JPH0220109Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220109Y2 JPH0220109Y2 JP1984056264U JP5626484U JPH0220109Y2 JP H0220109 Y2 JPH0220109 Y2 JP H0220109Y2 JP 1984056264 U JP1984056264 U JP 1984056264U JP 5626484 U JP5626484 U JP 5626484U JP H0220109 Y2 JPH0220109 Y2 JP H0220109Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- lamp unit
- mounting hole
- engagement boss
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案、ランプユニツトを車体に取付けるため
のの取付け構造に関し、更に詳しくはランプユニ
ツトを構成する灯体にブラケツト及び係合ボスを
同一体に突設し、上記ブラケツトを車体側にビス
止めすると共に上記係合ボスを車体側に開設した
取付孔に挿込み係合させてランプユニツトを車体
に取付けるようにした車体取付構造の改良に関す
るものである。
のの取付け構造に関し、更に詳しくはランプユニ
ツトを構成する灯体にブラケツト及び係合ボスを
同一体に突設し、上記ブラケツトを車体側にビス
止めすると共に上記係合ボスを車体側に開設した
取付孔に挿込み係合させてランプユニツトを車体
に取付けるようにした車体取付構造の改良に関す
るものである。
<従来の技術>
この種の車体取付構造ではランプユニツトがガ
タ付かないようにする為に、ランプユニツト側の
係合ボスを車体側に開設した取付孔内に緊密に嵌
合させなければならない。そこで、従来では第6
図に示す如く、車体側の取付孔4を円形状に形成
すると共に、ランプユニツト側の係合ボス3を取
付孔4の内径l2とほぼ同径の外径l1を有する円形
状に形成していた。しかし乍ら、係合ボス3を樹
脂材を用いて灯体1と同一体に成形する場合、第
2図に示す如く合せ金型a,bだけで成形しよう
とすると、金型a,bのパーテイングラインP上
に係合ボス3を設定しなければならず、すると第
7図に示す如く合せ金型a,bの精度上パーテイ
ングラインPに沿つて係合ボス3の表面にバリ
3′が必然的に発生してしまう為、係合ボス3の
バリ3′を完全に除去しないと係合ボス3を取付
孔4に挿込むことが出来なくなり、逆にバリ3′
の発生を考慮して係合ボス3の外径を小さくする
と取付孔4との嵌め合い状態にバラ付きが生じて
しまう。従つて、従来の取付構造では係合ボスを
灯体と同一体に成型する場合には、どうしてもス
ライド金型cを使用しなければならなくなり、ス
ライド金型を使用するとコスト高になるだけでな
く、係合ボスを成形する部分はスライド金型を円
形状に刳り貫いて形成してある為、係合ボスの外
径を微調整することが非常に難しくなるといつた
不具合があつた。
タ付かないようにする為に、ランプユニツト側の
係合ボスを車体側に開設した取付孔内に緊密に嵌
合させなければならない。そこで、従来では第6
図に示す如く、車体側の取付孔4を円形状に形成
すると共に、ランプユニツト側の係合ボス3を取
付孔4の内径l2とほぼ同径の外径l1を有する円形
状に形成していた。しかし乍ら、係合ボス3を樹
脂材を用いて灯体1と同一体に成形する場合、第
2図に示す如く合せ金型a,bだけで成形しよう
とすると、金型a,bのパーテイングラインP上
に係合ボス3を設定しなければならず、すると第
7図に示す如く合せ金型a,bの精度上パーテイ
ングラインPに沿つて係合ボス3の表面にバリ
3′が必然的に発生してしまう為、係合ボス3の
バリ3′を完全に除去しないと係合ボス3を取付
孔4に挿込むことが出来なくなり、逆にバリ3′
の発生を考慮して係合ボス3の外径を小さくする
と取付孔4との嵌め合い状態にバラ付きが生じて
しまう。従つて、従来の取付構造では係合ボスを
灯体と同一体に成型する場合には、どうしてもス
ライド金型cを使用しなければならなくなり、ス
