JPH068091U - パワーユニットの取付構造 - Google Patents

パワーユニットの取付構造

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Publication number
JPH068091U
JPH068091U JP4806592U JP4806592U JPH068091U JP H068091 U JPH068091 U JP H068091U JP 4806592 U JP4806592 U JP 4806592U JP 4806592 U JP4806592 U JP 4806592U JP H068091 U JPH068091 U JP H068091U
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JP
Japan
Prior art keywords
power unit
mirror housing
housing
mounting
mirror
Prior art date
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Pending
Application number
JP4806592U
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English (en)
Inventor
良司 宇梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP4806592U priority Critical patent/JPH068091U/ja
Publication of JPH068091U publication Critical patent/JPH068091U/ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンダーカット部を有する合成樹脂製ミラー
ハウジングにリモートコントロール用のパワーユニット
を取り付ける構造を改良して、ミラーハウジングの射出
成形を困難ならしめる虞れが無く、構成部品点数が少な
く、取付所要工数の少ないパワーユニット取付構造を提
供する。 【構成】 パワーユニット13は、本体13aと蓋13
bとに分割されている。本体13aの上端部と蓋13b
の上端部とは上部取付ネジ14で共締めされてミラーハ
ウジング12の背面にタップ締めされている。上記のハ
ウジング本体13aの下端部にはブラケット13cが一
体成形され、下部取付ネジ15によりミラーハウジング
12の底面にネジ止めされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ミラーハウジングに対してリモートコントロール用のパワーユニッ トを取り付けるための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4は、ミラーハウジングに対してリモートコントロール用のパワーユニット を取り付けたドアミラーの従来例を示す斜視図である。1はミラーベースであっ て車体(本例ではドア部分)に固定して用いられる。このミラーベースには、ほ ぼ垂直方向の枢支軸1aが、取付フランジ1bを介して取り付けられている。 上記の枢支軸1aに対して、回動ベース2の軸受筒2aが回動自在に外嵌され るとともに、該回動ベース2のフレーム2bに対してミラーハウジング3および パワーユニット4が取り付けられる。3eはミラーハウジングの取付スクリュー 、4aはパワーユニットの取付スクリューである。上記のパワーユニット4は、 球継手4bを介してミラー5を傾動自在に支承するとともに、進退杆4cを介し て該ミラー5を傾動せしめる。6は、ボール6aとスプリング6bと係合穴6c とよりなる節度機構である。前記のミラーハウジング3には、回動ベース2のフ レーム2bを取り付けるためのボス3a,3b,3c,3dが合成樹脂材料によ って一体成形されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図5は、図4に示したミラーハウジングに類似する従来例のミラーハウジング 3′を示し、(A)は正面図である。本例のミラーハウジング3′は、これを枢 支軸で回動自在に支承するための軸受筒3fを別体に構成して接着固定してある 。前述したパワーユニット取付用のボス3a,3cを含むb−b断面矢視図を図 5に(B)に示す。 この種のミラーハウジングを合成樹脂材料で射出成形する場合、コアの基本型 抜き方向は矢印a方向であるが、この基本型抜き方向に関してアンダーカット部 uが有るので、スライドコアを設けなければならない。このスライドコアのスラ イド方向は図示の矢印cのごとくである。本従来例(図5)において、パワーユ ニット取付用のボス3aは基本型抜き方向(矢印a)に抜けるので別段の不都合 を生じないが、パワーユニット取付用のボス3cはスライドコアのスライド方向 (矢印c)に抜けないので成形操作上の不具合を生じる。 従来技術を適用して、アンダーカット部uを成形するためのスライドコアを矢 印c方向にスライドさせる構造とし、かつ、矢印c方向には抜けないボス3cを 成形することは不可能ではないが種々の困難を伴う。すなわち、該アンダーカッ ト部uを成形するコアを2分割して置き子式にすることも可能であるが、このよ うにしようとすると自動スライドが不可能であり、どうしても人付きの成形作業 になってしまう。また、前記アンダーカット部uを無くするために駄肉で埋める ことも考えられるがヒケを生じるため製品品質を低下させる。この場合にヒケを 防止する公知技術としてサンドイッチ発泡成形法やガスインジェクション法が有 るが、設備コストやランニングコストを増加させる上に、製品品質の安定性を低 下させる。 上記の不具合を解消して、アンダーカット部を有するミラーハウジングの射出 成形を困難ならしめることなくパワーユニットを取り付けるため、図6に示す構 造が公知である。(A)はミラーハウジング7にパワーユニット10を取り付け た状態の正面図、(B)はその断面図である。ミラーハウジング7に対して、上 部取付ネジ8aと下部取付ネジ8bとによって取付板9が固着される。上記の取 付板9に対して、二つ割り形のハウジングを有するパワーユニット10が取付ネ ジ11により共締めして取り付けられている。この構造によると構成部品点数が 多く、組立作業の所要工数も多い。 本考案は上述の事情に鑑みて為されたもので、アンダーカット部を有するミラ ーハウジングの成形を困難ならしめることなく、構成部品点数が少なく、組立作 業の所要工数の少ない、パワーユニットの取付構造を提供することを目的とする 。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため、本考案に係るパワーユニットの取付構造は、パワ ーユニットのハウジングを二つ割り形にしてパワーユニットハウジングの本体部 とパワーユニットハウジング蓋とに区分し、上記本体部の上縁付近を蓋と共締め でミラーハウジングの背面にネジ止めするとともに、該本体部の下端部をミラー ハウジングの底面にネジ止めする。ただし、パワーユニットハウジングの本体部 と蓋とは説明の便宜上の呼称である。また、ミラーハウジングの背面とはミラー の反射方向の反対側の意であって、このミラーハウジングを装着した自動車の走 行方向とは無関係の呼称である。本考案において、上,底,の呼称は、ミラーハ ウジングが車体に装着された姿勢における上下方向に基づいて定めた。
