JPH06245832A - デスク又はテーブルのアジャスタ装置 - Google Patents

デスク又はテーブルのアジャスタ装置

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JPH06245832A
JPH06245832A JP6262693A JP6262693A JPH06245832A JP H06245832 A JPH06245832 A JP H06245832A JP 6262693 A JP6262693 A JP 6262693A JP 6262693 A JP6262693 A JP 6262693A JP H06245832 A JPH06245832 A JP H06245832A
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JP
Japan
Prior art keywords
nut member
leg
adjuster
divided
desk
Prior art date
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Pending
Application number
JP6262693A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuo Sakano
厚生 阪野
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TOYOSETSUTO KK
Original Assignee
TOYOSETSUTO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デスク又はテーブルの脚部下端部に設けられ
るアジャスタを、製作も組付けも容易な構造とする。 【構成】 筒状に形成された脚部10の下端部に下側か
らナット部材14が嵌め込まれ、その雌ねじ孔30にア
ジャスタ16の雄ねじ部32が螺合している。ナット部
材14は雌ねじ孔30の中心線を含む垂直平面により第
一分割部36と第二分割部38とに二分割され、それら
が各分割面に形成されたピン部とピン穴部の嵌合により
アジャスタ16の雄ねじ部32を中心に位置させた状態
で着脱可能に連結される。その連結状態のナット部材1
4が脚部10に嵌め込まれた状態では、ナット部材14
の爪部60が脚部10のストッパ部64に、またナット
部材14の肩面56が脚部10の段付き面68にそれぞ
れ係合して、上下方向の位置が規定されるとともに抜け
が防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デスク又はテーブル
の脚部下端部と床面との距離を調節するアジャスタ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなデスク等のアジャスタ
装置は、合成樹脂で脚部下端部を形成する場合、割型の
分割面にねじ状の中子を配置して射出成形した後、その
中子を回転させて抜き取ることにより雌ねじ孔を形成
し、そこにアジャスタの雄ねじ部を螺合するものであ
る。
【0003】あるいは、その脚部の樹脂成形の際に、金
属製のナットをインサート成形し、これにアジャスタを
螺合することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の構造でも成形工程が複雑で製造に手間が掛かり、また
アジャスタの組付けの際には、それの雄ねじ部を上述の
雌ねじ孔にねじ込む作業が必要で、これに相当の時間が
かかる。
【0005】本発明の課題は、アジャスタ装置の製作及
び組立てを容易にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、デスク又は
テーブルの脚部の筒状に形成された下端部に、上下方向
に雌ねじ孔を有するナット部材が下から嵌め込まれると
ともに、そのナット部材にアジャスタがそれの雄ねじ部
において螺合された構造をとり、かつそのナット部材と
脚部下端部との組付け構造を以下のように構成したもの
である。
【0007】ナット部材は、雌ねじ孔の中心線を含む分
割面により二分割された第一分割部と第二分割部とが連
結部により着脱可能に連結されたものである。そして、
脚部の筒状の下端部の内面には、内向きに突出するスト
ッパ部が形成される一方、ナット部材の外面には、脚部
への嵌込みにより上記ストッパ部を弾性変形により乗り
越えて上側からそのストッパ部に係合する爪部が形成さ
れる。さらに、脚部下端部の内面には、ストッパ部より
下側に位置して内法寸法を大きくする水平方向の段付き
面が形成される。これに対向して前記ナット部材には、
その段付き面に下側から当接する肩面が形成される。こ
れら段付き面と肩面とが当接した状態で、ナット部材の
下端部が脚部の下端部から突出しない形態とされる。
