JP2007230375A - 自動二輪車 - Google Patents

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隆幸 信平
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
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    • B62J17/00Weather guards for riders; Fairings or stream-lining parts not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J23/00Other protectors specially adapted for cycles

Abstract

【課題】コストの上昇を抑制しつつ変化に富んだ外観が得られる自動二輪車を提供する。
【解決手段】車体フレーム(リヤアームブラケット)4に隣接するように配置された第1縁部(隣接縁部)41h,41m,41nを有する第1のカバー(前側サイドカバー)41を備え、該第1のカバー41の第1縁部のうちの一部分41h,41mは、その外表面の最外側面41h′,41m′が隣接する車体フレーム4の外表面の最外側面4′,3′と車幅方向略同位置に位置し、上記第1縁部の残りの部分41nは、その外表面の最外側面41n′が隣接する車体フレーム4の外表面の最外側面4′より車幅方向内側に位置している。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両の左,右側方を覆うように配置された車体カバーを備えた自動二輪車に関する。
自動二輪車では、車体フレームに搭載した車載部品を左,右側方からサイドカバーで覆う場合がある。例えば、特許文献1では、タンクレールと燃料タンクとの間を樹脂製のサイドカバーで覆う構造を採用している。
特開2003−11872号公報
ところで、上記従来の自動二輪車のように、タンクレールと燃料タンクとの間をサイドカバーで覆う構造とした場合には、サイドカバーが単なる外装部品として機能するだけであり、外観が単純なものとなり易い。一方、金属製サイドカバーを採用し、該金属製サイドカバーを補強部材として機能させつつ外観に変化を持たせるようにしたものもある。しかしながら、金属製サイドカバーを配置するとなると、重量が増えるとともにコストが上昇するという問題が生じる。
本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、重量の増加及びコストの上昇を抑制しつつ変化に富んだ外観が得られる自動二輪車を提供することを目的としている。
本発明は、側方に露出すると共に、側面視形状において、所定の幅を有し、所定の方向に延びる車体フレームと、車両側方を覆う車体カバーとを備えた自動二輪車であって、上記車体カバーは、上記車体フレームに隣接するように配置された第1のカバーを備え、該第1のカバーは、上記車体フレームに隣接し、車体フレームにおける車体カバーが隣接する部分の幅より細い幅を有すると共に、車体フレームの延びる方向に対して角度を有する方向に延びる第1面と、上記車体フレーム及び第1面に隣接し、該車体フレーム及び第1面より車幅方向内側に位置する第2面とを有することことを特徴としている。
本発明において、角度を有する方向とは、車体フレームの延びる方向と平行ではない方向を意味する。
本発明に係る自動二輪車によれば、車体フレームに隣接する第1のカバーを、車体フレームより細い幅を有するとともに該車体フレームの延びる方向に対して角度を有する方向に延びる第1面と、該第1面及び車体フレームより車幅方向内側に位置する第2面とを有する構成としたので、上記第1のカバーの第1面の部分がフレーム風の外観を呈し、第2面の部分がカバー本来の外観を呈することとなる。これにより第1のカバーの第1面及び第2面の形状,寸法等を適宜設定することにより、重量増及びコスト上昇を招くことなく変化に富んだ外観を実現できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図11は、本発明の一実施形態による自動二輪車を説明するための図である。なお、本実施形態でいう前後,左右とは、シートに着座した状態で見た前後,左右を意味する。
図において、1は自動二輪車の車体フレームを示しており、該車体フレーム1は、これの前端に位置するヘッドパイプ2と、該ヘッドパイプ2から車両後方に斜め下向きに延びる左,右のタンクレール3,3と、該左,右のタンクレール3,3の後端に続いて下方に延びる左,右のリヤアームブラケット4,4と、上記左,右のタンクレール3,3から車両後方に斜め上向きに延びる左,右のシートレール5,5と、該左,右のシートレール5,5の後部と上記左,右のリヤアームブラケット4,4とに架け渡して結合された左,右のシートステー6,6とを備えている。