【0005】
【作用】
上記の構成によれば、ミラーハウジングの射出成形を困難ならしめる構成部分 (例えば基本型抜き方向と干渉するボスなど)を一体成形する必要が無く、また 図6の公知例における取付板9に相当する部材が無く、取付用のネジ部材の個数 も少なくて済む。
【0006】
【実施例】
図3は本考案の1実施例を示し、ミラーハウジング12にパワーユニット13 を取り付けた状態の正面図である。12cはミラーハウジング12を補強するた めのリブであり、上記パワーユニット13の台座としての役目を兼ねている。本 図3から容易に理解できるごとく、上記のリブ12cはミラーハウジング12の 基本型抜き方向(図において紙面と垂直)に平行な板状部材であって、射出成形 を困難ならしめない。本図3のe−e断面を図1に示し、f−f断面を図2に示 す。前記パワーユニット13はパワーユニットハウジングの本体13aとパワー ユニットハウジング蓋13bとを有している(図面を簡素にするため、パワーユ ニット13内の構成部品は図示を省略した)。上記ミラーハウジング12の背面 内側には、(図1参照)ネジ用の穴12a1を有する取付ボス12aが一体に成 形されるとともに、該ミラーハウジング12の底面を貫通するネジ用の孔12b が設けられている。上記パワーユニットハウジング蓋13bにはフランジ13b 1 が、パワーユニットハウジング本体部13aにはフランジ13a1が、それぞれ 形成されていて、上部取付ネジ14によって共締めされるとともに、前記のボス 12aの穴12a1にタップ締めされている。このようにしてパワーユニット1 3は、そのハウジングの上縁付近の複数個所を、共締めしてミラーハウジング1 2の背面にネジ止めされている。上記パワーユニットハウジング本体部13aの 下端付近に、ネジ用の孔13c1を有する取付ブラケット13cが一体成形され 、下部取付ネジ15によってミラーハウジング12の底面内側に固定されている 。 図1について以上に説明した構成により、パワーユニットハウジング本体部1 3aはミラーハウジング12に対して強固に取り付けられるが、この図に現われ ている構成ではパワーユニットハウジングの本体部13aと蓋13bとの結合が 不完全である。この結合構造は、図1のc−c断面を描いた図2に現われている 。パワーユニットハウジング本体部13aは蓋取付ネジ16によってパワーユニ ットハウジング蓋13bをネジ止めされ、図1について説明したリブ12cに当 接して強固に、かつ安定して支持されている。これによりパワーユニットの耐振 性が良好となる。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の構造によれば、ミラーハウジングの射出成形を 困難ならしめることなく、少ない構成部品により、パワーユニットをミラーハウ ジングに強固に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示し、図3のe−e断面図
である。
【図2】上記実施例を示し、図3のf−f断面図であ
る。
【図3】本考案の1実施例を示す正面図である。
【図4】リモートコントロール式ミラーの分解斜視図で
ある。
【図5】ミラーハウジングの射出成形に関する課題の説
明図である。
【図6】パワーユニット取付構造の公知例を示す説明図
である。
【符号の説明】
12…ミラーハウジング、12a…取付ボス、12b…
ネジ用の孔、12c…リブ、13…パワーユニット、1
3a…パワーユニットハウジング本体、13b…パワー
ユニットハウジング蓋、13c…取付ブラケット、13
1…取付ブラケットに設けられたネジ用の穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材料によって射出成形され、射
    出成形用金型の基本型抜き方向に関してアンダーカット
    部を有するミラーハウジングに対してパワーユニットを
    取り付ける構造において、上記パワーユニットのハウジ
    ングは本体と蓋とより成り、パワーユニットハウジング
    の本体の上縁付近は複数個所でパワーユニット蓋と共締
    めされてミラーハウジングの背面にネジ部材で取りつけ
    られており、かつ、該パワーユニットハウジング本体の
    下端部はミラーハウジングの底面にネジ部材で取りつけ
    られていることを特徴とする、パワーユニットの取付構
    造。
JP4806592U 1992-07-09 1992-07-09 パワーユニットの取付構造 Pending JPH068091U (ja)

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JP4806592U JPH068091U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 パワーユニットの取付構造

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JP4806592U JPH068091U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 パワーユニットの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH068091U true JPH068091U (ja) 1994-02-01

Family

ID=12792953

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JP4806592U Pending JPH068091U (ja) 1992-07-09 1992-07-09 パワーユニットの取付構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022046667A (ja) * 2017-06-30 2022-03-23 エスエムアール・パテンツ・ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ 可動ヘッド組立体を備えた後方観察デバイスおよびそれを備えた車両

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0232455B2 (ja) * 1988-11-28 1990-07-20 Honda Motor Co Ltd 2saikuruenjinnohaikisochi

Patent Citations (1)

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