JP2007243712A - マルチプロジェクション画像の提示装置および提示方法 - Google Patents

マルチプロジェクション画像の提示装置および提示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現する。
【解決手段】マルチプロジェクションシステム100を、12個のプロジェクタ101-1〜101-12をマトリクス状に配置して構成する。投影画像102を12個の領域に分割し、それぞれの領域を各プロジェクタがスクリーン110に投影すべき画像の領域(投影領域)とする。各プロジェクタの投影領域を入力画像信号に基づいて決定し、投影領域に応じて各プロジェクタにおける画像信号の生成、投影中心・範囲を制御する。例えば、各プロジェクタの投影領域を、画素毎の局所ダイナミックレンジを用い、それぞれの投影領域内の局所ダイナミックレンジの総和が等しくなるように決定する。また例えば、各プロジェクタの投影領域を、水平、垂直の短冊領域毎の画像情報量を用い、それぞれの投影領域内の画像情報量が等しくなるように決定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数のプロジェクタを用いてスクリーン上に1つのプロジェクション画像を提示するマルチプロジェクション画像の提示装置および提示方法に関する。詳しくは、この発明は、入力画像信号に基づいて複数のプロジェクタがそれぞれスクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定し、各プロジェクタの投影領域に基づいて、各プロジェクタの画像信号を生成すると共に、各プロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する構成とすることによって、プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現できるようにしたマルチプロジェクション画像の提示装置および提示方法に係るものである。
例えば、特許文献1に記載されているように、複数のプロジェクタを用いてスクリーン上に1つのプロジェクション画像を提示するマルチプロジェクションシステムが従来から提案されている。
図28は、マルチプロジェクションシステム300の模式図を示している。このマルチプロジェクションシステム300は、水平方向に4台、垂直方向に3台、合計12台のプロジェクタ301-1〜301-12がマトリクス状に配置されて構成されている。
図29は、これら12台のプロジェクタ301-1〜301-12によってスクリーン310に投影される投影画像302の一例を示している。この投影画像302は12個の領域302-1〜302-12に等しく分割され、それぞれの領域はプロジェクタ301-1〜301-12のそれぞれがスクリーン310に投影すべき画像の領域(投影領域)とされる。図29において、破線は、12個の投影領域302-1〜302-12の境界を示している。
図30は、プロジェクタ301-1〜301-12と投影領域302-1〜302-12との対応関係が明確となるように、各領域内の画像内容の表示を省略したものである。なお、実際には、隣り合うプロジェクタの投影領域には若干重複する領域(ブレンディング領域)が設けられるが、ここではその領域を省略して示している。
特開2004−15204号公報
図28に示すマルチプロジェクションシステム300では、個々のプロジェクタの投影領域は、投影画像302の内容に依らず、予め決められており不変である。つまり、スクリーン310の単位面積当たりに割り当てられているプロジェクタの台数はどの場所にあっても一定であり、ディスプレイの持つ解像度(解像力)は、スクリーン全面を通して均一である。
しかし、一般的な画像には、図29に示すように、情報量の多い部分(木々、ビル、建物など細かい模様を持つ領域)と情報量の少ない部分(雲のない空など細かい模様の少ない平坦な領域)が、偏在している。
図28に示すマルチプロジェクションシステム300では、そのような画像内の情報量の偏りに関わらず、どの場所も一定の解像度で提示される。すなわち、単位面積当たりの情報量の少ない空の部分も、単位面積当たりの情報量の多い、木々、ビル、建物の部分も、同じ台数のプロジェクタを使って提示される。
この発明の目的は、プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現することにある。
この発明の概念は、
それぞれスクリーンに画像を投影する複数のプロジェクタと、
入力画像信号に基づいて、上記複数のプロジェクタがそれぞれ上記スクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定する投影領域決定部と、
上記入力画像信号および上記投影領域決定部で決定された上記投影領域に基づいて、上記複数のプロジェクタでそれぞれ上記スクリーンに投影すべき画像に対応した画像信号を生成する画像信号生成部と、
上記投影領域決定部で決定された上記投影領域に基づいて、上記複数のプロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する投影制御部と
を備えることを特徴とするプロジェクション画像提示装置にある。
この発明においては、それぞれスクリーンに画像を投影する複数のプロジェクタが備えられる。入力画像信号に基づいて、複数のプロジェクタがそれぞれスクリーンに投影すべき画像の領域が、投影領域として決定される。この場合、投影画像のうち単位面積当たりの情報量の多い部分に割り当てられるプロジェクタの台数は多くなり、逆に投影画像のうち単位面積当たりの情報量の少ない部分に割り当てられるプロジェクタの台数は少なくなるように、各プロジェクタの投影領域が決定される。
例えば、入力画像信号に基づいて、画素毎に、当該画素と周辺の所定数の画素の信号を用いて局所ダイナミックレンジが求められ、そして、各画素の局所ダイナミックレンジに基づき、複数のプロジェクタの投影領域が、それぞれの投影領域内の局所ダイナミックレンジの総和が等しくなるように決定される。
この場合例えば、複数のプロジェクタが水平方向および垂直方向にマトリクス状に配置されており、各プロジェクタの投影領域は以下のように決定される。すなわち、画素毎に、当該画素および周辺の所定数の画素を用いて局所ダイナミックレンジが求められる。そして、画素毎の局所ダイナミックレンジに基づき、局所ダイナミックレンジの累積和が、全画素の局所ダイナミックレンジの総和を垂直方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる水平ライン毎に、この水平ラインが垂直方向の領域境界として決定される。同様に、画素毎の局所ダイナミックレンジに基づき、局所ダイナミックレンジの累積和が、全画素の局所ダイナミックレンジの総和を水平方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる垂直ライン毎に、この垂直ラインが水平方向の領域境界として決定される。この場合、各プロジェクタの投影領域を区切る水平方向および垂直方向の領域境界はそれぞれ連続したものとなる。
