JPH0137334Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0137334Y2
JPH0137334Y2 JP1983126462U JP12646283U JPH0137334Y2 JP H0137334 Y2 JPH0137334 Y2 JP H0137334Y2 JP 1983126462 U JP1983126462 U JP 1983126462U JP 12646283 U JP12646283 U JP 12646283U JP H0137334 Y2 JPH0137334 Y2 JP H0137334Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
column
lower cover
steering column
switch assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983126462U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6034068U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12646283U priority Critical patent/JPS6034068U/ja
Publication of JPS6034068U publication Critical patent/JPS6034068U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0137334Y2 publication Critical patent/JPH0137334Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車のステアリングコラムに取り
付けられたコンビネーシヨンスイツチアツセンブ
リを覆うコラムカバーに関するもので、特に、合
成樹脂製のコラムカバーに関するものである。
自動車においては、運転中に頻繁に操作するタ
ーンシグナルスイツチ、ホーンスイツチ、ワイパ
スイツチなどは、運転者に近い位置に配置する必
要がある。そのため、通常、これらのスイツチ類
及びそのワイヤハーネスは、コンビネーシヨンス
イツチアツセンブリとして、ステアリングホイー
ルの直前のステアリングコラムに取り付けられ
る。そして、そのコンビネーシヨンスイツチアツ
センブリは、それを保護するとともに外観を良く
するために、合成樹脂製のコラムカバー内に収納
されるようになつている。
ところで、そのコラムカバーは、前後にステア
リングコラムが貫通するとともに、左右にターン
シグナルスイツチ、ワイパスイツチなどのスイツ
チレバーが突出するようにしなければならないの
で、通常は上下に二分割して、コラムアツパカバ
ーとコラムロアカバーとにより構成し、これらを
互いに組み合せるようになつている。従来は、こ
れらコラムアツパカバーとコラムロアカバーと
は、別個に切り離して作成されていた。そして、
その対向周縁部に複数個のねじ孔を設けて、ねじ
によつて締め付けたり、その前後端部をリングに
よつて挟み付けたりして、アツパカバーとロアカ
バーとを互いに組み付けるようにしていた。その
ために、ねじやリング等の部品が必要となり、そ
の組み付け作業にも手間がかかるという問題があ
つた。また、その周縁部にねじ孔等の締め付け部
を設けなければならないので、コラムカバー全体
の幅が大きくなるという問題があつた。アツパカ
バーとロアカバーとの周縁部に、一方には複数個
の爪を設け、他方にはその爪が係合する係合部を
設けて、これらを嵌め合わせることによつて組み
付けるようにしたものもあつたが、このようなも
のでも、内部のスイツチやハーネス等にその爪が
接触することのないようにしなければならず、そ
の爪の厚さだけ幅が大きくなつていた。
このような締め付け部や爪を設けることによる
コラムカバーの幅の増大はそれほど大きなもので
はなく、例えば爪を設けた場合には、片側で3〜
4mm程度大きくなるだけであるが、前述のように
スイツチアツセンブリを覆うコラムカバーは運転
者の近くに設けられるので、その幅がわずかに大
きくなるだけでも、その前方に設けられるイグニ
ツシヨンスイツチ等の視認性が悪くなり、操作性
が低下する。
また、これらアツパカバーとロアカバーとを別
体として作成した場合、同じ着色剤を用いていて
も、その合成樹脂材への混入条件等のわずかの相
違によつて色が異なつてしまうことが多いので、
同様の色のアツパカバーとロアカバーとの組み合
わせを選び出さなければならず、そのために作業
性が悪くなるという問題もあつた。
本考案は、このような問題に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、組み付け作業が容易
で、小型化することのできるステアリングコラム
カバーを得ることである。
この目的を達成するために、本考案では、互い
に向かい合わせて組み付けることによつてコラム
カバーを形成する二つの分割カバー体を、組み付
け時に互いに当接する周縁部の一側を薄肉部によ
つて連結して一体に成形し、その薄肉部をヒンジ
として互いに折り曲げ、その薄肉部と反対側の周
縁部を爪等により係合させることによつて、それ
らが互いに組み付けられるようにしたことを特徴
としている。
以下、図面により本考案の一実施例を説明す
る。
第1図に示すように、ステアリングコラム1の
後端部には、コンビネーシヨンスイツチアツセン
ブリ2が取り付けられている。このスイツチアツ
センブリ2からは、ターンシグナルスイツチレバ
ー3、ワイパスイツチレバー4等が側方に突出し
ている。ステアリングコラム1にはステアリング
シヤフト5が挿入され、そのステアリングシヤフ
