JPH0410479Y2 - - Google Patents

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JPH0410479Y2
JPH0410479Y2 JP1987042794U JP4279487U JPH0410479Y2 JP H0410479 Y2 JPH0410479 Y2 JP H0410479Y2 JP 1987042794 U JP1987042794 U JP 1987042794U JP 4279487 U JP4279487 U JP 4279487U JP H0410479 Y2 JPH0410479 Y2 JP H0410479Y2
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JP
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lower support
protrusion
support
connecting body
stand
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JP1987042794U
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は扇風機、電気スタンド等の基台より突
出した支柱を有するスタンドに関する。
(ロ) 従来の技術 本考案に先行する技術として実公昭61−8626号
公報に記載の扇風機のスタンドがある。スタンド
は合成樹脂にて基台と支柱を一体成型しているも
のであるが、支柱を細かく形成したり、長く形成
するにあつては成型金型強度が低下したり、成型
金型が大型化するものであると共に、金型をスム
ーズに抜くことができず、支柱が変形したりする
こともあつた。
そこで従来の技術においてスタンドを分割形成
する技術がある。
例えば、実公昭39−27851号公報に記載の扇風
機のスタンドがあり、基台と支柱を分割するもの
である。だか支柱の長さは短くなつたものではな
く成型金型強度の低下、及び成型がスムーズに行
われないものである。
また、実公昭61−631号公報に記載の扇風機の
スタンドがあり、支柱を前後に分割形成するもの
である。支柱を前後に分割形成することで成型金
型の小形化が図れ、強度が低下することもなく、
成型もスムーズに行えるものであるが、支柱を連
結する時の螺子が最も見え易い場所に多数露出す
るもので意匠上悪いといつた問題がある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案は従来の技術の欠点に鑑み成型金型が大
型化することなく、十分な金型強度が得られ、型
抜きもスムーズに行え、外観上も一体成型したス
タンドと同程度の一体感が得られる機器のスタン
ドを提供するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は合成樹脂製基台に一体形成した筒状下
部支柱に、上端部に機器主体を支持する合成樹脂
製筒状上部支柱を連結体を介して連結するスタン
ドに於て、下部支柱の上部内面に突出部を形成
し、連結体には下部支柱の突出部に当接する鍔部
と下部支柱上端縁に係合する係止突部と上端面に
螺子穴とを形成し、下部支柱上端開口より突出し
た連結体に被嵌する上部支柱の上端部には螺子穴
に捩じ込む螺子の挿通部を形成する手段でもつて
問題点を解決するものである。
(ホ) 作用 本考案は上下に分割した支柱を連結体にて連結
すると共に、連結体の上端部と上部支柱の上端部
とを螺子にて固定することで、螺子は上部支柱の
上端部に支持する機器主体にて被うことができ
る。
(ヘ) 実施例 扇風機1のスタンド2を実施例とし、第1図乃
至第6図に示す第1実施例と、第7図に示す第2
実施例に基づき本考案を説明する。
まず、第1実施例について説明する。
扇風機1は第2図に示す側面図の形状をしてお
り、扇風機1はスタンド2と扇風機主体3とから
なる。扇風機主体3は電動機部4とガード体5と
送風羽根6と電動機部4を首振自在に支持するネ
ツクピース7とを備えている。
スタンド2は筒状下部支柱8を一体形成した合
成樹脂製基台9と、基台9下面を閉塞する板金製
裏板10と、下部支柱8に内装され、その上端開
口より突出する合成樹脂製連結体11と、連結体
11を介して下部支柱8に連結する合成樹脂製筒
状上部支柱12とを備えている。
基台9内にはスイツチ13、表示体14、制御
用回路部品を実装した基板15を螺子16にて固
定するボス17と、裏板10を螺子18にて固定
するボス19と、基台9内に形成するコード収納
部20の開閉蓋体21を支持するボス22とを形
成している。合成樹脂にて形成する開閉蓋体21
はコ字状取付枠23と、取付枠23の内面に薄肉
ヒンジ24にて開閉自在に一体形成する開閉蓋2
5とからなる。取付枠23の両端には基台9の下
側縁への係止部26を形成している。取付枠23
の薄肉ヒンジ24を形成した片部分の一側面には
ボス22に挿入する長い突起27を形成し、突起
27に対する他側面には短い突起28を形成して
いる。裏板10には取付枠23内縁と略合致する
切欠29を形成し、突起28の係合孔30を形成
している。開閉蓋25の遊端には開閉用把手31
と係合突起32を形成している。係合突起32が
係合する係止突起33は基台9下縁に形成してい
る。開閉蓋体21は基台9のボス22に突起27
を挿入し、取付枠23の係止部26を基台9の下
縁に係止させた後、裏板10を被せ突起28を係
合孔30に係合せしめる。開閉蓋体21は基台9
と裏板10に係止させることで、開閉蓋25の開
閉操作による外力の作用に対してもたわみ外れる
ことがない。開閉蓋体21の基台9及び裏板10
への係止場所は限定されることがなく、本実施例
の如く裏板10にコード収納部20への開口を形
成することもできるし、基台9に切欠を形成して
コード収納部20への開口を形成することもでき