例えば、上述の全画素を、上述のように決定された垂直方向の領域境界で区切られる各垂直方向領域内の画素とし、各垂直方向領域のそれぞれで水平方向の領域境界を決定するようにしてもよい。この場合、各プロジェクタの投影領域を区切る垂直方向の領域境界は連続したものとなるが、水平方向の領域境界は垂直方向領域毎に異なったものとなる。
逆に、上述の全画素を、上述のように決定された水平方向の領域境界で区切られる各水平方向領域内の画素とし、各水平方向領域のそれぞれで垂直方向の領域境界を決定するようにしてもよい。この場合、各プロジェクタの投影領域を区切る水平方向の領域境界は連続したものとなるが、垂直方向の領域境界は水平方向領域毎に異なったものとなる。
また例えば、入力画像信号に基づいて、水平方向に並ぶ垂直短冊領域毎に画像情報量が求められると共に垂直方向に並ぶ水平短冊領域毎に画像情報量が求められ、そして、各短冊領域の画像情報量に基づき、複数のプロジェクタの投影領域がそれぞれの投影領域内の画像情報量が等しくなるように決定される。
この場合例えば、複数のプロジェクタが水平方向および垂直方向にマトリクス状に配置されており、各プロジェクタの投影領域は以下のように決定される。すなわち、水平方向に並ぶ垂直短冊領域毎に、水平方向に複数段階に帯域制限された複数の帯域圧縮画像信号および原画像信号を用いて画像情報量が求められる。そして、垂直短冊領域毎の画像情報量に基づき、画像情報量の累積和が全垂直短冊領域の画像情報量の総和を水平方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる所定垂直ライン毎に、この垂直ラインが水平方向の領域境界として決定される。
同様に、垂直方向に並ぶ水平短冊領域毎に、垂直方向に複数段階に帯域制限された複数の帯域圧縮画像信号および原画像信号を用いて画像情報量が求められる。そして、水平短冊領域毎の画像情報量に基づき、画像情報量の累積和が全水平短冊領域の画像情報量の総和を垂直方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる所定水平ライン毎に、この水平ラインが垂直方向の領域境界として決定される。この場合、各プロジェクタの投影領域を区切る水平方向および垂直方向の領域境界はそれぞれ連続したものとなる。
例えば、上述の全垂直短冊領域を、上述のように決定された垂直方向の領域境界で区切られる各垂直方向領域内の垂直短冊領域とし、各垂直方向領域のそれぞれで水平方向の領域境界を決定するようにしてもよい。この場合、各プロジェクタの投影領域を区切る垂直方向の領域境界は連続したものとなるが、水平方向の領域境界は垂直方向領域毎に異なったものとなる。
逆に、上述の全水平短冊領域を、上述のように決定された水平方向の領域境界で区切られる各水平方向領域内の水平短冊領域とし、各水平方向領域のそれぞれで垂直方向の領域境界を決定するようにしてもよい。この場合、各プロジェクタの投影領域を区切る水平方向の領域境界は連続したものとなるが、垂直方向の領域境界は水平方向領域毎に異なったものとなる。
上述のように決定された各プロジェクタの投影領域に基づいて、入力画像信号から、各プロジェクタでそれぞれスクリーンに投影すべき画像に対応した画像信号が生成される。各プロジェクタは、このように生成された画像信号を用いて、投影すべき画像を得ることになる。
上述したように決定された各プロジェクタの投影領域に基づいて、各プロジェクタの投影中心および投影範囲が制御される。投影中心の移動は、例えばレンズシフト機構、ミラーを利用した機構などで達成可能である。また、投影範囲の変化は、ズーム機構、および円柱ミラーあるいはシリンドリカルレンズを利用したアスペクト比変更機構などで達成可能である。各プロジェクタの投影中心および撮影範囲が制御されることで、各プロジェクタの投影領域の画像はそれぞれスクリーンの正しい位置に投影される。
上述したように入力画像信号に基づいて複数のプロジェクタがそれぞれスクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定し、各プロジェクタの投影領域に基づいて、各プロジェクタの画像信号を生成すると共に、各プロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する構成とすることで、投影画像のうち単位面積当たりの情報量の多い部分に割り当てられるプロジェクタの台数は多くなり、逆に投影画像のうち単位面積当たりの情報量の少ない部分に割り当てられるプロジェクタの台数は少なくなるため、プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現することが可能となる。
この発明によれば、入力画像信号に基づいて複数のプロジェクタがそれぞれスクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定し、各プロジェクタの投影領域に基づいて、各プロジェクタの画像信号を生成すると共に、各プロジェクタの投影中心および投影範囲を制御するものであり、プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現できる。
この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としてのプロジェクションシステム(プロジェクション画像提示装置)100の模式図を示している。
このマルチプロジェクションシステム100は、水平方向に4台、垂直方向に3台、合計12台のプロジェクタ101-1〜101-12がマトリクス状に配置されて構成されている。
図2は、これら12台のプロジェクタ101-1〜101-12によってスクリーン110に投影される投影画像102の一例を示している。この投影画像102は12個の領域102-1〜102-12に分割され、それぞれの領域はプロジェクタ101-1〜101-12のそれぞれがスクリーン110に投影すべき画像の領域(投影領域)とされる。図2において、破線は、12個の投影領域102-1〜102-12の境界を示している。