上記左,右のタンクレール3,3及びリヤアームブラケット4,4は、押し出し成形により、又は複数の板金の溶接により形成されたものである。また上記左,右のシートレール5,5及びシートステー6,6は金属パイプにより形成されたものである。この左,右のシートステー6,6は、前端部に固着された板金製の取付フランジ6a,6aを介して上記リヤアームブラケット4,4に溶接より結合されている。
上記ヘッドパイプ2にはフロントフォーク7が左右に操向可能に支持されている。該フロントフォーク7の下端には前輪8が軸支され、上端には操向ハンドル9が取り付けられている。また上記フロントフォーク7には前輪8の上縁を覆うフロントフェンダ14が取付けられている。
また上記フロントフォーク7のヘッドパイプ2の前側にはヘッドライト15が配置されており、該ヘッドライト15の上方には速度計等を備えたメータ装置16が配置されている。
上記左,右のリヤアームブラケット4,4には、ピボット軸10aを介してリヤアーム10の前端部が上下揺動可能に支持されている。該リヤアーム10の後端には後輪11が軸支されており、該リヤアーム10とリヤアームブラケット4との間にはリヤサスペンション(不図示)が配置されている。
上記左,右のタンクレール3,3上には燃料タンク12が搭載されており、該燃料タンク12の後側の上記左,右のシートレール5,5上には2人乗り用シート13が搭載されている。該シート13の後縁部には、後席乗員が把持するグラブバー50が配置されている。
上記左,右のタンクレール3,3の下方には水冷式4サイクルエンジン20が搭載されている。該エンジン20は、車幅方向に横置き配置されたクランク軸21が収容されたクランクケース22に、シリンダブロック23,シリンダヘッド24,ヘッドカバー25を積層してボルト締め結合した構造のものである。
上記クランクケース22の後側には変速装置(不図示)を内蔵する変速機ケース22aが一体的に形成されている。該変速機ケース22aには、変速装置を介してエンジン回転を取り出す出力軸26が配置されており、該出力軸26によりチェーン26aを介して上記後輪11を回転駆動するようになっている。
上記シリンダヘッド24の前壁には排気管27が接続されており、該排気管27はエンジン20の下方を通って上記後輪11の右側方に配置されたマフラ28に接続されている。上記シリンダヘッド24の後壁には吸気管29が接続されており、該吸気管29は左,右のタンクレール3,3間を後方に延びてエアクリーナ(不図示)に接続されている。また上記エンジン20の前方上部には、エンジン冷却水を所定温度に保持するラジエータ30が配置されている。
上記シート13は、運転者が着座する前部シート13aと後席乗員が着座する後部シート13bとを一体形成したものである。該シート13の前端部は、上記燃料タンクに着脱可能に係合支持されている。またシート13の後端部は、左,右のシートレール5,5間に配置されたロック機構(不図示)を介してロックされている。該ロック機構は、後述する後フェンダ部39bに配置されたキーシリンダ45をキー操作することによりロックを解除可能となっている。このキー操作によるロックの解除によりシート13を上方に取り外せるようになっている。
上記左,右のタンクレール3,3の前端部及びラジエータ30の外側は、樹脂製のフロントカバー40,40により覆われている。該左,右のフロントカバー40,40は上記ラジエータ30に走行風を導入するエアスクープとして機能している。
上記左,右のシートレール5,5及びシートステー6,6の外側は、樹脂製の左,右のサイドカバー38,38により覆われている。該左,右のサイドカバー38は、前側サイドカバー(第1のカバー)41と後側サイドカバー( 第3のカバー) 42とに分割されている。
上記左,右のサイドカバー38,38の下面には、上記後輪11の上方を覆うリヤフェンダ39が配置されている。このリヤフェンダ39は、上記左,右のシートステー6の下側をこれの前後方向略全長に渡って覆う前フェンダ部(第2のカバー)39aと、該前フェンダ部39aの後端から斜め後下方に延びる後フェンダ部39bとを有している。
上記左,右の後側サイドカバー42,42は、シート13の左,右下縁13cとシートステー6との間を覆うように、かつ車両前後方向に流線形をなすよう延びている。また左,右の後側サイドカバー42,42の後端開口にはテールライト43が装着されている。
