JPH01275288A

JPH01275288A - 自動２輪車

Info

Publication number: JPH01275288A
Application number: JP10268788A
Authority: JP
Inventors: Akihiko Muramatsu; 村松　昭彦; Tateo Hirose; 広瀬　健郎; Hiroshi Kitagawa; 浩北川
Original assignee: Suzuki Motor Corp
Current assignee: Suzuki Motor Corp
Priority date: 1988-04-27
Filing date: 1988-04-27
Publication date: 1989-11-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）この発明は、エンジンブロックをフレームの一部とした
自動２輪車に関する。

（従来の技術）従来の自動２輪車にあっては、メインチューブ、ダウン
デユープ、ロアチコーブ等によってループ状の側面形状
をなすフレームを構成し、このフレームにエンジン等を
搭載する。さらに、このフレームにフロン１−サスペン
ションおよびリヤサスペンションを順次取りイ」（ブ、
メインチューブにシートレールを介してシートを取り付
ける。

また、エンジンには各種の神器が必要であり、容積の大
きい；ｂのとしては燃料タンクやエアクリーナ等がある
。これらは限られた空間を有効に利用して充分な容積を
確保するよう配置される。

（発明が解決しようとづる課題）上述のように、従来の自動２輪車ではフレームが必須の
構成部品であり、このフレームにエンジン等の各種部品
が順次組み付りられる。したがって、生産ラインが長く
なり、また部品点数も多いので、生産性の向上およびコ
ストの低減に限界がある。

この発明は、上記事実を考慮してなされたものであり、
車両の基本構造を改良して、生産性を向上させかつコス
トの低減を図ることができる自動２輪車を提供すること
を目的とする。

（発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明は、エンジンおよびミッションケースを備えて
なるエンジンブロックがフレームとして機能し、このエ
ンジンブロックに、前輪およびフロントフォークユニッ
ト等を備えてなるフ［１ントザスペンシヨンブロツクと
、後輪およびリャクッションユニツ１〜等を備えてなる
リヤサスペンションブロックと、フューエルタンクおよ
びシート等を備えてなるヒンターブロックとがそれぞれ
個別に製造されて組み付けられたものである。

（作用）したがって、この発明に係る自動２輪車にＪ：れば、エ
ンジンブロック、フロン１〜ザスペンシヨンブロツク、
リヤサスペンションブロックおよびセンタブロックを個
別に製造した後、これらの各ブロックを組み付（プて自
動２輪車を生産することから、自動２輪車に取り付（プ
られる部品のユニット化が図られ、生産ラインが短縮し
て生産性が向上するとともに、フレーム等が不要になる
ので部品点数の削減ができ、コス１〜の低減を図ること
もできる。

（実施例）以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図はこの発明に係る自動２輪車の一実施例を示す側
面図、第２図は第１図の自動２輪車の各構成ブロックを
分離して示す側面図である。

この自動２輪車１は、車両中央に配置されるエンジンブ
ロック２がフレームの中核をなし、このエンジンブロッ
ク２にフロン１−リスペンションブロック３、リヤ′リ
ースペンションブロック４およびセンタブロック５が個
別に製造されて組み付【プられ、ざらにマフラブロック
６が組み付（プられて構成される。

エンジンブロック２はエンジン７と、このエンジン７の
車両下部に設けられたミッションケース８とを備えて成
る。エンジン７は、ミッヨンケース８に対し車両前上方
へ傾斜、例えば鉛直線に対し約４５°傾斜して延びる。

このエンジン７のシリンダブロック９およびシリンダヘ
ッド１０に図示しないピストンが収容され、シリンダブ
ロック９に排気ポート１１が形成される。

また、シリンダヘッド１０には図示しない燃焼室が形成
される。この燃焼室から、シリンダヘッド１０おＪ：び
ヘッドカバー１２を貫通する吸気通路１３が形成される
。この吸気通路１３は、上記ピストンの摺動方向に沿っ
て直線状に延びる。ヘッドカバー１２には、この吸気通
路１３の車両上方にキヤブレタ１４が直接接続される。

