JPH0524598Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0524598Y2 JPH0524598Y2 JP1989068126U JP6812689U JPH0524598Y2 JP H0524598 Y2 JPH0524598 Y2 JP H0524598Y2 JP 1989068126 U JP1989068126 U JP 1989068126U JP 6812689 U JP6812689 U JP 6812689U JP H0524598 Y2 JPH0524598 Y2 JP H0524598Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- boss
- hole
- lamp
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 28
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 28
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、自動車の前照灯等の車両用灯具を車
体等の取付体に取付ける取付構造に係り、特に車
両用灯具を取付体に、ガタなく確固にかつ容易に
取付けるのに好適な車両用灯具の取付構造に関す
るものである。
体等の取付体に取付ける取付構造に係り、特に車
両用灯具を取付体に、ガタなく確固にかつ容易に
取付けるのに好適な車両用灯具の取付構造に関す
るものである。
〈従来の技術〉
従来のこの種の取付構造を第6図乃至第8図を
参照して説明する。
参照して説明する。
図において、1は灯具本体で、この灯具本体1
は例えば自動車の前照灯で、ハウジング10と、
そのハウジング10の前面開口部に後部開口部を
配設した中間部材11と、その中間部材11の前
部開口部に配設したレンズ(もしくはカバー)1
2と、そのハウジング10、中間部材11、レン
ズ12により画成された灯室13中に配設したリ
フレクタ14と、そのリフレクタ14に着脱可能
に取付けた光源バルブ15とを備える。前記ハウ
ジング10の一端に2本のボス16を上下に一体
に突設する。前記ハウジング10の他端にフラン
ジ17を一体に突設し、そのフランジ17にボル
ト貫通孔18を設ける。
は例えば自動車の前照灯で、ハウジング10と、
そのハウジング10の前面開口部に後部開口部を
配設した中間部材11と、その中間部材11の前
部開口部に配設したレンズ(もしくはカバー)1
2と、そのハウジング10、中間部材11、レン
ズ12により画成された灯室13中に配設したリ
フレクタ14と、そのリフレクタ14に着脱可能
に取付けた光源バルブ15とを備える。前記ハウ
ジング10の一端に2本のボス16を上下に一体
に突設する。前記ハウジング10の他端にフラン
ジ17を一体に突設し、そのフランジ17にボル
ト貫通孔18を設ける。
2は取付体で、この取付体2は例えば自動車の
車体のブラケツトで、コの字形をなし、一端に2
個の穴20を上下に設ける。その取付体2の他端
にボルト貫通孔21を設ける。
車体のブラケツトで、コの字形をなし、一端に2
個の穴20を上下に設ける。その取付体2の他端
にボルト貫通孔21を設ける。
30および31は締結具としてのボルトおよび
ナツトである。
ナツトである。
かくして、灯具本体1のボス16を取付体2の
穴20に差込み、灯具本体1のボルト貫通孔18
と取付体2のボルト貫通孔21とにボルト30を
貫通させ、そのボルト30にナツト31をねじ込
んで、灯具本体1を取付体2に取付ける。
穴20に差込み、灯具本体1のボルト貫通孔18
と取付体2のボルト貫通孔21とにボルト30を
貫通させ、そのボルト30にナツト31をねじ込
んで、灯具本体1を取付体2に取付ける。
かかる車両用灯具の取付構造においては、灯具
の光軸がずれないように、灯具本体1を取付体2
に正確に取り付けることが必要である。
の光軸がずれないように、灯具本体1を取付体2
に正確に取り付けることが必要である。
〈考案が解決しようとする課題〉
