JPS6233135Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6233135Y2
JPS6233135Y2 JP1982123976U JP12397682U JPS6233135Y2 JP S6233135 Y2 JPS6233135 Y2 JP S6233135Y2 JP 1982123976 U JP1982123976 U JP 1982123976U JP 12397682 U JP12397682 U JP 12397682U JP S6233135 Y2 JPS6233135 Y2 JP S6233135Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate portion
locking
vertical plate
engagement hole
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982123976U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5929410U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12397682U priority Critical patent/JPS5929410U/ja
Publication of JPS5929410U publication Critical patent/JPS5929410U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6233135Y2 publication Critical patent/JPS6233135Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は部品本体の裏側に係止部を有する樹
脂製取付部品の改良に関するものである。
従来、樹脂製取付部品としては、第1図〜第3
図に示すようなものが知られている。
このものでは、基板A(相手側部品)に取付け
るための樹脂製取付部品1に、カバー部2(部品
本体)が設けられ、カバー部2には爪部3(係止
部)が設けられ、カバー部2と爪部3とは一体成
形されている。カバー部2にはビスを挿通するた
めの孔4が形成されており、窓5を有している。
このような樹脂製取付部品1を基板Aに取付け
るには、まず、爪部3を基板Aの係合部B(係合
孔)に係合させるようにして、基板Aに仮止めし
ておき、しかる後に孔4にビスを挿通してビス止
め固定すれば良い。
しかし、このような従来の樹脂製取付部品1に
あつては、爪部3の根元部C及び孔4の周部Dの
ところで肉厚が急に厚くなつているため、このよ
うな樹脂製取付部品1を成形すると樹脂硬化時に
おいて、根本部C及び周部Dでの収縮量がまわり
の部分の収縮量よりも大きく、a部およびb部に
いわゆるひけと称する現象が生じて外観上見栄え
がよくないという問題があつた。
また、爪部3のために、型割りが複雑になり、
生産コスト上昇の要因となつていた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたものであり、成形時にひけを生じない
ようにするとともに、単純な型割りで成形できる
ようにして生産コストの低減を図つた樹脂製取付
部品を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、この考案にかかる
樹脂製取付部品は、相手側部品に取付けられる部
品本体に、前記相手側部品の係合孔に挿入される
係止部が形成されてなる樹脂製取付部品におい
て、 前記係止部は、前記係合孔に挿入される係止板
部と前記係合孔の開口縁部に当接される当接板部
とから構成されて、該当接板部と前記係止板部と
はL字状に連設される一方、前記部品本体の周縁
には、先端部で前記部品本体を支承する縦板部が
前記相手側部品に向かつて突設され、該縦板部の
先端部には、前記相手側部品との間で前記当接板
部を挟持可能な支承端面部が形成され、該支承端
面部の縦板部の外面側縁部には、前記係止板部が
前記係合孔に挿入可能な方向に前記当接板部を回
動させるヒンジ部が形成され、前記係止部は該ヒ
ンジ部を介して前記部品本体の側方に一体成形さ
れていることを特徴としている。
以下、この考案を第4図〜第7図を参照にして
説明する。第4図〜第6図はこの考案の第1実施
例にかかる樹脂製取付部品10の変形前の成形状
態を示しており、樹脂製取付部品10はカバー部
11(部品本体)を有している。このカバー部1
1は、全体的に薄肉とされかつ肉厚が略等しい板
状に形成され、カバー部11の外面側には爪部1
2(係止部)が形成されている。カバー部11の
内側には窓部13が形成され、窓部13の内周縁
部には爪部12を支承する為の爪受け部14が形
成されている。
カバー部11は板状に形成され、第5図に示す
ように、コ字状の断面形状を有している。カバー
部11の外周縁部は縦板部11aとされている。
この縦板部11aの先端部は基板A(相手側部
品)に当接されて基板Aに対してカバー部11を
支承するものである。本実施例においては、縦板
部11aはカバー部11に対して直角の角度を有
し、しかも、カバー部11の肉厚と同じ肉厚を有
しており、カバー部11を充分に支承する強度が
付与されている。
縦板部11aの先端部には、爪部12を支承す
る支承端面部11bが形成され、支承端面部11
bはカバー部11と平行な面とされている。この
支承端面部11bは、本実施例では、縦板部11
aに対して直交方向に延在しており、縦板部11
aの先端部からカバー部11側に位置している。
即ち、支承端面部11bは縦板部11aの先端部
