JPH0585454A - 自動二輪車 - Google Patents

自動二輪車

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Publication number
JPH0585454A
JPH0585454A JP3271844A JP27184491A JPH0585454A JP H0585454 A JPH0585454 A JP H0585454A JP 3271844 A JP3271844 A JP 3271844A JP 27184491 A JP27184491 A JP 27184491A JP H0585454 A JPH0585454 A JP H0585454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
cushion unit
engine
rear cushion
battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3271844A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Nakada
司郎 中田
Furuo Muroo
振郎 室尾
Keijiro Tsuchide
啓二朗 土手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP3271844A priority Critical patent/JPH0585454A/ja
Publication of JPH0585454A publication Critical patent/JPH0585454A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動二輪車のエアクリーナを大型に形成して
吸気音を減少させる。 【構成】 バッテリー19をリヤクッションユニット1
4の前方であってエンジン3のクランクケース3aの上
側に配置する。そして、エアクリーナボックス17をリ
ヤクッションユニット14の後方に配置した。リヤクッ
ションユニット14の後方の空間をエアクリーナボック
ス17で占有できるようになる。したがって、エアクリ
ーナボックス17を可及的大きく形成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動二輪車に関し、特に
シート下方に位置づけられるバッテリーやエアクリーナ
の配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプフレームを使用した自動二
輪車では、バッテリーやエアクリーナはシートの下方で
あって、シートピラーチューブ,バックステーおよびシ
ートレールに囲まれた側面視三角形状の空間内に配置さ
れていた。
【0003】そして、バッテリーおよびエアクリーナ
は、シート下方に位置づけられるリヤクッションユニッ
トとの干渉を避けつつ前記空間内に主に左右に並べて装
着されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うにバッテリーとエアクリーナとを限られた空間内に位
置づけたのでは、エアクリーナの容量を大きくとるにも
限度があった。
【0005】すなわち、エアクリーナを大きく形成して
吸気音を小さく抑えることができないという不具合が生
じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
は、バッテリーを、車体中心に1本配置されたリヤクッ
ションユニットの前方であってエンジンのクランクケー
スの上側に配置すると共に、エンジンとエアクリーナと
を連通する吸気通路をリヤクッションユニットの上側を
通してエアクリーナをリヤクッションユニットの後方に
配置したものである。
【0007】
【作用】リヤクッションユニットの後方の空間をエアク
リーナで占有できるようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る自動二輪車
の側面図、図2は本発明に係る自動二輪車の要部を示す
平面図、図3は本発明に係る自動二輪車の要部を拡大し
て示す正面図、図4は図1におけるIV−IV線断面図であ
る。これらの図において、1はオフロード用自動二輪
車、2はこの自動二輪車のフレーム、3は同じくエンジ
ンである。
【0009】前記エンジン3としては、並列2気筒の水
冷式4サイクルDOHCエンジンが採用されている。な
お、3aはエンジン3のクランクケース、3bは同じく
シリンダを示す。
【0010】前記フレーム2は、フロントフォーク4を
操舵自在に支持するヘッドパイプ5と、このヘッドパイ
プ5から後下がりに延設されて後端部にリヤアームブラ
ケット6が連結された左右のメインパイプ7と、前記ヘ
ッドパイプ5から車幅方向中央部を後下がりに延設され
た1本のダウンチューブ8と、前記メインパイプ7から
後方へ延設されたシートレール9と、前記リヤアームブ
ラケット6およびシートレール9に両端が溶接されたバ
ックステー10等とから構成されている。
【0011】なお、このフレーム2を構成する各パイプ
部材は、メインパイプ7およびダウンチューブ8が断面
略方形状の管材である以外は、全て円形断面の管材によ
って形成されている。
【0012】前記リヤアームブラケット6には、後輪1
1を回転自在に支持するリヤアーム12がピボット軸1
3を介して揺動自在に支持されている。そして、このリ
ヤアーム12と前記メインパイプ7との間には、リヤク
ッションユニット14が介装されている。
【0013】このリヤクッションユニット14の下端部
はリンク部材を介してリヤアーム12に連結され、上端
部は、図1および図3に示すように、左右のメインパイ
プ7どうしの間に横架されたクロスパイプ7aに連結ブ
ラケット15を介して枢支されている。なお、図3にお
いてリヤクッション14の側方に配置された符号14a
で示す部材は、リヤクッションユニット14のリザーバ
ータンクである。
【0014】そして、このフレーム2のダウンチューブ
8とリヤアームブラケット6とに、エンジン3のクラン
クケース3aの前部および後部がそれぞれ支持されてい
る。なお、クランクケース3aの後部とリヤアームブラ
ケット6との連結構造は、クランクケース3aの連結ブ
ラケット(図示せず)に、ピボット軸13を弾性体を介
して貫通させ、エンジン3をピボット懸架する構造とさ
れている。
【0015】16は前記エンジン3の気化器、17はエ
アクリーナボックスである。このエアクリーナボックス
17は、気化器16の空気吸込側に左右2本の吸気ダク
ト18を介して連通されている。
【0016】また、前記エアクリーナボックス17は、
吸気ダクト18が接続する前部17aと、この前部17
aの後側に接続された後部17bとによって分割形成さ
れ、内部にエアクリーナエレメント(図示せず)が装着
されている。そして、このエアクリーナボックス17
は、フレーム2のメインパイプ7,シートレール9およ
びバックステー10によって囲まれた側面視略三角形状
の空間内であって、前記リヤクッションユニット14の
後方となる部分に配設され、フレーム2に固定されてい
る。
【0017】また、このエアクリーナボックス17と気
化器16とを連通する吸気ダクト18は、図3に示すよ
うに、左右のメインパイプ7どうしを連結するクロスパ
イプ7aの上方を通されている。
【0018】19はこの自動二輪車1のバッテリーで、