フロントサスペンションブロック３はブロック型フレー
ム１５、フロントフォーク１ニツト１６、ハンドル１７
および前輪１８等を備えて構成される。ブロック型フレ
ーム１５の車両前部にステアリングヘッド１９が一体ま
たは一体的に固着され、このステアリングヘッド１つに
フロントフＡ−りユニット１６が回転可能に支持される
。ハンドル１７はフロン１−）Ａ−クユニッ１〜１６の
上部に、前輪１８はフロントフォークユニツ１〜１６の
下部にそれぞれ取り付（プられる。

また、フロントフＡ−クユニツ１−１６に、ヘッドラン
プを含む電装アッセンブリ２０が取り付けられる。さら
に、フロントフォークユニット１６には、前輪１８を覆
うフロントフェンダ２１が固着される。これらのフロン
トフォークユニツ１〜１６、ハンドル１７および前輪１
８間に亘って、図示しないフロントブレーキアッセンブ
リが設けられる。

ブロック型フレーム１５には、車両上面および斜め下面
に開口２２．２３がそれぞれ設りられる。

また、ブロック型フレーム１５の下面両側に取付脚２４
が延設される。ブロック型フレーム１５は、この取付ｌ
ＡｌＩ２／Ｉを、取付ポル１〜２５を用いてシリンダヘ
ッド１０の両側面に締め付（プることにより、エンジン
ブロック２に固定される。このとぎ、ブロック型フレー
ム１５の開口２３がエンジンブロツク２のヘッドカバー
１２によって閉塞され、ブロックフレーム１５内にキレ
ブレタ１４が収容される。

ブロック型フレーム１５上面の開口２２にエアクリーナ
エレメント２６が設置され、ざらに開口２２にエアクリ
ーナキャップ２７が被せられる。

エアクリーナキャップ２７にはエンジン１〜２８が開口
される。こうして、ブロック型フレーム１５内はエアク
リーナキャップ２７と共にエアクリーナクースとして構
成される。インレット２８から吸入された空気は、エア
クリーナエレメント２６を通り浄化されてブロック型フ
レーム１５内に入り、キャブレタ１４に吸入される。

次に、リヤυスペンションユニツ１〜４はスイングアー
ム２９および後輪３０およびリヤクツションユニット３
１を備えて構成される。スイングアーム２９は、スイン
グアームブラケッ１−３２に揺動自在に取り付けられ、
このスイングアーム２９の先端部に後輪３０が支持され
る。また、スイングアーム２９には、後輪３０を覆うリ
ヤフェンダ３３がボルト等により固着される。これらス
イングアーム２９および後輪３０間に、図示しないリヤ
ブレーキアッセンブリが設置される。

リヤクツションユニット３１は、その上端部がスイング
アームブラケット３２の上端部に支持され、その下端部
がクツションリンク３４の先端に支持される。このクツ
ションリンク３４は、スイングアームブラケット３２の
下端部に回転可能に軸支される。また、クツションリン
ク３４の中央部にクツションロッド３５が軸支され、こ
のクツションロッド３５の他端部がスイングアーム２９
に支持される。したがって、スイングアーム２９は、ク
ツションロッド３５およびクツションリンク３４を介し
てリヤクツションユニット３１により緩衝懸架される。

このように構成されたリヤサスペンションユニット４に
おけるスイングアームブラケッ１〜３２が、エンジンブ
ロック２後縁部の取代ボス３６．３７にボルト３８等を
用いて固着される。

センタブ１］ツク５は、シート３９、フューエルタンク
４０およびシートテール４１等を備えて構成される。シ
ート３９およびシートテール４１はシートレール４２に
載置され、このシートレール４２がシートピラー４３に
よって補強される。また、フューエルタンク４０はシー
ト３９の前方に配置され、このフューエルタンク４０お
よびシー１へ３９の下部に図示しないバッテリが配置さ
れる。

そして、リヤサスペンションブロック５には、このバッ
テリに接続された図示しない電装配線が設りられる。こ
のＪζうに構成されたリヤサスペンションブロック５に
おけるシートレール４２およびシートピラー４３が、エ
ンジンブロック２の取付ボス４４．４５にそれぞれボル
ト等により固着される。