上記左,右のシートステー6,6の前部には後席乗員の足を支持するタンデムフートレスト55,55が取付けられている。この左,右のタンデムフートレスト55は、左,右のシートステー6,6に溶接により固着され、該シートステー6から斜め後下方に延びる前後2本のパイプ製フートレストアーム55a,55aと、該フートレストアーム55a,55aの下端に固定されたフートレストブラケット55bと、該フートレストブラケット55bに使用位置と格納位置との間で回動可能に支持された足乗せ部材55cとを有している。
上記各フートレストアーム55a,55aは、上記シートステー6,6から前フェンダ部39aに形成された切欠き39cを挿通して下方に延びている(図9参照)。該各フートレストアーム55aのシートステー6接続部分は前フェンダ部39aにより略覆われ、外方から見えるのが防止されている。
また左のシートステー6のタンデムフートレスト55の後側にはセンタスタンド(不図示)を使用する際に把持する把手56が取付けられている。
上記左,右の前側サイドカバー41,41は、車両側方から見て、上記タンクレール3,リヤアームブラケット4,燃料タンク12,シート13及び後側サイドカバー42により囲まれた部分を覆う概ね逆三角形状をなしている。
上記左,右の前側サイドカバー41,41内には、上記ラジエータ30に冷却水を供給するリカバリタンク(不図示),エンジン20に燃料を供給する燃料供給管,電源コネクタ(不図示)等が配置されている。
また右の前側サイドカバー41のキャブレタ(不図示)に臨む部分には、アイドリング回転数を調整するための調整用切欠き41dが形成されている(図3参照)。なお、図3は左の前側サイドカバー41を示し、切欠き41dは右の前側サイドカバー41のみに設けられている。
本実施形態の左,右の前側サイドカバー41は、左右対称の形状をなしているので、左の前側サイドカバー41について詳細に説明する。
上記左の前側サイドカバー(第1のカバー) 41は、車体フレームに隣接するように配置された第1縁部を有している。詳細には、上記前側サイドカバー41は、下側連続カバー部(第1面)41aと上側連続カバー部(第1面)41bと段落ちカバー部(第2面) 41cとを有している。
上記下側連続カバー部(第1面)41aは、リヤアームブラケット4の後斜面4aに隣接し、該後斜面4aから上記タンクレール3の延びる方向に対して所定の角度を有する方向に、具体的には車両後方斜め上向きに延び、シートステー(後部フレーム) 6の外側方を覆うように配置されている。
上記上側連続カバー部(第1面)41bは、タンクレール3の後斜面3aに隣接し、該後斜面3aから上記下側連続カバー部41aの長手方向中央部に向って若干湾曲しつつ少し斜め下向きに延びている。
上記段落ちカバー部(第2面) 41cは、上側,下側連続カバー部41b,41aとタンクレール3とで囲まれた部分に位置し、これらのタンクレール3,カバー部41b,41aより車幅方向内側に位置するよう段落ち形成された略平坦面を形成している。上記上側,下側連続カバー部41b,41aは上記タンクレール3から離れた位置で連結されている。
上記下側連続カバー部41aの上記リヤアームブラケット4に隣接する隣接縁部(第1縁部) 41hと、上記上側連続カバー部41bの上記タンクレール3に隣接する隣接縁部(第1縁部)41mは、上記前側サイドカバー41の隣接縁部のうちの一部分を構成しており、上記段落ちカバー部41cの上記タンクレール3及びリヤアームブラケット4に隣接する隣接縁部41nは、上記前側サイドカバー41の隣接縁部の残りの部分を構成している。
そして上記隣接縁部41hの最外側面41h′は隣接する上記リヤアームブラケット4の縁部4′と車幅方向略同位置に位置している。また上記隣接縁部41mの最外側面41m′は隣接する上記タンクレール3の縁部3′と車幅方向略同位置に位置している。さらにまた上記隣接縁部41nの最外側面41n′はタンクレール3及びリヤアームブラケット4の縁部3′,4′より車幅方向内側に位置するよう段落ち状をなしている。
上記下側連続カバー部41aは、これを横切るように断面して見ると車幅方向内側に開口する略コ字状をなしている。この下側連続カバー部41aは上側連続カバー部41bの結合部より後方に延びている。より詳細には、上記下側連続カバー部41aの後縁部41gは上記後側サイドカバー(第3のカバー)42の切欠き部42hの内側に位置するように入り込んでいる。これにより下側連続カバー部41aは、後側サイドカバー42内を通って後方に延びる車体フレームの如き外観を呈している。
上記上側連続カバー部41bは、これを横切るように断面して見ると、車幅方向内側に開口する略コ字状をなしている。該上側連続カバー部41bの前端部41iは略尖り形状となっており、中間部41jは前端部41iより細く、かつ後端部41kは末広状となって上記下側連続カバー部41aに連結されている。