【0008】
【作用】このようなデスク又はテーブルのアジャスタ装
置においては、そのアジャスタの雄ねじ部を中心に閉じ
込めるように、分割状態にあるナット部材の第一分割部
と第二分割部とが連結されることにより、アジャスタの
雄ねじ部はナット部材の雌ねじ孔に螺合した状態とな
る。このようなナット部材を脚部の筒状の下端部に嵌め
入れることにより、そのナット部材の爪部が脚部内面の
ストッパ部を乗り越えて上側からそのストッパ部に係合
し、ナット部材の抜けが防止される。また、このときナ
ット部材の肩面が脚部内面の段付き面に当接することに
より、ナット部材の嵌込み量が規定される。この状態で
ナット部材の下端部は脚部の下端部から突出せず、脚部
下端部の内側に隠れるため、外観上、ナット部材が目立
つことはない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図10に示すデスク2は、天板4の一方の側の
下面に複数の引出し6を収容する袖箱8を備え、この袖
箱8の下面に2本の脚部10が取り付けられるととも
に、天板4の他方の側に2本の脚部11が設けられてい
る。脚部10を含むA部分を分解して図1及び図2に示
す。
【0010】この脚部10には、アジャスタ装置を構成
するナット部材14及びアジャスタ16が組み込まれて
いる。脚部10は四角筒状の一体樹脂成形品で、図3に
示すように断面がほぼ正方形の空洞部18を備え、上部
には互いに反対向きに突出する組付突起部20とねじ締
結突起部22とが形成され、図11に示すように、組付
突起部20が、袖箱8の下面に形成された脚装着部24
に嵌め込まれるとともに、ねじ締結突起部22が脚固定
部26にねじ部材28により固定されている。
【0011】図1及び図2に示すように、ナット部材1
4は、脚部10の下端部の内側に嵌め込まれるものであ
り、その中心部には上下方向に貫通する雌ねじ孔30を
有する。この雌ねじ孔30にアジャスタ16が自身の雄
ねじ部32において螺合され、雄ねじ部32は扁平円柱
状のベース部34の中心部に固定されている。
【0012】ナット部材14は、その雌ねじ孔30の中
心線を含む一平面(分割面)によって二分割構造とさ
れ、図4に示すように、第一分割部36と第二分割部3
8とが結合されたものである。両分割部36、38に
は、互いに合体することにより1つの雌ねじ孔30を構
成する半円状の雌ねじ構成部40、40が上下方向に形
成され、また両分割部36、38を着脱可能に連結する
連結部として、第一分割部36には、その分割面から直
角に突出する4個のピン部44が設けられ、他方の第二
分割部38の分割面には、これらのピン部44が着脱可
能に嵌め入れられる4個のピン穴部46が形成されてい
る。
【0013】各分割部36、38はそれぞれ樹脂の一体
成形品であって、最下段のベースフランジ部50の上側
に二段屋根状の中間フランジ部52及び上部フランジ部
54を備えている。図6ないし図9は、第一分割部36
をさらに詳細に示すものであるが、第二分割部38につ
いてもピン部44がピン穴部46に変わるだけで、その
他は第一分割部36と同様である。図7、図8に示すよ
うに、上部フランジ部54の分割面(PL)と平行な1
辺部には、斜面58が切欠状に形成され、この部分が爪
部60とされている。
【0014】一方、図5に示すように、脚部10の空洞
部内面62には、中心側に向かって内向きに突出するス
トッパ部64が互いに対向して形成され、このストッパ
部64の下部には、上側ほど中心側に接近する斜面66
が形成されている。さらに脚部10の空洞部内面62に
は、その下端部近傍に位置して水平方向の段付き面68
が形成され、この段付き面68は、脚部10の下端部内
面を環状に座ぐるように形成された大径部70の上端に
位置している。
【0015】以上のようなナット部材14は、脚部10
に対して次のように組み付けられる。まず、図4に示す
ように、ナット部材14を分割した状態で、2個の分割
部36及び38を雄ねじ部32を介して対向させ、ピン
部44をピン穴部46に嵌め入れることにより、雄ねじ
部32を雌ねじ構成部40、40に閉じ込めるように両
分割部36、38を結合する。これにより雌ねじ孔30
が形成されるとともに、その中にアジャスタ16の雄ね
じ部32が自動的に螺合された状態となる。
【0016】このようにアジャスタ16が螺合されたナ
ット部材14は、図5に示すように脚部10の下端部か
らその空洞部18の内側に嵌め込まれるが、その嵌込み
の過程で、ナット部材14の上端部に位置する一対の爪
部60、60が、脚部10の一対のストッパ部64の下
側斜面66を通過しつつ弾性変形させられてストッパ部
64を乗り越えた後、上側からそのストッパ部64に引
っ掛かり、ナット部材14の脚部10からの抜けが防止
される。また、ナット部材14の下部の肩面56が、脚
部10の段付き面68に下側から当接し、これによって