本実施の形態において、この12個の投影領域102-1〜102-12は後述するように入力画像信号に基づいて決定される。この場合、投影画像102のうち単位面積当たりの情報量の多い部分に割り当てられるプロジェクタの台数は多くなり、逆に投影画像102のうち単位面積当たりの情報量の少ない部分に割り当てられるプロジェクタの台数は少なくなるように、各プロジェクタの投影領域が決定される。
図3は、プロジェクタ101-1〜101-12と投影領域102-1〜102-12との対応関係が明確となるように、各領域内の画像内容の表示を省略したものである。なお、実際には、隣り合うプロジェクタの投影領域には若干重複する領域(ブレンディング領域)が設けられるが、ここでは説明を簡単にするため、その領域を省略して示している。
図4は、マルチプロジェクションシステム100の構成を示すブロック図である。
このマルチプロジェクションシステム100は、入力端子121と、投影領域決定部122と、画像信号生成部123と、投影中心・範囲制御部124とを有している。
入力端子121は、投影画像102(図2参照)に対応した入力画像信号Vinを入力するための端子である。ここで、プロジェクタ101-1〜101-12が例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子で構成され、このLCDの画素が水平方向にNh(例えば1024)、垂直方向にNv(例えば768)であるとき、入力画像信号Vinは、例えば、水平方向に4Nhより大きなNx、垂直方向に3Nvより大きなNyの、Nx×Nyの各画素に対応した画素信号を有するものとされる。
投影領域決定部122は、入力端子121に入力された入力画像信号Vinに基づいて、プロジェクタ101-1〜101-12がそれぞれスクリーン110(図1参照)に投影すべき画像の領域(投影領域)を決定する。この投影領域決定部122における投影領域の決定方法については、後述する。
画像信号生成部123は、入力端子121に入力された入力画像信号Vinおよび投影領域決定部122で決定されたプロジェクタ101-1〜101-12の投影領域に基づいて、各プロジェクタでそれぞれスクリーン110に投影すべき画像に対応した画像信号V-1〜V-12を生成する。この画像信号生成部123で生成された画像信号V-1〜V-12はそれぞれプロジェクタ101-1〜101-12に供給される。プロジェクタ101-1〜101-12では、それぞれ、このように供給される画像信号V-1〜V-12を用いて、投影すべき画像が得られる
この画像信号生成部123における画像信号の生成方法について、図5A,Bを用いて説明する。なお、図5A,Bにおいて、「○」は画素を示している。
図5Aに示すように、入力画像信号Vinの画素数は、水平方向にNx、垂直方向にNyであって、0〜vmまでのNy(=vm+1)本の水平ラインが存在すると共に、0〜hmまでのNx(=hm+1)本の垂直ラインが存在する。
上述の投影領域決定部122で、X1,X2,X3の垂直ラインが水平方向の領域境界として決定され、またY1,Y2の水平ラインが垂直方向の領域境界として決定された場合について考える。この場合、プロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12は、図5Aに示すように、X1,X2,X3の垂直ラインおよびY1,Y2の水平ラインによって区切られたものとなる。
画像信号生成部123では、入力画像信号Vinにおける投影領域102-1〜102-12に含まれる画素の画素信号から、それぞれ、図5Bに示すように、プロジェクタ101-1〜101-12に供給すべき画像信号V-1〜V-12を構成する、例えば1024×768個の画素の画素信号が例えば従来周知の補間処理により生成される。例えば、プロジェクタ101-1に供給すべき画像信号V-1については、入力画像信号Vinにおける投影領域102-1に含まれる(X1+1)×(Y1+1)個の画素の画素信号から、1024×768個の画素の画素信号が生成される。
投影中心・範囲制御部124は、投影領域決定部122で決定されたプロジェクタ101-1〜101-12の投影領域に基づいて、各プロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する。この場合、プロジェクタ101-1〜101-12で得られる上述した画像信号V-1〜V-12による画像が、それぞれ、スクリーン110の、上述したプロジェクタ101-1〜101-12の投影領域に対応した正しい位置(投影中心、投影範囲)に投影されるように制御される。
図6は、スクリーン110上で、破線位置から一点鎖線位置に、画像の投影中心を移動した例を示している。また、図7は、スクリーン110上で、破線位置から一点鎖線位置に、あるいは破線位置から二点鎖線位置に、画像の投影範囲を変化させた例を示している。
投影中心の移動は、従来周知のプロジェクタに備わっているレンズシフト機構、あるいはミラーを利用した機構などで達成される。
図8は、レンズシフト機構による投影中心の移動を示している。水平方向にレンズシフトをすることで、投影中心を水平方向に移動できる。また、垂直方向にレンズシフトをすることで、投影中心を垂直方向に移動できる。このようなレンズシフト機構を採用する場合、投影中心・範囲制御部124は、投影中心の移動情報に対応した距離だけ、水平方向、垂直方向のいずれかあるいは双方のレンズシフトが行われるように、プロジェクタにおけるレンズシフト機構を制御する。
また、図9は、ミラーを利用した機構による投影中心の移動を示している。ミラーの水平方向への回転、あるいは垂直方向への回転により、投影中心を水平方向、あるいは垂直方向に移動できる。このようなミラーを利用した機構を採用する場合、投影中心・範囲制御部124は、投影中心の移動情報に対応した角度だけ、ミラーを水平方向、垂直方向のいずれかあるいは双方に回転するようにミラーの回転角度を制御する。
ただし、ミラーを利用した機構による撮影中心の移動では、図10Aに示すように、プロジェクタで得られる画像(プロジェクタ画像)が長方形状にあるとき、スクリーン110に投影される画像(投影画像)は台形状となって歪んだものとなる。そのため、この場合には、図10Bに示すように、投影中心の移動に対応して、画像処理を行ってプロジェクタ画像に予め台形状の歪みを与えておくようにする。これにより、スクリーン110への投影画像を長方形状の歪みのないものとできる。
投影範囲の変化は、ズーム機構および円柱ミラーあるいはシリンドリカルレンズを利用したアスペクト比変更機構などで達成される。投影中心・範囲制御部124は、投影範囲の情報に対応して、ズーム率およびアスペクト比を制御する。図11に示すように、アスペクト比の制御とズーム率の制御を組み合わせることで、任意の投影範囲に制御することが可能となる。この場合、ズーム率により投影範囲の大きさが変化し、またアスペクト比により投影範囲の形が変化する。
