレギュレータ200の動作モードがPFM制御モードからPWM制御モードに切り替わったときの状態を説明する図である。図6において、実線は誤差増幅回路103の出力、一点鎖線は比較電圧104、波線はスロープ回路105の出力、太い波線はマルチプレクサ106の出力を示している。
状態Dにおいて、スイッチングレギュレータ200はPFM制御モードで動作しており、PWM/PFM切替回路110の出力信号はLレベル、遅延回路210の出力信号216もLレベルである。
状態Eにおいて、インダクタ電流Ilxが0とならないインダクタ電流連続モードとなるため、PWM/PFM切替回路110はこれを検知し、動作モードをPFM制御モードからPWM制御モードに切り替える。よって、PWM/PFM切替回路110の出力信号は、LレベルからHレベルへ切り替わる。
動作モードがPWM制御モードに切り替わると、カウンタ回路214のリセット入力信号はHレベルとなり、カウンタ回路214はリセットされる。カウンタ回路214がリセットされると、カウンタ回路214の出力信号はHレベルからLレベルとなるため、カウンタ回路215のリセット状態が解除される。
ここで本実施例のカウンタ回路は、リセット状態が解除された後、所定回数のクロック信号が入力された後は、再度リセットされるまでHレベルの信号を出力するものである。よって、カウンタ回路215は、状態Eにおいて所定回数のクロック信号が入力された後、Hレベルの出力信号を出力する。すなわち、遅延回路210の出力信号216はHレベルとなり、状態Fに移行する。状態Fでは、論理回路109にHレベルの信号が供給され、スイッチングレギュレータ200は実施例1で説明したPWM制御モードでの動作を開始する。尚、ここでいうクロック信号とは、制御信号114を反転させた信号となる。
このように、遅延回路210によれば、PFM制御モードからPWM制御モードに遷移する際に、インダクタ電流連続モードを検知したのち、PWM/PFM切替回路110の出力信号を所定時間遅延させる。そして、スイッチングレギュレータ200をPFM制御モードで所定時間動作させ、通常負荷における状態が定常状態となってから動作モードをPWM制御モードに切り替えることができる。
また、PWM制御モードにおいては、短いオン時間によるスイッチング動作を繰り返すため、長い周期でのスイッチング動作を行う場合に比べ、出力電圧におけるリプル電圧を低減できる。
なお、本実施例における遅延回路210の遅延時間は、動作モードがPWM制御モードからPFM制御モードに切り替わる場合には、負荷過渡による出力電圧のリンギングなど、出力電圧の変動により不要な動作モードの切り替えを繰り返さない程度に設定することが望ましい。また、動作モードをPFM制御モードからPWM制御モードに切り替える場合は、PWM制御モードへの移行を妨げない程度に設定することが望ましい。
以上に説明したように、本発明では、PWM制御モード時とPFM制御モード時において共通の誤差増幅回路と比較回路を使用しているため、回路素子のオフセット電圧の誤差により生じる出力電圧の変動をなくすことができ、さらに回路点数の増加を防止し、低消費電力で動作可能なスイッチングレギュレータを提供することができる。
さらに、PFM制御モード時に発振回路の動作を停止させることにより、さらなる低消費電力化を実現できる。
また、本発明では遅延回路を設けたことにより、動作モードを切り替えた直後の不安定な動作を回避し、動作が定常状態となってから動作モードの切り替えを行うことができる。
さらに、本発明では、PFM制御モード時のオン時間をPWM制御モード時のオン時間よりも長くすることにより、PWM制御モードからPFM制御モードへ、あるいはPFM制御モードからPWM制御モードへの切り替えを不要に繰り返すことがなく、ヒステリシス特性を持ったような切り替え動作を行うことができる。
以上、各実施例に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施例にあげた構成、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本発明は、PWM制御モードとPFM制御モードを有するスイッチングレギュレータに応用することができる。
実施例1のスイッチングレギュレータ100の回路構成図である。 PWM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ100の動作波形図である。 PFM制御モードにおけるスイッチングレギュレータ100の動作波形図である。 本発明の実施例2のスイッチングレギュレータ200の回路構成図である。 スイッチングレギュレータ200の動作モードがPWM制御モードからPFM制御モードに切り替わったときの状態を説明する図である。 スイッチングレギュレータ200の動作モードがPFM制御モードからPWM制御モードに切り替わったときの状態を説明する図である。
符号の説明
100、200 スイッチングレギュレータ
101 分圧部
102、104 比較電圧
103 誤差増幅回路
105 スロープ回路
106 マルチプレクサ
107 比較回路
108 発振回路
109 論理回路
110 PWM/PFM切替回路
111 スイッチングトランジスタ
112 インダクタ
113 出力コンデンサ
115 整流ダイオード
210 遅延回路
214、215 カウンタ回路

Claims (6)

  1. PWM制御モードと、PFM制御モードと、前記PWM制御モードと前記PFM制御モードを切り替える切替手段とを有するスイッチングレギュレータにおいて、
    出力電圧に比例した電圧と、第一の比較電圧との誤差を増幅する誤差増幅回路と、
    スロープ信号を生成するスロープ回路と、
    前記PFM制御モードにおけるオン時間を決定する第二の比較電圧源と、
    前記第二の比較電圧と、前記誤差増幅回路の出力電圧のいずれか一方を出力するマルチプレクサと、
    前記スロープ回路の出力電圧と、前記マルチプレクサの出力電圧とを比較する比較回路と、
    前記PWM制御モードにおけるオンタイミングを決定する発振回路とを有するスイッチングレギュレータ。
  2. 前記PFM制御モードにおけるオン時間が、前記PWM制御モードにおけるオン時間よりも長いことを特徴とする請求項1に記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 前記PFM制御モードにおけるオン時間は、前記第二の比較電圧及び/または前記スロープ信号の傾斜により決定されることを特徴とする請求項2に記載のスイッチングレギュレータ。
  4. 前記PFM動作モードにおいて、前記発振回路を停止させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
  5. 当該スイッチングレギュレータは遅延手段を有し、
    前記遅延手段は、前記切替手段からの出力を所定の期間遅延させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のスイッチングレギュレータ。
  6. 前記所定の期間は、当該スイッチングレギュレータが所定回数スイッチング動作を繰り返す期間であることを特徴とする請求項5に記載のスイッチングレギュレータ。
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