JPH0826162A - 自動二輪車のフレームカバー - Google Patents

自動二輪車のフレームカバー

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Publication number
JPH0826162A
JPH0826162A JP16233794A JP16233794A JPH0826162A JP H0826162 A JPH0826162 A JP H0826162A JP 16233794 A JP16233794 A JP 16233794A JP 16233794 A JP16233794 A JP 16233794A JP H0826162 A JPH0826162 A JP H0826162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
cover
fuel tank
motorcycle
frame cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP16233794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Suzuki
孝行 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH0826162A publication Critical patent/JPH0826162A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】取付け作業性および外観の向上を図った自動二
輪車のフレームカバーを提供するにある。 【構成】燃料タンク14の下方にエアクリーナ19を配
置し、このエアクリーナ19の両側面をフレームカバー
34(36)で覆った自動二輪車において、上記燃料タ
ンク14の下部にフランジ部37を形成すると共に、上
記フレームカバー34(36)の上縁部40を、上記フ
ランジ部37の内側に入り込み、かつ上記フランジ部3
7とオーバーラップするように形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車のフレームカ
バーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に自動二輪車は、図3に示すように
エンジン吸気系を構成するエアクリーナ1を車体のほぼ
中央部で、燃料タンク2の下方に配置している。また、
このエアクリーナ1の両側面は外観を向上させる目的で
フレームカバー3で覆っている。フレームカバー3を例
えばリヤフレームカバー4とエアクリーナカバー5とに
分割しているものもある。
【0003】このようなエアクリーナカバー5は、図3
および図3のIV−IV線に沿う断面図である図4に示
すように、その上縁部5aを燃料タンク2のフランジ部
2aにオーバーラップさせて燃料タンク2と一体感を持
たせるように取付けられていた。
【0004】また、エアクリーナカバー5は、燃料タン
ク2の取付部2b、エアクリーナ1の取付部1a、そし
て車体フレーム6の取付部6aに取付けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エアク
リーナ1は車体フレーム6に浮動状態で取付けられたエ
ンジン(図示せず)に取付けられるためその位置がばら
つきやすく、エアクリーナカバー5の取付けが困難にな
るという問題点があった。
【0006】また、エアクリーナカバー5上縁部5aの
ラインL1 と燃料タンク2のフランジ部2aのラインL
2 とが平行になり難く、外観を損なう虞がある。
【0007】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、取付け作業性および外観の向上を図った自動二
輪車のフレームカバーを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るは、上述し
た課題を解決するために、燃料タンクの下方にエアクリ
ーナを配置し、このエアクリーナの両側面をフレームカ
バーで覆った自動二輪車において、上記燃料タンクの下
部にフランジ部を形成すると共に、上記フレームカバー
の上縁部を、上記フランジ部の内側に入り込み、かつ上
記フランジ部とオーバーラップするように形成した請求
項1に記載したように、ものである。
【0009】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、燃料タ
ンクの下方にエアクリーナを配置し、このエアクリーナ
の両側面をフレームカバーで覆った自動二輪車におい
て、上記燃料タンクの下部にフランジ部を形成すると共
に、上記フレームカバーの上縁部を、上記フランジ部の
内側に入り込み、かつ上記フランジ部とオーバーラップ
するように形成したため、フレームカバーの取付け作業
性および外観の向上が図れる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、この発明を適用した自動二輪車の
一例を示す左側面図である。
【0012】図1において、この自動二輪車11は車体
フレーム12を有し、この車体フレーム12の前方下部
にエンジン13が搭載され、このエンジン13の上方に
燃料タンク14が、燃料タンク14の後方に運転シート
15がそれぞれ設置される。また、エンジン13の前側
にはエンジン排気系16を構成するエキゾーストパイプ
16aおよびマフラ16bが接続される。さらに、エン
ジン13の後側、燃料タンク14の下方にはエンジン吸
気系17を構成するキャブレタ18およびエアクリーナ
19が接続される。そして、エンジン13前方にはエン
ジン冷却系を構成するラジエター20が配置される。
【0013】車体フレーム12の前方にはヘッドパイプ
21が設けられ、このヘッドパイプ21にはステアリン
グ機構22が設けられる。このステアリング機構22に