例えば、アスペクト比変更機構は、円柱ミラーを使用して構成される。この場合、円柱ミラーの曲率を変化させることで、アスペクト比を変更できる。また例えば、アスペクト比変更機構は、多くのアスペクト変更用のシリンドリカルレンズを使用して構成される。この場合、使用するシリンドリカルレンズを切り替えることで、アスペクト比を変更できる。
次に、投影領域決定部122における投影領域の決定方法について説明する。ここでは、第1、第2の2つの方法を説明する。
「第1の方法の説明」
まず、入力画像信号Vinに基づいて、画素毎に、当該画素と周辺の所定数の画素の信号を用いて局所ダイナミックレンジ(局所DR)を求める。例えば、図12に示すように、注目画素P0と周辺の8画素P1〜P8の信号(画素信号)を用い、最小値MINと最大値MAXとの差(MAX−MIN)を局所DRとする。この意味で、投影領域決定部122は、ダイナミックレンジ算出部を有している。
次に、画像全体、つまり全画素の局所DRの総和Sを求める。例えば、図13Aに示すような画像に対して、図13Bに示すように総和Sが求められる。
次に、局所DRの累積和が、全画素の局所DRの総和Sを垂直方向に並ぶプロジェクタの個数、本実施の形態では3で割った値となる水平ライン毎に、この水平ラインを垂直方向の領域境界として決定する。例えば、図14Aに示すような画像に対して、局所DRの累積和がS/3(図14B)となる水平ライン毎に、垂直方向の領域境界Y1,Y2が決定される。この意味で、投影領域決定部122は、垂直方向境界決定部を有している。
次に、局所DRの累積和が、全画素の局所DRの総和Sを水平方向に並ぶプロジェクタの個数、本実施の形態では4で割った値となる垂直ライン毎に、この垂直ラインを水平方向の領域境界として決定する。この意味で、投影領域決定部122は、水平方向境界決定部を有している。
以上のようにして、プロジェクタ101-1〜101-12がそれぞれスクリーン110に投影すべき領域(投影領域)102-1〜102-12を区切るための、水平、垂直の各方向の領域境界が決定される。このように決定された水平、垂直の各方向の領域境界で区切られるプロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12にあっては、それぞれの領域の局所DRの総和がほぼ等しくなる。還元すれば、投影領域決定部122は、水平、垂直の各方向の領域境界を、プロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12の局所DRの総和が等しくなるように決定する。
図15のフローチャートは、上述した第1の方法による投影領域の決定動作を示している。
まず、ステップST1で、動作を開始し、ステップST2で、1画面分の画像信号Vinを入力する。そして、ステップST3で、画像全体、つまり全画素を走査し、この全画素の局所DRの総和Sを算出する。
次に、ステップST4で、総和Sを垂直方向のプロジェクタの台数で割った平均値Aを算出する。そして、ステップST5で、水平ラインのライン番号を示すvを0に設定し、また累積和を0にリセットする。
次に、ステップST6で、ライン番号vが最大ライン番号Vmより大きいか否か、つまりv>vmであるか否かを判定する。v>vmでないときは、ステップST7に進む。このステップST7では、v番目の水平ラインを走査し、局所DRの総和を算出する。そして、ステップST8で、ステップST7で算出された総和を累積和に足し込む。
次に、ステップST9で、累積和がステップST4で求めた平均値Aより小さいか否かを判定する。累積和が平均値Aより小さいときは、ステップST10で、ライン番号vを1だけ増加し、その後にステップST6に戻る。これにより、次の水平ラインについて、局所DRの総和を算出すること、その総和を累積和に足し込むこと、累積和が平均値Aより小さいか否かを判定する動作に移行する。
ステップST9で、累積和が平均値Aより大きいとき、ステップST11に進む。このステップST11では、v番目の水平ラインを垂直方向の領域境界として決定する。そして、ステップST12で、累積和を0にリセットし、ステップST10で、ライン番号vを1だけ増加し、その後にステップST6に戻る。これにより、次の垂直方向の領域境界を決定する動作に移行する。
ステップST6で、v>vmであるとき、垂直方向の全ての領域境界を決定したことを意味するので、ステップST13に進み、水平方向の領域境界を決定する動作に移行する。このステップST13では、総和Sを水平方向のプロジェクタの台数で割った平均値Bを算出する。そして、ステップST14で、垂直ラインのライン番号を示すhを0に設定し、また累積和を0にリセットする。
次に、ステップST15で、ライン番号hが最大ライン番号hmより大きいか否か、つまりh>hmであるか否かを判定する。h>hmでないときは、ステップST16に進む。このステップST16では、h番目の垂直ラインを走査し、局所DRの総和を算出する。そして、ステップST17で、ステップST16で算出された総和を累積和に足し込む。
次に、ステップST18で、累積和がステップST13で求めた平均値Bより小さいか否かを判定する。累積和が平均値Bより小さいときは、ステップST19で、ライン番号hを1だけ増加し、その後にステップST15に戻る。これにより、次の垂直ラインについて、局所DRの総和を算出すること、その総和を累積和に足し込むこと、累積和が平均値Bより小さいか否かを判定する動作に移行する。
ステップST18で、累積和が平均値Bより大きいとき、ステップST20に進む。このステップST20では、h番目の垂直ラインを水平方向の領域境界として決定する。そして、ステップST21で、累積和を0にリセットし、ステップST19で、ライン番号hを1だけ増加し、その後にステップST15に戻る。これにより、次の水平方向の領域境界を決定する動作に移行する。
ステップST15で、h>hmであるとき、水平方向の全ての領域境界を決定したことを意味するので、ステップST22に進み、一連の動作を終了する。
この図15に示すフローチャートに沿った動作を行うことで、上述したように垂直および水平の各方向の領域境界、従ってプロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12を決定できる。
図16は、図1に示すように、水平方向に4台、垂直方向に3台、合計12台のプロジェクタ101-1〜101-12がマトリクス状に配置されて構成されている場合における、投影中心、投影範囲の情報を示している。この場合、水平方向の領域境界X1,X2,X3および垂直方向の領域境界Y1,Y2が、プロジェクタ101-1〜101-12の投影範囲の情報となる。また、X1/2,(X2−X1)/2,(X3−X2)/2,(hm−X3)/2およびY1/2,(Y2−Y1)/2,(vm−Y2)/2が、プロジェクタ101-1〜101-12の投影中心の情報となる。