からカバー部11側に凹む切欠き状に形成されて
おり、支承端面部11bと縦板部11aの先端部
との間には、爪部12の当接板部12bの肉厚相
当の間隙が設けられ、縦板部11aの先端部を基
板Aに当接させるときに、支承端面部11bと基
板Aとの間に、当接板部12bを挟持可能な間隔
が形成されるようになつている。
支承端面部11bの縦板部11aの外面側縁部
にはヒンジ部15が形成され、縦板部11aと同
じ厚さの肉厚を有する爪部12はこのヒンジ部1
5を介して縦板部11aと一体成形されている。
ヒンジ部15は薄肉に形成されており、爪部12
はこのヒンジ部15を介してカバー部11の側方
からカバー11の裏面側に回動し得るようになつ
ている。
爪部12は、基板Aに開口された係合孔16に
挿入されて係止される係止板部12aと、係合孔
16の開口縁部16aに当接してカバー部11を
支承する当接板部12bとを有している。係止板
部12aと当接板部12bは直角に連設され、L
字状の断面形状を有している。
当接板部12bはヒンジ部15を介して支承端
面部11bに連設されている。当接板部12bは
成形時に縦板部11aの延びる方向に向かつて形
成される。当接板部12bの肉厚は支承端面部1
1bと基板Aとの間隔相当の肉厚とされている。
係止板部12aは、縦板部11aと直交し且つカ
バー部11の側方に突出する方向に形成されてい
る。即ち、第5図に示すように、当接板部12b
を回動して当接板部12bの内側壁面αが支承端
面部11bに支承されるときに、係合孔16に向
かつて突出するように係止板部12aは形成され
ている。爪部12が第5図の二点鎖線に示す状態
にあるとき、当接板部12bの内側壁面αは支承
端面部11bに密着し、当接板部12bの外側壁
面βは係合孔16の開口縁部16aに密着してい
る。係止板部12aの先端部には係合孔16に係
合する係止突起17が鉤状に形成されている。こ
れによつて、2枚の金型で樹脂製取付部品10を
成形するときに、爪部12はカバー部11と同時
に一体成形出来るようになつている。
カバー部11の窓部13側の内側縁部には、ヒ
ンジ部18を介してカバー部11の裏面がわに屈
曲される爪受け部14が突設されている。ヒンジ
部18はカバー部11の内側縦板部19の先端部
を連設されており、内側縦板部19の先端面19
aと基板Aとの間には爪受け部14の当接板部1
4aの肉厚と当接板部11bの肉厚とを合せた間
隔に相当する間隙が設けてある。なお、樹脂製取
付部品10を基板Aの係合孔16に仮止めする時
などのように特に大きな負荷がかからないような
場合には爪受け部14はなくてもよい。
本実施例では、第6図に示すように、カバー部
11の縦板部11aに、カバー部11を基板Aに
ネジ止め装着する際の補強部20が突設されてい
る。この補強部20にはネジ孔20aが形成され
ており、カバー部11には、補強部20を屈曲さ
せてカバー部11の裏面がわに当接させたときに
ネジ孔20aと連通する取付孔21が開口されて
いる。補強部20はカバー部11の外周縁部の縦
板部11aからカバー部11の側方に延びるよう
に突設され、ヒンジ部22によつて縦板部11a
と連設されている。縦板部11aの先端部には、
補強部20をカバー部11の裏面側に屈曲させた
ときに補強部20の当接板部20bを基板Aと協
働して挟持する支承端面部23が形成され、支承
端面部23と基板Aとのあいだには当接板部20
bの厚みに相当する空間が設けられている。
樹脂製取付部品10は上述の如き形状となつて
いるために、上下2体の金型で成形が可能とな
り、また、相手側部品との接続部分を構成する係
止部周辺を厚肉とした場合にあつても、ヒンジ部
を介して本体側を全体的に薄肉に成形できるの
で、成形時に、外観上問題となるカバー部11の
表面にひけが生じることがなくなる。
このように成形された樹脂製取付部品10を相
手側部品としての基板Aに取付ける際には、爪受
け部14を屈曲させてカバー部11の裏面に当接
させた後、縦板部11aの延びる方向に係止板部
12aが向くように爪部12を回動し、爪部12
の当接板部12bが爪受け部14と支承端面部1
1bとで支承された後に、基板Aの係合孔16に
係止板部12aを挿入し、係止突起17と係合孔
16の開口縁部とを係合させる。カバー部11に
補強部20を形成した場合には、補強部20をカ
バー部11の裏面側に屈曲させ、ネジ孔20aと
取付孔21にネジを挿入して基板Aとネジとを螺
合する。
第7図は、この考案の第2実施例を示す第5図
と同様の図であるが、この実施例ではカバー部1
1の外周縁部に縦板部に相当する傾斜板部30が
設けられている。傾斜板部30の先端部には、こ
の実施例では、基板Aの延在方向に延びる支承端
面部31が形成されている。この支承端面部31
の外周側の縁部にはヒンジ部30aを介して爪部
32が形成されている。爪部32と傾斜板部30
とは一体成形されている。爪部32は第1実施例
と同様な構成とされている。尚、支承端面部31
の延びる方向は、爪部32の当接板部32aが支
承端面部31に支承されるとき係止板部32bが
係合孔16に向かつて直角に突出すれば良く、基
板Aの延在方向と必ずしも同じ方向に延びるとは
限らないのは勿論である。
以上説明した構成から明らかなように、この考
案にかかる樹脂製取付部品によれば、係止部は、
係合孔に挿入される係止板部と係合孔の開口縁部
に当接される当接板部とから構成されて、該当接
板部と係止板部とはL字状に連設される一方、部
品本体の周縁には、先端部で部品本体を支承する
縦板部が相手側部品に向かつて突設され、該縦板
部の先端部には、相手側部品との間で当接板部を
挟持可能な支承端面部が形成され、該支承端面部
の縦板部の外面側縁部には、係止板部が係合孔に
挿入可能な方向に当接板部を回動させるヒンジ部
が形成され、係止部は該ヒンジ部を介して部品本