は、前輪23を回動自在に支持するフロントフォーク2
4やハンドルバー25、計器ユニット26、フロントフ
ェンダ27等が設けられ、ハンドルバー25により前輪
23が左右に回動自在に操舵される。
【0014】一方、車体フレーム12の中央下部に架設
されたピボット軸28にはスイングアーム29がピボッ
ト軸28廻りにスイング自在に枢着され、このスイング
アーム29の後端に後輪30が回動自在に支持される。
スイングアーム29の基端部側には、リヤショックアブ
ソーバ31ならびに複数のリンク32が設けられ、これ
らのスイングアーム29、リヤショックアブソーバ31
およびリンク32からリヤサスペンション機構33が構
成される。
【0015】ところで、この自動二輪車11は、車体の
両側面がフレームカバー34によって覆われる。そのう
ち、運転シート15の下方はリヤフレームカバー35
に、そして、エアクリーナ19の両側面はエアクリーナ
カバー36によって覆われる。
【0016】図2は、図1のII−II線に沿う断面図
である。図2に示すように、燃料タンク14はインナー
タンク14aとアウタータンク14bとから構成され、
それぞれの両縁部が接合されて燃料タンク14下部にフ
ランジ部37を形成する。
【0017】一方、エアクリーナ19の側面には複数個
のエアクリーナカバー取付部38が設けられると共に、
エアクリーナカバー36の内側には複数個のボス部39
が形成され、これらのボス部39をエアクリーナカバー
取付部38に嵌合することによりエアクリーナカバー3
6はエアクリーナ19に固定される。
【0018】そして、エアクリーナカバー36の断面形
状は、その上縁部40が燃料タンク14のフランジ部3
7の内側にある程度の隙間、例えば8mm〜12mm、を開
けて入り込み、かつフランジ部37にオーバーラップし
て交差するように形成される。
【0019】次に、本実施例の作用について説明する。
【0020】エアクリーナカバー36の断面形状を、そ
の上縁部40が燃料タンク14のフランジ部37の内側
に入り込み、かつフランジ部37にオーバーラップして
交差するように形成することにより、エアクリーナカバ
ー36の上縁部40が見えなくなり、エアクリーナカバ
ー36の取付位置が若干ずれてエアクリーナカバー上縁
部40のラインと燃料タンク14のフランジ部37のラ
インとが平行でなくても目立ちにくく、外観を損なうこ
とがない。
【0021】また、エアクリーナカバー36の取付位置
が若干ずれても目立たないことから、エアクリーナカバ
ー36をエアクリーナ19のみに取付けてよく、エアク
リーナカバー36の取付け作業性が向上する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車のフレームカバーによれば、燃料タンクの下方に
エアクリーナを配置し、このエアクリーナの両側面をフ
レームカバーで覆った自動二輪車において、上記燃料タ
ンクの下部にフランジ部を形成すると共に、上記フレー
ムカバーの上縁部を、上記フランジ部の内側に入り込
み、かつ上記フランジ部とオーバーラップするように形
成したため、フレームカバーの取付け作業性および外観
の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車のフレームカバーの一
実施例を示す自動二輪車の左側面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】従来のフレームカバーの取付け例を示す自動二
輪車の左側面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【符号の説明】
11 自動二輪車 14 燃料タンク 19 エアクリーナ 33 フレームカバー 36 エアクリーナカバー(フレームカバー) 37 燃料タンクのフランジ部 40 エアクリーナカバーの上縁部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの下方にエアクリーナを配置
    し、このエアクリーナの両側面をフレームカバーで覆っ
    た自動二輪車において、上記燃料タンクの下部にフラン
    ジ部を形成すると共に、上記フレームカバーの上縁部
    を、上記フランジ部の内側に入り込み、かつ上記フラン
    ジ部とオーバーラップするように形成したことを特徴と
    する自動二輪車のフレームカバー。
JP16233794A 1994-07-14 1994-07-14 自動二輪車のフレームカバー Pending JPH0826162A (ja)

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JP16233794A JPH0826162A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 自動二輪車のフレームカバー

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ID=15752640

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1829775A1 (en) 2006-03-01 2007-09-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1829775A1 (en) 2006-03-01 2007-09-05 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Straddle-type vehicle
US7850225B2 (en) 2006-03-01 2010-12-14 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Motorcycle

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