ところが、上述の従来の車両用灯具の取付構造
は、灯具本体1側のボス16を取付体2側の穴2
0に差し込んで、そのボス16と穴20とのセン
タリングを行つて、灯具本体1と取付体2との取
付位置を正確に決めるように構成したものであ
る。従つて、上述の従来の車両用灯具の取付構造
においては、灯具本体1と取付体2との取付位置
を正確に決めるために、ボス16と穴20とのセ
ンタリングを正確に行えるように、ボス16及び
穴20を、高精度に製造する必要がある等の問題
がある。
は、灯具本体1側のボス16を取付体2側の穴2
0に差し込んで、そのボス16と穴20とのセン
タリングを行つて、灯具本体1と取付体2との取
付位置を正確に決めるように構成したものであ
る。従つて、上述の従来の車両用灯具の取付構造
においては、灯具本体1と取付体2との取付位置
を正確に決めるために、ボス16と穴20とのセ
ンタリングを正確に行えるように、ボス16及び
穴20を、高精度に製造する必要がある等の問題
がある。
本考案の目的は、高精度の寸法精度を然程必要
とせずに車両用灯具を取付体に正確に取付けるこ
とができる車両用灯具の取付構造を提供すること
にある。
とせずに車両用灯具を取付体に正確に取付けるこ
とができる車両用灯具の取付構造を提供すること
にある。
〈課題を解決するための手段〉
本考案は、上記の問題を解決するために、ボス
の先端にテーパ面を設け、一方ホルダの挿入穴の
内側の形状をボスの外側の形状より大となし、そ
のホルダの挿入穴の内周面にボスのテーパ面が当
接して、ホルダを介して灯具本体側のボスと取付
体側の穴とのセンタリングを行うテーパ面を設け
たことを特徴とする。
の先端にテーパ面を設け、一方ホルダの挿入穴の
内側の形状をボスの外側の形状より大となし、そ
のホルダの挿入穴の内周面にボスのテーパ面が当
接して、ホルダを介して灯具本体側のボスと取付
体側の穴とのセンタリングを行うテーパ面を設け
たことを特徴とする。
〈作用〉
本考案は、灯具本体のボスのテーパ面とホルダ
のテーパ面とにより、ホルダの挿入部を取付体の
穴に挿入し、そのホルダの挿入穴に灯具本体のボ
スを挿入し、そのボスのテーパ面をホルダのテー
パ面に当接させると、そのホルダを介して、灯具
本体側のボスと取付体側の穴とのセンタリングが
行われる。この結果、ボス及び穴の寸法精度が然
程高精度でなくても、車両用灯具を取付体に正確
に取付けることができる。
のテーパ面とにより、ホルダの挿入部を取付体の
穴に挿入し、そのホルダの挿入穴に灯具本体のボ
スを挿入し、そのボスのテーパ面をホルダのテー
パ面に当接させると、そのホルダを介して、灯具
本体側のボスと取付体側の穴とのセンタリングが
行われる。この結果、ボス及び穴の寸法精度が然
程高精度でなくても、車両用灯具を取付体に正確
に取付けることができる。
〈実施例〉
以下、本考案に係る車両用灯具の取付構造の一
実施例を第1図乃至第5図を参照して説明する。
実施例を第1図乃至第5図を参照して説明する。
図中、第6図乃至第8図と同符号は同一のもの
を示す。
を示す。
図において、19は灯具本体1の例えば円柱形
状をなすボス16の先端に設けたテーパ面であ
る。
状をなすボス16の先端に設けたテーパ面であ
る。
4は灯具本体1のボス16と取付体2の穴20
との間に介装したホルダで、このホルダ4は合成
樹脂等の弾性材からなる。このホルダ4は、外径
D2が取付体2の穴20の内径D1より若干小さ
いか若しくはほぼ等しい円筒形状をなす挿入部4
0中に、内径D3がボス16の外径D4より若干
大きい挿入穴41を設ける。この挿入部40の中
間部に外径D5が取付体2の穴20の内径D1よ
り若干大きい突出部42を設ける。この挿入部4
0の一端に外径D6が前記突出部42の外径D5
より大きい鍔部43を一体に突設する。前記挿入
穴41の中間にテーパ面44を設ける。前記挿入
部40の他端から中間にかけて複数本、例えば3
本のスリツト4本発明を等間隔に設ける。
との間に介装したホルダで、このホルダ4は合成
樹脂等の弾性材からなる。このホルダ4は、外径
D2が取付体2の穴20の内径D1より若干小さ
いか若しくはほぼ等しい円筒形状をなす挿入部4
