JPH081533Y2 - パワーウィンド用スイッチユニットの取付構造 - Google Patents

パワーウィンド用スイッチユニットの取付構造

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JPH081533Y2
JPH081533Y2 JP1990108995U JP10899590U JPH081533Y2 JP H081533 Y2 JPH081533 Y2 JP H081533Y2 JP 1990108995 U JP1990108995 U JP 1990108995U JP 10899590 U JP10899590 U JP 10899590U JP H081533 Y2 JPH081533 Y2 JP H081533Y2
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JP
Japan
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switch unit
switch
finisher
power window
door trim
Prior art date
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JP1990108995U
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JPH0466730U (ja
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一司 安江
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、パワーウィンド用スイッチユニットの取付
構造に関する。
《従来の技術》 従来のパワーウィンド用スイッチユニットの取付構造
は第5図に示すようにスイッチフィニッシャ2の下面に
突設されたボス2aに金属クリップ3がビス4によって固
定されており、またスイッチフィニッシャ2に開口する
取付孔8に挿入されたパワーウィンド用スイッチユニッ
ト1がスイッチフィニッシャ2の下面に突設されたボス
2bにビス5によって固定されていた。
そして、第6図に示すように、このスイッチフィニッ
シャ2の端部2cは、前記金属クリップ3の鍔3aがドアト
リム7の開口部の端縁7aに引掛けられた状態でドアトリ
ム7に当接し、スイッチフィニシャ2の他端はプルハン
ドル用の開口9がドアトリム7の図示しないアームレス
トに取付けられていた。
また、他の従来例では第7図に示すようにスイッチフ
ィニッシャ2の下面の一端にL字状の鍔6がスイッチフ
ィニッシャ2と一体に突設されていて、第8図に示すよ
うに、この鍔6とスイッチフィニッシャ2の端部2cによ
ってドアトリム7の開口部の端縁7aを挟持するように構
成されたものものある。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら上記のような構成にあっては、スイッチ
フィニッシャ2に金属クリップ3をスイッチユニット1
とは別に取付けるため、金属クリップ3、ビス4の部品
費や取付工数が余分にかかって価格があがるなどの問題
点があった。
また、他の従来例では、スイッチフィニッシャ2とL
字状の鍔6を一体で射出成形するためには金型にスライ
ド型を追設する必要があり、型費が高くなるなどの問題
点があり、一方スイッチフィニッシャ2の端部2cにアン
ダーカット10がある場合には、スライド型方式のみでは
射出成形が困難であるなどの問題点があった。
更に、最近の傾向として車室内にクロス貼り等のソフ
トな感覚を拡大することが好まれるようになり、プルハ
ンドルやパワーウィンド用のスイッチフィニッシャ2等
の合成樹脂部分を小さくしたい要望から金属クリップ3
の固定用ボス2aとスイッチユニット1との間隔が小さく
なって金属クリップ3を固定するスペースがなくなるな
どの問題点が生じて来た。
本考案は、上記の問題点に着目してなされたもので、
その目的とするところは、金属クリップ、ビス等の部品
費やその取付工数を削減し、且つスイッチフィニッシャ
の小型化にも対応出来ると共に、射出成形における金型
費が安くなるパワーウィンド用スイッチユニットの取付
構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために本考案は、パワーウィン
ド用スイッチフィニッシャの下面に突設されたボスにビ
スで固定されて、このスイッチフィニッシャと共にドア
トリムの開口部に取付けられるパワーウィンド用スイッ
チユニットのフランジの一端に、このフランジの一端と
スイッチフィニッシャの一端とでドアトリムの開口部の
縁部を挟持するための傾斜する鍔をスイッチユニットの
フランジと一体に設けた構成にしてある。
《作用》 パワーウィンド用スイッチフィニッシャをドアトリム
の開口部に挟んでスイッチフィニッシャの下面に突設さ
れたボスにビスによって固定すると、このスイッチユニ
ットのフランジの一端に設けられた傾斜する鍔と、スイ
ッチフィニッシャの一端とでドアトリムの開口部の端縁
を挟持して、スイッチフィニッシャとスイッチユニット
がドアトリムに固定されることになる。
このため金属クリップやこれを固定するビスなどが不
要となって、これらの部品費や取付工数が低減する。ま
た、金属クリップを固定するためのスペース必要としな
いのでスイッチフィニッシャの小型化も可能となる。