これにより上側連続カバー部41bは、タンクレール3の後斜面3aと下側連続カバー部41aとを連結するフレーム風の外観で、かつ燃料タンク12を支持する外観を呈している。
上記段落ちカバー部41cは、上側,下側連続カバー部41b,41aに対して車幅方向内側に段落ち状をなしている。これにより段落ちカバー部41cは、上側,下側カバー部41b,41a及びタンクレール3で囲まれた部分を覆うカバー本来の外観を呈している。
上記上側,下側連続カバー部41b,41aと段落ちカバー部41cとは、異なるシボパターンからなる外表面を有している。詳細には、上側,下側連続カバー部41b,41aはフレーム風の外観を有する外表面に仕上げられ、段落ちカバー部41cはフレームとは異なるカバー風の外観を有する外表面に仕上げられている。なお、上側,下側連続カバー部41b,41aと段落ちカバー部41cとを異なる色に塗装してもよい。また、一方のみにグラフィックを貼り付けても、或いは外観の異なるグラフィックを夫々に貼り付けてもよい。
上記前側サイドカバー41は、これの外周縁に車幅方向内側に折り曲げ形成された折り返し部41eを有している。これにより前側サイドカバー41全体の剛性を高めている。
上記下側連続カバー部41aは、上記隣接縁部41hに隣接するとともに、リヤアームブラケット4から後方に離れる方向に延びる連続部( 第2縁部) 41a′を有している。該連続部41a′の下側の折り返し部41eは、上記前フェンダ部(第2のカバー)39aに連なるように形成されている。この左,右の前側サイドカバー41,41の折り返し部41e,41eと前フェンダ部39aとで左,右のシートステー6,6の下側は閉塞されており、後輪11による跳ね上げ水が前側サイドカバー41内に侵入するのを防止している。
上記前側サイドカバー41は、車体フレーム1に着脱可能に取付けられている。該前側サイドカバー41を取り外すことにより、上記リカバリタンク,燃料供給管,電源コネクタ等の点検,整備が行なえるようになっている。
上記上側連続カバー部41bの前端部41i及び下側連続カバー部41aの前端部(隣接縁部)41hには、それぞれ車幅方向内側に突出する前,後位置決め突起41p,41qが一体形成されている。また上記下側連続カバー部41aの後端部には位置決め部41rが形成されている。
上記前位置決め突起41pは、上記シートレール5の前端部に起立するように結合された位置決めブラケット5eの係合穴に外側方から着脱可能に挿着されている。また後位置決め突起41qは、上記シートステー6の取付フランジ6aの係合穴に外側方から着脱可能に挿着されている。
上記上側連続カバー41bの上側の折り返し部41eの後半部には、該折り返し部41eの内縁から上方に突出し、かつ後側サイドカバー42の前縁部の内側に入り込むフランジ部41sが形成されている。該フランジ部41sの前端部には、側方から見て、上記シート13の内側に隠れるように上方に延びる取付部41tが形成されている。
上記取付部41tは、上記シートレール5の位置決めブラケット5eの後側に起立するように結合された取付ブラケット5fに外側方から装着されたボルト59により着脱可能に固定されている。
上記下側連続カバー部41aの下側の折り返し部41eの後端部には、該折り返し部41eに続いて車幅方向内側に突出する取付部41uが形成されている。この取付部41uは、上記前フェンダ部39aの下面に重なるように延びており、下方から螺着された取付けねじ58により該前フェンダ部39aに着脱可能に固定されている。
前側サイドカバー41を取り外すには、外下方から取付けねじ58を外し、ロック機構を解除してシート13を上方に取り外し、外側方からボルト59を取り外す。この状態で前,後位置決め突起41p,41qを外方に引き抜くことにより前側サイドカバー41を取り外す。
本実施形態によれば、前側サイドカバー41の下側連続カバー部41aをタンクレール3の延びる方向に対して角度を持った方向に延びる形状とし、また該カバー部41aのリヤアームブラケット4に隣接する隣接縁部41hを、該隣接縁部41hの最外側面41h′が隣接するリヤアームブラケット4の縁部4′と車幅方向略同位置に位置するように設定している。そしてさらに段落ちカバー部41cの隣接縁部41nを、該隣接部41nの最外側面41n′が隣接するタンクレール3及びリヤアームブラケット4の縁部3′,4′より車幅方向内側に偏位するよう段落ち形成している。その結果、上記下側連続カバー部41aがフレーム風の如き外観を呈し,段落ちカバー部41cがカバー本来の外観を呈することとなる。このように樹脂製の前側サイドカバー41の下側連続カバー部41aの形状,寸法等を適宜設定することにより、重量増及びコスト上昇を招くことなく変化に富んだフレームデザインを実現できる。