0中に、内径D3がボス16の外径D4より若干
大きい挿入穴41を設ける。この挿入部40の中
間部に外径D5が取付体2の穴20の内径D1よ
り若干大きい突出部42を設ける。この挿入部4
0の一端に外径D6が前記突出部42の外径D5
より大きい鍔部43を一体に突設する。前記挿入
穴41の中間にテーパ面44を設ける。前記挿入
部40の他端から中間にかけて複数本、例えば3
本のスリツト4本発明を等間隔に設ける。
上述のボス16の高さH1と前記ホルダ4の挿
入穴41の深さH2とは等しい。
入穴41の深さH2とは等しい。
この実施例における本考案の車両用灯具の取付
構造は、以上の如き構成よりなり、以下灯具本体
の取付け方について説明する。
構造は、以上の如き構成よりなり、以下灯具本体
の取付け方について説明する。
まず、ホルダ4の挿入部40を取付体2の穴2
0に挿入し、そのホルダ4の鍔部43を取付体2
の穴20の縁に当接させる。次に、灯具本体1の
ボス16を前記ホルダ4の挿入穴41に挿入し、
ボス16のテーパ面19を挿入穴41のテーパ面
44に当接させる。
0に挿入し、そのホルダ4の鍔部43を取付体2
の穴20の縁に当接させる。次に、灯具本体1の
ボス16を前記ホルダ4の挿入穴41に挿入し、
ボス16のテーパ面19を挿入穴41のテーパ面
44に当接させる。
すると、そのホルダ4を介して、灯具本体1側
のボス16と取付体2側の穴20とのセンタリン
グが行われる。この結果、ボス16及び穴20の
寸法精度が然程高精度でなくても、車両用灯具を
取付体2に正確に取付けることができる。
のボス16と取付体2側の穴20とのセンタリン
グが行われる。この結果、ボス16及び穴20の
寸法精度が然程高精度でなくても、車両用灯具を
取付体2に正確に取付けることができる。
また、ボス16のテーパ面19がホルダ4の挿
入穴41のテーパ面44に当接すると、そのホル
ダ4の挿入部40の他端が外側に開き、その挿入
部40の他端乃至中間の突出部42がホルダ4の
挿入部40の一端の鍔部43と共に、取付体2の
穴20の縁を押え、ボス16と穴20との間のガ
タを吸収することができる。従つて、ボス16お
よび穴20を高精度に製造しなくとも、灯具本体
1を取付体2にガタ無く確固にかつ容易に取付け
ることができる。
入穴41のテーパ面44に当接すると、そのホル
ダ4の挿入部40の他端が外側に開き、その挿入
部40の他端乃至中間の突出部42がホルダ4の
挿入部40の一端の鍔部43と共に、取付体2の
穴20の縁を押え、ボス16と穴20との間のガ
タを吸収することができる。従つて、ボス16お
よび穴20を高精度に製造しなくとも、灯具本体
1を取付体2にガタ無く確固にかつ容易に取付け
ることができる。
さらに、灯具本体1と取付体2との間に、合成
樹脂等の弾性体のホルダ4を介装したものである
から、灯具本体1と取付体2とが相互に直接接触
して傷付いたり塗装が剥がれたりするような虞は
ない。
樹脂等の弾性体のホルダ4を介装したものである
から、灯具本体1と取付体2とが相互に直接接触
して傷付いたり塗装が剥がれたりするような虞は
ない。
〈考案の効果〉
以上から明らかなように、本考案の車両用灯具
の取付構造は、ボスの先端にテーパ面を設け、一
方ホルダの挿入穴にテーパ面を設けたものである
から、ホルダの挿入部を取付体の穴に挿入し、そ
のホルダの挿入穴に灯具本体のボスを挿入し、そ
のボスのテーパ面をホルダのテーパ面に当接させ
ると、そのホルダを介して、灯具本体側のボスと
取付体側の穴とのセンタリングが行われる。この
結果、ボス及び穴の寸法精度が然程高精度でなく
ても、車両用灯具を取付体に正確に取付けること
ができる。
の取付構造は、ボスの先端にテーパ面を設け、一
方ホルダの挿入穴にテーパ面を設けたものである
から、ホルダの挿入部を取付体の穴に挿入し、そ
のホルダの挿入穴に灯具本体のボスを挿入し、そ
のボスのテーパ面をホルダのテーパ面に当接させ
ると、そのホルダを介して、灯具本体側のボスと
取付体側の穴とのセンタリングが行われる。この
結果、ボス及び穴の寸法精度が然程高精度でなく
ても、車両用灯具を取付体に正確に取付けること
ができる。