「第2の方法の説明」
水平方向の領域境界を以下のようにして決定する。
まず、図17に示すように、入力画像信号Vinを原画像信号として、この原画像信号に基づいて、圧縮係数1/bの水平帯域圧縮画像信号を生成する。ここで、1/bとしては、例えば、1,0.99,0.98,・・・のように0.01ステップの値、あるいはさらに細かなステップの値が使用される。1/bの帯域圧縮画像信号を生成する際には、図18に示すように、原画像信号の水平方向の周波数帯域をF0とするとき、水平方向の帯域をF0/bに制限する水平ローパスフィルタ(LPF)で、原画像信号の水平方向の周波数帯域を制限することで得ることができる。
次に、水平方向に並ぶ垂直短冊領域毎に画像情報量を求める。
すなわち、図19に示すように、原画像信号(Vin)および1/bの水平帯域圧縮画像信号のそれぞれに、0〜imaxの短冊番号の、例えば8画素幅の垂直短冊を設定する。そして、0〜imaxの各短冊につき、原画像信号(Vin)および1/bの水平帯域圧縮画像信号の対応する画素同士を用いた差分絶対値の総和を求めて、0〜imaxの各短冊における残差I(0,1/b)〜I(imax,1/b)を生成する。この場合、各短冊に含まれる画素の数は8×vm個であり、従って残差I(i,1/b)は8×vm個の差分絶対値の総和となる。なお、0〜imaxの各短冊における残差I(0,1/b)〜I(imax,1/b)については、1/bの各値で生成する。
そして、図20に示すように、1/bの各値で生成された、0〜imaxの各短冊における残差I(0,1/b)〜I(imax,1/b)を用いて、0〜imaxの各短冊における残差と1/bとの関係を求める。図21は、それらの関係をまとめて示したものである。
そして、1/bの各値で生成された0〜imaxの各短冊における残差と1/bとの関係を用いて、残差の各値に対応した0〜imaxの各短冊における1/bの平均値を求め、図22に示すように、残差と圧縮係数1/bの平均値との関係を求める。そして、この残差と1/bの平均値との関係から、使用残差を求める。
この場合、入力画像信号Vinが、上述したように、水平方向に4Nh(Nhはプロジェクタの水平方向の画素数)より大きなNx、垂直方向に3Nv(Nvはプロジェクタの垂直方向の画素数)より大きなNyの、Nx×Nyの各画素に対応した画素信号を有するものであるとき、図22に示すように、水平方向の画素数圧縮比RT=4Nh/Nxに対応した残差RDを使用残差とする。
そして、図20、図21に示す0〜imaxの各短冊における残差と1/bとの関係から、0〜imaxの各短冊における使用残差RDに対応した圧縮係数1/b(e0〜eimax)を求める。この圧縮係数e0〜eimaxは、それぞれ、入力画像信号Vinにおける0〜imaxの各短冊の画像情報量に対応したものとなる。この意味で、投影領域決定部122は、水平方向に並ぶ垂直短冊領域毎に画像情報量を求める第1の画像情報量算出部を有している。
この場合、情報量の少ない部分(雲のない空など細かい模様の少ない平坦な領域)の短冊では圧縮係数1/bは小さくなり、逆に情報量の多い部分(木々、ビル、建物など細かい模様を持つ領域)の短冊では圧縮係数1/bは大きくなる。そのため、上述したように0〜imaxの垂直短冊の圧縮係数e0〜eimaxを求めることは、垂直短冊領域毎に画像情報量を求めたことと等価である。
次に、0〜imaxの垂直短冊の圧縮係数e0〜eimaxに基づき、画像情報量の累積和が全垂直短冊領域の画像情報量の総和を水平方向に並ぶプロジェクタの個数、本実施の形態では4で割った値となる垂直ライン毎に、この垂直ラインを水平方向の領域境界として決定する。この意味で、投影領域決定部122は、水平方向境界決定部を有している。
この場合、図23Aに示すように、8画素幅の0〜imaxの各短冊に対して、それぞれの8画素幅の部分に、図23Bに示すように、圧縮係数e0〜eimaxを掛けて、水平方向の幅をNx′=8・e0+8・e1+・・・+8・ei+・・・+8・eimaxとする。そして、このNx′を、図24Aに示すように、水平方向のプロジェクタの個数である4を用いて、4分割する。図24Aの破線は、このように4分割したときの各領域の境界を示している。
ここで、各領域の境界が、図24Aに示すように、n1,n2,n3の各垂直短冊に存在するものとする。n1,n2,n3の各垂直短冊において境界位置がそれぞれの短冊の幅をどのように内分するか求め、その内分比に応じてその境界位置が、図24Bに示すように、8画素幅のときどの位置に存在するかを求める。このように求められた位置に対応した垂直ラインが、水平方向の領域境界X1,X2,X3として決定される。
なお、上述は水平方向の領域境界の決定の仕方を述べたものであるが、詳細説明は省略するが、垂直方向の領域境界Y1,Y2も同様の手順で決定する。この意味で、投影領域決定部122は、垂直方向に並ぶ水平短冊領域毎に画像情報量を求める第2の画像情報量算出部と、画像情報量の累積和が全水平短冊領域の画像情報量の総和を垂直方向に並ぶプロジェクタの個数、本実施の形態では3で割った値となる水平ライン毎に、この水平ラインを垂直方向の領域境界として決定する垂直方向境界決定部を有している。
以上のようにして、プロジェクタ101-1〜101-12がそれぞれスクリーン110に投影すべき領域(投影領域)102-1〜102-12を区切るための、水平、垂直の各方向の領域境界が決定される。このように決定された水平、垂直の各方向の領域境界で区切られるプロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12にあっては、それぞれの領域の画像情報量がほぼ等しくなる。還元すれば、投影領域決定部122は、水平、垂直の各方向の領域境界を、プロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12の画像情報量が等しくなるように決定する。
図25のフローチャートは、上述した第2の方法による投影領域の決定動作を示している。
まず、ステップST31で、動作を開始し、ステップST32で、1画面分の画像信号Vinを入力する。そして、ステップST33で、圧縮係数1/bを選択する。そして、ステップST34で、ステップST33で選択された1/bに対応した、水平方向の帯域圧縮画像信号を生成する(図17、図18参照)。
次に、ステップST35で、垂直短冊の短冊番号iを0に設定し、ステップST36に進む。このステップST36では、i番目の垂直短冊につき、原画像信号(Vin)と、ステップST34で生成した、1/bの水平帯域圧縮画像信号の対応する画素同士を用いた差分絶対値の総和を求めて、残差I(i,1/b)を算出する(図19参照)。