ト5の後端部にステアリングホイール(図示せ
ず)が取り付けられるようになつている。
コンビネーシヨンスイツチアツセンブリ2は、
コラムカバー6内に収容されるようになつてい
る。このコラムカバー6は、スイツチアツセンブ
リ2の上部を覆うコラムアツパカバー7と下部を
覆うコラムロアカバー8との二つの分割カバー体
からなり、これらを互いに向かい合わせて組み合
わせることによつて、コラムカバー6全体が形成
されるようになつている。これらアツパカバー7
とロアカバー8との周縁組み付け部には、これら
を互いに組み付けたとき、ステアリングコラム1
が前後に貫通する貫通孔及びスイツチレバー3,
4等が突出する貫通孔を形成する凹口7a,7
b,7c,7d及び8a,8b,8c,8d等が
設けられている。
このコラムアツパカバー7とロアカバー8と
は、ポリプロピレン等の合成樹脂により形成され
ており、その周縁部後端、すなわち組み付けたと
きステアリングホイール側に位置する凹口7a,
8aの対向側縁部は、同じ合成樹脂の薄肉部9に
よつて連結されている。アツパカバー7には、そ
の側縁の前部側に、下方に突出する爪10が形成
されており、ロアカバー8には、この爪10に対
応する部分に、これが係合する係合部11が形成
されている。
これらコラムアツパカバー7とロアカバー8と
は、第2図に示すように、ステアリングコラム1
の後端部が通る凹口7a,8aを互いに隣接させ
た状態で、薄肉部9とともに一体成形される。こ
のように成形されたアツパカバー7及びロアカバ
ー8は、薄肉部9をヒンジとして所定の角度折り
曲げ、凹口7a,8a間にステアリングコラム1
の後端部を通すとともに、側部の凹口7c,8c
間及び7d,8d間にスイツチレバー3,4を位
置させた後、アツパカバー7及びロアカバー8の
各周縁部が互いに当接するまで更に折り曲げる。
それによつて、アツパカバー7の爪10がロアカ
バー8の係合部11に係合する。
このようにして、コラムカバー6は、そのアツ
パカバー7とロアカバー8とを薄肉部9のところ
で折り曲げるだけで、容易に組み付けられる。そ
して、ポリプロピレン等により形成された薄肉部
9は柔軟であるので、折り曲げによつても破断す
ることはない。したがつて、コラムカバー6の後
端(第1図で左端)においては、その薄肉部9に
よつてアツパカバー7とロアカバー8とが結合状
態に保たれるので、その後端側に別個に結合部材
を設ける必要はなく、コラムカバー6の前部側
(第1図で右側)にのみ、爪10とその係合部1
1のようなアツパカバー7とロアカバー8との結
合部材を設ければよいことになる。そのようにす
ることによつて、コラムカバー6の後部は、コン
ビネーシヨンスイツチアツセンブリ2を収容でき
るだけのスペースに、コラムカバー6に必要な板
厚を加えただけの幅とすることができるので、従
来のものに比べてその幅を小さくすることがで
き、その前方に設けられるイグニツシヨンスイツ
チ等に対する視認性が良くなる。コラムカバー6
の前部側には、爪10及びその係合部11等が設
けられるが、通常、その部分は十分なスペースが
あり、しかもインストルメントパネルの前方に位
置するようになつているので、爪10等を設ける
ことによる影響はほとんどない。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、コラムカバーを形成する分割カバー体を、互
いに当接する周縁部の一部で薄肉部によつて連結
するようにしているので、それらの分割カバー体
が一つの部品となり、部品管理が容易となるとと
もに、その薄肉部をヒンジとして折り曲げるだけ
で分割カバー体相互の位置合わせができるように
なり、組み付け作業が容易となる。そして、爪と
その係合部のような分割カバー体の結合部材は、
その薄肉部が設けられている側と反対側の周縁部
に設けるだけでよくなるので、その結合部材の数
を減らすことができ、分割カバー体相互の合わせ
立て付けが良好となる。
また、各分割カバー体を薄肉部により連結して
一体成形することによつて、一組ごとに製作する
ことができるので、従来のように色の合つた分割
カバー体の組み合わせを選び出す必要もなくな
る。
更に、各分割カバー体を薄肉部によつて結合し
た側には、他の結合部材を設ける必要がなくなる
ので、それだけコラムカバーの大きさを小さくす
ることができる。したがつて、コラムカバーの後
端側にその薄肉部が位置するようにすれば、その
後端部の幅等が小さくなり、前方のイグニツシヨ
ンスイツチ等に対する視認性、操作性が向上する
とともに、そのような部品の配置に対する許容度
が増加する。
しかも、二つの分割カバー体を、スイツチアツ
センブリの上部側を覆うアツパカバー及び下部側
を覆うロアカバーとし、それらアツパカバー及び
ロアカバーを後端において薄肉部により互いに連
結するとともに、アツパカバー及びロアカバーの
周縁部に、それらを向かい合わせて組み合わせた
ときスイツチレバーの貫通孔を形成する凹口を設
けるようにしているので、ステアリングホイール
を取り外した状態でロアカバーをスイツチアツセ
ンブリの下面に当てがい、アツパカバーを前方に
折り曲げるだけで、スイツチレバーがコラムカバ
ーを貫通して側方に突出するようにしながら、コ
ラムカバーによつてスイツチアツセンブリを覆う
ことできる。したがつて、コラムカバーの装着
時、コラムカバーに設けられた貫通孔にスイツチ
レバーを挿通させるという手間がかかることもな
い。また、アツパカバーとロアカバーとを、後端
をヒンジとして折り曲げるようにすることによ
り、コラムカバーの側面の形状が制約されるよう
なこともなくなる。したがつて、ステアリングコ
ラムに取り付けられるスイツチアツセンブリ等の
付属品の形状や配置の自由度が損なわれることも
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるコラムカバーを備えた