また、上側連続カバー部41bのタンクレール3に隣接する隣接縁部41mを、該隣接縁部41mの最外側面41m′が隣接するタンクレール3の縁部3′と車幅方向略同位置に位置するように設定したので、上側連続カバー部41bがフレーム風の如き外観を呈することとなり、該上側連続カバー部41bと上記下側連続カバー部41aとで、従来にない新規なフレームデザインを低コストで実現できる。
本実施形態では、前側サイドカバー41を下側,上側連続カバー部41a,41bと、これより車幅方向内側に位置する段落ちカバー部41cとで構成したので、外表面が平坦ではなく凹凸のある形状となり、前側サイドカバー41の剛性が高くなる。
また上記前側サイドカバー41により、運転者は、乗車位置の認識が容易となる。即ち長時間乗車時は、乗車姿勢の乱れから乗車位置も変ることがあるが、本実施形態の前側サイドカバー41が、ニーグリップ等をした脚の内側に位置する場合、下側,上側連続カバー部41a,41bと段落ちカバー41cとの切換わり部( 段差) を脚の内側にて認識することにより、脚の位置、ひいては乗車位置を把握できる。
さらにまた上記上側,下側連続カバー部41b,41aと段落ちカバー部41cとを、異なるシボパターンからなる外表面に仕上げたので、フレームの如き外観とカバー本来の外観とに低コストで容易に区分けすることができ、より一層フレーム風に仕上げることができる。
本実施形態では、前側サイドカバー41の外周縁に車幅方向内側に屈曲して延びる折り返し部41eを形成したので、前側サイドカバー41全体の剛性を高めることができ、外力による変形等を防止できる。
上記下側連続カバー部41aの、隣接縁部41hに隣接してリヤアームブラケット4から離れる方向に延びる連続部41a′に折り返し部41eを形成し、該折り返し部41eを、前フェンダ部39aに連なるように形成したので、後輪11による跳ね上げ水等がシート13下方に侵入するのを確実に防止できる。
また上記折り返し部41eに取付部41uを形成し、該取付部41uを、下方から挿着した取付けねじ58により前フェンダ部39aに固定したので、前側サイドカバー41の下側を前フェンダ部39aを利用して取付けることができ、ブラケット等の別部品を不要にできる。
本実施形態では、上記下側連続カバー部41aの連続部41a′を、リヤアームブラケット4から離れるように斜め上向きに延長し、該後縁部41gを後側サイドカバー42の内側に位置するように入り込ませたので、下側連続カバー部41aが後側サイドカバー42内をさらに後方に延びているかの如き外観を得ることができ、より一層フレーム風に仕上げることができる。
また上記下側連続カバー部41aをシートステー6を覆うように配置したので、該シートステー6が強度的に細いパイプでよい場合にも、力強いフレームの如き外観を得ることができる。
本実施形態では、前側サイドカバー41に、シート13の内側に隠れるように延びる取付部41tを形成し、該取付部41tをシートレール5の取付ブラケット5fにボルト59により固定したので、取付部41tが見えることによる外観の悪化を防止でき、かつシート13を取り外すことにより上記取付部41tが上方に露出することから、前側サイドカバー41の取り外し作業を容易に行なうことができる。
またキー操作によりロックを解除することで上記シート13を取り外すことができるので、前側サイドカバー41の着脱作業をより一層容易に行なうことができる。
本実施形態では、下側連続カバー部41aの位置決め突起41qを、シートステー6をリヤアームブラケット4に結合する取付フランジ6aの穴に挿着することにより着脱可能に取付けたので、該取付フランジ6aに穴を形成するだけの簡単な構造で前側サイドカバー41を取付けることができる。
なお、上記実施形態では、シートステー6を覆う下側連続カバー部41aと、該下側連続カバー部41aとタンクレール3とを連結する上側連続カバー部41bとを備えた場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、下側連続カバー部41aのみでもよく、さらには上側,下側連続カバー部以外に他の連続カバー部を設けてもよい。この場合、本実施形態の前側サイドカバー41は樹脂製であるので、連続カバー部を自由に設定することができる。
また上記実施形態では、車体フレーム(タンクレール)が角パイプ状のものである場合を説明したが、本発明は勿論丸パイプ状の車体フレームを備えた自動二輪車にも適用できる。