次に、ステップST37で、短冊番号iが最大短冊番号imaxであるか否か、つまりi=imaxであるか否かを判定する。i=imaxでないときは、ステップST38で、短冊番号iを1だけ増加し、その後にステップST36に戻る。これにより、次の垂直短冊につき、残差I(i,1/b)を算出する動作に移行する。
ステップST37で、i=imaxであるとき、0〜imaxの全ての垂直短冊について残差I(0,1/b)〜I(imax,1/b)を算出したことを意味するので、ステップST39に進み、ステップST33で選択した1/bが最後のものであったか否かを判定する。最後の1/bでないときは、ステップST33に戻って、次の1/bを選択し、その1/bについての各短冊における残差I(i,1/b)を算出する動作に移行する。
ステップST39で、最後の1/bであったときは、ステップST40に進む。このステップST40では、1/bの各値で生成された、0〜imaxの各短冊における残差I(0,1/b)〜I(imax,1/b)を用いて、0〜imaxの各短冊における残差と1/bとの関係を求め(図20、図21参照)、さらにこの関係を用いて残差の各値に対応した0〜imaxの各短冊における1/bの平均値を求め、残差と1/bの平均値との関係を算出する(図22参照)。
次に、ステップST41で、残差と1/bの平均値との関係を用いて、画素数圧縮比RT(=4Nh/Nx)から使用残差RDを決定し(図22参照)、さらに0〜imaxの各短冊における残差と1/bとの関係(図20、図21参照)から、0〜imaxの各短冊における使用残差RDに対応した圧縮係数1/b(e0〜eimax)を求める。
次に、ステップST42で、8画素幅の0〜imaxの各短冊に対して、それぞれの8画素幅の部分に圧縮係数e0〜eimaxを掛けて、各垂直短冊の水平方向幅8・e0〜8・eimaxを決定する(図23参照)。
次に、ステップST43で、水平方向境界を決定する。つまり、全体の水平方向幅Nx′(=8・e0+8・e1+・・・+8・ei+・・・+8・eimax)を、水平方向のプロジェクタの台数である4で割って水平方向を4領域に分け、各領域の境界が存在するn1,n2,n3の各垂直短冊の当該境界位置に対応した垂直ラインを、水平方向の領域境界X1,X2,X3として決定する(図24、図16参照)。
次に、ステップST44に進み、垂直方向境界の決定動作に移行する。ステップST44〜ステップST54は、水平・垂直の違いだけで、上述したステップST33〜ステップST43に対応している。
ステップST44では、圧縮係数1/bを選択する。そして、ステップST45で、ステップST44で選択された1/bに対応した、垂直方向の帯域圧縮画像信号を生成する(図17、図18参照)。
次に、ステップST46で、水平短冊の短冊番号jを0に設定し、ステップST47に進む。このステップST47では、j番目の水平短冊につき、原画像信号(Vin)と、ステップST45で生成した、1/bの垂直帯域圧縮画像信号の対応する画素同士を用いた差分絶対値の総和を求めて、残差I(j,1/b)を算出する(図19参照)。
次に、ステップST48で、短冊番号jが最大短冊番号jmaxであるか否か、つまりj=jmaxであるか否かを判定する。j=jmaxでないときは、ステップST49で、短冊番号jを1だけ増加し、その後にステップST47に戻る。これにより、次の水平短冊につき、残差I(j,1/b)を算出する動作に移行する。
ステップST48で、j=jmaxであるとき、0〜jmaxの全ての垂直短冊について残差I(0,1/b)〜I(jmax,1/b)を算出したことを意味するので、ステップST50に進み、ステップST44で選択した1/bが最後のものであったか否かを判定する。最後の1/bでないときは、ステップST44に戻って、次の1/bを選択し、その1/bについての各短冊における残差I(j,1/b)を算出する動作に移行する。
ステップST50で、最後の1/bであったときは、ステップST51に進む。このステップST51では、1/bの各値で生成された、0〜jmaxの各短冊における残差I(0,1/b)〜I(jmax,1/b)を用いて、0〜jmaxの各短冊における残差と1/bとの関係を求め(図20、図21参照)、さらにこの関係を用いて残差の各値に対応した0〜jmaxの各短冊における1/bの平均値を求め、残差と1/bの平均値との関係を算出する(図22参照)。
次に、ステップST52で、残差と1/bの平均値との関係を用いて、画素数圧縮比RT(=3Nv/Ny)から使用残差RDを決定し(図22参照)、さらに0〜jmaxの各短冊における残差と1/bとの関係(図20、図21参照)から、0〜jmaxの各短冊における使用残差RDに対応した圧縮係数1/b(e0〜ejmax)を求める。
次に、ステップST53で、8画素幅の0〜imaxの各短冊に対して、それぞれの8画素幅の部分に圧縮係数e0〜ejmaxを掛けて、各垂直短冊の水平方向幅8・e0〜8・ejmaxを決定する(図23参照)。
次に、ステップST54で、垂直方向境界を決定する。つまり、全体の垂直方向幅Ny′(=8・e0+8・e1+・・・+8・ej+・・・+8・ejmax)を、垂直方向のプロジェクタの台数である3で割って垂直方向を3領域に分け、各領域の境界が存在するn1,n2の各水平短冊の当該境界位置に対応した水平ラインを、垂直方向の領域境界Y1,Y2として決定する(図24、図16参照)。
そして、ステップST55で、各プロジェクタの投影領域の決定動作を終了する。
上述したように、本実施の形態のプロジェクションシステム100によれば、入力画像信号Vinに基づいて、プロジェクタ101-1〜101-12がそれぞれスクリーン110に投影すべき画像の領域(投影領域)102-1〜102-12を決定し、各プロジェクタの投影領域に基づいて、各プロジェクタの画像信号V-1〜V-12を生成すると共に、各プロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する構成としたものである。
したがって、投影画像のうち単位面積当たりの情報量の多い部分に割り当てられるプロジェクタの台数は多くなり、逆に投影画像のうち単位面積当たりの情報量の少ない部分に割り当てられるプロジェクタの台数は少なくなるため、プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現できる。また同様の理由から、同じ解像度を実現するために必要なプロジェクタの台数を従来のシステムと比べて少なくでき、コストダウンを図ることができる。
