JPH0348808Y2 - - Google Patents

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JPH0348808Y2
JPH0348808Y2 JP13460387U JP13460387U JPH0348808Y2 JP H0348808 Y2 JPH0348808 Y2 JP H0348808Y2 JP 13460387 U JP13460387 U JP 13460387U JP 13460387 U JP13460387 U JP 13460387U JP H0348808 Y2 JPH0348808 Y2 JP H0348808Y2
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lens
rib
screw attachment
parts
lamp body
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、上下、左右の形状がそれぞれ略対称
な灯具に適用して好適な車輌用灯具のレンズ逆組
付防止構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、車輌用灯具の中には、灯具ボデイの前面
開口部を被うレンズの形状が、上下および左右そ
れぞれ対称で、かつ上下もしくは左右対称な位置
2箇所を固定部として止めねじにより灯具ボデイ
のねじ取付部に固定したものが存る。その場合、
レンズに方向性がないため、上下(もしくは左
右)逆にして組付ける虞れがあり、これを防止す
る方法として通常第6図に示すような逆組付防止
構造を設けている。すなわち、1は灯具ボデイ、
2はレンズ、3は灯具ボデイ1の開口端部外側面
に設けられた前方に開口する環状溝で、この溝3
にレンズ2の枠状壁4が挿入され、かつ接着剤5
によつて固定されている。6は灯具ボデイ1の開
口端部内側面の一部に突設された逆組付け防止用
突起、7はレンズ2の内面の一部で前記突起6と
は対称的位置に突設された逆組付け防止用リブ
で、レンズ2を左右逆にして灯具ボデイ1に組付
けると、該リブ7が前記突起6の先端面に当接し
て枠状壁4が環状溝3に入らず、誤組付けである
ことを作業者に知らせる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の逆組付防止構造においては、
構造簡易にして正しく組付けられたか否かの確認
が容易であるという大きな利点を有するものの、
レンズ2の内側面にリブ7を設けると、これが光
源8からの光を遮ぎる遮光板となるため、レンズ
2の肩部9に影が生じ、外観をおよび照明効果が
低下するという問題点があつた。
したがつて、本考案では上述したような問題点
を解決し、影の発生を生じず、レンズの逆組付け
を確実に防止し得る車輌用灯具の逆組付防止構造
を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために上下および
左右がそれぞれ略対称形状をなすレンズの上下も
しくは左右対称な位置2箇所を固定部とし、これ
ら固定部を灯具ボデイの内面に突設した2つのね
じ取付部に止めねじによりそれぞれ固定した車輌
用灯具において、前記2つのねじ取付部のうちの
いずれか一方の外周に逆組付防止用リブを突設
し、前記固定部に前記各ねじ取付部にそれぞれ嵌
合する筒部を突設し、これらの筒部のうち前記ノ
ブが設けられたねじ取付部に対応する筒部の周壁
に前記ノブが嵌合する切欠溝を設けたものであ
る。
〔作用〕
本考案においては正常な組付けにおいてはノブ
が筒部の切欠溝に嵌合し、逆組付時には切欠溝を
有しない筒部にノブが当接してレンズの組付けを
困難にする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るレンズ逆組付防止構造の
一実施例を示す第3図−線拡大断面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は灯具の正面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は第
3図A部の拡大断面図である。なお、図中第6図
と同一構成部品、部分に対しては同一符号を以つ
て示し、その説明を省略する。これらの図におい
て、灯具ボデイ1は左右方向に長い矩形の箱形に
形成され、その内底面両端部寄りには、該ボデイ
1の上下方向の中心線10上に位置する一対のね
じ取付部11,12が設けられている。これら一
対のねじ取付部11,12は円筒状で、灯具ボデ
イ1の中心0から左右対称な位置に設けられ、そ
の中心孔13,14にレンズ2を固定する止めね
じ15,16がそれぞれねじ込まれている。ま
た、一対のねじ取付部11,12の外周面にはそ
れぞれ径方向に延在する逆組付防止用リブ17,
18がそれぞれ突設されている。ねじ取付部11
のリブ17は左斜め下方に延在する如く形成され
ることにより前記中心線10と適宜角度θ(例え
ばθ=45゜)で傾斜し、前記灯具ボデイ1の左側
面1aとねじ取付部11とを連結している。一
方、右側のねじ取付部12のリブ18は右斜め上