《実施例》 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案に係るパワーウィンド用スイッチユニ
ットの取付構造の分解斜視図、第2図は第1図のII-II
線に沿う部分断面図である。
図面中12はスイッチユニット、13は鍔、14はスイッチ
フィニッシャ、18はドアトリムである。
パワーウィンド用スイッチユニット12は内部にスイッ
チ類を収納して、外形は箱形をなし、この上面には長方
形のフランジ12aを備えている。フランジ12aの両端には
ビス16を挿通するための孔12bが穿孔され更に、フラン
ジ12aの一端側にはドアトリム18の開口部の端縁18aを挟
持するための傾斜する鍔13が延設されている。
パワーウィンド用スイッチフィニッシャ14の一端に
は、前記スイッチユニット12を取付けるための取付孔15
が設けられ、この取付孔15の前後の下面にはボス14aが
それぞれ突設されて、スイッチユニット12の固定用ビス
16が螺合されるよになっている。また、スイッチフィニ
ッシャ14の他端にはプルハンドル用の開口17が設けられ
ていて、ドアトリム18のアームレスト(図示せず)に取
付けられるようになっている。
次に作用を説明する。
スイッチフィニッシャ14の取付孔15にスイッチユニッ
ト12を挿入して、前記ボス14aにスイッチユニット12の
孔12bを合せ、ビス16をそれぞれの孔12bに挿通してボス
14aのねじ孔に螺合し、スイッチユニット12をスイッチ
フィニッシャ14に固定する。
次にスイッチフィニッシャ14をスイッチユニット12と
共にドアトリム18の所定の開口位置にセットしてスイッ
チユニット12の鍔13をドアトリム18の端縁18aの下方に
くぐらせて押し込むようにすると、スイッチフィニッシ
ャ14の一端14bと、スイッチユニット12の鍔13がドアト
リム18の開口部の端縁18aを挟持してこれら3者が固定
され、パワーウィンドスイッチ装置11が完成する。
また、他の実施例として第3図に示すように、スイッ
チフィニッシャ14にプルハンドルの部分がないものにつ
いても、スイッチユニット12の構成は前記と同じもので
よく、この場合には、プルハンドルがないためスイッチ
フィニッシャ14のボス14aの少なくとも一方には金属ク
リップを挟んでビス締めを行なうことになる。
更に上記スイッチユニット12の鍔13の変形例として第
4図に示すように、鍔13を波形に成形すると、鍔13には
ばね効果が加わることになり、ドアトリム18の厚みtが
クロスの貼着などによって変化しても、このばね効果に
よってスイッチフィニッシャ14の一端14bとドアトリム1
8との間に隙間が生じるようなことはない。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案はパワーウィンド用スイ
ッチフィニッシャの下面に突設されたボスにビスで固定
されて、このスイッチフィニッシャと共にドアトリムの
開口部に取付けられるパワーウィンド用スイッチユニッ
トのフランジの一端に、このフランジの一端とスイッチ
フィニッシャの一端とでドアトリムの開口部の縁部を挟
持するための傾斜する鍔をスイッチユニットのフランジ
と一体に設けたように構成したから、スイッチユニット
の少なくとも一端の金属クリップやビスが不要になって
部品費や取付工数を削減することが出来るし、金属クリ
ップを固定するためのスペースを必要としないのでスイ
ッチフィニッシャの小型化も可能となって、ユーザーの
高級志向にも対応することが出来る。
更に、スイッチユニットの射出成形においては、前記
鍔が金型の型抜き方向に設定されているので、高価なス
ライド型等を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパワーウィンド用スイッチユニッ
トの取付構造の一実施例の分解斜視図、第2図は第1図
のII-II線に沿う部分断面図、第3図は本考案に係るパ
ワーウィンド用スイッチユニットの取付構造の他の実施
例の斜視図、第4図は第2図の変形例の断面図、第5図
は従来のパワーウィンド用スイッチユニットの取付構造
の分解斜視図、第6図は第5図のVI-VI線に沿う断面
図、第7図は他の従来例のスイッチフィニッシャの分解
斜視図、第8図は第7図のVII-VII線に沿う断面図であ
る。 12……スイッチユニット、13……鍔、14……スイッチフ
ィニッシャ、18……ドアトリム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パワーウィンド用スイッチフィニッシャの
    下面に突設されたボスにビスで固定されて、このスイッ
    チフィニッシャと共にドアトリムの開口部に取付けられ
    るパワーウィンド用スイッチユニットのフランジの一端
    に、このフランジの一端とスイッチフィニッシャの一端
    とでドアトリムの開口部の縁部を挟持するための傾斜す
    る鍔をスイッチユニットのフランジと一体に設けたこと
    を特徴とするパワーウィンド用スイッチユニットの取付
    構造。
JP1990108995U 1990-10-19 1990-10-19 パワーウィンド用スイッチユニットの取付構造 Expired - Lifetime JPH081533Y2 (ja)

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JPH0466730U JPH0466730U (ja) 1992-06-12
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