本発明の一実施形態による自動二輪車の側面図である。 上記自動二輪車に配設されたサイドカバーの側面図である。 上記サイドカバーの前側サイドカバーの側面図である。 上記前側サイドカバーの側面図である。 上記前側サイドカバーの平面図である。 上記前側サイドカバーの断面図(図4のVI-VI 線断面図) である。 上記前側サイドカバーの位置決め部の断面図(図4のVII-VII 線断面図) である。 上記前側サイドカバーの位置決め部の図である。 上記前側サイドカバーの底面図である。 上記前側サイドカバーの断面図(図9のX-X 線断面図) である。 上記前側サイドカバーの断面図(図3のXI-XI 線断面図) である。
符号の説明
3 タンクレール (車体フレーム)
4 リヤアームブラケット
5 シートレール
6 シートステー(後部フレーム)
6a 取付フランジ
13 シート(車両部品)
38 サイドカバー(車体カバー)
39a 前フェンダ部(第2のカバー)
41 前側サイドカバー(第1のカバー)
41a 下側連続カバー部(第1面)
41b 上側連続カバー部( 第1面)
41c 段落ちカバー部( 第2面)
41e 折り返し部
42 外側サイドカバー(第3のカバー)

Claims (16)

  1. 側方に露出すると共に、側面視形状において、所定の幅を有し、所定の方向に延びる車体フレームと、車両側方を覆う車体カバーとを備えた自動二輪車であって、
    上記車体カバーは、上記車体フレームに隣接するように配置された第1のカバーを備え、
    該第1のカバーは、上記車体フレームに隣接し、該車体フレームにおける上記車体カバーが隣接する部分の幅より細い幅を有すると共に、車体フレームの延びる方向に対して角度を有する方向に延びる第1面と、
    上記車体フレーム及び第1面に隣接し、該車体フレーム及び第1面より車幅方向内側に位置する第2面とを有することを特徴とする自動二輪車。
  2. 請求項1において、上記第1のカバーにおける上記第1面と、上記第2面とは、異なる外表面を有することを特徴とする自動二輪車。
  3. 請求項1において、上記第1のカバーは、上記第1面が有する縁の内、上記第2面と隣接する縁とは反対側の縁部に、車幅方向内側に折り曲げ形成された折り返し部を備えていることを特徴とする自動二輪車。
  4. 請求項3において、上記折り返し部は、車幅方向内側に配置された第2のカバーに連なることを特徴とする自動二輪車。
  5. 請求項4において、上記折り返し部は、上記第2のカバーに取り付けられていることを特徴とする自動二輪車。
  6. 請求項1において、上記第1面は、その車体フレームから離れた部分が、車幅方向外側に配置された第3のカバーの車幅方向内側に入り込んでいることを特徴とする自動二輪車。
  7. 請求項1において、上記第1のカバーは、上記第1面を複数備え、該第1面同士の間に上記第2面が配置されていることを特徴とする自動二輪車。
  8. 請求項7において、上記第1のカバーは、上記第1面同士が車体フレームから離れた位置で互いに連結され、該互いに連結された複数の第1面と車体フレームとで囲まれた部分が上記第2面となっていることを特徴とする自動二輪車。
  9. 請求項1において、上記第1のカバーは、着脱可能な車両部品の内側に隠れるように配置された取付部を有し、該取付部が車体フレームに着脱可能に取付られていることを特徴とする自動二輪車。
  10. 請求項9において、上記車両部品はシートであり、該シートは工具を用いることなく着脱可能となっていることを特徴とする自動二輪車。
  11. 請求項10において、上記シートは、上記車体フレームに着脱可能に支持されており、キー操作によりロック,アンロックを行なうロック機構を備えていることを特徴とする自動二輪車。
  12. 請求項1において、上記第1面は、車体フレームの一部を構成するフレーム部材を覆っていることを特徴とする自動二輪車。
  13. 請求項12において、上記フレーム部材は、車体フレームに設けられた取付フランジ部を介して、車体フレームの上記第1のカバーが隣接する部分に取付られており、上記第1のカバーは、上記取付フランジ部に着脱可能に取り付けられていることを特徴とする自動二輪車。
  14. 請求項1において、上記車体フレームは、燃料タンクの下方に配置された左,右一対のタンクレールを備えており、該タンクレールに上記第1のカバーが隣接していることを特徴とする自動二輪車。
  15. 請求項12において、上記フレーム部材は、上記車体フレームの上記第1のカバーが隣接する部分から車両後方に延びてシートを支持する後部フレームであることを特徴とする自動二輪車。
  16. 請求項1において、上記第1のカバーは、樹脂製であることを特徴とする自動二輪車。
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