マフラーブロック６はエキゾーストパイプ４６と、この
エキゾーストパイプ４６に接続されたマフラー４７と、
ラジェターアッセンブリ４８とを有して成る。マフラー
４７にマフラステー４９が固定される。このマフラブロ
ック６の取付は次のようになされる。エンジンブロック
２にフロントリースペンションブロック３、すＡ７ザス
ペンシヨンブロツク４およびセンタブロック５を組み付
けた後、エキゾーストパイプ４６を排気ポー１〜１１が
形成されたシリンダヘッド１０に組み付け、マフラステ
ー４９をシートレール４２に組み付ける。

さらに、ラジェタ４８もエンジンブロック２に組み付け
る。

上記実施例ににれば、エンジンブロック２、フロントサ
スペンションブロック３、すＡ７サスペンシヨンブロツ
ク４、レンタブロック５およびマフラブロック６を個別
に製造してユニット化し、エンジンブロック２に、フロ
ントサスペンションブロック３、すＡ７サスペンシヨン
ブロツク４、センタブロック５およびマフラブロック６
を組み付けることから、自動２輪車１を構成する各種部
品をユニット化することができ、その結果生産ラインの
短縮が図られて生産性を向上させることができる。

また、エンジンブロック２をフレームどして機能させる
ので、メインチコーブ等の車体フレームを削除できる。

そのため、部品点数の削減化が図られ、コストを低減で
きる。

さらに、エンジンブロック２の」三方からスデアリング
ヘッド１９に至る大きなデッドスペースを利用して充分
な容量のエアクリーナケースを形成できる。さらに、ボ
ックス型フレーム１５の下面を開放して、ヘッドカバー
１２に被せるようにしたので、ヘッドカバー上に装備し
たキャブレタをボックスフレーム１５内に収容できる。

その結果、エンジンブロック２後上方のスペースがあき
、この部分にフューエルタンク４０を延在させることが
でき、その結果フューエルタンクの容量を大きく設定で
きる。

また、キャブレタ１４がエアクリーナケースとして機能
するブロック型フレーム１５内に収容されたことから、
■アクリーナとキャブレタを接続する配管が不要になり
、車両の外観を簡素化できる。

ざらに、ブロック型フレーム１５の剛性、およびキャブ
レタ１４がブロック型フレーム１５内に収容されたこと
ににる凹凸面の存在にＪｚって、吸入騒音を抑制できる
。

また、各構成ブロック例えばフロントサスペンションブ
ロック３のボックス型フレーム１５をエンジンブロック
２から取り外すことにより、前輪１８周りの補修作業が
容易になり、車両の整備性を向上させることかできる。

〔発明の効果〕以上のＪ、うに、この発明に係る自動２輪車によれば、
エンジンブロックがフレームとして機能し、このエンジ
ンブロックにフロントリースペンションブロック、リヤ
ナスペンションブロックおにびセンタブロックがそれぞ
れ個別に製造されて組みイ１（プられたことから、自動
２輪車の構成部品をユニツ１〜化できる。その結果、生
産ラインを短縮化でき、生産性を向上させることができ
る。と同時に、エンジンブロックがフレームとして機能
し、フレームが必要な（なるので部品点数を削減でき、
コス１〜の低減を図ることかできる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係る自動２輪車の一実施例を示す側
面図、第２図は第１図の自動２輪車の各構成ブロックを
分離して示す側面図である。１・・・自動２輪車、２・・・エンジンブロック、３・
・・フロントサスペンションブロック、４・・・すＡ７
ナスペンシヨンブロツク、５・・・センタブロック、６
・・・マフラブロック、７・・・エンジン、８・・・ミ
ッションケース、１５・・・ブロック型フレーム、１６
・・・フロン１〜フォークユニツｌ−１１８・・・前輪
、２４・・・取付脚、２９・・・スイングアーム、３０
・・・後輪、３２・・・リヤクツションユニット、３６
．３７・・・取イ１ボス、３９・・・シート、４０・・
・フューエルタンク、４４．４５・・・取付ボス。

Claims

【特許請求の範囲】

エンジンおよびミッションケースを備えてなるエンジン
ブロックがフレームとして機能し、このエンジンブロッ
クに、前輪およびフロントフォークユニット等を備えて
なるフロントサスペンシヨンブロックと、後輪およびリ
ヤクッションユニット等を備えてなるリヤサスペンショ
ンブロックと、フューエルタンクおよびシート等を備え
てなるセンターブロックとがそれぞれ個別に製造されて
組み付けられたことを特徴とする自動２輪車。