JPH06247363A - 自動二輪車のフレームサイドカバー - Google Patents

自動二輪車のフレームサイドカバー

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Publication number
JPH06247363A
JPH06247363A JP3627793A JP3627793A JPH06247363A JP H06247363 A JPH06247363 A JP H06247363A JP 3627793 A JP3627793 A JP 3627793A JP 3627793 A JP3627793 A JP 3627793A JP H06247363 A JPH06247363 A JP H06247363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side cover
locking piece
motorcycle
shaped
frame side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3627793A
Other languages
English (en)
Inventor
Koki Ikeda
幸喜 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP3627793A priority Critical patent/JPH06247363A/ja
Publication of JPH06247363A publication Critical patent/JPH06247363A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サイドカバーの成形時に熱引けができること
がなく、支柱及び係止片の成形にも片側にスライドする
スライド型を設けることによって成形できて安価にで
き、組付け性もよい自動二輪車のフレームサイドカバー
を得ること。 【構成】 合成樹脂製の皿状のサイドカバー1の内側に
複数の断面U字状で上蓋2を有する支柱3を立設し、上
蓋2上に係止突起4を片側に有する係止片5を突設し、
係止片5をフレーム側8の弾性止片9の孔10に挿入し
て係止めるようしたことにある。そして、合成樹脂製の
皿状のサイドカバー1の前部に縦長の換気窓7を形成す
るようにしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車のフレー
ムサイドカバーの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車は、フレームの側面に合成樹
脂を用いて皿状に型成形したサイドカバーを取付けて、
内側のリレーなどの電装部品が見えないようにして体裁
を向上させている。サイドカバーには、図7に示すよう
にサイドカバーAの内側に複数の支柱Bを一体に立設
し、この支柱Bの先端に係止突起Cを設けた係止片Dを
一体に設けて、係止片Dをフレーム側Eの弾性止片Fの
孔Gに挿入して係止めるようにしている。又、図8に示
すように支柱Bを断面十状にしたものもある。例えば特
開平4−224483号公報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように支柱
Bの部分が厚い肉になると、サイドカバーAを型成形し
た後に、型から取外して冷却するとき、支柱B部分の冷
却が遅く、熱引けができて、サイドカバーAの支柱B部
分の表側に凹みHができて具合が悪い。
【0004】図8に示すように支柱Bの部分を十型の断
面にすると、支柱Bの部分の肉厚さをサイドカバーA部
分とほぼ同じにすることができて熱引けによる凹みが表
側にできることを防ぐことができる。しかし、この場合
は、支柱B及び係止片Dを一体に成形するのに、左右に
別れる割型を用いなければならず、成形型が複雑になる
と共に、成形作業が面倒になってコスト高になる。又、
サイドカバーAの係止片Dをフレーム側Eの弾性止片F
の孔Gに合せるのに、位置合せが面倒で手間がかかる。
【0005】かかる点に鑑み、この発明は、サイドカバ
ーの成形時に熱引けができることがなく、支柱及び係止
片の成形にも片側にスライドするスライド型を設けるこ
とによって成形できて安価にでき、組付け性もよい自動
二輪車のフレームサイドカバーを得ることを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の自動二輪車のフレームサイドカバーは、
合成樹脂製の皿状のサイドカバーの内側に複数の断面U
字状で上蓋を有する支柱を立設し、上蓋上に係止突起を
片側に有する係止片を突設し、係止片をフレーム側の弾
性止片の孔に挿入して係止めるようにしたことにある。
そして、合成樹脂製の皿状のサイドカバーの前部に縦長
の換気窓を形成するようにしたことにある。
【0007】
【作用】サイドカバーに一体に立設する支柱は、断面U
字状で薄肉にできるので、熱引けができることがなく、
サイドカバーの表面をきれいに仕上げることができる。
又、支柱の断面U字状部分の開いている方向と、係止突
起の方向をスライド型に合せることによって、成形型に
スライド型を一つ設けることによって支柱及び係止片部
分をサイドカバーに一体に成形することができて、成形
型を安く、作業の手間も省ける。又、サイドカバーをフ
レーム側に取付けるときは、後側の係止片を弾性止片の
孔に挿入するように合せた後に、前側の係止片を弾性止
片の孔に合せるとき、換気窓から覗いて見ていることが
できて、簡単に位置合せできて嵌込むことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図6によっ
て説明する。サイドカバー1は、溶解した合成樹脂を成