ライド金型を使用するとコスト高になるだけでな
く、係合ボスを成形する部分はスライド金型を円
形状に刳り貫いて形成してある為、係合ボスの外
径を微調整することが非常に難しくなるといつた
不具合があつた。
<考案が解決しようとする課題>
本考案はこの様な従来の不具合に鑑みてなされ
たものであり、ランプユニツト側に突設した係合
ボスの表面に仮にバリが生じても車体側に開設し
た取付孔に緊密に嵌合させることが出来、従つて
係合ボス部分をスライド金型を用いて成形せずと
も通常の合せ金型でもつて灯体と同一体に樹脂成
形することができ、その結果コストの低減化を図
り得ると共に、係合ボスの外径を車体側の取付孔
に合せて微調整することが容易なランプユニツト
の取付構造を提供せんとするものである。
たものであり、ランプユニツト側に突設した係合
ボスの表面に仮にバリが生じても車体側に開設し
た取付孔に緊密に嵌合させることが出来、従つて
係合ボス部分をスライド金型を用いて成形せずと
も通常の合せ金型でもつて灯体と同一体に樹脂成
形することができ、その結果コストの低減化を図
り得ると共に、係合ボスの外径を車体側の取付孔
に合せて微調整することが容易なランプユニツト
の取付構造を提供せんとするものである。
<課題を解決するための手段>
斯る目的を達成する本考案ランプユニツトの車
体取付構造は、ランプユニツトを構成する灯体に
ブラケツト及び係合ボスを突設し、上記ブラケツ
トを車体側にビス止めすると共に上記係合ボスを
車体側に開設した取付孔に挿込み係合させてラン
プユニツトを車体に取付けるようにした車体取付
構造において、前記取付孔を円形状に形成し、且
つ前記係合ボスを灯体と同一体に、四隅部が前記
取付孔の内周面に緊密に内接する略四角形状に形
成すると共に合せ金型のパーテイングラインが当
該四角形の辺部に位置するように設定した事を特
徴としたものである。
体取付構造は、ランプユニツトを構成する灯体に
ブラケツト及び係合ボスを突設し、上記ブラケツ
トを車体側にビス止めすると共に上記係合ボスを
車体側に開設した取付孔に挿込み係合させてラン
プユニツトを車体に取付けるようにした車体取付
構造において、前記取付孔を円形状に形成し、且
つ前記係合ボスを灯体と同一体に、四隅部が前記
取付孔の内周面に緊密に内接する略四角形状に形
成すると共に合せ金型のパーテイングラインが当
該四角形の辺部に位置するように設定した事を特
徴としたものである。
<実施例>
以下、本考案実施の一例を図面に基づいて説明
する。
する。
ランプユニツトAは従来と同様、樹脂材を用い
て成形された灯体1と図示していないレンズ及び
バルブ、反射鏡などで構成され、その灯体1の上
部には取付用ビスを締結させるためのブラケツト
2を同一体に突出形成すると共に、灯体1の下部
には車体B側に開設した取付孔4(又はその取付
孔4に嵌着した取付用金具4′)に挿込み係合さ
せるための係合ボス3を同一体に突出形成する。
て成形された灯体1と図示していないレンズ及び
バルブ、反射鏡などで構成され、その灯体1の上
部には取付用ビスを締結させるためのブラケツト
2を同一体に突出形成すると共に、灯体1の下部
には車体B側に開設した取付孔4(又はその取付
孔4に嵌着した取付用金具4′)に挿込み係合さ
せるための係合ボス3を同一体に突出形成する。
係合ボス3を挿込み係合させる車体B側の取付
孔4は円形状に形成せしめ、その取付孔4にラン
プユニツトA側の係合ボス3を直接緊密状に挿込
み係合させるか、或いはその取付孔4にフランジ
4′aを有する円形状の取付用金具4′を嵌着せし
めて、その取付用金具4′にランプユニツトA側
の係合ボス3を緊密状に挿込み係合させるもので
ある。尚以下、本明細書では取付孔4と取付用金
具4′とを含めて単に取付孔4と称し説明する。
孔4は円形状に形成せしめ、その取付孔4にラン
プユニツトA側の係合ボス3を直接緊密状に挿込
み係合させるか、或いはその取付孔4にフランジ
4′aを有する円形状の取付用金具4′を嵌着せし
めて、その取付用金具4′にランプユニツトA側
の係合ボス3を緊密状に挿込み係合させるもので
ある。尚以下、本明細書では取付孔4と取付用金
具4′とを含めて単に取付孔4と称し説明する。