なお、上述実施の形態においては、スクリーン110に静止画像を表示する場合の他に、このスクリーン110にゆっくりと変化する画像を表示する場合にも適用できる。その場合には、図4のマルチプロジェクションシステム100では、投影領域決定部122で所定周期ごとに各プロジェクタの投影領域を決定し、その決定結果に基づいて画像信号生成部123および投影中心・範囲制御部124が動作するようになっていればよい。
また、上述実施の形態においては、水平方向境界および垂直方向境界の決定を、それぞれ他方で決定された境界と関係なく決定しており、プロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12を区切る水平方向および垂直方向の領域境界は、図2に破線で示すように、それぞれ連続したものとなっている。
しかし、例えば、垂直方向の領域境界を求めた後に、各垂直方向領域のそれぞれで水平方向の領域境界を決定するようにしてもよい。
この場合、上述の第1の方法では、各垂直方向領域のそれぞれで、局所DRの累積和が当該垂直方向領域内の画素の局所DRの総和を水平方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる垂直ライン毎に、この垂直ラインを水平方向の領域境界として決定すればよい。
またこの場合、上述の第2の方法では、各垂直方向領域のそれぞれで、画像情報量の累積和が当該垂直方向領域内の画像情報量を水平方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる垂直ライン毎に、この垂直ラインを水平方向の領域境界として決定すればよい。
この場合、図26に破線で示すように、プロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12を区切る垂直方向の領域境界は連続したものとなるが、水平方向の領域境界は垂直方向領域毎に異なったものとなる。
また例えば、水平方向の領域境界を求めた後に、各水平方向領域のそれぞれで垂直方向の領域境界を決定するようにしてもよい。
この場合、上述の第1の方法では、各水平方向領域のそれぞれで、局所DRの累積和が当該水平方向領域内の画素の局所DRの総和を垂直方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる水平ライン毎に、この水平ラインを垂直方向の領域境界として決定すればよい。
またこの場合、上述の第2の方法では、各水平方向領域のそれぞれで、画像情報量の累積和が当該水平方向領域内の画像情報量を垂直方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる水平ライン毎に、この水平ラインを垂直方向の領域境界として決定すればよい。
この場合、図27に破線で示すように、プロジェクタ101-1〜101-12の投影領域102-1〜102-12を区切る水平方向の領域境界は連続したものとなるが、垂直方向の領域境界は水平方向領域毎に異なったものとなる。
また、上述実施の形態においては、水平方向に4台、垂直方向に3台、合計12台のプロジェクタ101-1〜101-12がマトリクス状に配置されて構成されたマルチプロジェクションシステム100を示したが、プロジェクタの個数および配置はこれに限定されないことは勿論である。
この発明は、入力画像信号に基づいて複数のプロジェクタがそれぞれスクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定し、それに基づいて各プロジェクタの画像信号を生成すると共に、各プロジェクタの投影中心および投影範囲を制御することで、プロジェクタの台数を増やすことなく高い提示分解能を実現できるものであり、例えば、スクリーンに静止画像、あるいはゆっくりと変化する画像を表示するプロジェクションシステム等に適用して好適である。
実施の形態としてのマルチプロジェクションシステムの模式図である。 投影画像と各プロジェクタの投影領域を示す図である。 各プロジェクタと投影領域との対応関係を示す図である。 マルチプロジェクションシステムの構成を示すブロック図である。 各プロジェクタに供給される画像信号の生成方法を説明するための図である。 投影中心の移動を説明するための図である。 投影範囲の変化を説明するための図である。 レンズシフト機構による投影中心の移動を説明するための図である。 ミラーを利用した機構による投影中心の移動を説明するための図である。 投影画像の歪みとキャンセルのための画像処理を説明するための図である。 アスペクト比の制御とズーム率の制御によって任意の投影範囲の制御が可能であることを示す図である。 各プロジェクタの投影領域を決定するために使用される各画素の局所ダイナミックレンジ(局所DR)を説明するための図である。 画像全体の局所DRの総和を説明するための図である。 局所DRを用いた垂直方向の領域境界の決定方法を説明するための図である。 各プロジェクタの投影領域の決定動作(第1の方法)を示すフローチャートである。 各プロジェクタの投影中心、投影範囲の情報を説明するための図である。 各プロジェクタの投影領域を決定するために使用される帯域圧縮画像信号の生成を説明するための図である。 水平帯域圧縮画像信号を生成するための水平LPFの特性を示す図である。 各短冊における残差生成を説明するための図である。 各短冊における残差と圧縮係数1/bとの関係を示す図である。 各短冊における残差と圧縮係数1/bとの関係を示す図である。 残差の各値における各短冊の圧縮係数1/bの平均値と当該残差との関係を示す図である。 各短冊の使用残差に対応した圧縮係数1/bを用いて、当該各短冊の水平方向の幅を決定することを説明するための図である。 各短冊の水平方向の幅を用いた水平方向境界の決定方法を説明するための図である。 各プロジェクタの投影領域の決定動作(第2の方法)を示すフローチャートである。 各プロジェクタの投影領域の他の決定例を示す図である。 各プロジェクタの投影領域のさらに他の決定例を示す図である。 従来のマルチプロジェクションシステムの模式図である。 投影画像と各プロジェクタの投影領域を示す図である。 各プロジェクタと投影領域との対応関係を示す図である。
符号の説明
100・・・プロジェクションシステム、101-1〜101-12・・・プロジェクタ、102・・・投影画像、102-1〜102-12・・・投影領域、110・・・スクリーン、121・・・入力端子、122・・・投影領域決定部、123・・・画像信号生成部、124・・・投影中心・範囲制御部

Claims (10)

  1. それぞれスクリーンに画像を投影する複数のプロジェクタと、
