JPH0712119Y2 - 自動車用ドアアームレストの操作ユニット取付構造 - Google Patents

自動車用ドアアームレストの操作ユニット取付構造

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JPH0712119Y2
JPH0712119Y2 JP14066287U JP14066287U JPH0712119Y2 JP H0712119 Y2 JPH0712119 Y2 JP H0712119Y2 JP 14066287 U JP14066287 U JP 14066287U JP 14066287 U JP14066287 U JP 14066287U JP H0712119 Y2 JPH0712119 Y2 JP H0712119Y2
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JP
Japan
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finisher
mounting
door armrest
hook
edge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14066287U
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English (en)
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JPS6444824U (ja
Inventor
誠 田村谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動車用ドアアームレストの操作ユニツト取付
構造に関する。
従来の技術 自動車用ドアアームレストには、例えば昭和60年8月発
行NISSANスカイライン整備要領書D-44頁に示されている
ように、該ドアアームレストがドアトリムと一体成形さ
れたもの、およびドアトリムとは別体成形されたものを
含めて、その上壁にウインドレギユレータやドアロツク
装置,アウトサイドミラー等の車両各機能部品の作動用
の操作ユニツトを装着して、乗員の使用性の向上を図つ
ている。第3,4図はこのような操作ユニツトの取付構造
の具体例を示すもので、ドアトリム1に一体成形された
ドアアームレスト2の上壁には、車体前後方向に長方形
状の取付孔3を形成してある。4は前記取付孔3の周縁
部を被覆する樹脂材からなるフイニツシヤで、このフイ
ニツシヤ4にスイツチユニツト5を装着してある。フイ
ニツシヤ4の前,後部の下面には幅方向にそれぞれ一対
の中央が開口した円筒状の取付ボス6,7を一体に突設し
てあり、これら取付ボス6,7の下面に操作ユニツト5を
その上縁フランジ5aを介してビス8固定してある。一方
の取付ボス6の外側にはフイニツシヤ4下面に一体に突
設したボス9が隣接していて、このボス9の下面に取付
孔3の下縁に弾性係着する板ばね材からなるクリツプ10
をビス11固定してある。また、他方のボス7の外側に
は、フイニツシヤ4下面に側面L字状に一体に突設した
フツク12が隣接していて、このフツク12とフイニツシヤ
4の後側縁とで取付孔3の縁部を挾着して、該フイニツ
シヤ4を操作ユニツト5と共にドアアームレスト2の上
壁に固定できるようになつている。
考案が解決しようとする問題点 フツク12の突設基部には、冷却サイクルの変化によつて
フイニツシヤ4表面に一般にヒケと称される歪が生じな
いように溝12aを形成してあるため、フツク12の強度が
不足してフイニツシヤ4の取付け時や取外し時に前記突
設基部から破損し易い不具合がある。また、フツク12を
前記取付ボス7の外側部分で外方へ張り出して成形する
ために、該取付ボス7からフツク12を形成したフイニツ
シヤ4後側縁までの寸法Lが広がつてフイニツシヤ4が
大型化し、フイニツシヤ4中央部の剛性が低下してしま
う不具合もあつた。そこで、本考案はフツク部の強度を
特別に補強部材を要することなく高めることができると
共に、フイニツシヤの小型化を実現することができる自
動車用ドアアームレストの操作ユニツト取付構造を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 ドアアームレストの上壁に開設した取付孔の周縁部を被
覆するフイニツシヤの下面に、複数の取付ボスを突設し
て、これら取付ボスに操作ユニツトをビス止め固定した
構造において、前記取付ボスから前記取付孔周縁部の下
縁に係着するフツク部を一体成形してある。
作用 ドアアームレスト上壁の取付孔へのフイニツシヤの装,
脱時に、フツク部に作用する捩り荷重は剛性の高い取付
ボスに負担される。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面と共に前記従来の構成と
同一部分に同一符号を付して詳述する。
第1,2図において、ドアアームレスト2の上壁に開設し
た取付孔3の周縁部を被覆する樹脂材からなるフイニツ
シヤ4の前,後部の下面に幅方向にそれぞれ一対の中央
が開口した円筒状の取付ボス6,7を一体に突設してある
点、これら取付ボス6,7の下面に操作ユニツト5をその
上縁フランジ5aを介してビス8止め固定してある点、お
よび、一方の取付ボス6の外側にフイニツシヤ4下面に
突設したボス9が隣接していて、このボス9の下面に取
付孔3の下縁に弾性係着する板ばね材からなるクリツプ
10をビス11止め固定してある点等の基本的構造は前記従
来と同様である。ここで、前記他方の一対の取付ボス7,
7間に跨つて、前記取付孔3の周縁部の下縁に係着する
フツク部13を外側に向けて一体に突設してある。このフ
ツク部13は斜め下方に傾斜成形してあつて、このフツク
部13の下縁と、取付ボス7,7間を一体に連結する補強ビ
ーム7aに亘つて複数個の補強リブ14,14を一体成形して
ある。また、これら補強リブ14,14の各下縁には、操作