方に延在する如く形成されることにより前記中心
線10と適宜角度θ1(例えばθ1=30゜)で傾斜し、
灯具ボデイ1の右側面1bとねじ取付部12とを
連結している。この場合、リブ17,18は互い
に他方のリブに対してねじ取付部11,12の周
方向に180゜ずれた位置とならない位置であれば、
該ねじ取付部11,12の外周面の何処に設けら
れてもよく、θ,θ1を自由に設定し得るものであ
る。
前記レンズ2の前記各ねじ取付部11,12に
対応する部分は厚肉形成されて固定部20,24
をそれぞれ構成している。左側の固定部20には
止めねじ15が挿通されるねじ取付用孔21が形
成されると共に前記ねじ取付部11に嵌合する筒
部22が一体に突設されている。そして、筒部2
2の一部周面には径方向の切欠溝23が前記リブ
17に対応して形成され、レンズ2が正常状態に
て灯具ボデイ1の前面開口部に嵌着されると、前
記リブ17が切欠部23に嵌合するように構成さ
れている。
同様に右側の固定部24にも止めねじ16が挿
通されるねじ取付用孔25と、前記ねじ取付部1
2に嵌合する筒部26が設けられ、さらに該筒部
26の一部周面には切欠溝27が前記リブ18に
対応して径方向に形成され、レンズ2が正常状態
にて灯具ボデイ1の前面開口部に被冠されると、
前記リブ18が切欠溝27に嵌合するように構成
されている。
このような構成において、レンズ2を上下逆、
別の云い方をすれば、左右を逆にして灯具ボデイ
1に組付けると、右側の筒部26が左になつてね
じ取付部11に嵌合し、左側の筒部22が右にな
つてねじ取付部12に嵌合するが、その場合リブ
17,18の中心線10に対する角度θ,θ1が異
なるため、切欠溝27がリブ17と一致せず、ま
た切欠溝23もリブ18と一致せず、したがつて
レンズ2の逆組付けを防止する。
また、リブ17,18は灯具ボデイ1側に設け
られ、筒部22,26は各ねじ取付部11,12
の先端部に嵌合されるので、これらのリブおよび
筒部によりレンズ2に影が生じることがなく、外
観の良好な灯具を提供し得るものである。
なお、上記実施例はねじ取付部11,12の双
方にリブ17,18を設けた場合について説明し
たが、本考案はこれに何ら特定されるものではな
く、基本的にはいずれか一方のねじ取付部にのみ
リブを設ければよいものである。その場合、リブ
のないねじ取付部に対応するレンズの固定部に設
けられる筒部には切欠溝を設ける必要がない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る車輌用灯具の
レンズ逆組付防止構造によれば、レンズを逆組付
けした際、灯具ボデイのねじ取付部に設けたリブ
がレンズの固定部に設けた筒部の切欠部に嵌合し
ないため、逆組付けを確実に識別することがで
き、しかもリブによる影がレンズにできず、灯具
の外観、照明効果を損うことがないなど、その実
用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るレンズ逆組付防止構造の
一実施例を示す第3図−線拡大断面図、第2
図は第1図−線断面図、第3図は灯具の正面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図は第
3図A部の拡大断面図、第6図は従来のレンズ逆
組付防止構造の断面図である。 1……灯具ボデイ、2……レンズ、11,12
……ねじ取付部、15,16……止めねじ、1
7,18……逆組付防止用リブ、20,24……
固定部、22,26……筒部、23,27……切
欠溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下および左右がそれぞれ略対称形状をなすレ
    ンズの上下もしくは左右対称な位置2箇所を固定
    部とし、これら固定部を灯具ボデイの内面に突設
    した2つのねじ取付部に止めねじによりそれぞれ
    固定した車輌用灯具において、前記2つのねじ取
    付部のうちのいずれか一方の外周に逆組付防止用
    リブを突設し、前記各固定部に前記各ねじ取付部
    にそれぞれ嵌合する筒部をそれぞれ突設し、これ
    ら筒部のうち前記リブが設けられているねじ取付
    部に対応する筒部の周壁に前記リブが嵌合する切
    欠溝を設けたことを特徴とする車輌用灯具のレン
    ズ逆組付防止構造。
JP13460387U 1987-09-04 1987-09-04 Expired JPH0348808Y2 (ja)

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JP13460387U JPH0348808Y2 (ja) 1987-09-04 1987-09-04

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Publication Number Publication Date
JPS6440104U JPS6440104U (ja) 1989-03-09
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