体の側方に一体成形されているので、この係止部
の当接板部を縦板部の支承端面部に支承させる
と、係止板部が係合孔に挿入する方向に突出され
て、係止部と係合孔とを係止出来るようになり、
当接板部が支承端面部に支承されると、相手側部
品に部品本体を係止するときの係止する力を縦板
部で受けることが出来る。
従つて、本考案にかかる樹脂製取付部品によれ
ば、部品本体を相手側部品に係止する係止部を薄
肉に形成出来ることとなり、部品本体に成形時の
ひけを生じ難くさせることが出来、外観の品質を
向上出来るという効果を奏すると共に、単純な型
割りで成形できるため生産コストが低減されると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来の樹脂製取付部品を
説明するための図であつて、第1図は、樹脂製取
付部品の全体斜視図、第2図は第1図の−線
断面図、第3図は第1図の−線断面図、第4
図ないし第6図はこの考案の第1実施例を示す図
であつて、第4図は樹脂製取付部品の変形前の状
態の全体斜視図、第5図は第4図の−線断面
図、第6図は第4図の−線断面図、第7図は
この考案の第2実施例を示す図であつて、第5図
と同様な図である。 10……樹脂製取付部品、11……カバー部
(部品本体)、11a……縦板部、11b……支承
端面部、12……爪部(係止部)、12a……係
止板部、12b……当接板部、15……ヒンジ
部、16……係合孔、16a……開口縁部、A…
…基板(相手側部品)、α……内側壁面、β……
外側壁面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 相手側部品に取付けられる部品本体に、前記相
    手側部品の係合孔に挿入される係止部が形成され
    てなる樹脂製取付部品において、 前記係止部は、前記係合孔に挿入される係止板
    部と前記係合孔の開口縁部に当接される当接板部
    とから構成されて、該当接板部と前記係止板部と
    はL字状に連設される一方、前記部品本体の周縁
    には、先端部で前記部品本体を支承する縦板部が
    前記相手側部品に向かつて突設され、該縦板部の
    先端部には、前記相手側部品との間で前記当接板
    部を挟持可能な支承端面部が形成され、該支承端
    面部の縦板部の外面側縁部には、前記係止板部が
    前記係合孔に挿入可能な方向に前記当接板部を回
    動させるヒンジ部が形成され、前記係止部は該ヒ
    ンジ部を介して前記部品本体の側方に一体成形さ
    れていることを特徴とする樹脂製取付部品。
JP12397682U 1982-08-18 1982-08-18 樹脂製取付部品 Granted JPS5929410U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12397682U JPS5929410U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 樹脂製取付部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12397682U JPS5929410U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 樹脂製取付部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5929410U JPS5929410U (ja) 1984-02-23
JPS6233135Y2 true JPS6233135Y2 (ja) 1987-08-25

Family

ID=30282786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12397682U Granted JPS5929410U (ja) 1982-08-18 1982-08-18 樹脂製取付部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5929410U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5929410U (ja) 1984-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000158950A (ja) 車両窓開口のコーナ部構造
JPS6233135Y2 (ja)
JPS6233874Y2 (ja)
JPH0545750Y2 (ja)
JPS6038147Y2 (ja) 冷蔵庫筐体
JP3570522B2 (ja) 自動車のドアウエストモール端末の取付構造
CN211880504U (zh) 电视机
JP3058762U (ja) 部品間の取り付け構造
JP2729948B2 (ja) 自動車のオーバフェンダの取付構造
JPS583108Y2 (ja) 時計
JPH0891103A (ja) コンソールボックスドアのロック構造
JPS6037984Y2 (ja) サツシ枠
JPS6339988Y2 (ja)
JP4580591B2 (ja) 笠木のエンドキャップ構造
JPS5926625Y2 (ja) 筐体
JPH0429779Y2 (ja)
JP2577076Y2 (ja) モールクリップ
JP2003129592A (ja) 壁パネル及び壁パネルの連結構造
JPS6224951Y2 (ja)
JP2562221Y2 (ja) キャビネットへの照明カバーの取付構造
JPH0616046Y2 (ja) 扉の額縁用コーナーブロック
JPH0220109Y2 (ja)
JPS6332066Y2 (ja)
JPS642004Y2 (ja)
JPS6233875Y2 (ja)