ナット部材14の上方への変位が防止される。このとき
脚部10の下端とナット部材14の下端とがほぼ面一と
なる。このような状態でアジャスタ16をナット部材1
4に対し螺進・螺退させれば、脚部10の下端からのベ
ース部34の突出量を調節することができる。
【0017】なお、図10のもう1個の脚部10や他方
の側の脚部11においても、同様なアジャスタ装置が設
けられて、デスク2が床面に対してガタが生じないよう
に設置されるようになっている。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、二分割構造とされたナ
ット部材がアジャスタの雄ねじ部を両側から挟むように
結合されることにより、その雄ねじ部がナット部材の雌
ねじ孔に螺合された状態を簡単に得ることができ、一々
その雄ねじ部をナット部材の雌ねじ孔にねじ込む手間が
省ける。また、樹脂の一体成形で雌ねじ孔を形成する場
合のような、ねじ状中子を回転させつつ抜き取る工程も
必要なければ、ナット部材をインサート成形する必要も
ない。上記のようにアジャスタの雄ねじ部を挟み込んだ
ナット部材を、脚部の下側開口から嵌め込めばよい。こ
の際、ナット部材の爪部が脚部のストッパ部に係合する
とともに、ナット部材の肩面が脚部の段付き面に当接す
ることで、ナット部材が脚部から抜けるようなことがな
く、かつ上方への変位も防止された状態に保たれる。し
かも、この状態でナット部材が脚部の下端から突出する
ことなく、その脚部内に納まる構造となっているため、
ナット部材が外観に表れず、従って外観意匠も見栄えの
よいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるアジャスタ装置の分解
断面図。
【図2】図1とは切断面が90度異なる分解断面図。
【図3】脚部本体の底面図。
【図4】ナット部材及びアジャスタの分解斜視図。
【図5】ナット部材の脚部本体への嵌入れ完了状態の断
面図。
【図6】ナット部材を構成する第一分割部の平面図。
【図7】その正面図。
【図8】その側面図。
【図9】その底面図。
【図10】本発明の適用対象の一例であるデスクの斜視
図。
【図11】そのデスクに脚部を取り付ける状態の説明
図。
【符号の説明】
2 デスク 8 袖箱 10 脚部 14 ナット部材 16 アジャスタ 30 雌ねじ孔 32 雄ねじ部 34 ベース部 36 第一分割部 38 第二分割部 44 ピン部(連結部) 46 ピン穴部(連結部) 56 肩面 60 爪部 64 ストッパ部 68 段付き面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デスク又はテーブルの筒状に形成された
    脚部下端部に、上下方向に雌ねじ孔を有するナット部材
    が下から嵌め込まれるとともに、そのナット部材にアジ
    ャスタがその雄ねじ部において螺合され、そのねじ込み
    量により前記脚部の長さが調節される構造であり、 前記ナット部材は、前記雌ねじ孔の中心線を含む分割面
    により二分割された第一分割部と第二分割部とが連結部
    により着脱可能に連結されてなり、前記脚部の下端部の
    内面には、内向きに突出するストッパ部が形成され、一
    方、前記ナット部材の外面には、前記脚部への嵌込みの
    際に前記ストッパ部を弾性変形により乗り越えて上側か
    らそのストッパ部に係合する爪部が形成されるととも
    に、そのストッパ部より下側に位置して前記脚部下端部
    の内面には、内法寸法を大きくする水平方向の段付き面
    が形成され、これに対向して前記ナット部材には、その
    段付き面に下側から当接する肩面が形成され、それら段
    付き面と肩面とが当接した状態で前記ナット部材の下端
    部が前記脚部の下端部から突出しない形態とされたこと
    を特徴とするデスク又はテーブルのアジャスタ装置。
JP6262693A 1993-02-26 1993-02-26 デスク又はテーブルのアジャスタ装置 Pending JPH06245832A (ja)

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JP (1) JPH06245832A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001340152A (ja) * 2000-05-30 2001-12-11 Okamura Corp 脚端具取付構造
US6892991B1 (en) * 2003-03-11 2005-05-17 Sung Kuk Soh Height-adjustable support for elevating furniture

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