る。
基台9に一体形成した下部支柱8はその断面形
状が前後左右が対称形に形成され、本実施例では
惰円に形成されている。下部支柱8の上部には外
周に上部支柱12の肉厚寸法の段部34を形成
し、段部34にて下部支柱8の上部内面に突出部
35を形成している。下部支柱8の上端には上部
支柱12との連結位置決めを行う誤連結防止部3
6を突部にて形成している。
上部支柱12はその下端が下部支柱8の段部3
4に被嵌密着する形状に形成し、上端部にはネツ
クピース7を俯仰角度調整自在に枢支する二叉部
部37を形成している。上部支柱12の上端部に
相当する二叉部部37の底部には連結体11に捩
じ込む螺子38の挿通部39を形成している。上
部支柱12の下部内面には誤連結防止部36と衝
合する突部40を形成している。上部支柱12を
前後を間違えて下部支柱8に被嵌すると、突部4
0が誤連結防止部36と衝合してそれ以上の被嵌
を阻止する。誤連結防止部36は一部に突部40
が嵌合する切欠にて形成してもよく、突部40と
誤連結防止部36が噛み合うことで、上下部支柱
8,12の被嵌が間違いなく行なえることにな
り、特にこの構造は支柱が円筒の場合有用なもの
である。
連結体11は下部支柱8の上部内面に合致する
外側形状をした筒状に形成される。連結体11の
下端部には突出部35に当接する鍔部41を形成
し、側面部には鍔部41が突出部35に当接した
時に下部支柱8の上端縁に係合する係止突部42
を形成している。係止突部42はコ字状切込み4
3にて囲まれ弾性にて内側に容易に待避できるよ
うに形成し、連結体11の下部支柱8からの挿入
に伴なう係止突部42の抵抗を小さくして仮止め
への装着を容易にしている。連結体11の上端面
には螺子38を捩じ込む螺子穴44を形成してい
る。上部支柱12の挿通部39と螺子穴44とは
本実施例においては衝合される。挿通部39と螺
子穴44とは下部支柱8と上部支柱12との成型
時の誤差を吸収するために多少間隔を有して位置
せしめてもよい。下部支柱8と連結体11と上部
支柱12とは一体化された状態でその内部が挿通
されており、給電コードが配線される。
第7図は第2実施例を示し、第1実施例と同一
構成部分は同一符号、同一名称で示し、詳細説明
を省略し、相違点のみを主として説明する。
下部支柱8の上部内面には突部又はリブにて突
出部35を形成している。上部支柱12の下部内
面には連結体11の外側面に当接する案内嵌合部
45を突部、リブにて形成している。下部支柱8
と上部支柱12とは突き合わせにて連結し、横へ
のずれを連結体11にて行なつているものであ
る。
本考案は前述の実施例の構造に限定されるもの
ではなく種々の構造にて実施できる。例れば上部
支柱12と下部支柱8を円筒形状と連結体11を
介して上部支柱12を下部支柱8に回動するよう
に形成してもよい。また下部支柱8と上部支柱1
2の衝合部分にリング体を介在させるようにして
形成し、支柱中程に意匠的アクセントを持たせて
もよいし、リング体を弾性体にて形成し、連結部
分の密着性と振動吸収を行なうようにしてもよ
い。
(ト) 考案の効果 本考案は支柱を上下に分割することで金型の小
型化と強度アツプが図れ、連結体に介在しての連
結においても上下方向で連結螺子止めすること
で、外観露出部分に螺子が表われないものであ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案を示すもので、第1図乃至第6図は
第1実施例を示すもので、第1図は要部破断分解
斜視図、第2図は側面図、第3図は要部縦断側面
図、第4図は要部縦断正面図、第5図は基台の縦
断側面図、第6図は基台の分解斜視図、第7図は
第2実施例の要部縦断側面図である。 2……スタンド、3……扇風機主体、8……下
部支柱、9……基台、10……裏板、11……連
結体、12……上部支柱、34……段部、35…
…突出部、38……螺子、39……挿通部、41
……鍔部、42……係止突部、44……螺子穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂製基台に一体形成した筒状下部支柱
    に、上端部に機器主体を支持する合成樹脂製筒
    状上部支柱を連結体を介して連結するスタンド
    に於て、下部支柱の上部内面に突出部を形成
    し、連結体には下部支柱の突出部に当接する鍔
    部と、下部支柱上端縁に係合する係止突部と、
    上端面に螺子穴とを形成し、下部支柱上端開口
    より突出した連結体に被嵌する上部支柱の上端
    部には螺子穴に捩じ込む螺子の挿通部を形成し
    てなる機器のスタンド。 2 下部支柱の突出部を下部支柱の上部に段部を
    形成することで内寸法を小さくして形成してな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の機器の
    スタンド。
JP1987042794U 1987-03-24 1987-03-24 Expired JPH0410479Y2 (ja)

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JPS63150194U JPS63150194U (ja) 1988-10-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS455493Y1 (ja) * 1965-09-06 1970-03-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS455493Y1 (ja) * 1965-09-06 1970-03-16

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JPS63150194U (ja) 1988-10-03

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