第1図乃至第5図は本考案に係る車両用灯具の
取付構造の一実施例を示し、第1図は横断面図、
第2図は第1図における部の拡大図、第3図は
要部の分解断面図、第4図はホルダの側面図、第
5図は第4図におけるV矢視図である。第6図は
従来の車両用灯具の取付構造を示した斜視図、第
7図は第6図における−線断面図、第8図は
第7図における部の拡大図である。 1…灯具本体、10…ハウジング、12…レン
ズ、14…リフレクタ、15…光源バルブ、16
…ボス、19…テーパ面、2…取付体、20…
穴、30…ボルト、31…ナツト、4…ホルダ、
40…挿入部、41…挿入穴、43…鍔部、44
…テーパ面。
取付構造の一実施例を示し、第1図は横断面図、
第2図は第1図における部の拡大図、第3図は
要部の分解断面図、第4図はホルダの側面図、第
5図は第4図におけるV矢視図である。第6図は
従来の車両用灯具の取付構造を示した斜視図、第
7図は第6図における−線断面図、第8図は
第7図における部の拡大図である。 1…灯具本体、10…ハウジング、12…レン
ズ、14…リフレクタ、15…光源バルブ、16
…ボス、19…テーパ面、2…取付体、20…
穴、30…ボルト、31…ナツト、4…ホルダ、
40…挿入部、41…挿入穴、43…鍔部、44
…テーパ面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 取付体の一端の穴にホルダの割溝を有する挿入
部を挿入し、そのホルダの円形の挿入穴に灯具本
体の一端のボスを挿入すると共に、その灯具本体
と前記取付体との間に前記ホルダの鍔部を介在さ
せて、前記取付体の一端の穴に前記灯具本体の一
端のボスを前記ホルダを介装して差し込み、その
灯具本体の他端と取付体の他端とを締結具により
締結して、灯具本体を取付体に取付ける車両用灯
具の取付構造において、 前記ボスは、その先端にテーパ面を設け、 前記ホルダは、挿入穴の内側の形状が前記ボス
の外側の形状より大であり、その挿入穴の内周面
に前記ボスのテーパ面を当接して、前記ホルダを
介して前記ボスと前記穴とのセンタリングを行う
テーパ面を設け、 たことを特徴とする車両用灯具の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068126U JPH0524598Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989068126U JPH0524598Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH038033U JPH038033U (ja) | 1991-01-25 |
JPH0524598Y2 true JPH0524598Y2 (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=31602294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989068126U Expired - Lifetime JPH0524598Y2 (ja) | 1989-06-13 | 1989-06-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0524598Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60168203U (ja) * | 1984-04-16 | 1985-11-08 | 株式会社小糸製作所 | ランプユニツトの車体取付構造 |
JPH0236759Y2 (ja) * | 1985-04-27 | 1990-10-05 |
-
1989
- 1989-06-13 JP JP1989068126U patent/JPH0524598Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH038033U (ja) | 1991-01-25 |
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