係合ボス3は灯体1と同一体に、四隅部3aが
取付孔4の内周面に緊密に内接する略四角形状に
形成すると共に、合せ金型a,bのパーテイング
ラインPがその辺部3bに位置するように設定形
成される。即ち、係合ボス3は、四隅部3aを弧
状にカツトした略正四角形状に形成すると共に、
その四隅部3aが車体B側に開設した取付孔4の
内周面に緊密に嵌合するように、対角に位置する
2つの隅部3a,3aを結ぶ最長径l1を車体B側
に開設した円形状取付孔4の内径l2とほぼ同一に
形成し、尚且つ合せ金型a,bのパーテイングラ
インPが四角形の辺部3b上に位置するように設
定せしめ、樹脂成型上のバリ3′が略四角形状を
した係合ボス3の辺部3bに発生するように形成
するものである。尚、図中5は車体B側の取付孔
4に嵌着せしめた取付用金具4′を押え込むため
のストツパー片である。
取付孔4の内周面に緊密に内接する略四角形状に
形成すると共に、合せ金型a,bのパーテイング
ラインPがその辺部3bに位置するように設定形
成される。即ち、係合ボス3は、四隅部3aを弧
状にカツトした略正四角形状に形成すると共に、
その四隅部3aが車体B側に開設した取付孔4の
内周面に緊密に嵌合するように、対角に位置する
2つの隅部3a,3aを結ぶ最長径l1を車体B側
に開設した円形状取付孔4の内径l2とほぼ同一に
形成し、尚且つ合せ金型a,bのパーテイングラ
インPが四角形の辺部3b上に位置するように設
定せしめ、樹脂成型上のバリ3′が略四角形状を
した係合ボス3の辺部3bに発生するように形成
するものである。尚、図中5は車体B側の取付孔
4に嵌着せしめた取付用金具4′を押え込むため
のストツパー片である。
而して、ランプユニツトAの取付けに際して
は、先づランプユニツトA側の係合ボス3を車体
B側に開設した取付孔4に挿込み、係合ボス3の
四隅部3a部分を取付孔4の内周面に緊密に内接
嵌合させ、次でランプユニツトA側のブラケツト
2を車体B側にビス止めするものである。
は、先づランプユニツトA側の係合ボス3を車体
B側に開設した取付孔4に挿込み、係合ボス3の
四隅部3a部分を取付孔4の内周面に緊密に内接
嵌合させ、次でランプユニツトA側のブラケツト
2を車体B側にビス止めするものである。
<考案の効果>
本考案ランプユニツトの取付構造は斯様に構成
したので、ランプユニツトを構成する灯体と同一
体に突設した係合ボスを車体側に開設した取付孔
に挿込むと、係合ボスの四隅部部分が取付孔の内
周面に緊密に内接嵌合し、ランプユニツトを車体
側にガタ付くことなく挿込み係合させることが出
来る。しかも、係合ボスの表面に発生するバリは
係合ボスの四隅部以外の辺部に発生することにな
るので、係合ボスにバリが発生存在していても車
体側の取付孔内に何等の支障もなく緊密且つ容易
に嵌合させることが出来る。従つて、スライド金
型を用いずとも通常の合せ金型でもつて係合ボス
を灯体と同一体に成形することが出来、その結果
コストの低減化を図ることが出来る。
したので、ランプユニツトを構成する灯体と同一
体に突設した係合ボスを車体側に開設した取付孔
に挿込むと、係合ボスの四隅部部分が取付孔の内
周面に緊密に内接嵌合し、ランプユニツトを車体
側にガタ付くことなく挿込み係合させることが出
来る。しかも、係合ボスの表面に発生するバリは
係合ボスの四隅部以外の辺部に発生することにな
るので、係合ボスにバリが発生存在していても車
体側の取付孔内に何等の支障もなく緊密且つ容易
に嵌合させることが出来る。従つて、スライド金
型を用いずとも通常の合せ金型でもつて係合ボス
を灯体と同一体に成形することが出来、その結果
コストの低減化を図ることが出来る。
更に、通常の合せ金型を用いて係合ボスを成形
できるので、係合ボスの外径(最長径)を車体側
に開設した取付孔の寸法に合せて微調整する必儲
がある場合であつても、係合ボスの四隅部を成形
する部分の金型の形状を変更するだけで済み、従
つて係合ボスの外径を容易に微調整することが出
来る。
できるので、係合ボスの外径(最長径)を車体側
に開設した取付孔の寸法に合せて微調整する必儲
がある場合であつても、係合ボスの四隅部を成形
する部分の金型の形状を変更するだけで済み、従
つて係合ボスの外径を容易に微調整することが出