自動車のステアリングコラムの一実施例を示す分
解斜視図、第2図は、そのコラムカバーの成形状
態を示す斜視図である。 1……ステアリングコラム、2……コンビネー
シヨンスイツチアツセンブリ、6……コラムカバ
ー、7……アツパカバー、8……ロアカバー、9
……薄肉部、10……爪、11……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに向かい合わせて組み合わされる合成樹脂
    製のアツパカバーとロアカバーとからなり、コン
    ビネーシヨンスイツチアツセンブリが取り付けら
    れているステアリングコラムの後端部を上下から
    覆うステアリングコラムカバーであつて; 前記アツパカバー及びロアカバーの周縁部に、
    これらを互いに向かい合わせて組み合わせたとき
    前記ステアリングコラムが貫通する前後の貫通孔
    を形成する凹口と、前記スイツチアツセンブリか
    ら側方に突出するスイツチレバーが貫通する貫通
    孔を形成する凹口とが設けられており、 これらアツパカバーとロアカバーとが、向かい
    合わせたとき互いに対向する周縁部の後端におい
    て折り曲げ可能な薄肉部を介して互いに連結され
    た状態で一体成形され、その薄肉部を中心として
    前記アツパカバーを前方に折り曲げることにより
    前記ロアカバーに組み合わされるようにされてい
    る、 自動車のステアリングコラムカバー。
JP12646283U 1983-08-17 1983-08-17 自動車のステアリングコラムカバ− Granted JPS6034068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12646283U JPS6034068U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 自動車のステアリングコラムカバ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12646283U JPS6034068U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 自動車のステアリングコラムカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6034068U JPS6034068U (ja) 1985-03-08
JPH0137334Y2 true JPH0137334Y2 (ja) 1989-11-10

Family

ID=30287550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12646283U Granted JPS6034068U (ja) 1983-08-17 1983-08-17 自動車のステアリングコラムカバ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6034068U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020049079A (ko) * 2000-12-19 2002-06-26 류정열 자동차 조향장치의 슈라우드
JP5128788B2 (ja) * 2006-07-07 2013-01-23 株式会社ソフイア 遊技機
JP4955333B2 (ja) * 2006-08-01 2012-06-20 日本プラスト株式会社 ステアリングコラムカバー

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61299Y2 (ja) * 1980-04-16 1986-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6034068U (ja) 1985-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0137334Y2 (ja)
US20070068309A1 (en) Steering column cover assembly
JP3161336B2 (ja) 車両用スポイラーの取付構造
JP3230705B2 (ja) フロントピラートリムの取付構造
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP2606084Y2 (ja) ピラートリムの取付構造
JP3365280B2 (ja) スポイラの取付構造
JP3891385B2 (ja) カップホルダの構造
JP3154289B2 (ja) ステアリングコラム
JPH0712119Y2 (ja) 自動車用ドアアームレストの操作ユニット取付構造
JPH08244630A (ja) コラムカバー
JP3698475B2 (ja) メータフード取付構造
JPH0526717U (ja) ステアリング装置
JP2772429B2 (ja) バンパの取付構造
JP3367842B2 (ja) ヒータコントロール装置の取付構造
JPH046344Y2 (ja)
JPH0625689Y2 (ja) 樹脂部材の取り付けフランジ
JP3902423B2 (ja) フロアコンソールボックスの組付構造
JPH0611855Y2 (ja) ステアリングコラムカバーの構造
JPH0113299Y2 (ja)
JP2003287447A (ja) 計 器
JPS5837712Y2 (ja) ソフトフエイシヤの取付構造
JPS62160937A (ja) 車両用インタ−ク−ラグリルの固定構造
JPH10194010A (ja) 車両用インストルメントパネルの樹脂成形部品の取付構造
JP2947457B2 (ja) 計器のケース構造