ユニツト5の上縁フランジ5aの後縁に係着する切欠部14
aを形成して位置決めできるようになつている。このフ
イニツシヤ4は、前述のように操作ユニツト5を装着し
た状態で、ドアアームレスト2の上壁上方より操作ユニ
ツト5を取付孔3に挿入し、始めにフイニツシヤ4後側
部の斜状のフツク部13を孔縁にくぐらせて該フツク部13
を取付孔3の下縁に係着し、フイニツシヤ4後側縁とフ
ツク部13とで取付孔3の後縁部を挾着し、次いで、フイ
ニツシヤ4前側部のクリツプ11を撓み変形させて取付孔
3の前縁部をくぐらせてその下縁に係着させ、該クリツ
プ11とフイニツシヤ4前側縁とで取付孔3の前縁部を挾
着して取付けられる。
前述のフイニツシヤ4の取付け時、あるいは前記作業を
逆行するフイニツシヤ4の取外し時には、フツク部13に
捩り荷重が作用するが、この捩り荷重は剛性の高い取付
用ボス部7,7に直接負担され、しかも、該フツク部13は
取付用ボス部7,7に形成されるため、外観を考慮してそ
の成形基部にヒケ防止用の溝を形成する必要がないため
強度を十分に確保でき、装,脱時に破損するようなこと
はない。特に本実施例のようにフツク部13を斜め下方に
突設してあるため、その成形基部に作用する分力を小さ
くすることができると共に、補強リブ14の切欠部14aが
操作ユニツト5の上縁フランジ5aの後縁に係着してい
て、前記捩り力をこの上縁フランジ5側にも分散できる
ためより一層強度的に有利となる。更には、フツク部13
を取付用ボス7,7に跨つて直接一体的に突設してあるの
で、取付用ボス7からフイニツシヤ4後縁までの寸法を
lで示すように狭めることができ、フイニツシヤ4の小
型化を実現できてフイニツシヤ4中央部の剛性を高める
こともできる。
なお、場合によつてフイニツシヤ4の前側部も前記実施
例の後側部と同様のフツク部構造にしてもよい。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ドアアームレストの取付
孔の下縁部に係着するフイニツシヤのフツク部は、該フ
イニツシヤの取付ボスに直接一体に突設してあるため、
該フイニツシヤの装,脱作業時にフツク部に作用する捩
り荷重をこれら剛性の高い取付ボス部に負担させること
ができ、しかも、取付用ボス部は外部に露出しないた
め、フツク部の成形基部にヒケ防止用の溝を形成する必
要もないので、該フツク部の強度を高めることができ
て、フイニツシヤの確実な取付け、即ち、操作ユニツト
の確実な取付けを行うことができる。また、このように
フツク部を取付用ボスに突設することによつて、該取付
用ボスからフイニツシヤ側縁までの間の寸法を極力狭め
ることができて、フイニツシヤの小型化を実現でき、以
つて、該フイニツシヤの中央部分の剛性を高めることも
できるという実用上多大な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す第3図A-A線に相当す
る断面図、第2図は同要部の分解斜視図、第3図はドア
アームレストを備えたドアトリムの斜視図、第4図は従
来の構造を示す第3図A-A線に沿う断面図である。 2……ドアアームレスト、3……取付孔、4……フイニ
ツシヤ、5……操作ユニツト、6,7……取付用ボス部、1
3……フツク部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアアームレストの上壁に開設した取付孔
    の周縁部を被覆するフイニツシヤの下面に、複数の取付
    ボスを突設して、これら取付ボスに操作ユニツトをビス
    止め固定した構造において、前記取付ボスから前記取付
    孔周縁部の下縁に係着するフツク部を一体成形したこと
    を特徴とする自動車用ドアアームレストの操作ユニツト
    取付構造。
JP14066287U 1987-09-14 1987-09-14 自動車用ドアアームレストの操作ユニット取付構造 Expired - Lifetime JPH0712119Y2 (ja)

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JP14066287U JPH0712119Y2 (ja) 1987-09-14 1987-09-14 自動車用ドアアームレストの操作ユニット取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS6444824U JPS6444824U (ja) 1989-03-17
JPH0712119Y2 true JPH0712119Y2 (ja) 1995-03-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9066837B2 (en) 2009-10-30 2015-06-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with annular absorbent member

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JP6414569B2 (ja) * 2016-06-13 2018-10-31 本田技研工業株式会社 車両用加飾部材の取付部構造

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US9066837B2 (en) 2009-10-30 2015-06-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Absorbent article with annular absorbent member

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JPS6444824U (ja) 1989-03-17

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