このバッテリー19は図1および図3に示すように、リ
ヤクッションユニット14の前方であってエンジン3の
クランクケース3aの上側に配置されている。そして、
このバッテリー19は、クランクケース3aに取付けら
れたバッテリー支持部材19aを介してエンジン3に支
持されている。
【0019】このようにバッテリー19をリヤクッショ
ンユニット14の前方に位置づけてクランクケース3a
上に搭載すると、リヤクッションユニット14の後方の
空間をエアクリーナボックス17で占有できるようにな
る。
【0020】20はフレーム2のメインパイプ7に支持
された燃料タンク、21はシートレール9に支持された
シート、22はリヤフェンダである。
【0021】前記燃料タンク20は、図4に示すよう
に、上方へ凸となるように形成されたアウタパネル23
と、このアウタパネル23の下側開口部を塞ぐインナパ
ネル24とから構成されている。また、インナパネル2
4の車幅方向中央部には左右のメインパイプ7の間を通
って下方に膨出された下側膨出部24aが形成されてい
る。
【0022】そして、この燃料タンク20は、アウタパ
ネル23およびインナパネル24の側部の前側部分がメ
インパイプ7より車幅方向外側に膨出されており、メイ
ンパイプ7の側方にも貯液部25が設けられている。こ
のようにすると、メインパイプ7を上方からみて比較的
直線的に形成できると共に、燃料タンク20の容量を大
きくとることができる。
【0023】また、図4において、前記貯油部25の下
側に位置づけられた符号26で示す部材は、走行風をエ
ンジン3側へ導くためのエアスクープである。このエア
スクープ26は車体の左右両側に配置されてフレーム2
に固定されており、その上部における燃料タンク20と
の合わせ部分は、燃料タンク20の側部膨出部分と略面
一とされている。なお、左右のエアスクープ26のうち
車体右側のエアスクープ26の内方となる部分には、ラ
ジエーター27が配置されている。
【0024】前記リヤフェンダ22は、シートレール9
に沿って形成され、車体右側となる部分は、図2に示す
ようにマフラー28を覆う構造とされている。また、シ
ートレール9は図2に示すように全体が平面視略U字状
に形成され、U字状を呈する後端部が前記リヤフェンダ
22の外側(側方および後方)に露出している。なお、
前記マフラー28の前端部は、車体の右側を通る排気管
(図示せず)を介してエンジン前部に開口する排気口に
連通されている。
【0025】このように構成すると、リヤフェンダ22
の後部をシートレール9の後端部で保護でき、しかも、
シートレール9の後端部をアシストグリップとして利用
できるようになる。加えて、シートレール9におけるリ
ヤフェンダ22の外側に露出する部分に、荷物積載時に
荷掛けロープを掛けることもできる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る自動二
輪車は、バッテリーを、車体中心に1本配置されたリヤ
クッションユニットの前方であってエンジンのクランク
ケースの上側に配置すると共に、エンジンとエアクリー
ナとを連通する吸気通路をリヤクッションユニットの上
側を通してエアクリーナをリヤクッションユニットの後
方に配置したため、リヤクッションユニットの後方の空
間をエアクリーナで占有できるようになる。したがっ
て、エアクリーナを可及的大きく形成でき、その大容量
のエアクリーナによって吸気音を減少させることができ
る。
【0027】また、比較的重量の嵩むバッテリーを重心
に近くかつ低い位置に位置づけることができるから、マ
スの集中化を図れ、車体の取り回しが容易になるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車の側面図である。
【図2】本発明に係る自動二輪車の要部を示す平面図で
ある。
【図3】本発明に係る自動二輪車の要部を拡大して示す
正面図である。
【図4】図1におけるIV−IV線断面図である。
【符号の説明】
1 自動二輪車 3 エンジン 3a クランクケース 14 リヤクッションユニット 17 エアクリーナボックス 19 バッテリー 21 シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーおよびエアクリーナがシート
    下方に配設された自動二輪車において、前記バッテリー
    を、車体中心に1本配置されたリヤクッションユニット
    の前方であってエンジンのクランクケースの上側に配置
    すると共に、エンジンとエアクリーナとを連通する吸気
    通路をリヤクッションユニットの上側を通してエアクリ
    ーナをリヤクッションユニットの後方に配置したことを
    特徴とする自動二輪車。
JP3271844A 1991-09-25 1991-09-25 自動二輪車 Pending JPH0585454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3271844A JPH0585454A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 自動二輪車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3271844A JPH0585454A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 自動二輪車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0585454A true JPH0585454A (ja) 1993-04-06

Family

ID=17505665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3271844A Pending JPH0585454A (ja) 1991-09-25 1991-09-25 自動二輪車

Country Status (1)

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JP (1) JPH0585454A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2153723A1 (es) * 1996-09-12 2001-03-01 Honda Motor Co Ltd Estructura de bastidor de carroceria de motocicleta.
JP2007320533A (ja) * 2006-06-05 2007-12-13 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車
US8157041B2 (en) 2007-03-22 2012-04-17 Suzuki Kabushiki Kaisha Intake device for motorcycle

Cited By (4)

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US8157041B2 (en) 2007-03-22 2012-04-17 Suzuki Kabushiki Kaisha Intake device for motorcycle

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