形型に流し込んで固めて成形するもので、全体として皿
形の形状をしている。サイドカバー1の内側前後には、
上蓋2を有する断面U字状の支柱3を一体成形して設け
る。そして上蓋2の上側には、片側に係止突起4を設け
た係止片5を突設して一体成形する。サイドカバー1の
下端には、ネジ孔6を設けてあって、止ネジを挿入でき
るようにしてある。
【0009】又、サイドカバー1の前部には、内側に凹
めて、縦長の換気窓7を一体成形して設ける。フレーム
側8には、係止片5に合せて、弾性止片9を設けてあ
り、弾性止片9に孔10が設けてある。
【0010】支柱3は断面U字状で薄肉にできるので、
サイドカバー1と一体に型成形しても熱引けが遅れるこ
とがなく、サイドカバー1の表面に熱引けによる凹みが
できないようにできる。又、支柱3のU字状の開放して
ある方向と係止突起4の方向を合せることによって、一
つのスライド型を用いることによって、支柱3及び係止
片5をサイドカバー1と一体に成形することができる。
そして、組付けるときは、後側の係止片5を弾性止片9
の孔10に挿入し、次いで、換気窓7から覗き見ながら
前側の係止片5を弾性片9の孔10に挿入して、全体に
押込めばよく、組付けの作業性がよくなる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、上述
のように構成したので、サイドカバー1の内側に一体に
設ける係止片5の支柱3部分を断面U字状で薄肉にでき
て、サイドカバー1の表面に熱引けによる凹みができる
ことを防止できて、サイドカバー1をきれいに仕上げる
ことができる。又、支柱3及び係止片5をサイドカバー
1の内側の型にスライド型を設けることによって一体成
形できて成形型を簡単にできてコストダウンが図れ、成
形作業も簡単で早くできてコストダウンができる。そし
て、組付けるときは、前側の換気窓7から覗き見なが
ら、係止片5と弾性止片9の孔10の位置合せができ
て、組付け作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す係止片部分の拡大縦断面
図である。
【図2】本発明の実施例を示す係止片部分の拡大平面図
である。
【図3】本発明の実施例を示す係止片部分の拡大斜視図
である。
【図4】本発明の実施例を示すサイドカバーの側面図で
ある。
【図5】本発明の実施例を示すサイドカバーの平面図で
ある。
【図6】本発明の実施例を示す自動二輪車全体の側面図
である。
【図7】従来例を示す係止片部分の縦断面図である。
【図8】他の従来例を示す係止片部分の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 サイドカバー 2 上蓋 3 支柱 4 係止突起 5 係止片 7 換気窓 8 フレーム側 9 弾性止片 10 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の皿状のサイドカバーの内側
    に複数の断面U字状で上蓋を有する支柱を立設し、上蓋
    上に係止突起を片側に有する係止片を突設し、係止片を
    フレーム側の弾性止片の孔に挿入して係止めるようにし
    たことを特徴とする自動二輪車のフレームサイドカバ
    ー。
  2. 【請求項2】 合成樹脂製の皿状のサイドカバーの前部
    に縦長の換気窓を形成するようにしたことを特徴とする
    自動二輪車のフレームサイドカバー。
JP3627793A 1993-02-25 1993-02-25 自動二輪車のフレームサイドカバー Pending JPH06247363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627793A JPH06247363A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動二輪車のフレームサイドカバー

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3627793A JPH06247363A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動二輪車のフレームサイドカバー

Publications (1)

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JPH06247363A true JPH06247363A (ja) 1994-09-06

Family

ID=12465286

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JP3627793A Pending JPH06247363A (ja) 1993-02-25 1993-02-25 自動二輪車のフレームサイドカバー

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JP (1) JPH06247363A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1829775A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1829775A1 (en) * 2006-03-01 2007-09-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle
US7850225B2 (en) 2006-03-01 2010-12-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motorcycle

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