    入力画像信号に基づいて、上記複数のプロジェクタがそれぞれ上記スクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定する投影領域決定部と、
    上記入力画像信号および上記投影領域決定部で決定された上記投影領域に基づいて、上記複数のプロジェクタでそれぞれ上記スクリーンに投影すべき画像に対応した画像信号を生成する画像信号生成部と、
    上記投影領域決定部で決定された上記投影領域に基づいて、上記複数のプロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する投影制御部と
    を備えることを特徴とするプロジェクション画像提示装置。
  2. 上記投影領域決定部は、
    上記入力画像信号に基づいて、画素毎に、当該画素と周辺の所定数の画素の信号を用いて局所ダイナミックレンジを求め、
    上記各画素の局所ダイナミックレンジに基づき、上記複数のプロジェクタの投影領域を、それぞれの投影領域内の上記局所ダイナミックレンジの総和が等しくなるように決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクション画像提示装置。
  3. 上記複数のプロジェクタは水平方向および垂直方向にマトリクス状に配置され、
    上記投影領域決定部は、
    上記画素毎に、当該画素および周辺の所定数の画素を用いて局所ダイナミックレンジを求めるダイナミックレンジ算出部と、
    上記ダイナミックレンジ算出部で算出された上記画素毎の局所ダイナミックレンジに基づき、局所ダイナミックレンジの累積和が、全画素の上記局所ダイナミックレンジの総和を上記垂直方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる水平ライン毎に、該水平ラインを垂直方向の領域境界として決定する垂直方向境界決定部と、
    上記ダイナミックレンジ算出部で算出された上記画素毎の局所ダイナミックレンジに基づき、局所ダイナミックレンジの累積和が、全画素の上記局所ダイナミックレンジの総和を上記水平方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる垂直ライン毎に、該垂直ラインを水平方向の領域境界として決定する水平方向境界決定部とを有する
    ことを特徴とする請求項2に記載のプロジェクション画像提示装置。
  4. 上記水平方向境界決定部は、
    上記全画素を、上記垂直方向境界決定部で決定された垂直方向の領域境界で区切られる各垂直方向領域内の画素とし、
    上記各垂直方向領域のそれぞれで上記水平方向の領域境界を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプロジェクション画像提示装置。
  5. 上記垂直方向境界決定部は、
    上記全画素を、上記水平方向境界決定部で決定された水平方向の領域境界で区切られる各水平方向領域内の画素とし、
    上記各水平方向領域のそれぞれで上記垂直方向の領域境界を決定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のプロジェクション画像提示装置。
  6. 上記投影領域決定部は、上記入力画像信号に基づいて、水平方向に並ぶ垂直短冊領域毎に画像情報量を求めると共に垂直方向に並ぶ水平短冊領域毎に画像情報量を求め、
    上記各短冊領域の画像情報量に基づき、上記複数のプロジェクタの投影領域を、それぞれの投影領域内の上記画像情報量が等しくなるように決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクション画像提示装置。
  7. 上記複数のプロジェクタは水平方向および垂直方向にマトリクス状に配置され、
    上記投影領域決定部は、
    上記水平方向に並ぶ垂直短冊領域毎に、水平方向に複数段階に帯域制限された複数の帯域圧縮画像信号および原画像信号を用いて画像情報量を求める第1の画像情報量算出部と、
    上記第1の画像情報量算出部で算出された上記垂直短冊領域毎の画像情報量に基づき、画像情報量の累積和が全垂直短冊領域の画像情報量の総和を上記水平方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる所定垂直ライン毎に、該垂直ラインを水平方向の領域境界として決定する水平方向境界決定部と、
    上記垂直方向に並ぶ水平短冊領域毎に、垂直方向に複数段階に帯域制限された複数の帯域圧縮画像信号および原画像信号を用いて画像情報量を求める第2の画像情報量算出部と、
    上記第2の画像情報量算出部で算出された上記水平短冊領域毎の画像情報量に基づき、画像情報量の累積和が全水平短冊領域の画像情報量の総和を上記垂直方向に並ぶプロジェクタの個数で割った値となる所定水平ライン毎に、該水平ラインを垂直方向の領域境界として決定する垂直方向境界決定部とを有する
    ことを特徴とする請求項6に記載のプロジェクション画像提示装置。
  8. 上記水平方向境界決定部は、
    上記全垂直短冊領域を、上記垂直方向境界決定部で決定された垂直方向の領域境界で区切られる各垂直方向領域内の垂直短冊領域とし、
    上記各垂直方向領域のそれぞれで上記水平方向の領域境界を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロジェクション画像提示装置。
  9. 上記垂直方向境界決定部は、
    上記全水平短冊領域を、上記水平方向境界決定部で決定された水平方向の領域境界で区切られる各水平方向領域内の水平短冊領域とし、
    上記各水平方向領域のそれぞれで上記垂直方向の領域境界を決定する
    ことを特徴とする請求項7に記載のプロジェクション画像提示装置。
  10. 複数のプロジェクタのそれぞれからスクリーンに異なる領域の画像を投影して、該スクリーン上に1つのプロジェクション画像を提示するプロジェクション画像提示方法であって、
    入力画像信号に基づいて、上記複数のプロジェクタがそれぞれ上記スクリーンに投影すべき画像の領域を投影領域として決定する投影領域決定ステップと、
    上記入力画像信号および上記投影領域決定ステップで決定された上記投影領域に基づいて、上記複数のプロジェクタでそれぞれ上記スクリーンに投影すべき画像に対応した画像信号を生成する画像信号生成ステップと、
    上記投影領域決定ステップで決定された上記投影領域に基づいて、上記複数のプロジェクタの投影中心および投影範囲を制御する投影制御ステップと
    を備えることを特徴とするプロジェクション画像提示方法。
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