来る。
よつて、所期の目的を達成し得る。
第1図乃至第5図は本考案実施の一例を示し、
第1図は正面図、第2図は第1図の2−2線断面
図、第3図は要部の一部切欠正面図、第4図は第
3図の4−4線断面図、第5図は斜視図、第6図
は従来例を示す要部の斜視図、第7図は同係合ボ
スの成形状態を説明する断面図である。 図中、Aはランプユニツト、Bは車体、1は灯
体、2はブラケツト、3は係合ボス、3aはその
四隅部、3bはその辺部、4は取付孔、4′は取
付用金具、である。
第1図は正面図、第2図は第1図の2−2線断面
図、第3図は要部の一部切欠正面図、第4図は第
3図の4−4線断面図、第5図は斜視図、第6図
は従来例を示す要部の斜視図、第7図は同係合ボ
スの成形状態を説明する断面図である。 図中、Aはランプユニツト、Bは車体、1は灯
体、2はブラケツト、3は係合ボス、3aはその
四隅部、3bはその辺部、4は取付孔、4′は取
付用金具、である。
Claims (1)
- ランプユニツトを構成する灯体にブラケツト及
び係合ボスを突設し、上記ブラケツトを車体側に
ビス止めすると共に上記係合ボスを車体側に開設
した取付孔に挿込み係合させてランプユニツトを
車体に取付けるようにした車体取付構造におい
て、前記取付孔を円形状に形成し、且つ前記係合
ボスを灯体と同一体に四隅部が前記取付孔の内周
面に緊密に内接する略四角形状に形成すると共に
合せ金型のパーテイングラインが当該四角形の辺
部に位置するように設定した事を特徴とするラン
プユニツトの車体取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5626484U JPS60168203U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | ランプユニツトの車体取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5626484U JPS60168203U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | ランプユニツトの車体取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60168203U JPS60168203U (ja) | 1985-11-08 |
JPH0220109Y2 true JPH0220109Y2 (ja) | 1990-06-01 |
Family
ID=30579694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5626484U Granted JPS60168203U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | ランプユニツトの車体取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60168203U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0524598Y2 (ja) * | 1989-06-13 | 1993-06-22 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725883U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-10 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP5626484U patent/JPS60168203U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725883U (ja) * | 1980-07-17 | 1982-02-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60168203U (ja) | 1985-11-08 |
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